説明

投稿メッセージの統合管理方法およびそのための端末

【課題】投稿メッセージの統合管理方法およびそのための端末を提供する。
【解決手段】ユーザ端末で行われる投稿メッセージの統合管理方法は、統合IDクライアントモジュールが始動され、統合IDによるログイン作業を行うログインステップと、投稿メッセージを作成するための投稿メッセージ作成サーバに接続して書き込みを要請する書き込み要請ステップと、作成された投稿メッセージを統合IDサーバに伝送し、また統合IDサーバに投稿メッセージの格納を要請する投稿メッセージの格納要請ステップと、投稿メッセージが格納された投稿メッセージの格納位置が統合IDサーバから通知され、通知された投稿メッセージの格納位置を投稿メッセージ作成サーバに通知する投稿メッセージ格納位置の通知ステップとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、投稿メッセージの統合管理方法およびそのための端末に関し、特にログインすることがなくても実名認証が必要な投稿メッセージを作成することができ、投稿メッセージを統合的に管理できる投稿メッセージの統合管理方法およびそのための端末に関するものである。
【0002】
本発明は、情報通信部および情報通信研究振興院のIT成長動力技術開発事業の一環として行った研究から導き出されたものである[課題管理番号:2006−S−038−02、課題名:モバイルコンバージェンスコンピューティングのための端末適応型埋め込みオペレーティングシステムの開発(Development of Device−Adaptive Embedded Operating System for Mobile Convergence Computing)]。
【背景技術】
【0003】
インターネット実名制が施行され、匿名のユーザがコメントを作成したり掲示板に書き込んだりすることが容易にできにくくなってきた。勿論、該当ウェブサイトにログインして意見を述べると良いが、ユーザが既に加入したサイトではない場合は加入手続きを行わなければならず、またログイン手続きも煩わしい。よって、コメントや書き込み(以下、投稿メッセージ)を作成したい場合も、煩わしい手続きを行わない(避ける)ために、投稿メッセージを作成しないでページ移動する場合が多い。勿論、インターネット実名制やログインしてからの投稿メッセージの作成要求は名誉毀損や噂が出回ることを防ぐために必ず必要なものではあるが、インターネットユーザの参加側面からみると否定的に作用し得る。
【0004】
従来より、認証代理サーバを用いて会員会社サイトのユーザ認証を代わりに行う技術がある。その技術ではユーザが会員会社のサイトにログインすることなく、認証代理サーバを通して代わりに認証を行い使用権限を獲得する。上記技術は自身の個人情報を流出させないための効果的な方法は提供するものの、認証代理サーバとの間で認証を行うことができる特定会員会社サイトのみで使用可能であって、認証代理サーバと会員会社サイトとの間の連動が複雑で管理が難しい。
また、トラックバックを通して自身のブログの投稿メッセージをリンクしてコメントをする方法があるが、これは長文を制限されずに載せる長所はあるが、自身のブログにログインする過程が必要であり、自身の個人身上情報が投稿メッセージを通して接続されたブログを介して露出される短所がある。
【0005】
なお、ユーザは数多いウェブサイトに投稿メッセージを作成するが、自身が残した投稿メッセージについて確認するためには該当ウェブサイト毎に直接接続して自身の投稿メッセージを検索しなければならない不便さがある。特定ウェブサーバ内の特定ユーザの投稿メッセージを集めて出力してくれるサービスも存在するが、これは該当ウェブサーバ内の投稿メッセージに限られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決するためのものであり、ユーザがログインなどの煩わしい過程を経ることがなくても実名認証やログインが必要なニュース記事へのコメントや掲示板への書き込みを含む投稿メッセージを簡便に作成することができ、ユーザの投稿メッセージを統合的に管理できるようにして、投稿メッセージが掲示されるウェブサーバの負荷を減少させる投稿メッセージの統合管理方法とそのための端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するための本発明に係るユーザ端末で行われる投稿メッセージの統合管理方法は、統合IDクライアントモジュールが始動され、 ユーザ端末が統合IDによるログイン作業を行うログインステップと、 ユーザ端末が投稿メッセージを作成するための投稿メッセージ作成サーバに接続して書き込みを要請する書き込み要請ステップと、 ユーザ端末が統合IDクライアントモジュールによって作成された投稿メッセージを統合IDサーバに伝送し、また統合IDサーバに投稿メッセージの格納を要請する投稿メッセージの格納要請ステップと、ユーザ端末が、投稿メッセージが格納された投稿メッセージの格納位置を統合IDサーバから通知され、通知された投稿メッセージの格納位置を投稿メッセージ作成サーバに通知する投稿メッセージ格納位置の通知ステップと、を含む。
