説明

意思決定支援システム、仲介装置、意思決定支援方法及び意思決定支援プログラム

【課題】管理者が画像形成装置を使用するユーザ全体の要望を反映して意思決定することを支援することができる意思決定支援システム、仲介装置、意思決定支援方法及び意思決定支援プログラムを提供する。
【解決手段】複数の複合機及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置200であって、複数の複合機の各々から、プラグインの購入希望を示す購入希望情報を受信する希望情報受信部236と、受信された購入希望情報をカウントして、プラグインの購入希望数を算出する算出部238と、購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定部240と、購入希望数が購入閾値を超えたと判定された場合に、管理者端末に通知する通知部248と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、意思決定支援システム、仲介装置、意思決定支援方法及び意思決定支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、プラグインをインストールすることにより、ユーザの嗜好や利用目的に応じて機能をカスタマイズすることができる複合機などの画像形成装置が知られている。プラグインのインストール(購入)には、運用上、画像形成装置の管理者の意思決定(許可)が必要な場合が多いが、画像形成装置を使用するユーザ全体の要望を管理者が把握することは困難であり、管理者による意思決定にユーザ全体の要望が反映されにくい。
【0003】
例えば特許文献1には、懸賞に関する技術として、ユーザ側端末から、任意の懸賞品に対する応募情報を含むアンケート情報を受信して集計し、集計結果を用いて懸賞品の抽選を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、応募情報を集計しているものの、抽選を目的としたものであるため、画像形成装置を管理するシステムに適用したとしても、管理者が画像形成装置を使用するユーザ全体の要望を把握することはできない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、管理者が画像形成装置を使用するユーザ全体の要望を反映して意思決定することを支援することができる意思決定支援システム、仲介装置、意思決定支援方法及び意思決定支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる意思決定支援システムは、複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置とを、備える意思決定支援システムであって、前記複数の画像形成装置の各々は、ソフトウェアの購入希望を示す購入希望情報を送信する希望情報送信手段を備え、前記仲介装置は、前記購入希望情報を受信する希望情報受信手段と、受信された前記購入希望情報をカウントして、前記ソフトウェアの購入希望数を算出する算出手段と、前記購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定手段と、前記購入希望数が前記購入閾値を超えたと判定された場合に、前記管理者端末に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の別の態様にかかる仲介装置は、複数の画像形成装置及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置であって、前記複数の画像形成装置の各々から、ソフトウェアの購入希望を示す購入希望情報を受信する希望情報受信手段と、受信された前記購入希望情報をカウントして、前記ソフトウェアの購入希望数を算出する算出手段と、前記購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定手段と、前記購入希望数が前記購入閾値を超えたと判定された場合に、前記管理者端末に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の別の態様にかかる意思決定支援方法は、複数の画像形成装置及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置で実行される意思決定支援方法あって、希望情報受信手段が、前記複数の画像形成装置の各々から、ソフトウェアの購入希望を示す購入希望情報を受信する希望情報受信ステップと、算出手段が、受信された前記購入希望情報をカウントして、前記ソフトウェアの購入希望数を算出する算出ステップと、判定手段が、前記購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定ステップと、通知手段が、前記購入希望数が前記購入閾値を超えたと判定された場合に、前記管理者端末に通知する通知ステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の別の態様にかかる意思決定支援プログラムは、上記意思決定支援方法をコンピュータに実行させるためのものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、管理者が画像形成装置を使用するユーザ全体の要望を反映して意思決定することを支援することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本実施形態の意思決定支援システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図2は、本実施形態の複合機の構成例を示すブロック図である。
