説明

成長因子、NsG33の治療上の使用

【課題】分泌される治療上の蛋白質、NsG33の生物学的機能に基づく治療であり、神経系の障害の処置及び免疫学的障害の処置のための医薬を提供する。
【解決手段】特定のアミノ酸配列を有するポリペプチド、又はその配列と少なくとも90%同一である配列変異型に基づく医薬、さらに、前記ポリペプチド断片およびその対応物をコードするDNA配列、それらを含む発現ベクター、および該ベクターを用いて形質転換又は形質導入された宿主細胞の組成物に基づく医薬、特に、神経細胞が喪失又は障害を受ける神経系の疾患、障害又はダメージを処置するための医薬。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
医薬的使用のための単離されたポリペプチドであって、
a)配列番号3、4、5、8、9、10、13、14、15、19、20、21、22
、23および24よりなる群から選択されるアミノ酸配列;
b)配列番号3、4、5、8、9、10、13、14、15、19、20、21、22
、23および24よりなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも70%の配列同一
性を有する配列変異型;ならびに
c)a)からb)のいずれかに記載の少なくとも50個の連続したアミノ酸の生物学的
に活性な断片、よりなる群から選択されるアミノ酸配列を含むポリペプチド。
【請求項2】
配列番号3、4、5、8、9、10、13、14、15、19、20、21、22、2
3および24よりなる群から選択される配列の天然の対立変異型である、請求項1記載の
ポリペプチド。
【請求項3】
対立遺伝子変異型が、配列番号1、2、6、7、11、12、16、17および18よ
りなる群から選択される核酸配列と単一のヌクレオチドにより異なっている核酸配列の翻
訳物であるアミノ酸配列を含むところの、請求項2記載のポリペプチド。
【請求項4】
本明細書に記載の変異型ポリペプチドであって、選ばれる配列において特定されるいず
れかのアミノ酸が同類置換を提供するよう変更されているところの、請求項1記載のポリ
ペプチド。
【請求項5】
シグナルペプチドが異種のシグナルペプチドにより置換されているところの、請求項1
記載のポリペプチド。
【請求項6】
配列番号5、10および15よりなる群から選択される配列を有する蛋白質と少なくと
も70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好
ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、よ
り好ましくは配列番号5、10および15よりなる群から選択される配列を有する蛋白質
である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項7】
配列番号4、9および14よりなる群から選択される配列を有する蛋白質と少なくとも
70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ま
しくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より
好ましくは配列番号4、9および14よりなる群から選択される配列を有する蛋白質であ
る、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項8】
配列番号3、8および13よりなる群から選択される配列を有する蛋白質と少なくとも
70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ま
しくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より
好ましくは配列番号3、8および13よりなる群から選択される配列を有する蛋白質であ
る、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項9】
配列番号19、20、21、22、23および24よりなる群から選択される配列を有
する蛋白質と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少な
くとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配
列同一性を有する、より好ましくは配列番号19、20、21、22、23および24よ
りなる群から選択される配列を有する蛋白質である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項10】
配列番号3記載の配列を有する蛋白質と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも
75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ま
しくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号3記載の配列を
有する蛋白質である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項11】
配列番号4記載の配列を有する蛋白質と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも
75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ま
しくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号4記載の配列を
