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情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法および情報配信プログラム
説明

情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法および情報配信プログラム

【課題】作業者に適切に配信情報を配信可能な情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法および情報配信プログラムを提供する。
【解決手段】作業者が携帯する第1の端末装置および前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置と、ネットワークを介して通信する情報配信装置であって、位置情報取得手段と、配信先決定手段と、配信手段と、を備える。前記位置情報取得手段は、前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報と、前記第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報と、を前記第1の端末装置および前記第2の端末装置からそれぞれ取得する。配信先決定手段は、前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する。配信手段は、決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置に配信情報を配信する情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法および情報配信プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タクシーの送迎を待つ乗客に対して、配車可能なタクシーのうち乗客に最も近いタクシーを配車するタクシー配車システムが開示されている。より具体的には、配車可能なタクシーの位置情報と乗客の携帯電話の位置情報とに基づいて、乗客の携帯電話からの距離が最短であるタクシーを検索し、そのタクシー内の携帯電話に配車を伝えるものである。このシステムにより、効率よくタクシーを配車できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−279589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タクシーの場合、通常はドライバがタクシー内にいる。そのため、タクシー内の携帯電話に配車情報を伝えれば、ドライバはその配車情報をほぼ確実に知ることができる。
【0005】
しかしながら、一般的な車両を用いた作業の場合、作業者が車両を離れて作業することもある。作業者が車両を離れて作業しているときに車両内の端末装置に配信情報を配信しても、作業者はその配信情報の内容はもちろんのこと、情報が配信されたことさえも知ることができない、という問題がある。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者に適切に配信情報を配信可能な情報配信装置、情報配信システム、情報配信方法および情報配信プログラムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、作業者が携帯する第1の端末装置および前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置と、ネットワークを介して通信する情報配信装置であって、位置情報取得手段と、配信先決定手段と、配信手段と、を備える情報配信装置が提供される。前記位置情報取得手段は、前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報と、前記第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報と、を取得する。配信先決定手段は、前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する。配信手段は、決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業者が有する端末装置の現在位置情報および車両に設けられた端末装置2の現在位置情報に基づいて、いずれかの端末装置に配信情報を配信する。そのため、作業者が車内にいても車外にいても適切に配信情報を配信できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1の情報配信システムの処理動作の一例を示すフローチャート。
【図3】車載端末装置2の表示部225に表示される配信情報の一例を示す図。
【図4】携帯端末装置1の表示部125に表示される配信情報の一例を示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図。
【図6】複数の作業者と車両が作業を行う様子を示す図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図。
【図8】作業者データベース333の一例を示す図。
【図9】訪問先データベース334の一例を示す図。
【図10】図7の情報配信システムの処理動作の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0011】
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、携帯端末装置を携帯した作業者が、車載端末装置が設けられた車両を用いて作業を行うことを念頭に置いている。作業とは、例えば産業機器の定期的なメンテナンスや営業活動等であり、作業者が車両から離れて行うこともある。そこで、サーバから配信情報を配信する際に、携帯端末装置に配信情報を配信すべきか、車載端末装置に配信情報を配信すべきか、を適切に判断するものである。
