説明

抗原生動物性トリアジンおよび駆虫性シクロデプシペプチドを含有する油性製剤

本発明は、寄生性原生動物に対して活性を有するトリアジンおよび駆虫性シクロデプシペプチドを含む油性製剤であって、動物におけるこれらの活性物質の組み合わせの経口投与に特に適している油性製剤に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、寄生性原生動物に対して活性を有するトリアジンおよび駆虫性シクロデプシペプチドを含む油性製剤であって、動物におけるこれらの活性物質の組み合わせの経口投与に特に適している油性製剤に関する。
【背景技術】
【0002】
トリアジン、特に、トルトラズリルおよびポンザズリル、ならびにそれらの寄生性原生動物(例えば、コクシジウム)に対する活性は、一連の刊行物により知られている。特に、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6および特許文献7を参照。特許文献8には、トルトラズリル−スルホン(ポナズリル)の半固体水性製剤が開示されている。
【0003】
環状デプシペプチドおよびそれらの内部寄生虫駆除活性は知られている:エンニアチンおよび他の18員環状デプシペプチド(特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12);24員環状デプシペプチド(特許文献13、特許文献14、特許文献15、特許文献16、特許文献17、特許文献18、特許文献19、特許文献20、特許文献21、特許文献22)、12個の環原子を有する環状デプシペプチド(特許文献23)。PF 1022およびエモデプシドのような環状オクタデプシペプチドならびにそれらの内部寄生虫(例えば、腸内線虫および組織中にすむ線虫)に対する活性は、同様に既に知られている。例えば、特許文献24、特許文献25を参照。デプシペプチド、特に、エモデプシドに関連するものとしてさらに以下の文献が挙げられる:特許文献26、特許文献27および特許文献28。
【0004】
したがって、寄生性原生動物に対して活性を有するトリアジンおよび駆虫性デプシペプチドを含む、特に経口投与に適している医薬製剤が必要とされている(例えば、非特許文献1を参照)。該トリアジンは、全身的に、すなわち、特に、経口投与の場合に、利用可能でなければならない。該トリアジンは、消化管から血流中に流通しなければならず、そこで寄生性原生動物に対して作用する。これに対して、駆虫性デプシペプチドは、該寄生虫を局所的に制御することを目的としているので、腸内で作用するべきである。駆虫性デプシペプチドは血流中に入る必要はなく、むしろ、血流中に入ることは副作用を回避するためには望ましくない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】西独特許出願公開第2718799号
【特許文献2】西独特許出願公開第2413722号
【特許文献3】欧州特許出願公開第116175号
【特許文献4】欧州特許出願公開第1246624号
【特許文献5】欧州特許出願公開第1140102号
【特許文献6】欧州特許出願公開第1311491号
【特許文献7】国際公開第2008/145281号
【特許文献8】国際公開第99/62519号
【特許文献9】欧州特許出願公開第644883号
【特許文献10】欧州特許出願公開第658551号
【特許文献11】欧州特許出願公開第669343号
【特許文献12】国際公開第95/27498号
【特許文献13】欧州特許出願公開第626376号
【特許文献14】欧州特許出願公開第626375号
【特許文献15】欧州特許出願公開第787141号
【特許文献16】欧州特許出願公開第903347号
【特許文献17】欧州特許出願公開第973756号
【特許文献18】国際公開第98/55469号
【特許文献19】国際公開第99/47506号
【特許文献20】国際公開第00/14079号
【特許文献21】国際公開第98/37088号
【特許文献22】国際公開第99/67281号
【特許文献23】欧州特許出願公開第664297号
【特許文献24】欧州特許出願公開第382173号
【特許文献25】欧州特許出願公開第634408号
【特許文献26】欧州特許出願公開第662326号
【特許文献27】欧州特許出願公開第1259250号
【特許文献28】国際公開第05/055973号
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】Barutzki D; Schaper R “Endoparasites in dogs and cats in Germany 1999-2002”. Parasitol. Res. 2003 Jul; 90 Suppl. 3:p. 148-50. Epub 2003, Aug. 19
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、当該目的は、デプシペプチドを腸内で局所的に利用可能にし、トリアジンを血流中で局所的に利用可能にする製剤を見つけ出すことであった。これに関連して重要なことは、2つの活性物質の各々の十分量が正しい活性部位にて利用可能であることである。デプシペプチドは、副作用に関して処置動物にとって重大ではない量だけが血流に到達すべきである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、寄生性原生動物に対して活性を有する粒径d(90)≦15μmのトリアジンおよび駆虫性シクロデプシペプチドを油性基剤中に含む製剤に関する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
寄生性原生動物に対して活性を有するトリアジンは、特に、式(I)または(II):
【化1】

[式中、
1は、R3−SO2−またはR3−S−を表し、
2は、アルキル、アルコキシ、ハロゲンまたはSO2N(CH3)2を表し、
3は、ハロアルキルを表し、
4およびR5は、互いに独立して、水素またはClを表し、
6は、フッ素または塩素を表す]
で示されるもの、ならびにそれらの生理学的に許容される塩である。
【0010】
トリアジンは、それ自体、特にコクシジウム感染症に対する活性物質として周知であり、一例として、トルトラズリルおよびポナズリルのようなトリアジントリオン、ならびにクラズリル、ジクラズリルおよびレトラズリルのようなトリアジンジオンが挙げられる。
【0011】
該トリアジンジオンは、式(II)によって示される:
クラズリル(式(II)において、R4 = Cl、R5 = H、R6 = Cl)
レトラズリル(式(II)において、R4 = Cl、R5 = Cl、R6 = F)および
ジクラズリル(式(II)において、R4 = Cl、R5 = Cl、R6 = Cl)。
【0012】
これらの1,2,4−トリアジンジオンの中では、ジクラズリルが最も好ましい。
【0013】
本発明において活性物質として特に好ましいのは、式(I)で示されるトリアジントリオンである:
2は、好ましくは、4個までの炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシを表し、特に好ましくは、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルを表す。
3は、好ましくは、1〜3個の炭素原子を有するパーフルオロアルキルを表し、特に好ましくは、トリフルオロメチルまたはペンタフルオロエチルを表す。
【0014】
好ましいトリアジントリオンは、式(I)で示される:
トルトラズリル(R1 = R3−S−、R2 = CH3、R3 = CF3
ポナズリル(R1 = R3−SO2−、R2 = CH3、R3 = CF3)。
【0015】
