説明

循環穀物乾燥装置

【課題】 米麦及び豆仕様の穀物乾燥機であっても、小粒の菜種、粟、稗、胡麻、砕け米等を乾燥部を良好に流下させ、排風胴及び吸引送風機から小粒乾燥物を機外に排出させない循環穀物乾燥装置を提供する。
【解決手段】 循環穀物乾燥装置の乾燥部を構成する、乾燥通路の排風層に、排風層と乾燥層を仕切る隔壁多孔板と平行に若干の距離をもって、隔壁多孔板の孔の径より、若干小径の多孔板で構成される層内多孔板を設ける。この層内多孔板は、排風室から着脱自在であって、排風層出口方向に設置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小粒の菜種、粟、稗、胡麻、砕け米等を乾燥する循環穀物乾燥装置に関する。
【背景技術】
【0002】
排風と共に穀物が乾燥機本体外に排出されないように構成された装置、例えば特開2001−033163公報(特許文献1)が公知となっている。
【0003】
特許文献1では、穀物流下層の下端部にその下方の底板又はスクリューコンベアとの間で形成される間隙部を排風ファンに近い側から遠い側に向けて縦方向の幅を徐々に大きくする規制板を設けて、繰出しバルブから繰出される穀物が、繰出しバルブの下方を通過する排風と共に排風ファンに吸引され乾燥機外に放出されるのを防止するようになっている。
【0004】
さらに、乾燥機内に投入された穀類に混入する未熟な穀物や粃、藁屑等の穀物より軽量な異物が排風路からの吸引作用によって、乾燥機本体外に排出されないように、集穀部と排風路との間を遮蔽する遮蔽部材を設けた構成は特開2006−329509公報(特許文献2)に記されている。
【0005】
【特許文献1】特開2001−033163公報
【特許文献1】特開2006−329509公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、穀物の種類の多様化により、乾燥物の種類も増え、例えば菜種、粟、稗、胡麻、砕け米等の小粒の乾燥物を、大量に乾燥しかも均一に乾燥できる乾燥機が望まれるところである。
【0007】
しかしながら、米麦及び豆仕様の穀物乾燥機であっては、穀物が流下する乾燥部の多孔板の孔径が、それら小粒の穀物より大径であることと、大風量の吸引送風機の乾燥風によって乾燥部の多孔板の孔を通過した小粒の乾燥物が、乾燥機内の排風路や送風機から機外に排出されてしまうので、米麦豆用の穀物乾燥機では、小粒物の乾燥は不可能であった。
【0008】
そこで、乾燥物を機外に排出されないよう、乾燥風を少量とした乾燥機で小粒の乾燥物の乾燥を行った実験を試みたが、乾燥部の通風量が乾燥場所によって均一でなくなり、良好な乾燥を行うことが出来なくなってしまうことが確認できた。さらに、乾燥部の多孔板の孔を小粒物に合わせて小径にし、小粒の乾燥物が多孔板の孔を通過しないように構成すると、乾燥部の多孔板のそれぞれの孔に小粒の乾燥物や、目の細かいゴミや、針状・糸状のゴミが多孔板に刺さり小粒穀物の流下を阻害し通風を妨げ、良好な乾燥を行うことが出来なくなることを実験で確認している。
【0009】
そこで本発明では、米麦及び豆仕様の穀物乾燥機を利用して、小粒の菜種、粟、稗、胡麻、砕け米等を乾燥部を良好に流下させ、排風胴及び吸引送風機から小粒乾燥物を機外に排出させない循環穀物乾燥装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明は、請求項1ないし請求項6に係わる循環穀物乾燥装置を提案する。
【0011】
即ち、請求項1に係わる循環穀物乾燥装置は、上部から貯留槽、乾燥部、集穀部を配置し、集穀部と貯留槽を繋ぐ搬送装置によって、穀物を集穀部から貯留槽へ楊穀し、貯留槽、乾燥部、集穀部を流下しながら、排風室からの吸引作用によって、熱風室から供給される熱風若しくは温風を、乾燥部において穀物に通風する循環穀物乾燥装置であって、乾燥部には、熱風室に連通する熱風層と、穀物が流下する乾燥層と、排風室に連通する排風層を複数備え、排風層内には、排風層と隣り合う乾燥層とを隔てる隔壁多孔板と距離を保って、層内多孔板を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項2に係わる循環穀物乾燥装置は、請求項1記載の循環穀物乾燥装置において、排風層内に設けられた層内多孔板は、隔壁多孔板の面と平行に配置されたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項3に係わる循環穀物乾燥装置は、請求項1又は請求項2記載の循環穀物乾燥装置において、層内多孔板は、排風層のその全長より短長であって、排風室寄りに設けられたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項4に係わる循環穀物乾燥装置は、請求項1、2又は請求項3記載の循環穀物乾燥装置において、層内多孔板は、排風室に接して排風層に設けられたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項5に係わる循環穀物乾燥装置は、請求項1、2、3又は請求項4記載の循環穀物乾燥装置において、層内多孔板の孔は、隔壁多孔板の孔より、その径が小径であることを特徴とするものである。