【0012】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。情報配信システムは、携帯端末装置(第1の端末装置)1と、車載端末装置(第2の端末装置)2と、サーバ(情報配信装置)3とを備えている。サーバ3は、ネットワーク4を介して、携帯端末装置1および車載端末装置2と通信する。
【0013】
携帯端末装置1は、作業者が携帯する携帯電話、スマートフォン等であり、通信部11と、制御部12とを有する。
【0014】
通信部11はネットワーク4を介して制御部12とサーバ3との間で情報を送受信するインターフェースである。
【0015】
制御部12は、現在位置取得部121と、位置情報送信部122と、配信情報取得部123と、操作入力部124と、表示部125とを有する。
【0016】
現在位置取得部121は携帯端末装置1の現在位置を示す現在位置情報を取得するものであり、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置である。現在位置情報は、例えば緯度および経度で表現される。
【0017】
位置情報送信部122は、現在位置取得部121が取得した現在位置情報を、通信部11からネットワーク4を介してサーバ3に送信する。
【0018】
配信情報取得部123は、サーバ3から配信される配信情報を、ネットワーク4を介して通信部11から取得する。配信情報とは、サーバ3から携帯端末装置1あるいは車載端末装置2に配信される任意の情報であり、例えば所定の場所へ向かい、その場所で新たな作業を行うよう指示する情報である。配信情報は、サーバ3が生成するものであってもよいし、外部から配取得するものであってもよい。
【0019】
操作入力部124は作業者が携帯端末装置1に操作を入力するためのインターフェースであり、例えば携帯電話におけるダイヤルボタンやマイク等である。
【0020】
表示部125は配信情報取得部123が受信した配信情報を表示する、例えば液晶ディスプレイである。
【0021】
車載端末装置2は、例えば通信機能を有するカーナビゲーションデバイス、ポータブルナビゲーションデバイス等であり、通信部21と、制御部22とを有する。また、制御部22は、現在位置取得部221と、位置情報送信部222と、配信情報取得部223と、操作入力部224と、表示部225とを有する。各部の処理動作は携帯端末装置1のものとほぼ同様なので、説明を省略する。
【0022】
一方、サーバ3は、通信部31と、制御部32とを有する。
【0023】
通信部11はネットワーク4を介して制御部32と携帯端末装置1あるいは車載端末装置2との間で情報を送受信するインターフェースである。
【0024】
制御部32は、位置情報取得部321と、配信先決定部322と、配信部323とを有する。
【0025】
位置情報取得部321は、携帯端末装置1の現在位置情報および車載端末装置2の現在位置情報を、ネットワーク4を介して通信部31から取得する。
【0026】
配信先決定部322は、携帯端末装置1の現在位置情報および車載端末装置2の現在位置情報に基づいて、携帯端末装置1および車載端末装置2のいずれに配信情報を配信するかを決定する。
【0027】
配信部323は、決定されたいずれかの端末装置に通信部31からネットワーク4を介して、配信情報を配信する。
【0028】
図2は、図1の情報配信システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。
【0029】
まず前提として、配信情報の有無に関わらず、携帯端末装置1および車載端末装置2の現在位置取得部121,221は、定期的にそれぞれの現在位置情報を取得している。そして、位置情報送信部122,222はサーバ3へそれぞれの現在位置情報を送信し、サーバ3の位置情報取得部321はこれを取得している(ステップS1)。なお、車両のイグニッションスイッチをオフにしている状態では、車載端末装置2に電源が供給されないため、車載端末装置2からは現在位置情報がサーバ3へ送信されない。
【0030】
配信情報がある場合(ステップS2のYES)、配信先決定部322は、携帯端末装置1の現在位置情報および車載端末装置2の現在位置情報に基づいて、作業者が車内にいるか否かを判定する(ステップS3)。より具体的には、車載端末装置2から定期的に現在位置情報が送信されてきており、携帯端末装置1の現在位置と車載端末装置2の現在位置との差が予め定めた誤差程度の値以下である場合、配信先決定部322は作業者が車内にいると判定する(ステップS3のYES)。その他の場合、配信先決定部322は作業者が車外にいると判定する(ステップS3のNO)。
【0031】
作業者が車内にいると判定された場合(ステップS3のYES)、配信先決定部322は配信情報の配信先を車載端末装置2に決定する(ステップS4)。そして、配信部323は、配信情報を通信部31からネットワーク4を介して、車載端末装置2に配信する(ステップS5)。車載端末装置2の配信情報取得部222はネットワーク4を介して通信部21から配信情報を取得し、表示部225はこれを表示する。(ステップS6)。
【0032】
図3は、車載端末装置2の表示部225に表示される配信情報の一例を示す図である。まず、同図(a)に示すようにサーバ3(センター)から配信情報(メッセージ)がある旨が表示される。次いで、同図(b)に示すような配信情報の概略を示すメッセージと、同図(c)に示すような訪問先の住所や電話番号等の基本情報が表示される。図3の配信情報は、作業者に対してP社へ行くよう指示する例であり、P社へ行けるか否かをサーバ3に通知するための「OK」ボタン、「NG」ボタンや、現在位置を出発地、P社を目的地として経路探索を行う「経路探索」ボタンがさらに表示されてもよい。
【0033】
操作入力部223を介して作業者が「OK」ボタンあるいは「NG」ボタンを選択すると、その内容がサーバ3に通知される。また、作業者が「経路探索」ボタンを選択すると、車載端末装置2に設けられた経路探索部(不図示)が経路探索を行い、その結果が表示部225に表示される。あるいは、サーバ3に設けられた経路探索部(不図示)が経路探索を行い、その結果をサーバ3から車載端末装置2に送信して、表示部225に表示してもよい。