【図3】図3は、本実施形態の推薦情報の一例を示す図である。
【図4】図4は、本実施形態の仲介装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図5は、本実施形態の意思決定支援システムで行われる推薦情報配信処理例を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本実施形態の意思決定支援システムで行われる推薦情報配信処理例を示すフローチャートである。
【図7】図7は、本実施形態の意思決定支援システムで行われるお試しプラグインのダウンロード処理例を示すシーケンス図である。
【図8】図8は、本実施形態の意思決定支援システムで行われるプラグインの購入希望通知処理例を示すシーケンス図である。
【図9】図9は、本実施形態の複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる意思決定支援システム、仲介装置、意思決定支援方法及び意思決定支援プログラムの実施形態を詳細に説明する。
【0013】
まず、本実施形態の意思決定支援システムの構成について説明する。
【0014】
図1は、本実施形態の意思決定支援システム10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、意思決定支援システム10は、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)100−1〜100−N(Nは2以上の自然数)と、仲介装置200と、管理者端末300と、センタサーバ400と、プラグインサーバ500とを、備える。複合機100−1〜100−N、仲介装置200、及び管理者端末300は、内部ネットワーク20(ネットワークの一例)を介して接続され、仲介装置200、センタサーバ400、及びプラグインサーバ500は、内部ネットワーク20及び外部ネットワーク30(ネットワークの一例)を介して接続されている。内部ネットワーク20は、例えば、LAN(Local Area Network)などにより実現でき、外部ネットワーク30は、例えば、公衆回線又はインターネットなどの通信網により実現できる。なお、以下では、複合機100−1〜100−Nを各々区別する必要がない場合は、単に複合機100と称する場合がある。
【0015】
複合機100(画像形成装置の一例)は、コピー機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。本実施形態では、画像形成装置として複合機を例に取り説明するが、これに限定されるものではなく、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置などいずれの装置であってもよい。
【0016】
図2は、本実施形態の複合機100の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、複合機100は、通信部110と、記憶部120と、表示部130と、入力部140と、読取部150と、印刷部160と、制御部170とを、備える。
【0017】
通信部110は、内部ネットワーク20を介して、仲介装置200などの外部装置と通信するものであり、例えば、通信インタフェースなどの既存の通信装置により実現できる。
【0018】
記憶部120は、複合機100で実行される各種プログラムや複合機100で行われる各種処理に使用される各種情報などを記憶する。記憶部120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な既存の記憶装置により実現できる。記憶部120は、アプリ識別情報記憶部122を含む。アプリ識別情報記憶部122については後ほど詳述する。
【0019】
表示部130は、各種画面を表示するものであり、タッチパネル式ディスプレイや液晶ディスプレイなどの既存の表示装置により実現できる。
【0020】
入力部140は、各種操作の入力を行うものであり、キースイッチやタッチパネルなどの既存の入力装置により実現できる。なお、表示部130及び入力部140は、タッチパネル式ディスプレイなどにより一体的に実現してもよい。
【0021】
読取部150は、原稿などの印刷物から画像データを読み取るものであり、スキャナなどの既存の読取装置により実現できる。
【0022】
印刷部160は、読取部150により読み取られた画像データや、図示せぬPC(Personal Computer)などから通信部110により受信された印刷データを印刷するものであり、プリンタなどの既存の印刷装置により実現できる。
【0023】
制御部170は、複合機100の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの既存の制御装置により実現できる。制御部170は、推薦情報受信部172と、表示制御部174と、希望情報送信部176と、入力受付部178と、プラグイン受信部180と、インストール部182と、評価情報送信部184とを、含む。
【0024】
推薦情報受信部172は、仲介装置200から通信部110を介して、ユーザに推薦するプラグイン(ソフトウェアの一例)に関する情報である推薦情報を受信する。本実施形態の推薦情報は、図3に示すように、ユーザ推薦用のプラグインを識別する推薦プラグイン識別情報(推薦ソフトウェア識別情報の一例)と、当該プラグインにより実現される機能が属するアプリケーションを識別する第1アプリ識別情報とが対応付けられている。なお、第1アプリ識別情報は、アプリ名及びバージョンを含む。