【0016】
請求項6に係わる循環穀物乾燥装置は、請求項1、2、3、4又は請求項5記載の循環穀物乾燥装置において、層内多孔板は、排風室から着脱自在であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0017】
米麦及び豆仕様の穀物乾燥機であっても、小粒の菜種、粟、稗、胡麻、砕け米等を乾燥部の乾燥層を良好に流下さることができるものである。即ち、たとえ乾燥層の隔壁多孔板の孔から小粒の乾燥物が通過しても、排風室に備える吸引送風機からの乾燥風に乗って排風室内や吸引送風機から小粒乾燥物が機外に排出されない良好な小粒物の乾燥を可能とする。
【0018】
さらに、排風層内に設けた層内多孔板には、隔壁多孔板の孔より小径の多孔板で構成されているので、隔壁多孔板を通過した小粒乾燥物が層内多孔板を通過することなく乾燥風だけを良好に層内多孔板に通過させることができるので、米麦及び豆類を乾燥する場合と同様に乾燥部の通風ムラを発生させることなく、良好に小粒物の乾燥を行うことが出来る効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1には本発明の実施に係わる循環穀物乾燥装置の正面略図を、図2には本発明の実施に係わる循環乾燥装置の斜視図を、図3には本発明の実施に係わる循環乾燥装置の乾燥部の平面断面略図を、図4は図3における層内多孔板の配置状態を示した図、図5は層内多孔板の配置状態を示した斜視図、図6は層内多孔板の取付状態を示した斜視図、図7は本発明の他例を示す循環穀物乾燥機の乾燥部断面略図である。
【実施例1】
【0020】
図1及び図2のように、循環穀物乾燥装置1は上段から貯留槽2、乾燥部3、集穀部4を重ね合わせ、集穀部4で集穀された穀物を貯留槽2に楊穀する搬送装置5で構成されている。搬送装置4はバケットエレベータであってバケットエレベータから排出される穀物を貯留槽2内に均一に張り込むための上部スクリュー12を備えている。
【0021】
乾燥部3には循環穀物乾燥装置1の左右方向に配置された多孔状の通気壁、即ち隔壁多孔板13によって仕切られた複数の熱風層8と、排風層10を、乾燥層9を挟んで交互に対向配置し、熱風層8から乾燥層9そして排風層10を乾燥風が通過する乾燥通路14を構成している。乾燥通路14の熱風層8は集穀部4に連なる熱風室6に、かつ排風層10は排風室7にそれぞれ連通していて、排風室7の一端側には吸引送風機11を備えている。
【0022】
集穀部4には、乾燥通路14の下端を覆う範囲で三角分岐板15、その下端に繰出しバルブ16が配置され、繰出された穀物を集穀部4の中央部分に収集するための集穀板41と、それを搬送装置5に投入するための下部スクリュー17が設けられている。
【0023】
図1及び図2に示す循環穀物乾燥装置1は、集穀部4の集穀板41と繰出しバルブ16の間の空間即ち集穀室18に、バーナ19の燃焼によって遠赤外線を発生する遠赤外線放射体20を備えている。集穀室18を挟んで左右の空間のどちらか一方は、前後方向に連なる熱風室6であり、また他方は排風室7を形成し、熱風室6と排風室7の空間は乾燥部3に至る上方の空間にまで連通していて、乾燥通路14に通じている。
【0024】
一端にバーナ19が配置された遠赤外線放射体20の他端は、バーナ19からの燃焼風を導く熱風管21が備えられて、その先端は熱風室6に供給されて外気吸入口22から吸引された外気と混合して、乾燥風となる温風を熱風室6内で生成させている。
【0025】
図1及び図2等に示す循環穀物乾燥装置は、集穀室18内に線赤外線放射体20を配置した、遠赤外線乾燥機であるが、熱風室6内にバーナ19を配置して外気吸引口22からの吸引外気と混合して乾燥風を生成する、熱風乾燥機であっても良い(図示せず)。
【0026】
さらに排風室7には吸引送風機11を配置していて、吸引送風機の吸引作用によって熱風室6で生成された乾燥風が乾燥通路14を通風し、繰出しバルブ16の動作によって定量的に乾燥部3から集穀部4に乾燥物50が落下することで、乾燥層9を低速で流下する穀物を乾燥するようになっている。
【0027】
