説明

成形吸着パット

【課題】成形吸着パットの吸着剤を、焼成顆粒珪藻土の多孔質体をもつ素材の状態を最大限に保持でき得る表面積の大きさの特性を活用し、人知はかり得ない吸着性能が発揮できることを特徴とする。
【解決手段】成形吸着パットは、単一性や複雑な形状を有した吸収性パットを特徴とする。焼成顆粒珪藻土の多孔質体に吸着することで製造できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形吸着パットに関する。
複雑な形状に対応すべく複雑形状を有した成形を特徴とする。
【0002】
成形吸着パットは、多様な用途に使用されることを特徴とする。例えば移送用、包装、流体生産物からの液体吸収、吸着等流体物に性能が発揮される。
【0003】
成形吸着パットの形状は、使用目的により正方形、長方形、複雑な形状等、その連続形状、円形、ドウナツ状の円形の中をくり貫いた形状、その連続形状もしくは、その複合をなした成形を特徴とする。
【背景技術】
【0004】
吸着パットの形状には単一なものが多く薄い厚いの形状に適した形状の必要性がある。
【0005】
吸着パットとしての利用においては、紙、フイルム、不織物などが利用されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
成形パットの吸着剤は、焼成顆粒珪藻土を有している。焼成顆粒珪藻土のもつ吸湿性、放質性、有害物質の吸着、吸収、分解能力を成形パットに付与したことを特徴とした。吸着剤が化学製品である場合は、使用前や使用後の処理に経済上および環境上に難点がある。
本発明は、これを解決する。
【0007】
成形吸着パットを活用する場合に、より多くの用途に対応すべく形状に、より多くの複数部分形状、ゾーン等を備えた形状を有する吸着パットを得ることが望ましい。
【0008】
天然素材の焼成顆粒珪藻土を基材にした成形パットを自在とした活用はなされていない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の目的は、使用によって多様の形状に成形製造を可能にすることにある。しかも、吸着剤を多孔質体焼成顆粒珪藻土の細孔構造部分の多孔質体を基材とした成形吸着パットを提供することにある。
【0010】
吸着剤となる本発明における浄化機能は表面積の大きさが塩素の除去機能、除菌機能、消毒機能がある。その効果の成果を特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、焼成顆粒珪藻土のもつ多孔質と表面積の大きさを特徴とした。この技術は高性能が発揮され、経済負担も少なく、しかも製造工程に特別な技術を要しないのを特徴とする。
【0012】
本発明の吸着剤は、多孔質体物体からなり環境浄化に取り組むことができる。
【0013】
本発明の吸着剤は、秋田県北秋田市から産出される埋蔵量の多い良質な珪藻土を用いることから安定供給が可能であり、しかも安価である。
【0014】
本発明の原料は天然素材成分であり、有害物質は発生しない。環境に優しい成形吸着パットを提供する。
【0015】
本発明の製造技術は単純であり高度技術を要しない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明は、複雑な形状の組み合わせを有する成形吸着パットの製造方法を提供する。
【0017】
ポリマーのフイルム、不織物、スパンボンドで形成された不織物や、それの組み合わせの混合成形形態である。
【0018】
上記の空間内部に焼成顆粒珪藻土を充填する。よって、多孔質体に液体物質を含浸させることの単純さと連結機能を含めての合理的な成形を特徴とする。
【0019】
この実施例については、多孔質体の細孔構造や表面特性、特異性吸着剤に関する技術を特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0020】
成形吸着パットは従来の素材に比べると、改善に効果を与えた吸着剤として利用可能性を持つ。
【0021】
液体固化が可能であるため運搬、取扱に有用に活用できる。
【0022】
用途に応じた適用、汎用性は大幅な利活用ができ有用性が発揮される。
【0023】
天然素材を活用することで環境の負荷を考慮とした。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
単一性、複雑性の形状を有する成形吸着パット。
【請求項2】
上記もしくは、複雑な形状の組み合わせからなる成形吸着パット。
【請求項3】
ポリマーのフイルム、不織物、スパボンドで形成された不織物、紙を素材とした物、これらいずれか、または、いずれかの組み合わせによる物。
【請求項4】
請求項1,2,3に多孔質の焼成顆粒珪藻土を充填する。組み合わせによる連結機能をもつ成形吸着パット。

【公開番号】特開2010−247134(P2010−247134A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−114968(P2009−114968)
【出願日】平成21年4月14日(2009.4.14)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】