説明

弁、およびこうした弁を有する投与装置

弁、およびこうした弁を有する投与装置
流体投与弁であって、弁本体(10)と、当該弁本体(10)の中で休止位置と投与位置との間をスライド移動することが可能な弁部材(20)とを有し、当該弁部材(20)は投与開口部(25)を有し、前記弁はさらに、弁部材(20)の被誘導部分(29)と協働する軸方向の誘導部品(15)を有し、当該被誘導部分(29)は前記投与開口部(25)から遠い位置にある、という前記弁。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁、およびこうした弁を有する流体投与装置に関する。さらに具体的に言えば、本発明は特に定量弁に適用される。
【背景技術】
【0002】
従来技術では、そうした弁は公知である。一般的に、これらの弁は弁本体を有し、当該弁本体の中で弁部材が、休止位置と投与位置との間をスライド移動し、当該投与位置において当該弁部材は通常軸方向に弁本体の中に入れられる。1つまたは複数の密封ガスケットが弁部材と弁本体との間に置かれた形で、弁部材は弁本体に対しスライド移動され、流体は確実に安全かつ信頼性のある形で投与される。こうした弁に存在し得る問題は駆動中の漏洩リスク、したがって流体の不適切な投与に関連する。例として、こうしたことは、ユーザが弁を駆動するため正確には軸方向とは言えない力を弁部材に加えた際に起こる。これにより、弁部材はその中心軸に対しややずれてしまい、そのため密封ガスケットと前記弁部材との間の接合部において漏洩が生じるリスクを冒すことになりかねない。このことは、弁が定量弁である(すなわち、弁が定量チャンバを有し、当該定量チャンバにより、弁の1回の駆動につき投与される精密な流体の量または「ドーズ」分が規定される)場合、特に問題となる。具体的に言えば、医薬品における定量ドーズの誤差または非再現性は、ユーザにとって有害となり得る。特に定量弁に存在するもう1つの問題は、弁の駆動と駆動の間に装置が保管されることになった場合の、定量ドーズの正確さおよび再現性に関する。一般的に、定量弁は充てんチャネルを有し、当該充てんチャネルにより、1ドーズ分の投与が済むと定量チャンバを充てんすることができ、その間に弁部材はその投与位置から休止位置まで戻る。こうした充てんは、弁が上下逆に使用される場合の重力および/あるいは直前に投与されたドーズ分による吸い込み力により行われる。したがって、弁が上向きに保管された場合、流体が充てんチャネルを通って容器の中に逆流し、これにより、定量チャンバの中に格納された量が減少し、定量ドーズの正確さと再現性とが損なわれる、というリスクがある。このことは、同様に、医薬品のユーザにとって重大な結果を招くことになりかねない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記の問題を生じない流体投与弁(具体的に言えば、定量弁)を提供することを目的とする。さらに具体的に言えば、本発明は、弁の1回の駆動ごとの定量ドーズの優れた正確さと再現性とを保証する、という弁を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、ユーザが完全には軸方向とは言えない力を弁部材に加えた際でも前記弁が安全かつ信頼性のある形で動作することを保証する、という弁を提供することである。
【0004】
本発明のさらに別の目的は、製造および組み立てが容易かつ低コストである、という弁を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は、流体投与弁であって、弁本体と、当該弁本体の中で休止位置と投与位置との間をスライド移動することが可能な弁部材とを有し、当該弁部材は投与開口部を有し、前記弁はさらに、弁部材の被誘導部分と協働する軸方向の誘導部品を有し、当該被誘導部分は前記投与開口部から遠い位置にある、という前記弁を提供する。
【発明の効果】
【0006】
効果的な構成として、前記誘導部品は、具体的に言えば前記弁本体と一体化されて作られた形で当該弁本体に固着されていることする。