【0025】
ここで、アプリ識別情報記憶部122について説明する。アプリ識別情報記憶部122は、複合機100で実行されるアプリケーションを識別する第2アプリ識別情報を記憶する。なお、本実施形態の第2アプリ識別情報は、第1アプリ識別情報同様、アプリ名及びバージョンを含む。
【0026】
表示制御部174は、推薦情報受信部172により受信された推薦情報及びアプリ識別情報記憶部122に記憶されている第2アプリ識別情報を参照して、第2アプリ識別情報と一致する第1アプリ識別情報に対応付けられた推薦プラグイン識別情報が示すプラグインを表示部130に表示させる。
【0027】
希望情報送信部176は、通信部110を制御して、後述の入力受付部178により選択入力が受け付けられたプラグインを試すお試しプラグイン(お試しソフトウェアの一例)のお試し希望を示すお試し希望情報を仲介装置200に送信する。また、希望情報送信部176は、通信部110を制御して、入力受付部178により購入希望の入力が受け付けられたプラグインの購入希望を示す購入希望情報を仲介装置200に送信する。
【0028】
入力受付部178は、入力部140から、表示部130に表示されたプラグインのうちお試しを希望するプラグインの選択入力を受け付ける。また入力受付部178は、入力部140から、後述のインストール部182によりインストールされたお試しプラグインに対応するプラグインの購入希望の入力を受け付ける。また入力受付部178は、入力部140から、インストール部182によりインストールされたお試しプラグインの評価を示す評価情報の入力を受け付ける。
【0029】
プラグイン受信部180(ソフトウェア受信手段の一例)は、仲介装置200から通信部110を介して、お試しプラグインを受信する。
【0030】
インストール部182は、プラグイン受信部180により受信されたお試しプラグインをインストールする。
【0031】
評価情報送信部184は、通信部110を制御して、入力受付部178により入力が受け付けられた評価情報を仲介装置200に送信する。
【0032】
なお、複合機100は、上述した各部の全てを必須の構成とする必要はなく、その一部を省略した構成としてもよい。
【0033】
図1に戻り、仲介装置200は、管理者端末300、センタサーバ400、及びプラグインサーバ500と複合機100との間で行われる処理を仲介するものである。
【0034】
図4は、本実施形態の仲介装置200の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、仲介装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを、備える。
【0035】
通信部210は、内部ネットワーク20を介して、複合機100−1〜100−N及び管理者端末300と通信したり、内部ネットワーク20及び外部ネットワーク30を介して、センタサーバ400及びプラグインサーバ500と通信したりする。通信部210は、複合機100同様、既存の通信装置により実現できる。
【0036】
記憶部220は、仲介装置200で実行される各種プログラムや仲介装置200で行われる各種処理に使用される各種情報などを記憶するものであり、複合機100同様、既存の記憶装置により実現できる。
【0037】
制御部230は、仲介装置200の各部を制御するものであり、複合機100同様、既存の制御装置により実現できる。制御部230は、推薦情報取得部232と、推薦情報送信部234と、希望情報受信部236と、算出部238と、判定部240と、プラグイン取得部242と、プラグイン送信部244と、評価情報受信部246と、通知部248とを、含む。
【0038】
推薦情報取得部232は、通信部210を制御して、ユーザに推薦するプラグインに関する情報である推薦情報(例えば、図3参照)をセンタサーバ400から取得する。
【0039】
推薦情報送信部234は、通信部210を制御して、推薦情報取得部232により取得された推薦情報を複合機100−1〜100−Nの各々に送信する。
【0040】
希望情報受信部236は、複合機100から通信部210を介して、お試しプラグインのお試し希望情報を受信する。また、希望情報受信部236は、複合機100から通信部210を介して、プラグインの購入希望情報を受信する。
【0041】
算出部238は、希望情報受信部236により受信されたお試し希望情報をカウントして、お試しプラグインのお試し希望数を算出する。また、算出部238は、希望情報受信部236により受信された購入希望情報をカウントして、プラグインの購入希望数を算出する。なお、お試し希望数及び購入希望数は、記憶部220に記憶される。
【0042】
判定部240は、算出部238により算出されたお試し希望数がお試し閾値を越えたか否か判定する。また、判定部240は、算出部238により算出された購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する。なお、お試し閾値及び購入閾値は、記憶部220に記憶されている。
【0043】
プラグイン取得部242(ソフトウェア取得手段の一例)は、判定部240によりお試し希望数がお試し閾値を超えたと判定された場合に、通信部210を制御して、プラグインサーバ500からお試しプラグインを取得する。
【0044】
プラグイン送信部244(ソフトウェア送信手段の一例)は、通信部210を制御して、プラグイン取得部242により取得されたお試しプラグインを、複合機100−1〜100−Nの各々に送信する。
