説明

情報検索装置、情報検索プログラム、及び携帯端末装置

【課題】あるエリアに居る携帯端末装置のユーザがその携帯端末装置を用いて情報を検索するときに、そのエリアに居るユーザに有用な検索キーワードをそのエリアに居た人の検索結果を基に提供可能にする。
【解決手段】ユーザ情報DB51には、情報検索サーバ2を利用するための登録を行ったユーザに関する情報が保存されている。ユーザ情報DB51に登録されているユーザの検索履歴の集計が検索時に居たエリア毎に保存されている。情報検索サーバ2は、あるエリアに居るユーザの携帯端末装置からその現在位置情報を受信すると、検索履歴情報DB52から、そのエリアで検索されたキーワードを抽出し、検索候補キーワードとして、携帯端末装置へ送信する。携帯端末装置は、検索候補キーワードを受信して表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、あるエリアに居る携帯端末装置のユーザがその携帯端末装置を用いてそのエリアに関する情報を検索するときに、そのエリアに居るユーザに有用な検索キーワードをそのエリアに居た人の検索結果を基に提供することができる情報検索装置、情報検索プログラム及び携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット上のポータルサイトにより提供されている情報検索サービスでは、ユーザがPC(パーソナルコンピュータ)や携帯電話機などの端末装置を用いてポータルサイトにアクセスすると、端末装置のディスプレイの画面にキーワード入力欄及び検索ボタンが表示される。ユーザがキーワードを入力し、検索ボタンをクリックすると、ポータルサイト上の検索サーバにより検索が実行され、ヒットした情報の概要(タイトル、要約等)のリストが端末装置のディスプレイに表示される。ユーザが、リストの中から任意の一つを選択し、そのタイトル等をクリックすると、そのタイトル等にリンクしているURLにジャンプすることで、ユーザにより選択された情報が端末装置のディスプレイに表示される。
【0003】
ここで、ポータルサイトの中には、キーワード入力欄にキーワードを入力したときに、そのキーワードを含む検索候補キーワードのリストをキーワード入力欄の下に表示することで、絞り込みのためのキーワード入力を支援するものがある。即ち、例えばキーワード入力欄に「新宿」というエリア名を入力した時点で、「新宿」を含む検索候補キーワードとして、「新宿御苑」、「新宿駅」、「新宿区」、「新宿 ランチ」、「新宿 ホテル」などの検索候補キーワードが表示される。この検索候補キーワードは、検索キーワードを含む過去の検索要求及びそれに対する検索結果を集計してデータベース化し、その中から件数の多いキーワードなどを抽出したものである。ユーザが例えば「新宿 ランチ」にカーソルを合わせてクリックすると、新宿でランチを提供している飲食店が検索され、そのリストが端末装置のディスプレイに表示される。
【0004】
しかしながら、上記の検索候補キーワード(「新宿御苑」、「新宿駅」、「新宿区」、「新宿 ランチ」、「新宿 ホテル」など)は、キーワードに「新宿」を含む検索結果の集計に基づくものであって、実際に「新宿」に居た人からの検索要求に応じた検索結果の集計に基づくものではないため、実際に「新宿」に居た人がどのような検索を行ったのか分からないという問題がある。また、過去に「新宿」に居た人の検索結果が分からないため、過去に「新宿」に居た人と同じ理由で検索を行う場合に、検索結果が分かっていれば容易に検索できる場合があるのに、有用な検索結果を得られなかったり、また、検索結果を得られても時間がかかったりして、検索効率が悪い場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的は、あるエリアに居る携帯端末装置のユーザがその携帯端末装置を用いて情報を検索するときに、そのエリアに居るユーザに有用な検索キーワードをそのエリアに居た人の検索結果を基に提供可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の情報検索装置は、携帯端末装置から送信された現在位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、あるエリアで検索された検索キーワードに関する検索結果を集計して保存している検索履歴情報データベースと、その検索履歴情報データベースを参照して、前記取得した現在位置の所属エリアで検索された検索キーワードを抽出する検索候補キーワード抽出手段と、その抽出した検索候補キーワードを前記携帯端末装置へ送信する検索候補キーワード送信手段とを有することを特徴とする情報検索装置である。