また、効果的な構成として、前記誘導部品は中空のスリーブで、当該中空のスリーブの内径は、当該中空のスリーブの中をスライド移動することが可能な弁部材の被誘導部分の外径とほぼ等しいこととする。
第1の実施の形態において、前記中空のスリーブは、止まり穴を有することとする。
第2の実施の形態において、前記中空のスリーブは、貫通穴を有することとする。
効果的な構成として、前記弁は定量チャンバを有する定量弁で、前記弁部材は投与チャネルと充てんチャネルとを有し、前記投与チャネルは、弁部材がその投与位置にある際に定量チャンバを前記投与開口部に接続し、前記充てんチャネルは、弁部材がその休止位置に戻る際に前記定量弁を充てんするためのものであることとする。
また、効果的な構成として、前記弁部材は、投与開口部を有する上側部分と前記被誘導部分を有する下側部分とを有し、前記上側部分と下側部分とが相互に組み付けられ一体となることで、前記充てんチャネルが形作られていることとする。
また、効果的な構成として、弁部材の下側部分は止まり穴を有し、当該止まり穴は2つの側面貫通開口部を有し、当該開口部のうち1つは、弁部材がその休止位置にある際に定量チャンバに開き、弁部材の上側部分は前記止まり穴にはめ込まれることで、当該止まり穴を軸方向に閉じることとする。
【0007】
第1の実施の形態において、弁部材の下側部分の止まり穴には、軸方向の中央チャネルが形成されており、当該中央チャネルは前記2つの側面開口部に接続され、それによって前記充てんチャネルを形成しており、弁部材の前記上側部分の下側端部に、前記中央チャネルが軸方向に形作られていることとする。
また、効果的な構成として、前記中央チャネルの横断面は多角形で、具体的に言えば三角形であることとする。
第2の実施の形態において、弁部材の上側部分は溝を有し、当該溝は軸方向に延び、弁部材の前記下側部分の前記止まり穴と協働して充てんチャネルの少なくとも一部分を形作っていることとする。
効果的な構成として、前記側面開口部のうち少なくとも1つは部分的に円錐状で、止まり穴に向かって先細りになっていることとする。
また、効果的な構成として、前記少なくとも1つの円錐状の開口部の最小径は約0.3mmであることとする。
さらに、本発明は、上記の弁を有する流体投与装置を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明に関する他の特徴および効果については、添付図面を参照しながら、非限定的な例として示す本発明の複数の実施の形態に関する以下の詳細な説明を読めば、さらに明らかになるだろう。
図を参照する。弁は弁本体10を有し、当該弁本体の中で弁部材20が、休止位置(図1、2、および5に示す)と投与位置(図示せず)との間をスライド移動するようになっており、当該投与位置において当該弁部材は軸方向に弁本体10の中に入れられる。
【0009】
弁部材20は投与開口部25を有し、さらに、本発明の第1の側面においては、当該投与開口部25から遠く離れた部分29を有する。本発明において、部分29は軸方向の誘導部品15と協働し、そのため、弁部材20は必ず弁の中心軸Xと完全に一直線上に移動する。完全な軸方向の誘導を保証するため、誘導部品15と協働する弁部材20の被誘導部分29は、効果的な構成として、弁部材20の端部のうち投与開口部25から遠い方に形成されている。好ましい構成として、軸方向の誘導部品15は当該弁本体10に固着されており、具体的には、図1、2、そして5に示されるように前記弁本体10と一体化されて作られている。効果的な構成として、誘導部品15は中空のスリーブの形で作り、その内径は、当該中空のスリーブの中でスライド移動する弁部材20の被誘導部分29の外径とほぼ等しい、とすることができる。また、必須ではないが、図2および3に示すように、前記誘導部品15には流体が流れるための溝16を1つまたは複数設け、流体が容器(図示せず)から弁本体10の内部、弁部材の前記被誘導部分29の周囲まで流れることを可能にする、としてもよい。