【0045】
評価情報受信部246は、複合機100から通信部210を介して、複合機100にインストールされたお試しプラグインの評価情報を受信する。
【0046】
通知部248は、判定部240により購入希望数が購入閾値を超えたと判定された場合に、通信部210を制御して、その旨を管理者端末300に通知する。また通知部248は、通信部210を制御して、評価情報受信部246により受信された評価情報を管理者端末300に通知する。
【0047】
なお、仲介装置200は、上述した各部の全てを必須の構成とする必要はなく、その一部を省略した構成としてもよい。
【0048】
図1に戻り、管理者端末300は、複合機100−1〜100−Nを管理する管理者用の端末である。管理者端末300は、仲介装置200から内部ネットワーク20を介して、プラグインの購入希望数が購入閾値を超えた旨の通知や、複合機100にインストールされたお試しプラグインの評価情報などを受ける。また、管理者端末300は、内部ネットワーク20を介して、仲介装置200のお試し閾値や購入閾値を設定(通知)する。
【0049】
センタサーバ400は、ユーザに推薦するプラグインに関する情報である推薦情報(例えば、図3参照)を記憶しており、推薦情報を更新した場合や仲介装置200から取得を要求された場合に、仲介装置200を介して複合機100−1〜100−Nの各々に配信する。
【0050】
プラグインサーバ500は、各種プラグイン及び各種プラグインに対応するお試しプラグインを記憶しており、仲介装置200から配信を要求された場合に、仲介装置200を介して複合機100−1〜100−Nの各々に配信する。
【0051】
次に、本実施形態の意思決定支援システムの動作について説明する。
【0052】
図5は、本実施形態の意思決定支援システム10で行われる推薦情報配信処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
【0053】
まず、仲介装置200は、複合機100を管理対象に設定する(ステップS100)。
【0054】
続いて、仲介装置200の推薦情報取得部232は、センタサーバ400に推薦情報の取得要求を送信する(ステップS102)。
【0055】
続いて、センタサーバ400は、仲介装置200から推薦情報の取得要求を受信し、推薦情報を仲介装置200に配信する(ステップS104)。
【0056】
続いて、推薦情報取得部232は、センタサーバ400から推薦情報を受信し、仲介装置200の推薦情報送信部234は、推薦情報取得部232により受信された推薦情報を複合機100−1〜100−Nの各々に送信する(ステップS106)。
【0057】
続いて、複合機100の推薦情報受信部172は、仲介装置200から推薦情報を受信し、記憶部120に記憶する(ステップS108)。
【0058】
続いて、複合機100の表示制御部174は、アプリ識別情報記憶部122の第2アプリ識別情報と記憶部120に記憶した推薦情報の第1アプリ識別情報とを比較する(ステップS110)。
【0059】
そして、表示制御部174は、第2アプリ識別情報と第1アプリ識別情報とが一致する場合には(ステップS112でYes)、第1アプリ識別情報に対応付けられた推薦プラグイン識別情報が示すプラグインを表示部130に表示させる(ステップS114)。
【0060】
一方、第2アプリ識別情報と第1アプリ識別情報とが一致しない場合には(ステップS112でNo)、ステップS114の処理は行われない。
【0061】
図6は、本実施形態の意思決定支援システム10で行われる推薦情報配信処理の手順の流れの他の例を示すフローチャートである。
【0062】
まず、センタサーバ400は、推薦情報を更新する(ステップS200)。
【0063】
続いて、センタサーバ400は、更新した推薦情報を仲介装置200に配信する(ステップS202)。
【0064】
続いて、仲介装置200の推薦情報取得部232は、センタサーバ400から推薦情報を受信し、仲介装置200の推薦情報送信部234は、推薦情報取得部232により受信された推薦情報を複合機100−1〜100−Nの各々に送信する(ステップS204)。
【0065】
続いて、複合機100の推薦情報受信部172は、仲介装置200から推薦情報を受信し、記憶部120に記憶されている推薦情報を更新する(ステップS206)。
【0066】
以降のステップS208〜S212の処理は、それぞれ、図5に示すフローチャートのステップS110〜S114の処理と同様であるため、説明を省略する。
【0067】
図7は、本実施形態の意思決定支援システム10で行われるお試しプラグインのダウンロード処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
【0068】
まず、管理者端末300は、管理者からの入力に基づいて、お試しプラグインのダウンロードの可否を判定するためのお試し閾値を設定し(ステップS300)、仲介装置200へ送信する(ステップS302)。
【0069】
続いて、仲介装置200は、管理者端末300からお試し閾値を受信して、記憶部220に記憶する(ステップS304)。
【0070】
なお、ステップS304の後に、図5のフローチャートに示す処理や図6のフローチャートに示す処理が行われる。
【0071】
続いて、複合機100の入力受付部178は、入力部140から、表示部130に表示されたプラグインのうちお試しを希望するプラグインの選択入力を受け付ける(ステップS306)。
【0072】
