抗原性HIVC型ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、ポリペプチドおよびその使用
【課題】抗原性C型HIVポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、ならびに免疫原性組成物におけるこれらのポリヌクレオチドおよびポリペプチド産物の使用を提供する。
【解決手段】免疫原性HIV C型ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、DNA免疫化、パッケージング細胞株の作成、およびHIV C型タンパク質の産生を含む用途におけるこのポリヌクレオチドの使用。および新規のC型HIV配列によってコードされるポリペプチド、およびこれらまたは他のC型HIV配列から生成される合成発現カセット。
【解決手段】免疫原性HIV C型ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、DNA免疫化、パッケージング細胞株の作成、およびHIV C型タンパク質の産生を含む用途におけるこのポリヌクレオチドの使用。および新規のC型HIV配列によってコードされるポリペプチド、およびこれらまたは他のC型HIV配列から生成される合成発現カセット。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
X個連続したヌクレオチドを含むポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現カセットであって、ここで、(i)該X個連続したヌクレオチドが、配列番号46のY個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)XがYと等しく、そして(iii)Yが少なくとも97である、発現カセット。
【請求項2】
請求項1に記載の発現カセットであって、前記ポリヌクレオチドがさらに、配列番号119、配列番号120;配列番号121;配列番号122;配列番号123;配列番号124;配列番号125;配列番号126;配列番号127;配列番号131;配列番号132または配列番号133のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有する、D個連続したヌクレオチドを含み、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが少なくとも300であり、かつ、前記X個連続したヌクレオチドが、該D個連続したヌクレオチド内に存在する、発現カセット。
【請求項3】
請求項2に記載の発現カセットであって、ここで:
(a)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号123または配列番号124のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2433であるか;
(b)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号122のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2301であるか;
(c)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号125のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2517であるか;
(d)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号126または配列番号127のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2520であるか;
(e)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号119のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが1377であるか;
(f)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号120または配列番号121のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが1839であるか;あるいは
(g)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号132または配列番号133のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが1890である;
発現カセット
【請求項4】
請求項1に記載の発現カセットであって、
1つ以上のウイルスポリペプチドまたはウイルス抗原をコードする、1つ以上の核酸
をさらに含む、発現カセット。
【請求項5】
請求項4に記載の発現カセットであって、
前記ウイルスポリペプチドまたはウイルス抗原は、Gag、Env、vif、vpr、tat、rev、vpu、nef、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される、
発現カセット。
【請求項6】
請求項1に記載の発現カセットであって、
1つ以上のサイトカインをコードする1つ以上の核酸
をさらに含む、発現カセット。
【請求項7】
選択された宿主細胞において使用するための組換え発現系であって、
請求項1に記載の発現カセット
を含み、
前記ポリヌクレオチド配列は、該選択された宿主細胞における発現を駆動可能な制御エレメントをさらに含む、
組換え発現系。
【請求項8】
請求項7に記載の組換え発現系であって、
前記制御エレメントは、転写プロモーター、転写エンハンサーエレメント、転写終結シグナル、ポリアデニル化配列、翻訳の開始を最適化するための配列、および翻訳終止配列からなる群より選択される、
組換え発現系。
【請求項9】
請求項7に記載の組換え発現系であって、
前記転写プロモーターは、CMV、CMV+イントロンA、SV40、RSV、HIV−Ltr、MMLV−ltr、およびメタロチオネインからなる群より選択される、
組換え発現系。
【請求項10】
請求項1に記載の発現カセットを含む細胞であって、
前記ポリヌクレオチド配列は、前記選択された細胞における発現と適合性である制御エレメントをさらに含む、細胞。
【請求項11】
哺乳動物細胞、昆虫細胞、細菌細胞、酵母細胞、植物、抗原提示細胞、初代細胞、不死化細胞、および腫瘍由来の細胞からなる群より選択される、請求項10に記載の細胞。
【請求項12】
BHK細胞、VERO細胞、HT1080細胞、293細胞、RD細胞、COS−7細胞、およびCHO細胞からなる群より選択される、請求項11に記載の細胞。
【請求項13】
CHO細胞である、請求項12に記載の細胞。
【請求項14】
Trichoplusia ni(Tn5)昆虫細胞またはSf9昆虫細胞のうちのいずれかである、請求項11に記載の細胞。
【請求項15】
前記抗原提示細胞が、マクロファージ、単球、樹状細胞、B細胞、T細胞、幹細胞、およびそれらの前駆細胞からなる群より選択されるリンパ系細胞である、請求項11に記載の細胞。
【請求項1】
X個連続したヌクレオチドを含むポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を含む発現カセットであって、ここで、(i)該X個連続したヌクレオチドが、配列番号46のY個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)XがYと等しく、そして(iii)Yが少なくとも97である、発現カセット。
【請求項2】