有する蛋白質である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項12】
配列番号5記載の配列を有する蛋白質と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも
75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ま
しくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号5記載の配列を
有する蛋白質である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項13】
配列番号19記載の配列を有する蛋白質と少なくとも70%、より好ましくは少なくと
も75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好
ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号19記載の配
列を有する蛋白質である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項14】
配列番号22記載の配列を有する蛋白質と少なくとも70%、より好ましくは少なくと
も75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好
ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号22記載の配
列を有する蛋白質である、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項15】
断片が、以下:
i)配列番号3記載のAA30−AA288、および天然配列由来の1個〜5個の余分
なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号3記載のAA25−AA293までの
ポリペプチド;
ii)配列番号13記載のAA28−AA286、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号13記載のAA23−AA291
までのポリペプチド;
iii)配列番号8記載のAA31−AA289、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号8記載のAA26−AA294
でのポリペプチド;および
iv)選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更さ
れており、その配列中の20個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されている、該
ポリペプチドの変異型;
よりなる群から選択されるところの、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項16】
以下:
i)配列番号3記載のAA171−AA288、および天然配列由来の1個〜5個の余
分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号3記載のAA165−AA288
でのポリペプチド;
ii)配列番号13記載のAA169−AA286、および天然配列由来の1個〜5個
の余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号13記載のAA164−AA
91までのポリペプチド;
iii)配列番号8記載のAA172−AA289、および、天然配列由来の1個〜5
個の余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号8記載のAA167−AA
94までのポリペプチド;
iv)選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更さ
れており、その配列中の10個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されている、該
ポリペプチドの変異型;
よりなる群から選択される、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項17】
断片が、以下:
i)配列番号3記載のAA30−AA118、および天然配列由来の1個〜5個の余分
なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号3記載のAA25−AA123までの
ポリペプチド;
ii)配列番号13記載のAA28−AA116、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号13記載のAA23−AA121
までのポリペプチド;
iii)配列番号8記載のAA31−AA119、および、天然配列由来の1個〜5個
の余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号8記載のAA26−AA124
までのポリペプチド;および
iv)選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更さ
れており、その配列中の10個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されている、該
ポリペプチドの変異型;
よりなる群から選択されるところの、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項18】
