抗感染ピリド(1,2−a)ピリミジン
本発明は、小分子化合物、及び細菌感染、特に結核の処置におけるそれらの使用に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式I:
【化385】
[式中、
mは、0、1、2又は3であり;
nは、1、2、3又は4であり;
oは、1、2、3又は4であり;
Aは、C5−C12ヘテロアリールであり;
R1は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルコキシ、C3−C15シクロアルキルアルキル、ヒドロキシル、ハロアルキル、オキソ、−OR5、−OC(O)R5、−OC(O)N(R5)2、−C(O)OR5、−C(O)R5、−C(O)N(R5)2、−CN、−NO2、−NH2、−N(R5)2、−N(R5)C(O)R5、−N(R5)C(O)N(R5)2、−OR5HetA、−OR5N(R5)2、−C(O)N(R5)R5HetA、−C(O)N(R5)HetA、−C(O)HetA、−C(O)N(R5)R5S(O)2R5;SH、C(S)H、−S(O)2N(R5)2、−S(O)2R5、−N(R5)C(O)R5SR5、−N(R5)R5S(O)2R4もしくは−N(R5)S(O)2R5、アリール、ベンジル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルからなる群より選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R2は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルキル、−NH2、−N(R6)2、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−S(O)R6、−S(O)2R6、−S(O)2N(R6)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR1及びR2の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R3は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ヒドロキシル、−OR6、−CN、−NO2、−NH2、−N(R6)C(O)R6、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−S(O)R6、−S(O)2R6、−S(O)2N(R6)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR3の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R4は、各々出現ごとに独立して、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ヒドロキシル、−OR6、−CN、−NO2、−NH2、−N(R6)C(O)R6、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−S(O)R6、−S(O)2R6、−S(O)2N(R6)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR4の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R5及びR6は、各々出現ごとに独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルからなる群より選択され(これらのいずれも場合により置換されている);そして
HetAは、ヘテロアリールである]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
一般式II:
【化386】
[式中、
pは、0、1、2又は3であり;
qは、1、2、3又は4であり;
rは、1、2、3又は4であり;
Xは、アルキル又はアリールであり;
Bは、C5−C12アリールであり;
R8は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ヒドロキシル、−OR10、−CN、−NO2、−NH2、−N(R10)C(O)R10、−C(O)R10、−C(O)−OR10、−C(O)N(R10)2、−S(O)R10、−S(O)2R10、−S(O)2N(R10)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロ−シクリルからなる群より選択されるか、あるいはR8の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R9は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルコキシ、C3−C15シクロアルキルアルキル、ヒドロキシル、オキソ、−OR11、−OC(O)R11、−OC(O)N(R11)2、−C(O)OR11、−C(O)R11、−C(O)N(R11)2、−CN、−NO2、−NH2、−N(R11)2、−N(R11)C(O)R11、−N(R11)C(O)N(R11)2、−OR11HetA、−OR11N(R11)2、−C(O)N(R11)R11HetA、−C(O)N(R11)HetA、−C(O)HetA、−C(O)N(R11)R11−S(O)2R11、−S(O)2N(R11)2、−S(O)2R11、−N(R11)C(O)R11SR11、−N(R11)R11S(O)2R11もしくは−N(R11)−S(O)2R11、−R11P(O)(OR11)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR9の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R10及びR11は、各々出現ごとに独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、又はヘテロシクリルからなる群より選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
HetAは、ヘテロアリールである]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項3】
一般式VIII:
【化387】
[式中、
mは、0、1、2又は3であり;
X3は、CH2、O、S及びNHを含む群から選択され;
X4は、ハロゲン化物、アルキル、OR23、SR24及びNR25R26を含む群から選択され;
R20は、アシル、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキルカルボン酸、アリールカルボン酸、アルキルカルボン酸アルキルエステル、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルヒドロキシ、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボン酸、シアノ、シクロアルキル、カルボン酸、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロアルキルエーテル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル及び水素を含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R21及びR22は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールエーテル、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシル、水素、ニトロ、チオ、スルホナート、スルホニル及びスルホニルアミノを含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R23は、アシル、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シクロアルキル、エステル、エーテル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、水素、チオ、スルホナート及びスルホニルアミノを含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R24は、アルキル、アルキルアリール、アルキレン、アルキニル、アリール、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル及び水素を含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);そして
