説明

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

【課題】テーブル形式でデータを表示する場合に、テーブルの列の表示する項目ごとに設定された調整条件を加味して、テーブル全体の行数を抑えつつ、テーブルの行全体の最大幅に収まるようにデータを表示すること。
【解決手段】テーブルの行全体の最大調整表示文字数704と、テーブルの列に表示する項目ごとに、折り返し可否区分722と、折り返し表示するための共通既定表示文字数723とが設定されているテーブルで、共通既定表示文字数723で折り返した場合の行数を算出し、算出された行数が少ない順に、折り返した場合のテーブルの行全体の文字数を算出し、算出した文字数が最大調整表示文字数704に収まっていたら、当該項目の折り返しを実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表形式のデータ表示に関し、特に表の幅を維持しつつ、最も折り返しが少なくなるように表の項目幅を調整する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、企業の業務を支援するための業務支援アプリケーションとして、会計アプリケーションや生産管理アプリケーションといったものがある。これらは、データテーブルに格納された各種情報(データ)を作成、更新、削除等行い、画面に表示することで企業の業務支援に役立っている。
【0003】
このようなデータは、業務支援アプリケーションを使用するユーザーからの指示に従って検索が行われ、その検索結果として表示される。業務支援アプリケーションでは、非常に大量のデータを扱うため、表示する項目も多い。そのため、検索結果を表形式(テーブル)で画面に表示する場合、表示する項目(列)の数によっては画面に収まりきらず、横スクロールさせるように制御することで、すべての項目を閲覧可能に表示している。
【0004】
また、画面ごとに表の各列の表示幅は予め決められている事が多く、ユーザーがその都度見易いように各列の表示幅を調整するか、ユーザーごとに、画面単位で各列の表示幅を記憶させておくこと仕組みも存在する。
【0005】
しかし、各列の表示幅が固定されていると、データの内容(文字列の長さ)によっては見にくくなる場合もある。必ずしも固定された各列の表示幅に文字列が収まるわけではないので、その表示幅内に収まるように文字列を折り返して表示させるしかない。
【0006】
そこで、下記の特許文献1には、各列の表示幅を固定せずに縦幅(行数)をほぼ最小とするための仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−115024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、業務支援アプリケーションでは、表示する列(項目)によっては表示幅を固定する必要がある。例えば、金額や日付といった項目は折り返し表示されてしまうと視認しにくく、ユーザーの業務効率が低下してしまう。そのため、このような項目については表示幅を固定しなければならない。
【0009】
また、業務支援アプリケーションでは効率的な業務の遂行を支援するものであるので、縦スクロールのみに限定し、できるだけ横スクロールはさせたくない。横スクロールさせてしまうということは、画面内にデータが収まっていないため、前述の通り視認性が低下する。データの文字を一律小さくして表示する方法も考えられるが、同様に視認性が低下し、現実的ではない。
【0010】
この2点を同時に解決しようとした場合、表示幅が固定されていない項目を折り返し表示することで、画面内に収める仕組みが考えられる。しかし、表示幅を固定するとデータを折り返して表示しなければならないので、行数が増える。折り返さずに表示可能な文字数分だけデータを表示することも可能だが、省略されてしまったデータを閲覧することはできなくなってしまう。
【0011】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、テーブル形式でデータを表示する場合に、テーブルの列の表示する項目ごとに設定された調整条件を加味して、テーブル全体の行数を抑えつつ、テーブルの行全体の最大幅に収まるようにデータを表示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、データを表示するテーブルの大きさを調整する情報処理装置であって、前記テーブルの各列に表示する項目ごとに設定された横幅値と、前記テーブル全体の横幅の最大値である最大横幅値と、前記テーブルの各列に表示する項目ごとに、当該項目に表示するデータの折り返し可否を示す折り返し可否情報とを記憶する記憶手段と、前記テーブルを表示する場合に、前記記憶手段に記憶された折り返し可否情報に基づいて、前記項目が折り返し表示可能か否かを判定する折り返し可否判定手段と、前記折り返し可否判定手段によって折り返し可能であると判定された項目のデータを、前記記憶手段に記憶された横幅値に基づいて折り返し、折り返した際の項目全体の縦幅を、項目ごとに算出する縦幅算出手段と、前記縦幅算出手段で算出された縦幅のうち、最も縦幅が短い項目を特定し、当該特定された項目を折り返した場合のテーブル全体の横幅が、前記記憶手段に記憶された最大横幅値に収まるか否か判定する最大横幅値判定手段と、前記最大横幅値判定手段によって、前記最大横幅値に収まると判定された場合に、前記最も縦幅が短くなる項目を折り返し表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、表形式でデータを表示する場合に、折り返し可能な列を特定し、当該列に表示されるデータを折り返した場合の行数が最も少なくなる列であって、表全体の最大幅に収まる列を検索するができるので、業務支援アプリケーションのような列の表示幅が固定されている表であっても、視認しやすくデータを表示させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】情報処理装置101のハードウェア構成の一例を示す構成図である。
