説明

情報提供システム

【課題】コマーシャルなどに関連する情報を簡易な手法で取得して直ちに利用することができ、また、ライブ放送番組に限らず、録画された番組にも適用できる情報提供システムを提供すること。
【解決手段】第1の情報端末1は、ユーザ指示に従って受信情報から第1情報を取得し、情報管理端末2に伝送する。情報管理端末2は、第1情報に適合する第2情報をデータベース3から検索し、第2情報に関連する第3情報を、第1の情報端末1に関連付けられた第2の情報端末4に配信する。第2の情報端末4は、第3情報を元にしてWEBなどから第1情報に関する詳細情報を取得できる。第1情報の識別子を第2の情報端末4の識別子とともに記録したり、第3情報を元にして第1の情報端末1を制御したり、第3情報をWEBページに掲載させたりすることもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供システムに関し、特に、テレビ番組やコマーシャルの画像情報や音響情報などに関連する情報をサービスする情報提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、消費者端末が、テレビジョン放送等によるコマーシャルを検出し、その検出したコマーシャルの放送時刻と放送チャンネルに基づいてアクセス先情報供給装置にサクセスし、そのアクセス先情報供給装置からアクセス先情報を取得し、さらに、取得したアクセス先情報に基づいて商品等販売者端末にアクセスしてコマーシャルに関連する詳細情報を取得する情報送受信システムが記載されている。
【0003】
特許文献2には、時系列データの断片を利用者端末より情報検索サーバに送信し、情報検索サーバより該断片に関連する情報を取得して利用者端末に送信する検索サービスの配信方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−10237号公報
【特許文献2】特開2002−41569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の情報送受信システムの消費者端末は、アクセス先情報供給装置からアクセス先情報を取得するが、コマーシャルの放送時刻と放送チャンネルに基づいてアクセス先情報供給装置へアクセスするので、番組が録画されたものである場合には、コマーシャルに関連する詳細情報を取得できないという課題がある。また、コマーシャルを検出する消費者端末とコマーシャルに関連する詳細情報を取得する消費者端末は同一であるので、コマーシャルを視聴している間は、取得されたコマーシャルに関連する詳細情報を使って、例えば、商品購入行為に移ることができないという課題もある。
【0006】
特許文献2の検索サービスの配信方法も、時系列データの断片を送信する利用者端末と該時系列データの断片に関連する情報を受信する利用者端末が同一であるので、特許文献1の情報送受信システムと同様の課題がある。また、利用者端末でデータの断片を取得するのに手間が掛かるという課題もある。
【0007】
また、特許文献1,2には、コマーシャルに関連する情報や時系列データの断片に関連する情報をWEBページへ掲載すること、取得に利用された端末の情報を記録すること、取得された情報を利用して端末を制御することについては記載されていない。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コマーシャルなどに関連する情報を簡易な手法で取得して直ちに利用することができ、また、ライブ放送番組に限らず、録画された番組にも適用できる情報提供システムを提供することを目的としている。
【0009】
また、本発明は、情報端末に対する制御、例えば視聴予約の制御を行うことができる情報提供システムを提供することを目的としている。
【0010】
また、本発明は、コマーシャルなどに関連する情報をWEBページ上で閲覧できる情報提供システムを提供することを目的としている。
【0011】
さらに、本発明は、提示した情報と該情報の提示を要求した情報端末との関係を把握することができる情報提供システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の情報端末、情報管理端末およびデータベースを備え、前記第1の情報端末は、ユーザ指示に従って受信情報から第1情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された第1情報を前記情報管理端末に伝送する情報伝送手段を備え、前記情報管理端末は、前記情報伝送手段により伝送された第1情報に適合する第2情報を前記データベースから検索する適合情報検索手段と、前記適合情報検索手段により検索された第2情報に関連する第3情報を前記データベースから取得する関連情報取得手段と、前記関連情報取得手段により取得された第3情報を、前記第1の情報端末に関連付けられた、前記第1の情報端末とは別の第2の情報端末に配信する情報配信手段を備え、前記データベースは、前記第1情報に適合する第2情報と該第2情報に関連する第3情報とを対応させて予め登録している点に第1の特徴がある。
【0013】
