説明

投票処理端末及びそれを用いた投票処理システム

【課題】紙媒体を発行する代わりに2次元バーコードを用いて、投票情報の照合および配当金の払戻しを行うための手段を提供する。
【解決手段】発券端末2は、顧客が携帯電話1の表示画面に表示した2次元バーコードを読取部4で読取って、その2次元バーコードを決済サーバ20に送信し、決済サーバ20は、受信した2次元バーコードをもとに登録顧客データと投票データをデータベース22に格納し、レース結果が確定した後、発券端末2は、再度顧客の携帯電話1から2次元バーコードを読取ったときに、その2次元バーコードを決済サーバ20に送信するで、決済サーバ20から払戻し額を受信して、その払戻し額に従って現金を支払うことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、投票処理端末及びそれを用いた投票処理システムに関し、特に紙媒体を発行する代わりに携帯端末に表示する2次元バーコードを用いる方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の投票処理システムは、投票用のマークシートと、投票券としてのチケットとを兼用するくじを用いており、マークシート面への記入がなされたくじが発券機に挿入されたとき、発券機でそのマークシート面にマークされたくじの投票内容を読取り、挿入されたくじの空白欄に読取った投票内容を示すバーコード等の印刷を行って顧客に発券している(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2005−190219号公報(段落「0028」−段落「0036」第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した従来の技術においては、くじに紙媒体を利用しており、くじの当選結果が確定した後、顧客がもっているくじは当たりや外れに係わらず最終的には捨てられてしまうために、紙資源の無駄となってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記課題を解決するために、投票内容を受け付けその投票対象で実施される行為の結果に基づいて投票内容に応じた現金の払戻しを行う投票処理端末と、投票内容に応じた払戻し額の情報を管理する上位装置とを備えた投票処理システムにおいて、前記投票処理端末に、識別情報をイメージデータとして読取る読取部を設け、前記投票処理端末は、顧客が携帯端末で設定してその携帯端末に表示された投票内容と顧客の情報とを示す識別情報を前記読取部で読取って、該識別情報を前記上位装置に送信し、前記上位装置は、受信した識別情報から取得した投票内容と顧客の情報とを関連づけてデータベースに格納しておき、投票内容に応じた払戻し額が確定した後、前記投票処理端末は、前記顧客の携帯端末から前記識別情報のイメージデータを再度読取り、前記識別情報を前記上位装置に送信し、前記上位装置は、受信した前記識別情報から取得した顧客の情報をもとに前記データベースから該当顧客の投票内容を読み出し、その投票内容に応じた払戻し額を前記投票処理端末に送信し、前記投票処理端末は、受信した払戻し額に従って現金の払い戻しを行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
これにより、本発明は、紙媒体の代わりに2次元バーコード等の識別情報を用いることによって、紙媒体を利用しないようにするため、紙資源の無駄を減らすことができるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下に、図面を参照して本発明による投票処理システムの実施例について説明する。
【実施例1】
【0007】
図1は実施例1の投票処理システムを示すブロック図である。
なお、本実施例においては勝馬投票券の代わりに、顧客の携帯電話に勝馬投票券の馬券情報を示す2次元バーコード(識別情報)を格納する場合を例に説明する。
図1において、1は携帯端末としての携帯電話であり、インターネット回線等の通信回線を介して後述するコンテンツ配信サーバ15と接続する機能を有する他、勝馬投票券のレース番号やレース場、投票法の種類(単勝、連勝単式、枠連、馬連、ボックス等である。)、投票した番号を示す投票番号、投票金額等から成る馬券情報(投票内容)等を示す2次元バーコードを作成する機能を有している。
【0008】
なお、上記の2次元バーコードを作成する機能は、コンテンツ配信サーバ15から取得するアプリケーションプログラムを利用することで実現する機能であるものとする。
2は発券端末(投票処理端末)であり、競馬場や場外馬券売り場等の投票場に設置されて勝馬投票券を発券する他、的中した勝馬投票券を挿入させることによって、その勝馬投票券の配当金の払戻しを行う機能を有し、通信部10によって専用回線等の通信回線を介して決済サーバ20(上位装置)と通信可能に接続する。
【0009】
3は表示操作部であり、LEDやCRT等の表示部と表示部の上面に配されたタッチパネル等の入力部とから成り、勝馬投票券を購入するための購入画面やそのための入力キー等を表示すると共に、入力キーをタッチパネル上から押下することで、入力キーに定義された情報を入力できるようになっている。
