説明

抗マラリア化合物

本発明は、マラリアを治療するための三環系化合物、アリールアミド化合物、及び他の化合物とそれらを含んでなる組成物、並びに、そのような化合物を動物へ投与することを含んでなる、マラリアを治療する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中:
Xは、C(R)C(R)、C(=O)、N(R)、O、S、S(=O)、又はS(O)であり;
、R、及びRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は芳香族基であり;
とRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、ハロC−Cアルキル、又はCNであり;
とRは、独立して、炭素環(R)(R)であり;
それぞれのRとそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、芳香族基、複素環、又は、−(CH−NH又は−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項2】
Xが、N(R)、O、S、又はS(=O)である、請求項1の化合物又は塩。
【請求項3】
Xが、NH、O、又はSである、請求項1の化合物又は塩。
【請求項4】
XがNH又はSである、請求項1の化合物又は塩。
【請求項5】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、ハロC−Cアルキル、又はCNである、請求項1〜4のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項6】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、又はOHである、請求項1〜4のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項7】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、又はハロである、請求項1〜4のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項8】
とRがHである、請求項1〜4のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項9】
とRが、独立して、
【化2】

[式中:
それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNであり;
それぞれのA、D、及びQは、独立して、C(R10)C(R11)、C(=O)、N(R12)、O、又はSであり;そして
それぞれのR10、R11、及びR12は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は芳香族基である]である、請求項1〜8のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項10】
とRが、独立して、
【化3】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNである]である、請求項1〜8のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項11】
とRが、独立して、
【化4】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、Cである;又はそれぞれのY及びZはCであって、それぞれのWはNである]である、請求項1〜8のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項12】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項13】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項14】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項15】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、6員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項16】
それぞれのRが、独立して、H又はハロであり;そして
それぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項17】
それぞれのRがピペラジニルであり;そして
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFである、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項18】
それぞれのRがピペラジニルであり;そして
それぞれのRは、H、C−Cアルキル、ハロ、OH、又はCFである、請求項1〜11のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項19】
Xが、NH、O、S、又はS(=O)であり;
とRは、Hであり;
とRは、独立して、
【化5】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNであり;そして
それぞれのRとそれぞれのRは、独立して、H、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である]である、請求項1の化合物又は塩。
【請求項20】
Xが、NH、O、又はSであり;
とRは、Hであり;
とRは、
【化6】

[式中:それぞれのZ及びYは、Cであって、それぞれのWはNである;又は、それぞれのW、Y、及びZは、Cである;そして
それぞれのRは、独立して、H又はハロであり、そしてそれぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRは、ピペラジニルであり、そしてそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFである]である、請求項1の化合物又は塩。
【請求項21】
Xが、NH、O、又はSであり;
とRは、Hであり;
とRは、
【化7】

[式中:それぞれのZ及びYは、Cであって、それぞれのWはNである;又は、それぞれのW、Y、及びZは、Cである;そして
それぞれのRはHであり、そしてそれぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRはピペラジニルであり、そしてそれぞれのRはHである]である、請求項1の化合物又は塩。
【請求項22】
【化8−1】

【化8−2】

より選択される化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項23】
請求項1〜22のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項24】
マラリアを動物において治療する方法であって、式I:
【化9】

[式中:
Xは、C(R)C(R)、C(=O)、N(R)、O、S、S(=O)、又はS(O)であり;
、R、及びRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は芳香族基であり;
とRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、ハロC−Cアルキル、又はCNであり;
とRは、独立して、炭素環(R)(R)であり;
それぞれのRとそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、芳香族基、複素環、又は、−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項25】
Xが、N(R)、O、S、又はS(=O)である、請求項24の方法。
【請求項26】
Xが、NH、O、又はSである、請求項24の方法。
【請求項27】
XがNH又はSである、請求項24の方法。
【請求項28】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、ハロC−Cアルキル、又はCNである、請求項24〜27のいずれか1項の方法。
【請求項29】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、又はOHである、請求項24〜27のいずれか1項の方法。
【請求項30】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、又はハロである、請求項24〜27のいずれか1項の方法。
【請求項31】
とRがHである、請求項24〜27のいずれか1項の方法。
【請求項32】
とRが、独立して、
【化10】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNであり;
それぞれのA、D、及びQは、独立して、C(R10)C(R11)、C(=O)、N(R12)、O、又はSであり;そして
それぞれのR10、R11、及びR12は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は芳香族基である]である、請求項24〜31のいずれか1項の方法。
【請求項33】
とRが、独立して、
【化11】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNである]である、請求項24〜31のいずれか1項の方法。
【請求項34】
とRが、独立して、
【化12】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、Cである;又はそれぞれのY及びZはCであって、それぞれのWはNである]である、請求項24〜31のいずれか1項の方法。
【請求項35】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項36】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項37】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項38】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、6員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項39】
それぞれのRが、独立して、H又はハロであり;そして
それぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項40】
それぞれのRがピペラジニルであり;そして
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFである、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項41】
それぞれのRがピペラジニルであり;そして
それぞれのRは、H、C−Cアルキル、ハロ、OH、又はCFである、請求項24〜34のいずれか1項の方法。
【請求項42】
Xが、NH、O、S、又はS(=O)であり;
とRは、Hであり;
とRは、独立して、
【化13】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNであり;そして
それぞれのRとそれぞれのRは、独立して、H、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である]である、請求項24の方法。
【請求項43】
Xが、NH、O、又はSであり;
とRは、Hであり;
とRは、
【化14】