変更されたアミノ酸が、図3a中の非保存的、弱い保存的または強い保存的として示さ
れるものから選択されるところの、請求項15〜17のいずれかに記載のポリペプチド。
【請求項19】
少なくとも1つの分子内のシステイン結合を形成することができる、上記請求項のいず
れかに記載のポリペプチド。
【請求項20】
分子間のシステイン結合を介して結合されたNsG33の二量体を含む、上記請求項の
いずれかに記載のポリペプチド。
【請求項21】
アフィニティータグ、例えば、ポリヒスタグ、GSTタグ、HAタグ、Flagタグ、
C−mycタグ、HSVタグ、V5タグ、マルトース結合蛋白質タグ、セルロース結合ド
メインタグをさらに含む、上記請求項のいずれかに係るポリペプチド。
【請求項22】
以下:
a)配列番号3、4、5、8、9、10、13、14、15、19、20、21、22
、23および24よりなる群から選択されるアミノ酸配列;
b)配列番号3、4、5、8、9、10、13、14、15、19、20、21、22
、23および24よりなる群から選択されるアミノ酸配列と少なくとも70%の配列同一
性を有する配列変異型;ならびに
c)a)からb)のいずれかに記載の少なくとも50個の連続したアミノ酸の生物学的
に活性な断片、
よりなる群から選択されるアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする核酸配列、また
はその相補配列を含む、医薬的使用のための単離された核酸分子。
【請求項23】
核酸分子が天然の対立遺伝子の核酸変異型のヌクレオチド配列を含むところの、請求項
22記載の核酸分子。
【請求項24】
天然ポリペプチド変異型のポリペプチド配列を有する、変異型ポリペプチドをコードす
る請求項22記載の核酸分子。
【請求項25】
核酸分子が、配列番号1、2、6、7、11、12、16、17および18よりなる群
から選択される核酸配列と単一のヌクレオチドにより異なっているところの、請求項22
記載の核酸分子。
【請求項26】
コードされたポリペプチドが、配列番号5、10および15よりなる群から選択される
配列と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも
80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一
性を有する、より好ましくは配列番号5、10および15よりなる群から選択される配列
を有する蛋白質であるところの、請求項22記載の核酸分子。
【請求項27】
コードされたポリペプチドが、配列番号4、9および14よりなる群から選択される配
列と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも8
0%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性
を有する、より好ましくは配列番号4、9および14よりなる群から選択される配列を有
する蛋白質であるところの、請求項22記載の核酸分子。
【請求項28】
コードされたポリペプチドが、配列番号3、8および13よりなる群から選択される配
列と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも8
0%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性
を有する、より好ましくは配列番号3、8および13よりなる群から選択される配列を有
する蛋白質であるところの、請求項22記載の核酸分子。
【請求項29】
コードされたポリペプチドが、配列番号19、20、21、22、23および24より
なる群から選択される配列と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より
好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なく
とも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号19、20、21、22、2
3および24よりなる群から選択される配列を有する蛋白質であるところの、請求項22
記載の核酸分子。
【請求項30】
コードされたポリペプチドが、配列番号3と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号3に記載の
配列を有する蛋白質であるところの、請求項22に記載の核酸分子。
【請求項31】
コードされたポリペプチドが、配列番号4と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号4に記載の
配列を有する蛋白質であるところの、請求項22に記載の核酸分子。
【請求項32】
コードされたポリペプチドが、配列番号5と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号5に記載の
配列を有する蛋白質であるところの、請求項22に記載の核酸分子。
【請求項33】
コードされたポリペプチドが、配列番号19と少なくとも70%、より好ましくは少な
くとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、よ
り好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号19に記
載の配列を有する蛋白質であるところの、請求項22記載の核酸分子。
【請求項34】
コードされたポリペプチドが、配列番号22と少なくとも70%、より好ましくは少な
くとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、よ
り好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号22に記
載の配列を有する蛋白質であるところの、請求項22記載の核酸分子。
【請求項35】
核酸分子が、以下:
a)配列番号1、2、6、7、11、12、16、17および18よりなる群から選択
されるヌクレオチド配列;
b)配列番号1、2、6、7、11、12、16、17および18よりなる群から選択
されるヌクレオチド配列と少なくとも70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列;
c)配列番号1、2、6、7、11、12、16、17および18よりなる群から選択
される配列の少なくとも150個連続したヌクレオチドの核酸配列;
d)配列番号1、2、6、7、11、12、16、17および18よりなる群から選択
される配列を有する核酸と、非常に厳格な条件下でハイブリダイズすることができる核酸
の相補配列;および
e)上記のいずれかの相補核酸配列、
よりなる群から選択されるヌクレオチド配列を含むところの、請求項22記載の核酸分子

【請求項36】
配列番号2、7、12、16、17および18よりなる群から選択されるヌクレオチド
配列と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも
80%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一
性を有するヌクレオチド配列、より好ましくは配列番号2、7、12、16、17または
18に記載の配列を有する核酸、を含む、請求項22記載の核酸分子。
【請求項37】
配列番号16、17および18よりなる群から選択されるヌクレオチド配列と少なくと
も70%、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好
ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するヌク
レオチド配列を含む、より好ましくは配列番号16、17または18に記載の配列を有す
る核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項38】
配列番号2および16よりなる群から選択されるヌクレオチド配列と少なくとも70%
、より好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは
少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するヌクレオチド
配列を含む、より好ましくは配列番号2または16に記載の配列を有する核酸である、請
求項22記載の核酸分子。
【請求項39】
配列番号2記載のヌクレオチド187−996、配列番号7記載のヌクレオチド74−
883および配列番号12記載のヌクレオチド64−873よりなる群から選択されるポ
リヌクレオチド配列と少なくとも70%、より好ましくは少なくとも75%、より好まし
くは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも9
0%、より好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも98%の配列同一性
を有する、請求項22記載の核酸分子。
【請求項40】
配列番号1記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なくと
も75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好
ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号1記載の配列
を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項41】
配列番号2記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なくと
も75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好
ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号2記載の配列
を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項42】
配列番号6記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なくと
も75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好
ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号6記載の配列
を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項43】
配列番号7記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なくと
も75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より好
ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号7記載の配列