4は読取部であり、2次元バーコードを読取るための読取面を備え、読取面に向かってかざされた2次元バーコードをイメージデータとして読取る機能を有する。
【0010】
5は端末制御部であり、端末記憶部6に格納された制御プログラムに従って、発券端末2の各部を制御する。
6は端末記憶部であり、制御プログラムを格納する他、端末制御部5による処理結果等を記憶する。
15はコンテンツ配信サーバであり、各競馬場でのレース結果等を集積して管理するデータセンタに設置され、携帯電話1で勝馬投票券の馬券情報を2次元バーコードにして作成するためのアプリケーションを配信するためのサイトを有しており、当該アプリケーションを配信した数を計数し、当該アプリケーションを配信するときにそれが何度目の配信であるかを示すダウンロード番号を当該アプリケーションに付与するようにしている。
【0011】
なお顧客は、携帯電話1に上記アプリケーションプログラムを格納するために携帯電話1でインターネット回線を介してコンテンツ配信サーバ15のサイトに接続してアプリケーションを取得するようにする。
また、発券端末2の筐体の表示操作部3の近傍等、顧客が視認し易い箇所に上記サイトに接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を示す2次元バーコードを印刷したシールを付することで、顧客が携帯電話1の2次元バーコードを読取る機能を用いることで、コンテンツ配信サーバ15のサイトに接続させるようにしてもよいものとする。
【0012】
20は決済サーバであり、データセンタに設置されて各競馬場でのレース結果やそれに伴う配当金、配当金の支払期限等の情報を管理し、通信回線を介して発券端末2と通信可能に接続する。また携帯電話1で投票された勝馬投票券の登録顧客データと、その登録顧客データに関連づけて馬券情報の内訳を示す投票データを格納するためのデータベース22を備えている。
【0013】
図2はデータベースに格納した登録顧客データの一例を示す説明図である。
図2に示すように、投票データは、携帯電話1に格納されたダウンロード番号にもとづく投票アプリ番号と、携帯電話1ごとに定められた携帯識別番号に携帯電話1による投票順を示す番号等を組み合わせた購入管理親番号、購入した全ての勝馬投票券の合計額を示す購入金額、投票した日時を示す登録日時、携帯電話1に表示された2次元バーコードにかけられたスクランブルを解除するためのパスワード、的中の有無を示す状態情報、的中した場合に配当金を受け取ったか否かを示す受取状態とによって構成される。
【0014】
図3は購入管理親番号に関連付けられた投票データの一例を示す説明図である。
図3に示すように、購入管理親番号には顧客が携帯電話1で購入した勝馬投票券の内訳を示す各種情報が関連づけられてデータベース22に格納されており、その各種情報はレース場を示す会場番号と、勝馬投票券の投票法の種類を示すくじ種番号、レース番号、投票番号、投票金額からなる。
【0015】
そのため、顧客が複数の投票番号の勝馬投票券をまとめて購入していた場合には、その投票番号の分の情報が購入管理親番号に関連づけられてデータベース22に格納される。
ここで、馬券情報の内容が、レース場が函館、レース番号が第12レース、投票法の種類および投票した番号が馬連の1−2、1−3と連勝単式の1−2−3、1−3−2さらに単勝の1、2、3、4、5、6、7で、投票金額が各100円である場合には、購入管理親番号に関連づけて各項目が構成され、会場番号は函館を示すA001、くじ種は馬連を示す番号を1、連勝単式を示す番号を2、単勝を示す番号を5とする。
【0016】
その際、格納される投票データは、図3に示すように函館を示す会場番号としてA001、レース番号を12と設定したものに、馬連に対応するくじ種を1として投票番号を1−2と1−3の2項目、また連勝単式に対応するくじ種を2として投票番号を1−2−3、1−3−2の2項目、さらに単勝に対応するくじ種を5として投票番号を1、2、3、4、5、6、7の7項目を構成し、各項目の投票金額を100とすることで、投票データを構成している。
【0017】
上述した構成の作用について図4に示す投票処理システムの処理を示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
なお、顧客の携帯電話1には既に馬券情報を示す2次元バーコードを作成するためのアプリケーションが格納されているものとする。
顧客は、携帯電話1のアプリケーションを起動させることで携帯電話1の表示画面に表示された馬券購入画面に馬券情報を入力すると共に、2次元バーコードにかけられるスクランブルを解除するためのパスワードを入力する。
【0018】
携帯電話1は、入力された馬券情報と上記アプリケーションを取得した際に受信したダウンロード番号、携帯識別番号を含んだ2次元バーコードを作成して、その2次元バーコードにスクランブルをかけ、その2次元バーコードと入力されたパスワードとを関連づけて記憶する。
S1、発券端末2の端末制御部5は、顧客がタッチパネルで携帯電話1を用いた2次元バーコードで勝馬投票券を購入するための入力操作を行うと、携帯電話1の画面に2次元バーコードを表示するように促す画面と共に、その2次元バーコードを読取部4に向けてかざすように促す旨の案内、2次元バーコードにかけられているスクランブルを解除するためのパスワードの入力を促す画面、パスワード入力欄、入力のためのテンキー等を配したバーコード入力画面を表示操作部3に表示する。