また、効果的な構成として、前記少なくとも1つの溝により、場合によっては有効成分が前記部分のうち1つに堆積することから生じる弁部材と弁本体との焼き付きのリスクを回避することがさらに可能となる。変形例において、図1に概略的に示すように、流体の通路を弁本体10の側壁に作ってもよい。この形ならば、誘導部品を形成する中空のスリーブ15は、図1に示すように止まり穴を有する、とすることができる。図2および5に示す別の変形例では、貫通穴を有するスリーブ15が見られ、必須ではないが、弁部材20がその投与位置まで入れられた際には、当該弁部材は弁本体10から容器(図示せず)の中に突き出すことができる。特に図3の断面図に明らかに示すように、ユーザが中心軸Xに正確には平行とは言えない力を加えたとしても、弁部材の被誘導部分29、したがって弁部材全体の移動を軸方向に誘導する誘導部品15のおかげで、前記軸Xに沿って移動中に当該弁部材がそれることはあり得ない。駆動中、特に弁の上部ガスケットにおいて、弁部材がずれるリスクは完全に回避され、したがって漏洩のリスクも回避される。
【0010】
本発明の効果的な実施の形態において、弁は定量弁である(すなわち、定量チャンバ30を有する)。効果的な構成として、弁部材20は投与チャネル24を有し、当該投与チャネルは、弁部材がその投与位置にある際、定量チャンバ30を投与開口部25に接続する。また、効果的な構成として、弁部材がその投与位置から休止位置まで戻る間に定量チャンバ30を充てんするための充てんチャネル26が設けられている。特に、弁が上下逆に使用されるにもかかわらず、上向きに保管される場合、弁の駆動と駆動の間もドーズ分を定量チャンバ30の中に保持する、という問題が存在し得る。この問題を解消するため、本発明は、充てんチャネル26の断面をできる限り小さくし、定量チャンバに格納された流体が当該チャネルを通って容器に逆流しないようにする、という形を提案する。
【0011】
図1、2、そして4に示すのは、第1の実施の形態である。この第1の実施の形態において、弁部材20は投与開口部25が組み込まれた上側部分21と、被誘導部分29が組み込まれた下側部分22とを有する。上側部分21と下側部分22とは、好ましい構成として耐漏洩様態で相互に組み付けられ一体となっており、これには充てんチャネル26が少なくとも部分的に形作られている。図1、2、そして4の実施の形態において、弁部材20の下側部分22は止まり穴23を有し、当該穴は2つの側面貫通開口部27、28を有する。当該開口部のうち一方は弁部材20がその休止位置にある際に定量チャンバ30の中に開き、他方の開口部は定量チャンバ30の外側、容器に接続された部分に開いている。この第1の実施の形態において、弁部材の下側部分22の止まり穴23は軸方向の中央チャネル23を形成し、当該軸方向の中央チャネルは前記2つの側面貫通開口部27、28に接続されており、したがって、当該中央チャネル23と当該側面開口部27、28とが前記充てんチャネル26を形成している。好ましい構成として、弁部材20の上側部分21は止まり穴23にはめ込まれ、当該止まり穴23を軸方向に閉じ、この第1の変形例において前記充てんチャネル26を軸方向に形作っている。効果的な構成として、中央チャネル23の横断面は多角形で、図4に示すように三角形であることが好ましい。このことにより、流体とチャネルとの接触面積を大きくし、同時に、前記チャネルの断面を小さくし、弁が上向きに保管されても、流体が当該チャネルを通って逆流することを制限、さらには防止することが可能となる。この保持力をさらに向上させるため、前記側面開口部27、28のうち少なくとも1つ(好ましい構成として両方)が、図1および2に示すように、部分的(好ましい構成として全体的)に円錐状で、中央チャネル23の内部に向かって先細りする形となっている。効果的な構成として、円錐状の開口部の最小径は約0.3mmである。こうした径ならば、定量チャンバ30に格納された流体が充てんチャネル26を通って逆流することは実際的に不可能である。径が小さすぎて流体を重力のみにより送り出すことはできないからである。穴を円錐の形状とすることで、当該穴の最小径は約0.3mmという極めて小さい値とすることができる。こうしたサイズの筒状の穴を成形するための筒状のピンは過度に脆いものとなるはずなので、径が約0.3mmである、という寸法の筒状の貫通穴を作るのは極めて困難かつ高コストになるだろう。しかし、チャネル23の内部に向かって先細りする円錐状の穴を設けることにより、所望の結果が得られる。すなわち、定量チャンバ30の中にドーズ分を保持すると共に、端部のうち一方のみが約0.3mmの小さな寸法を有する、という極めて頑丈な円錐状のピンを用いて容易かつ低コストに穴の成形および形成ができる。