【0008】
ログインステップは、統合IDサーバにログイン情報を送信するステップおよび統合IDサーバからユーザ認証情報を受信するステップを含むことが好ましく、ユーザ端末が投稿メッセージ作成サーバから認証要請を受信する認証要請受信ステップと、統合IDクライアントモジュールが認証要請に応答し、統合IDを確認できるメッセージを投稿メッセージ作成サーバに伝送するステップをさらに含むことが好ましい。
また、統合IDを確認できるメッセージはログインステップで統合IDサーバから受信したユーザ認証情報に基づいて作成されることが好ましく、ユーザ端末か統合IDサーバに投稿メッセージ作成サーバの掲示アドレスを伝送する掲示アドレス伝送ステップをさらに含むことが好ましい。
【0009】
本発明に係るユーザ端末は、ユーザ情報DBおよび投稿メッセージDBを有する統合IDサーバと接続されたユーザ端末であって、ユーザ端末の制御を行う制御部と、ネットワークを介して統合IDサーバおよび投稿メッセージを作成するための投稿メッセージ作成サーバに接続するための通信部と、統合IDサーバとユーザ情報DBを参照したログイン作業を行い、投稿メッセージを作成できる統合IDクライアントモジュールを備え、統合IDクライアントモジュールは、投稿メッセージ作成サーバに接続して書き込みを要請し、作成された投稿メッセージを統合IDサーバに伝送すると共に投稿メッセージDBへの投稿メッセージの格納を要請し、作成された投稿メッセージが格納された投稿メッセージの格納位置が統合IDサーバから通知され、投稿メッセージ作成サーバに通知する。
【0010】
ログイン作業は、統合IDクライアントモジュールが統合IDサーバにログイン情報を送信し、統合IDサーバからユーザ認証情報を受信することによって行われることが好ましく、統合IDクライアントモジュールは、投稿メッセージ作成サーバから認証要請を受信し、この認証要請に応答して統合IDを確認できるメッセージを投稿メッセージ作成サーバに伝送することが好ましい。
【0011】
統合IDを確認できるメッセージは、ログイン作業で統合IDサーバから受信したユーザ認証情報に基づいて作成されることが好ましく、統合IDクライアントモジュールは、統合IDサーバに投稿メッセージ作成サーバの掲示アドレスを伝送することが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
ユーザがログインなどの煩わしい過程を経ることがなくても実名認証やログインが必要なニュース記事へのコメントや掲示板への書き込みを含む投稿メッセージを簡便に作成することができ、ユーザの投稿メッセージを統合的に管理できるようにして、投稿メッセージが掲示されるウェブサーバの負荷を減少させる。
【0013】
ユーザは一度のログインだけで多様なサーバにアクセスして投稿メッセージを作成することができ、ユーザらがウェブサーバで活発な掲示活動を行うことができ、さらにウェブサーバは投稿メッセージを直接格納しないため、投稿メッセージに対する責任からもある程度自由になり得る。
【0014】
また、ユーザは統合IDサーバの固有IDによって多様なインターネットサイトで一貫したアイデンティティーを持って活動することができ、接続が頻繁ではないサイトで1回きりの活動をするために会員加入をしなければならない不便さを無くすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の理解を助けるために添付図面を参照して好ましい実施形態について説明する。下記の実施形態は本発明をより容易に理解するために提供するものであって、本実施形態によって本発明が限定されるものではない。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る投稿メッセージの統合管理方法を実現するためのシステムの構成図である。ネットワークを介して接続されたユーザ端末100、統合IDサーバ200、第1ウェブサーバ300−1、および第2ウェブサーバ300−2で構成される。ウェブサーバはユーザが接続して投稿メッセージを作成できるサーバであり、必ずしもウェブサーバである必要はない。ネットワークを介して接続可能なウェブサーバ数は多いが、説明の便宜のために2つだけを図示した。