【0019】
S2、顧客がバーコード入力画面に従って2次元バーコードを読取部4にかざし、さらにパスワードを入力すると、端末制御部5は、入力されたパスワードを端末記憶部6に記憶すると共に、読取部4によって2次元バーコードのイメージデータを読取って、その2次元バーコードのイメージデータを端末記憶部6に記憶する。
S3、端末制御部5は、端末記憶部6から2次元バーコードのイメージデータとパスワードを読み出し、読み出した2次元バーコードのイメージデータとパスワードとを付した携帯馬券購入情報を決済サーバ20に送信する。
【0020】
S4、決済サーバ20は、項番を採番し、図示しない時計機能によって現在日時を認識しておき、受信した携帯馬券購入情報に付与されたパスワードをもとに受信した2次元バーコードのイメージデータにかけられたスクランブルを解除し、2次元バーコードのイメージデータから馬券情報とダウンロード番号、携帯識別番号を認識して取得すると共に、その馬券情報、ダウンロード番号、携帯識別番号、さらに項番と現在日時等の各種情報を関連づけるようにしてデータベース22に格納する。
【0021】
その際に、決済サーバ20はダウンロード番号をもとに投票アプリ番号を、携帯識別番号をもとに購入管理親番号を、馬券情報の各投票番号の投票金額をもとに購入金額を定めて、それらをデータベース22に格納している。
S5、決済サーバ20は、データベース22に格納した購入金額を付した金額確定電文を発券端末2に送信する。
【0022】
S6、端末制御部5は、受信した購入金額を表示して顧客に現金を投入するように促す旨の支払い画面を表示操作部3に表示し、顧客によって表示した購入金額分の現金が投入されると、支払済み通知を決済サーバ20に送信する。
これによって、決済サーバ20は、当該顧客の勝馬投票券の購入処理が完了したことを認識し、購入処理が完了したことをデータベース22に記憶する。
【0023】
以降のステップではレースの結果が確定した後の処理に関し、顧客に配当金に基づく払戻しを行う払戻し処理について説明する。なお、決済サーバ20は結果が確定したレースについての配当金の情報を格納すると共に、データベース22の登録顧客データの投票データをもとにレースに的中した顧客を認識して登録顧客データの状態情報を的中していることを示す内容に切替えるようにする。
【0024】
顧客は発券端末2にて配当金の受け取りのための入力操作を行う。
S7、発券端末2の端末制御部5は、読取部4に向かって携帯電話1に表示されている2次元バーコードをかざすように促す画面とパスワードの入力を促す文言、パスワード入力欄、入力のためのテンキー等を配した配当金支払用画面を表示操作部3に表示する。
顧客は配当金支払用画面に従って、上記ステップS1で携帯電話1に表示した2次元バーコードと同一の2次元バーコードを携帯電話1に表示させ、その2次元バーコードを読取部4にかざすと共にパスワードの入力を行う。なお、この時入力するパスワードは2次元バーコードのスクランブルを解除するためのパスワードである。
【0025】
S8、端末制御部5は、読取部4によって携帯電話1の表示画面に表示された2次元バーコードのイメージデータを読取り、顧客によって入力されたパスワードと読取った2次元バーコードのイメージデータとを付した払戻し確認依頼を決済サーバ20に送信する。
S9、決済サーバ20は、受信したパスワードをもとに受信した2次元バーコードのイメージデータにかけられているスクランブルを解除し、その2次元バーコードのイメージデータから各種情報(馬券情報、ダウンロード番号、携帯識別番号)を認識して取得する。
【0026】
S10、決済サーバ20は、取得した馬券情報とダウンロード番号、携帯識別番号、パスワードをもとにデータベース22に格納している登録顧客データとの照合を行う。
この時の照合においては、例えば認識したダウンロード番号による投票アプリ番号によってデータベース22を検索し、該当する登録顧客データを読み出し、読み出した登録顧客データの馬券情報と認識した馬券情報の照合と、登録顧客データのパスワードと認識したパスワードの照合をそれぞれ行うことで登録顧客データの照合を行う。
【0027】
S11、決済サーバ20は、照合の際にデータベース22から読み出した当該顧客の登録顧客データの投票データから的中した投票番号とその投票金額を認識し、その投票番号と投票金額に応じた払戻し額を、格納している配当金の情報から算出し、算出した払戻し額を発券端末2に送信する。
また決済サーバ20は、当該顧客の登録顧客データの受取状態を受取済みとしてデータベース22の内容を更新するようにする。
【0028】
S12、端末制御部5は、受信した払戻し額に従って顧客に対して現金の払戻しを行って払戻し処理を終了する。
以上説明したように、本実施例では、発券端末は顧客の携帯電話に表示された馬券情報を示す2次元バーコードのイメージデータを読取って決済サーバに送信することで、決済サーバのデータベースに馬券情報の内容を格納させておき、レース結果が確定し当該顧客が的中していた場合に、発券端末は当該顧客の携帯電話から2次元バーコードのイメージデータを再度読取ってそれを決済サーバに送信し、決済サーバは受信した2次元バーコードの馬券情報と一致する馬券情報をデータベースに格納していることを確認して、的中した内容に応じた払戻し額を発券端末に送信し、発券端末は顧客に払戻しを行うため、紙媒体を利用することが無くなり資源の無駄を減らすことができる。