図3は、乾燥部3の乾燥通路14の平面断面を表した略図である。乾燥部3は循環穀物乾燥装置1のその左右方向の一方にそれぞれ熱風室6と排風室7を前後方向にわたって備えていて、それらの垂直方向にそれぞれの層を成した乾燥通路14が形成されている。乾燥通路14は乾燥層9を挟んでその前後に熱風層8と排風層10が交互に対向して備えられていて、乾燥層9は熱風室6と、そして排風層10は排風室7と連通するように構成されている。乾燥通路14は、上方から下方に行くにしたがってその面積を増大させる熱風室6の一部と排風室7の一部にその左右を挟まれているので、乾燥通路14の乾燥室6と排風室7の接触面は、下方に行くにしたがって内側に傾く角をもって備えられている。
【0028】
また、乾燥通路14を形成する熱風層8、乾燥層9及び排風層10を仕切る壁面は、米麦及び豆類が通過しない程度の開口径(1.5〜2.5mm)の多孔板で成形された隔壁多孔板13によって区切られている。
【0029】
排風層10内には、排風室7と接する方向に層内多孔板23が設けられている。この層内多孔板23は、乾燥通路14を通風した乾燥風が排風層10から排風室7に至る乾燥層出口24に、左右の隔壁多孔板13の面と平行で、そして隔壁多孔板13の面から5〜20mmの距離をもって備えられていて、隔壁多孔板13の高さ方向の孔の配置範囲を覆うように、そして排風層出口24方向からその内部に100〜150mmの長さを持って配置されている。また層内多孔板23は図4に示すように、隔壁多孔板13の孔よりも小径の孔の多孔板で構成されている。
【0030】
層内多孔板23は、垂直方向の二つの小径多孔板25とその二面を支えるフランジ面26から構成されていて、複数配置された排風層10の全てに備えられるものである(図5)。さらにフランジ面26には取り付け穴が開いていて、排風層出口24付近に備えるナット部28に固定ネジ27でフランジ面26を固定することができるので、排風室7から層内多孔板23の取り付けを行うことを可能としている。
【0031】
小粒の菜種、粟、稗、胡麻、砕け米等の乾燥物50を搬送装置5の投入口から投入し楊穀して上部スクリュー12によって貯留槽2内に堆積させる。この張込作業の場合、繰出しバルブ16が稼動していないので、繰出しバルブ16から三角分岐板15、乾燥部3の乾燥層9内に充填しながら貯留槽2に堆積していく。乾燥層9の隔壁多孔板13の孔の径より乾燥物50の径が小径である可能性が極めて高いが、乾燥層9に充填していく段階ではその過程で少量の乾燥物50が隔壁多孔板13の孔を通過して排風層10内に落下してしまうが、乾燥層9内に充填が終了すると、隔壁多孔板13の孔からの乾燥物50の通過が略停止する。なお、隔壁多孔板13を通過して排風層10内に落下してしまった乾燥物50であっても、三角分岐板15上に落下し、繰出しバルブ16の稼動で集穀部4に達するので循環乾燥工程を繰り返すことが出来る。
【0032】
小粒の乾燥物50の張込作業の終了後、乾燥工程を開始することによって、繰出しバルブ16が稼動し、乾燥物の貯留槽2、乾燥部3、集穀部4そして搬送装置5を乾燥物が循環を開始し、吸引送風機11の稼動、そしてバーナ19が燃焼を開始し、遠赤外線放射体20を加熱して繰出しバルブ16によって集穀部4に定量落下する乾燥物50に遠赤外線を放射する。遠赤外線放射体20からの燃焼排気は熱風管21を通過して熱風室6に達し、吸引送風機11の吸引作用で外気吸引口22から吸引される外気と、燃焼風を混合して熱風室6で乾燥風を生成させ、乾燥部3の乾燥通路14を通過し排風室7から吸引送風機11に達し機外に排出されるようになっている。
【0033】
乾燥通路14を通過する乾燥風は、熱風層8から乾燥層9に達し、乾燥層9を流下する小粒の乾燥物50の水分を吸着して排風層10に至るが、このときに乾燥層9の隔壁多孔板13に接して流下する乾燥物50が、その径より大きな孔の隔壁多孔板13の孔を連続的に少量ずつ通過して排風層10内に乾燥風に乗って落下する。この落下は排風室7方向に引かれながら落下するので、排風層出口24付近の隔壁多孔板13を通過する乾燥物50は、排風室7内に堆積してしまうか、吸引送風機11から機外に排出されてしまうことになる。
【0034】
しかし、排風層出口24には、排風室7から固定ネジ27で取り付けた層内多孔板23が設けられているので、層内多孔板23の隔壁多孔板13と平行に設けられた乾燥物50より小径の孔によって構成されている小径多孔板25によって、隔壁多孔板13を通過した乾燥風は小径多孔板25に達して、その孔を通過するものの、乾燥風に乗って小径多孔板25に達した乾燥物50はその孔の小ささから通過することは出来ず、排風層10内に堆積し穀物の循環作用によって三角分岐板15から繰出しバルブ16を経て集穀部4に至り、排風室7に堆積及び機外から排出することがなく、乾燥工程を繰り返すことを可能としている。
【0035】