【0017】
ユーザ端末100は、ユーザがウェブサーバ(300−1,300−2)に接続するために用いるコンピュータ、PDA、携帯電話などの端末機である。ユーザ端末100は、制御部101、統合IDクライアントモジュール102、および通信部103を含む。制御部101は投稿メッセージの統合管理方法を実現するためにユーザ端末の制御を行う。統合IDクライアントモジュール102は、プログラム形式のモジュールであって、本発明に係る投稿メッセージの統合管理方法を実現するためにユーザ端末で実行されるクライアントモジュールである。通信部103はネットワークを介して他のサーバや他の端末機に接続するためのものである。
【0018】
また、統合IDサーバ200は、本発明に係る投稿メッセージの統合管理方法のためにユーザ認証を行い、IDと投稿メッセージを格納して管理するサーバである。統合IDサーバ200は、制御部201、ユーザ情報DB(データベース)202、投稿メッセージDB203、および通信部204を含む。制御部201は統合IDサーバ200の全体的な制御を行う。ユーザ情報DB202は、ユーザID、パスワード、認証情報、身上情報などのユーザに関する情報を格納しており、実名認証のための情報も有している。投稿メッセージDB203は、作成者ID、投稿メッセージの内容、掲示時間、読み回数、掲示アドレスなどの投稿メッセージに関する詳細内訳をID別に格納して管理する。通信部204はネットワークを介して他のサーバや他の端末機に接続するためのものである。
【0019】
図2は、本発明の一実施形態に係る投稿メッセージの統合管理方法の手続きを説明するフローチャートである。図1に示したシステム構成を参照して本発明に係る投稿メッセージの統合管理方法を説明する。図2にはウェブサーバ300、ユーザ端末100、および統合IDサーバ200の間で行われる手続きが順次示されている。
【0020】
先ず、ステップS202において、ユーザ端末100は統合IDクライアントモジュール102を始動させる。統合IDクライアントモジュール102はユーザ端末100上でバックグラウンドプロセスとして実行され得る。そして、統合IDクライアントモジュール102を介して統合IDサーバ200にログイン情報を送信してログイン作業を行う(ステップS204)。ログイン作業は実名認証作業を含むことができる。統合IDサーバ200は、ユーザ情報DB202を参照し、ログイン作業の結果ユーザが正当なユーザであると確認されれば、ステップS206でユーザ認証情報をユーザ端末100に伝送する。ユーザ端末100の統合IDクライアントモジュール102は、受信したユーザ認証情報によってユーザを識別することができ、受信したユーザ認証情報に基づいて統合IDサーバ200との間におけるデータ送受信を行う。
【0021】
次に、ステップS208においては、ユーザがユーザ端末100を介してウェブサーバ300に接続してウェブサーバに掲示された内容をブラウジングする。ユーザが該当ウェブサーバで投稿メッセージを作成したい場合には、ステップS210で統合IDクライアントモジュール102またはウェブサーバ(投稿メッセージ作成サーバ、300)から伝送された画面の書き込みボタンを用いてウェブサーバ300に書き込みを要請する。
【0022】
ステップS212では、書き込み要請を受けたウェブサーバ300がユーザ端末100に認証を要請する。ステップS212の認証要請を受信したユーザ端末100では、認証要請に対し統合IDクライアントモジュール102が応答し、ステップS206で受信したユーザ認証情報に基づいてウェブサーバ300に統合IDを確認できるメッセージを伝送する(ステップS214)。これにより、ウェブサーバ300は該当ユーザ端末100が作成した投稿メッセージの登録を許容できる状態となる。
【0023】
ステップS212およびステップS214のウェブサーバに対する認証手続きはウェブサーバ300とユーザ端末100との間で行われ、統合IDサーバ200は関与しないため統合IDサーバ200には負荷を生じさせない。また、ウェブサーバに対する認証手続きが統合IDクライアントモジュール102の自動応答によって行われるため、ユーザはステップS210で書き込み要請をするだけで直ちに投稿メッセージ作成を開始することができる。
【0024】
ステップS216においては、ユーザ端末100上の統合IDクライアントモジュール102が備えた編集モジュールが実行されることにより、ユーザがユーザ端末上で投稿メッセージを作成することができる。ステップS218においては、ユーザが統合IDクライアントモジュール102によって投稿メッセージの作成を完了し、投稿メッセージの登録機能を実行させる。
