説明

投影システムのためのミラー駆動装置及び関連する方法

ミラーを交互に静止状態に相対的な2つの角度位置にするために磁気駆動装置に1個の永久磁石と2個の振動コイルのみが使用されている。磁界コンポーネントが磁束によって該振動コイルに作用を及ぼす。上板と下板が1個の永久磁石で保持され、その結果、それぞれの板が一方の磁極となる。この巻線を通る電流によって振動コイルは作動され、これが磁界を該コイルの周囲に巡らせる。結果としてコイルは、その電流による基準値に応じて上もしくは下に動く。ミラーホルダは固定された周辺部と該周辺部に橋渡しされたトーションアームに結合した可動アームとを有する。これらアームは前記振動コイルにより動かされ、そして該トーションアームを回転させる。このことによってアームに固定されたミラーも動かされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミラーを角度位置間で交互に偏位させるための電磁駆動装置に関する。殊に本発明は、ミラーを静止状態に対して相対的に傾斜した角度位置間で交互に動かすための、投影システムに使用するためのミラー駆動装置であって、永久磁石と振動コイルとの簡単な組合せが使用されているミラー駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この関連ではミラーは、投影される画像の画素密度を倍にするために2つの位置の間で動かされる。これは、それぞれが全画像の半分の画素数を有する2つの交代する半画像によって行われる。これら半画像は、ミラーの動きが原因となって、容易に互いに交代する。例えば一方の半画像がもう一方の半画像に対して相対的に下向きのずれを有していてもよく、このずれは画素サイズの半分に相当する。人間の目が2つの連続する画像を統合することによってただ1つの全画像を作り出す。
【0003】
必要な振動振幅は通常著しく小さいのに対して、例えば12G以上である著しく高い加速が実現される。
【0004】
このような力を実現するためにこれまでこの種類の使用分野に使用されてきたモータは多くの磁石と多くの可動部材を有していた。図1A及び1Bには、プロジェクタ内のミラーを駆動するのに使用される従来技術によるこのようなモータ1が示されている。図1Aには組み立てられた部材1が示されており、図1Bには図1Aの部材の分解立体図が示されている。ミラーの駆動に必要な力を得るのに2つの振動コイル4と、4つの永久磁石14と、5個の鋼部材(4個の鋼板12及び1個のベース16)が必要である。
【0005】
図からわかるように、つまり、組立が困難でありかつその複雑さから機能不良の危険を有する多くの高価なコンポーネントが必要である。
【0006】
従って、表面を2つの互いに近接する角度位置の間で高い周波数で回転させるための、簡単なコンポーネント、永久磁石とコイルのみを含む電磁駆動装置が求められている。
【0007】
従って本発明の課題は、表面を2つの互いに近接する角度位置の間で高い周波数で回転させるための、簡単なコンポーネント、永久磁石とコイルのみを含む電磁駆動装置を提供することである。該駆動装置は殊に、静止状態に相対的な2つの角度位置の間のミラーの回転に適当であることが好ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題の解決は、永久磁石と振動コイルとの簡単な組合せによって達成される。
本発明によれば、固定の磁界コンポーネントと、ミラーホルダと、ある軸を中心に可動に支持された部材とが備えられた、2つの角度位置の間のミラーの交互の偏位のための電磁駆動装置において、該磁界コンポーネントが2つの磁極を有し、該磁界コンポーネントの磁極の一方が2つの開口部を有しかつ該磁界コンポーネントの磁極のもう一方が2つのアームを有し、これらが、各開口部内に各1つのアームが突出するように形成されており、従って、アームと該アームが中に突出する開口部の境界との間に隙間が存在し、この隙間を一方からもう一方の磁極への磁界コンポーネントの磁束が橋渡しし;かつ、ミラーホルダの可動に支持された部材がアームを有し、このアームにミラーが、かつ該軸の両側に各1つの振動コイルが配置されており、この際、ミラーホルダと磁界コンポーネントが、