このように米麦又は豆用の穀物乾燥機であっても、通風通路14から、特に排風層出口24付近の乾燥層9を流下する乾燥物50の飛散を防止することによって、隔壁多孔板13の孔より小径の乾燥物であっても、乾燥層9から排風層10に堆積するとしても、乾燥部3から飛散することなく良好な乾燥を可能とするものである。
【0036】
図7は、乾燥機の前後方向のどちらかにバーナ29と吸引送風機37を配置して、さらに乾燥通路35のそれぞれの層即ち、熱風層32、乾燥層33、排風層34を前後方向の縦長の状態で配置したものである。また、遠赤外線放射体20を配置しないで、バーナ29の燃焼風を外気吸引口30から吸引される外気と熱風室31で混合して乾燥通路35を通風させ、排風室36から吸引送風機37に吸引される。
【0037】
このように縦長に乾燥通路35を配置した状態であっても、排風室36の排風層出口38から排風層34に向けて層内多孔板39を隔壁多孔板40から距離を置いて設けているので、隔壁多孔板40の排風室36に接する方向の孔から落下する小径の乾燥物50が、吸引送風機37の吸引作用を受けても、層内多孔板39を通過するのは乾燥風だけであって、乾燥物50が排風室36に堆積することや、吸引送風機37から機外に排出されることがなく、良好に小粒の乾燥物を乾燥することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施に係わる循環穀物乾燥装置の正面略図である。
【図2】本発明の実施に係わる循環乾燥装置の斜視図である。
【図3】本発明の実施に係わる循環乾燥装置の乾燥部の平面断面略図である。
【図4】図3における層内多孔板の配置状態を示した図である。
【図5】層内多孔板の配置状態を示した斜視図である。
【図6】層内多孔板の取付状態を示した斜視図である。
【図7】本発明の他例を示す循環穀物乾燥機の乾燥部断面略図である。
【符号の説明】
【0039】
1 循環穀物乾燥装置
2 貯留槽
3 乾燥部
4 集穀部
5 搬送装置
6 熱風室
7 排風室
8 熱風層
9 乾燥層
10 排風層
11 吸引送風機
12 上部スクリュー
13 隔壁多孔板
14 乾燥通路
15 三角分岐板
16 繰出しバルブ
17 下部スクリュー
18 集穀室
19 バーナ
20 遠赤外線放射体
21 熱風管
22 外気吸入口
23 層内多孔板
24 排風層出口
25 小径多孔板
26 フランジ面
27 固定ネジ
28 ナット部
29 バーナ
30 外気吸引口
31 熱風室
32 熱風層
33 乾燥層
34 排風層
35 乾燥通路
36 排風室
37 吸引送風機
38 排風層出口
39 層内多孔板
40 隔壁多孔板
41 集穀板
50 乾燥物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部から貯留槽、乾燥部、集穀部を配置し、集穀部と貯留槽を繋ぐ搬送装置によって、穀物を集穀部から貯留槽へ楊穀し、貯留槽、乾燥部、集穀部を流下しながら、排風室からの吸引作用によって、熱風室から供給される熱風若しくは温風を、乾燥部において穀物に通風する循環穀物乾燥装置であって、
乾燥部には、熱風室に連通する熱風層と、穀物が流下する乾燥層と、排風室に連通する排風層を複数備え、
排風層内には、排風層と隣り合う乾燥層とを隔てる隔壁多孔板と距離を保って、層内多孔板を設けたことを特徴とする、循環穀物乾燥装置。
【請求項2】
排風層内に設けられた層内多孔板は、隔壁多孔板の面と平行に配置されたことを特徴とする、請求項1記載の循環穀物乾燥装置。
【請求項3】
層内多孔板は、排風層のその全長より短長であって、排風室寄りに設けられたことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の循環穀物乾燥装置。
【請求項4】
層内多孔板は、排風室に接して排風層に設けられたことを特徴とする、請求項1、2又は請求項3記載の循環穀物乾燥装置。
【請求項5】
層内多孔板の孔は、隔壁多孔板の孔より、その径が小径であることを特徴とする、請求項1、2、3又は請求項4記載の循環穀物乾燥装置。
【請求項6】
層内多孔板は、排風室から着脱自在であることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は請求項5記載の循環穀物乾燥装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−292123(P2008−292123A)
【公開日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−140982(P2007−140982)
【出願日】平成19年5月28日(2007.5.28)
【出願人】(000001465)金子農機株式会社 (53)
【Fターム(参考)】