[式中:それぞれのZ及びYは、Cであって、それぞれのWはNである;又は、それぞれのW、Y、及びZは、Cである;そして
それぞれのRは、独立して、H又はハロであり、そしてそれぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRは、ピペラジニルであり、そしてそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFである]である、請求項24の方法。
【請求項44】
Xが、NH、O、又はSであり;
とRは、Hであり;
とRは、
【化15】

[式中:それぞれのZ及びYは、Cであって、それぞれのWはNである;又は、それぞれのW、Y、及びZは、Cである;そして
それぞれのRはHであり、そしてそれぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRはピペラジニルであり、そしてそれぞれのRはHである]である、請求項24の方法。
【請求項45】
化合物が、
【化16−1】

【化16−2】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項24の方法。
【請求項46】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項24〜45のいずれか1項の方法。
【請求項47】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式I:
【化17】

[式中:
Xは、C(R)C(R)、C(=O)、N(R)、O、S、S(=O)、又はS(O)であり;
、R、及びRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は芳香族基であり;
とRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、ハロC−Cアルキル、又はCNであり;
とRは、独立して、炭素環(R)(R)であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、芳香族基、複素環、又は、−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項48】
Xが、N(R)、O、S、又はS(=O)である、請求項47の方法。
【請求項49】
Xが、NH、O、又はSである、請求項47の方法。
【請求項50】
XがNH又はSである、請求項47の方法。
【請求項51】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、ハロC−Cアルキル、又はCNである、請求項47〜50のいずれか1項の方法。
【請求項52】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、又はOHである、請求項47〜50のいずれか1項の方法。
【請求項53】
とRが、独立して、H、C−Cアルキル、又はハロである、請求項47〜50のいずれか1項の方法。
【請求項54】
とRがHである、請求項47〜50のいずれか1項の方法。
【請求項55】
とRが、独立して、
【化18】

[式中:
それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNであり;
それぞれのA、D、及びQは、独立して、C(R10)C(R11)、C(=O)、N(R12)、O、又はSであり;そして
それぞれのR10、R11、及びR12は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は芳香族基である]である、請求項47〜54のいずれか1項の方法。
【請求項56】
とRが、独立して、
【化19】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNである]である、請求項47〜54のいずれか1項の方法。
【請求項57】
とRが、独立して、
【化20】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、Cである;又はそれぞれのY及びZはCであって、それぞれのWはNである]である、請求項47〜54のいずれか1項の方法。
【請求項58】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又は−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH、−(CH−NH−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項59】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜8である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項60】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項61】
それぞれのRが、独立して、H、C−Cアルキル、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、6員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項62】
それぞれのRが、独立して、H又はハロであり;そして
それぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項63】
それぞれのRがピペラジニルであり;そして
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFである、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項64】
それぞれのRがピペラジニルであり;そして
それぞれのRは、H、C−Cアルキル、ハロ、OH、又はCFである、請求項47〜57のいずれか1項の方法。
【請求項65】
Xが、NH、O、S、又はS(=O)であり;
とRは、Hであり;
とRは、独立して、
【化21】

[式中:それぞれのW、Y、及びZは、独立して、C又はNであり;そして
それぞれのRとそれぞれのRは、独立して、H、複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である]である、請求項47の方法。
【請求項66】
Xが、NH、O、又はSであり;
とRは、Hであり;
とRは、
【化22】

[式中:それぞれのZ及びYは、Cであって、それぞれのWはNである;又は、それぞれのW、Y、及びZは、Cである;そして
それぞれのRは、独立して、H又はハロであり、そしてそれぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRは、ピペラジニルであり、そしてそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、又はCFである]である、請求項47の方法。
【請求項67】
Xが、NH、O、又はSであり;
とRは、Hであり;
とRは、
【化23】

[式中:それぞれのZ及びYは、Cであって、それぞれのWはNである;又は、それぞれのW、Y、及びZは、Cである;そして
それぞれのRはHであり、そしてそれぞれのRは、ピペラジニル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜3である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRはピペラジニルであり、そしてそれぞれのRはHである]である、請求項47の方法。
【請求項68】
化合物が、
【化24−1】

【化24−2】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項47の方法。
【請求項69】
式II:
【化25】