【図2】情報処理装置101のモジュール構成の一例を示す構成図である。
【図3】本発明の実施形態における一連の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS115における最長表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【図5】図3のステップS117における最小文字数折り返し処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】図3のステップS122における既定文字数折り返し処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】本実施例におけるログイン画面100の一例を示す構成図である。
【図8】本実施例におけるメニュー画面200の一例を示す構成図である。
【図9】本実施例における仕訳伝票照会画面300の一例を示す構成図である。
【図10】本実施例における結果表示画面400の一例を示す構成図である。
【図11】本実施例におけるユーザーマスタ登録画面500の一例を示す構成図である。
【図12】本実施例におけるGrid表示設定画面600の一例を示す構成図である。
【図13】情報処理装置101に記憶された各種テーブル構成の一例を示す構成図である。
【図14】本実施例における処理の概要を示す模式図である。
【図15】本実施例における処理の概要を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
まず、本発明の実施形態に係る情報処理装置101の概要構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置101の概要構成の一例を示す模式図である。
【0017】
情報処理装置101は、業務支援アプリケーションを実行する装置である。業務支援アプリケーションは後述する図1のROM202または外部メモリ211に記憶されており、操作者(以下、ユーザー)からの指示に応じて、CPU201がRAM203に読み出して各種動作を行う。
【0018】
業務支援アプリケーションは、ユーザーからの操作に応じて、会計関連の情報管理等を行う。本実施例においては会計関連の情報を基に説明するが、これに限らない。尚、業務支援アプリケーションで表示する各種情報は情報処理装置101と通信可能に接続されたサーバに記憶されても、情報処理装置101の外部メモリ211に記憶されてもよい。本実施例では、情報処理装置101の外部メモリ211に記憶されているものとして、以下説明を行う。
【0019】
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0020】
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0021】
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0022】
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
【0023】
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0024】
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザーファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0025】
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
【0026】
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザー指示を可能とする。
【0027】
本発明の情報処理装置101が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
【0028】
次に、情報処理装置101のモジュール構成を示す機能構成図について、図2を用いて説明する。尚、図2のモジュール構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
【0029】
情報処理装置101は、記憶モジュール3001、表示モジュール3002、折り返し可否判定モジュール3003、縦幅算出モジュール3004、最大横幅値判定モジュール3005、及びユーザー認証モジュール3006を備える。
【0030】
記憶モジュール3001は、図13に示す各種テーブルやデータ、その他画面などを記憶するためのモジュールである(記憶手段)。表示モジュール3002は、記憶モジュール3001で記憶された各種テーブルやデータに基づいて画面を生成し、情報処理装置101のCRT210に表示するためのモジュールである。
【0031】