デプシペプチドは、ペプチドに類似しているが、1個以上のα−アミノ酸ユニットがα−ヒドロキシカルボン酸ユニットに置き換えられている点でペプチドと異なる。本発明で好ましく使用されるものは、環状デプシペプチド、特に、24個の環原子を有するもの(シクロオクタデプシペプチド)である。
【0016】
24個の環原子を有する環状デプシペプチドとしては、欧州特許出願公開第382173号により知られている下記式(IIIa):
【化2】

で示される化合物PF 1022が挙げられる。
【0017】
さらにまた、デプシペプチドとしては、国際公開第93/19053号により知られている化合物が挙げられる。
【0018】
国際公開第93/19053号から、特に、下記式(IIIb):
【化3】

[式中、
Zは、N−モルホリニル、アミノ、またはモノもしくはジメチルアミノを表す]
で示される化合物が挙げられる。
【0019】
さらにまた、下記式(IIIc):
【化4】

[式中、
1、R2、R3、R4は、互いに独立して、水素、C1〜C10−アルキルまたはアリール(特に、フェニル)(これらは、ヒドロキシル、C1〜C10−アルコキシまたはハロゲンによって置換されていてもよい)を表す]
で示される化合物が挙げられる。
【0020】
24個の環原子を有する環状デプシペプチドとしては、また、一般式(IIId):
【化5】

[式中、
1a、R2a、R11aおよびR12aは、互いに独立して、C1-8−アルキル、C1-8−ハロアルキル、C3-6−シクロアルキル、アラルキル、アリールを表し、
3a、R5a、R7a、R9aは、互いに独立して、水素、または直鎖もしくは分枝C1-8−アルキル(これらは、ヒドロキシル、C1-4−アルコキシ、カルボキシル、
【化6】

、カルボキサミド、
【化7】

、イミダゾリル、インドリル、グアニジノ、−SHまたはC1-4−アルキルチオによって置換されていてもよい)を表すか、アリールまたはアラルキル(これらは、それぞれ、ハロゲン、ヒドロキシル、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシによって置換されていてもよい)を表し、
4a、R6a、R8a、R10aは、互いに独立して、水素、直鎖C1-5−アルキル、C2-6−アルケニル、C3-7−シクロアルキル(これらは、それぞれ、ヒドロキシル、C1-4−アルコキシ、カルボキシル、カルボキサミド、イミダゾリル、インドリル、グアニジノ、SHまたはC1-4−アルキルチオによって置換されていてもよい)を表すか、アリールまたはアラルキル(これらは、それぞれ、ハロゲン、ヒドロキシル、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシによって置換されていてもよい)を表す]
で示される化合物ならびにそれらの光学異性体およびラセミ化合物が挙げられる。
【0021】
1a、R2a、R11aおよびR12aが、互いに独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−、s−もしくはt−ブチル、またはフェニル(これは、ハロゲン、C1-4−アルキル、OH、C1-4−アルコキシによって置換されていてもよい)を表すか、ベンジルまたはフェニルエチル(これらは、それぞれ、フェニルについて記載した基によって置換されていてもよい)を表し;
3a〜R10aが、上記の意味を有する、
式(IIId)で示される化合物を使用するのが好ましい。
【0022】
1a、R2a、R11aおよびR12aが、互いに独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、またはn−、s−もしくはt−ブチルを表し、
3a、R5a、R7a、R9aが、水素;直鎖もしくは分枝C1-8−アルキル、特に、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、またはn−、s−もしくはt−ブチル(これらは、それぞれ、C1-4−アルコキシ、特に、メトキシ、エトキシ、イミダゾリル、インドリルまたはC1-4−アルキルチオ、特に、メチルチオ、エチルチオによって置換されていてもよい)を表すか、フェニル、ベンジルまたはフェネチル(これらは、それぞれ、ハロゲン、特に、塩素によって置換されていてもよい)を表し、
4a、R6a、R8a、R10aが、互いに独立して、水素;メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、ビニル、シクロヘキシル(これらは、それぞれ、メトキシ、エトキシ、イミダゾリル、インドリル、メチルチオ、エチルチオによって置換されていてもよい)を表すか、イソプロピルまたはs−ブチルを表すか、ハロゲン置換されていてもよいフェニル、ベンジルまたはフェニルエチルを表す、
式(IIId)で示される化合物が特に好ましい。
【0023】
上記シクロオクタデプシペプチドは、知られており、既知の方法によって製造され得る。かくして、それらは、例えば、欧州特許出願公開第382173号、独国特許出願公開第4317432号、独国特許出願公開第4317457号、独国特許出願公開第4317458号、欧州特許出願公開第634408号、欧州特許出願公開第718293号、欧州特許出願公開第872481号、欧州特許出願公開第685469号、欧州特許出願公開第626375号、欧州特許出願公開第664297号、欧州特許出願公開第669343号、欧州特許出願公開第787141号、欧州特許出願公開第865498号、欧州特許出願公開第903347号に記載の方法によって得ることができる。
【0024】
本発明において特に好ましいデプシペプチドは、PF 1022 A(式(IIIa)を参照)およびエモデプシド(PF 1022−221、2つの基Zがモルホリニル基を表す式(IIIb)で示される化合物)である。INNエモデプシドは、系統名がシクロ[(R)−ラクトイル−N−メチル−L−ロイシル−(R)−3−(p−モルホリノフェニル)ラクトイル−N−メチル−L−ロイシル−(R)−ラクトイル−N−メチル−L−ロイシル−(R)−3−(p−モルホリノフェニル)ラクトイル−N−メチル−L−ロイシルである化合物である。
【0025】
該活性物質は、それらの構造に依存して、立体異性体形態で、または、立体異性体混合物として、例えばエナンチオマーまたはラセミ化合物またはジアステレオマーまたはジアステレオマー混合物として、存在することができる。立体異性体混合物だけではなく、純粋な立体異性体もまた本発明において使用することができる;例えば、エナンチオマーまたはジアステレオマーまたはそれらの各混合物を使用することができる。
【0026】
当該活性物質が互変異性体形態で存在し得る場合、本発明は、該互変異性体の使用も包含する。
【0027】
さらに、以下のものを使用することができる:当該活性物質の医薬上許容される酸または塩基による塩、および当該活性物質またはそれらの塩の溶媒和物、特に、水和物。
【0028】
適切な場合には、当該活性物質は、それらの塩、溶媒和物、および該塩の溶媒和物の形態で使用することもできる。
【0029】
本発明の範囲内で好ましい塩は、当該活性物質の生理学的に許容される塩である。
【0030】
当該活性物質の生理学的に許容される塩としては、当該活性物質の構造に依存して、鉱酸、カルボン酸およびスルホン酸の酸付加塩、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸および安息香酸の塩が挙げられる。
【0031】
適切な場合には、当該活性物質の生理学的に許容される塩としては、例えば、好ましくは、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩およびカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩およびマグネシウム塩)、およびアンモニアまたは炭素原子1〜16個を有する有機アミン由来のアンモニウム塩、例えば、好ましくは、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジメチルアミノエタノール、プロカイン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホリン、アルギニン、リジン、エチレンジアミン、N−メチルピペリジンおよびコリンのような慣用の塩基の塩が挙げられる。