[式中:
Xは、O又はSであり;
それぞれのYは、独立して、O、S、又はNであり;
それぞれのRは、独立して、H、5若しくは6員複素環、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRは、独立して、Yと一緒に、5若しくは6員複素環であり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項70】
XがOである、請求項69の化合物又は塩。
【請求項71】
YがO又はSである、請求項69又は請求項70の化合物又は塩。
【請求項72】
それぞれのRが、独立して、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項69〜71のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項73】
それぞれのRが、独立して、3−ピロリル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項69〜71のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項74】
それぞれのRが、独立して、CF、C(CH、又はハロである、請求項69〜73のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項75】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項69〜74のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項76】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項69〜74のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項77】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項69の化合物又は塩。
【請求項78】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、O又はSであり;
それぞれのRは、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項69の化合物又は塩。
【請求項79】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、O又はSであり;
それぞれのRは、3−ピロリル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項69の化合物又は塩。
【請求項80】
【化26】

より選択される化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項81】
請求項69〜80のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項82】
マラリアを動物において治療する方法であって、式II:
【化27】

[式中:
Xは、O又はSであり;
それぞれのYは、独立して、O、S、又はNであり;
それぞれのRは、独立して、H、5若しくは6員複素環、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRは、独立して、Yと一緒に、5若しくは6員複素環であり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項83】
XがOである、請求項82の方法。
【請求項84】
YがO又はSである、請求項82又は請求項83の方法。
【請求項85】
それぞれのRが、独立して、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項82〜84のいずれか1項の方法。
【請求項86】
それぞれのRが、独立して、3−ピロリル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項82〜84のいずれか1項の方法。
【請求項87】
それぞれのRが、独立して、CF、C(CH、又はハロである、請求項82〜86のいずれか1項の方法。
【請求項88】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項82〜87のいずれか1項の方法。
【請求項89】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項82〜87のいずれか1項の方法。
【請求項90】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項82の方法。
【請求項91】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、O又はSであり;
それぞれのRは、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項82の方法。
【請求項92】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、O又はSであり;
それぞれのRは、3−ピロリル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項82の方法。
【請求項93】
化合物が、
【化28】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項82の方法。
【請求項94】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項82〜93のいずれか1項の方法。
【請求項95】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式II:
【化29】

[式中:
Xは、O又はSであり;
それぞれのYは、独立して、O、S、又はNであり;
それぞれのRは、独立して、H、5若しくは6員複素環、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である;又は、それぞれのRは、独立して、Yと一緒に、5若しくは6員複素環であり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項96】
XがOである、請求項95の方法。
【請求項97】
YがO又はSである、請求項95又は請求項96の方法。
【請求項98】
それぞれのRが、独立して、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項95〜97のいずれか1項の方法。
【請求項99】
それぞれのRが、独立して、3−ピロリル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項95〜97のいずれか1項の方法。
【請求項100】
それぞれのRが、独立して、CF、C(CH、又はハロである、請求項95〜99のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項101】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項95〜100のいずれか1項の方法。
【請求項102】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項95〜100のいずれか1項の方法。
【請求項103】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項95の方法。
【請求項104】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、O又はSであり;
それぞれのRは、5員複素環、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項95の方法。
【請求項105】
XがO又はSであり;
それぞれのYは、O又はSであり;
それぞれのRは、3−ピロリル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項95の方法。
【請求項106】
化合物が、
【化30】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項95の方法。
【請求項107】
式III:
Q−X−Z−X−Q
[式中:
Zは、
【化31】

又はフェニルであり;
それぞれのQは、独立して、
【化32】

又は−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのbは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのXは、独立して、O、S、又はNであり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;
それぞれのRは、独立して、H、−NH−R、−(CH−NH、−NH、−NH−(CH−NH、又は
【化33】

(ここでそれぞれのrは、独立して、1又は2であり、それぞれのwは、独立して、1〜3であり、そしてそれぞれのyは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、−NH−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH、又は
【化34】

(ここでそれぞれのpは、独立して、1〜6であり、そしてそれぞれのqは、独立して、1又は2である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項108】
Zが
【化35】

である、請求項107の化合物又は塩。
【請求項109】
それぞれのQが、独立して、
【化36】

である、請求項107又は請求項108の化合物又は塩。
【請求項110】
それぞれのXがOである、請求項107〜109のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項111】
それぞれのRが、独立して、H、CF、又はハロである、請求項107〜110のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項112】
それぞれのRがCFである、請求項107〜110のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項113】
それぞれのRが、独立して、−NH−Rである、請求項107〜112のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項114】
それぞれのRが、独立して、H、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項107〜113のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項115】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項107〜113のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項116】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項107〜113のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項117】
それぞれのRとそれぞれのRがHである、請求項107〜116のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項118】
Zが
【化37】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化38】

であり;
それぞれのXは、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、CF、C(CH、又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項119】
Zが
【化39】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化40】

であり;
それぞれのXは、Oであり;
それぞれのRは、CF、C(CH、又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項120】
Zが
【化41】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化42】

であり;
それぞれのXは、Oであり;
それぞれのRは、CF又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項121】
Zが
【化43】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化44】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、Hであり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−NH−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、3又は4である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項122】
Zが
【化45】

であり;
それぞれのQは、独立して、−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのbは、独立して、3又は4である)であり;そして
それぞれのXはNである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項123】
Zが
【化46】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化47】

であり;
それぞれのXは、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−NH、−NH−(CH−NH、又は
【化48】

