説明

抗拡張I型スフィンゴ糖脂質抗体、その誘導体および使用

拡張I型鎖スフィンゴ糖脂質に特異的に結合するヒト抗体およびそれらの抗体の抗原結合部分を提供する。本発明はまた、該抗体の可変重鎖および可変軽鎖のアミノ酸配列およびそれらの対応する核酸配列を含む。本発明の別の実施形態は、1つまたは複数の相補性決定領域(CDR)またはCDR由来領域を含む結合分子を得るための、目的の抗体のCDR領域配列を含み、該CDR領域配列はそれらが得られた親分子の拡張I型スフィンゴ糖脂質結合能力を保持する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
Leを含む拡張I型鎖を含むエピトープに特異的に結合するヒトモノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、前記エピトープは、癌細胞で発現され、前記抗体またはその抗原結合部分は、ヒト赤血球に結合しない、ヒトモノクローナル抗体またはその抗原結合部分。
【請求項2】
Leに結合しない、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
Leに結合しない、請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
Le−Leに結合しない、請求項1に記載の抗体。
【請求項5】
約5μg/mlの抗体濃度にて約20/1のE/T比で、ADCCアッセイでColo205細胞の約50%を溶解する、請求項1に記載の抗体。
【請求項6】
前記癌細胞がLe−Leを発現する、請求項1に記載の抗体。
【請求項7】
前記癌細胞が上皮細胞である、請求項1に記載の抗体。
【請求項8】
前記上皮細胞が、結腸、直腸、食道、肺、前立腺、乳房、または膵臓を含む、請求項7に記載の抗体。
【請求項9】
前記その部分がscFである、請求項1に記載の抗体。
【請求項10】
κ鎖を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項11】
γ鎖を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項12】
GNX−8から得られるCDR領域を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項13】
請求項1に記載の抗体および薬理学的に活性な薬剤を含む組成物。
【請求項14】
請求項1に記載の抗体および検出可能な部分を含む製品。
【請求項15】
請求項1に記載の抗体および薬学的に許容される担体、賦形剤、または希釈剤を含む組成物。

【公表番号】特表2012−502027(P2012−502027A)
【公表日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−526023(P2011−526023)
【出願日】平成20年9月7日(2008.9.7)
【国際出願番号】PCT/US2008/075533
【国際公開番号】WO2010/027364
【国際公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【出願人】(511057696)グリコネックス インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】