本発明の第2の情報検索装置は、本発明の第1の情報検索装置において、携帯端末装置から送信された、その携帯端末装置の識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、携帯端末装置の識別情報及びユーザ情報を登録したユーザ情報データベース、並びに取得した端末識別情報を用いてユーザ情報データベースを参照し、その携帯端末装置のユーザの識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段とを有し、検索履歴情報データベースは、検索を行ったユーザの識別情報に関連付けて検索結果と位置情報を保存し、検索候補キーワード抽出手段は、前記取得したユーザ識別情報により特定されるユーザの属性に応じた検索候補キーワードを抽出することを特徴とする情報検索装置である。ここで、ユーザの属性とは、年齢、性別、職業等を意味する。
本発明の第3の情報検索装置は、本発明の第1又は第2の情報検索装置において、携帯端末装置からアクセスされたときの時計情報を取得する時計情報取得手段を有し、検索候補キーワード抽出手段は、前記取得した時計情報を加味して検索候補キーワードを抽出することを特徴とする情報検索装置である。ここで、時計情報とは、時刻情報、日付情報、曜日情報(祝日の種類を含む)、及びそれらの組み合わせを意味する。
本発明の情報検索プログラムは、あるエリアで検索された検索キーワードに関する検索結果を集計して保存している検索履歴情報データベースと、通信部とを有する情報検索装置のコンピュータを、携帯端末装置から送信され、前記通信部で受信された現在位置情報を取得する手段と、前記検索履歴情報データベースを参照して、前記取得した現在位置の所属エリアで検索された検索キーワードを抽出する手段と、その抽出した検索候補キーワードを前記通信部に前記携帯端末装置へ送信させる手段として機能させるための情報検索プログラムである。
本発明の携帯端末装置は、本発明の情報検索装置に対して現在位置情報を送信する手段と、本発明の情報検索装置から送信された検索候補キーワードを受信する手段と、受信した検索候補キーワードを表示する手段とを有することを特徴とする携帯端末装置である。
【0007】
[作用]
あるエリアに居る本発明の携帯端末装置のユーザがその携帯端末装置を用いて本発明の第1の情報検索装置にアクセスすると、その情報検索装置は、その携帯端末装置から送信された現在位置情報を取得し、検索履歴情報データベースを参照して、その取得した現在位置の所属エリアで検索された検索キーワードを抽出し、検索候補キーワードとして、その携帯端末装置へ送信する。その携帯端末装置は、その情報検索装置から送信された検索候補キーワードを受信し、表示する。
また、本発明の第2の情報検索装置は、本発明の携帯端末装置から送信された端末識別情報を取得し、その取得した端末識別情報を用いてユーザ情報データベースを参照して、その携帯端末装置のユーザの識別情報を取得し、検索履歴データベースを参照して、取得した現在位置の所属エリアで検索され、かつ取得したユーザ識別情報により特定されるユーザの属性に応じた検索候補キーワードを抽出する。
また、本発明の第3の情報検索装置は、本発明の携帯端末装置からアクセスされたときに時計情報を取得し、検索履歴情報データベースを参照して、取得した現在位置の所属エリアで検索された検索候補キーワードを抽出するときに、取得した時計情報を加味する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、あるエリアに居る携帯端末装置のユーザがその携帯端末装置を用いて情報を検索するときに、あるエリアに居る携帯端末装置のユーザがその携帯端末装置を用いて情報を検索するときに、そのエリアに居るユーザに有用な検索キーワードをそのエリアに居た人の検索結果を基に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施形態の情報検索システムを示す図である。