【0034】
上述のように、作業者が車内にいる場合は車載端末装置2の表示部225に配信情報を表示するため、作業者は携帯端末装置1の表示部125を見ることなく、安全かつ確実に配信情報の内容を知ることができる。
【0035】
一方、作業者が車内にいないと判定された場合(ステップS3のNO)、配信先決定部322は配信情報の配信先を携帯端末装置1に決定する(ステップS7)。そして、配信部323は、通信部31からネットワーク4を介して、配信情報を携帯端末装置1に配信する(ステップS8)。携帯端末装置1の配信情報取得部122はネットワーク4を介して通信部11から配信情報を取得し、表示部125はこれを表示する。(ステップS9)。
【0036】
図4は、携帯端末装置1の表示部125に表示される配信情報の一例を示す図である。図3と同様に、表示部125にはメッセージおよび基本情報が表示されるとともに、各種リンクが表示されてもよい。操作入力部123を介して作業者が経路探索のリンクを選択すると、携帯端末装置1に設けられた経路探索部(不図示)、あるいは、サーバ3に設けられた経路探索部(不図示)が携帯端末装置1の現在位置から配信情報が示す訪問先への経路探索を行い、その結果を表示部125に表示してもよい。
【0037】
上述のように、作業者が車外にいる場合は携帯端末装置1の表示部125に配信情報を表示するため、作業者は車両を離れて作業を行っている場合でも、携帯端末装置1を通して、確実に配信情報の内容を知ることができる。
【0038】
なお、配信情報が携帯端末装置1に送信された後に作業者が車内に戻り、サーバ3が車両から配信情報取得要求を受信した場合(ステップS10のYES)、配信部323はさらに車載端末装置2に配信情報を配信(ステップS11)し、車載端末装置2の表示部225に配信情報を表示するようにしてもよい(ステップS12)。これにより、車両に戻った作業者は、携帯端末装置1の表示部125を見ることなく、車両を運転しながら車載端末装置2の表示部225に表示された配信情報を確認することができる。
【0039】
上記の配信情報取得要求としては、例えば車両のイグニションスイッチがオンされ、車載端末装置2の位置情報送信部222からサーバ3に送信される現在位置情報を用いることができる。
【0040】
このように、第1の実施形態では、携帯端末装置1の現在位置情報および車載端末装置2の現在位置情報に基づいて作業者が車内にいるか否かを判断し、車内にいるときは車載携帯端末装置1へ、車外にいるときは携帯端末装置1へ配信情報を配信する。そのため、作業者が車内にいても車外にいても適切に配信情報を配信できる。
【0041】
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、携帯端末装置1および車載端末装置2の両方が現在位置取得部を備えるものであった。これに対し、第2の実施形態は、少なくとも携帯端末装置1が現在位置取得部121を備えているものである。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
【0042】
図5は、本発明の第2の実施形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。同図の携帯端末装置1bおよび車載端末装置は、互いを接続するための接続部12,22をそれぞれ有する。接続部12と接続部22とは、例えばケーブル等で接続してもよいし、無線接続でもよい。
【0043】
また、携帯端末装置1bの制御部12bは接続情報判定部126を有する。接続情報判定部126は、接続部12,22を介して、携帯端末装置1bが車載端末装置2bと接続されているか否かを判定し、その接続状態を通信部11からネットワーク4を介して、サーバ3の位置情報取得部321に送信する。
【0044】
一方、車載端末装置2bの制御部22bは、通信部21、現在位置取得部221および位置情報送信部222を備えていなくてもよい。
【0045】
図5の情報配信システムの処理動作の一例を図2のフローチャートを用いて説明する。
【0046】
ステップS1では、以下のようにして、サーバ3の位置情報取得部321は携帯端末装置1および車載端末装置2の現在位置情報を取得する。まず、携帯端末装置1bの現在位置情報取得部121が携帯端末装置1bの現在位置情報を取得する。そして、位置情報送信部122がその現在位置情報を位置情報取得部321に送信するとともに、接続情報判定部126が携帯端末装置1bと車載端末装置2bとの接続状態を位置情報取得部321に送信する。
【0047】
位置情報取得部321は、受信した接続状態が携帯端末装置1bと車載端末装置2bとが接続していることを示す場合、受信した現在位置情報を携帯端末装置1bの現在位置情報とし、かつ、車載端末装置2bの現在位置情報とする。一方、接続状態が携帯端末装置1bと車載端末装置2bとが接続していないことを示す場合、受信した現在位置情報を携帯端末装置1bの現在位置情報とし、かつ、両端末が接続しているときに受信した最後の現在位置情報を車載端末装置2bの現在位置情報とする。接続していない場合、作業者が車両を停めて車載端末装置2bから携帯端末装置1bとの接続を解除し、車外に移動している可能性が高いためである。
【0048】
その後のステップS2以降は第1の実施形態と同様である。
【0049】
このように、第2の実施形態では、携帯端末装置1bおよび車載端末装置2bに接続部12,22をそれぞれ設けることにより、車載端末装置2b内に通信部および現在位置情報取得部を設ける必要がなくなる。
【0050】
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、作業者が複数いる場合、その中から適切な作業者を選定し、かつ、選定された作業者に適切に配信情報を配信するものである。
【0051】
図6は、複数の作業者が作業を行う様子を示す図である。作業者はそれぞれ1台ずつの車両と対応づけられている。同図では、作業者A,B,Cがそれぞれ、車両VA,VB,VCに対応づけられている。また、各作業者は携帯端末装置1を携帯して移動し、車両には車載端末装置2が設けられている。各作業者は車両を用いて訪問先へ移動して、作業を行う。図6の例では、作業者Aは車両VAから離れて訪問先で作業を行っている。作業者Bは車両VBから離れて訪問先へ向かっている途中である。作業者Cは訪問先での作業を終え、車両VCへ戻っている途中である。その他、作業者は車両を運転して移動中であることもある。
