説明

手持ち式装置のための情報バックアップシステム

情報バックアップシステム(700)が提供され、このシステムは、情報を、手持ち式装置(104)から受信し、この情報を、情報バックアップ装置(102)にある着脱可能な不揮発性メモリ(106)に書込み、この情報を、着脱可能な不揮発性メモリ(106)から別の手持ち式装置(204)に再書込する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願との相互参照
この出願は、2006年6月1日に出願された米国仮特許出願連続番号第60/807,711号の利益を主張する。
【0002】
技術分野
この発明は、概して手持ち式(handheld)装置に関し、より特定的には内蔵されたメモリを有する携帯電話に関する。
【背景技術】
【0003】
パームコンピュータおよび携帯電話などの手持ち式装置は、広範に普及し個人使用用に非常に一般的になっている。たとえば、携帯電話は、最も一般的にはユーザが家または職場の外にいるときに使用される。携帯電話をこのように使用するときに、多くの問題が生じ得る。この携帯電話は、容易に破損され、置き忘れられ、または紛失されることがある。こうなると、この携帯電話に保存されていた情報も同じく失われる。この情報は、この携帯電話のメモリ以外の場所には存在しないことがよくある。時として、この情報は、他の情報源から大いに労を取って再入力し得る。大抵は、この情報は回復不能に失われる。
【0004】
いくつかの小型装置が、携帯電話のメモリをバックアップするために開発されている。1つは、概ねユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)フラッシュドライブの大きさで、コンピュータを介して接続を管理するためのUSBコネクタを実装されている。情報はその内蔵不揮発性メモリに保存される。
【0005】
別の装置は、電池式で、さまざまな携帯電話モデルに接続するための互換性のあるチップを備えている。やはり、情報は内蔵不揮発性メモリに保存される。
【0006】
いくつかのシステムは、携帯電話とパーソナルコンピュータ上のOutlook(登録商標)またはOutlook Express(登録商標)プログラムとの間で、携帯電話の入力内容を編集し、転送することを可能とする。
【0007】
数多くの解決方法が生み出されてきたが、1つの携帯電話からバックアップされた情報を取出し、それを異なる製造メーカーおよびモデルの代替携帯電話機に転送可能であるという課題に対処するのに苦労している。今ある解決方法は、情報を同一の電話に戻して復元することには優れているが、この情報を、異なる通信インターフェイスを有する別のモデルに適合させることに困難がある。
【0008】
携帯電話技術における急速な変化および「マス・カスタマイゼーション」(“mass customization”)を考え合わせると、紛失、損傷、または盗難された携帯電話を、全く同じモデルで代替することは難しいことが多い。この結果、最新の携帯電話のために、情報を取出し、および/または再現することが必要となる。
【0009】
この課題の解決方法は、長く求められてきたが、先行する開発は、解決方法を何ら教示または示唆しておらず、したがって、当業者は、この問題の解決方法を長く得られないでいる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明の開示
この発明は、情報を、手持ち式装置にあるメモリから受信し、この情報を、情報バックアップ装置にある着脱可能な不揮発性メモリに書込み、この情報を、着脱可能な揮発性メモリから、別の手持ち式装置へ再書込する、情報バックアップシステムを提供する。
【0011】
この発明のある特定の実施例は、上記の局面に加えまたは代りに、他の局面を有する。この局面は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより当業者にとって明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明の実施例に従う配線接続の情報バックアップシステムを示す。
【図2】この発明の別の実施例に従う無線情報バックアップシステムを示す。
【図3】この発明の別の実施例に従う配線接続のバックアップ装置を示す。
【図4】この発明の別の実施例に従う無線バックアップ装置を示す。
【図5】コンピュータを含む、この発明の別の実施例に従う情報バックアップシステムを示す。
【図6】この発明の別の実施例に従う汎用バックアップ装置を示す。
【図7】この発明に従い機能する例示的な情報バックアップシステムのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