を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項44】
配列番号11記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号11記載の
配列を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項45】
配列番号12記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号12記載の
配列を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項46】
配列番号16記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号16記載の
配列を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項47】
配列番号17記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号17記載の
配列を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項48】
配列番号18記載の配列を有する核酸分子と少なくとも70%、より好ましくは少なく
とも75%、より好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも95%、より
好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する、より好ましくは配列番号18記載の
配列を有する核酸である、請求項22記載の核酸分子。
【請求項49】
大腸菌、チャイニーズハムスター、胎児ハムスター、酵母、昆虫および/または真菌に
おける発現に最適化されたコドンである、請求項22記載の核酸分子。
【請求項50】
核酸分子が、配列番号2と7および/または12との間でシャッフルされた変異型であ
るところの、請求項22記載の核酸分子。
【請求項51】
請求項22〜50のいずれかに記載の核酸分子を含むベクター。
【請求項52】
核酸分子と操作可能に連結されたプロモーターをさらに含む、請求項51記載のベクタ
ー。
【請求項53】
プロモーターが、CMV、ヒトUbiC、JeT、RSV、Tet−調節プロモーター
、Mo−MLV−LTR、Mx1、EF−1アルファよりなる群から選択されるところの
、請求項52記載のベクター。
【請求項54】
レンチウイルス、HIV、SIV、FIV、EAIV、CIVを含むレトロウイルス科
ファミリーから誘導されるベクターよりなる群から選択される、請求項51または52記
載のベクター。
【請求項55】
アルファウイルス、アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス、バキュロウイルス、HSV
、コロナウイルス、ウシパピローマウイルス、Mo−MLVよりなる群から選択される、
好ましくはアデノ随伴ウイルスである、請求項51または52記載のベクター。
【請求項56】
請求項51〜55のいずれかに記載のベクターを用いて形質転換または形質導入された
、単離された宿主細胞。
【請求項57】
大腸菌、酵母、サッカロミセス・セレヴィシエ、アスペルギルス、Sf9昆虫細胞より
なる群から選択される、請求項56記載の宿主細胞。
【請求項58】
哺乳動物細胞、例えば、ヒト、ネコ科の動物、ブタ、類人猿、イヌ科の動物、ネズミ科
の動物、ラット、マウスおよびウサギの細胞よりなる群から選択される、請求項56記載
の宿主細胞。
【請求項59】
不死化した網膜色素上皮細胞、例えば、ARPE−19細胞、不死化したヒト繊維芽細
胞、および不死化したヒト星状細胞よりなる群から選択される、請求項58記載の宿主細
胞。
【請求項60】
マトリクスと結合されている、請求項59記載の宿主細胞。
【請求項61】
ヒト神経幹細胞または前駆細胞、ヒト・グリア幹細胞または前駆細胞、および胎児幹細
胞を含む幹細胞よりなる群から選択される、請求項58記載の宿主細胞。
【請求項62】
CHO、CHO−K1、HEI193T、HEK293、COS、PC12、HiB5
、RN33b、BHK細胞からなる群より選択される、請求項58記載の宿主細胞。
【請求項63】
5'レトロウイルスLTR、tRNA結合部位、パッケージングシグナル、請求項1〜21のいずれ
かに記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列と操作可能に連結されている
プロモーター、第2のDNA鎖合成の複製起点、および3'レトロウイルスLTRを含むレトロウ
イスル科誘導ゲノムを含む、感染性のウイルス粒子を産生することができるパッケージン
グ細胞系。
【請求項64】
ゲノムがレンチウイルスから誘導され、LTRがレンチウイルスのものである、請求項62
記載のパッケージング細胞系。
【請求項65】
移植可能な生体適合性細胞装置であって、以下:
i)請求項1〜21のいずれかにより特定される蛋白質および/またはウイルスベクターの拡
散を可能にする半透膜;および
ii)請求項56〜62のいずれかに係る細胞または請求項63〜64のいずれかに係るパッケー
ジング細胞系の組成物、を含む装置。
【請求項66】
半透膜が免疫遮断的であるところの、請求項65記載の装置。
【請求項67】
半透膜が微細孔性であるところの、請求項65記載の装置。
【請求項68】
装置が半透膜内に配置されたマトリクスをさらに含むところの、請求項65記載の装置

【請求項69】
装置が、つなぎアンカーをさらに含むところの、請求項65記載の装置。
【請求項70】