【0052】
本実施形態は、このような状況で、予定にはない新たな訪問先(以下、新規訪問先という)へ作業者に行ってもらう必要が生じた場合、可能な限り早く新規訪問先へ到着できる作業者を選定して、新規訪問先や作業内容を示す配信情報を配信するものである。
【0053】
図7は、本発明の第3の実施形態に係る情報配信システムの構成を示すブロック図である。本実施形態では、サーバ3aは、複数の携帯端末装置1および複数の車載端末装置2と通信する。図7では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
【0054】
図7のサーバ3aはさらに記憶部33を有する。記憶部33は、地図情報を含む地図データベース331と、道路ネットワーク情報を含む道路ネットワークデータベース332と、作業者情報を含む作業者データベース333と、訪問先情報を含む訪問先データベース334とを記憶する。
【0055】
地図情報は、地図データと、地図データに対応付けられた施設に関する施設情報と、を含む。地図データは、一般道路、有料道路、及び高速道路等の車両用道路の地図を示す。道路ネットワーク情報とは道路網等を規定する情報であり、例えば交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのデータと、ノード間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。
【0056】
図8は、作業者データベース333の一例を示す図である。同図に示すように、作業者データベース333は、作業者ごとに、使用している携帯端末装置1のID、対応する車両のID、当該車両に設けられている車載端末装置2のIDを示すものである。
【0057】
図9は、訪問先データベース334の一例を示す図である。同図に示すように、訪問先データベース334は、予め定めた作業ごとに、割り当てられている作業者のID、予定訪問先、予定訪問時刻および予定作業時間、作業内容を示すものである。すでに終了した作業についての作業内容は「済」に変更される。
【0058】
また、図7に示すように、本実施形態では、サーバ3aの制御部32aの内部構成が第1の実施形態とは異なる。制御部32aは、さらに、移動状態判定部324と、経路探索部325と、作業者選定部326とを有する。
【0059】
移動状態判定部324は、作業者および車両の現在位置情報に基づいて、作業者の移動状態を判定する。作業者の移動状態とは、例えば、作業者が車内にいるか車外にいるか、車外にいる場合は、ある位置にとどまって作業中であるか、車両に近づいているか、遠ざかっているか、の状態をいう。
【0060】
経路探索部325は、作業者の移動状態に応じて定められる探索条件に基づいて、出発地から目的地までの経路を、地図データベース331および道路ネットワークデータベース332を用いて探索し、経路情報を生成する。探索条件は、少なくとも出発地および目的地を含み、さらに経由地や出発時刻等を含んでいてもよい。ここでの出発地および目的地はそれぞれ、各作業者の現在位置および新規訪問先等であるが、詳しくは後述する。
【0061】
作業者選定部326は経路探索結果に基づいて新規訪問先への予想到着時刻を取得し、新規訪問先へできる限り早く到着できる作業者を選定する。
【0062】
図10は、図7の情報配信システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。
【0063】
第1実施形態と同様に、各作業者が有する携帯端末装置1および各作業者に設けられた車載端末装置2から現在位置情報がサーバ3aへ送信されている(ステップS21)。
【0064】
訪問先データベース334にはない新規訪問先へいずれかの作業者に行ってもらう必要が生じた場合(ステップS22のYES)、作業者選定部326は、各携帯端末装置1および各車載端末装置2の現在位置情報に基づいて、以下のようにして複数の作業者の中から、新規訪問先の情報を含む配信情報を配信する作業者を選定する。
【0065】
移動状態判定部324は、作業者および車両の現在位置情報に基づいて、作業者の移動状態を判定する(ステップS23)。例えば、第1の実施形態と同様にして、作業者が車内いるか(ステップS24a)否かを判定できる。また、作業者が車外にいる場合、携帯端末装置1の現在位置と車載端末装置2の現在位置との距離が、時間の経過とともに小さくなっていれば作業を終えて車両に近づいており(ステップS24b)、大きくなっていれば訪問先へ向かうために車両から遠ざかっており(ステップS24c)、ほとんど変化しなければ車両の外で作業中である(ステップS24d)、と判定できる。
【0066】
次に、経路探索部325は作業者の移動状態に応じて経路探索の探索条件を設定する。
【0067】
作業者が車内にいる場合(ステップS24a)、経路探索部325は、出発時刻を現在時刻、出発地を携帯端末装置1の現在位置、目的地を新規訪問先に設定する(ステップS25a)。
【0068】
作業者が車両に近づいている場合(ステップS24b)、経路探索部325は、出発時刻を現在時刻、出発地を携帯端末装置1の現在位置、経由地を車載端末装置2の現在位置、目的地を新規訪問先に設定する(ステップS25b)。
【0069】
作業者が車両から遠ざかっている場合(ステップS24c)、経路探索部325は、出発時刻を現在時刻、出発地を携帯端末装置1の現在位置、経由地をその作業者が現在向かっている訪問先、および、車載端末装置2の現在位置、目的地を新規訪問先に設定する(ステップS25b)。作業者が現在向かっている訪問先は、図9の訪問先データベース334を参照して得ることができる。さらに、探索条件として、現在向かっている訪問先での作業予定時間を考慮してもよい。
【0070】