(ここでそれぞれのrは、独立して、1又は2であり、それぞれのwは、独立して、1〜3であり、そしてそれぞれのyは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、Hであり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項124】
Zが
【化49】

又はフェニルであり;
それぞれのQは、独立して、
【化50】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、Hであり;
それぞれのRは、独立して、
【化51】

(ここで、それぞれのqは、独立して、1又は2である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項107の化合物又は塩。
【請求項125】
【化52】

より選択される化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項126】
請求項107〜125のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項127】
マラリアを動物において治療する方法であって、式III:
Q−X−Z−X−Q
[式中:
Zは、
【化53】

又はフェニルであり;
それぞれのQは、独立して、
【化54】

又は−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのbは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのXは、独立して、O、S、又はNであり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;
それぞれのRは、独立して、H、−NH−R、−(CH−NH、−NH、−NH−(CH−NH、又は
【化55】

(ここでそれぞれのrは、独立して、1又は2であり、それぞれのwは、独立して、1〜3であり、そしてそれぞれのyは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、−NH−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH、又は
【化56】

(ここでそれぞれのpは、独立して、1〜6であり、そしてそれぞれのqは、独立して、1又は2である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項128】
Zが
【化57】

である、請求項127の方法。
【請求項129】
それぞれのQが、独立して、
【化58】

である、請求項127又は請求項128の方法。
【請求項130】
それぞれのXがOである、請求項127〜129のいずれか1項の方法。
【請求項131】
それぞれのRが、独立して、H、CF、又はハロである、請求項127〜130のいずれか1項の方法。
【請求項132】
それぞれのRがCFである、請求項127〜130のいずれか1項の方法。
【請求項133】
それぞれのRが、独立して、−NH−Rである、請求項127〜132のいずれか1項の方法。
【請求項134】
それぞれのRが、独立して、H、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項127〜133のいずれか1項の方法。
【請求項135】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項127〜133のいずれか1項の方法。
【請求項136】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項127〜133のいずれか1項の方法。
【請求項137】
それぞれのRとそれぞれのRがHである、請求項127〜136のいずれか1項の方法。
【請求項138】
Zが
【化59】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化60】

であり;
それぞれのXは、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、CF、C(CH、又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項127の方法。
【請求項139】
Zが
【化61】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化62】

であり;
それぞれのXは、Oであり;
それぞれのRは、CF、C(CH、又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項127の方法。
【請求項140】
Zが
【化63】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化64】

であり;
それぞれのXは、Oであり;
それぞれのRは、CF又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項127の方法。
【請求項141】
Zが
【化65】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化66】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、Hであり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−NH−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、3又は4である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項127の方法。
【請求項142】
Zが
【化67】

であり;
それぞれのQは、独立して、−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのbは、独立して、3又は4である)であり;そして
それぞれのXはNである、請求項127の方法。
【請求項143】
Zが
【化68】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化69】

であり;
それぞれのXは、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−NH、−NH−(CH−NH、又は
【化70】

(ここでそれぞれのrは、独立して、1又は2であり、それぞれのwは、独立して、1〜3であり、そしてそれぞれのyは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、Hであり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項127の方法。
【請求項144】
Zが
【化71】

又はフェニルであり;
それぞれのQは、独立して、
【化72】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、Hであり;
それぞれのRは、独立して、
【化73】

(ここで、それぞれのqは、独立して、1又は2である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項127の方法。
【請求項145】
化合物が、
【化74】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項127の方法。
【請求項146】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項127〜145のいずれか1項の方法。
【請求項147】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式III:
Q−X−Z−X−Q
[式中:
Zは、
【化75】

又はフェニルであり;
それぞれのQは、独立して、
【化76】

又は−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのbは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのXは、独立して、O、S、又はNであり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;
それぞれのRは、独立して、H、−NH−R、−(CH−NH、−NH、−NH−(CH−NH、又は
【化77】

(ここでそれぞれのrは、独立して、1又は2であり、それぞれのwは、独立して、1〜3であり、そしてそれぞれのyは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり、;
それぞれのRは、独立して、H、−NH−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH、又は
【化78】

(ここでそれぞれのpは、独立して、1〜6であり、そしてそれぞれのqは、独立して、1又は2である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項148】
Zが
【化79】

である、請求項147の方法。
【請求項149】
それぞれのQが、独立して、
【化80】

である、請求項147又は請求項148の方法。
【請求項150】
それぞれのXがOである、請求項147〜149のいずれか1項の方法。
【請求項151】
それぞれのRが、独立して、H、CF、又はハロである、請求項147〜150のいずれか1項の方法。
【請求項152】
それぞれのRがCFである、請求項147〜150のいずれか1項の方法。
【請求項153】
それぞれのRが、独立して、−NH−Rである、請求項147〜152のいずれか1項の方法。
【請求項154】
それぞれのRが、独立して、H、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項147〜153のいずれか1項の方法。
【請求項155】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項147〜153のいずれか1項の方法。
【請求項156】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項147〜153のいずれか1項の方法。
【請求項157】
それぞれのRとそれぞれのRがHである、請求項147〜156のいずれか1項の方法。
【請求項158】
Zが
【化81】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化82】