【0012】
図5乃至8に示すのは、本発明の別の実施の形態である。この実施の形態において、充てんチャネル26は部分的に溝23’により形作られており、当該溝23’は、弁部材の上側部分21に設けられ、前記止まり穴23と協働して充てんチャネル26を少なくとも部分的に形作っている。この実施の形態により、径が第1の実施の形態のものよりさらに小さく、ドーズ分を定量チャンバ30の中にさらに確実に保持する、という充てんチャネルを作ることができる。この実施の形態において、図5、6、そして7に示すように、貫通穴27、28は、部分的にのみ円錐状であっても、さらには寸法がより大きな完全な筒状であってもよく、保持力は、主に穴によってではなく、前記溝23’の充てんチャネル26の断面が極めて小さいことにより実現される。充てんチャネルの形成は、この形態においても同様に、弁部材の上側部分21を当該弁部材の下側部分22にはめ込むことでなされ、長期間の保管の間でさえ適切な保持力が実現される。当然のことながら、溝23’の形状と寸法とは、図7および8に示すように、必要条件に応じ、具体的には、定量チャンバの適切な充てんを保証すると同時に、ドーズ分が定量チャンバ30の中にある際これの完全な保持を実現することで当該ドーズ分の損失を回避するために、変化させることができる。充てんは、溝23’の断面が極めて小さいにもかかわらず行うことができる。これは、具体的に言えば、弁部材20が戻しスプリング50によりその投与位置から休止位置まで戻される際、弁は通常上下逆さまであり、充てんは重力によって行われるだけでなく、直前のドーズ分の投与中に前記定量チャンバの内部に生じる吸い込み力によっても行われるからである。
【0013】
当然のことながら、定量チャンバ30の中のドーズ分の適切な保持を実現する充てんチャネル26と、弁部材20を誘導し当該弁部材が正確に軸方向に移動されることを確実にする誘導手段15とを組み合わせることにより、弁の1回の駆動ごとに定量ドーズの再現性と高度な正確さとが保証される。しかし、理解すべき点として、これらの点は必要条件に応じてそれぞれ別個に提供することができる。
【0014】
ここまで、本発明に関して複数の実施の形態を参照しながら説明してきたが、本発明が図示された実施の形態に限定されないことは明らかである。それどころか、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を逸脱しない形でいかなる有益な変形も施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1の実施の形態を構成する弁の概略断面図である。
【図2】図1と同様の図であり、本発明の別の実施の形態を示す図である。
【図3】図2の切断線CCにおける断面図である。
【図4】図2の切断線BBにおける断面図である。
【図5】図1および2と同様の図であり、本発明の別の実施の形態を示す図である。
【図6】図5の細部Aの拡大図である。
【図7】図5の切断線BBにおける断面図である。
【図8】図2の切断線CCにおける断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体投与弁であって、
弁本体(10)と、当該弁本体(10)の中で休止位置と投与位置との間をスライド移動することが可能な弁部材(20)とを有し、当該弁部材(20)は投与開口部(25)を有し、
特徴となるのは、
弁部材(20)の被誘導部分(29)と協働する軸方向の誘導部品(15)を有し、当該被誘導部分(29)は前記投与開口部(25)から遠い位置にあることである、