作業者が車両の外で作業中である場合(ステップS24d)、経路探索部325は、出発時刻を作業終了予定時刻、出発地を携帯端末装置1の現在位置、経由地を車載端末装置2の現在位置、目的地を新規訪問先に設定する(ステップS25d)。作業終了予定時刻は、図9の訪問先データベース334の予定作業時間に基づいて算出できる。
【0071】
なお、上記のステップS25b〜S25dで、車載端末装置2からサーバ3aへの現在位置情報の送信が途絶えている場合、最後にサーバ3aが受信した車載端末装置2の現在位置情報を用いてもよい。車載端末装置2が起動しておらず、車両は同じ位置に停車していると考えられるためである。
【0072】
以上のようにして設定された探索条件に基づいて、経路探索部325は経路探索を行う(ステップS26)。そして、経路探索の結果に基づいて、作業者選定部326は作業者毎の新規訪問先への予想到着時刻を取得する(ステップS27)。
【0073】
続いて、作業者選定部326は、まずパラメータnを1に設定し(ステップS28)、n番目(初めは1番目)に予想到着時刻が早い作業者を選定し、配信部323は選定された作業者へ配信情報を配信する(ステップS29)。ここで、第1の実施形態で説明したように、作業者が車内にいるか車外にいるかを判断し、車内にいるときは車載端末装置2へ、車外にいるときは携帯端末装置1へ配信情報を配信する。
【0074】
配信情報は、図3や図4に示すように、新規訪問先や作業内容等の情報を含む。また、表示部125,225には、新規訪問先へ移動できるか否かをサーバ3aに通知するためのボタン等が表示される。作業者は、操作入力部123,223を介して、新規訪問先へ移動できるか否かをサーバ3aへ通知する(ステップS30)。
【0075】
移動できる場合(ステップS31のYES)、その作業者は新規訪問先へ移動する。このとき、サーバ3aはステップS16で探索された経路を示す情報をサーバ3から携帯端末装置1あるいは車載端末装置2に送信して経路案内を行ってもよい。
【0076】
また、移動できない場合(ステップS31のNO)、作業者選定部326はパラメータnを1だけインクリメントし(ステップS32)、n番目(次は2番目)に予想到着時刻が早い作業者へ配信情報を配信する(ステップS29)。以上の処理動作を、新規訪問先へ移動可能な作業者が見つかるまで繰り返す。
【0077】
なお、移動できない場合とは、作業者が移動できない旨を通知した場合に加え、所定時間待ってもサーバ3aに通知がない場合を含んでいてもよい。これにより、作業者が作業中や運転中で携帯端末装置1あるいは車載端末装置2を操作できない場合でも、次の作業者に配信情報を配信でき、速やかに新規訪問先へ向かう作業者を選定できる。
【0078】
このように、第3の実施形態では、作業者の現在位置および車両の現在位置の両方を考慮するため、精度よく訪問先への予想到着時刻を取得でき、早く新規訪問先まで到着可能な作業者を選定できる。
【0079】
なお、作業者選定部326はより簡易に作業者を選定してもよい。例えば、図8の訪問先データベース334を参照せず、経路探索部325は、出発地を作業者の現在位置、目的地を新規訪問先として経路探索を行ってもよい。また、移動状態判定部324および経路探索部325を省略し、作業者の現在位置または車両の現在位置と訪問先の位置との直線距離に応じて予想到着時刻を取得してもよい。
【0080】
さらに、作業者の移動状態が車両から遠ざかって作業に向かっている場合(ステップS24c)や作業中である場合(ステップS24d)、作業に要する時間が予定作業時間を大幅に上回ってしまう可能性もあるため、作業者選定部326は当該作業者を選定しないようにしてもよい。そして、車内にいる作業者および車両に近づいている作業者の中から、新規訪問先へ向かってもらう作業者を選定してもよい。
【0081】
もちろん、第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様に、携帯端末装置および車載端末装置内に接続部を設け、車載端末装置の通信部および現在位置情報取得部を省略してもよい。
【0082】
上述した実施形態で説明した情報配信システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報配信システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
【0083】
また、情報配信システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
【0084】
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
【符号の説明】
【0085】
1 携帯端末装置
2 車載端末装置
11,21 通信部
12,22 制御部
121,221 現在位置取得部
122,222 位置情報送信部
123,223 配信情報取得部
124,224 操作入力部
125,225 表示部
3,3a サーバ
31 通信部
32 制御部
321 位置情報取得部
322 配信先決定部
323 配信部
324 移動状態判定部
325 経路探索部
326 作業者選定部
33 記憶部
331 地図データベース
332 道路ネットワークデータベース
333 作業者データベース
334 訪問先データベース
4 ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者が携帯する第1の端末装置および前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置と、ネットワークを介して通信する情報配信装置であって、
前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報と、前記第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報と、を取得する位置情報取得手段と、
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する配信先決定手段と、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する配信手段と、を備えることを特徴とする情報配信装置。