【0029】
また、従来技術においては、複数枚のマークシートを発券端末に挿入する場合があったが、マークシートを複数枚挿入することが無く、2次元バーコードを1度発券端末にかざすことで購入が成立するので、顧客1人当たりの操作時間を短縮することができる。
さらに操作時間が短縮することで、勝馬投票券の購入締め切り時間の間際での購入が可能となり、また直前までオッズを確認することができる等、顧客にとっての利便性が向上する。
【0030】
加えて、勝馬投票券の代わりに携帯電話に表示する2次元バーコードを利用することで、顧客は2次元バーコードのイメージデータを例えば自身が有するPDA等に移すようにすることで、携帯電話を紛失した場合でも、当該PDAの表示画面に2次元バーコードを表示すれば、配当金を受け取ることができる。
またこのとき、2次元バーコードにはスクランブルが掛かっているために紛失した携帯電話を第3者が取得しても当該第3者によって配当金が受け取られてしまうことを防止できる。
【0031】
さらに、勝馬投票券の購入前と購入後で同一の2次元バーコード(勝馬投票券の購入前と後でデータを書き換えない2次元バーコード)を使って配当金を受け取ることができるので、2次元バーコードのデータを書き換える必要が無くなる。
なお、上述した実施例においては、勝馬投票券を扱う発券端末を例に説明したが、それに限らず競輪で用いる勝者投票券、競艇で用いる勝舟投票券、オートレースで用いる勝車投票券、および宝くじ等を扱う発券端末に用いても同様の効果を得ることができる。
【0032】
また、上記実施例においては、2次元バーコードを例に説明したが、2次元バーコードに限らず識別情報としてのバーコードを用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】実施例1の投票処理システムを示すブロック図
【図2】データベースに格納した登録顧客データの一例を示す説明図
【図3】購入管理親番号に関連付けられた投票データの一例を示す説明図
【図4】投票処理システムの処理を示すフローチャート
【符号の説明】
【0034】
1 携帯電話
2 発券端末
3 表示操作部
4 読取部
5 端末制御部
6 端末記憶部
15 コンテンツ配信サーバ
20 決済サーバ
22 データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
投票内容を受け付けその投票対象で実施される行為の結果に基づいて投票内容に応じた現金の払戻しを行う投票処理端末と、投票内容に応じた払戻し額の情報を管理する上位装置とを備えた投票処理システムにおいて、
前記投票処理端末に、識別情報をイメージデータとして読取る読取部を設け、
前記投票処理端末は、顧客が携帯端末で設定してその携帯端末に表示された投票内容と顧客の情報とを示す識別情報を前記読取部で読取って、該識別情報を前記上位装置に送信し、
前記上位装置は、受信した識別情報から取得した投票内容と顧客の情報とを関連づけてデータベースに格納しておき、
投票内容に応じた払戻し額が確定した後、前記投票処理端末は、前記顧客の携帯端末から前記識別情報のイメージデータを再度読取り、前記識別情報を前記上位装置に送信し、
前記上位装置は、受信した前記識別情報から取得した顧客の情報をもとに前記データベースから該当顧客の投票内容を読み出し、その投票内容に応じた払戻し額を前記投票処理端末に送信し、
前記投票処理端末は、受信した払戻し額に従って現金の払い戻しを行うことを特徴とする投票処理システム。
【請求項2】
投票内容に応じた払戻し額の情報を管理する上位装置と接続し、投票内容を受け付けてその投票対象で実施される行為の結果に基づいて投票内容に応じた現金の払戻しを行う投票処理端末であって、
識別情報をイメージデータとして読取る読取部を設け、
顧客が携帯端末で設定してその携帯端末に表示された投票内容と顧客の情報とを示す識別情報を前記読取部で読取って、該識別情報を前記上位装置に送信し、
投票内容に応じた払戻し額が確定した後、前記顧客の携帯端末から前記識別情報を再度読取り、その識別情報を前記上位装置に送信することで、払戻し額を受信しその払戻し額に従って現金の払い戻しを行うことを特徴とする投票処理端末。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の投票処理端末において、
前記識別情報を2次元バーコードとしたことを特徴とする投票処理端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−237682(P2009−237682A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−80104(P2008−80104)
【出願日】平成20年3月26日(2008.3.26)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【Fターム(参考)】