また、本発明は、前記第3情報が、前記第2情報の一部として格納されている点に第2の特徴がある。
【0014】
また、本発明は、前記第1の情報端末が、テレビ受信機、テレビ信号受信再生装置、テレビ信号記録再生装置、携帯電話のいずれかであり、前記第1情報は、テレビ番組またはコマーシャルについての情報である点に第3の特徴がある。
【0015】
また、本発明は、前記第1情報が、画像情報であり、前記第2情報が、前記第1情報と同一の画像情報あるいは前記第1情報を時間的、空間的、あるいは時空間的にサンプリングした画像情報であり、前記適合情報検索手段は、前記第1情報と類似度が最も大きい第2情報を前記データベースから検索する点に第4の特徴がある。
【0016】
また、本発明は、前記第2情報がサンプリングされた画像情報である場合、前記適合情報検索手段は、同様のサンプリングを前処理として前記第1情報に施す点に第5の特徴がある。
【0017】
また、本発明は、前記第1情報が、有形物および無形物の少なくともいずれかについての情報であり、前記第3情報が、前記第1情報における無形物または有形物に関連する任意の情報である点に第6の特徴がある。
【0018】
また、本発明は、前記第1の情報端末は、前記情報管理端末にネットワークを介して接続されている点に第7の特徴がある。
【0019】
また、本発明は、前記第1の情報端末が、前記情報管理端末に直接接続されている点に第8の特徴がある。
【0020】
また、本発明は、前記情報配信手段が、前記第3情報に、前記第1の情報端末に関する情報または前記第2の情報端末に関する情報の少なくともいずれかを付与して配信する点に第9の特徴がある。
【0021】
また、本発明は、前記情報配信手段が、前記関連情報取得手段により取得された第3情報をネットワークを介して前記第2の情報端末に配信する点に第10の特徴がある。
【0022】
また、本発明は、前記情報配信手段が、前記第3情報を電子メールにより配信する点に第11の特徴がある。
【0023】
また、本発明は、前記情報配信手段が、前記第2の情報端末の状態を検知する手段をさらに備えた点に第12の特徴がある。
【0024】
また、本発明は、前記第2の情報端末が、携帯電話、ネットワークに接続されたパソコン、テレビ受信機、テレビ信号受信再生装置、テレビ信号記録再生装置のいずれかである点に第13の特徴がある。
【0025】
また、本発明は、前記情報伝送手段が、前記第2の情報端末の属性、前記第2の情報端末の所有者属性のいずれか、または両者を同時に伝送する点に第14の特徴がある。
【0026】
また、本発明は、前記情報配信手段が、前記第2の情報端末の属性、前記第2の情報端末の所有者属性に従って、第3情報を加工する手段をさらに備えた点に第15の特徴がある。
【0027】
また、本発明は、前記第2の情報端末が、前記情報配信手段により配信された第3情報を用いて前記第1の情報端末を制御する情報端末制御手段を備えた点に第16の特徴がある。
【0028】
また、本発明は、前記第3情報が、前記第1情報における有形物の購入または無形物の提供に必要な情報、あるいは前記第1の情報端末での受信情報の視聴予約に必要な情報である点に第17の特徴がある。
【0029】
また、本発明は、前記情報管理端末が、さらに、前記第1の情報端末により取得された第1情報の識別子と前記第2の情報端末の識別子とを対応させて記録する情報記録手段を備えた点に第18の特徴がある。
【0030】
また、本発明は、前記第1情報の識別子が、第1情報が取得された日時、該第1情報が属する番組のオリジナルの放送日時、チャンネルの少なくとも1つの情報である点に第19の特徴がある。
【0031】
また、本発明は、前記情報管理端末が、前記情報配信手段に代えて、前記関連情報取得手段により取得された第3情報を、前記第1の情報端末に関連付けられた、前記第1の情報端末とは別の第2の情報端末により閲覧可能なWEBページに掲載させる情報掲載手段を備えた点に第20の特徴がある。
【0032】
また、本発明は、前記情報掲載手段が、前記第2の情報端末の状態を検知する手段をさらに備えた点に第21の特徴がある。
【0033】
また、本発明は、前記第1情報が、音響情報であり、前記第2情報が、前記第1情報と同一の音響情報あるいは前記第1情報を時間的にサンプリングした音響情報であり、前記適合情報検索手段は、前記第1情報と類似度が最も大きい前記第2情報を前記データベースから検索する点に第22の特徴がある。
【0034】
また、本発明は、前記適合情報検索手段が、前記第2情報がサンプリングされた音響情報である場合、同様のサンプリングを前処理として前記第1情報に施す点に第23の特徴がある。
【0035】
また、本発明は、前記第1情報と前記第2情報は、いずれもそれらの特徴量に相当するメタデータであり、該メタデータは、前記第1の情報端末または前記情報管理端末のいずれかで生成される点に第24の特徴がある。
【0036】
また、本発明は、前記第1情報が、音声であり、前記第3情報が、前記第1情報の発声者に関する情報である点に第25の特徴がある。
【0037】
また、本発明は、前記第1情報が、音楽であり、前記第3情報が、前記第1情報に関する任意の情報である点に第26の特徴がある。