【請求項2】
前記配信先決定手段は、
前記第1の端末装置の位置と前記第2の端末装置の位置との距離が所定値以下であれば前記第2の端末装置に配信情報を配信し、
前記第1の端末装置の位置と前記第2の端末装置の位置との距離が前記所定値より大きければ前記第1の端末装置に配信情報を配信するよう決定することを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。
【請求項3】
前記配信手段は、前記配信情報を前記第1の端末装置に送信した後、前記第2の端末装置から配信情報取得要求を受信すると、前記配信情報を前記第2の端末装置へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報配信装置。
【請求項4】
前記配信情報取得要求は、前記第2の端末装置から前記位置情報取得手段へ送信される前記第2の現在位置情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報配信装置。
【請求項5】
作業者が携帯する第1の端末装置と、
前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置と、
前記第1の端末装置および前記第2の端末装置とネットワークを介して通信する情報配信装置と、を備える情報配信装置であって、
前記第1の端末装置は、
前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報を取得する第1の現在位置取得手段と、
前記第1の現在位置情報を前記情報配信装置に送信する第1の位置情報送信手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第1の配信情報取得手段と、を有し、
前記第2の端末装置は、
前記第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報を取得する第2の現在位置取得手段と、
前記第2の現在位置情報を前記情報配信装置に送信する第2の位置情報送信手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第2の配信情報取得手段と、を有し、
前記情報配信装置は、
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報を前記第1の端末装置および前記第2の端末装置からそれぞれ取得する位置情報取得手段と、
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する配信先決定手段と、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する配信手段と、を有することを特徴とする情報配信システム。
【請求項6】
作業者が携帯する第1の端末装置と、
前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置と、
前記第1の端末装置および前記第2の端末装置とネットワークを介して通信する情報配信装置と、を備える情報配信装置であって、
前記第1の端末装置は、
前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報を取得する第1の現在位置取得手段と、
前記第1の現在位置情報を前記情報配信装置に送信する第1の位置情報送信手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第1の配信情報取得手段と、
前記第2の端末装置と接続するための第1の接続手段と、
前記第1の接続手段が前記第2の端末装置と接続しているか否かを判定し、接続状態を前記情報配信装置に送信する接続情報判定手段と、を有し、
前記第2の端末装置は、
前記第1の端末装置と接続するための第2の接続手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第2の配信情報取得手段と、を有し、
前記情報配信装置は、
前記第1の端末装置から、前記第1の現在位置情報を取得するとともに、前記接続状態に基づいて前記第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する配信先決定手段と、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する配信手段と、を有することを特徴とする情報配信システム。
【請求項7】
前記配信情報は、所定の場所へ向かうよう指示する情報であり、
前記第1の端末装置は、前記第1の配信情報取得手段が前記配信情報を取得すると、前記第1の端末装置の現在位置から前記所定の場所への経路を探索する第1の経路探索手段を有することを特徴とする請求項5または6に記載の情報配信システム。
【請求項8】
前記配信情報は、所定の場所へ向かうよう指示する情報であり、
前記第2の端末装置は、前記第2の配信情報取得手段が前記配信情報を取得すると、前記第2の端末装置の現在位置から前記所定の場所への経路を探索する第2の経路探索手段を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の情報配信システム。
【請求項9】
前記配信情報は、所定の場所へ向かうよう指示する情報であり、
前記情報配信装置は、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の現在位置から前記所定の場所への経路を探索して経路情報を生成し、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置へ前記経路情報を送信する第3の経路探索手段を有することを特徴とする請求項5乃至8いずれかに記載の情報配信システム。
【請求項10】
作業者が携帯する第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報と、前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報と、を取得するステップと、