該2つの開口部のそれぞれの中に各1つの振動コイルが少なくとも部分的に突出し、かつ、該各1つの振動コイルにもう一方の磁極のアームがかみ合うように配置されており、従って磁束が振動コイルの巻線を通り抜ける電磁駆動装置が構成される。
【0009】
好ましくは該電磁駆動装置は、磁界コンポーネントが永久磁石と、上板と下板とを有し、該上板が磁界コンポーネントの一方の極を形成し、かつ、該下板が磁界コンポーネントのもう一方の極を形成することによって特徴づけられる。
【0010】
好ましくは可動に支持された部材の可動な支持はミラーホルダの周辺部におけるトーションアームにより実施される。
【0011】
ミラーホルダの周辺部、トーションアーム及びアームは一体に、好ましくは鋳造されたアルミニウム合金から製造されていてもよい。
【0012】
2つの角度位置の間のミラーの切り換えのために、この場合には次のように行われる:第1の段階で電流を適当な方向で振動コイルを通して流す。電流の通じた導体への力に基づいて該コイルはその巻線と該コイルを通り抜ける磁束とに対し垂直に力を受け、該力はミラーホルダの可動に支持された部材のアームへのトルクになりかつ一方の角度位置へのミラーの偏位を生じさせる。第2の段階で電流の向き及び従ってトルクが逆にされ、その結果、もう一方の角度位置へのミラーの偏位が行われる。第3の段階で第1の段階及び第2の段階が周期的に繰り返される。
【0013】
この場合にはこれら段階を、ミラーホルダの可動に支持された部材のアームに加速≧12Gがかかる程度に素早く連続して繰り返すことができる。
【0014】
振動コイルは公知である。振動コイルは元来スピーカのために開発されたものである一方、この振動コイルは種々のコンポーネントにおけるエレメントを動かし、かつ、それによりステップモータもしくは類似物に代替することにも使用される。例えば、振動コイルはハードディスクにてヘッドを有するアームをディスク上で往復して振らせるために使用される。振動コイルは電流が巻線を通して送られることによって作動され、それにより垂直な力か生成される。磁石と2枚の板とにより引き起こされた磁束は隙間を横切る。このことによって振動コイルは電流の向きに応じて上もしくは下に動く。
【0015】
本発明による永久磁石は、一方の磁極となる上側の表面ともう一方の磁極となる下側の表面とを有する。上側の表面には振動コイルを収納するための開口部があり、下側の表面は振動コイルの開口部内に突出するアームを有する。このようにして1個の磁石を用いるだけで高磁束が分割されて駆動装置の2つの振動コイルの周囲に生成されるのが発明的である。
【0016】
本発明の有利な実施形態の場合には磁石は永久磁石に加えて強磁性材料、例えば、打ち抜かれた鋼、の2つの部材のみを有する:つまり、それぞれが一方の磁極となるように永久磁石によってまとめられた上板と下板。上板には振動コイルを収納するための開口部があり、下板は振動コイルの内部に突出するアームを有する。このようにして1個の永久磁石(例えば希土類元素からの)を用いるだけで、高磁束が分割されて駆動装置の2つの振動コイルの周囲に生成されるのが発明的である。
【0017】
ミラーのためのなお必要なホルダは、固定された周辺部もしくは外縁と該周辺部の全体にわたって延びているトーションアームに取り付けられた可動アームとを有する。これらアームは前記振動コイルにより動かされる。ミラーは、振動コイルに向かい合う側から固定されており、かつ該アームとともに動く。
【0018】
次は図面の簡単な説明である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1A】図1A(従来技術)は、ミラーを駆動するための公知のコンポーネントの等角投影図である。このコンポーネントには2つの振動コイルと、4つの磁石と、5個の鋼部材が含まれる
【図1B】図1B(従来技術)は、図1Aの公知のコンポーネントの分解立体図である。
【図2A】図2Aは、本発明によるミラー駆動装置を示す等角投影の分解立体図である。
【図2B】図2Bは、図2Aのミラー駆動装置の組み立てられた形での等角投影図である。