【図2】図1における情報検索サーバの機能ブロックとデータベースとの接続関係を示す図である。
【図3】図2における各データベースに保存されているデータの例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態の情報検索システムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
〈情報検索システムの構成〉
本発明の実施形態の情報検索提供システムは、図1に示すように、インターネットなどのネットワーク1と、ネットワーク1に接続される情報検索サーバ2、WWWサーバ3、及び携帯端末装置4を含み、情報検索サーバ2にはDB(データベース)5が接続される。なお、DB5は、ネットワーク1上に設けてもよいし、情報検索サーバ2に内蔵させてもよい。また、便宜上WWWサーバ3、携帯端末装置4を1台ずつ図示したが、実際には多数のWWWサーバ3及び携帯端末装置4がネットワーク1に接続されることは言うまでもない。さらに、WWWサーバ3から情報検索サーバ2、及び情報検索サーバ2からDB5は、ネットワーク及び専用回線で接続される場合もある。
【0011】
情報検索サーバ2は情報検索用Webページ21の作成機能を備えており、WWWサーバ3は閲覧用Webページ31の作成機能を備えている。携帯端末装置4は携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、PND(Personal Navigation Device)、小型PCなどからなり、内蔵するROMに所定のアプリケーションプログラム(以下、アプリと言う)を格納することで、情報検索サーバ2の検索用Webページ21を表示部に表示し、情報検索を行ったり、WWWサーバ3の閲覧用Webページを表示部に表示したりすることができる。また、携帯端末装置4はGPS受信機を内蔵しており、それを用いて測定した自身の現在位置情報を情報検索サーバ2へ送信する機能を持っている。
【0012】
情報検索サーバ2は情報検索サービスを運営する企業等に設置されている装置であり、パーソナルコンピュータやワークステーションなどからなり、ネットワーク1を介して検索用Webページ21を用いた情報検索サービスを提供する。WWWサーバ3はネットワーク1を介して閲覧用Webページ31を用いた情報を提供する。
【0013】
〈情報検索サーバの構成〉
情報検索サーバ2は図2に示すように制御部21及び通信部22を備えている。制御部21はCPU211、ROM212、RAM213及び時計(図示せず)を含み、この情報検索サーバ2全体の制御などを行う。通信部22はネットワーク1を介して携帯端末装置4やWWWサーバ3と通信を行う。
【0014】
〈DBの構成〉
DB5は、図2に示すようにユーザ情報DB51、検索履歴情報DB52、及びWebページ情報DB53を備えている。
【0015】
ユーザ情報DB51は、図3Aに示すように、情報検索サーバ2の検索用Webページ21を利用するための登録を行ったユーザに関する情報が保存されている。ここには携帯端末装置ID、氏名、年齢、性別、及び職業を例示したが、これらに趣味・趣向などを加えてもよい。携帯端末装置IDは装置に付与された固有の識別情報であり、これにより装置の特徴(カメラ機能が充実、表示性能が高い等)を識別することができる。
【0016】
ユーザ登録を行うことで、情報検索サーバ2を利用するためのアプリが携帯端末装置4内のROMに書き込まれる結果、情報検索サーバ2の検索用Webページ21を利用した情報検索が可能となる。なお、ユーザ登録は携帯端末装置4の購入時以後、随時行うことができる。
【0017】
検索履歴情報DB52には、ユーザ情報DB51に登録されているユーザの検索履歴の集計が検索時に居たエリア毎に保存されている。図3Bはその一例である。ここには、新宿に居た全ユーザが入力した検索キーワード毎の検索回数情報が格納されている。検索履歴情報DB52には、このような全ユーザの集計値に加えて、ユーザの属性(年齢、性別、職業等)毎、携帯端末装置4の特徴(カメラ機能が充実、表示性能が高い等)毎、検索実行時(時刻、曜日等)毎に保存されている。
【0018】
Webページ情報DB53には、検索履歴情報DBに格納されているキーワードにより検索されるWWWサーバ3の閲覧用WebページのURLが格納されている。ここには、新宿御苑、新宿区役所、新宿駅、及び新宿ステーションホテルの閲覧用WebページのURLを図示した。