【0025】
ステップS218でユーザが投稿メッセージ登録機能を実行すれば、ユーザが作成した投稿メッセージの詳細内容がウェブサーバ300に伝送されずに、統合IDサーバ200に伝送される。つまり、ステップS220においては、ユーザが作成した投稿メッセージの内容を含む詳細内容を伝送すると共に、ユーザ端末100が統合IDサーバ200に投稿メッセージの格納を要請する。
【0026】
投稿メッセージの格納要請を受信した統合IDサーバ200は投稿メッセージDB203にユーザが伝送した投稿メッセージを格納する(ステップS222)。投稿メッセージDB203には作成者ID(識別子)、投稿メッセージの内容、掲示時間、読み回数などの投稿メッセージに関する詳細内訳が格納される。
【0027】
一方、ステップS210において書き込み要請をすると同時にまたはその後にウェブサーバ300からの受信によって、該当投稿メッセージを掲示しようとするウェブサーバ300のアドレス情報(掲示アドレス)を獲得することができる。このように獲得した掲示アドレスをステップS220の投稿メッセージの格納要請時に共に伝送すれば、投稿メッセージDB203には該当投稿メッセージが掲示されたアドレス情報を格納することができ、統合IDサーバ200を介して各ユーザ別の投稿メッセージがどこに掲示されているかが分かるため有用な情報として活用することができる。また、ステップS228において、投稿メッセージの格納位置を登録した後にウェブサーバ300が統合IDサーバ200に掲示アドレスを通知することもできる。
【0028】
ステップS222で統合IDサーバ200における投稿メッセージ格納が完了すれば、統合IDサーバ200はユーザ端末100に投稿メッセージDB203内の投稿メッセージの格納位置を通知する。投稿メッセージ格納位置の通知を受けたユーザ端末100はこの投稿メッセージ格納位置をウェブサーバ300に通知する(ステップS226)。投稿メッセージ格納位置の通知は統合IDサーバ200からウェブサーバ300に直接行うことができる。
【0029】
ウェブサーバ300は通知された投稿メッセージ格納位置を登録し、該当投稿メッセージを見ようとするユーザらに登録された投稿メッセージの格納位置を参照して投稿メッセージの詳細内容を提示する。投稿メッセージの格納位置はウェブサーバ300上でリンク形式のように提示し、ユーザらがクリックすることによって該当投稿メッセージの詳細内容が見られるようにすることができる。また、iframeのような技術を用いて該当投稿メッセージを表わす場合、投稿メッセージの格納位置を参照してウェブサーバ300から投稿メッセージの詳細内容を持ち込むことにより、ウェブサーバ300に投稿メッセージが格納されているようにユーザに見せることもできる。また、該当投稿メッセージを表わす時に、投稿メッセージ格納位置の投稿メッセージを持ち込んで直接見せることもできる。
【0030】
ユーザが作成した投稿メッセージなどがウェブサーバに分散して格納されるものではなく、統合IDサーバ200に統合され、ユーザ別に分類格納されるため、様々な長所を有する。例えば、ユーザは統合IDサーバ200に接続して検索するだけで、自身が一定期間内に作成した投稿メッセージなどを抽出することができ、自身が作成した投稿メッセージに他人のコメントやリプライが作成されているかどうかも確認することができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
実名認証やログインなどの煩わしい過程を経ることがなくても投稿メッセージを作成することができ、ユーザ別の投稿メッセージを統合管理できるようになることにより、インターネット上におけるユーザ便宜性が図れ、ユーザに様々なサービスを応用して提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態に係る投稿メッセージの統合管理方法を実現するためのシステムの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る投稿メッセージの統合管理方法の手続きを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0033】
100 ユーザ端末
101 制御部
102 統合IDクライアントモジュール
103 通信部
200 統合IDサーバ
201 制御部
202 ユーザ情報DB
203 投稿メッセージDB
204 通信部
300 ウェブサーバ
300−1 第1ウェブサーバ
300−2 第2ウェブサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末で行われる投稿メッセージの統合管理方法であって、