【発明の効果】
【0038】
本発明によれば、データベースに、任意の形態の第1情報に適合する第2情報と該第2情報に関連する第3情報とを対応させて予め登録しておき、第1の情報端末で取得された第1情報に適合する第2情報をデータベースから検索し、該第2情報に関連する第3情報をデータベースから取得して、第1の情報端末とは別の第2の情報端末に配信するので、第1情報に関連する第3情報を簡易な手法で取得でき、取得された第3情報を直ちに利用することができる。第3の情報を第2の情報の一部として格納しておくことで、より効率的に第3情報を取得することもできる。例えば、テレビで番組やコマーシャルを視聴している間でも、携帯電話などの情報端末を利用して、視聴している番組やコマーシャルに関連する詳細情報を閲覧することできるので、視聴中のコマーシャルの商品をすぐに購入するなどの行為が可能となる。また、関連する情報の取得に際して、放送時刻や放送チャンネルを使用しないので、ライブ放送番組に限らず、録画された番組にも適用できる。
【0039】
また、情報管理端末が第2の情報端末に第3の情報を配信する際に、第2の情報端末の状態や属性、所有者の属性を考慮して配信することができるため、例えば第2の情報端末が第3の情報を受信できない場合には該第3の情報を情報管理端末に蓄積しておいたり、第2の情報端末が備える機能に応じて第3の情報を加工したりすることができる。
【0040】
また、情報管理端末に情報端末制御手段を備えることにより、第1の情報端末に対する制御を行うことができる。例えば、第1の情報端末をテレビ受信機とし、第2の情報端末をそのリモコンとすることにより、今後放送される予定の番組の予告編に基づいて第1の情報端末で当該番組の視聴予約や録画予約を行うことができる。
【0041】
また、情報管理端末に情報掲載手段を備えることにより、第1の情報端末で取得された情報に関連する情報をWEBページに掲載し、該情報を他の情報端末から閲覧できるようになる。例えば、コマーシャルなどに関連する情報をWEBページ上で閲覧できるようになる。
【0042】
さらに、情報管理端末に情報記録手段を備えることにより、提示した情報と該情報の提示を要求した第2の情報端末との関係を把握することができる。例えば、第2の情報端末への第3情報の配信に伴い、どの端末がどの時間帯にどのチャンネルを視聴し、どのコマーシャルを視聴していてどの商品を購入したか、などの情報を収集することができるため、視聴率の測定やマーケティングなどに役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4実施形態を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0044】
以下、図面を参照して本発明を説明する。以下の実施形態では、第1の情報端末、第2の情報端末がそれぞれ、テレビ放送を受信する映像機器、携帯電話であり、第1情報がコマーシャルの画像情報、第2情報が該コマーシャルの画像情報に適合する画像情報、第3情報が第2情報に関連する情報であるとする。しかし、本発明における第1および第2の情報端末や処理対象とする情報は、以下の例に限定されるものではない。例えば、第1の情報端末が携帯電話向けのテレビ放送であるワンセグ放送を受信する、携帯電話などの機器であり、第2の情報端末が宅内で関連情報を表示する映像機器もしくはパソコンであるという形態も想定される。
【0045】
図1は、本発明の第1実施形態を示すブロック図である。第1実施形態の情報提供システムは、第1の情報端末1、情報管理端末2およびデータベース(DB)3を備え、コマーシャルに関連する情報を第2の情報端末4に配信する。
【0046】
第1の情報端末1は、テレビ番組(コマーシャル)を受信し、コマーシャル映像の1枚あるいは複数枚の画像情報を第1情報として取得し、第1情報を情報管理端末2に伝送する。すなわち、第1の情報端末1は、ユーザ指示に従って受信情報から第1情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段により取得された第1情報を情報管理端末2に伝送する情報伝送手段を備える。
【0047】
この第1の情報端末1は、通常のテレビ受信機に限られず、例えば、テレビ受信機に接続されるセットトップボックスなどのテレビ信号受信再生装置、ハードディスクレコーダなどのテレビ信号記録再生装置、テレビ受信機能を持つパソコンなどであってもよい。また、テレビ番組は、地上波や衛星波による放送に限定されず、ケーブルネットワークやIPネットワークを経由して配信されるものでもよい。すなわち、テレビ番組や第1の情報端末1は、任意のものである。
【0048】
情報管理端末2は、例えば、ネットワーク上に配置されたサーバ、あるいは第1の情報端末1と共に宅内に配置されたパソコンやワークステーションであり、第1の情報端末1により取得された第1情報に適合する第2情報をDB3から検索し、該第2情報に関連する第3情報をDB3から取得して第2の情報端末4に送信する。すなわち、情報管理端末2は、第1の情報端末1から伝送された第1情報に適合する第2情報をDB3から検索する適合情報検索手段と、この適合情報検索手段により検索された第2情報に関連する第3情報をDB3から取得する関連情報取得手段と、この関連情報取得手段により取得された第3情報を第2の情報端末4に配信する情報配信手段を備える。第3情報に、第1の情報端末1や第2の情報端末4の識別情報などの情報を付与して送信してもよい。