折り返し可否判定モジュール3003は、後述するステップS302において、折り返し対象の列か否かを判定するためのモジュールである。縦幅算出モジュール3004は、後述するステップS304において表全体の縦幅を算出するためのモジュールである。最大横幅値判定モジュール3005は、後述するステップS308において表全体の横幅がユーザーマスタ700のGrid最大調整表示文字数704に収まっているか否かを判定するためのモジュールである。
【0032】
ユーザー認証モジュール3006は、後述するステップS104において正しいユーザーか否か判定するためのユーザー認証を行うモジュールである。
【0033】
次に、本実施形態に関する全体の流れを説明する。
【0034】
本発明の情報処理装置101では、抽出や検索されたデータをGrid表示形式(テーブル)の画面に表示する際、許容されるGrid表示全体における最大の横幅(文字数)をユーザーごとに設定し、ユーザー情報として保持しておく。
【0035】
ユーザーのログイン時、当該ユーザーがGrid表示形式画面で列表示の自動調整を行うか否か、行う場合には横幅を最大何文字まで可能とするかを、ユーザー情報より取得する。
【0036】
次に、データをGrid表示形式で表示する画面がメニューより選択され、データの検索が実行されると、ログイン時に取得したユーザー固有の列表示の自動調整情報に基づいて、適切な列幅、折り返し方法でその結果を表示する。このときに、Grid表示全体における最大の横幅に収まり、かつ文字列を折り返して表示したときに最も行数が少なくなる列を折り返すようにする。以下、この仕組みについて説明を行う。
【0037】
まず、本発明の実施例における情報処理装置101によって行われる一連の処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。尚、S101乃至S124の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
【0038】
ステップS101では、ユーザーからの指示に従って情報処理装置101の業務支援アプリケーションを起動し、ステップS102では、図7に示すログイン画面100を表示して、ユーザーからの入力を受け付ける。
【0039】
ステップS103では、ログイン画面100の入力フォームに各種情報が入力され、ログインボタン1001が押下されたか否かを判定する。ログインボタン101が押下されたと判定された場合には、ステップS104に処理を進め、そうでない場合には、押下されるまで待機する。
【0040】
ステップS104では、ユーザー操作により入力されたユーザーID、パスワード等のチェックを行い、その結果を出力する。情報処理装置101は、ユーザーマスタ700(図13参照)に格納されたユーザーID701とパスワード702を参照して、入力されたユーザーIDとパスワードが一致するか否かで結果を出力する。つまり、ユーザー認証を行う。
【0041】
ユーザーマスタ700(図13参照)は、ユーザーID701、パスワード702、Grid自動調整区分、及びGrid最大調整表示文字数704等から構成される。ユーザーID701は、ユーザーごとに一意に割り振られた識別番号である。パスワード702は、業務支援アプリケーションでユーザー認証を行う際に必要となるパスワードである。Grid自動調整区分703は、当該ユーザーが業務支援アプリケーションでデータをGrid表示するときに、Grid全体が後述するGrid最大調整表示文字数704に収まるように調整するか否かを示す情報である。Grid最大調整表示文字数704は、Grid全体の横幅の最大値を格納する(最大横幅値)。
【0042】
ステップS105では、出力された結果に基づいてログイン可能か否かを判定する。ログイン可能であると判定された場合には、ステップS105に処理を進め、そうでない場合には、ログインできない旨を通知し、ステップS103に処理を戻す。
【0043】
ステップS106では、情報処理装置101は、ログインが許可された場合には、ステップS106でユーザーマスタ700に格納された列表示のための自動調整情報を取得し、RAM203に保持する。
【0044】
自動調整情報とは、ユーザーマスタ700のGrid自動調整区分703とGrid最大調整表示文字数704から構成される情報であり、図12に示すGrid表示設定画面600からユーザーごとに設定できる。Grid表示設定画面600は、後述するステップS107で表示するメニュー画面200から起動可能なユーザーマスタ登録画面500(図11参照)のサブ画面であり、Grid設定ボタン501が押下されることにより起動する。Grid表示設定画面600は、自動調整選択ラジオボタン601、最大調整表示文字数入力フォーム602から成る。自動調整選択ラジオボタン601で「する」が選択された場合には、ユーザーマスタ700のGrid自動調整区分703に「自動調整する」を格納し、最大調整表示文字数入力フォーム602に入力された値を、ユーザーマスタ700のGrid最大調整表示文字数704に格納する。自動調整選択ラジオボタン601で「しない」が選択された場合には、ユーザーマスタ700のGrid自動調整区分703に「自動調整しない」を格納する。この場合、最大調整表示文字数入力フォーム602は入力を省略できる。
【0045】
また、自動調整情報は以下の方法でも登録が可能である。
【0046】
図10に示す結果表示画面400で、ユーザー操作により自身が見易いように任意の列の表示文字数が手動で調整された後、プルダウンメニュー401(自動調整、設定)が実行されると、全ての列の表示文字数を合計し、その値をユーザーマスタ700のGrid最大調整表示文字数704に格納する。この時、Grid自動調整区分703には「自動調整する」を格納する。