発明を実施するための最良の形態
以下の実施例は、当業者がこの発明を実現し利用することを可能にするのに十分に詳細に説明される。他の実施例が本開示に基づいて明白であろうこと、およびシステム、工程、または機械的な変更がこの発明の範囲を逸脱することなくなされてもよいことが理解されるべきである。
【0014】
以下の説明において、数多くの具体的な詳細点がこの発明の十分な理解をもたらすために提供される。しかしながら、この発明は、こういった具体的な詳細点なしに実施してもよいことが明らかであろう。この発明を不明瞭にすることを避けるために、いくつかの周知の回路、システム構成、および工程ステップは詳細には開示されていない。
【0015】
同様に、このシステムの実施例を示す図面は半概略図であり、原寸に比例しておらず、特に、いくつかの寸法は、説明を理解しやすいように非常に誇張されて図面に示されている。
【0016】
用語「手持ち式装置」は、個人用携帯情報端末(PDA)、個人使用ナビゲーションシステム(GPS)、iPod(登録商標)、携帯電話、小型タブレットコンピュータ、などの装置を含むことが意図される。用語「携帯電話」は、従来の携帯電話のみならず、デジタルスクリーン、内蔵コンピュータ、インターネット接続装置、コードレス電話を含む「スマートフォン」と、基本的な携帯電話の一体化しているコンポーネントとしてより一般的になってきているカメラおよびミュージックビデオ機能などの追加機能を備えた他の電話とを含むことが意図される。
【0017】
次に図1を参照して、この発明の実施例に従う配線接続の情報バックアップシステム100を図1に示す。配線接続の情報バックアップシステム100は、バックアップ装置102と手持ち式装置104とを含む。
【0018】
着脱可能なメモリモジュール106は、異なるタイプの手持ち式装置(たとえば図2の手持ち式装置204)と互換性がある別の情報バックアップシステムにインストールする
ことができる。
【0019】
インストールされると、着脱可能なメモリモジュール106は、専用化されたマイクロプロセッサであるマイクロコントローラ108に接続される。マイクロコントローラ108は、電気コネクタモジュール110に接続され、電気コネクタモジュール110は、特定の手持ち式装置104のための配線接続のコネクタ112にコードによって接続される。電気コネクタモジュール110は、手持ち式装置104内の充電式電池(図示せず)を充電するための充電器114にも接続されてよい。
【0020】
バックアップ装置102は、手持ち式装置104の電源、内部装置電源から、または手持ち式装置の充電器114から給電されてもよい。
【0021】
着脱可能なメモリモジュール106は、「共通」フォーマットを有するので、この発明のさまざまな実施例の間で交換することができる。手持ち式装置の間の通信ポートおよび通信プロトコルは、非常に多種多様である。たとえば、ほぼ携帯電話のモデルの数だけ携帯電話のインターフェイスはある。既存のバックアップシステムと互換性のない新しい携帯電話を入手した場合は、バックアップシステムの着脱可能なメモリモジュールを適切なマイクロプロセッサを有する新しいバックアップシステムにインストールすることができ、新しく入手した電話に情報を復元しやすくすることができる。
【0022】
配線接続のコネクタ112と同じコネクタ構成を有する手持ち式装置104に対し、ハンドシェイク信号、ボーレート、電圧、およびコネクタピン配置を含む通信情報に関する情報がマイクロコントローラ108および/または着脱可能なメモリモジュール106を用いて保存されることができる。
【0023】
着脱可能なメモリモジュール106は、フラッシュカード、USBフラッシュドライブ、または任意の他のタイプのポータブルメモリであり得る。情報は、バックアップ装置102によって読出/書込できる上にさらににコンピュータアプリケーションよって読出/書込されるフォーマットで保存される。
【0024】
次に図2を参照して、この発明の別の実施例に従う無線情報バックアップシステム200を図2に示す。無線情報バックアップシステム200、無線バックアップ装置202、およびたとえばBluetooth(登録商標)携帯電話などの無線手持ち式装置204。
【0025】
無線バックアップ装置202は、マイクロコントローラ208に接続可能である着脱可能な不揮発性メモリモジュール206を含む。
【0026】
マイクロコントローラ208は、無線周波(RF)送受信機210に接続され、無線周波(RF)送受信機210は手持ち式装置204とBluetooth(登録商標)または赤外線を介して通信する。
【0027】
次に図3を参照して、この発明の別の実施例に従う配線接続のバックアップ装置300を図3に示す。配線接続のバックアップ装置300は、着脱可能なメモリモジュール302と、マイクロコントローラ304と、有線接続308を備える電気コネクタモジュール306とを含む。
