説明

情報記録媒体、情報記録媒体を用いた再生方法及び記録方法、並びに、情報記録再生装置

【課題】一般に流通している2次元映像コンテンツの規格や通信方式等を変更することなく、簡単に3次元化して記録したり視聴したりする。
【解決手段】第1情報記録領域20Aには、TV番組Pを3D化するための3D化補完情報が予め記録されており、コンテンツ記録領域40Aは、3D化補完情報に関連するTV番組Pを記録することが可能な領域である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の情報記録領域が割り当てられた、単層、又は複数の、少なくとも情報を読み出すことが可能な記録層を有する情報記録媒体であって、
前記複数の情報記録領域は、第1情報記録領域、及び第2情報記録領域を含んでおり、
前記第1情報記録領域には、2次元映像コンテンツを3次元映像化するための補完情報が予め記録されており、
前記第2情報記録領域は、前記補完情報に関連する前記2次元映像コンテンツを記録することが可能な領域であることを特徴とする情報記録媒体。
【請求項2】
前記第1情報記録領域は、情報の読み出しのみ可能な領域となっていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
【請求項3】
複数の情報記録領域が割り当てられた、単層、又は複数の、少なくとも情報を読み出すことが可能な記録層を有する情報記録媒体であって、
前記複数の情報記録領域は、第1情報記録領域、及び第2情報記録領域を含んでおり、
前記第1情報記録領域には、2次元映像コンテンツを3次元映像化するための、外部から取得される圧縮された補完情報を伸張するための伸張処理プログラムが予め記録されており、
前記第2情報記録領域は、前記圧縮された補完情報に関連する前記2次元映像コンテンツを記録することが可能な領域であることを特徴とする情報記録媒体。
【請求項4】
前記第1情報記録領域は、情報の読み出しのみ可能な領域となっていることを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体。
【請求項5】
前記第1情報記録領域には、前記2次元映像コンテンツと、前記圧縮された補完情報が伸張された補完情報とを、3次元映像として再生できるように配列して、前記第2情報記録領域に新たに記録するための配列処理用情報が予め記録されていることを特徴とする請求項3、又は4に記載の情報記録媒体。
【請求項6】
前記第1情報記録領域には、前記2次元映像コンテンツを前記第2情報記録領域に予約記録するための予約情報が予め記録されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の情報記録媒体。
【請求項7】
前記第2情報記録領域には、前記予約情報に対応する前記2次元映像コンテンツの前記第2情報記録領域への記録の取り消しを決定するための無効化情報を記録することが可能な無効化情報記録領域が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の情報記録媒体。
【請求項8】
前記第1情報記録領域には、前記2次元映像コンテンツを3次元映像化することが許諾されていることを示す許諾情報が予め記録されていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報記録媒体。
【請求項9】
基板上に、前記複数の記録層と、前記複数の記録層の各々を分離する中間層と、前記基板から最も遠い位置に設けられた透光層とを有し、
前記複数の記録層は、再生光によって情報を読み出すことが可能となっており、
前記複数の記録層のうち、少なくとも1層が情報を読み出すことのみ可能な層であり、
その他の記録層のうち少なくとも1層が情報を記録可能な層であり、
前記第1情報記録領域は、前記情報を読み出すことのみ可能な層に割り当てられ、
前記第2情報記録領域は、前記情報を記録可能な層に割り当てられていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の情報記録媒体。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の情報記録媒体を用いて3次元映像を再生する再生方法であって、
前記第2情報記録領域に前記2次元映像コンテンツが記録されている場合に、該2次元映像コンテンツに関連する前記補完情報を、前記第1情報記録領域から読み出して、一時記録メモリに記録する一時記録工程と、
前記一時記録工程で前記一時記録メモリに記録された前記補完情報と、前記第2情報記録領域に記録されている前記2次元映像コンテンツとを読出し、読み出した前記2次元映像コンテンツと前記補完情報とを、3次元映像として再生できるように配列しつつ同期をとり、該3次元映像を再生する再生工程とを含んでいることを特徴とする再生方法。
【請求項11】
請求項3から5までのいずれか1項に記載の情報記録媒体に情報を記録する記録方法であって、
外部から取得した2次元映像にのみ対応したテレビジョン受信機で対応可能な形式の2次元映像コンテンツと、最大転送レートに合わせて圧縮された補完情報とを含むデータから、前記2次元映像コンテンツと、前記圧縮された補完情報とを分離する情報分離工程と、