【0032】
本発明の範囲内で、溶媒和物とは、固体または液体状態で溶媒分子の配位によって錯体を形成する当該活性物質の溶媒和物形態をいう。水和物は、配位が水によるものである溶媒和物の特定の形態である。
【0033】
さらにまた、本発明は、また、当該活性物質のプロドラッグに関する。用語「プロドラッグ」は、それ自体が生物学的に活性であっても不活性であってもよいが、それらの体内滞留時間の間に(例えば、代謝的または加水分解的に)反応して実際の活性物質となる化合物を含む。
【0034】
適切な場合には、本発明の生成物は、さらなる活性物質を含むことができる。好ましい例としては、プラジカンテルまたは大環状ラクトン(例えば、イベルメクチン、モキシデクチン等)が挙げられる。
【0035】
当該活性物質は、油性基剤中の本発明の製剤中に存在する。一般に、それらは、油性基剤に溶けにくいので、通常、該基剤中に懸濁している。好適な油性基剤は、好ましくは、液状の医薬上許容される油性物質である。好ましくは、これらは、医薬上許容される油性脂肪酸トリグリセライド、特に、炭素原子8〜20個を含む脂肪族脂肪酸によるものである。特に好ましい例は、ヒマワリ油、ダイズ油、ヒマシ油、ゴマ油、扁桃油、菜種油、小麦胚種油のような天然植物油、または魚油、または、中鎖トリグリセライド(MTC)、例えば、カプリル酸/カプリン酸トリグリセライド(Miglyol(登録商標)812)である。そのほかに油性基剤として好適なものは、杏仁油、キャノーラ油のような天然植物油、またはマレイン酸化ダイズ油のような変性植物油である。ヒマワリ油は、特に好ましい。油性基剤として好適な物質は、また、混合物としても使用され得る。通常、製剤は、10〜99重量%、好ましくは、50〜98重量%、特に好ましくは、80〜95重量%の量の油性基剤を含む。
【0036】
当該トリアジンは、微粒子化形態で使用される。微粒子化は、慣用の方法、例えば、本発明の場合には好適な油性媒体中で行われるのが有利であり得るビーズミル中での粉砕を使用して行うことができる。本明細書では、分散トリアジンは、d(90)≦15μm、好ましくは、d(90)≦12μm、特に好ましくは、d(90)≦10μm、特に非常に好ましくは、d(90)≦9μmの粒径(レーザー回折法、Malvern Mastersizer(登録商標)2000によって測定)を有する。本発明の目的のために、d(90)は、全粒子の90%がこの値以下の寸法(直径)を有する体積関連粒径分布を意味すると解される。当該活性物質の屈折率は知られていないので、本明細書で明記された粒径は、MalvernからのMastersizer 2000装置(分散ユニットHydro 2000G)およびFraunhofer回折の評価モデルを使用してレーザー回折法によって測定された。本明細書では、好適な量の試料を、分散媒体(低粘度鉱油)2〜3mlを使用して、撹拌しながら、前分散させる。次いで、分散物を装置の分散ユニットに入れ、測定する。評価ソフトウェアは、粒径をd(90)値などで示す。
【0037】
好ましくは、本発明の製剤は、また、増粘剤、例えば、コロイド状シリカまたは固体脂肪基剤、特に、グリセロールエステルを含む。好ましくは、これらは、C12〜C24脂肪酸とのエステルの形態をとる。グリセロールエステルとしては、グリセロールジエステル、例えば、ジベヘン酸グリセロール(Compritol 888 ATO);グリセロールトリエステル、例えば、C12〜C18飽和脂肪酸のグリセロールエステル(例えば、Gelucire(登録商標) 43/01)、トリラウリン酸グリセロール、トリミリスチン酸グリセロール、トリパルミチン酸グリセロールまたはトリステアリン酸グリセロール(例えば、Dynasan 118)、グリセロールモノ−、ジ−およびトリエステルの混合物、例えば、パルミトステアリン酸グリセロール(Precirol ATO 5)が挙げられる。他の例としては、ヤシ油、パーム油および/またはパーム核油をベースとするトリグリセライド(例えば、Witocan(登録商標)として市販されている硬化油脂)が挙げられる。クエン酸および/または乳酸のモノ−またはジグリセライドを使用することもできる。一例としては、クエン酸ステアリン酸グリセリル(Imwitor 372P)が挙げられる。他の例としては、グリセリルモノエステル、例えば、モノステアリン酸グリセリル(Imwitor 491);リノレオイルマクロゴールグリセライド(例えば、Labrafil M2125 CS);ヤシ油またはパーム核油をベースとする硬化トリグリセライド、例えば、水添ココグリセライド(例えば、Witocan 42/44);水添ヒマシ油(例えば、Cutina HR PH)が挙げられる。好ましく使用される物質は、C12〜C24脂肪酸とのグリセロールジエステルであり、特に好ましい例としては、ジベヘン酸グリセリルが挙げられる。増粘剤は、通常、1〜15重量%、好ましくは、1〜10重量%、特に好ましくは、2〜8重量%の量で用いられる。液体懸濁液を調製しようとする場合、一般に、5重量%以下の増粘剤が添加される。
【0038】
別の可能性として、一般に5重量%を超える増粘剤を含むペースト製剤がある。これに関連して、ペーストは、本質的な重さの結果として流動しないこれらの製剤(例えば、練り歯磨き)を意味すると解される。
【0039】
特に上記の好ましい増粘剤および特に好ましい増粘剤を使用した場合に、沈降および分解に対して非常に優れた安定性をもつ製剤が得られることが見出された。
【0040】
さらにまた、本発明の製剤は、好ましくは、抗酸化剤を含む。抗酸化剤は、例えば、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピルもしくはトコフェロール、またはこれらの抗酸化剤の組み合わせである。ブチルヒドロキシアニソール(BHA)または特にブチルヒドロキシトルエン(BHT)、またはこれらの抗酸化剤の組み合わせを使用するのが好ましい。それらは、個々の抗酸化剤のために慣用的に使用される量で使用される。一般に、濃度は、0.01〜3重量%、好ましくは、0.04〜0.5重量%である。
【0041】
さらにまた、該製剤は、好ましくは、保存剤、例えば、パラ−ヒドロキシ安息香酸エステル(パラベン)、例えば、4−ヒドロキシ安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息香酸エチルまたは4−ヒドロキシ安息香酸プロピルを含む。ソルビン酸を使用するのが好ましい。保存剤は、保存をもたらすのに十分な量で個々にまたは組み合わせて使用され得る。それらは、通常、0.01〜1重量%、好ましくは、0.02〜0.5重量%、特に好ましくは、0.02〜0.1重量%の濃度で存在する。
【0042】
さらにまた、当該製剤は、甘味剤、例えば、サッカリン、アスパルテームまたはシクラメートを含んでもよい。甘味剤の組み合わせも可能である。それらは、一般に、0.05〜0.5重量%の範囲の慣用的な濃度で使用される。
【0043】
さらにまた、当該製剤は、矯味矯臭剤またはアロマ物質を含んでもよい。好ましくは、肉フレーバー、例えば、「Artificial Beef Flavor」(Pharma Chemie, Inc., 1877 Midland Street, Syracuse, Nebr. 48666、特に、PC−0125として知られているもの)、好ましくは乾燥レバーパウダー(例えば、ブタまたはニワトリ由来のもの)が好ましい。矯味矯臭剤またはアロマ物質は、慣用的な濃度、一般に、1〜20重量%、好ましくは、2〜10重量%、特に好ましくは、3〜8重量%で使用される。