【0019】
〈情報検索システムの動作〉
以上の構成を有する情報検索システムの動作について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。このフローチャートの処理は、CPU211がROM212に格納されているプログラムを実行することにより行われる。
【0020】
まず携帯端末装置4のユーザは、情報検索サーバ2を利用するためのアプリを起動するための操作を行う。この操作に応じて、携帯端末装置4は情報検索サーバ2に接続要求信号を送信する(ステップS1)。この接続要求信号には、携帯端末装置4の携帯端末装置IDが含まれている。
【0021】
情報検索サーバ2では、通信部22が接続要求信号を受信し、制御部21へ送る。制御部21は、接続要求信号中の携帯端末装置IDを取得してRAM213に記憶するとともに、その携帯端末装置IDがユーザ情報DB51に存在することを確認すると、携帯端末装置4に対し、検索用Webページ21を送信する(ステップS11)。また、このとき、ユーザ情報DB51からユーザの属性情報を読み出し、RAM213に記憶しておく。
【0022】
携帯端末装置4は、検索用Webページ21を受信し、表示する(ステップS2)。ユーザが画面上で所定の操作を行うと、携帯端末装置4は内蔵するGPS受信機で取得した現在位置情報を情報検索サーバ2へ送信する(ステップS3)。
【0023】
情報検索サーバ2では、通信部22が現在位置情報を受信し、制御部21へ送る。制御部21は携帯端末装置IDを取得してRAM213に記憶し、その現在位置情報と、先にRAM213に記憶した属性情報と、時計から取得した時計情報とを用いて統計処理を行い、検索履歴情報DB52から、携帯端末装置4のユーザが検索する可能性の高いキーワードを抽出し、検索候補キーワードとする(ステップS12)。
【0024】
ここで、統計処理は例えば以下の下記のようにする。まず現在位置を含むエリア(例えば新宿)において、ユーザ情報DB51に登録されているユーザが過去に検索したキーワードを検索回数の多い順に所定数抽出したリストを作成する。次にユーザの属性情報(年齢、性別、職業、趣味、嗜好等)、時計情報、携帯端末装置4の特徴を考慮して、リストを再構成し、検索候補キーワードリストとする。例えば、携帯端末装置4のユーザが28歳の会社員であり、金曜日の午後6時であれば、居酒屋、飲食店などを検索候補キーワードとし、携帯端末装置4のユーザが20歳の女子学生であり、土曜日の午後0時であれば、書店、カラオケ、ケーキ屋などを検索候補キーワードとすることが考えられる。
【0025】
次に情報検索サーバ2では、検索候補リストを携帯端末装置4へ送信する(ステップS13)。この検索候補キーワードリストを受信し、表示部に表示する(ステップS4)。携帯端末装置4のユーザは、表示されている検索候補キーワードの内の一つを選択すると、そのキーワードが情報検索サーバ2へ送信される(ステップS5)。
【0026】
情報検索サーバ2は、キーワードを受信すると、そのキーワードを検索履歴情報DB52に保存するとともに、Webページ情報DB53を参照し、キーワードに関連する情報(例えばキーワードが居酒屋であれば、付近の居酒屋のリスト)とそのリンク先のURLを取得して、検索結果情報とし、携帯端末装置4へ送信する(ステップS14)。
【0027】
携帯端末装置4では、検索結果情報を受信し、表示する(ステップS6)。ユーザが、表示されている検索結果のリストの中から任意の一つを選択すると、携帯端末装置4のリンク先のWWWサーバ3に接続され、その閲覧用Webページ31が表示される。
【0028】
以上説明したように、本発明の実施形態の情報検索システムによれば、ユーザ情報DB51に登録されているユーザの検索履歴の集計を検索時に居たエリア毎に検索履歴情報DBに保存しておき、携帯端末装置4のユーザが検索を行うときに、その現在位置における検索履歴をそのユーザの属性情報、携帯端末装置4の識別情報、及び時計情報を用いて、統計処理することにより、そのユーザが検索する可能性の高いキーワードを検索候補キーワードのリストとして、携帯端末装置4に表示することができる。
【0029】