前記情報分離工程で分離された2次元映像コンテンツを一時記録メモリに記録する一時記録工程と、
前記情報分離工程で分離された前記圧縮された補完情報を伸張する伸張工程と、
前記伸張工程で伸張された補完情報と、前記一時記録工程で一時記録メモリに記録された前記2次元映像コンテンツとを読出し、前記2次元映像コンテンツと前記伸張された補完情報とを、3次元映像として再生できるように配列して前記第2情報記録領域に記録する記録工程とを含んでいることを特徴とする記録方法。
【請求項12】
請求項1又は2に記載の情報記録媒体を用いて3次元映像を記録再生する情報記録再生装置であって、
前記第2情報記録領域に前記2次元映像コンテンツが記録されている場合に、該2次元映像コンテンツに関連する前記補完情報を、前記第1情報記録領域から読み出して、一時記録メモリに記録するメモリ制御手段と、
前記メモリ制御手段によって前記一時記録メモリに記録された前記補完情報と、前記第2情報記録領域に記録されている前記2次元映像コンテンツとを読出し、読み出した前記2次元映像コンテンツと前記補完情報とを、3次元映像として再生できるように配列しつつ同期をとり、該3次元映像を再生する再生制御手段とを備えていることを特徴とする情報記録再生装置。
【請求項13】
請求項3から5までのいずれか1項に記載の情報記録媒体を用いて3次元映像を記録再生する情報記録再生装置であって、
外部から取得した2次元映像にのみ対応したテレビジョン受信機で対応可能な形式の2次元映像コンテンツと、最大転送レートに合わせて圧縮された補完情報とを含むデータから、前記2次元映像コンテンツと、前記圧縮された補完情報とを分離する情報分離手段と、
前記情報分離手段によって分離された前記2次元映像コンテンツを一時記録メモリに記録するメモリ制御手段と、
前記情報分離手段によって分離された前記圧縮された補完情報を伸張する伸張処理手段と、
前記伸張処理手段によって伸張された補完情報と、前記メモリ制御手段によって一時記録メモリに記録された前記2次元映像コンテンツとを読出し、前記2次元映像コンテンツと前記伸張された補完情報とを、3次元映像として再生できるように配列して前記第2情報記録領域に記録する記録制御手段とを備えていることを特徴とする情報記録再生装置。
【請求項14】
請求項6に記載の情報記録媒体を用いて3次元映像を記録再生する情報記録再生装置であって、
前記第1情報記録領域に記録されている前記予約情報に対応する外部から取得した2次元映像コンテンツと、前記第1情報記録領域に記録されている前記補完情報と、を一時記録メモリに記録するメモリ制御手段と、
前記メモリ制御手段によって前記一時記録メモリに記録された前記補完情報と、前記2次元映像コンテンツと、を読出し、3次元映像として再生できるように配列して、前記第2情報記録領域に記録する処理を行う記録制御手段とを備えていることを特徴とする情報記録再生装置。
【請求項15】
請求項7に記載の情報記録媒体を用いて3次元映像を記録再生する情報記録再生装置であって、
前記第1情報記録領域に記録されている前記補完情報と、前記予約情報に対応する2次元映像コンテンツと、を一時記録メモリに記録するメモリ制御手段と、
前記メモリ制御手段によって前記一時記録メモリに記録された前記補完情報と、前記2次元映像コンテンツと、を読出し、3次元映像として再生できるように配列して、前記第2情報記録領域に記録する処理を行う記録制御手段とを備えており、
前記メモリ制御手段は、
前記第2情報記録領域に前記無効化情報が記録されている場合に、前記無効化情報に対応する前記予約情報が無効であると判断し、前記予約情報に対応する前記2次元映像コンテンツの前記第2情報記録領域への記録を取り消す処理を行うことを特徴とする情報記録再生装置。
【請求項16】
請求項8に記載の情報記録媒体を用いて3次元映像を記録再生する情報記録再生装置であって、
外部から取得した前記2次元映像コンテンツを一時記録メモリに記録するメモリ制御手段と、
前記第1情報記録領域に、正当な前記許諾情報が記録されていることが確認された場合に、前記メモリ制御手段によって前記一時記録メモリに記録され、前記許諾情報によって3次元映像化が許諾された前記2次元映像コンテンツと、前記第1情報記録領域に記録されている前記補完情報と、を読出し、3次元映像として再生できるように配列して、前記第2情報記録領域に記録する処理を行う記録制御手段とを備えていることを特徴とする情報記録再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2011−216181(P2011−216181A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−100097(P2011−100097)
【出願日】平成23年4月27日(2011.4.27)
【分割の表示】特願2010−217346(P2010−217346)の分割
【原出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】