【0044】
本発明の製剤は、油性基剤中に成分を溶解または分散させることによって自体公知の方法で調製され得る。これに関連して、適切な場合には、該混合物を加温するのが有利であり得る。固体脂肪基剤を使用する場合、可能な方法は、固体脂肪基剤が溶融する温度に油性基剤を加温することである。次いで、該脂肪基剤および他の成分を撹拌しながら加え、該混合物を撹拌し続けながら冷却させる。
【0045】
本発明の生成物は、温血種にとって都合のよい毒性を有し、ヒトにおいて、ならびに家畜、育種動物、動物園の動物、研究動物、試験動物およびペットの飼育および育種において生じる病原性内部寄生虫を制御するのに適している。これに関連して、それらは、有害生物の全てのまたは個々の発生段階に対して、ならびに耐性種および通常の感受性種に対して活性を有する。当該活性物質を使用して、病原性内部寄生虫を制御することによって、疾患、死、および能力低下(例えば、食肉、ミルク、羊毛、皮革、卵、蜂蜜などの生産における能力低下)を軽減させて、その結果、より経済的かつ簡便な動物飼育が可能となることを目的とする。病原性内部寄生虫としては、条虫、吸虫、線虫、鉤頭虫が挙げられる。例としては、以下のものが挙げられる:
【0046】
擬葉目(Pseudophyllidea)からのもの、例えば:ディフロボスリウム・エスピーピー(Diphyllobothrium spp.)、スピロメトラ・エスピーピー(Spirometra spp.)、シストセファルス・エスピーピー(Schistocephalus spp.)、リグラ・エスピーピー(Ligula spp.)、ボスリジウム・エスピーピー(Bothridium spp.)、ジフロゴノポルス・エスピーピー(Diphlogonoporus spp.)。
【0047】
円葉目(Cyclophyllidea)からのもの、例えば:メソセストイデス・エスピーピー(Mesocestoides spp.)、アノプロセファラ・エスピーピー(Anoplocephala spp.)、パラノプロセファラ・エスピーピー(Paranoplocephala spp.)、モニエジア・エスピーピー(Moniezia spp.)、チサノソムサ・エスピーピー(Thysanosomsa spp.)、チサニエジア(Thysaniezia spp.)、アビテルリナ・エスピーピー(Avitellina spp.)、スチレシア・エスピーピー(Stilesia spp.)、シットタエニア・エスピーピー(Cittotaenia spp.)、アンヒラ・エスピーピー(Anhyra spp)、ベルチエルラ・エスピーピー(Bertiella spp.)、タエニア・エスピーピー(Taenia spp.)、エキノコッカス・エスピーピー(Echinococcus spp.)、ヒダチゲラ・エスピーピー(Hydatigera spp.)、ダバイネラ・エスピーピー(Davainea spp.)、ライルリエチナ・エスピーピー(Raillietina spp.)、ヒメノレピス・エスピーピー(Hymenolepis spp.)、エキノレピス・エスピーピー(Echinolepis spp.)、エキノコティレ・エスピーピー(Echinocotyle spp.)、ディオルキス・エスピーピー(Diorchis spp.)、ジピリジウム・エスピーピー(Dipylidium spp.)、ジョイオウキシエルラ・エスピーピー(Joyeuxiella spp.)、ジプロピリジウムジョイエウキシエルラ(Diplopylidium spp.)。
【0048】
単生綱(Monogenea)からのもの、例えば:ギロダクチルス・エスピーピー(Gyrodactylus spp.)、ダクチロギルス・エスピーピー(Dactylogyrus spp.)、ポリストーマ・エスピーピー(Polystoma spp.)。
【0049】
二生亜綱(Digenea)からのもの、例えば:ジプロストムム・エスピーピー(Diplostomum spp.)、ポストジプロストムム・エスピーピー(Posthodiplostomum spp.)、シストソーマ・エスピーピー(Schistosoma spp.)、トリコビハルジア・エスピーピー(Trichobilharzia spp.)、オルニトビルハルジア・エスピーピー(Ornithobilharzia spp.)、アウストビハルジア・エスピーピー(Austrobilharzia spp.)、ギガントビハルジア・エスピーピー(Gigantobilharzia spp.)、ロイコクロリジウム・エスピーピー(Leucochloridium spp.)、ブラキライマ・エスピーピー(Brachylaima spp.)、エキノストーマ・エスピーピー(Echinostoma spp.)、エキノパリフィウム・エスピーピー(Echinoparyphium spp.)、エキノチャスムス・エスピーピー(Echinochasmus spp.)、ヒポデラオウマ・エスピーピー(Hypoderaeum spp.)、ファスキオラ・エスピーピー(Fasciola spp.)、ファスキオリデス・エスピーピー(Fasciolides spp.)、ファスキオロプシス・エスピーピー(Fasciolopsis spp.)、シクロコエムル・エスピーピー(Cyclocoelum spp.)、チフロコエルム・エスピーピー(Typhlocoelum spp.)、パラムフィストムム・エスピーピー(Paramphistomum spp.)、カリコフォロン・エスピーピー(Calicophoron spp.)、コチロフォロン・エスピーピー(Cotylophoron spp.)、ギガントコチル・エスピーピー(Gigantocotyle spp.)、フィスコエデリウス・エスピーピー(Fischoederius spp.)、ガストロチラクス・エスピーピー(Gastrothylacus spp.)、ノトコトルス・エスピーピー(Notocotylus spp.)、カタトロピス・エスピーピー(Catatropis spp.)、プラギオルキス・エスピーピー(Plagiorchis spp.)、プロストゴニムス・エスピーピー(Prosthogonimus spp.)、ジクロコエリウム・エスピーピー(Dicrocoelium spp.)、ユーリトレマ・エスピーピー(Eurytrema spp.)、トログロトレマ・エスピーピー(Troglotrema spp.)、パラゴニムス・エスピーピー(Paragonimus spp.)、コルリリクルム・エスピーピー(Collyriclum spp.)、ナノフィエトゥス・エスピーピー(Nanophyetus spp.)、オピストルキス・エスピーピー(Opisthorchis spp.)、クロノルキス・エスピーピー(Clonorchis spp.)、メトルキス・エスピーピー(Metorchis spp.)、ヘテロフィエス・エスピーピー(Heterophyes spp.)、メタゴニムス・エスピーピー(Metagonimus spp.)。
【0050】
エノプルス目(Enoplida)からのもの、例えば:トリクリス・エスピーピー(Trichuris spp.)、カピルラリア・エスピーピー(Capillaria spp.)、トリクロモソイデス・エスピーピー(Trichlomosoides spp.)、トリキネラ・エスピーピー(Trichinella spp.)。
【0051】
桿線虫亜綱(Rhabditia)からのもの、例えば:ミクロネマ・エスピーピー(Micronema spp.)、ストロンギロイデス・エスピーピー(Strongyloides spp.)。
【0052】