R25及びR26は、各々独立して、アシル、アルキル、アミノアルキル、アルキレン、アルキルチオ、アルキニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シクロアルキル、エステル、エーテル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロアルキルエーテル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル及び水素を含む群から選択される(これらのいずれも場合により置換されている)]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項4】
一般式VIIIa:
【化388】
[式中、
oは、0、1、2又は3であり;
Z1及びZ2は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルコキシ、C3−C15シクロアルキルアルキル、ヒドロキシル、ハロアルキル、オキソ、−OR31、−OC(O)R31、−OC(O)N(R31)2、−C(O)OR31、−C(O)R31、−C(O)N(R31)2、−CN、−NO2、−NH2、−N(R31)2、−N(R31)C(O)R31、−N(R31)C(O)N(R31)2、−OR31HetA、−OR31N(R31)2、−C(O)N(R31)R31HetA、−C(O)N(R31)HetA、−C(O)HetA、−C(O)N(R31)R31S(O)2R31;SH、C(S)H、−S(O)2N(R31)2、−S(O)2R31、−N(R31)C(O)R31SR31、−N(R31)R31S(O)2R31もしくは−N(R31)S(O)2R31、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルを含む群から選択されるか、あるいはZ1及びZ2の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環、複素環又はヘテロアリール環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R27及びR28は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールエーテル、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシル、水素、ニトロ、チオ、スルホナート、スルホニル及びスルホニルアミノを含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R29及びR30は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールエーテル、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシル、水素、ニトロ、チオ、スルホナート、スルホニル及びスルホニルアミノを含む群から選択されるか、あるいはR29及びR30の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環、複素環、アリール環又はヘテロアリール環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R31は、各々出現ごとに独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルからなる群より選択される(これらのいずれも場合により置換されている)]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項5】
実施例6で示されたとおりの式1〜124のうちの1つ又は実施例7で示されたとおりの式125〜359のうちの1つ、好ましくは、表1及び図8で示されたとおりの式4、5、13、61、65、71、74、78、97、102、103、104、105もしくは117、又は好ましくは表2で示されたとおりの式132〜135、137、139〜140、147、151〜152、160、163、173、180、184〜185、193、195、199〜201、204、206〜222、224、226、229、231〜243、245〜278、280〜286、290〜305、316、324、337、340、341、355及び356、より好ましくは、表1〜4及び図7で示されたとおりの式4、5、13、61、65、71、74、78、97、102〜105、117、133、206〜210、220、231、232、235、236、257〜259、261、264、265、267、270、273、278、295、299〜305、337、340及び356を有し、そして請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
表1又は2に列挙した式のうちの1つを有し、そして請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
細菌感染の処置における使用のための、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
細菌感染が結核である、請求項7記載の化合物。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれかに記載の化合物及び薬学的に許容しうる希釈剤、担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項10】
細菌感染の処置の方法であって、薬学的に適切な量の請求項1〜8のいずれかに記載の化合物又は請求項9記載の医薬組成物を、それを必要としている患者に適用することを含む方法。
【請求項11】
細菌感染が結核である、請求項10記載の方法。
【請求項1】
一般式I:
【化385】
[式中、
mは、0、1、2又は3であり;
nは、1、2、3又は4であり;
oは、1、2、3又は4であり;
Aは、C5−C12ヘテロアリールであり;