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定するステップと、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信するステップと、を備えることを特徴とする情報配信方法。
【請求項11】
作業者が携帯する第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報と、前記作業者に対応する車両に設けられた第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報と、を取得するステップと、
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定するステップと、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信するステップと、をコンピュータに実行させる情報配信プログラム。
【請求項12】
複数の作業者のそれぞれが携帯する複数の第1の端末装置、および、前記複数の作業者のそれぞれに対応する複数の車両のそれぞれに設けられた複数の第2の端末装置と、ネットワークを介して通信する情報配信装置であって、
前記複数の第1の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第1の現在位置情報と、前記複数の第2の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第2の現在位置情報と、を、取得する位置情報取得手段と、
前記複数の第1の現在位置情報および前記複数の第2の現在位置情報に基づいて、前記複数の作業者の中から、配信情報を配信する作業者を選定する作業者選定手段と、
前記選定された作業者の現在位置を示す前記第1の現在位置情報および前記選定された作業者に対応する車両の現在位置を示す前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する配信先決定手段と、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する配信手段と、を有することを特徴とする情報配信装置。
【請求項13】
前記配信情報は、所定の場所へ向かうよう指示する情報であり、
前記作業者選定手段は、前記複数の作業者の前記所定の場所への予想到着時刻に基づいて、作業者を選定することを特徴とする請求項12に記載の情報配信装置。
【請求項14】
前記複数の第1の端末装置のそれぞれの現在位置を出発地、前記所定の場所を目的地として経路探索を行う経路探索手段を有し、
前記作業者選定手段は、前記経路探索の結果に基づいて、前記予想到着時刻を取得することを特徴とする請求項13に記載の情報配信装置。
【請求項15】
前記第1の現在位置情報および前記第2の現在位置情報に基づいて、前記作業者の移動状態を判定する移動状態判定手段を有し、
前記経路探索手段は、前記作業者の移動状態を考慮して、経路探索を行うことを特徴とする請求項14に記載の情報配信装置。
【請求項16】
前記経路探索手段は、前記作業者が前記作業者に対応する車両に近づいていると前記移動状態判定手段により判定された場合、前記作業者に対応する車両に設けられた前記第2の端末装置の現在位置を経由地として経路探索を行うことを特徴とする請求項15に記載の情報配信装置。
【請求項17】
前記情報配信装置は、前記複数の作業者のそれぞれの予定訪問先を示す訪問先データベースを含む記憶手段を有し、
前記経路探索手段は、前記作業者が前記作業者に対応する車両から遠ざかっていると前記移動状態判定手段により判定された場合、前記訪問先データベースを用いて前記作業者が向かっている予定訪問先を取得し、前記作業者が向かっている前記予定訪問先および前記作業者に対応する車両に設けられた前記第2の端末装置の現在位置を経由地として経路探索を行うことを特徴とする請求項15または16に記載の情報配信装置。
【請求項18】
前記情報配信装置は、前記複数の作業者のそれぞれの予定訪問先と、その訪問先での予定作業時間とを示す訪問先データベースを含む記憶手段を有し、
前記経路探索手段は、前記作業者が車両を離れて作業中であると前記移動状態判定手段により判定された場合、前記訪問先データベースを用いて前記作業者の予定作業時間を取得し、前記予定作業時間を考慮して経路探索を行うことを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載の情報配信装置。
【請求項19】
前記作業者選定手段は、前記車両内にいる作業者および前記車両に近づいていると前記移動状態判定手段により判定された作業者の中から、前記配信情報を配信する作業者を選定することを特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の情報配信装置。
【請求項20】
前記作業者選定手段は、前記配信情報が前記選定された作業者に配信された後、その作業者から前記所定の場所へ移動できない旨の通知を受けた場合、または、前記所定の場所へ移動できる旨の通知を所定時間以内に受けない場合、その作業者の次に予想到着時刻が早い作業者を選定することを特徴とする請求項13乃至19のいずれかに記載の情報配信装置。
【請求項21】
複数の作業者のそれぞれが携帯する複数の第1の端末装置と
前記複数の作業者のそれぞれに対応する複数の車両のそれぞれに設けられた複数の第2の端末装置と、
前記複数の第1の端末装置および前記複数の第2の端末装置とネットワークを介して通信する情報配信装置と、を備える情報配信システムであって、
前記第1の端末装置のそれぞれは、
前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報を取得する第1の現在位置取得手段と、
前記第1の現在位置情報を前記情報配信装置に送信する第1の位置情報送信手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第1の配信情報取得手段と、を有し、