なお、図4では、携帯端末装置4は、情報検索サーバ2からの検索用Webページを受信した後に現在位置情報を送信しているが、情報検索サーバ2に対する接続要求時に携帯端末装置IDとともに送信することもできる。
【0030】
また、図4では、携帯端末装置4が直接情報検索サーバ2にアクセスし、情報検索サーバ2がDB5を検索しているが、携帯端末装置4がWWWサーバ3を介して情報検索サーバ2にアクセスするように構成してもよい。
【0031】
また、図4において、情報検索サーバ2は、接続要求信号中の携帯端末装置IDがユーザ情報DB51内に存在しなかった場合、接続要求日時を特定し、曜日、時刻、場所等の条件を基に、検索履歴情報DB52に格納されている情報から最適なキーワードを抽出するように構成してもよい。
【0032】
さらに、以上の実施形態では、携帯端末装置4がGPS受信機を内蔵しているが、GPS受信機を外付けにしてもよい。また、GPS受信機を用いることなく、携帯電話の基地局に対する位置登録情報や、通信を行う際に設定されるIPアドレスから現在位置を特定することもできる。さらに、サービスを受ける際に現在位置を入力させたり、会員制の場合は、会員登録を行う時に現在位置情報(自宅位置等)を入力させたりして、現在位置を特定することもできる。
【符号の説明】
【0033】
1・・・ネットワーク、2・・・情報検索サーバ、3・・・WWWサーバ、4・・・携帯端末装置、21・・・制御部、22・・・通信部、51・・・ユーザ情報DB、52・・・検索履歴情報DB。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末装置から送信された現在位置情報を取得する端末位置情報取得手段と、あるエリアで検索された検索キーワードに関する検索結果を集計して保存している検索履歴情報データベースと、その検索履歴情報データベースを参照して、前記取得した現在位置の所属エリアで検索された検索キーワードを抽出する検索候補キーワード抽出手段と、その抽出した検索候補キーワードを前記携帯端末装置へ送信する検索候補キーワード送信手段とを有することを特徴とする情報検索装置。
【請求項2】
請求項1に記載された情報検索装置において、
携帯端末装置から送信された、その携帯端末装置の識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、携帯端末装置の識別情報及びユーザ情報を登録したユーザ情報データベース、並びに取得した端末識別情報を用いてユーザ情報データベースを参照し、その携帯端末装置のユーザの識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段とを有し、検索履歴情報データベースは、検索を行ったユーザの識別情報に関連付けて検索結果と位置情報を保存し、検索候補キーワード抽出手段は、前記取得したユーザ識別情報により特定されるユーザの属性に応じた検索候補キーワードを抽出することを特徴とする情報検索装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された情報検索装置において、
携帯端末装置からアクセスされたときの時計情報を取得する時計情報取得手段を有し、検索候補キーワード抽出手段は、前記取得した時計情報を加味して検索候補キーワードを抽出することを特徴とする情報検索装置。
【請求項4】
あるエリアで検索された検索キーワードに関する検索結果を集計して保存している検索履歴情報データベースと、通信部とを有する情報検索装置のコンピュータを、携帯端末装置から送信され、前記通信部で受信された現在位置情報を取得する手段と、前記検索履歴情報データベースを参照して、前記取得した現在位置の所属エリアで検索された検索キーワードを抽出する手段と、その抽出した検索候補キーワードを前記通信部に前記携帯端末装置へ送信させる手段として機能させるための情報検索プログラム。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれかに記載された情報検索装置に対して現在位置情報を送信する手段と、本発明の情報検索装置から送信された検索候補キーワードを受信する手段と、受信した検索候補キーワードを表示する手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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