であり;
それぞれのXは、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、CF、C(CH、又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項147の方法。
【請求項159】
Zが
【化83】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化84】

であり;
それぞれのXは、Oであり;
それぞれのRは、CF、C(CH、又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項147の方法。
【請求項160】
Zが
【化85】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化86】

であり;
それぞれのXは、Oであり;
それぞれのRは、CF又はハロであり;
それぞれのRは、独立して、−NH−Rであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;そして
それぞれのRとそれぞれのRはHである、請求項147の方法。
【請求項161】
Zが
【化87】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化88】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、Hであり;
それぞれのRは、独立して、H、又は−NH−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、3又は4である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項147の方法。
【請求項162】
Zが
【化89】

であり;
それぞれのQは、独立して、−C(=O)−(CH−NH−C(=NH)−NH(ここでそれぞれのbは、独立して、3又は4である)であり;そして
それぞれのXはNである、請求項147の方法。
【請求項163】
Zが
【化90】

であり;
それぞれのQは、独立して、
【化91】

であり;
それぞれのXは、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−NH、−NH−(CH−NH、又は
【化92】

(ここでそれぞれのrは、独立して、1又は2であり、それぞれのwは、独立して、1〜3であり、そしてそれぞれのyは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、Hであり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項147の方法。
【請求項164】
Zが
【化93】

又はフェニルであり;
それぞれのQは、独立して、
【化94】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;
それぞれのRは、Hであり;
それぞれのRは、独立して、
【化95】

(ここで、それぞれのqは、独立して、1又は2である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H又はCFである、請求項147の方法。
【請求項165】
化合物が、
【化96】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項147の方法。
【請求項166】
式IV:
【化97】

[式中:
Gは、
【化98】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、
【化99】

、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項167】
Gが
【化100】

であり、そしてそれぞれのXはSである、請求項166の化合物又は塩。
【請求項168】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166又は請求項167の化合物又は塩。
【請求項169】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166又は請求項167の化合物又は塩。
【請求項170】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166又は請求項167の化合物又は塩。
【請求項171】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでnは1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166〜170のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項172】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166〜170のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項173】
それぞれのRが、独立して、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166〜170のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項174】
それぞれのRが、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項166〜170のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項175】
それぞれのRが、独立して、CF、C(CH、又はハロである、請求項166〜174のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項176】
それぞれのRがCFである、請求項166〜174のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項177】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項166〜176のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項178】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項166〜176のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項179】
Gが、
【化101】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF、C(CH、又はハロであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)である、請求項166の化合物又は塩。
【請求項180】
Gが、
【化102】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは3又は4である)である、請求項166の化合物又は塩。
【請求項181】
Gが、
【化103】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項166の化合物又は塩。
【請求項182】
Gが、
【化104】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項166の化合物又は塩。
【請求項183】
Gが、
【化105】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、
【化106】

であり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項166の化合物又は塩。
【請求項184】
【化107】

より選択される化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項185】
請求項166〜184のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項186】
マラリアを動物において治療する方法であって、式IV:
【化108】

[式中:
Gは、
【化109】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、
【化110】

、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項187】
Gが
【化111】

であり、そしてそれぞれのXはSである、請求項186の方法。
【請求項188】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186又は請求項187の方法。
【請求項189】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186又は請求項187の方法。
【請求項190】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186又は請求項187の方法。
【請求項191】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでnは1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186〜190のいずれか1項の方法。
【請求項192】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186〜190のいずれか1項の方法。
【請求項193】
それぞれのRが、独立して、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186〜190のいずれか1項の方法。
【請求項194】
それぞれのRが、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項186〜190のいずれか1項の方法。
【請求項195】
それぞれのRが、独立して、CF、C(CH、又はハロである、請求項186〜194のいずれか1項の方法。
【請求項196】
それぞれのRがCFである、請求項186〜194のいずれか1項の方法。
【請求項197】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項186〜196のいずれか1項の方法。
【請求項198】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項186〜196のいずれか1項の方法。
【請求項199】
Gが、
【化112】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF、C(CH、又はハロであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)である、請求項186の方法。
【請求項200】
Gが、
【化113】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは3又は4である)である、請求項186の方法。
【請求項201】
Gが、
【化114】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項186の方法。
【請求項202】
Gが、
【化115】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項186の方法。
【請求項203】
Gが、
【化116】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、
【化117】

であり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項186の方法。
【請求項204】
化合物が、
【化118】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項186の方法。
【請求項205】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項186〜204のいずれか1項の方法。
【請求項206】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式IV:
【化119】

[式中:
Gは、
【化120】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、
【化121】

、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、又は−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H、CF、C(CH、ハロ、又はOHであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項207】
Gが
【化122】