【0049】
情報端末の識別情報が付与された場合、第3情報は該当する識別情報を持つ情報端末にのみ送信される。これにより、例えば宅内の単一の映像機器に対して家族を構成する各人に固有の情報を提供することができる。特に、第3情報を第2の情報端末4に直接送信するのではなく、後述するように、第2の情報端末4がWEBサーバにアクセスして第3情報を閲覧するような場合、第3情報に第2の情報端末4の識別情報を付与しておくことにより、アクセスしてくる第2の情報端末4ごとに第3の情報を加工することも可能になる。
【0050】
なお、DB3に登録されている第2情報が、後述するようにサンプリングされたものである場合、情報管理端末2は、第1情報に対して同様のサンプリングを施した後に、第2情報を検索するようにしてもよい。また、第2情報が蓄積されたDB3と、第3情報が蓄積されたDB3は、異なるデータベースであってもよい。
【0051】
情報管理端末2がネットワーク上のサーバである場合、第1および第2の情報端末1,4は、ネットワークを介して情報管理端末2に接続される。この場合、情報管理端末2は、ネットワークを介して接続された複数の第1の情報端末1を収容できる。同様に、情報管理端末2は、複数の第2の情報端末4へ情報を発信することができる。
【0052】
情報管理端末2が宅内の情報管理端末である場合、第1の情報端末1は、宅内配線(有線または無線)を介して情報管理端末2に接続され、第2の情報端末4は、ネットワークを介して情報管理端末2に接続される。このために、情報管理端末2はネットワーク接続機能を持っている。
【0053】
DB3は、第1の情報端末1で取得される第1情報に適合する第2情報と該第2情報に関連する第3情報との対応を予め登録している。コマーシャルの場合、DB3は、該コマーシャル映像中の代表的な1枚あるいは複数枚の画像情報(静止画の集合または動画)を第2情報として予め登録している。第2情報は、第1の情報端末1で取得される画像情報と同一の画像情報でよいが、その画像情報を時間的、空間的、あるいは時空間的にサンプリングした画像情報でもよい。
【0054】
また、DB3は、第2情報に対応して、例えば、当該コマーシャルにおける商品(有形物)やサービス(無形物)(以下、対象物と称する。)の名称、対象物をより詳しく説明するWEBページのURL、対象物の購入あるいは提供を受けることができるWEBページのURLや対象物の問い合わせ先の電話番号など、第1情報における対象物に関連する任意の情報を第3情報として予め登録している。DB3は、コマーシャル映像やそれに関連する情報を、コマーシャル提供者から提供してもらうことにより予め構築できる。DB3は、ネットワーク上あるいは宅内に配置される。
【0055】
第2の情報端末4は、第1の情報端末1とは独立した別の情報端末、例えば、携帯電話である。第2の情報端末4は、第1の情報端末1に関連付ける情報(関連付け情報)を第1の情報端末1に記録しておくことで、第1の情報端末1に関連付けられている。なお、第1の情報端末1に複数の第2の情報端末4を関連付けることもできる。
【0056】
次に、第1実施形態における動作を説明する。図2は、その動作を示すフローチャートである。第1の情報端末1でコマーシャル映像が再生表示されてとき、該コマーシャルの対象物に対して、より詳しい情報を知りたいとか、その商品を購入したいなどの要求がある場合、ユーザは、第1の情報端末1でコマーシャル映像が再生表示されている最中に、その画像情報を取得(キャプチャ)するように第1の情報端末1に指示する。
【0057】
この取得指示は、例えば、第2の情報端末4である携帯電話において行われ、これにより第1情報の取得要求が第1の情報端末1に送出される(S1)。第1情報の取得要求に従って、第1の情報端末1は、コマーシャル映像の画像情報を第1情報として取得し、情報管理端末2に送信する(S2)。この際、上記関連付け情報を付加して、取得元の第2の情報端末4が分かるようにしておく。
【0058】
コマーシャル映像の画像情報の取得指示は、第1の情報端末1でコマーシャル映像が再生表示されている間に、第1の情報端末1に付随する特定のボタンを押下することで行うこともできる。第1の情報端末1に付随するボタンは、第1の情報端末1が具備したものでもよいし、第1の情報端末1を制御するリモコンが具備したものでもよい。また、第1の情報端末1が音声入力機能を装備していれば、ボタンの押下に代えて特定音声の発生による音声入力を利用することもできる。
【0059】
また、第1,第2の情報端末1,4とは別の情報端末、例えば、家庭用ゲーム機のリモコンなどを第1の情報端末1に関連付けておき、その情報端末においてボタンを押下したり、音声入力したりすることで、この取得指示を行うこともできる。
【0060】
