説明

抗結核剤としてのスペクチナミド類

新規の3’-デオキシ-3’-アシルアミノスペクチノマイシン化合物を記述する。3’-デオキシ-3-アシルアミノスペクチノマイシン化合物および他のスペクチノマイシン類似体を結核の処置において、および微生物感染症の処置において用いる方法も記述する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物:
【化1】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;そして
R5は-C(=O)R6であり、ここでR6は:
(a)-CH2NHC(CH3)3、-CH2CH(CH3)2、-CH(NH2)CH(CH3)CH2CH3、-CH(NH2)CH(CH3)2、-CH(CH2C6H5)NHC(=O)CH2NH2、-CH2CH2NHC(=O)C6H5、および-CH2CH2NHC(=O)CH2C6H5からなるグループから選択され;または
(b)ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、2-置換フェニル、4-ハロ-置換フェニル、-CH2R7、および-C(R8)2からなるグループから選択され;ここでR7はアラルキル、置換アラルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、および置換フェニルからなるグループから選択され、ここで前記の置換フェニルはフルオロ-置換フェニル、アルキル-置換フェニル、2-置換フェニル、3-モノ-置換フェニル、2,3-ジ-置換フェニル、および2個のフェニル炭素が合わせてアルキレンで置換されているジ-置換フェニルからなるグループから選択され;そしてそれぞれのR8は独立してアリールもしくは置換アリールである;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項2】
R1およびR2がそれぞれHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1およびR2がそれぞれベンジルオキシカルボニルならびに1個以上のハロ、アルコキシ、およびニトロ基により置換されたベンジルオキシカルボニルからなるグループから選択されるアラルコキシカルボニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R1およびR2がそれぞれベンジルオキシカルボニルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R3がメチルまたはブチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
R4がH、OH、メチル、またはメトキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R6が4-フルオロフェニルまたは2-フルオロフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R6がピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、フラニル、トリアゾリル、トリアジニル、ベンゾフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾイル、チアゾイル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾオキサゾリル、およびベンゾチアゾリルからなるグループから選択されるヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R6が-C(R8)2であり、それぞれのR8がフェニルまたは置換フェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
式(I)の化合物が式(Ia)の化合物である、請求項1に記載の化合物:
【化2】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;そして
R7はアラルキル、置換アラルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、および置換フェニルからなるグループから選択され、ここで前記の置換フェニルはフルオロ-置換フェニル、アルキル-置換フェニル、2-置換フェニル、3-モノ-置換フェニル、2,3-ジ-置換フェニル、および2個のフェニル炭素が合わせてアルキレンで置換されているジ-置換フェニルからなるグループから選択される;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項11】
R7が4-フルオロフェニル、4-メチルフェニル、3-メチルフェニル、3-メトキシフェニル、2-メトキシフェニル、3,4-メチレンジオキシフェニル、および2,3-ジフルオロフェニルからなるグループから選択される置換フェニルである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
R7がピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾイル、チアゾイル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾオキサゾリル、およびベンゾチアゾリルからなるグループから選択されるヘテロアリール基を含むヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールである、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
R7が置換ヘテロアリールであり、そのヘテロアリールがNH2、OH、アルキルアミノ、アリールアミノ、ニトロ、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、ペルハロアルコキシ、アラルキル、アシル、アリール、アリールオキシ、および置換アリールからなるグループの内の1個以上で置換されている、請求項10に記載の化合物。
【請求項14】
R7が置換ヘテロアリールであり、そのヘテロアリールがフルオロ、クロロ、ブロモ、メトキシ、メチル、ニトロ、トリフルオロメトキシ、フェニルアミノ、フェニル、およびトリフルオロメチルからなるグループの内の1個以上で置換されている、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
R7がアラルキルまたは置換アラルキルであり、前記のアラルキルまたは置換アラルキルがヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を含む、請求項10に記載の化合物。
【請求項16】
R7が窒素を含有するヘテロアリール基を含み、式(Ia)の化合物が式(Ib)、(Ic)、または(Id)の内の1種類の構造を有する、請求項10に記載の化合物:
【化3】