であり、そしてそれぞれのXはSである、請求項206の方法。
【請求項208】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206又は請求項207の方法。
【請求項209】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206又は請求項207の方法。
【請求項210】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206又は請求項207の方法。
【請求項211】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでnは1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206〜210のいずれか1項の方法。
【請求項212】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206〜210のいずれか1項の方法。
【請求項213】
それぞれのRが、独立して、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206〜210のいずれか1項の方法。
【請求項214】
それぞれのRが、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型である、請求項206〜210のいずれか1項の方法。
【請求項215】
それぞれのRが、独立して、CF、C(CH、又はハロである、請求項206〜214のいずれか1項の方法。
【請求項216】
それぞれのRがCFである、請求項206〜214のいずれか1項の方法。
【請求項217】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項206〜216のいずれか1項の方法。
【請求項218】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項206〜216のいずれか1項の方法。
【請求項219】
Gが、
【化123】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF、C(CH、又はハロであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)である、請求項206の方法。
【請求項220】
Gが、
【化124】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは3又は4である)である、請求項206の方法。
【請求項221】
Gが、
【化125】

であり;
それぞれのXはSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、メチル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である、請求項206の方法。
【請求項222】
Gが、
【化126】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)の遊離塩基若しくは塩型であり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項206の方法。
【請求項223】
Gが、
【化127】

であり;
それぞれのXは、独立して、O又はSであり;
それぞれのRは、
【化128】

であり;
それぞれのRは、独立して、H又はCFであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項206の方法。
【請求項224】
化合物が、
【化129】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項206の方法。
【請求項225】
式V:
【化130】

[式中:
それぞれのXは、独立して、O、S、又はS(=O)であり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R{ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、1又は2である)である}であり;
それぞれのRは、独立して、H、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である;又は、それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である]の化合物、又はその医薬的に許容される塩[但し、該化合物は:
【化131】

ではない]。
【請求項226】
それぞれのXがSである、請求項225の化合物又は塩。
【請求項227】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)である、請求項225又は請求項226の化合物又は塩。
【請求項228】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは2であり、そしてそれぞれのRはHである)である、請求項225又は請求項226の化合物又は塩。
【請求項229】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である、請求項225又は請求項226の化合物又は塩。
【請求項230】
それぞれのRが−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である、請求項225又は請求項226の化合物又は塩。
【請求項231】
それぞれのRが、独立して、H、Br、F、Cl、CF、又はC(CHである、請求項225〜230のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項232】
それぞれのRが、Br、F、Cl、CF、又はC(CHである、請求項225〜230のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項233】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項234】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項235】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項236】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでnは2である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項237】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項238】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項239】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項240】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが−S−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項225〜232のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項241】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項242】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項243】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−S−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項244】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項245】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項246】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項247】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)であり;
それぞれのRは、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは3又は4である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項248】
それぞれのXが、独立して、S又はS(=O)であり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=O)−R{ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、1又は2である)である}であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ又はCFであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)である}である、請求項225の化合物又は塩。
【請求項249】
【化132−1】

【化132−2】

【化132−3】

より選択される化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項250】
請求項225〜249のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項251】
マラリアを動物において治療する方法であって、式V:
【化133】

[式中:
それぞれのXは、独立して、O、S、又はS(=O)であり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R{ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、1又は2である)である}であり;
それぞれのRは、独立して、H、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である;又は、それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項252】
それぞれのXがSである、請求項251の方法。
【請求項253】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)である、請求項251又は請求項252の方法。
【請求項254】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは2である)であり、そしてそれぞれのRはHである、請求項251又は請求項252の方法。
【請求項255】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である、請求項251又は請求項252の方法。
【請求項256】
それぞれのRが−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である、請求項251又は請求項252の方法。
【請求項257】
それぞれのRが、独立して、H、Br、F、Cl、CF、又はC(CHである、請求項251〜256のいずれか1項の方法。
【請求項258】
それぞれのRが、Br、F、Cl、CF、又はC(CHである、請求項251〜256のいずれか1項の方法。
【請求項259】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項260】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項261】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項262】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでnは2である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項263】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項264】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項265】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項266】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが−S−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項251〜258のいずれか1項の方法。
【請求項267】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項251の方法。
【請求項268】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)である}である、請求項251の方法。
【請求項269】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−S−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である}である、請求項251の方法。
【請求項270】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項251の方法。
【請求項271】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である}である、請求項251の方法。
【請求項272】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項251の方法。
【請求項273】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)であり;
それぞれのRは、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは3又は4である)である}である、請求項251の方法。
【請求項274】
それぞれのXが、独立して、S又はS(=O)であり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=O)−R{ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、1又は2である)である}であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ又はCFであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)である}である、請求項251の方法。
【請求項275】
化合物が、
【化134−1】

【化134−2】

【化134−3】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項251の方法。
【請求項276】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項251〜275のいずれか1項の方法。
【請求項277】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式V:
【化135】