装置が、標的細胞の感染のためのウイルスベクターを分泌する生存パッケージング細胞
を含む中心部、ここで、そのウイルスベクターはレトロウイルスであり、そのベクターは
標的細胞中で請求項1〜21のいずれかに記載のポリペプチドの発現を調節するプロモータ
ーと操作可能に連結されている該ポリペプチドをコードする異種遺伝子を含み;および、
その中心部を囲む外部ジャケット、ここで、そのジャケットは、該カプセルから直径およ
そ100nmのレトロウイルスベクターの放出を可能にするため、該ベクターのそれを横切っ
た通過を可能にするために選択された多孔度を有する透過性の生体適合性材料を含む、を
含むところの、請求項65記載の装置。
【請求項71】
中心部がマトリクスをさらに含み、パッケージング細胞がそのマトリクスにより固定化
されているところの、請求項70記載の装置。
【請求項72】
ジャケットがヒドロゲルまたは熱可塑性物質を含むところの、請求項70に記載の装置

【請求項73】
i)請求項1〜21のいずれかに記載のポリペプチド;または
ii)請求項22〜50のいずれかに記載の単離された核酸配列;または
iii)請求項51〜55のいずれかに記載の発現ベクター;または
iv)請求項56〜62のいずれかに係る宿主細胞の組成物;または
v)請求項63〜64のいずれかに係るパッケージング細胞系;または
vi)請求項65〜72のいずれかに係る移植可能な生体適合性細胞装置;および医薬的に許容
される担体、を含む医薬組成物。
【請求項74】
i)請求項1〜21のいずれかに記載のポリペプチド;または
ii)請求項22〜50のいずれかに記載の単離された核酸配列;または
iii)請求項51〜55のいずれかに記載の発現ベクター;または
iv)請求項56〜62のいずれかに係る宿主細胞の組成物;
v)請求項65〜72のいずれかに係る移植可能な生体適合性細胞装置;または
vi)請求項63〜64のいずれかに係るパッケージング細胞系;の医薬製造のための使用。
【請求項75】
医薬が免疫障害の処置のためのところである、請求項74記載の使用。
【請求項76】
免疫障害が、感染症、免疫不全、癌、多発性硬化症、アレルギー反応および状態、およ
び移植片対宿主病を含む自己免疫障害よりなる群から選択されるところの、請求項75記
載の方法。
【請求項77】
医薬が、神経系に関連する疾患、障害またはダメージの処置のためであるところの、請
求項74記載の使用。
【請求項78】
医薬が、以下の状態に限定されるものではないが、脳卒中、外傷性脳損傷、脊髄損傷、
びまん性軸策損傷、癲癇、神経障害、末梢神経障害および関連する疼痛および他の症状を
含む、脳、脳幹、脊髄および/または末梢神経についての損傷に関連する疾患、障害また
はダメージの処置のためであるところの、請求項77記載の使用。
【請求項79】
神経系障害が、限定されるものではないが、パーキンソン病、アルツハイマー病、老人
性痴呆、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症に関連する神経損傷および
関連症状を含む、脳、脳幹、脊髄および/または末梢神経におけるニューロン変性および
それらの過程を含むところの、請求項77に記載の使用。
【請求項80】
神経変性疾患がパーキンソン病であるところの、請求項79記載の使用。
【請求項81】
神経変性疾患がハンチントン病であるところの、請求項79記載の使用。
【請求項82】
神経変性疾患が筋萎縮性側索硬化症であるところの、請求項79記載の使用。
【請求項83】
神経系障害が、限定されるものではないが、代謝疾患、栄養失調、中毒性損傷、悪性腫
瘍、および/または限定されるものではないが、糖尿病、腎機能不全、アルコール中毒、
化学療法、化学試薬、薬物乱用、ビタミン欠乏症および感染症を含む、遺伝的もしくは突
発的状態、により生じる状態を含む、脳、脳幹、脊髄および/または末梢神経における機
能不全および/またはニューロンの喪失に関連する疾患、障害またはダメージであるとこ
ろの、請求項77記載の使用。
【請求項84】
疾患が、末梢神経障害および関連する疼痛であるところの、請求項83または78記載
の使用。
【請求項85】
神経系障害が、限定されるものではないが、多発性硬化症、視神経炎、脳硬化症、感染
後の脳脊髄炎および癲癇、および関連症状を含む、脳、脳幹、脊髄および末梢神経におけ
るオリゴデンドロサイト、星状細胞およびシュワン細胞などのグリアの変性または硬化に
関連する疾患、障害またはダメージであるところの、請求項77記載の使用。
【請求項86】
疾患または障害が、多発性硬化症、感覚性運動失調症、神経変性脊髄小脳障害、遺伝的
運動失調症、小脳萎縮およびアルコール中毒であるところの、請求項85記載の使用。
【請求項87】
神経系障害、疾患またはダメージが、網膜、光受容体および関連する神経に関係し、限
定されるものではないが、色素性網膜炎、黄斑変性症、緑内障、糖尿病網膜症および関連
する症状を含むところの、請求項77記載の使用。
【請求項88】
神経系障害、疾患またはダメージが、感覚上皮および前庭聴覚複合体の関連神経節に関
係し、限定されるものではないが、騒音性難聴、難聴、耳鳴、耳炎、内耳炎、遺伝的およ
び蝸牛前庭萎縮症、メニエール症、および関連する症状を含むところの、請求項77記載
の使用。
【請求項89】
被検体における病状の処置方法であって、それを必要とする個体に、治療上有効量の:
i)請求項1〜21のいずれかに記載のポリペプチド;または
ii)請求項22〜50のいずれかに記載の単離された核酸配列;または
iii)請求項51〜55のいずれかに記載の発現ベクター;または
iv)請求項56〜62のいずれかに係る宿主細胞の組成物;または