円虫目(Strongylida)からのもの、例えば:ストロンギルス・エスピーピー(Strongylus spp.)、トリオドントフォルス・エスピーピー(Triodontophorus spp.)、エソファゴドントゥス・エスピーピー(Oesophagodontus spp.)、トリコネマ・エスピーピー(Trichonema spp.)、ギャロセファルス・エスピーピー(Gyalocephalus spp.)、シリンドロファリンクス・エスピーピー(Cylindropharynx spp.)、ポテリオストロムム・エスピーピー(Poteriostromum spp.)、シクロコセルクス・エスピーピー(Cyclococercus spp.)、シリコステファヌス・エスピーピー(Cylicostephanus spp.)、エソファゴストムム・エスピーピー(Oesophagostomum spp.)、カベルチア・エスピーピー(Chabertia spp.)、ステファヌルス・エスピーピー(Stephanurus spp.)、アンシロストーマ・エスピーピー(Ancylostoma spp.)、ウンシナリア・エスピーピー(Uncinaria spp.)、ブノストムム・エスピーピー(Bunostomum spp.)、グロボセファルス・エスピーピー(Globocephalus spp.)、シンガムス・エスピーピー(Syngamus spp.)、シアトストムム・エスピーピー(Cyathostomum spp.)、メタストロンギルス・エスピーピー(Metastrongylus spp.)、ジクチオカウルス・エスピーピー(Dictyocaulus spp.)、ムエルレリウス・エスピーピー(Muellerius spp.)、プロトストロンギルス・エスピーピー(Protostrongylus spp.)、ネオストロンギルス・エスピーピー(Neostrongylus spp.)、シストカウルス・エスピーピー(Cystocaulus spp.)、ニューモストロンギルス・エスピーピー(Pneumostrongylus spp.)、スピコカウルス・エスピーピー(Spicocaulus spp.)、エラフォストロンギルス・エスピーピー(Elaphostrongylus spp.)、パレラフォストロンギルス・エスピーピー(Parelaphostrongylus spp.)、クレノソーマ・エスピーピー(Crenosoma spp.)、パラクレノソーマ・エスピーピー(Paracrenosoma spp.)、アンギオストロンギルス・エスピーピー(Angiostrongylus spp.)、アエルロストロンギルス・エスピーピー(Aelurostrongylus spp.)、フィラロイデス・エスピーピー(Filaroides spp.)、パラフィラロイデス・エスピーピー(Parafilaroides spp.)、トリコストロンギルス・エスピーピー(Trichostrongylus spp.)、ヘモンクス・エスピーピー(Haemonchus spp.)、オステルタギア・エスピーピー(Ostertagia spp.)、マルシャルラギア・エスピーピー(Marshallagia spp.)、コオペリア・エスピーピー(Cooperia spp.)、ネマトジルス・エスピーピー(Nematodirus spp.)、ヒョーストロンギルス・エスピーピー(Hyostrongylus spp.)、オベリスコイデス・エスピーピー(Obeliscoides spp.)、アミドストムム・エスピーピー(Amidostomum spp.)、オルルラヌス・エスピーピー(Ollulanus spp.)、シリコシクルス・エスピーピー(Cylicocyclus spp.)、シリコドントフォルス・エスピーピー(Cylicodontophorus spp.)。
【0053】
蟯虫目(Oxyurida)からのもの、例えば:オキシウリス・エスピーピー(Oxyuris spp.)、エンテロビウス・エスピーピー(Enterobius spp.)、パッサルヌス・エスピーピー(Passalurus spp.)、シファシア・エスピーピー(Syphacia spp.)、アスピクルリス・エスピーピー(Aspiculuris spp.)、ヘテラキス・エスピーピー(Heterakis spp.)。
【0054】
回虫属(Ascaridia)からのもの、例えば:アスカリス・エスピーピー(Ascaris spp.)、トキサスカリス・エスピーピー(Toxascaris spp.)、トキソカラ・エスピーピー(Toxocara spp.)、パラスカリス・エスピーピー(Parascaris spp.)、アニサキス・エスピーピー(Anisakis spp.)、アスカリジア・エスピーピー(Ascaridia spp.)。
【0055】
旋尾線虫目(Spirurida)からのもの、例えば:グナトストーマ・エスピーピー(Gnathostoma spp.)、フィサロプテラ・エスピーピー(Physaloptera spp.)、テラジア・エスピーピー(Thelazia spp.)、ゴンギロネマ・エスピーピー(Gongylonema spp.)、ハブロネマ・エスピーピー(Habronema spp.)、パラブロネマ・エスピーピー(Parabronema spp.)、ドスキア・エスピーピー(Draschia spp.)、ドラクンクルス・エスピーピー(Dracunculus spp.)。
【0056】
糸状虫科(Filariida)からのもの、例えば:ステファノフィラリア・エスピーピー(Stephanofilaria spp.)、パラフィラリア・エスピーピー(Parafilaria spp.)、セタリア・エスピーピー(Setaria spp.)、ロア・エスピーピー(Loa spp.)、ジロフィラリア・エスピーピー(Dirofilaria spp.)、リトモソイデス・エスピーピー(Litomosoides spp.)、ブルギア・エスピーピー(Brugia spp.)、ウケレリア・エスピーピー(Wuchereria spp.)、オンコセルカ・エスピーピー(Onchocerca spp.)。
【0057】
ギガントリンクス目(Gigantorhynchida)からのもの、例えば:フィリコルリス・エスピーピー(Filicollis spp.)、モニリフォルミス・エスピーピー(Moniliformis spp.)、マクロアカントリンクス・エスピーピー(Macracanthorhynchus spp.)、プロステノルキス・エスピーピー(Prosthenorchis spp.)。
【0058】
本明細書で解決されるものは、もちろん、使用される活性物質の作用スペクトルである。かくして、例えば、デシペプチドは、一般に、吸虫、線虫、鉤頭虫に対して優れた活性を示すが、一般に、条虫(サナダムシ)に対して実際に関連のある活性を示さない。これに対して、例えば、プラジカンテルは、本質的に条虫に対してのみ活性を示す。
【0059】
線虫、例えば、円虫目(Strongylida)からのもの、例えば:アンシロストーマ・エスピーピー(Ancylostoma spp.)、ウンシナリア・エスピーピー(Uncinaria spp.);アンギオストロンギルス・エスピーピー(Angiostrongylus spp.);アエルロストロンギルス・エスピーピー(Aerulostrongylus spp.);回虫属(Ascaridia)からのもの、例えば:トキソカラ・エスピーピー(Toxocara spp.);トキサスカリス・エスピーピー(Toxascaris spp.);糸状虫科(Filariida)からのもの、例えば:ジロフィラリア・エスピーピー(Dirofilaria spp.)の制御もまた好ましい。
【0060】
円虫目(Strongylida)、特に、アンシロストーマ・エスピーピー(Ancylostoma spp.)、ウンシナリア・エスピーピー(Uncinaria spp.)を制御するため、および回虫属(Ascaridia)、特に、トキソカラ・エスピーピー(Toxocara spp.)、トキサスカリス・エスピーピー(Toxascaris spp.)の制御のための、本発明の生成物の使用が特に好ましい。