ここで取得するコマーシャル映像の画像情報は、ボタンが押下または特定音声が発声された瞬間の1枚分の画像情報だけでもよいし、ボタンが押されている期間や音声が発声されている期間の複数枚分の画像情報、あるいはボタンが押下または特定音声が発声されたときからの特定枚数分の画像情報でもよい。また、ボタンが押下または特定音声が発声されたときのコマーシャルを特定して、該コマーシャルについての画像情報全体を取得してもよい。連続する画像情報は、個々の静止画情報として取得してもよいし、動画情報として取得してもよい。また、取得する情報は、画像情報だけに限られず、音響情報であってもよい。さらに、これらの画像情報や音響情報は、より情報量の小さい任意の特徴量(メタデータ)に変換してもよい。
【0061】
情報管理端末2は、第1の情報端末1から伝送されてきた第1情報を用いてDB3内に予め登録されている第2情報を検索し(S3)、第1情報に適合する第2情報を取得する(S4)。第1情報に適合する第2情報は、第1情報に類似する第2情報を探し出すことで取得できる。
【0062】
コマーシャル映像のように第1および第2情報が画像情報の場合、画像情報同士が類似しているかどうかは、画像情報における色特徴、テクスチャ特徴、含まれる物体の形状特徴、それらの任意の組み合わせの特徴の類似で判断できる。また、複数枚分の画像情報同士が類似しているかの判断には、さらに物体の動き特徴などを利用することができる。なお、類似の判断には、特徴量間距離、その他の任意の指標を利用することができる。
【0063】
第1情報が1枚分の画像情報の場合、情報管理端末2は、該画像情報に最も類似する1枚分の画像情報をDB3から検索する。この場合、検索対象となる画像情報全てに対する類似を求めてもよいが、検索対象となる画像情報が類似したもの同士で階層的に構造化されている場合には、代表的な画像情報との類似を求めた上で、逐次的に検索対象を狭めていけば、効率的な検索が可能である。
【0064】
また、第1情報が複数枚分の画像情報の場合、全画像情報または任意にサンプリングした画像情報それぞれに類似した画像情報を検索し、それらの類似度の合算に基づいて、類似する複数枚の画像情報を検索することができる。さらに、複数枚分の画像情報が持つ連続的な特徴量に基づいて、類似する複数枚分の画像情報を検索することもできる。
【0065】
情報管理端末2は、さらに、第1の情報端末1から伝送されてきた第1情報に適合する第2情報に関連する第3情報をDB3に要求し(S5)、該第3情報を取得する(S6)。さらに、情報管理端末2は、DB3から取得した第3情報を第2の情報端末4で閲覧可能な形式に加工し、第2の情報端末4に配信する(S7)。例えば、第3情報がコマーシャルにおける対象物を購入するためのWEBページのURLであり、第2の情報端末4が携帯電話である場合、URLの文字列を電子メールで第2の情報端末4に配信する。
【0066】
第2の情報端末4(携帯電話)は、情報管理端末2から送信されたURLの文字列を受信する。第2の情報端末4において、そのURLの文字列を電子メール閲覧ソフト上で選択(クリック)することにより、該当するWEBページにアクセスし、関連情報を要求し(S8)、取得することができる(S9)。例えば、コマーシャル映像の商品の購入を要求し、その応答を受けることができる。
【0067】
本実施形態のように、第2情報検索(S3)と第3情報要求(S5)という二段階の情報取得を行うことで、第3情報を受信する第2の情報端末4の状況に応じて第3情報の提供形態を変えることもできる。
【0068】
例えば、情報管理端末2がDB3から第2情報取得(S4)を完了した後、情報管理端末2は第2の情報端末4へメッセージを送信し、第2の情報端末4が通信可能な状態かどうかを確認する。その結果、第2の情報端末4からメッセージが返され、通信可能な状態にあると判明した場合には、第3情報取得(S6)を完了した後、WEBページを自動的に開くなどの制御情報を送信することで、第2の情報端末4はより簡易に関連情報へアクセスすることができる。
【0069】
一方、第2の情報端末4が通信可能な状態にないと分かった場合には、上記の通りURL文字列をメールで送信するほか、情報管理端末2が第2の情報端末4の専用の領域にURL文字列の情報を蓄積しておくなど、第2の情報端末4が通信可能な状態になったときに関連情報を取得できるようにすればよい。このように、第1情報を取得する第1の情報端末1と、第3情報を取得する第2の情報端末4とが異なる端末であるため、第1情報送信(S2)から第3情報配信(S7)の間には時間差があってもよい。
【0070】
情報管理端末2による第2の情報端末4の状態の取得については、通信可能かどうか以外にも、例えば端末のプロファイルや、端末所有者のプロファイルなどを取得して、第3情報を加工したり、予め複数用意された第3情報から適切なものを選択したりすることもできる。
【0071】
例えば、端末のプロファイルとしてアニメーション表示機能の搭載有無を取得する場合、アニメーション表示機能が搭載された第2の情報端末4に対しては、アニメーションが含まれるリッチなWEBページ或いはそのURL文字列を送信するが、アニメーション表示機能が搭載されていない第2の情報端末4に対しては、アニメーションが含まれずテキストと静止画程度が含まれる簡易なWEBページ或いはそのURL文字列を送信する。