【図3】図3には図2A及び2Bの磁界コンポーネントの分解立体図が示されている。
【図4】図4は、図3Bに示された磁界コンポーネントの組み立てられた形での等角投影図である。
【図5】図5は静止状態の図2A及び2Bのミラー駆動装置の側面図である。
【図6】図6は一方の角度位置での図2A及び2Bのミラー駆動装置の側面図である。
【図7】図7は静止状態の図2A及び2Bのミラー駆動装置の等角投影側面図の断面図である。
【図8】図8には角度位置の一方における、図2A及び2Bのミラー駆動装置の等角投影側面図の断面図が示されている。
【図9】図9は図2Aのミラー駆動装置のミラーホルダの可動部材がより詳細に示された等角投影側面図である。
【0020】
本発明を実施例ならびに図面につき詳説する。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図2Aは、本発明によるミラー駆動装置100を示す等角投影の分解立体図である。図2Bは、図2Aのミラー駆動装置100の組み立てられた形での等角投影図である。
【0022】
ケーシング101が該駆動装置のためのベースとなる。ミラーロック装置109はミラーホルダ106にカチッと留まってミラー108を該ホルダ106に保持する。磁界コンポーネント105(図3及び4のほうがよく示されている)と振動コイル104が駆動装置のモータ102を形成する。ミラーホルダ106は、トーションアーム123で回転する可動部材122(図9のほうがよく示されている)を有する。ミラー108はミラーホルダの可動部材122と結合されており、かつこれとともに動く。
【0023】
ミラーの偏位は通常著しく小さく、30〜60秒角(0.007〜0.015度)のオーダーである。これは、ミラーが、静止位置は除いて、2つのずらされた位置をとる双安定の駆動装置に類似している。これに応じてミラーは静止位置から±0.015度偏位される。このことは図5〜8に最もよく示されている。必要な振動振幅は従って著しく小さいのに対して、例えば、12G以上になることがある著しく高い加速が実現される。
【0024】
振動コイル104は小さな断面の線材を有し、この線材はロールに巻かれておりかつ振動コイルが開口部120にぴったりはまるように設計されている。一実施形態の場合には、コイルに約80回線材が巻かれている。図2A及び2Bに相当するこの実施形態の場合にはコイルの寸法は次のように選択されている:長さ18mm×幅4mm×高さ3mm。
コイルはこの例では100〜500mAで駆動される。(電源は示されていない)。
【0025】
図3には磁界コンポーネント105の分解立体図が示されている。磁界コンポーネント105は、上板112と、1個だけの永久磁石114と、下板116を有する。永久磁石114は、図4に示されているように、これら2枚の板を一まとめにしかつ磁束115も供給している。本発明の一実施形態の場合には、永久磁石は厚さ約3mm及び広さ8mmの寸法を有する希土類元素の材料でできている。下板116はアーム118を有し、このアームは上板112の開口部120内に突出するが、しかしながら、振動コイル104のための隙間を残している(図2A及び2B参照)。板112、116は打ち抜かれた強磁性の金属板からつくることができる。チップ加工された(spanbearbeiteten)部材は不要である。
【0026】
駆動装置ケーシング101は板112、116を該ケーシングに備えられたエレメントを用いて互いに精密な空間的配置で保持し、このエレメントにてこれら板がアライメントされている。このことは、一方の板からもう一方の板への磁束がこれら板をまとめるのであるから必要なのである。この隙間に関して一方の極が内側の極によって形成され(下板のアーム118)、かつ、もう一方の極が外側の極の表面(上板112の開口部122の縁)によって形成される。解説を簡略化するため、以下、上板を北、そして下板を南とする。もちろん相応に他の極性でも機能する。
【0027】
静止位置から2つの角度位置に動かされるミラーに関しては、モータ定数0.1〜0.2度/Aが有利であることが注目される。例えば図2A〜4に示されているデザインはこのような能力を有する。例えば上板112が省略されたといった他の構成でも、必要に応じて過度に小さなモータ定数を用いた場合にもミラーは動く。