v)請求項65〜72のいずれかに係る移植可能な生体適合性細胞装置;または
vi)請求項63〜64のいずれかに係るパッケージング細胞系を投与することを含む方法。
【請求項90】
病状が免疫障害であるところの、請求項89記載の方法。
【請求項91】
免疫障害が、感染症、免疫不全、癌、多発性硬化症、アレルギー反応および状態、およ
び移植片対宿主病を含む自己免疫障害よりなる群から選択されるところの、請求項90記
載の方法。
【請求項92】
医薬が、神経系に関連する疾患、障害またはダメージの処置のためのものであるところ
の、請求項89記載の方法。
【請求項93】
医薬が、以下の状態に限定されるものではないが、脳卒中、外傷性脳損傷、脊髄損傷、
びまん性軸策損傷、癲癇、神経障害、末梢神経障害および関連する疼痛および他の症状を
含む、脳、脳幹、脊髄および/または末梢神経についての損傷に関係する疾患、障害また
はダメージの処置のためのものであるところの、請求項92記載の方法。
【請求項94】
神経系障害が、限定されるものではないが、パーキンソン病、アルツハイマー病、老人
性痴呆、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症に関連する神経損傷、およ
び関連症状を含む、脳、脳幹、脊髄および/または末梢神経におけるニューロン変性およ
びそれらの過程を含むところの、請求項92記載の方法。
【請求項95】
神経変性疾患がパーキンソン病であるところの、請求項94記載の方法。
【請求項96】
神経変性疾患がハンチントン病であるところの、請求項94記載の方法。
【請求項97】
神経変性疾患が筋萎縮性側索硬化症であるところの、請求項94記載の方法。
【請求項98】
神経系障害が、限定されるものではないが、代謝疾患、栄養失調、中毒性損傷、悪性腫
瘍、および/または限定されるものではないが、糖尿病、腎機能不全、アルコール中毒、
化学療法、化学試薬、薬物乱用、ビタミン欠乏症および感染症を含む、遺伝的もしくは突
発的状態により生じる状態を含む、脳、脳幹、脊髄および/または末梢神経における機能
不全および/またはニューロンの喪失に関係する、疾患、障害またはダメージであるとこ
ろの、請求項92記載の方法。
【請求項99】
疾患が、抹消神経障害および関連する疼痛であるところの、請求項98記載の方法。
【請求項100】
神経系障害が、限定されるものではないが、多発性硬化症、視神経炎、脳硬化症、感染
後の脳脊髄炎および癲癇、および関連症状を含む、脳、脳幹、脊髄および末梢神経におけ
るオリゴデンドロサイト、星状細胞およびシュワン細胞などのグリアの変性または硬化に
関係する、疾患、障害またはダメージであるところの、請求項92記載の方法。
【請求項101】
疾患または障害が、多発性硬化症、感覚性運動失調症、神経変性脊髄小脳障害、遺伝的
運動失調症、小脳萎縮およびアルコール中毒であるところの、請求項100記載の方法。
【請求項102】
神経系障害、疾患またはダメージが、網膜、光受容体および関連する神経に関係し、限
定されるものではないが、色素性網膜炎、黄斑変性症、緑内障、糖尿病網膜症および関連
する症状を含むところの、請求項92記載の方法。
【請求項103】
神経系障害、疾患またはダメージが、感覚上皮および前庭聴覚複合体の関連神経節に関
係し、限定されるものではないが、騒音性難聴、難聴、耳鳴、耳炎、内耳炎、遺伝的およ
び蝸牛前庭萎縮症、メニエール症および関連症状を含むところの、請求項92記載の方法

【請求項104】
被検体がヒトであるところの、請求項89記載の方法。
【請求項105】
哺乳動物の神経細胞におけるアポトーシスの予防方法であって、前記神経細胞を請求項
1〜21のいずれかに記載のポリペプチドに曝露することを含む方法。
【請求項106】
哺乳動物の神経細胞の生存を向上させる方法であって、前記神経細胞を請求項1〜21
のいずれかに記載のポリペプチドに曝露することを含む方法。
【請求項107】
ニューロンを生じさせる方法であって、神経前駆細胞または神経幹細胞を請求項1〜2
1のいずれかに記載のポリペプチドに曝露することを含む方法。
【請求項108】
哺乳動物の細胞の組成物を増大する方法であって、前記組成物に請求項1〜21のいず
れかに記載のポリペプチドを投与すること;または前記細胞を請求項51〜55のいずれ
かに記載の発現ベクターを用いて形質導入/トランスフェクトすること、を含む方法。
【請求項109】
哺乳動物の細胞の組成物を識別する方法であって、前記組成物に請求項1〜21のいず
れかに記載のポリペプチドを投与すること;または前記細胞を請求項51〜55のいずれ
かに記載の発現ベクターを用いて形質導入/トランスフェクトすること、を含む方法。
【請求項110】
請求項1〜21のいずれかに記載のポリペプチドと結合することができる抗体。
【請求項111】
ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、ヒト化抗体、一本鎖抗体、組換え抗体より
なる群から選択される、請求項110に記載の抗体。
【請求項112】
請求項110に記載の抗体、および細胞毒剤、例えば化学療法剤、毒素または放射性同
位体;特異的な結合対のメンバー、例えばアビジンもしくはストレプトアビジンまたは抗
原;検出可能な生成物を産生できる酵素よりなる群から選択される抱合体、を含む免疫抱
合体。
【請求項113】
配列番号3に記載のAA128−AA293、配列番号3に記載のAA121−AA
93、配列番号8に記載のAA129−AA294、配列番号8に記載のAA122−A
294、配列番号13に記載のAA126−AA291、配列番号13に記載のAA
19−AA291、および前記ポリペプチドの変異型よりなる群から選択される単離され