【0072】
一方、端末所有者のプロファイルとして当該所有者が頻繁に利用する物販サイトの情報が通知された場合には、関連情報としての物販サイトのURL文字列を、優先的に当該物販サイトに設定して送信することができる。ここで、端末のプロファイルや、端末所有者のプロファイルなどは、第1情報と同時に情報管理端末2へ送信することも可能である。
【0073】
なお、データベースDB3に蓄積された第2情報と第3情報の関連付け方法に応じて、情報取得を二段階で行うか(第2情報検索(S3)と第3情報検索(S5)を独立に実行)、一段階で行うか(第2情報検索(S3)と第3情報検索(S5)を一度に実行)のいずれも可能である。すなわち、第2情報は第1情報を含む画像ファイルであり、第1情報と合致した画像ファイルのファイル名が第2情報取得(S4)として得られ、そのファイル名から特定されるURLを第3情報取得(S6)として得られる場合には、情報取得を二段階で行う。これに対し、第2情報は第1情報を含む画像ファイルであり、第1情報と合致した画像ファイルの付随データとして、例えばユーザ領域などに該当するURL文字列が埋め込まれている場合、第2情報取得(S4)で直接第3情報が得られるため、情報取得を一段階で完了させることができる。
【0074】
図3は、本発明の第2実施形態を示すブロック図であり、図1と同一あるいは同等部分には同じ符号を付してある。
【0075】
第2実施形態の情報提供システムは、第1の情報端末1、情報管理端末2およびDB3に加えて、さらに情報記録部5を備える。第1の情報端末1、情報管理端末2、DB3および第2の情報端末4が行う動作は、第1の実施形態と同様である。
【0076】
情報記録部5は、第1の情報端末1で取得された第1情報の識別子を、該第1情報に従ってDB3から取得された第3情報の配信先の第2の情報端末4の識別子と共に記録する。なお、情報記録部5は、情報管理端末2にネットワークを介して接続されたものでもよい。
【0077】
情報記録部5に記録された情報を、情報管理端末2やその他の情報端末で読み出して参照することにより、例えば、コマーシャル映像における対象物の情報が、どの第2の情報端末4によって要求されたかを把握することができる。
【0078】
また、ライブ放送番組の場合、第1情報に付加して、第1情報が取得された日時とチャンネルの情報を同時に情報記録部5に記録し、ハードディスクレコーダなどに録画された放送番組の場合には、該番組のオリジナルの放映日時を第1情報に付加して情報記録部5に記録することによって、どの時間帯にどのチャンネルで放送されたどの対象物に関する情報が、どの情報端末によって要求されたかを把握することができる。
【0079】
具体的には、情報記録部5にはコマーシャル映像が放映された日時とチャンネルの少なくともいずれかの情報、及び第2の情報端末4の識別子が組になって記録されているため、これを情報記録部5に接続された情報管理端末2またはその他の情報端末から読み出すことによって、コマーシャル映像における対象物に関して、要求された対象物、対象物を要求した情報端末およびその数、対象物が要求された日時、対象物が要求されたチャンネルなどを知ることができる。これは、例えば、コマーシャルの視聴率の測定などに有効である。
【0080】
図4は、本発明の第3実施形態を示すブロック図であり、図1と同一あるいは同等部分には同じ符号を付してある。
【0081】
第3実施形態の情報提供システムは、第1の実施形態と同様に、第1の情報端末1、情報管理端末2およびDB3を備えるが、第1の情報端末1がテレビ受信機であり、情報配信先の第2の情報端末4がテレビ受信機のリモコンであり、今後放送される予定の番組の予告編に基づいて第1の情報端末1で当該番組の録画予約を行うことができるようにしたものである。
【0082】
DB3は、今後放送される予定の番組の予告編に適合する画像情報を第2情報とし、該第2情報と該第2情報に関連する番組(予告編で放送された番組)の録画予約に必要な情報である第3情報との対応を予め登録している。DB3は、例えば、テレビ番組制作者からテレビ番組やそれに関連する情報の提供を予め受けることにより構築できる。
【0083】
第1の情報端末1は、今後放送される予定の予告編を含むテレビ番組を受信し、ユーザ指示に従って予告編の画像情報を第1情報として取得し、情報管理端末2に伝送する。第1情報は、番組の予告編中の任意の1枚あるいは複数枚の画像情報である。
【0084】
情報管理端末2は、第1情報を元に該当する番組を第2情報として検索し、さらに第2情報と関連する第3情報として、当該番組の録画予約に必要な情報、例えば、当該番組の放送日時やチャンネルの情報を取得し、第2の情報端末4に配信する。
【0085】
第1の情報端末1のリモコンである第2の情報端末4は、情報管理端末2から第3情報を受信し、受信した第3情報(放送日時とチャンネルの情報)を基に第1の情報端末1での当該番組の録画予約を実行する。
【0086】