【0047】
同時に、実行ユーザーと手動で調整を行った列、その表示文字数を、ユーザー別既定表示文字数設定マスタ710のユーザーID711、列名称712、既定表示文字数713にそれぞれ格納する。これにより、ユーザー単位で各列における表示幅の初期値を決めることができる。
【0048】
ユーザー別既定表示文字数設定マスタ710は、ユーザーID711、列名称712、及び既定表示文字数713から構成される。ユーザーID711は、ユーザーマスタ700のユーザーID701と対応する。列名称712は、後述する項目属性マスタ720の列名称721と対応する。既定表示文字数713は、ユーザーが手動で調整を行った結果の文字数を格納する。
【0049】
フローチャートの説明に戻る。次に、ステップS107では、情報処理装置101は、列表示のための自動調整情報を取得した後、図8に示すメニュー画面200を表示し、ユーザーからの選択を受け付ける。
【0050】
ステップS108では、メニュー画面200に表示された仕訳伝票照会メニュー2001が選択されることにより、ステップS109では、図9に示す仕訳伝票照会画面300を初期表示する。
【0051】
仕訳伝票照会画面300は、検索条件入力フォーム部301と検索結果表示部302から成る。検索結果表示部302の初期表示では、項目属性マスタ720の共通既定表示文字数723を取得し、各列の初期値の表示文字数の幅で空のGridを表示する。
【0052】
項目属性マスタ720は、列名称721、折り返し可否区分722、及び共通既定表示文字数723から構成され、Grid表示する項目の初期値を保持する。列名称721は、Grid表示する項目の名称を示す。折り返し可否区分722は、折り返し表示を行うか否かを判別するためのフラグである(折り返し可否情報)。共通既定表示文字数723は、当該項目の既定の表示幅を示す(横幅値)。折り返し可否区分722は、特に日付や金額など、折り返し表示してしまうと見にくいものに設定することで、折り返し表示を防ぐことができる。
【0053】
ステップS110では、情報処理装置101は、仕訳伝票照会画面300に備えられた検索ボタン303が押下されたか否かを判定する。検索ボタン303が押下されたと判定された場合には、ステップS111に処理を進め、そうでない場合には、押下されるまで待機する。
【0054】
ステップS111では、情報処理装置101は、ユーザー操作により入力された検索条件入力フォーム部301のチェックを行い、その結果をもってステップS112にて検索の実行可否を判断する。検索実行可能であると判定された場合には、ステップS113に処理を進め、そうでない場合にはステップS110に処理を戻す。
【0055】
検索が可能な場合には、ステップS113では、検索条件入力フォーム部301に入力された内容に従って仕訳明細トラン730を検索し、検索結果をメモリ内に保持する。
【0056】
仕訳明細トラン730(図13参照)は、仕訳伝票を構成する情報であり、伝票日付731、科目コード732、科目名733、部門コード734、部門名735、摘要欄736、及び金額欄737等から構成される。本実施例では会計アプリケーションを想定しているためこのような構成となっているが、これに限らない。
【0057】
ステップS114では、情報処理装置101は、ステップS106で取得したGrid自動調整区分703が「自動調整する」となっているか否かを判定する。「自動調整する」となっている場合には、ステップS115に処理を進め、そうでない場合にはステップS120に処理を進める。
【0058】
ステップS115では、情報処理装置101は、検索した結果のデータを参照し、一旦列ごとに最も長い文字列に合わせて、表示幅を調整する。最長表示処理の詳細は、後述する図4に示す。
【0059】
ステップS116では、情報処理装置101は、ステップS115で取得した1行全体の表示文字数が、ステップS106で取得した自動調整情報に含まれるGrid最大調整表示文字数704以上か否かを判定する。1行全体の表示文字数がGrid最大調整表示文字数704以上であると判定された場合には、ステップS117に処理を進め、そうでない場合には、ステップS123に処理を進める。
【0060】
ステップS117では、情報処理装置101は、Grid最大調整表示文字数704に納まり、尚且つ行数が最少となるよう、折り返し表示を行う列を求める。最小文字数折り返し処理の詳細は、後述する図5に示す。
【0061】
一方、ステップS116で1行全体の表示文字数がGrid最大調整表示文字数704以上ではないと判定された場合には、ステップS123では、情報処理装置101は、ステップS115において自動調整された表示幅のままで表示する。つまり、各列の最も長い文字列に合わせた表示幅として表示する。
【0062】
ステップS114で「自動調整する」と判定できなかった場合の説明を行う。ステップS120では、情報処理装置101は、項目属性マスタ720に設定されている共通既定表示文字数723で1行表示する。このとき、表示する文字数が共通既定表示文字数723を超えていた場合でも、折り返すことなく表示する。この結果、図14の処理結果1501に示す通りとなる。
【0063】
ステップS121では、情報処理装置101は、ユーザーから行が選択されたか否かを判定する。選択されたと判定された場合には、ステップS122に処理を進め、そうでない場合には、本一連の処理を終了する。
【0064】
ステップS122では、情報処理装置101は、選択行のみを共通既定文字数で折り返し表示する。既定文字数折り返し処理の詳細は、後述する図6に示す。