たポリペプチドであって、選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が、異な
るアミノ酸に変更されており、その配列中の15個を超えないアミノ酸残基がそのように
変更されている単離されたポリペプチド。
【請求項114】
変更されたアミノ酸が、図3a中の非保存的、弱い保存的もしくは強い保存的として示
されるものから選択されるところの、請求項113記載の単離されたポリペプチド。
【請求項115】
選ばれる配列において特定されたいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更されてお
り、その配列中の15個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されいてる、配列番号
19、20、21、22、23および24よりなる群から選択される単離されたポリペプ
チド、および前記ポリペプチドの変異型。
【請求項116】
変更されたアミノ酸が、図3a中の非保存的、弱い保存的もしくは強い保存的として示
されるものから選択されるところの、請求項115記載の単離されたポリペプチド。
【請求項117】
以下:
i)配列番号3に記載のAA30−AA288、および天然配列由来の1個〜5個の余
分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号3に記載のAA25−AA293
でのポリペプチド;
ii)配列番号13記載のAA28−AA286、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号13記載のAA23−AA291
までのポリペプチド;
iii)配列番号8記載のAA31−AA289、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号8記載のAA26−AA294
でのポリペプチド;および
iv)選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更さ
れており、その配列中の20個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されている、該
ポリペプチドの変異型;
よりなる群から選択される単離されたポリペプチド。
【請求項118】
以下:
i)配列番号3に記載のAA171−AA288、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号3に記載のAA165−AA28
までのポリペプチド;
ii)配列番号13記載のAA169−AA286、および天然配列由来の1個〜5個
の余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号13記載のAA164−AA
91までのポリペプチド;
iii)配列番号8記載のAA172−AA289、および天然配列由来の1個〜5個
の余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号8記載のAA167−AA29
までのポリペプチド;
iv)選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更さ
れており、その配列中の10個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されている、該
ポリペプチドの変異型;
よりなる群から選択される単離されたポリペプチド。
【請求項119】
以下:
i)配列番号3に記載のAA30−AA118、および天然配列由来の1個〜5個の余
分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号3に記載のAA25−AA123
でのポリペプチド;
ii)配列番号13記載のAA28−AA116、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号13記載のAA23−AA121
までのポリペプチド;
iii)配列番号8記載のAA31−AA119、および天然配列由来の1個〜5個の
余分なアミノ酸を一端もしくは両端に有する、配列番号8記載のAA26−AA124
でのポリペプチド;ならびに
iv)選ばれる配列において特定されるいずれかのアミノ酸が異なるアミノ酸に変更さ
れており、その配列中の10個を超えないアミノ酸残基がそのように変更されている、該
ポリペプチドの変異型;
よりなる群から選択される単離されたポリペプチド。
【請求項120】
変更されたアミノ酸が、図3a中の非保存的、弱い保存的または強い保存的として示さ
れるものから選択されるところの、請求項117、118または119に記載のポリペプ
チド。
【請求項121】
請求項113〜119のいずれかに係るポリペプチドコードする単離されたポリヌクレ
オチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−140447(P2012−140447A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−41030(P2012−41030)
【出願日】平成24年2月28日(2012.2.28)
【分割の表示】特願2007−505556(P2007−505556)の分割
【原出願日】平成17年3月30日(2005.3.30)
【出願人】(506135604)エヌエスジーン・アクティーゼルスカブ (6)
【氏名又は名称原語表記】NsGene A/S
【Fターム(参考)】