R1は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルコキシ、C3−C15シクロアルキルアルキル、ヒドロキシル、ハロアルキル、オキソ、−OR5、−OC(O)R5、−OC(O)N(R5)2、−C(O)OR5、−C(O)R5、−C(O)N(R5)2、−CN、−NO2、−NH2、−N(R5)2、−N(R5)C(O)R5、−N(R5)C(O)N(R5)2、−OR5HetA、−OR5N(R5)2、−C(O)N(R5)R5HetA、−C(O)N(R5)HetA、−C(O)HetA、−C(O)N(R5)R5S(O)2R5;SH、C(S)H、−S(O)2N(R5)2、−S(O)2R5、−N(R5)C(O)R5SR5、−N(R5)R5S(O)2R4もしくは−N(R5)S(O)2R5、アリール、ベンジル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルからなる群より選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R2は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルキル、−NH2、−N(R6)2、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−S(O)R6、−S(O)2R6、−S(O)2N(R6)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR1及びR2の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R3は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ヒドロキシル、−OR6、−CN、−NO2、−NH2、−N(R6)C(O)R6、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−S(O)R6、−S(O)2R6、−S(O)2N(R6)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR3の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R4は、各々出現ごとに独立して、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ヒドロキシル、−OR6、−CN、−NO2、−NH2、−N(R6)C(O)R6、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−S(O)R6、−S(O)2R6、−S(O)2N(R6)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR4の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R5及びR6は、各々出現ごとに独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルからなる群より選択され(これらのいずれも場合により置換されている);そして
HetAは、ヘテロアリールである]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
一般式II:
【化386】
[式中、
pは、0、1、2又は3であり;
qは、1、2、3又は4であり;
rは、1、2、3又は4であり;
Xは、アルキル又はアリールであり;
Bは、C5−C12アリールであり;
R8は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、ヒドロキシル、−OR10、−CN、−NO2、−NH2、−N(R10)C(O)R10、−C(O)R10、−C(O)−OR10、−C(O)N(R10)2、−S(O)R10、−S(O)2R10、−S(O)2N(R10)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロ−シクリルからなる群より選択されるか、あるいはR8の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R9は、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルコキシ、C3−C15シクロアルキルアルキル、ヒドロキシル、オキソ、−OR11、−OC(O)R11、−OC(O)N(R11)2、−C(O)OR11、−C(O)R11、−C(O)N(R11)2、−CN、−NO2、−NH2、−N(R11)2、−N(R11)C(O)R11、−N(R11)C(O)N(R11)2、−OR11HetA、−OR11N(R11)2、−C(O)N(R11)R11HetA、−C(O)N(R11)HetA、−C(O)HetA、−C(O)N(R11)R11−S(O)2R11、−S(O)2N(R11)2、−S(O)2R11、−N(R11)C(O)R11SR11、−N(R11)R11S(O)2R11もしくは−N(R11)−S(O)2R11、−R11P(O)(OR11)2、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルからなる群より選択されるか、あるいはR9の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環又は複素環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R10及びR11は、各々出現ごとに独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、又はヘテロシクリルからなる群より選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
HetAは、ヘテロアリールである]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項3】
一般式VIII:
【化387】
[式中、
mは、0、1、2又は3であり;
X3は、CH2、O、S及びNHを含む群から選択され;
X4は、ハロゲン化物、アルキル、OR23、SR24及びNR25R26を含む群から選択され;
R20は、アシル、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキルカルボン酸、アリールカルボン酸、アルキルカルボン酸アルキルエステル、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルヒドロキシ、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボン酸、シアノ、シクロアルキル、カルボン酸、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロアルキルエーテル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル及び水素を含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R21及びR22は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールエーテル、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシル、水素、ニトロ、チオ、スルホナート、スルホニル及びスルホニルアミノを含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R23は、アシル、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シクロアルキル、エステル、エーテル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、水素、チオ、スルホナート及びスルホニルアミノを含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R24は、アルキル、アルキルアリール、アルキレン、アルキニル、アリール、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル及び水素を含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);そして