続いて、複合機100の希望情報送信部176は、入力受付部178により選択入力が受け付けられたプラグインを試すお試しプラグインのお試し希望情報を送信し(ステップS308)、仲介装置200の希望情報受信部236は、お試し希望情報を受信する。
【0073】
続いて、仲介装置200の算出部238は、希望情報受信部236により受信されたお試し希望情報をカウントして、お試しプラグインのお試し希望数を算出する(ステップS310)。
【0074】
続いて、仲介装置200の通知部248は、算出部238により算出されたお試し希望数を管理者端末300に通知する(ステップS312)。なお、管理者端末300へのお試し希望数の通知手法は、メール、メッセンジャー、SNMP(Simple Network Management Protocol)のTRAP送信、又は管理者端末300からの問い合わせに対するレスポンスなどが挙げられる。また、通知タイミングは、算出部238による算出後ではなく、定期的に通知するようにしてもよい。
【0075】
続いて、仲介装置200の判定部240は、算出部238により算出されたお試し希望数がお試し閾値を越えたか否か判定する(ステップS314)。
【0076】
以降の処理は、判定部240によりお試し希望数がお試し閾値を超えたと判定された場合に行われる。
【0077】
続いて、通知部248は、算出部238により算出されたお試し希望数がお試し閾値を超えたことを管理者端末300に通知する(ステップS316)。なお、管理者端末300へのお試し希望数の通知手法は、ステップS312で挙げた手法を用いることができる。
【0078】
続いて、仲介装置200のプラグイン取得部242は、プラグインサーバ500にお試しプラグインの取得要求を送信し(ステップS318)、プラグインサーバ500から配信されるお試しプラグインを取得する(ステップS320)。
【0079】
続いて、仲介装置200のプラグイン送信部244は、プラグイン取得部242により取得されたお試しプラグインを、複合機100−1〜100−Nの各々に送信し(ステップS322)、複合機100のプラグイン受信部180は、お試しプラグインを受信する。
【0080】
続いて、仲介装置200のインストール部182は、プラグイン受信部180により受信されたお試しプラグインをインストールする(ステップS324)。
【0081】
図8は、本実施形態の意思決定支援システム10で行われるプラグインの購入希望通知処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
【0082】
まず、管理者端末300は、管理者からの入力に基づいて、プラグインの購入希望通知の可否を判定するための購入閾値を設定し(ステップS400)、仲介装置200へ送信する(ステップS402)。
【0083】
続いて、仲介装置200は、管理者端末300から購入閾値を受信して、記憶部220に記憶する(ステップS404)。
【0084】
なお、ステップS404の後に、図7のシーケンス図に示す処理が行われる。
【0085】
続いて、複合機100の入力受付部178は、入力部140から、インストール部182によりインストールされたお試しプラグインに対応するプラグインの購入希望の入力を受け付ける(ステップS406)。なお、お試しプラグインに対応するプラグインの購入希望の入力は、インストールされたお試しプラグインを利用したユーザにより行われる。また入力受付部178は、入力部140から、更に、インストール部182によりインストールされたお試しプラグインの評価を示す評価情報の入力を受け付けるようしてもよい。
【0086】
続いて、複合機100の希望情報送信部176は、入力受付部178により購入希望の入力が受け付けられたプラグインの購入希望を示す購入希望情報を送信し(ステップS408)、仲介装置200の希望情報受信部236は、購入希望情報を受信する。なお、入力受付部178によりお試しプラグインの評価情報の入力が受け付けられた場合には、仲介装置200の評価情報送信部184は、評価情報を送信し、複合機100の評価情報受信部246は、評価情報を受信する。
【0087】
続いて、仲介装置200の算出部238は、希望情報受信部236により受信された購入希望情報をカウントして、プラグインの購入希望数を算出する(ステップS410)。
【0088】
続いて、仲介装置200の通知部248は、算出部238により算出された購入希望数を管理者端末300に通知する(ステップS412)。なお、管理者端末300への購入希望数の通知手法は、図7に示すシーケンス図のステップS312で挙げた手法を用いることができ、通知タイミングは、定期的であってもよい。また通知部248は、評価情報受信部246により評価情報が受信された場合には、受信された評価情報を管理者端末300に通知する。
【0089】
続いて、仲介装置200の判定部240は、算出部238により算出された購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する(ステップS414)。
【0090】
以降の処理は、判定部240により購入希望数が購入閾値を超えたと判定された場合に行われる。
【0091】
続いて、通知部248は、算出部238により算出された購入希望数が購入閾値を超えたことを示す購入希望通知を管理者端末300に行う(ステップS416)。なお、管理者端末300への購入希望通知の通知手法は、図7に示すシーケンス図のステップS312で挙げた手法を用いることができる。
【0092】
