患者における副作用を予防または減少するための方法、組成物および処方物
【課題】患者の副作用を予防または減少するための手段を提供する。
【解決手段】本発明は、患者の副作用を予防または減少するためのアカデシンまたはそのプロドラッグ、アナログまたは塩および/または血液凝固阻害剤に関連する方法、組成物、処方物およびキットを提供する。有益な患者の種類としては、左心室機能が低下した患者、心筋梗塞の病歴がある患者、非血管手術を受ける患者、または陣痛中および出産中の胎児が挙げられる。1つの局面では、本発明は、有効量のアカデシンまたはそのプロドラッグ、アナログまたは塩を患者に投与することによる、駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の副作用を予防または減少する方法を提供する。は、患者が女性であり、および/または年齢が65歳〜95歳である方法を提供する。
【解決手段】本発明は、患者の副作用を予防または減少するためのアカデシンまたはそのプロドラッグ、アナログまたは塩および/または血液凝固阻害剤に関連する方法、組成物、処方物およびキットを提供する。有益な患者の種類としては、左心室機能が低下した患者、心筋梗塞の病歴がある患者、非血管手術を受ける患者、または陣痛中および出産中の胎児が挙げられる。1つの局面では、本発明は、有効量のアカデシンまたはそのプロドラッグ、アナログまたは塩を患者に投与することによる、駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の副作用を予防または減少する方法を提供する。は、患者が女性であり、および/または年齢が65歳〜95歳である方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者における組織損傷を低下させるための組成物であって、
式(IIIa)
【化1−1】
の化合物またはその塩、あるいは式(IVa)
【化2−1】
の化合物またはその塩を含む、組成物。
【請求項2】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IIIa)の化合物またはその塩が投与される、組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IVa)の化合物またはその塩が投与される、組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IIIa)の化合物が、5−アミノ−1−β−D−(5−ベンジルアミノ−5−デオキシ−1−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボキサミドである、組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IVa)の化合物が、5−アミノ−1−(5−アミノ−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチル]カルボキシミドである、組成物。
【請求項6】
投与により、7時間の期間にわたって、約1μg/mlと約20μg/mlとの間の血漿濃度を提供する、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項7】
前記化合物が、0.1mg/kg/分で投与される、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項8】
前記患者が、投与前に心筋梗塞を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項9】
前記患者が、投与前に律動不整を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項10】
前記患者が、投与前に心室機能障害を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項11】
前記患者が、投与前に鬱血性心不全を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項12】
前記患者が女性である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項13】
前記患者の年齢が65歳と95歳との間である、請求項1または12に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項14】
請求項1または8〜13のいずれか1項に記載の必要な患者において組織損傷の減少に使用するための薬学的処方物であって、該患者は、30%未満の駆出率を有する低下した左心室機能を有し、該処方物は、
(i)式(IIIa)の化合物、または
(ii)式(IVa)の化合物
と、薬学的に受容可能なキャリア、希釈剤、または賦形剤と
を含む、処方物。
【請求項15】
経口投与、非経口投与、吸入スプレー投与、局所投与、または直腸投与用の、請求項14に記載の薬学的処方物。
【請求項1】
駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者における組織損傷を低下させるための組成物であって、
式(IIIa)
【化1−1】
の化合物またはその塩、あるいは式(IVa)
【化2−1】
の化合物またはその塩を含む、組成物。
【請求項2】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IIIa)の化合物またはその塩が投与される、組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IVa)の化合物またはその塩が投与される、組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IIIa)の化合物が、5−アミノ−1−β−D−(5−ベンジルアミノ−5−デオキシ−1−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボキサミドである、組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物であって、式(IVa)の化合物が、5−アミノ−1−(5−アミノ−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチル]カルボキシミドである、組成物。
【請求項6】
投与により、7時間の期間にわたって、約1μg/mlと約20μg/mlとの間の血漿濃度を提供する、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項7】
前記化合物が、0.1mg/kg/分で投与される、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項8】
前記患者が、投与前に心筋梗塞を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項9】
前記患者が、投与前に律動不整を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項10】
前記患者が、投与前に心室機能障害を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項11】
前記患者が、投与前に鬱血性心不全を有した患者である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項12】
前記患者が女性である、請求項1に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項13】
前記患者の年齢が65歳と95歳との間である、請求項1または12に記載の駆出率が30%未満の左心室機能が低下した患者の組織損傷を低下させるための組成物。
【請求項14】
請求項1または8〜13のいずれか1項に記載の必要な患者において組織損傷の減少に使用するための薬学的処方物であって、該患者は、30%未満の駆出率を有する低下した左心室機能を有し、該処方物は、
(i)式(IIIa)の化合物、または
(ii)式(IVa)の化合物
と、薬学的に受容可能なキャリア、希釈剤、または賦形剤と
を含む、処方物。
【請求項15】
経口投与、非経口投与、吸入スプレー投与、局所投与、または直腸投与用の、請求項14に記載の薬学的処方物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【公開番号】特開2013−10794(P2013−10794A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−227809(P2012−227809)
【出願日】平成24年10月15日(2012.10.15)
【分割の表示】特願2008−504297(P2008−504297)の分割
【原出願日】平成18年3月28日(2006.3.28)
【出願人】(507322447)ペリコー セラピューティクス, インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−227809(P2012−227809)
【出願日】平成24年10月15日(2012.10.15)
【分割の表示】特願2008−504297(P2008−504297)の分割
【原出願日】平成18年3月28日(2006.3.28)
【出願人】(507322447)ペリコー セラピューティクス, インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】
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