【0061】
当該製剤がサナダムシに対して活性を有する活性物質を含む場合、例えば、タエニア・エスピーピー(Taenia spp.)を制御するのが好ましい。
【0062】
寄生性原生動物は、特に、コクシジウムである。コクシジウムとしては、以下のものが挙げられる:
【0063】
鞭毛虫類(Mastigophora(Flagellata))、例えば、トリパノソーマ科(Trypanosomatidae)、例えばトリパノソーマ・ブルセイ(T. brucei)、トリパノソーマ・ガンビエンス(T. gambiense)、トリパノソーマ・ローデシエンス(T. rhodesiense)、トリパノソーマ・コンゴレンス(T. congolense)、トリパノソーマ・クルージ(T. cruzi)、トリパノソーマ・エバンス(T. evansi)、トリパノソーマ・エキナム(T. equinum)、トリパノソーマ・ルイス(T. lewisi)、トリパノソーマ・ペルカエ(T. percae)、トリパノソーマ・シミアエ(T. simiae)、トリパノソーマ・ビバックス(T. vivax)、リーシュマニア・ブラジリエンシス(Leishmania brasiliensis)、リーシュマニア・ドノバニ(L. donovani)、リーシュマニア・トロピカ(L. tropica)、例えば、トリコモナス科(Trichomonadidae)、例えばジアルジア・ランブリア(Giardia lamblia)、ジアルジア・カニス(G. canis)、有毛根足虫門(Sarcomastigophora)(根足虫上綱(Rhizopoda))、例えば、エントアメーバ科(Entamoebidae)、例えば赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)、ハルトマネラ科(Hartmanellidae)、例えばアカントアメーバ・エスピー(Acanthamoeba sp.)およびハルトマネラ・エスピー(Hartmanella sp.)、アピコンプレクス門(Apicomplexa)(胞子虫(Sporozoa))、例えば、エイメリア科(Eimeriidae)、例えば、エイメリア・アセルブリナ(Eimeria acervulina)、エイメリア・アデノイデス(E. adenoides)、エイメリア・アラバメンシス(E. alabahmensis)、エイメリア・アナチス(E. anatis)、エイメリア・アンセリス(E. anseris)、エイメリア・ロインギ(E. arloingi)、エイメリア・アシャタ(E. ashata)、エイメリア・オーブルネンシス(E. auburnensis)、エイメリア・ボビス(E. bovis)、エイメリア・ブルネッティ(E. brunetti)、エイメリア・カニス(E. canis)、エイメリア・チンチラエ(E. chinchillae)、エイメリア・クルペアラム(E. clupearum)、エイメリア・コランバエ(E. columbae)、エイメリア・コントルタ(E. ontorta)、エイメリア・クランダリス(E. crandalis)、エイメリア・デブリエキ(E. debliecki)、エイメリア・ジスペルサ(E. dispersa)、エイメリア・エリプソイダレス(E. ellipsoidales)、エイメリア・ファルシホルミス(E. falciformis)、エイメリア・ファウレイ(E. faurei)、エイメリア・フラベセンス(E. flavescens)、エイメリア・ガロパボニス(E. gallopavonis)、エイメリア・ハガニ(E. hagani)、エイメリア・インテスティナリス(E. intestinalis)、エイメリア・イロクオイナ(E. iroquoina)、エイメリア・イレシデュア(E. irresidua)、エイメリア・ラベアナ(E. labbeana)、エイメリア・ロイカルティ(E. leucarti)、エイメリア・マグナ(E. magna)、エイメリア・マクシマ(E. maxima)、エイメリア・メディア(E. media)、エイメリア・メレアグリディス(E. meleagridis)、エイメリア・メレアグリミティス(E. meleagrimitis)、エイメリア・ミティス(E. mitis)、エイメリア・ネカトリックス(E. necatrix)、エイメリア・ニナコーリアキモバエ(E. ninakohlyakimovae)、エイメリア・オビス(E. ovis)、エイメリア・パルバ(E. parva)、エイメリア・パボニス(E. pavonis)、エイメリア・ペルホランス(E. perforans)、エイメリア・ファサニ(E. phasani)、エイメリア・ピリホルミス(E. piriformis)、エイメリア・プラエコックス(E. praecox)、エイメリア・レシデュア(E. residua)、エイメリア・スカブラ(E. scabra)、エイメリア・スペック(E. spec.)、エイメリア・スティーダイ(E. stiedai)、エイメリア・スイス(E. suis)、エイメリア・テネラ(E. tenella)、エイメリア・トランカタ(E. truncata)、エイメリア・トルッタエ(E. truttae)、エイメリア・ズエルニ(E. zuernii)、グロビジウム・スペック(Globidium spec.)、イソスポラ・ベリ(Isospora belli)、イソスポラ・カニス(I. canis)、イソスポラ・フェリス(I. felis)、イソスポラ・オーイオエンシス(I. ohioensis)、イソスポラ・リボルタ(I. rivolta)、イソスポラ・スペック(I. spec.)、イソスポラ・スイス(I. suis)、ネオスポラ・カニナム(Neospora caninum)、ネオスポラ・フゲシ(N. hugesi)、シストイソスポラ・スペック(Cystisospora spec)、クリプトスポリジウム・スペック(Cryptosporidium spec.)、例えば、トキソプラズマ科(Toxoplasmadidae)、例えばトキソプラズマ・ゴンディ(Toxoplasma gondii)、例えば、ウマニクホウシムシ科(Sarcocystidae)、例えばサルコシスティス・ボビカニス(Sarcocystis bovicanis)、サルコシスティス・ボビホミニス(S. bovihominis)、サルコシスティス・ニューロナ(S. neurona)、サルコシスティス・オビカニス(S. ovicanis)、サルコシスティス・オビフェリス(S. ovifelis)、サルコシスティス・スペック(S. spec.)およびサルコシスティス・スイホミニス(S. suihominis)、例えば、ロイコチトゾーン科(Leucocytozoidae)、例えばロイコチトゾーン・サイモンディ(Leucocytozoon simondi)、例えば、プラスモディウム科(Plasmodiidae)、例えばネズミマラリア原虫(Plasmodium berghei)、熱帯熱マラリア原虫(P. falciparum)、四日熱マラリア原虫(P. malariae)、卵形マラリア原虫(P. ovale)、三日熱マラリア原虫(P. vivax)、プラスモディウム・スペック(P. spec.)、例えば、ピロプラズマ(Piroplasmea)、例えばバベシア・アルゼンティナ(Babesia argentina)、バベシア・ボビス(B. bovis)、バベシア・カニス(B. canis)、バベシア・スペック(B. spec.)、タイレリア・パルバ(Theileria parva)、タイレリア・スペック(Theileria spec.)、例えば、アデレア(Adeleina)、例えばヘパトゾーン・カニス(Hepatozoon canis)、ヘパトゾーン・スペック(H. spec.)。
【0064】
さらにまた、変形胞子虫亜門(Myxospora)および微胞子虫亜門(Microspora)、例えば、グルゲア・スペック(Glugea spec.)、ノゼマ・スペック(Nosema spec.)。