【0028】
図4は磁界コンポーネント105の組み立てられた形での等角投影図の断面図である。この磁石114により引き起こされる磁束線115も示されている。上板は磁極の一方(この例の場合には北)であり、下板116はもう一方の極(南)である。磁束はアーム118と開口部120の間の隙間を橋渡しし、全体としての見やすさという理由から示されていない振動コイル104に作用する。電流が振動コイル104を通して送られると、このことによってミラーホルダ106の可動部材122が動かされ、この可動部材はトーションアーム123を中心に回転する。コイルを通る相対的な電流の向きが正しく選択されると一方の側が上に動き、もう一方の側が下に動く(図6〜9参照)。電流の向きを逆にすると振動コイルはミラーホルダをもう一方の向きに動かす。
【0029】
図5は静止状態のミラー駆動装置100の側面図である。ミラーロック装置109及びケーシングは全体としての見やすさという理由から示されていない。曲げ軸110は示されている。図6は一方の角度位置でのミラー駆動装置100の側面図である。注意することは、状態をより目に見えるようにするために偏位がこの図では過度に大きく示されていることである。図6の例の場合には、電流は(例えば)左側の振動コイルに向かって流れ、かつ右側の振動コイルを通って逆方向に流れる。振動コイル104は、このことによって垂直方向の力を発生させ、この力は振動コイルに反作用を及ぼしかつこれを動かす。これらコイルによってこれらコイルに固定されたミラーホルダが(右側のコイルの場合には)上向き又は(左側、つまり磁石114を貫いて分割されて引き起こされる磁界に対して左側のコイルの場合には下向きに動かされる。
【0030】
図7は静止状態のミラー駆動装置100の等角投影側面図の断面図である。図8には、例えば図6に示された角度位置の一方における、図2A及び2Bのミラー駆動装置の等角投影側面図の断面図が示されている。これらの図から、振動コイル104が下向きに開口部120中に、かつ下板のアーム118の周囲に延びているのがわかる。従ってこれら2
枚の板の間の磁束は、振動コイル104によって捕らえられる箇所が最も強い。
【0031】
図9はミラー駆動装置106のミラーホルダ122の可動部材がより詳細に示された等角投影側面図である。振動コイル104は可動部材122に取り付けられているので一緒に動く。該コイルがトルクをアーム124に及ぼすとトーションアーム123は回転する。トーションアーム123の両端はミラーホルダの周辺部125に固定されている。これに対してアーム124はミラー108の周辺部に取り付けられており、前記周辺部に対して可動である。
【0032】
設計上、曲げは回転するただ1個の部品123のみで達成される。有利な実施形態の場合には、トーションアーム123はアルミニウム合金(証明された(ausgewiesen)380.0)から鋳造されている。このことによって部材の製造コスト、強度及び性質の間の良好なバランスが達成される。該バーの断面はこの例では幅1.5mm、高さ5.0mmである。該バーには長さ11mmずつの2つの部分がある。従って該バーは長さ22mmであり、ミラーホルダ106の周辺部125の全体にわたって延びている。
【0033】
本明細書では常に1個だけの永久磁石について述べた。このことは、例えば、十分に2個以上の永久磁石を連続して接続することができ、かつ、それにより1つの閉じた共通の磁束が形成される限りにおいて、限定的に意図されているのではない。このような構成もまた本発明の枠内に属すべきものである。しかしながら、実際のところ1個だけの永久磁石が使用されることが好ましい。
【0034】
そのうえ、本明細書の枠内では主としてミラー駆動装置を示唆した。もちろんこの構想は、速い周波数の偏位を必要とするあらゆることに拡大しうる。
【0035】
さらに、振動コイルのための開口部120が実際のところ穴でなくともよいことにも注目すべきである。これは例えば、溝(Aussparungen)及び又はスリットでもよい。
【符号の説明】
【0036】
図に使用された符号は次のように部材に割り当てるものとする:
1 従来技術によるコンポーネント
4 振動コイル
12 鋼板
14 磁石
16 ベース
100 ミラー
101 駆動装置ケーシング
102 モータコンポーネント
104 振動コイル
105 磁界コンポーネント
106 ミラーホルダ
108 ミラー
109 ミラーロック装置
110 曲げ軸
112 磁界コンポーネントの上板
114 磁石
115 磁石の磁束線
116 磁界コンポーネントの下板
118 下板のアーム
120 振動コイルのための開口部
122 ミラーホルダの可動部材
123 トーションアーム
124 可動部材のアーム
125 ミラーホルダの周辺部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定の磁界コンポーネントと、ミラーホルダと、ある軸を中心に可動に支持された部材とが備えられた、
2つの角度位置の間のミラーの交互の偏位のための電磁駆動装置において、
該磁界コンポーネントが2つの磁極を有し、該磁界コンポーネントの磁極の一方が2つの開口部を有しかつ該磁界コンポーネントの磁極のもう一方が2つのアームを有し、これらが、各開口部内に各1つのアームが突出するように形成されており、従ってアームと該アームが中に突出する開口部の境界との間に隙間が存在し、この隙間を一方からもう一方の磁極への磁界コンポーネントの磁束が橋渡しし;かつミラーホルダの可動に支持された部材がアームを有し、このアームにミラーが、かつ該軸の両側に各1つの振動コイルが配置されており、この際、ミラーホルダと磁界コンポーネントが、該2つの開口部のそれぞれの中に各1つの振動コイルが少なくとも部分的に突出しかつ該各1つの振動コイルにもう一方の磁極のアームがかみ合うように配置されており、従って磁束が振動コイルの巻線を通り抜ける電磁駆動装置。
【請求項2】
磁界コンポーネントが永久磁石と、上板と下板とを有し;該上板が磁界コンポーネントの一方の極を形成しかつ該下板が磁界コンポーネントのもう一方の極を形成することを特徴とする、請求項1記載の該電磁駆動装置。
【請求項3】
可動に支持された部材の可動な支持がミラーホルダの周辺部におけるトーションアームにより実施されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の該電磁駆動装置。
【請求項4】
ミラーホルダの周辺部、トーションアーム及びアームが一体に、好ましくは鋳造されたアルミニウム合金から製造されていることを特徴とする、請求項3記載の該電磁駆動装置。
【請求項5】
請求項1記載の該電磁駆動装置を用いた2つの角度位置の間のミラーの切り換えのための方法において、第1の段階で電流を適当な方向で振動コイルを通して流し、電流の通じた導体への力に基づいて該コイルはその巻線と該コイルを通り抜ける磁束とに対し垂直に力を受け、該力がミラーホルダの可動に支持された部材のアームへのトルクになりかつ一方の角度位置へのミラーの偏位を生じさせ;
第2の段階で電流の向き及び従ってトルクを逆にし、その結果、もう一方の角度位置へのミラーの偏位を行い;
そして第3の段階で第1の段階及び第2の段階を周期的に繰り返す方法。
【請求項6】
前記諸段階を、ミラーホルダの可動に支持された部材のアームに加速≧12Gがかかる程度に素早く連続して繰り返すことを特徴とする、請求項5記載の方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2010−501081(P2010−501081A)
【公表日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−524091(P2009−524091)
【出願日】平成19年7月24日(2007.7.24)
【国際出願番号】PCT/EP2007/006558
【国際公開番号】WO2008/019753
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(596013501)オー・ツェー・エリコン・バルザース・アクチェンゲゼルシャフト (55)
【氏名又は名称原語表記】OC Oerlikon Balzers AG
【Fターム(参考)】