説明

手袋

【課題】雪が手袋の手首部分より進入するのを防ぎ肌が出ないことを目的とする手袋を提供する。
【解決手段】手袋1に手袋の袖口2を長くしたものと袖口腕カバー3を設け、手首部分から一体化させ連結した事を特徴とする手袋1。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は雪遊び又は、外遊びの場合などに防寒、防水を目的とした手袋であり、手袋の隙間から雪や水分風が入るのを防ぐ手袋に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、防水防寒手袋といえば一般的に、5本指のものもしくはグローブタイプのものでナイロン製のもの、袖口の付いたものがある。
手首、袖口から雪や水が入り冷たい風に当たり肌けた部分がしもやけになり冷たい思いをしながら遊ぶ子供が多く寒さに耐えなければならなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)様々な手袋があるが、袖口が短く手首が出てしまい遊んでいるうちに雪が入るという欠点があった。
(ロ)眺めの袖口が付いている防寒防水手袋であっても、袖口が毛又はアクリルなどで出来ている為に雪が付着し、時間の経過で水が染み出て濡れてしまう欠点が有った。
(ハ)袖口が長めに付いていて、防寒防水に長けている手袋は子供用のものが多いが、子供は付け直さずに着用し続けるために、雪が入るのを防ぐ手立ては無く、大人が時々付け直す以外ぬれるのを防ぐことは困難だった。
【0004】
本発明はこれらの問題点を解決し、雪が手首と腕の切り替え部分より進入するのを防ぎ、袖口部分がぬれるのを防ぎ雪の冷たさ寒さから肌を守り、体への負担を減らすことを目的とし、子供から大人まで幅広い年齢層が対象になり消耗品としてなされる手袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
手袋に手袋の袖口を長くしたものと、袖口腕カバーを設け、手首部分から一体化させ連結した事を特徴とする手袋である。
【発明の効果】
【0006】
防水防寒、加工された生地が腕カバーとなる事により、長時間遊んでいても袖口から雪が入るのを防ぐ効果がある。
【0007】
更には、腕カバーの下に袖口が長めに付いている為に、暖かく、万が一雪が袖カバーより中に入ってきても、肌に雪が付くのを防ぐものである。
【0008】
腕カバーの途中にギャザーが入っており、ゴムで絞ってあるので、仮に雪が進入してきても、ストッパーの役割を果たし、雪を止めてくれるカバーでもある。
【0009】
中に袖口を付ける事により、腕カバーと2重で腕を暖める効果もある。
【0010】
手袋と手袋の中、袖口と袖口腕カバーが一体化して、手首部分で繋がっている為に、着脱簡単になっており、バラバラになることも無くより便利になった手袋である。
【0011】
手首からの雪や水の侵入を防ぎ雪の冷たさ寒さから肌を守り、付け直す手間も軽減されるため本人だけではなく、保育者の精神的体力的負担も減らすことが出来る手袋である。
【0012】
一般的にジャンバーを着用した上に手袋をつけるとすると、通常のジャンバーの袖の上下にカバーされる為実際は3重で腕をガードすることになったものである。
【0013】
従来の手袋では、手首から雪が入ってきて服の袖儀うちまで濡らし、雪遊びには冷たさが付き物であったが、すべてが改善されている手袋である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】 本発明の正面図
【図2】 本発明の一部を切り欠いたた正面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
尚、本発明は、これらの形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種種なる態様で実施しうる。
【0016】
(イ)手袋(防水防寒加工済み、中綿入り等)(1)に手袋の袖口(2)と袖口腕カバー(3)を手首部分での一体化部位(5)から重ねて連結させる。
(ロ)手袋の袖口(2)は長さを設け、大体手首からひじまでの中間ぐらいまでの長さにする。
(ハ)手首部分での一体化部位(5)からつけた袖口腕カバー(3)は、ひじの近くまで来るほどの長さを設け風や雨の侵入を防ぐものとする。
(ニ)袖口腕カバー(3)(ナイロン製など防水加工済みの生地を利用)については、ゴム(4)が中間にも入っており、絞り込まれている為に入り口から雪などが入ってしまっても、中間で雪の進入を防ぐ為に役立っている。
(ホ)本発明の手袋は、腕カバーが付いていることにより腕部分が2重にガードされていることを特徴とする手袋である。
(ヘ)手袋(1)手袋の袖口(2)袖口腕カバー(3)については、防寒防水加工された材質で出来ており、雪の中、外で利用する事に適していれば、材質については断定するものではない。
【0017】
本発明は以上の構成からなるので本発明を利用する時は、手袋の袖口(2)をしっかりと洋服の中にいれ、袖口腕カバーを肘近くまでかぶせ着用する。
【符号の説明】
【0018】
1 手袋
2 手袋の袖口
3 袖口腕カバー
4 ゴム
5 手首部分での一体化部位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
手袋に手袋の袖口を長くしたものと、袖口腕カバーを設け手首部分から一体化させ、連結したことを特徴とする手袋である。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−184844(P2011−184844A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−73532(P2010−73532)
【出願日】平成22年3月8日(2010.3.8)
【出願人】(508072154)
【Fターム(参考)】