【0065】
ステップS117またはステップS122が終了すると、ステップS118では、情報処理装置101は、表示行数が最も多い列のフォントサイズを1サイズ小さくした場合、表示行数が減少するかを判定する。表示行数が減少すると判定された場合には、ステップS119に処理を進め、そうでない場合には、ステップS124に処理を進める。
【0066】
ステップS119では、情報処理装置101は、対象の列のみフォントサイズを1サイズ小さくして、Gridを表示する。一方、ステップS120では、情報処理装置101は、表示行数が減少しないので、フォントサイズを変えずに表示する。
【0067】
次に、最長表示処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。尚、S201乃至S203の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
【0068】
まず、ステップS201では、情報処理装置101は、表示されている列数分だけ、ステップS202を繰り返すループ処理を行う。
【0069】
ステップS202では、情報処理装置101は、各列で格納されている最も長い文字列を表示文字数として、RAM203に保持する。例えば、仕訳明細トラン730のデータでは、科目名733は「出張旅費」、「消耗品費」、「普通預金」、「地代家賃」の4文字、部門名735は「ソリューション開発部」の10文字、摘要欄は「本社フロア賃借料支払い(2011年7月分)」の21文字、金額欄は「956,000」の7文字が各列における最も長い文字列である。よって、これらの文字数をRAM203に保持する。すべての列に対して処理が完了したら、ループを抜けてステップS203に処理を進める。
【0070】
ステップS203では、情報処理装置101は、全ての列の表示文字数が求められたら、各列の表示文字数を加算して、行全体の表示文字数を算出する。例えば、仕訳明細トラン730のデータでは、10文字(伝票日付731)+5文字(科目コード732)+4文字(科目名733)+4文字(部門コード734)+10文字(部門名735)+21文字(摘要欄736)+7文字(金額欄737)=61文字が行全体の表示文字数となる。この結果、図14の処理結果1502に示す通りとなる。
【0071】
次に、最小文字数折り返し処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。尚、S301乃至S309の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
【0072】
まず、ステップS301では、情報処理装置101は、表示されている列数分だけ、ステップS302からステップS304を繰り返すループ処理を行う。
【0073】
ステップS302では、情報処理装置101は、各列が折り返し対象かどうかを判定する(折り返し可否判定手段)。判定には項目属性マスタ720の折り返し可否区分722を使用し、「折り返し対象外」の場合には表示文字数の調整は行わない。当該列が折り返し対象であると判定された場合には、ステップS303に処理を進め、そうでない場合には、ループ処理の最初に戻り、次の列の処理を行う。
【0074】
ステップS303では、情報処理装置101は、ステップS203において算出された当該列の文字数が同じく項目属性マスタ720の共通既定表示文字数723を超えているか否かを判定する。超えている場合には、ステップS304に処理を進め、そうでない場合には、ループ処理の最初に戻り、次の列の処理を行う。
【0075】
ステップS304では、情報処理装置101は、当該列を共通既定表示文字数723で折り返した場合の行数を算出し、RAM203に保持する(縦幅算出手段)。例えば、科目名733は共通既定表示文字数723が6文字に対し、ステップS203の調整後の表示文字数が4文字なのでそのまま何もしない。摘要欄736は共通既定表示文字数723が10文字に対し、ステップS203の調整後の表示文字数が21文字なので、共通既定表示文字数723の10文字で折り返した場合の3行をRAM203に保持する。
【0076】
ステップS305では、情報処理装置101は、変数mに「1」を設定する。この変数mは、カウンターとして使用する。
【0077】
ステップS306では、情報処理装置101は、「Grid最大調整表示文字数704≧行全体の表示文字数」となるまでステップS307からステップS309を繰り返す。
【0078】
ステップS307では、情報処理装置101は、折り返した場合の行数がm番目に少ない列に対して、ステップS203で求めた表示文字数と共通既定表示文字数723とを置き換える。
【0079】
ステップS308では、情報処理装置101は、行全体の表示文字数を再計算し、ステップS309で変数mに「1」を加算する(最大横幅値判定手段)。
【0080】
例えば、仕訳明細トラン730のデータでは、共通既定表示文字数723で折り返すと、図14の処理結果1503に示す通り、部門名735が2行、摘要欄736が3行となる(伝票日付731、科目コード732、部門コード734、金額欄737は項目属性マスタ720の折り返し可否区分722から折り返しの対象外、科目名733も共通既定表示文字数723より短いので折り返しの対象外)。
【0081】