【化4】

または
【化5】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;
X1はCHまたはNであり;
X2およびX3はそれぞれO、S、またはNHであり;
R9、R10、R11、R12、R13、およびR14は独立してH、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、N(R15)2、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、ペルハロアルコキシ、アラルキル、置換アラルキル、アラルコキシ、アリール、アリールオキシ、アシルおよび置換アリールからなるグループから選択され;
またはここでR9およびR10は合わせて、もしくはR11およびR12は合わせてアルキレンであり;そして
それぞれのR15は独立してH、アルキル、置換アルキル、アラルキル、置換アラルキル、アリール、および置換アリールからなるグループから選択される;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項17】
請求項1に記載の化合物であって、その化合物が以下のものからなるグループから選択される、前記化合物:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-ピリジン-3-イル)プロピオニルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-4-フルオロベンゾイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-ピリジン-2-カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-p-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ-フェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3,4-(メチレンジオキシ)フェニル]アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-m-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリミジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-アミノチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フルオロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2,3-ジフルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-メトキシフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリダジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピラジン-2-イル)カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾオキサゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(1H-イミダゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3(R)-アミノ-3-(4-フルオロフェニル)]プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ニトロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾチアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-フルオロベンゼン-1-イル)カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2,2-ジフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ブロモピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-フェニルチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フェニルピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-(フェニルアミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-クロロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(キノリン-8-イル)カルボニルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((3-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-クロロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(tert-ブチルアミノ)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メチル)ブタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[(2S,3S)-2-アミノ-3-メチル]ペンタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[2(S)-アミノ-3-メチル]ブタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[2(S)-(2-アミノアセトアミド)-3-フェニル]プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-3-ベンズアミドプロパノイルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-3-(2-フェニルアセトアミド)プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項18】
その化合物が医薬的に許容できる塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
その化合物が塩酸塩または臭化水素酸塩である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
以下のもの:
(a)請求項1に記載の化合物;および
(b)医薬的に許容できるキャリヤー
を含む医薬配合物。
【請求項21】
その医薬的に許容できるキャリヤーがヒトにおいて医薬的に許容できる、請求項20に記載の医薬配合物。
【請求項22】
さらに追加の抗細菌化合物を含む、請求項20に記載の医薬配合物。
【請求項23】
その追加の抗細菌化合物が抗結核化合物である、請求項22に記載の医薬配合物。
【請求項24】
その追加の抗細菌化合物がイソニアジド、エタンブトール、リファンピシン、カナマイシン、カプレオマイシン、リネゾリド、およびストレプトマイシンからなるグループから選択される、請求項22に記載の医薬配合物。
【請求項25】
その配合物が経口または局所投与のためのものである、請求項20に記載の医薬配合物。
【請求項26】
それの処置を必要とする対象において細菌感染症を処置する方法であって、その方法がその対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグを投与することを含む、前記方法:
【化6】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;そして
R5は-C(=O)R6であり、ここでR6は:
(a)-CH2NHC(CH3)3、-CH2CH(CH3)2、-CH(NH2)CH(CH3)CH2CH3、-CH(NH2)CH(CH3)2、-CH(CH2C6H5)NHC(=O)CH2NH2、-CH2CH2NHC(=O)C6H5、および-CH2CH2NHC(=O)CH2C6H5るからなるグループから選択され;または
(b)ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、2-置換フェニル、4-ハロ-置換フェニル、-CH2R7、および-C(R8)2からなるグループから選択され;ここでR7はアラルキル、置換アラルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、および置換フェニルからなるグループから選択され、ここで前記の置換フェニルはフルオロ-置換フェニル、アルキル-置換フェニル、2-置換フェニル、3-モノ-置換フェニル、2,3-ジ-置換フェニル、および2個のフェニル炭素が合わせてアルキレンで置換されているジ-置換フェニルからなるグループから選択され;そしてそれぞれのR8は独立してアリールまたは置換アリールである。
【請求項27】
R1およびR2がそれぞれHである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
R3がメチルまたはブチルである、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
R4がH、OH、メチル、またはメトキシである、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
R6が4-フルオロフェニルである、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
R6がピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾイル、チアゾイル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾオキサゾリル、およびベンゾチアゾリルからなるグループから選択されるヘテロアリールである、請求項26に記載の方法。
【請求項32】
式(I)の化合物が式(Ia)の化合物である、請求項26に記載の方法:
【化7】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;そして
R7はアラルキル、置換アラルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、および置換フェニルからなるグループから選択され、ここで前記の置換フェニルはフルオロ-置換フェニル、アルキル-置換フェニル、2-置換フェニル、3-モノ-置換フェニル、2,3-ジ-置換フェニル、および2個のフェニル炭素が合わせてアルキレンで置換されているジ-置換フェニルからなるグループから選択される;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグである。
【請求項33】
R7が4-フルオロフェニル、4-メチルフェニル、3-メチルフェニル、3-メトキシフェニル、2-メトキシフェニル、3,4-メチレンジオキシフェニル、および2,3-ジフルオロフェニルからなるグループから選択される置換フェニルである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
R7がピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾイル、チアゾイル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾオキサゾリル、およびベンゾチアゾリルからなるグループから選択されるヘテロアリール基を含むヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールである、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
R7が置換ヘテロアリールであり、そのヘテロアリールがNH2、OH、アルキルアミノ、アリールアミノ、ニトロ、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、ペルハロアルコキシ、アラルキル、アシル、アリール、アリールオキシ、および置換アリールからなるグループの内の1個以上で置換されている、請求項32に記載の方法。
【請求項36】
R7が置換ヘテロアリールであり、そのヘテロアリールがフルオロ、クロロ、ブロモ、メトキシ、メチル、ニトロ、トリフルオロメトキシ、フェニルアミノ、フェニル、およびトリフルオロメチルからなるグループの内の1個以上で置換されている、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
R7がアラルキルまたは置換アラルキルであり、前記のアラルキルまたは置換アラルキルがヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を含む、請求項32に記載の方法。
【請求項38】
R7が窒素を含有するヘテロアリール基を含み、式(Ia)の化合物が式(Ib)、(Ic)、または(Id)の内の1種類の構造を有する、請求項32に記載の方法:
【化8】