【0065】
さらにまた、ニューモシスティス・カリニ(Pneumocystis carinii)、および繊毛虫門(Ciliophora)(繊毛虫類(Ciliata))、例えば、大腸バランチジウム(Balantidium coli)、イクチオフチリウス・スペック(Ichthyophthirius spec.)、トリコジナ・スペック(Trichodina spec.)、エピスティリス・スペック(Epistylis spec.)。
【0066】
アピコンプレックス門(Apicomplexa)に属するこれらの原生動物、特に、イソスポラ・エスピーピー(Isospora spp.)、特に、犬イソスポラ(Isospora canis)および猫イソスポラ(Isospora felis)が特に強調される。
【0067】
家畜は、特に、哺乳動物、例えば、ウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ラクダ、水牛、ロバ、ウサギ、ダマジカ、トナカイ、毛皮用の熊、例えば、ミンク、チンチラ、アライグマが挙げられる。これらの家畜哺乳動物のうち好ましいのはウシ、ヒツジおよびブタである。また、本発明の使用には、哺乳動物ではないが家畜とみなされる以下の動物種が挙げられる:トリ、例えば、ニワトリ、ガチョウ、シチメンチョウ、アヒル;淡水魚および海水魚、例えば、マス、コイ、ウナギ;爬虫類;昆虫、例えば、ミツバチおよびカイコ。
【0068】
他のペットとしては、好ましくは、ネコ、および特にイヌが挙げられる。ペットにおいては、子猫、および特に子犬において上記した寄生虫を制御するのが好ましい。子犬は、一般に、1〜6ヶ月齢、好ましくは、2〜14週齢である。
【0069】
当該適用は、予防的または治療的に行われ得る。
【0070】
当該製剤は、好ましくは、経口投与される。
【0071】
当該製剤は、いずれの場合にも、活性物質を10ppm〜90重量%、好ましくは、50ppm〜50重量%、特に好ましくは、100ppm〜20重量%、好ましくは、100ppm〜10重量%の濃度で含む。
【0072】
本発明の製剤は、好ましくは、デプシペプチドを0.01〜3重量%、好ましくは、0.05〜1重量%、特に好ましくは、0.1〜0.2重量%含む。
【0073】
好ましくは、本発明の製剤は、トリアジンを0.1〜10重量%、好ましくは、1〜6重量%、特に好ましくは、2〜4重量%含む。
【0074】
本発明の生成物におけるデプシペプチド対トリアジンの重量比は、様々な因子に依存するが、一般に、1:99〜50:50、好ましくは、1:99〜30:70の範囲である。
【0075】
トリアジンの投与量は、動物種の関数として変化し得る。通常の投与量は、1日当たり処置動物の体重1kgにつき活性物質1〜60mg(mg/kg)、好ましくは、5〜40mg/kg、特に好ましくは、10〜30mg/kgである。
【0076】
トルトラズリルは、経口投与に使用した場合、通常、以下のとおり投与される(1日当たりの投与量):
ブタ: 体重1kg当たり15〜25mg、特に、体重1kg当たり約20mg
ウシ: 体重1kg当たり10〜20mg、特に、体重1kg当たり約15mg
ヒツジ: 体重1kg当たり15〜25mg、特に、体重1kg当たり約20mg
家禽: 体重1kg当たり10〜20mg、特に、体重1kg当たり約15mg
イヌ: 体重1kg当たり10〜20mg、特に、体重1kg当たり約15mg
ネコ: 体重1kg当たり10〜20mg、特に、体重1kg当たり約15mg
【0077】
家禽以外、例えば、ブタ、ウシおよびヒツジにおいては、トルトラズリルは、一治療につき1回投与されるだけであり、その結果、上記投与量は1日当たりでもあり、一治療当たりでもある。家禽においては、上記投与量は、連続した2日の間で分割投与される。
【0078】
1日当たりのデプシペプチドの通常の投与量は、1日当たり体重1kgにつき0.1〜100mg、好ましくは、1〜50mg/kgである。
【0079】
例えば、エモデプシドは、経口投与した場合、通常、以下のとおり投与される(1日当たりの投与量):
イヌ: 体重1kg当たり1〜5mg
子犬: 体重1kg当たり0.25〜2.5mg
ウシ: 体重1kg当たり0.5〜5mg
ヒツジ: 体重1kg当たり0.5〜5mg
【実施例】
【0080】
実施例の調製のために、油性基剤中にさらなる成分を分散させる。固体脂肪基剤の場合、該固体脂肪基剤が溶融する温度まで該油性基剤を加温する。次いで、撹拌しながら、該脂肪基剤および他の成分を添加し、撹拌し続けながら該混合物を冷却する。
【0081】
実施例では、トルトラズリルを微粒子化形態で使用して、正確にd(90)<15μmとする。
【0082】
実施例1
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
コロイド状シリカ(Aerosil 200) 3.0
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0083】
実施例2
%w/w
トルトラズリル 4.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
コロイド状シリカ(Aerosil 200) 3.0
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0084】
実施例3
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0085】
実施例4
%w/w
トルトラズリル 4.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0086】
実施例5
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 5.0
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0087】
実施例6
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 7.5
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0088】
実施例7
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
パルミトステアリン酸グリセリル(Precirol ATO 5) 3.5
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0089】
実施例8
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
グリセリル脂肪酸エステル(Gelucire 43/01) 3.5
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0090】
実施例9
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
Miglyol 812 100.0になるまで
【0091】
実施例10
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシトルエン 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0092】
実施例11
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
ダイズ油 100.0になるまで
【0093】
実施例12
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシトルエン 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