R25及びR26は、各々独立して、アシル、アルキル、アミノアルキル、アルキレン、アルキルチオ、アルキニル、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シクロアルキル、エステル、エーテル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロアルキルエーテル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル及び水素を含む群から選択される(これらのいずれも場合により置換されている)]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項4】
一般式VIIIa:
【化388】
[式中、
oは、0、1、2又は3であり;
Z1及びZ2は、各々独立して、水素、ハロゲン、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C3−C15シクロアルキルアルコキシ、C3−C15シクロアルキルアルキル、ヒドロキシル、ハロアルキル、オキソ、−OR31、−OC(O)R31、−OC(O)N(R31)2、−C(O)OR31、−C(O)R31、−C(O)N(R31)2、−CN、−NO2、−NH2、−N(R31)2、−N(R31)C(O)R31、−N(R31)C(O)N(R31)2、−OR31HetA、−OR31N(R31)2、−C(O)N(R31)R31HetA、−C(O)N(R31)HetA、−C(O)HetA、−C(O)N(R31)R31S(O)2R31;SH、C(S)H、−S(O)2N(R31)2、−S(O)2R31、−N(R31)C(O)R31SR31、−N(R31)R31S(O)2R31もしくは−N(R31)S(O)2R31、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクリルを含む群から選択されるか、あるいはZ1及びZ2の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環、複素環又はヘテロアリール環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R27及びR28は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールエーテル、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシル、水素、ニトロ、チオ、スルホナート、スルホニル及びスルホニルアミノを含む群から選択され(これらのいずれも場合により置換されている);
R29及びR30は、各々独立して、アルコキシ、アルキル、アルキルアミノ、アルキレン、アルキルエーテル、アルキルチオ、アルキニル、アミド、アミノ、アリール、アリールエーテル、アリールアルコキシ、アリールアミノ、アリールチオ、カルボキシ、シアノ、シクロアルキル、エステル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシル、水素、ニトロ、チオ、スルホナート、スルホニル及びスルホニルアミノを含む群から選択されるか、あるいはR29及びR30の2個の基は、互いに結合して5又は6員の環式環、複素環、アリール環又はヘテロアリール環を作り(これらのいずれも場合により置換されている);
R31は、各々出現ごとに独立して、水素、C1−C10アルキル、C3−C10シクロアルキル、C2−C10アルケニル、C3−C10シクロアルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10ハロアルキル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール又はヘテロシクリルからなる群より選択される(これらのいずれも場合により置換されている)]を有する化合物及びその薬学的に許容しうる塩。
【請求項5】
実施例6で示されたとおりの式1〜124のうちの1つ又は実施例7で示されたとおりの式125〜359のうちの1つ、好ましくは、表1及び図8で示されたとおりの式4、5、13、61、65、71、74、78、97、102、103、104、105もしくは117、又は好ましくは表2で示されたとおりの式132〜135、137、139〜140、147、151〜152、160、163、173、180、184〜185、193、195、199〜201、204、206〜222、224、226、229、231〜243、245〜278、280〜286、290〜305、316、324、337、340、341、355及び356、より好ましくは、表1〜4及び図7で示されたとおりの式4、5、13、61、65、71、74、78、97、102〜105、117、133、206〜210、220、231、232、235、236、257〜259、261、264、265、267、270、273、278、295、299〜305、337、340及び356を有し、そして請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
表1又は2に列挙した式のうちの1つを有し、そして請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
細菌感染の処置における使用のための、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
細菌感染が結核である、請求項7記載の化合物。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれかに記載の化合物及び薬学的に許容しうる希釈剤、担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項10】
細菌感染の処置の方法であって、薬学的に適切な量の請求項1〜8のいずれかに記載の化合物又は請求項9記載の医薬組成物を、それを必要としている患者に適用することを含む方法。
【請求項11】
細菌感染が結核である、請求項10記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図5e】
【図5f】
【図5g】
【図5h】
【図5i】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図5e】
【図5f】
【図5g】
【図5h】
【図5i】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図7】
【図8】
【公表番号】特表2013−517233(P2013−517233A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548380(P2012−548380)
【出願日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際出願番号】PCT/EP2011/000135
【国際公開番号】WO2011/085990
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(509080129)インスティチュート・パスツール・コリア (6)
【氏名又は名称原語表記】INSTITUT PASTEUR KOREA
【出願人】(591100596)アンスティチュ ナショナル ドゥ ラ サンテ エ ドゥ ラ ルシェルシュ メディカル (59)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際出願番号】PCT/EP2011/000135
【国際公開番号】WO2011/085990
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(509080129)インスティチュート・パスツール・コリア (6)
【氏名又は名称原語表記】INSTITUT PASTEUR KOREA
【出願人】(591100596)アンスティチュ ナショナル ドゥ ラ サンテ エ ドゥ ラ ルシェルシュ メディカル (59)
【Fターム(参考)】
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