Grid最大調整表示文字数704が58文字に設定されていると仮定した場合、折り返し行数が最も少ない部門名735に対して、ステップS115で求めた表示文字数10文字と、共通既定表示文字数723の6文字とを入れ替えると、Grid最大調整表示文字数704の58文字に納まるため、折り返し表示するのは部門名735のみとなる。つまり、図15に示す処理結果1601のようになる。こうすることで、折り返しできない項目があったとしても、その他の折り返し可能な項目を折り返し表示すると共に、最も行数の少ない項目を折り返して表示することで、表全体の行数を削減できる。
【0082】
次に、既定文字数折り返し処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。尚、S401乃至S404の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
【0083】
まず、ステップS401では、情報処理装置101は、表示されている列数分だけ、ステップS402からステップS404を繰り返す。
【0084】
ステップS402では、各列が折り返し対象かどうかを判定する。判定には項目属性マスタ720の折り返し可否区分722を使用する。折り返し対象であると判定された場合には、ステップS403に処理を進め、そうでない場合には、ステップS404に処理を進める。
【0085】
ステップ403では、情報処理装置101は、当該列に格納された文字列を共通既定表示文字数723に基づいて、折り返して表示する。一方、ステップS404では、当該列に格納された文字列を折り返さずに表示する。つまり、図15の処理結果1602に示すような表示となる。この場合、下2行がユーザーから選択された場合、摘要欄736を折り返しすることで、上4行のように表示が隠れていても、表示することができる。
【0086】
尚、図10に示す結果表示画面400の自動調整有無ラジオボタン402の初期値は、ユーザーマスタ700のGrid自動調整区分703を表示するが、ユーザー操作により自動調整有無ラジオボタン402が変更された場合には、その内容に従ってステップS114以降を実行する。
【0087】
また、項目属性マスタ720の共通既定表示文字数723より、ユーザー別既定表示文字数設定マスタ710の既定表示文字数713が優先される。例えば、摘要欄736の場合、項目属性マスタ720では共通既定表示文字数723が10文字だが、ユーザーBでログインした場合には、ユーザー別既定表示文字数設定マスタ710の既定表示文字数713である15文字を共通既定表示文字数723に置き換えて、本一連の処理を実行することになる。
【0088】
以上説明したように、本実施形態によれば、表形式でデータを表示する場合に、折り返し可能な列を特定し、当該列に表示されるデータを折り返した場合の行数が最も少なくなる列であって、表全体の最大幅に収まる列を検索するができるので、業務支援アプリケーションのような列の表示幅が固定されている表であっても、視認しやすくデータを表示させることができる。
【0089】
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0090】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
【0091】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0092】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
【0093】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
【0094】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
【0095】
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザーに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
【0096】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザーに配布し、所定の条件をクリアしたユーザーに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0097】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0098】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0099】
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0100】
101 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インターフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを表示するテーブルの大きさを調整する情報処理装置であって、
前記テーブルの各列に表示する項目ごとに設定された横幅値と、テーブル全体の横幅の最大値である最大横幅値と、前記テーブルの各列に表示する項目ごとに、当該項目に表示するデータの折り返し可否を示す折り返し可否情報とを記憶する記憶手段と、
前記テーブルを表示する場合に、前記記憶手段に記憶された折り返し可否情報に基づいて、前記項目が折り返し表示可能か否かを判定する折り返し可否判定手段と、
前記折り返し可否判定手段によって折り返し可能であると判定された項目のデータを、前記記憶手段に記憶された横幅値に基づいて折り返し、折り返した際の項目全体の縦幅を、項目ごとに算出する縦幅算出手段と、
