説明

建設資材とその製造法

【課題】壁面に取り付ける磁石の磁力線を変えることで、重量にも耐えられる棚なども取り付ける事ができる建設資材の作成。
【解決手段】高耐水、高耐力の主原料となる材料をゲル状又は液体状とし、磁気に反応する鉄、18-8ステンレス鋼フェライトなどの金属の顆粒又は繊維を混入させてゲル状又は液状の状態の主原料に必要とする面積分に磁気を中心材2の表となる面に与える事でこの磁気に吸い寄せられた金属粒5又は金属繊維は中心材の表面に集中させ、その直後に硬化させる。磁気を与える装置は、直線型、ドラム方式などが考えられ、磁気は永久磁石と電磁石を使う方法がありどの方法でも目的は達成できる。更に高耐水性、高耐力材1,3でサンドイッチする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は主に水回りの壁材に使用する建設資材とその製造方法であり。この製造方法を用いた建設資材は壁面の有効利用を行うことが出来る。
【背景技術】
【0002】
本発明は、主にキッチンパネルに使用されている材質に、壁面に磁気を吸着させ紙や棚などを簡単に設置させたいという希望をかなえるには、鉄材に耐水加工を施すことで充分である。しかし現有する材質は鉄板であるので加工に難易さがある。本発明は加工及び、耐水性を長期にわたって担保し、材料の混合度合いを変える事で、重量物まで壁面に装着出来ることが最大の発明である。しかも、現在の建設資材は表面に傷が入ると内部に水などが浸透して錆が発生し、錆の連鎖が起こりやすい。これらを解決する建設資材は製造上の技術的な問題で製造されていなかった。
【0003】
すなわちキッチンなどで壁材を選択する場合、台所に磁気を利用した壁面利用方法があるが、一般的には鉄材に耐水加工をしているという構造のため、一度耐水加工の場所が傷などにより破壊されると、サンドイッチされている磁性体材料が連鎖的に錆びていくという欠点があった。しかも鉄板であるため現地での加工が難しいという難点もあった。
【0004】
その欠点は、水周りで使用する材料では連鎖的に錆びるという欠点は致命的である。
【0005】
この改善策として、磁気に反応する材料を高耐水。高耐力の主原料となる材料をゲル状又は液体状の中に磁気に反応する鉄、18-8ステンレス鋼フェライトなどの金属の顆粒又は繊維を混入させてゲル状又は液状の状態の主原料に必要とする面積分に1〜100万ガウスの磁力線を中心材の表となる面に与える事でこの磁気に吸い寄せられた金属粒、又は金属繊維は中心材の表面に集中させ、その直後に硬化させる事で、問題は解決できる。磁気の与え方はパネル全体に磁気を与える方法と、磁気を移動させて与える方法、又は材料を移動させて与える方法がある。さらに磁気を与える装置は、直線型、ドラム方式などが考えられ、磁気は永久磁石と電磁石を使う方法があり、さらに表面材と中心材の間に噴霧用のノズルを挟み込む形で噴霧して混入させるどの方法でも目的は達成できる。さらに、この材料を更に高耐水性、高耐力材質でサンドイッチするという構造を持つ建築資材である。
【特許文献1】特開2000-119998号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は建設資材の作用面からの錆の浸透を止め錆の連鎖も止めるものであり、建設資材の作成手段である。更に壁面に取り付ける磁石の磁力線を変えることで、重量にも耐えられる棚なども取り付ける事ができる。この製品を作成するには壁面材の作成方法が重要となり、磁気に反応する材料を高耐水。高耐力の主原料となる材料をゲル状又は液体状の中に磁気に反応する鉄、18-8ステンレス鋼フェライトなどの金属の顆粒又は繊維を混入させてゲル状又は液状の状態の主原料に必要とする面積分に磁気を中心材の表となる面に与える事でこの磁気に吸い寄せられた金属粒、又は金属繊維は中心材の表面に集中させ、その直後に硬化させる事で、問題は解決できる。磁気の与え方はパネル全体に磁気を与える方法と、磁気を移動させて与える方法、又は材料を移動させて与える方法がある。磁気を与える装置は、直線型、ドラム方式などが考えられ、磁気は永久磁石と電磁石を使う方法がありどの方法でも目的は達成できる。さらに、この材料を更に高耐水性、高耐力材質でサンドイッチするという構造を持つ建築資材で解決できる。更に耐火性を求めれば、石膏ボードなどの材料に混入させることも可能であるが、その際は鉄粉をあらかじめ耐水加工をする事が望ましい。