以上のように本実施形態では、仲介装置200が、複合機100−1〜100−Nの各々から送信されるプラグインの購入希望情報からプラグインの購入希望数を算出し、購入希望数が購入閾値を超えた場合に管理者端末300に通知する。従って本実施形態によれば、管理者端末300の管理者が、複合機100のユーザ全体が購入を希望するプラグインを把握することができ、複合機100を使用するユーザ全体の要望を反映してプラグインの購入に関する意思決定をすることができる。
【0093】
また、仲介装置200が、複合機100からお試しプラグインの評価情報を受信し、受信した評価情報を管理者端末300に通知するようにすれば、管理者端末300の管理者は、複合機100のユーザの希望をより詳細に把握することができ、複合機100を使用するユーザの要望をより正確に反映してプラグインの購入に関する意思決定をすることができる。
【0094】
(ハードウェア構成)
本実施形態の仲介装置200、管理者端末300、センタサーバ400、及びプラグインサーバ500、並びに複合機100のハードウェア構成の一例について説明する。
【0095】
本実施形態の本実施形態の仲介装置200、管理者端末300、センタサーバ400、及びプラグインサーバ500は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDやリムーバブルドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、通信インタフェースなどの通信装置とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
【0096】
本実施形態の仲介装置200で実行される意思決定支援プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
【0097】
また、本実施形態の仲介装置200で実行される意思決定支援プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の仲介装置200で実行される意思決定支援プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態の仲介装置200で実行される意思決定支援プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
【0098】
本実施形態の仲介装置200で実行される意思決定支援プログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDから意思決定支援プログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
【0099】
図9は、本実施形態の複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0100】
図9に示すように、複合機100は、コントローラ910とエンジン部(Engine)960とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ910は、複合機全体の制御、描画、通信、及び操作表示部920からの入力を制御するコントローラである。エンジン部960は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部960には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
【0101】
コントローラ910は、CPU911と、ノースブリッジ(NB)913と、システムメモリ(MEM−P)912と、サウスブリッジ(SB)914と、ローカルメモリ(MEM−C)917と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)916と、ハードディスクドライブ(HDD)918とを有し、ノースブリッジ(NB)913とASIC916との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス915で接続した構成となる。また、MEM−P912は、ROM912aと、RAM912bとをさらに有する。
【0102】
CPU911は、複合機の全体制御をおこなうものであり、NB913、MEM−P912およびSB914からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
【0103】
NB913は、CPU911とMEM−P912、SB914、AGP915とを接続するためのブリッジであり、MEM−P912に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
【0104】
MEM−P912は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM912aとRAM912bとからなる。ROM912aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM912bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
【0105】
SB914は、NB913とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB914は、PCIバスを介してNB913と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
【0106】