前記縦幅算出手段で算出された縦幅のうち、最も縦幅が短い項目を特定し、当該特定された項目を折り返した場合のテーブル全体の横幅が、前記記憶手段に記憶された最大横幅値に収まるか否か判定する最大横幅値判定手段と、
前記最大横幅値判定手段によって、前記最大横幅値に収まると判定された場合に、前記最も縦幅が短くなる項目を折り返し表示する表示手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記最大横幅値判定手段によって、前記最大横幅値に収まらないと判定された場合に、当該項目に表示するデータのフォントサイズを小さくすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示手段は、前記折り返し可否判定手段によって折り返しできないと判定された項目は、前記記憶手段に記憶された横幅値に基づいて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示手段は、前記折り返し可否判定手段によって折り返しできないと判定された項目は、当該項目に表示するデータの長さに基づいて表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記記憶手段に記憶された横幅値は、ユーザーごとに設定可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記記憶手段に記憶された横幅値と、最大横幅値は文字数で指定可能であり、前記縦幅は行数であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
データを表示するテーブルの各列に表示する項目ごとに設定された横幅値と、テーブル全体の横幅の最大値である最大横幅値と、前記テーブルの各列に表示する項目ごとに、当該項目に表示するデータの折り返し可否を示す折り返し可否情報とを記憶する記憶手段を備え、前記テーブルの大きさを調整する情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の折り返し可否判定手段が、前記テーブルを表示する場合に、前記記憶手段に記憶された折り返し可否情報に基づいて、前記項目が折り返し表示可能か否かを判定する折り返し可否判定ステップと、
前記情報処理装置の縦幅算出手段が、前記折り返し可否判定ステップによって折り返し可能であると判定された項目のデータを、前記記憶手段に記憶された横幅値に基づいて折り返し、折り返した際の項目全体の縦幅を、項目ごとに算出する縦幅算出ステップと、
前記情報処理装置の最大横幅値判定手段が、前記縦幅算出ステップで算出された縦幅のうち、最も縦幅が短い項目を特定し、当該特定された項目を折り返した場合のテーブル全体の横幅が、前記記憶手段に記憶された最大横幅値に収まるか否か判定する最大横幅値判定ステップと、
前記情報処理装置の表示手段が、前記最大横幅値判定ステップによって、前記最大横幅値に収まると判定された場合に、前記最も縦幅が短くなる項目を折り返し表示する表示ステップと
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
データを表示するテーブルの各列に表示する項目ごとに設定された横幅値と、テーブル全体の横幅の最大値である最大横幅値と、前記テーブルの各列に表示する項目ごとに、当該項目に表示するデータの折り返し可否を示す折り返し可否情報とを記憶する記憶手段を備え、前記テーブルの大きさを調整する情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り実行可能なプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記テーブルを表示する場合に、前記記憶手段に記憶された折り返し可否情報に基づいて、前記項目が折り返し表示可能か否かを判定する折り返し可否判定手段と、
前記折り返し可否判定手段によって折り返し可能であると判定された項目のデータを、前記記憶手段に記憶された横幅値に基づいて折り返し、折り返した際の項目全体の縦幅を、項目ごとに算出する縦幅算出手段と、
前記縦幅算出手段で算出された縦幅のうち、最も縦幅が短い項目を特定し、当該特定された項目を折り返した場合のテーブル全体の横幅が、前記記憶手段に記憶された最大横幅値に収まるか否か判定する最大横幅値判定手段と、
前記最大横幅値判定手段によって、前記最大横幅値に収まると判定された場合に、前記最も縦幅が短くなる項目を折り返し表示する表示手段
として機能させることを特徴とするコンピュータに読み取り実行可能なプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−101491(P2013−101491A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−244754(P2011−244754)
【出願日】平成23年11月8日(2011.11.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.コンパクトフラッシュ
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(312000206)キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社 (259)
【出願人】(396024082)スーパーストリーム株式会社 (5)
【Fターム(参考)】