前記第2の端末装置のそれぞれは、
前記第2の端末装置の現在位置を示す第2の現在位置情報を取得する第2の現在位置取得手段と、
前記第2の現在位置情報を前記情報配信装置に送信する第2の位置情報送信手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第2の配信情報取得手段と、を有し、
前記情報配信装置は、
複数の前記第1の現在位置情報と、複数の前記第2の現在位置情報と、を、前記複数の第1の端末装置および前記複数の第2の端末装置からそれぞれ取得する位置情報取得手段と、
前記複数の第1の現在位置情報および前記複数の第2の現在位置情報に基づいて、前記複数の作業者の中から、配信情報を配信する作業者を選定する作業者選定手段と、
前記選定された作業者の現在位置を示す前記第1の現在位置情報および前記選定された作業者に対応する車両の現在位置を示す前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する配信先決定手段と、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する配信手段と、を有することを特徴とする情報配信システム。
【請求項22】
複数の作業者のそれぞれが携帯する複数の第1の端末装置と
前記複数の作業者のそれぞれに対応する複数の車両のそれぞれに設けられた複数の第2の端末装置と、
前記複数の第1の端末装置および前記複数の第2の端末装置とネットワークを介して通信する情報配信装置と、を備える情報配信システムであって、
前記第1の端末装置のそれぞれは、
前記第1の端末装置の現在位置を示す第1の現在位置情報を取得する第1の現在位置取得手段と、
前記第1の現在位置情報を前記情報配信装置に送信する第1の位置情報送信手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第1の配信情報取得手段と、
対応する前記第2の端末装置と接続するための第1の接続手段と、
前記第1の接続手段が前記第2の端末装置と接続しているか否かを判定し、接続状態を前記情報配信装置に送信する接続情報判定手段と、を有し、
前記第2の端末装置のそれぞれは、
対応する前記第1の端末装置と接続するための第2の接続手段と、
前記情報配信装置から配信情報を取得する第2の配信情報取得手段と、を有し、
前記情報配信装置は、
前記複数の第1の端末装置から、複数の前記第1の現在位置情報を取得するとともに、前記接続情報に基づいて前記第2の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第2の現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記複数の第1の現在位置情報および前記複数の第2の現在位置情報に基づいて、前記複数の作業者の中から、配信情報を配信する作業者を選定する作業者選定手段と、
前記選定された作業者の現在位置を示す前記第1の現在位置情報および前記選定された作業者に対応する車両の現在位置を示す前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定する配信先決定手段と、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信する配信手段と、を有することを特徴とする情報配信システム。
【請求項23】
複数の作業者のそれぞれが携帯する複数の第1の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第1の現在位置情報と、前記複数の作業者のそれぞれに対応する複数の車両のそれぞれに設けられた複数の第2の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第2の現在位置情報と、を取得するステップと、
前記複数の第1の現在位置情報および前記複数の第2の現在位置情報に基づいて、前記複数の作業者の中から、配信情報を配信する作業者を選定するステップと、
前記選定された作業者の現在位置を示す前記第1の現在位置情報および前記選定された作業者に対応する車両の現在位置を示す前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定するステップと、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信するステップと、を備えることを特徴とする情報配信方法。
【請求項24】
複数の作業者のそれぞれが携帯する複数の第1の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第1の現在位置情報と、前記複数の作業者のそれぞれに対応する複数の車両のそれぞれに設けられた複数の第2の端末装置のそれぞれの現在位置を示す複数の第2の現在位置情報と、を取得するステップと、
前記複数の第1の現在位置情報および前記複数の第2の現在位置情報に基づいて、前記複数の作業者の中から、配信情報を配信する作業者を選定するステップと、
前記選定された作業者の現在位置を示す前記第1の現在位置情報および前記選定された作業者に対応する車両の現在位置を示す前記第2の現在位置情報に基づいて、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置のいずれに配信情報を配信するかを決定するステップと、
決定された前記第1の端末装置または前記第2の端末装置に前記配信情報を配信するステップと、をコンピュータに実行させる情報配信プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−50792(P2013−50792A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−187499(P2011−187499)
【出願日】平成23年8月30日(2011.8.30)
【出願人】(500168811)株式会社ナビタイムジャパン (410)
【Fターム(参考)】