説明

情報処理プログラム、情報処理システム、および情報処理方法

【課題】仮想世界に登場する複数のオブジェクトを操作する際にユーザ操作が容易となる情報処理プログラム、情報処理システム、および情報処理方法を提供する。
【解決手段】姿勢データに基づいて、可搬型表示装置に設定された所定軸の方向が第1の範囲内にあるか否かを判定する。所定軸の方向が第1の範囲内にあると判定された場合、当該所定軸の方向に応じて仮想世界に配置された第1オブジェクトの動作を制御し、所定軸の方向が第1の範囲内にないと判定された場合、当該所定軸の方向に応じて少なくとも仮想世界に配置された第2オブジェクトの動作を制御する。そして、第1オブジェクトおよび第2オブジェクトを少なくとも含む仮想世界を示す第1画像を可搬型表示装置に表示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
可搬型表示装置本体の姿勢に応じた姿勢データを少なくとも出力する当該可搬型表示装置に、画像を表示することが可能な情報処理装置のコンピュータで実行される情報処理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記姿勢データに基づいて、前記可搬型表示装置に設定された所定軸の方向が第1の範囲内にあるか否かを判定する方向判定手段と、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、当該所定軸の方向に応じて仮想世界に配置された第1オブジェクトの動作を制御する第1オブジェクト動作制御手段と、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、当該所定軸の方向に応じて少なくとも仮想世界に配置された第2オブジェクトの動作を制御する第2オブジェクト動作制御手段と、
前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを少なくとも含む仮想世界を示す第1画像を前記可搬型表示装置に表示する表示制御手段として機能させる、情報処理プログラム。
【請求項2】
前記姿勢データに基づいて、当該可搬型表示装置の姿勢を算出する姿勢算出手段として、さらに前記コンピュータを機能させ、
前記方向判定手段は、前記可搬型表示装置の姿勢に基づいて、前記所定軸の方向が第1の範囲内にあるか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向の変化に基づいて、前記第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向の変化に基づいて、少なくとも前記第2オブジェクトの動作を制御する、請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向の変化が大きいほど、前記第1オブジェクトを大きく移動させて当該第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向の変化が大きいほど、前記第2オブジェクトを大きく移動させて当該第2オブジェクトの動作を制御する、請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の角度に応じて、前記第1オブジェクトを回転移動させて当該第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の角度に応じて、前記第2オブジェクトを回転移動させて当該第2オブジェクトの動作を制御する、請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向に応じて前記第2オブジェクトの動作を制御するとともに、当該第2オブジェクトの動作に応じて前記第1オブジェクトの動作も制御する、請求項2乃至5のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向に応じて前記第2オブジェクトの動作を制御するとともに、当該第2オブジェクトの動作と同じ動作で前記第1オブジェクトの動作を制御する、請求項6に記載の情報処理プログラム。
【請求項8】
前記方向判定手段は、第1の角度以内の範囲を前記第1の範囲に設定し、当該第1の角度より大きい第2の角度以内で、かつ、前記第1の範囲内でない範囲を第2の範囲に設定して、前記所定軸の方向が当該第2の範囲内にあるか否かをさらに判定し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、
前記所定軸の方向が前記第2の範囲内にあると判定された場合、前記所定軸の方向に応じて第1の角速度で前記第2オブジェクトを回転させて当該第2オブジェクトの動作を制御し、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内および前記第2の範囲内の何れにもないと判定された場合、前記所定軸の方向に応じて前記第1の角速度より速い第2の角速度で前記第2オブジェクトを回転させて当該第2オブジェクトの動作を制御する、請求項2乃至7に記載の情報処理プログラム。
【請求項9】