請求項1に記載の発現カセットであって、前記ポリヌクレオチドがさらに、配列番号119、配列番号120;配列番号121;配列番号122;配列番号123;配列番号124;配列番号125;配列番号126;配列番号127;配列番号131;配列番号132または配列番号133のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有する、D個連続したヌクレオチドを含み、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが少なくとも300であり、かつ、前記X個連続したヌクレオチドが、該D個連続したヌクレオチド内に存在する、発現カセット。
【請求項3】
請求項2に記載の発現カセットであって、ここで:
(a)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号123または配列番号124のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2433であるか;
(b)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号122のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2301であるか;
(c)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号125のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2517であるか;
(d)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号126または配列番号127のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが2520であるか;
(e)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号119のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが1377であるか;
(f)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号120または配列番号121のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが1839であるか;あるいは
(g)(i)前記D個連続したヌクレオチドが、配列番号132または配列番号133のE個連続したヌクレオチドに対して少なくとも90%のパーセント同一性を有し、(ii)DがEと等しく、そして(iii)Eが1890である;
発現カセット
【請求項4】
請求項1に記載の発現カセットであって、
1つ以上のウイルスポリペプチドまたはウイルス抗原をコードする、1つ以上の核酸
をさらに含む、発現カセット。
【請求項5】
請求項4に記載の発現カセットであって、
前記ウイルスポリペプチドまたはウイルス抗原は、Gag、Env、vif、vpr、tat、rev、vpu、nef、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される、
発現カセット。
【請求項6】
請求項1に記載の発現カセットであって、
1つ以上のサイトカインをコードする1つ以上の核酸
をさらに含む、発現カセット。
【請求項7】
選択された宿主細胞において使用するための組換え発現系であって、
請求項1に記載の発現カセット
を含み、
前記ポリヌクレオチド配列は、該選択された宿主細胞における発現を駆動可能な制御エレメントをさらに含む、
組換え発現系。
【請求項8】
請求項7に記載の組換え発現系であって、
前記制御エレメントは、転写プロモーター、転写エンハンサーエレメント、転写終結シグナル、ポリアデニル化配列、翻訳の開始を最適化するための配列、および翻訳終止配列からなる群より選択される、
組換え発現系。
【請求項9】
請求項7に記載の組換え発現系であって、
前記転写プロモーターは、CMV、CMV+イントロンA、SV40、RSV、HIV−Ltr、MMLV−ltr、およびメタロチオネインからなる群より選択される、
組換え発現系。
【請求項10】
請求項1に記載の発現カセットを含む細胞であって、
前記ポリヌクレオチド配列は、前記選択された細胞における発現と適合性である制御エレメントをさらに含む、細胞。
【請求項11】
哺乳動物細胞、昆虫細胞、細菌細胞、酵母細胞、植物、抗原提示細胞、初代細胞、不死化細胞、および腫瘍由来の細胞からなる群より選択される、請求項10に記載の細胞。
【請求項12】
BHK細胞、VERO細胞、HT1080細胞、293細胞、RD細胞、COS−7細胞、およびCHO細胞からなる群より選択される、請求項11に記載の細胞。
【請求項13】
CHO細胞である、請求項12に記載の細胞。
【請求項14】
Trichoplusia ni(Tn5)昆虫細胞またはSf9昆虫細胞のうちのいずれかである、請求項11に記載の細胞。
【請求項15】
前記抗原提示細胞が、マクロファージ、単球、樹状細胞、B細胞、T細胞、幹細胞、およびそれらの前駆細胞からなる群より選択されるリンパ系細胞である、請求項11に記載の細胞。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11−1】
【図11−2】
【図11−3】
【図11−4】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16−1】
【図16−2】
【図16−3】
【図16−4】
【図16−5】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105A】
【図105B】
【図105C】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11−1】
【図11−2】
【図11−3】
【図11−4】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16−1】
【図16−2】
【図16−3】
【図16−4】
【図16−5】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105A】
【図105B】
【図105C】
【公開番号】特開2012−147792(P2012−147792A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−76530(P2012−76530)
【出願日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【分割の表示】特願2002−509356(P2002−509356)の分割
【原出願日】平成13年7月5日(2001.7.5)
【出願人】(591076811)ノバルティス バクシンズ アンド ダイアグノスティックス,インコーポレーテッド (265)
【出願人】(503009225)ユニバーシティ オブ ステレンボスク (3)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−76530(P2012−76530)
【出願日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【分割の表示】特願2002−509356(P2002−509356)の分割
【原出願日】平成13年7月5日(2001.7.5)
【出願人】(591076811)ノバルティス バクシンズ アンド ダイアグノスティックス,インコーポレーテッド (265)
【出願人】(503009225)ユニバーシティ オブ ステレンボスク (3)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]