ASIC916は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP915、PCIバス、HDD918およびMEM−C917をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC916は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC916の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C917を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部960との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC916には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)930、USB(Universal Serial Bus)940、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース950が接続される。操作表示部920はASIC916に直接接続されている。
【0107】
MEM−C917は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD918は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
【0108】
AGP915は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P912に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
【0109】
なお、複合機100で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
【0110】
複合機100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0111】
さらに、複合機100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、複合機100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0112】
複合機100で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU911がROM912aからプログラムをRAM912b上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
【0113】
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態の仲介装置200が行っていたプラグインの購入希望数の算出や管理者端末300への通知などの仲介以外の処理を、センタサーバ400に行わせるようにしてもよい。また上記実施形態では、プラグインのインストールを例に取り説明したが、これに限定されず、アプリケーションやファームウェアなどソフトウェアのインストールであれば適用することができる。
【符号の説明】
【0114】
10 意思決定支援システム
20 内部ネットワーク
30 外部ネットワーク
100−1〜100−N 複合機
110 通信部
120 記憶部
122 アプリ識別情報記憶部
130 表示部
140 入力部
150 読取部
160 印刷部
170 制御部
172 推薦情報受信部
174 表示制御部
176 希望情報送信部
178 入力受付部
180 プラグイン受信部
182 インストール部
184 評価情報送信部
200 仲介装置
210 通信部
220 記憶部
230 制御部
232 推薦情報取得部
234 推薦情報送信部
236 希望情報受信部
238 算出部
240 判定部
242 プラグイン取得部
244 プラグイン送信部
246 評価情報受信部
248 通知部
300 管理者端末
400 センタサーバ
500 プラグインサーバ
910 コントローラ
911 CPU
912 システムメモリ
912a ROM
912b RAM
913 ノースブリッジ
914 サウスブリッジ
915 AGPバス
916 ASIC
917 ローカルメモリ
918 ハードディスクドライブ
920 操作表示部
930 FCU
940 USB
950 IEEE1394インタフェース
960 エンジン部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0115】
【特許文献1】特開2005−228248号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置とを、備える意思決定支援システムであって、
前記複数の画像形成装置の各々は、
ソフトウェアの購入希望を示す購入希望情報を送信する希望情報送信手段を備え、
前記仲介装置は、
前記購入希望情報を受信する希望情報受信手段と、
受信された前記購入希望情報をカウントして、前記ソフトウェアの購入希望数を算出する算出手段と、
前記購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定手段と、
前記購入希望数が前記購入閾値を超えたと判定された場合に、前記管理者端末に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする意思決定支援システム。
【請求項2】