図5は、本発明の第4実施形態を示すブロック図であり、図1と同一あるいは同等部分には同じ符号を付してある。
【0087】
第4実施形態の情報提供システムは、第1の実施形態と同様に、第1の情報端末1、情報管理端末2およびDB3を備えるが、第3情報を第2の情報端末4に配信する代わりに、WEBサーバ6を用意しておき、第3情報をWEBページ(以下、ポータルと称する。)に掲載するようにしたものである。
【0088】
第2の情報端末4は、ポータルにアクセスして認証を受けた後、第3情報を閲覧することができる。この場合、コマーシャルにおける商品名と該商品が購入できるWEBページのURLなどを組み合わせて第3情報とし、WEBページとして構成する際に、商品名を示すテキストに対して商品が購入できるWEBページのURLをハイパーリンクとして関連付けておくのがよい。第3情報をポータルに掲載することによって、第1の情報端末1で取得された第1情報についての商品名などを履歴として残すことが可能となる。また、ポータルへの掲載を経由せずに、商品が購入できるWEBページなどへ直接リンクさせることもできる。
【0089】
以上、実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々に変形できる。例えば、上記実施形態では、コマーシャルに関連する情報を提供する場合について説明したが、テレビ番組を対象とし、該番組の出演者の情報や出演者が付けている服飾品などの情報を提供することもできる。
【0090】
また、本発明は、画像情報以外の情報、例えば、コマーシャル映像に付随する音響情報やその他の音響情報などに対しても適用できる。例えば、第1情報を音声とし、第3情報を第1情報の発声者に関する情報としたり、第1情報を音楽とし、第3情報を第1情報に関する任意の情報とすることができる。この場合、第2情報を第1情報と同一の音響情報あるいは第1情報を時間的にサンプリングした音響情報とし、第1および第2情報の類似度から第1情報に適合する第2情報を検索でき、第1情報に同様のサンプリングを前処理として施すこともできる。
【符号の説明】
【0091】
1・・・第1の情報端末、2・・・情報管理端末、3・・・データベース、4・・・第2の情報端末、5・・・情報記録部、6・・・WEBサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の情報端末、情報管理端末およびデータベースを備え、
前記第1の情報端末は、ユーザ指示に従って受信情報から第1情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された第1情報を前記情報管理端末に伝送する情報伝送手段を備え、
前記情報管理端末は、前記情報伝送手段により伝送された第1情報に適合する第2情報を前記データベースから検索する適合情報検索手段と、前記適合情報検索手段により検索された第2情報に関連する第3情報を前記データベースから取得する関連情報取得手段と、前記関連情報取得手段により取得された第3情報を、前記第1の情報端末に関連付けられた、前記第1の情報端末とは別の第2の情報端末に配信する情報配信手段を備え、
前記データベースは、前記第1情報に適合する第2情報と該第2情報に関連する第3情報とを対応させて予め登録していることを特徴とする情報提供システム。
【請求項2】
前記第3情報は、前記第2情報の一部として格納されていることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記第1の情報端末は、テレビ受信機、テレビ信号受信再生装置、テレビ信号記録再生装置、携帯電話のいずれかであり、前記第1情報は、テレビ番組またはコマーシャルについての情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記第1情報は、画像情報であり、前記第2情報は、前記第1情報と同一の画像情報あるいは前記第1情報を時間的、空間的、あるいは時空間的にサンプリングした画像情報であり、前記適合情報検索手段は、前記第1情報と類似度が最も大きい第2情報を前記データベースから検索することを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記第2情報がサンプリングされた画像情報である場合、前記適合情報検索手段は、同様のサンプリングを前処理として前記第1情報に施すことを特徴とする請求項4に記載の情報提供システム。
【請求項6】
前記第1情報は、有形物および無形物の少なくともいずれかについての情報であり、前記第3情報は、前記第1情報における無形物または有形物に関連する任意の情報であることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項7】
前記第1の情報端末は、前記情報管理端末にネットワークを介して接続されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項8】
前記第1の情報端末は、前記情報管理端末に直接接続されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項9】