さらに、金属素材を混入するには、表面材と中心材の間に噴霧用のノズルを挟み込む形で噴霧して混入させると磁気を使用せずに製造することも可能である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この改善策として、磁気に反応する材料を高耐水。高耐力の主原料となる材料をゲル状又は液体状の中に磁気に反応する鉄、18-8ステンレス鋼フェライトなどの金属の顆粒又は繊維を混入させてゲル状又は液状の状態の主原料に必要とする面積分に磁気を中心材の表となる面に与える事でこの磁気に吸い寄せられた金属粒、又は金属繊維は中心材の表面に集中させ、その直後に硬化させる事で、問題は解決できる。磁気の与え方はパネル全体に磁気を与える方法と、磁気を移動させて与える方法、又は材料を移動させて与える方法がある。磁気を与える装置は、直線型、ドラム方式などが考えられ、磁気は永久磁石と電磁石を使う方法があり。さらに表面材と中心材の間に噴霧用のノズルを挟み込む形で噴霧して混入させるどの方法でも目的は達成できる。さらに、この材料を更に高耐水性、高耐力材質でサンドイッチするという構造を持つ建築資材である。
すなわち本発明は磁気に反応する材料を耐水性、高耐力がある材料の中に練りこんだ、もしくは編みこむことで錆の連鎖的を防止できる建設資材の製造方法と建設資材である。
【発明の効果】
【0008】
キッチンパネルや壁材であり、表面材と磁気に反応する素材と裏面材からなる加工が安易な建設資材の製造法を提供する。
本発明の建築資材は鉄をそのまま切断するのではないので現場での加工も安易に出来、従来からあるホーローなどによる加工とは異なり表面からの水の浸透を防止しさびの連鎖も防止できる。また切除後の切断面の処理も安易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1に示すように、本発明を実施するには耐水性の物質の中に磁気に反応する材料、鉄やニッケルなどを練りこむ事で解決するが、その製造方法がゲル状又は液状の物質の中混入させるとき表面に密度が高く、裏面に密度が低く出来る建設資材を作ることが出来る。更に保護膜として両面に耐水性の材質でサンドイッチ構造を行うことで実施できる。
本発明は、鉄などの建設資材ではなく外見上布、紙、又は大理石などの天然資材のように見えるにもかかわらず磁石を用いて、紙や、棚などを、押しピンやセロテープ、ねじくぎなどの接着剤を用いることなく固定させたり外したりできる。
【実施例1】
【0010】
図1は本発明の斜視図である。主となる材料2の中に磁性体に反応する物質を練りこんだ図である1は表面材、3は裏面材で1と3でサンドイッチした図である。4は表面材に任意の模様をつけた状態である。
【0011】
図2は本発明の中心材の金属片の分布図であり、
5は中心素材に金属片を混入させて磁気を与えた金属片の分布図である、表面9に近いほど密度が高くなっている10は裏面である。
【0012】
図3は主原料に磁気を与える様子である。
6及び11は磁気を与える装置で6は固定型11は装置が回転して磁界を与える方式であり、それぞれ直流磁界と交番磁界がありどちらも利用できる。磁気は固定式と、移動式が考えられどちらも本発明には利用可能である。Hは主原料を固定して磁気を与える装置が移動する方法の図である。
【0013】
図4は磁気を使わずに被磁性体を混入させる方法であり、表面材1と中心材2の接着寸前に鉄粉など5を噴射して混入させる方法である。
7は鉄粉などを噴射する装置で下方に向けて無数の噴射用穴8が開いている。表面材1と中心材2が張り合わされる直前に鉄粉を噴射して直後に接着する様子である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】パネルの表面材に磁気に反応する磁性体を分布させた状態と、絵柄を表面材に書き込んだ図である。
【図2】中心材に磁気に反応する磁性体を分布させた状態
【図3】中心材に磁気を与える方法の図
【図4】中心材の表面側に鉄粉などを噴霧する様子
【符号の説明】
【0015】
1 表面材
2 中心材
3 裏面材
4 任意の図柄
5 被磁性体、鉄粉など
6 磁気を与える装置
7 被磁性体を噴射する装置
8 被磁性体を噴射する穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キッチンパネルや壁材であり、表面材と磁気に反応する中心材と裏面材からなる加工が安易な建設資材の製造法。
【請求項2】
表面材と磁気に反応する中心材と裏面材からなる建築資材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−7800(P2009−7800A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−169065(P2007−169065)
【出願日】平成19年6月27日(2007.6.27)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.セロテープ
【出願人】(306027127)
【Fターム(参考)】