という前記弁。
【請求項2】
前記誘導部品(15)は、具体的に言えば前記弁本体(10)と一体化されて作られた形で当該弁本体(10)に固着されていること、
を特徴とする請求項1に記載の弁。
【請求項3】
前記誘導部品(15)は中空のスリーブで、当該中空のスリーブの内径は、当該中空のスリーブの中をスライド移動することが可能な弁部材の被誘導部分(29)の外径とほぼ等しいこと、
を特徴とする請求項1または2に記載の弁。
【請求項4】
前記中空のスリーブ(15)は、止まり穴を有すること、
を特徴とする請求項3に記載の弁。
【請求項5】
前記中空のスリーブ(15)は、貫通穴を有すること、
を特徴とする請求項3に記載の弁。
【請求項6】
前記弁は定量チャンバ(30)を有する定量弁で、前記弁部材(20)は投与チャネル(24)と充てんチャネル(26)とを有し、前記投与チャネル(24)は、弁部材(20)がその投与位置にある際に定量チャンバ(30)を前記投与開口部(25)に接続し、前記充てんチャネル(26)は、弁部材(20)がその休止位置に戻る際に前記定量弁(30)を充てんするためのものであること、
を特徴とする請求項1乃至5に記載の弁。
【請求項7】
前記弁部材(20)は、投与開口部(25)を有する上側部分(21)と前記被誘導部分(29)を有する下側部分(22)とを有し、前記上側部分(21)と下側部分(22)とが相互に組み付けられ一体となることで、前記充てんチャネル(26)が形作られていること、
を特徴とする請求項6に記載の弁。
【請求項8】
弁部材(20)の下側部分(22)は止まり穴(23)を有し、当該止まり穴(23)は2つの側面貫通開口部(27、28)を有し、当該開口部(27、28)のうち1つは、弁部材がその休止位置(20)にある際に定量チャンバ(30)に開き、弁部材(20)の上側部分(21)は前記止まり穴(23)にはめ込まれることで、当該止まり穴(23)を軸方向に閉じること、
を特徴とする請求項7に記載の弁。
【請求項9】
弁部材(20)の下側部分(22)の止まり穴(23)には、軸方向の中央チャネル(23)が形成されており、当該中央チャネル(23)は前記2つの側面開口部(27、28)に接続され、それによって前記充てんチャネル(26)を形成しており、弁部材(20)の前記上側部分(21)の下側端部に、前記中央チャネル(23)が軸方向に形作られていること、
を特徴とする請求項8に記載の弁。
【請求項10】
前記中央チャネル(23)の横断面は多角形で、具体的に言えば三角形であること、
を特徴とする請求項9に記載の弁。
【請求項11】
弁部材の上側部分(21)は溝(23’)を有し、当該溝(23’)は軸方向に延び、弁部材(20)の前記下側部分の前記止まり穴(23)と協働して充てんチャネル(26)の少なくとも一部分を形作っていること、
を特徴とする請求項8に記載の弁。
【請求項12】
前記側面開口部(27、28)のうち少なくとも1つは部分的に円錐状で、止まり穴(23)に向かって先細りになっていること、
を特徴とする請求項8乃至11に記載の弁。
【請求項13】
前記少なくとも1つの円錐状の開口部(27、28)の最小径は約0.3mmであること、
を特徴とする請求項12に記載の弁。
【請求項14】
請求項1乃至13のいずれかに記載の弁を有すること、
を特徴とする流体投与装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2007−533558(P2007−533558A)
【公表日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−530456(P2006−530456)
【出願日】平成16年10月4日(2004.10.4)
【国際出願番号】PCT/FR2004/050481
【国際公開番号】WO2005/032970
【国際公開日】平成17年4月14日(2005.4.14)
【出願人】(502343252)バルワー エス.アー.エス. (144)
【Fターム(参考)】