前記仲介装置は、更に、前記ソフトウェアを試すお試しソフトウェアを配信するソフトウェアサーバと前記ネットワークを介して接続され、
前記ソフトウェアサーバから前記お試しソフトウェアを取得するソフトウェア取得手段と、
取得された前記お試しソフトウェアを前記複数の画像形成装置の各々に送信するソフトウェア送信手段と、を更に備え、
前記複数の画像形成装置の各々は、
前記仲介装置から前記お試しソフトウェアを受信するソフトウェア受信手段と、
受信された前記お試しソフトウェアをインストールするインストール手段と、
インストールされた前記お試しソフトウェアに対応する前記ソフトウェアの購入希望の入力を受け付ける入力受付手段と、を更に備え、
前記希望情報送信手段は、入力が受け付けられた前記ソフトウェアの前記購入希望情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の意思決定支援システム。
【請求項3】
前記希望情報送信手段は、更に、前記お試しソフトウェアのお試し希望を示すお試し希望情報を送信し、
前記希望情報受信手段は、更に、前記お試し希望情報を受信し、
前記算出手段は、更に、受信された前記お試し希望情報をカウントして、前記お試しソフトウェアのお試し希望数を算出し、
前記判定手段は、更に、前記お試し希望数がお試し閾値を越えたか否か判定し、
前記ソフトウェア取得手段は、前記お試し希望数が前記お試し閾値を超えたと判定された場合に、前記ソフトウェアサーバから前記お試しソフトウェアを取得することを特徴とする請求項2に記載の意思決定支援システム。
【請求項4】
前記仲介装置は、更に、センタサーバと前記ネットワークを介して接続され、
前記センタサーバから、ユーザ推薦用の前記ソフトウェアを識別する推薦ソフトウェア識別情報と、前記ソフトウェアにより実現される機能が属するアプリケーションを識別する第1アプリ識別情報とを、対応付けた推薦情報を取得する推薦情報取得手段と、
取得された前記推薦情報を、前記複数の画像形成装置の各々に送信する推薦情報送信手段と、を更に備え、
前記複数の画像形成装置の各々は、
前記仲介装置から前記推薦情報を受信する推薦情報受信手段と、
アプリケーションを識別する第2アプリ識別情報を記憶するアプリ識別情報記憶手段と、
前記第2アプリ識別情報と一致する前記第1アプリ識別情報に対応付けられた前記推薦ソフトウェア識別情報が示すソフトウェアを表示する表示手段と、を更に備え、
前記入力受付手段は、更に、前記表示手段に表示された前記ソフトウェアの中からお試しを希望するソフトウェアの選択入力を受け付け、
前記希望情報送信手段は、選択入力が受け付けられた前記ソフトウェアに対応する前記お試しソフトウェアの前記お試し希望情報を送信することを特徴とする請求項3に記載の意思決定支援システム。
【請求項5】
前記入力受付手段は、更に、インストールされた前記お試しソフトウェアの評価を示す評価情報の入力を受け付け、
前記複数の画像形成装置の各々は、
入力が受け付けられた前記評価情報を送信する評価情報送信手段を更に備え、
前記仲介装置は、
前記評価情報を受信する評価情報受信手段を更に備え、
前記通知手段は、前記評価情報を前記管理者端末に通知することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の意思決定支援システム。
【請求項6】
前記ソフトウェアは、プラグインであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の意思決定支援システム。
【請求項7】
複数の画像形成装置及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置であって、
前記複数の画像形成装置の各々から、ソフトウェアの購入希望を示す購入希望情報を受信する希望情報受信手段と、
受信された前記購入希望情報をカウントして、前記ソフトウェアの購入希望数を算出する算出手段と、
前記購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定手段と、
前記購入希望数が前記購入閾値を超えたと判定された場合に、前記管理者端末に通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする仲介装置。
【請求項8】
複数の画像形成装置及び管理者用の管理者端末とネットワークを介して接続される仲介装置で実行される意思決定支援方法あって、
希望情報受信手段が、前記複数の画像形成装置の各々から、ソフトウェアの購入希望を示す購入希望情報を受信する希望情報受信ステップと、
算出手段が、受信された前記購入希望情報をカウントして、前記ソフトウェアの購入希望数を算出する算出ステップと、
判定手段が、前記購入希望数が購入閾値を越えたか否か判定する判定ステップと、
通知手段が、前記購入希望数が前記購入閾値を超えたと判定された場合に、前記管理者端末に通知する通知ステップと、
を含むことを特徴とする意思決定支援方法。
【請求項9】
請求項8に記載の意思決定支援方法をコンピュータに実行させるための意思決定支援プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−180926(P2011−180926A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−45917(P2010−45917)
【出願日】平成22年3月2日(2010.3.2)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)