【0028】
有線接続308は着脱可能であり、別の手持ち式装置に接続可能なように、異なる構成の接続と交換することができる。これは交換可能なコネクタチップを用いてもよい。
【0029】
マイクロコントローラ304は、情報を読出/書込むための、手持ち式装置とのハンド
シェイクを含む情報通信を司る。マイクロコントローラ304は、電気コネクタモジュール306とインターフェイス接続し、手持ち式装置の多数の異なる製造メーカーおよびモデルに対して機能する通信チャネルを供給する。
【0030】
次に図4を参照して、この発明の別の実施例に従う無線バックアップ装置400を図4に示す。無線バックアップ装置400は、マイクロコントローラ404に接続可能な着脱可能な不揮発性メモリモジュール402を含む。マイクロコントローラ404は、RFまたは赤外周波数通信チャネルを提供する送受信機406に接続される。特に、手持ち式装置が携帯電話であった場合、携帯電話はBluetooth(登録商標)通信基準に対応するが、このバックアップ装置400は、この基準を用いるほとんどの携帯電話に対応することができる。
【0031】
次に図5を参照して、コンピュータ502を含む、この発明の別の実施例に従う情報バックアップシステム500を図5に示す。情報バックアップシステム500は、着脱可能なメモリモジュール206、302、および402と同様の着脱可能なメモリモジュール504を含む。着脱可能なメモリモジュール504は、ポータブルコンピュータ502などのコンピュータに接続することができるUSBコネクタ506を有する。これにより、着脱可能なメモリモジュール504は、メモリモジュール読取装置を実装されるホストコンピュータによって直接アクセスされることが可能となる。これによって、情報バックアップシステム間のみならずコンピュータ間の転送もしやすくなる。これによって、その後、情報バックアップシステムに、そして手持ち式装置へ転送され戻される情報の編集が可能となる。
【0032】
さらに、この情報は、NANDフラッシュデバイスまたはバックアップモジュール内でフォーマットすることができるので、既存のコンピュータアプリケーションと互換性がある。たとえば、携帯電話にOutlook(登録商標)やThunderbird(登録商標)などのコンタクトアプリケーションを用いてもよい。情報バックアップシステム500は、コンピュータ502には標準USBフラッシュドライブのように見える。よって、携帯電話情報は、コンピュータに常駐のすべてのアプリケーションにとって直ちに利用可能になる。
【0033】
次に図6を参照して、この発明の別の実施例に従う汎用バックアップ装置600を図6に示す。汎用バックアップ装置600は、着脱可能なメモリモジュール602と、着脱できないメモリモジュール604とを含む。メモリモジュール602およびメモリモジュール604は、マイクロコントローラ606に接続される。
【0034】
マイクロコントローラ606は、配線接続のコネクタ610のための電気コネクタモジュール608に接続される。マイクロコントローラ606は、無線コネクタモジュール612と、USBコネクタ614とに接続される。マイクロコントローラ606は、インジケータまたはLED616にさらに接続され、情報のバックアップが行なわれているときを示す。
【0035】
汎用バックアップ装置600は、別の手持ち式装置の自動検出を行ない、情報の適切なバックアップを開始することができる。これは、配線接続のコネクタ610またはUSBコネクタ614への接続のいずれかを検出することにより、または無線コネクタモジュール612への近接によって起こる。
【0036】
汎用バックアップ装置600は、コンピュータの内部/外部記憶装置間で、汎用バックアップ装置600を通じて手持ち式装置へ、またはコンピュータから消去可能なメモリへ、情報を転送することができ、消去可能なメモリは最も直近の情報を保存することができるように差分バックアップを行なうことを可能にする。固着のメモリモジュール604は
、手持ち式装置のほとんどの製造メーカーおよびモデルの構成およびインターフェイスデータの保存を可能にする情報ファイル618を含む。
【0037】
汎用バックアップ装置600を、メモリスティック、フラッシュメモリカード、またはSubscriber Identification Module(SIM)カードなどの装置の中に含めることもできることが注目されるべきである。
【0038】
