説明

打ち上げ花火台

【課題】花火を確実に固定できる花火台で、花火の殻が飛んでのケガや火災が防止でき、花火の取り付け取り外しが簡単である。手指も汚れず、小石、土、砂、で花火を固定した場合に比較し、固定と取り除く手間も省ける。大きな花火の打ち上げでも、動くことはなく安全に打ち上げることができる花火台を提供する。
【解決手段】本体1上部に角度板2とボルト3を設け、固定棒4、ワツシヤ5、蝶ナット6を取り付け、花火8の種類に合わせて、固定棒4を移動させて蝶ナット6で花火8を本体1に固定と取り外しが確実で安全に打ち上げることを特徴とする花火台。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、花火台本体に角度板とボルトを設け、固定棒、ワツシヤ、蝶ナツトを使用して花火を本体に取り付け固定と取り外しを簡単で確実にして、安全に打ち上げる花火台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、花火を打ち上げるとき、花火を固定する道具はなく、花火を地面に置いて、まわりを小石、土、砂で固定、又は柱を立てて花火を縛りつけて打ち上げをしていた。
【発明の開示】

【発明が解決しょうとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題があった。
(イ)打ち上げの衝撃で花火を固定していた、小石、土、砂と花火の殻が飛んでケガ、火災の危険がある。
(ロ)打ち上げの花火1本ごとに小石、土、砂で固定したり、除いたりするので手間もかかるし、手も汚れる。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
花火台本体に、角度板、ボルトを設け、固定棒、ワツシヤ、蝶ナツトを取り付け、花火の種類に合わせて、固定棒を移動させて蝶ナツトで花火を本体に固定と取り外しが、確実で簡単にできて打ち上げ花火を安全に打ち上げる花火台である。
【発明の効果】
【0005】
花火を花火台に確実に固定できて、花火の殻が飛んでのケガ、火災の防止、花火の取り付け取り外しが簡単で、手指も汚れず、小石、土、砂、で花火の固定と取り除く手間も省けるし、花火の大きさ17ミリから75ミリ、高さは75ミリから350ミリ、形状は丸型、3角から8角、重さ、鉄とステンレス製で550グラムで、打ち上げでも花火台は動くことはなく安全に打ち上げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)花火台本体(1)上部にボルト(3)角度板(2)下部に4本の脚(7)を設ける。
(ロ)ボルト(3)に固定棒(4)ワツシヤ、(5)蝶ナツト(6)を取り付ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用するときは、花火(8)を花火台の本体(1)に取り付けて、先端部に固定用の突起と、前後に移動できる溝のある固定棒(4)を後ろに下げて花火(8)の大きさ、形状に合わせて、90度の角度板(2)に花火(8)を軽く押し当て、花火(8)の導火線(9)を点火できる向きにして、片方の手指で、蝶ナツト(6)を掴み、もう片方の手指で固定棒(4)の後部を掴み、先端部を花火(8)に少し強く押し付け固定しながら、蝶ナツト(6)を回し固定する。
導火線(9)に点火して打ち上げ後、蝶ナツト(6)を弛めて固定棒(4)を後ろに下げて、花火(8)の殻を取り外す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の分解の斜視図
【図3】本発明の花火取り付け取り外しの斜視図
【図4】本発明の花火台使用の斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 本体
2 角度板
3 ボルト
4 固定棒
5 ワツシヤ
6 蝶ナツト
7 脚

【特許請求の範囲】
【請求項1】
花火台本体上部にボルトと90度の角度板を縦に設け、先端部に突起と溝のついた固定棒、薄い丸ワツシヤ、蝶ナツトを本体上部に設けてあるボルトに固定棒、ワツシヤ、蝶ナツトの順に組み込んで花火を本体下部に上げて、角度板につけて立て、固定棒を移動させて先端部を花火に押し当てて、少し強く締め付け後、蝶ナツトで固定棒を固定する事により、花火台に花火の固定と、蝶ナツトを弛めて固定棒を移動させて花火を花火台から取り外しする事を特徴とする打ち上げ花火台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−208931(P2011−208931A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−94470(P2010−94470)
【出願日】平成22年3月30日(2010.3.30)
【出願人】(506350849)
【Fターム(参考)】