前記方向判定手段は、前記所定軸の方向に対する基準方向を設定し、当該基準方向を中心として前記第1の角度以内の範囲を前記第1の範囲に設定し、当該基準方向を中心として前記第2の角度以内で、かつ、前記第1の範囲内でない範囲を前記に設定する、請求項8に記載の情報処理プログラム。
【請求項10】
前記方向判定手段は、前記所定軸の方向に対する基準方向を設定し、当該基準方向を中心として第1の角度以内の範囲を前記第1の範囲に設定する、請求項2乃至7のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項11】
前記方向判定手段は、前記基準方向を所定の平面上に設定し、当該基準方向を中心として当該平面上の前記第1の角度以内の範囲を前記第1の範囲に設定する、請求項10に記載の情報処理プログラム。
【請求項12】
前記表示制御手段は、前記第1画像とは別に、前記仮想世界を示す第2画像を、前記情報処理装置に接続された別の表示装置にさらに表示する、請求項2乃至11のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項13】
前記表示制御手段は、前記第1画像を生成する仮想世界の視点とは異なる視点から見た当該仮想世界の前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを含む画像を、前記第2画像として前記別の表示装置に表示する、請求項12に記載の情報処理プログラム。
【請求項14】
前記表示制御手段は、前記第1画像を生成する仮想世界の視点から前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトまでの距離より当該第1オブジェクトおよび当該第2オブジェクトから離れた位置に、前記第2画像を生成する当該仮想世界の視点を設定し、
前記表示制御手段は、前記第1画像で示される仮想世界の範囲より広い範囲を、前記第2画像として前記別の表示装置に表示する、請求項13に記載の情報処理プログラム。
【請求項15】
前記表示制御手段は、仮想世界において前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを鳥瞰する位置に、前記第2画像を生成する視点を設定し、
前記表示制御手段は、仮想世界に配置された前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを鳥瞰した画像を、前記第2画像として前記別の表示装置に表示する、請求項13に記載の情報処理プログラム。
【請求項16】
前記表示制御手段は、前記第1画像を生成する第1仮想カメラおよび前記第2画像を生成する第2仮想カメラを設定し、仮想世界における当該第1仮想カメラの視線方向の変化に応じて、当該第2仮想カメラの当該仮想世界における視線方向を変化させる、請求項12乃至15の何れか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項17】
前記表示制御手段は、仮想世界における前記第2オブジェクトの背後から当該第2オブジェクトの正面方向が撮像方向となるように前記第1仮想カメラを配置し、仮想世界における前記第2オブジェクトの正面方向にある位置を注視点として前記第2画像において当該第2オブジェクトが同じ位置に表示されるように前記第2仮想カメラを配置して、前記第2オブジェクトの動作に応じて前記第1仮想カメラおよび前記第2仮想カメラの位置および/または姿勢を制御する、請求項16に記載の情報処理プログラム。
【請求項18】
前記姿勢算出手段は、実空間の所定方向を基準とした前記可搬型表示装置の姿勢を算出し、
前記方向判定手段は、実空間の前記所定方向を基準とした前記可搬型表示装置の姿勢に基づいて、前記所定軸の方向が当該所定方向を基準として設定された前記第1の範囲内にあるか否かを判定し、
前記第1オブジェクト動作制御手段は、実空間の所定方向を基準とした前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、当該所定方向を基準とした前記所定軸の方向に基づいて、実空間の所定方向に対応して前記仮想世界に設定された所定方向を基準として前記第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、実空間の所定方向を基準とした前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、当該所定方向を基準とした前記所定軸の方向に基づいて、前記仮想世界に設定された所定方向を基準として前記第2オブジェクトの動作を制御する、請求項2乃至17のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項19】
前記姿勢算出手段は、実空間の重力方向を実空間の前記所定方向とし、当該重力方向を基準とした前記可搬型表示装置の姿勢を算出し、
前記方向判定手段は、実空間の重力方向を実空間の前記所定方向として、当該重力方向を基準として前記第1の範囲を設定し、実空間の重力方向を基準とした前記可搬型表示装置の姿勢に基づいて、前記所定軸の方向が当該第1の範囲内にあるか否かを判定し、