ヒマシ油 100.0になるまで
【0094】
実施例13
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシトルエン 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
ゴマ油 100.0になるまで
【0095】
実施例14
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシトルエン 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.08
魚油 100.0になるまで
【0096】
実施例15
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.04
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 2.1
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0097】
実施例16
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.2
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0098】
実施例17
%w/w
トルトラズリル 4.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.2
Aerosil 200 3.2
ソルビン酸 0.5
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0099】
実施例18
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.05
ブチルヒドロキシアニソール 0.2
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.5
ソルビン酸 0.3
カプリル酸/カプリン酸トリグリセライド(Miglyol 812) 100.0になるまで
【0100】
実施例19
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.2
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 1.6
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0101】
実施例20
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.5
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.7
ソルビン酸 0.5
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0102】
実施例21
%w/w
トルトラズリル 4.0
エモデプシド 0.1
ブチルヒドロキシアニソール 0.5
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 3.7
ソルビン酸 0.5
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0103】
実施例22
%w/w
トルトラズリル 2.0
エモデプシド 0.1
Praziquantel 1.0
ブチルヒドロキシアニソール 0.1
ジベヘン酸グリセリル(Compritol 888ATO) 5.0
ソルビン酸 0.08
ヒマワリ油 100.0になるまで
【0104】
生物学的実施例
A.子犬における線虫効力
線虫に対する当該懸濁液の生物学的活性を判定するために、子犬を、感染段階の様々な種類の線虫(表1を参照)に人工的に感染させた。明らかな感染を判定した後、該動物を様々な投与量の当該懸濁液で処理した。糞の研究に基づいて、卵排泄の減少および排泄された線虫の数を測定した。処置の5日後、参照生成物による二次処置を行った。その後、さらに糞の研究を行って、効力を算出した。
【0105】
【表1】

【0106】
B.子犬におけるイソスポラ種に対する活性
イヌにおけるイソスポラ種に対する当該懸濁液の効力を判定するために、子犬を、感染性オーシストで感染させた。糞の研究に基づいて明らかな感染を判定した後、子犬を様々な投与量で処置し、治療的処置の成功を、未処置対象群と比較して判定した。自然感染動物においてもまた、当該懸濁液の治療効果を判定した。さらにまた、予防的処置の成功を測定した;ここで、子犬を感染後3〜6日間処置した後、明らかなオーシスト排泄を測定することができた。糞の研究に基づいて、該処置の成功を、未処置対象と比較して判定した。
【0107】
【表2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
寄生性原生動物に対して活性を有する粒径d(90)≦15μmのトリアジンおよび駆虫性シクロデプシペプチドを油性基剤中に含む製剤。
【請求項2】
トリアジンが式(I)または(II):
【化1】

[式中、
1は、R3−SO2−またはR3−S−を表し、
2は、アルキル、アルコキシ、ハロゲンまたはSO2N(CH3)2 を表し、
3は、ハロアルキルを表し、
4およびR5は、互いに独立して、水素またはClを表し、
6は、フッ素または塩素を表す]
で示される化合物およびそれらの生理学的に許容される塩である、請求項1記載の製剤。
【請求項3】
トリアジンがトルトラズリル、ポナズリルまたはジクラズリルである、請求項1または2記載の製剤。
【請求項4】
環状デプシペプチドが24員オクタシクロデプシペプチドである、請求項1〜3いずれか1項記載の製剤。
【請求項5】
環状デプシペプチドがエモデプシドである、請求項4記載の製剤。
【請求項6】
環状デプシペプチドがPF 1022である、請求項4記載の製剤。
【請求項7】
増粘剤、特に、グリセロールエステルを含む、請求項1〜6いずれか1項記載の製剤。
【請求項8】
増粘剤としてC12〜C24脂肪酸とのグリセロールエステルを含む、請求項7記載の製剤。
【請求項9】
増粘剤としてジベヘン酸グリセロールを含む、請求項1〜8いずれか1項記載の製剤。
【請求項10】
以下のものを含む、請求項9記載の製剤:
トルトラズリル 2〜4重量%
エモデプシド 0.1〜0.2重量%
ジベヘン酸グリセロール 2〜5重量%
ブチルヒドロキシトルエン 0.05〜0.5重量%
ソルビン酸 0.02〜0.1重量%
ヒマワリ油 100重量%になるまで。
【請求項11】
ヒトまたは動物において寄生性原生動物および内部寄生虫を制御するための製剤の調製のための請求項1〜10いずれか1項記載の製剤の使用。
【請求項12】
動物における寄生性原生動物および内部寄生虫の制御のための請求項1〜10いずれか1項記載の製剤。

【公表番号】特表2012−520244(P2012−520244A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553335(P2011−553335)
【出願日】平成22年3月5日(2010.3.5)
【国際出願番号】PCT/EP2010/001396
【国際公開番号】WO2010/102762
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(508270727)バイエル・アニマル・ヘルス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (32)
【氏名又は名称原語表記】BAYER ANIMAL HEALTH GMBH
【Fターム(参考)】