前記情報配信手段は、前記第3情報に、前記第1の情報端末に関する情報または前記第2の情報端末に関する情報の少なくともいずれかを付与して配信することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項10】
前記情報配信手段は、前記関連情報取得手段により取得された第3情報をネットワークを介して前記第2の情報端末に配信することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項11】
前記情報配信手段は、前記第3情報を電子メールにより配信することを特徴とする請求項10に記載の情報提供システム。
【請求項12】
前記情報配信手段は、前記第2の情報端末の状態を検知する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の情報提供システム。
【請求項13】
前記第2の情報端末は、携帯電話、ネットワークに接続されたパソコン、テレビ受信機、テレビ信号受信再生装置、テレビ信号記録再生装置のいずれかであることを特徴とする請求項10または12に記載の情報提供システム。
【請求項14】
前記情報伝送手段は、前記第2の情報端末の属性、前記第2の情報端末の所有者属性のいずれか、または両者を同時に伝送することを特徴とする請求項13に記載の情報提供システム。
【請求項15】
前記情報配信手段は、前記第2の情報端末の属性、前記第2の情報端末の所有者属性に従って、第3情報を加工する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項14に記載の情報提供システム。
【請求項16】
前記第2の情報端末は、前記情報配信手段により配信された第3情報を用いて前記第1の情報端末を制御する情報端末制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項17】
前記第3情報は、前記第1情報における有形物の購入または無形物の提供に必要な情報、あるいは前記第1の情報端末での受信情報の視聴予約に必要な情報であることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項18】
前記情報管理端末は、さらに、前記第1の情報端末により取得された第1情報の識別子と前記第2の情報端末の識別子とを対応させて記録する情報記録手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項19】
前記第1情報の識別子は、第1情報が取得された日時、該第1情報が属する番組のオリジナルの放送日時、チャンネルの少なくとも1つの情報であることを特徴とする請求項18に記載の情報提供システム。
【請求項20】
前記情報管理端末は、前記情報配信手段に代えて、前記関連情報取得手段により取得された第3情報を、前記第1の情報端末に関連付けられた、前記第1の情報端末とは別の第2の情報端末により閲覧可能なWEBページに掲載させる情報掲載手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項21】
前記情報掲載手段は、前記第2の情報端末の状態を検知する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項20に記載の情報提供システム。
【請求項22】
前記第1情報は、音響情報であり、前記第2情報は、前記第1情報と同一の音響情報あるいは前記第1情報を時間的にサンプリングした音響情報であり、前記適合情報検索手段は、前記第1情報と類似度が最も大きい前記第2情報を前記データベースから検索することを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項23】
前記第2情報がサンプリングされた音響情報である場合、前記適合情報検索手段は、同様のサンプリングを前処理として前記第1情報に施すことを特徴とする請求項22に記載の情報提供システム。
【請求項24】
前記第1情報と前記第2情報は、いずれもそれらの特徴量に相当するメタデータであり、該メタデータは、前記第1の情報端末または前記情報管理端末のいずれかで生成されることを特徴とする請求項5または23に記載の情報提供システム。
【請求項25】
前記第1情報は、音声であり、前記第3情報は、前記第1情報の発声者に関する情報であることを特徴とする請求項22または23に記載の情報提供システム。
【請求項26】
前記第1情報は、音楽であり、前記第3情報は、前記第1情報に関する任意の情報であることを特徴とする請求項22または23に記載の情報提供システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−233020(P2010−233020A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−79245(P2009−79245)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(000208891)KDDI株式会社 (2,700)
【Fターム(参考)】