携帯電話の各メーカーおよびモデルに対する独自の通信コマンドセットを備えることが可能であるが、ほとんどの移動通信(GSM)電話は、標準の「Attention」(AT)コマンドセットの拡張バージョンを用いる。たとえば、コマンド「AT+CPBR」は、接続が配線接続によるものであれ無線によるものであれ、携帯電話の登録内容を取得するために用いられる。一旦チャネルが開かれると、同一のコマンドフォーマットが適用される。よってBluetooth(登録商標)インターフェイスを備えた汎用バックアップシステムは、携帯電話の異なる製造メーカーおよびモデルについて、最も広範な互換性を実現する。
【0039】
次に図7を参照して、ブロック702にある、情報を、手持ち式装置にあるメモリから受信し、ブロック704にある、この情報を、情報バックアップ装置にある着脱可能な不揮発性メモリに書込み、ブロック706にある、この情報を、着脱可能な不揮発性メモリから、別の手持ち式装置に再書込する、情報バックアップシステムのためのフローチャートを図7に示す。
【0040】
この発明は、特定の最良の形態に関連して説明されたが、多くの変更、応用、修正および変形が上記の説明に鑑みて当業者には明らかであろうことが理解されるべきである。したがって、ここに含まれる請求項の範囲内にあるこのような変更、修正、および変形のすべてを包含することが意図される。ここまでに本明細書中に記載されたまたは添付の図面に示されたすべての事項は、例示的および非制限的意味合いで解釈されるべきものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報バックアップシステム(700)であって、
情報を、手持ち式装置(104)にあるメモリから受信し、
前記情報を、情報バックアップ装置(102)にある着脱可能な不揮発性メモリ(106)に書込み、
前記情報を、前記着脱可能な不揮発性メモリから、別の手持ち式装置(204)にあるメモリに再書込する、システム。
【請求項2】
前記情報を受信することは、配線接続を通じて、無線で、ユニバーサルシリアルバスコネクタを通じて、またはこれらの組合せ(110、210、506)を通じて、情報を受信することを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
さらに、前記着脱可能な不揮発性メモリを、前記情報バックアップ装置(102)と、別の情報バックアップ装置(202)との間で移動させる、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記情報を書込むことは、前記情報を、コンピュータがアクセス可能なファイルフォーマットで書込むことを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記情報を受信することおよび前記再書込することは、前記手持ち式装置(104)および前記別の手持ち式装置(204)を、自動的に識別する、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
情報バックアップシステム(700)であって、
通信情報を、手持ち式装置(104)にあるメモリから受信し、
応答する通信情報を情報バックアップ装置(102)から提供し、
前記応答する通信情報に応答して、データ情報を、前記手持ち式装置(104)にある前記メモリから、前記情報バックアップ装置(102)に、リリースし、
前記データ情報を、情報バックアップ装置(102)にある着脱可能な不揮発性メモリに書込み、
通信情報を、別の手持ち式装置(204)にあるメモリから受信し、
応答する通信情報を、前記別の手持ち式装置(204)に、前記情報バックアップ装置(102)から提供し、
前記データ情報を、前記情報バックアップ装置(102)にある前記着脱可能な不揮発性メモリから、前記別の手持ち式装置(204)にある前記メモリに再書込する、システム。
【請求項7】
前記情報を受信することは、配線接続を通じて、無線で、ユニバーサルシリアルバスコネクタを通じて、またはこれらの組合せ(110、210、506)を通じて、情報を受信し再書込することを含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
さらに、前記着脱可能な不揮発性メモリを、前記手持ち式装置(104)のための前記情報バックアップ装置(102)と、別の手持ち式装置(204)のための別の情報バックアップ装置(202)との間で移動させる、請求項6に記載のシステム。
【請求項9】
前記情報を書込むことは、前記情報を、コンピュータ(502)がアクセス可能な、パーソナルコンピュータのためのファイルフォーマットで書込むことを含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項10】
前記情報を受信することおよび前記再書込することは、前記手持ち式装置(104)(