[式中:
それぞれのXは、独立して、O、S、又はS(=O)であり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R{ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、又は−(CH−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、1又は2である)である}であり;
それぞれのRは、独立して、H、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である;又は、それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項278】
それぞれのXがSである、請求項277の方法。
【請求項279】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)である、請求項277又は請求項278の方法。
【請求項280】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは2であり、そしてそれぞれのRはHである)である、請求項277又は請求項278の方法。
【請求項281】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である、請求項277又は請求項278の方法。
【請求項282】
それぞれのRが−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である、請求項277又は請求項278の方法。
【請求項283】
それぞれのRが、独立して、H、Br、F、Cl、CF、又はC(CHである、請求項277〜282のいずれか1項の方法。
【請求項284】
それぞれのRが、Br、F、Cl、CF、又はC(CHである、請求項277〜282のいずれか1項の方法。
【請求項285】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項286】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項287】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項288】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでnは2である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項289】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項290】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項291】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項292】
それぞれのVがHであり、そしてそれぞれのVが−S−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは2である)である}である、請求項277〜284のいずれか1項の方法。
【請求項293】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項277の方法。
【請求項294】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−S−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2である)である}である、請求項277の方法。
【請求項295】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)であり;
それぞれのRは、独立して、CF又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−S−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である}である、請求項277の方法。
【請求項296】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH、−(CH−NH−C(=NH)NH、又は−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項277の方法。
【請求項297】
それぞれのXがSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=O)−R(ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、H又はメチルである)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは4である)である}である、請求項277の方法。
【請求項298】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である}である、請求項277の方法。
【請求項299】
それぞれのXがO又はSであり;
それぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)であり;
それぞれのRは、ハロ、CF、又はC(CHであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは3又は4である)である}である、請求項277の方法。
【請求項300】
それぞれのXが、独立して、S又はS(=O)であり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=O)−R{ここでそれぞれのnは、独立して、1又は2であり、そしてそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのpは、独立して、1又は2である)である}であり;
それぞれのRは、独立して、ハロ又はCFであり;そして
それぞれのVはHであり、そしてそれぞれのVは、独立して、−N−C(=O)−R{ここでそれぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)である}である、請求項277の方法。
【請求項301】
化合物が、
【化136−1】

【化136−2】

【化136−3】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項277の方法。
【請求項302】
式VI:
【化137】

[式中:
それぞれのYは、独立して、O、S、又はNHであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H、ハロ、CF、又はC(CHである]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項303】
それぞれのYが、独立して、O又はSである、請求項302の化合物又は塩。
【請求項304】
それぞれのYがO又はSである、請求項302の化合物又は塩。
【請求項305】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、2〜4である)である、請求項302〜304のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項306】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2〜4である)である、請求項302〜304のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項307】
それぞれのRが、独立して、ハロ、CF、又はC(CHである、請求項302〜306のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項308】
それぞれのRが、ハロ、CF、又はC(CHである、請求項302〜306のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項309】
【化138】

である、請求項302の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項310】
請求項302〜309のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項311】
マラリアを動物において治療する方法であって、式VI:
【化139】

[式中:
それぞれのYは、独立して、O、S、又はNHであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H、ハロ、CF、又はC(CHである]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項312】
それぞれのYが、独立して、O又はSである、請求項311の方法。
【請求項313】
それぞれのYがO又はSである、請求項311の方法。
【請求項314】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、2〜4である)である、請求項311〜313のいずれか1項の方法。
【請求項315】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2〜4である)である、請求項311〜313のいずれか1項の方法。
【請求項316】
それぞれのRが、独立して、ハロ、CF、又はC(CHである、請求項311〜315のいずれか1項の方法。
【請求項317】
それぞれのRが、ハロ、CF、又はC(CHである、請求項311〜315のいずれか1項の方法。
【請求項318】
化合物が、
【化140】

又はその医薬的に許容される塩である、請求項311の方法。
【請求項319】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項311〜318のいずれか1項の方法。
【請求項320】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式VI:
【化141】

[式中:
それぞれのYは、独立して、O、S、又はNHであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)であり;そして
それぞれのRは、独立して、H、ハロ、CF、又はC(CHである]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項321】
それぞれのYが、独立して、O又はSである、請求項320の方法。
【請求項322】
それぞれのYがO又はSである、請求項320の方法。
【請求項323】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH(ここでそれぞれのnは、独立して、2〜4である)である、請求項320〜322のいずれか1項の方法。
【請求項324】
それぞれのRが−(CH−NH(ここでそれぞれのnは2〜4である)である、請求項320〜322のいずれか1項の方法。
【請求項325】
それぞれのRが、独立して、ハロ、CF、又はC(CHである、請求項320〜324のいずれか1項の方法。
【請求項326】
それぞれのRが、ハロ、CF、又はC(CHである、請求項320〜324のいずれか1項の方法。
【請求項327】
化合物が、
【化142】

又はその医薬的に許容される塩である、請求項320の方法。
【請求項328】
マラリアを動物において治療する方法であって、式VII:
【化143】

[式中:
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又はCNであり;
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を前記動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項329】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、OH、CF、又はCNである、請求項328の方法。
【請求項330】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、CF、又はCNである、請求項328の方法。
【請求項331】
それぞれのRがメチル又はハロである、請求項328の方法。
【請求項332】
それぞれのRが、Br、F、又はClである、請求項328の方法。
【請求項333】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項328〜332のいずれか1項の方法。
【請求項334】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項328〜332のいずれか1項の方法。
【請求項335】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である、請求項328〜332のいずれか1項の方法。
【請求項336】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、OH、CF、又はCNであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項328の方法。
【請求項337】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、CF、又はCNであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項328の方法。
【請求項338】
それぞれのRがメチル又はハロであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である、請求項328の方法。
【請求項339】
化合物が、
【化144】