統合IDクライアントモジュールが始動され、前記ユーザ端末が統合IDによるログイン作業を行うログインステップと、
前記ユーザ端末が投稿メッセージを作成するための投稿メッセージ作成サーバに接続して書き込みを要請する書き込み要請ステップと、
前記ユーザ端末が前記統合IDクライアントモジュールによって作成された投稿メッセージを統合IDサーバに伝送し、前記統合IDサーバに投稿メッセージの格納を要請する投稿メッセージの格納要請ステップと、
前記ユーザ端末が前記投稿メッセージの格納位置を前記統合IDサーバから通知され、通知された投稿メッセージの格納位置を前記投稿メッセージ作成サーバに通知する投稿メッセージ格納位置の通知ステップと、
を含む投稿メッセージの統合管理方法。
【請求項2】
前記ログインステップは、前記統合IDサーバにログイン情報を送信するステップおよび前記統合IDサーバからユーザ認証情報を受信するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の投稿メッセージの統合管理方法。
【請求項3】
前記ユーザ端末が前記投稿メッセージ作成サーバから認証要請を受信する認証要請受信ステップと、
前記統合IDクライアントモジュールが前記認証要請に応答し、統合IDを確認できるメッセージを前記投稿メッセージ作成サーバに伝送するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の投稿メッセージの統合管理方法。
【請求項4】
前記統合IDを確認できるメッセージは、前記ログインステップで前記統合IDサーバから受信したユーザ認証情報に基づいて作成されることを特徴とする請求項3に記載の投稿メッセージの統合管理方法。
【請求項5】
前記ユーザ端末が前記統合IDサーバに投稿メッセージ作成サーバの掲示アドレスを伝送する掲示アドレス伝送ステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の投稿メッセージの統合管理方法。
【請求項6】
ユーザ情報DBおよび投稿メッセージDBを有する統合IDサーバと接続されたユーザ端末であって、
ユーザ端末の制御を行う制御部と、
ネットワークを介して前記統合IDサーバおよび投稿メッセージを作成するための投稿メッセージ作成サーバに接続する通信部と、
前記統合IDサーバと前記ユーザ情報DBを参照したログイン作業を行い、投稿メッセージを作成できる統合IDクライアントモジュールと、
を備え、
前記統合IDクライアントモジュールは、
前記投稿メッセージ作成サーバに接続して書き込みを要請し、
作成された投稿メッセージを前記統合IDサーバに伝送すると共に前記投稿メッセージDBへの投稿メッセージの格納を要請し、
前記作成された投稿メッセージが格納された投稿メッセージの格納位置が前記統合IDサーバから通知され、前記投稿メッセージ作成サーバに通知する、ユーザ端末。
【請求項7】
前記ログイン作業は、
前記統合IDクライアントモジュールが前記統合IDサーバにログイン情報を送信し、前記統合IDサーバからユーザ認証情報を受信することによって行われることを特徴とする、請求項6に記載のユーザ端末。
【請求項8】
前記統合IDクライアントモジュールは、
前記投稿メッセージ作成サーバから認証要請を受信し、この認証要請に応答して統合IDを確認できるメッセージを前記投稿メッセージ作成サーバに伝送することを特徴とする、請求項6に記載のユーザ端末。
【請求項9】
前記統合IDを確認できるメッセージは、前記ログイン作業で前記統合IDサーバから受信したユーザ認証情報に基づいて作成されることを特徴とする、請求項8に記載のユーザ端末。
【請求項10】
前記統合IDクライアントモジュールは、前記統合IDサーバに前記投稿メッセージ作成サーバの掲示アドレスを伝送することを特徴とする、請求項6に記載のユーザ端末。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−151776(P2009−151776A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−315976(P2008−315976)
【出願日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【出願人】(596180076)韓國電子通信研究院 (733)
【氏名又は名称原語表記】Electronics and Telecommunications Research Institute
【住所又は居所原語表記】161 Kajong−dong, Yusong−gu, Taejon korea
【Fターム(参考)】