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、実空間の重力方向を基準とした前記所定軸の方向に基づいて、前記仮想世界に設定された重力方向を基準として前記第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、実空間の重力方向を基準とした前記所定軸の方向に基づいて、前記仮想世界に設定された重力方向を基準として前記第2オブジェクトの動作を制御する、請求項18に記載の情報処理プログラム。
【請求項20】
前記姿勢算出手段は、実空間の重力方向周りに前記可搬型表示装置が回転する姿勢を少なくとも算出し、
前記方向判定手段は、実空間の重力方向を基準とした水平方向に前記第1の範囲を設定し、前記所定軸の方向を実空間の水平面に投影した方向が当該第1の範囲内にあるか否かを判定し、
前記第1オブジェクト動作制御手段は、実空間の水平面に投影した前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、当該水平面に投影した前記所定軸の方向に基づいて、前記仮想世界に設定された水平方向へ前記第1オブジェクトを回転および/または移動させて、当該第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、実空間の水平面に投影した前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、当該水平面に投影した前記所定軸の方向に基づいて、前記仮想世界に設定された水平方向へ前記第2オブジェクトを回転および/または移動させて、当該第2オブジェクトの動作を制御する、請求項19に記載の情報処理プログラム。
【請求項21】
前記姿勢算出手段は、実空間の重力方向に垂直な水平方向周りに前記可搬型表示装置が上下振り運動する姿勢をさらに算出し、
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記方向判定手段の判定が肯定判定であっても否定判定であっても、前記水平方向周りに前記可搬型表示装置が上下振り運動する姿勢に基づいて、当該水平方向に対応する前記仮想世界に設定された水平方向周りに前記第1オブジェクトをさらに回転および/またはさらに移動させて、当該第1オブジェクトの動作を制御する、請求項20に記載の情報処理プログラム。
【請求項22】
前記姿勢算出手段は、前記第1画像が表示される前記可搬型表示装置の表示画面に垂直な当該表示画面の奥行方向を前記所定軸として、当該所定軸に直交する2軸周りにそれぞれ回転する姿勢を少なくとも算出し、
前記方向判定手段は、前記2軸の一方の軸周りに前記第1の範囲を設定し、前記奥行方向が当該一方の軸周りに回転した方向が当該第1の範囲内にあるか否かを判定し、
前記奥行方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記奥行方向が前記一方の軸周りに回転した方向に基づいて、仮想世界の鉛直方向の軸周り前記第1オブジェクトを回転および/または移動させ、
前記奥行方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記奥行方向が前記一方の軸周りに回転した方向に基づいて、仮想世界の鉛直方向の軸周り前記第2オブジェクトを回転および/または移動させ、
さらに、前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記方向判定手段の判定が肯定判定であっても否定判定であっても、前記奥行方向が他方の軸周りに回転した方向に基づいて、仮想世界の水平方向の軸周りに前記第1オブジェクトを回転および/または移動させる、請求項2乃至17のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項23】
前記姿勢算出手段は、前記奥行方向に直交する前記可搬型表示装置の表示画面の横方向の軸および縦方向の軸を前記2軸として、当該2軸周りにそれぞれ回転する姿勢を少なくとも算出し、
前記方向判定手段は、前記縦方向の軸周りに前記第1の範囲を設定し、前記奥行方向が当該縦方向の軸周りに回転した方向が当該第1の範囲内にあるか否かを判定し、
前記奥行方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記奥行方向が前記縦方向の軸周りに回転した方向に基づいて、仮想世界の鉛直方向の軸周り前記第1オブジェクトを回転および/または移動させ、
前記奥行方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記奥行方向が前記縦方向の軸周りに回転した方向に基づいて、仮想世界の鉛直方向の軸周り前記第2オブジェクトを回転および/または移動させ、
さらに、前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記方向判定手段の判定が肯定判定であっても否定判定であっても、前記奥行方向が前記横方向の軸周りに回転した方向に基づいて、仮想世界の水平方向の軸周りに前記第1オブジェクトを回転および/または移動させる、請求項22に記載の情報処理プログラム。
【請求項24】