又はその医薬的に許容される塩である、請求項328の方法。
【請求項340】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項328〜339のいずれか1項の方法。
【請求項341】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式VII:
【化145】

[式中:
それぞれのRは、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ハロ、OH、CF、又はCNであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH又は−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項342】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、OH、CF、又はCNである、請求項341の方法。
【請求項343】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、CF、又はCNである、請求項341の方法。
【請求項344】
それぞれのRがメチル又はハロである、請求項341の方法。
【請求項345】
それぞれのRが、Br、F、又はClである、請求項341の方法。
【請求項346】
それぞれのRが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項341〜345のいずれか1項の方法。
【請求項347】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項341〜345のいずれか1項の方法。
【請求項348】
それぞれのRが−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である、請求項341〜345のいずれか1項の方法。
【請求項349】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、OH、CF、又はCNであり;そして
それぞれのRは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項341の方法。
【請求項350】
それぞれのRが、独立して、C−Cアルキル、ハロ、CF、又はCNであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1〜4である)である、請求項341の方法。
【請求項351】
それぞれのRがメチル又はハロであり;そして
それぞれのRは、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは1又は2である)である、請求項341の方法。
【請求項352】
化合物が、
【化146】

又はその医薬的に許容される塩である、請求項341の方法。
【請求項353】
式VIII:
【化147】

[式中:
Dは、
【化148】

であり;
それぞれのBは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)、
【化149】

であり;そして
それぞれのXは、独立して、O又はSである]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項354】
Dが
【化150】

である、請求項353の化合物又は塩。
【請求項355】
それぞれのBが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項353又は請求項354の化合物又は塩。
【請求項356】
それぞれのXがSである、請求項353〜355のいずれか1項の化合物又は塩。
【請求項357】
Dが
【化151】

であり;
それぞれのBは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)、又は
【化152】

であり;そして
それぞれのXはSである、請求項353の化合物又は塩。
【請求項358】
Dが
【化153】

であり;
それぞれのBは、独立して、
【化154】

であり;そして
それぞれのXは、独立して、O又はSである、請求項353の化合物又は塩。
【請求項359】
【化155】

より選択される化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項360】
請求項353〜359のいずれか1項の化合物又は塩と医薬的に許容される担体を含んでなる組成物。
【請求項361】
マラリアを動物において治療する方法であって、式VIII:
【化156】

[式中:
Dは、
【化157】

であり;
それぞれのBは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)、
【化158】

であり;そして
それぞれのXは、独立して、O又はSである]の化合物又はその医薬的に許容される塩の治療有効量を該動物へ投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項362】
Dが
【化159】

である、請求項361の方法。
【請求項363】
それぞれのBが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項361又は請求項362の方法。
【請求項364】
それぞれのXがSである、請求項361〜363のいずれか1項の方法。
【請求項365】
Dが
【化160】

であり;
それぞれのBは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)、又は
【化161】

であり;そして
それぞれのXはSである、請求項361の方法。
【請求項366】
Dが
【化162】

であり;
それぞれのBは、独立して、
【化163】

であり;そして
それぞれのXは、独立して、O又はSである、請求項361の方法。
【請求項367】
化合物が、
【化164】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項361の方法。
【請求項368】
マラリアがクロロキン感受性又はクロロキン耐性である、請求項361〜367のいずれか1項の方法。
【請求項369】
マラリア原虫(Plasmodium)種を殺すか又はその増殖を阻害する方法であって、式VIII:
【化165】

[式中:
Dは、
【化166】

であり;
それぞれのBは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)、
【化167】

であり;そして
それぞれのXは、独立して、O又はSである]の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量と該種を接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項370】
Dが
【化168】

である、請求項369の方法。
【請求項371】
それぞれのBが、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、1〜4である)である、請求項369又は請求項370の方法。
【請求項372】
それぞれのXがSである、請求項369〜371のいずれか1項の方法。
【請求項373】
Dが
【化169】

であり;
それぞれのBは、独立して、−(CH−NH−C(=NH)NH(ここでそれぞれのnは、独立して、3又は4である)、又は
【化170】

であり;そして
それぞれのXはSである、請求項369の方法。
【請求項374】
Dが
【化171】

であり;
それぞれのBは、独立して、
【化172】

であり;そして
それぞれのXは、独立して、O又はSである、請求項369の方法。
【請求項375】
化合物が、
【化173】

又はその医薬的に許容される塩より選択される、請求項369の方法。

【公表番号】特表2011−529502(P2011−529502A)
【公表日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−521231(P2011−521231)
【出願日】平成21年7月28日(2009.7.28)
【国際出願番号】PCT/US2009/051909
【国際公開番号】WO2010/014573
【国際公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【出願人】(509183246)ポリメディックス・インコーポレーテッド (6)
【出願人】(500429103)ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア (102)
【Fターム(参考)】