204)と、前記別の手持ち式装置(204)との間の互換性を自動的に識別し確保することを含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項11】
情報バックアップシステム(100)であって、
情報を送信するためのメモリを含む手持ち式装置(104)と、
着脱可能な不揮発性メモリを有する情報バックアップ装置(102)とを備え、前記着脱可能な不揮発性メモリは、前記手持ち式装置(104)にある前記メモリから前記情報を受信し、前記情報を、前記情報バックアップ装置(102)にある前記着脱可能な不揮発性メモリに書込むためのものであり、
メモリを含む別の手持ち式装置(204)をさらに備え、前記メモリは、前記着脱可能な不揮発性メモリから前記情報を受信し、前記情報を前記別の手持ち式装置(204)にある前記メモリに再書込するためのものである、システム。
【請求項12】
前記情報バックアップ装置(102)は、配線接続を通じて、無線で、ユニバーサルシリアルバスコネクタを通じて、またはこれらの組合せ(110、210、506)を通じて、情報を受信するためのものである、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記着脱可能な不揮発性メモリは、前記情報バックアップ装置(102)および前記別の情報バックアップ装置(202)両方における動作のためのものである、請求項11に記載のシステム。
【請求項14】
前記情報バックアップ装置(102)および前記別の情報バックアップ装置(202)との動作のためのコンピュータ(502)をさらに備える、請求項11に記載のシステム。
【請求項15】
前記情報バックアップ装置(102)は、前記手持ち式装置(104)および前記別の手持ち式装置(204)を自動的に識別するためのものである、請求項11に記載のシステム。
【請求項16】
情報バックアップシステム(100)であって、
メモリを含む手持ち式装置(104)を備え、前記メモリは、通信情報を送信し、応答する通信情報の受信後に、データ情報を前記メモリからリリースするためのものであり、
情報バックアップ装置(102)をさらに備え、前記情報バックアップ装置は、応答する通信情報を、前記情報バックアップ装置から前記手持ち式装置(104)に提供し、前記データ情報を前記情報バックアップ装置(102)にある着脱可能な不揮発性メモリに書込むためのものであり、
メモリを含む別の手持ち式装置(204)をさらに備え、前記メモリは、通信情報を送信し、対応する通信情報の受信後に、データ情報を前記着脱可能な不揮発性メモリから前記別の手持ち式装置の前記メモリに書込むためのものである、システム。
【請求項17】
前記情報バックアップ装置(102)は、配線接続を通じて、無線で、ユニバーサルシリアルバスコネクタを通じて、またはこれらの組合せ(110、210、506)を通じて、前記データ情報を受信し、書込むためのものである、請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記着脱可能な不揮発性メモリは、前記手持ち式装置(104)のための前記情報バックアップ装置(102)および前記別の手持ち式装置(204)のための前記別の情報バックアップ装置(202)との動作のためのものである、請求項16に記載のシステム。
【請求項19】
前記情報バックアップ装置(102)と、前記手持ち式装置(104)と、前記別の情報バックアップ装置(202)と、前記別の手持ち式装置(204)との動作のためのコ
ンピュータ(502)のためのパーソナルコンピュータ(502)をさらに備える、請求項16に記載のシステム。
【請求項20】
前記情報バックアップ装置(102)は、前記手持ち式装置(104)と前記別の手持ち式装置(204)との間の互換性を自動的に識別し確保するためのものである、請求項16に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2009−539196(P2009−539196A)
【公表日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−513482(P2009−513482)
【出願日】平成19年6月1日(2007.6.1)
【国際出願番号】PCT/US2007/070283
【国際公開番号】WO2007/143593
【国際公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(508019942)クレブエックス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー (3)
【氏名又は名称原語表記】CLEVX, LLC
【Fターム(参考)】