前記可搬型表示装置の表示画面が仰角になった状態から鉛直方向に起立する方向に、前記可搬型表示装置に設定された所定軸の方向を、所定の角度補正する補正手段として、さらに前記コンピュータを機能させ、
前記方向判定手段は、前記補正手段で補正された所定軸の方向が前記第1の範囲内にあるか否かを判定し、
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記補正手段で補正された所定軸の方向に応じて前記第1オブジェクトの動作を制御し、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記補正手段で補正された所定軸の方向に応じて前記第2オブジェクトの動作を制御する、請求項1乃至23のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項25】
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、仮想世界においてユーザ操作に応じた攻撃の目標となる照準を示す照準オブジェクトを少なくとも前記第1オブジェクトとして、前記所定軸の方向に応じて仮想世界内を移動させ、
前記表示制御手段は、前記第2オブジェクトの動作に応じて、前記可搬型表示装置に表示する仮想世界の表示範囲を設定する表示範囲設定手段を含む、請求項1乃至24のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項26】
前記表示範囲設定手段は、仮想世界における前記第2オブジェクトの後方から当該第2オブジェクトの正面方向を視線方向として、前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトが前記表示範囲に含まれるように、当該仮想世界の画像を生成するための仮想カメラを配置することによって、前記第2オブジェクトの動作に応じて前記表示範囲を設定し、
前記表示制御手段は、前記仮想カメラから見た仮想世界を示す画像を、前記第1画像として前記可搬型表示装置に表示する、請求項25に記載の情報処理プログラム。
【請求項27】
前記第1オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、所定のオブジェクトを前記照準に向けて発射する発射オブジェクトをさらに前記第1オブジェクトとして、前記所定軸の方向に応じて仮想世界内で回転させ、
前記第2オブジェクト動作制御手段は、前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、前記発射オブジェクトと一体的に前記第2オブジェクトを前記所定軸の方向に応じて仮想世界内で回転させるとともに、当該発射オブジェクトの方向に応じて前記照準オブジェクトを仮想世界内で移動させる、請求項25または26に記載の情報処理プログラム。
【請求項28】
前記可搬型表示装置は、ジャイロセンサおよび加速度センサの少なくとも一方を含み、
前記姿勢算出手段は、前記ジャイロセンサおよび前記加速度センサの少なくとも一方から出力されるデータに基づいて、前記可搬型表示装置の姿勢を算出する、請求項2乃至27のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項29】
荷重検出装置に加えられた荷重に基づくデータを取得する荷重取得手段と、
前記荷重取得手段が取得したデータに基づいて、仮想世界において前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを当該第2オブジェクトの方向へ移動させるオブジェクト移動手段として、さらに前記コンピュータを機能させる、請求項1乃至28のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項30】
前記荷重取得手段が取得したデータに基づいて、前記荷重検出装置に加えられた荷重の重心位置を算出する重心位置算出手段として、さらに前記コンピュータを機能させ、
前記オブジェクト移動手段は、前記重心位置算出手段で算出される重心位置に基づいて、前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを当該第2オブジェクトの方向へ移動させる、請求項29に記載の情報処理プログラム。
【請求項31】
前記オブジェクト移動手段は、予め設定された基準位置から前記重心位置算出手段で算出される重心位置までの距離に基づいて前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトの移動速度を設定し、当該基準位置から当該重心位置への方向に基づいて前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトの前進または後退を設定して、前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを前記第2オブジェクトの方向へ移動させる、請求項30に記載の情報処理プログラム。
【請求項32】
前記オブジェクト移動手段は、前記荷重検出装置が荷重を受ける部位を前後に二分する直線を前記基準位置として設定し、当該直線から前記重心位置算出手段で算出される重心位置までの距離に基づいて前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトの移動速度を設定し、当該部位における当該直線の前方側に当該重心位置が位置する場合に前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを前進に設定し、当該部位における当該直線の後方側に当該重心位置が位置する場合に前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを後退に設定する、請求項31に記載の情報処理プログラム。
【請求項33】
前記表示制御手段は、前記第1画像を示す画像データを前記可搬型表示装置へ出力し、
前記可搬型表示装置は、
前記情報処理装置から出力された画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得手段が取得した画像データが示す前記第1画像を表示する表示手段とを備える、請求項1乃至32のいずれか1つに記載の情報処理プログラム。
【請求項34】
前記第1画像を示す画像データを圧縮して圧縮画像データを生成する圧縮画像生成手段として、さらに前記コンピュータを機能させ、
前記表示制御手段は、前記圧縮画像生成手段が生成した圧縮画像データを前記可搬型表示装置へ出力し、
前記画像データ取得手段は、前記情報処理装置から出力された圧縮画像データを取得し、
前記可搬型表示装置は、前記圧縮画像データを伸張して前記第1の表示画像を示す画像データを得る表示画像伸張手段を、さらに備え、
前記表示手段は、前記画像データ取得手段が取得して前記表示画像伸長手段が伸長した画像データが示す前記第1画像を表示する、請求項33に記載の情報処理プログラム。
【請求項35】
可搬型表示装置と当該可搬型表示装置に画像を表示することが可能な情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
前記可搬型表示装置は、少なくとも当該可搬型表示装置の姿勢に応じた姿勢データを前記情報処理装置へ出力する姿勢データ出力手段を備え、
前記情報処理装置は、
前記姿勢データに基づいて、前記可搬型表示装置に設定された所定軸の方向が第1の範囲内にあるか否かを判定する方向判定手段と、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、当該所定軸の方向に応じて仮想世界に配置された第1オブジェクトの動作を制御する第1オブジェクト動作制御手段と、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、当該所定軸の方向に応じて少なくとも仮想世界に配置された第2オブジェクトの動作を制御する第2オブジェクト動作制御手段と、
前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを少なくとも含む仮想世界を示す第1画像を前記可搬型表示装置に出力する画像データ出力手段とを備え、
前記可搬型表示装置は、
前記情報処理装置から出力された前記第1画像のデータを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得手段が取得した画像データが示す前記第1画像を表示する表示手段とを、さらに備える、情報処理システム。
【請求項36】
可搬型表示装置本体の姿勢に応じた姿勢データを少なくとも出力する当該可搬型表示装置に、画像を表示することが可能な少なくとも1つの情報処理装置により構成される情報処理システムに含まれる1つのプロセッサまたは複数のプロセッサ間の協働により実行される情報処理方法であって、
前記姿勢データに基づいて、前記可搬型表示装置に設定された所定軸の方向が第1の範囲内にあるか否かを判定する方向判定ステップと、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にあると判定された場合、当該所定軸の方向に応じて仮想世界に配置された第1オブジェクトの動作を制御する第1オブジェクト動作制御ステップと、
前記所定軸の方向が前記第1の範囲内にないと判定された場合、当該所定軸の方向に応じて少なくとも仮想世界に配置された第2オブジェクトの動作を制御する第2オブジェクト動作制御ステップと、
前記第1オブジェクトおよび前記第2オブジェクトを少なくとも含む仮想世界を示す第1画像を前記可搬型表示装置に表示する表示制御ステップとを含む、情報処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25A】
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【図25B】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公開番号】特開2012−221022(P2012−221022A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−83455(P2011−83455)
【出願日】平成23年4月5日(2011.4.5)
【出願人】(000233778)任天堂株式会社 (1,115)
【Fターム(参考)】