【化9】

または
【化10】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;
X1はCHまたはNであり;
X2およびX3はそれぞれO、S、またはNHであり;
R9、R10、R11、R12、R13、およびR14は独立してH、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、N(R15)2、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、ペルハロアルコキシ、アラルキル、置換アラルキル、アラルコキシ、アリール、アリールオキシ、アシルおよび置換アリールからなるグループから選択され;
またはここでR9およびR10は合わせて、もしくはR11およびR12は合わせてアルキレンであり;そして
それぞれのR15は独立してH、アルキル、置換アルキル、アラルキル、置換アラルキル、アリール、および置換アリールからなるグループから選択される;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項39】
請求項26に記載の方法であって、その化合物が以下のものからなるグループから選択される、前記方法:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-ピリジン-3-イル)プロピオニルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-4-フルオロベンゾイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-ピリジン-2-カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-p-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ-フェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3,4-(メチレンジオキシ)フェニル]アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-m-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリミジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-アミノチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フルオロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2,3-ジフルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-メトキシフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリダジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾオキサゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(1H-イミダゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3(R)-アミノ-3-(4-フルオロフェニル)]プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ニトロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾチアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ブロモピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-フェニルチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フェニルピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-(フェニルアミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-クロロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(キノリン-8-イル)カルボニルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((3-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-クロロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(tert-ブチルアミノ)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メチル)ブタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[(2S,3S)-2-アミノ-3-メチル]ペンタノイルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[2(S)-アミノ-3-メチル]ブタノイルアミノスペクチノマイシン;
またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項40】
その化合物が経口で、または局所的に投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項41】
追加の療法的化合物が式(I)の化合物の投与の前、後、または間にその対象に投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項42】
その感染症がグラム陽性菌の感染症である、請求項26に記載の方法。
【請求項43】
その感染症がバシラス・アンスラシス感染症、エンテロコッカス・フェカーリス感染症、およびストレプトコッカス・ニューモニエ感染症からなるグループから選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項44】
その感染症がバシラス・アンスラシス感染症であり、式(I)の化合物が3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン、3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン、または3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-アミノチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグである、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
その感染症がストレプトコッカス・ニューモニエ感染症であり、式(I)の化合物が以下のものからなるグループから選択される、請求項43に記載の方法:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾオキサゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(1H-イミダゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3(R)-アミノ-3-(4-フルオロフェニル)]プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ニトロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾチアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリミジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ブロモピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-フェニルチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フェニルピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-(フェニルアミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フルオロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2,3-ジフルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-クロロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチル-アミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((3-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)-アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-クロロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項46】
その感染症がエンテロコッカス・フェカーリス感染症であり、式(I)の化合物が以下のものからなるグループから選択される、請求項43に記載の方法:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フルオロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾチアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フェニルピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-クロロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチル-アミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((3-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチル-アミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)-アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項47】
その感染症がマイコバクテリウム・ツベルクローシス感染症であり、式(I)の化合物が以下のものからなるグループから選択される、請求項43に記載の方法:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-p-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ-フェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-アミノチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フルオロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(1H-イミダゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾオキサゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ニトロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾチアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ブロモピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フェニルピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-フェニルアミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-クロロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((3-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-クロロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項48】
式(I)の化合物が以下のこと:
(a)感染の危険がある対象における細菌感染症;
(b)細菌感染症の再発;および
(c)それらの組み合わせ
の内の1つの発生を防ぐ、または低減するために予防的に投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項49】
式(I)の化合物が既存の細菌感染症を処置するために投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項50】
それの処置を必要とする対象において結核を処置する方法であって、その方法がその対象に有効量の式(I)の化合物またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグを投与することを含む、前記方法:
【化11】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;そして
R5はアルキル、置換アルキル、アラルキル、置換アラルキル、アリール、置換アリール、およびアシルからなるグループから選択される。
【請求項51】
R1およびR2がそれぞれHである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
R3がメチルまたはブチルである、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
R4がH、OH、メチル、またはメトキシである、請求項50に記載の方法。
【請求項54】
R5がアシルである、請求項50に記載の方法。
【請求項55】
R5が構造-C(=O)R6を有し、ここでR6がアルキル、置換アルキル、アラルキル、置換アラルキル、アリール、および置換アリールからなるグループから選択される、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
R6がヘテロアリール、置換ヘテロアリール、2-置換フェニル、4-ハロ-置換フェニル、-CH2R7、および-C(R8)2からなるグループから選択され;
R7がアラルキル、置換アラルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、および置換フェニルからなるグループから選択され、ここで前記の置換フェニルはフルオロ-置換フェニル、アルキル-置換フェニル、2-置換フェニル、3-モノ-置換フェニル、2,3-ジ-置換フェニル、および2個のフェニル炭素が合わせてアルキレンで置換されているジ-置換フェニルからなるグループから選択され;そして
それぞれのR8が独立してアリールまたは置換アリールである;
請求項55に記載の方法。
【請求項57】
R6が-CH2NHC(CH3)3、-CH2CH(CH3)2、-CH(NH2)CH(CH3)CH2CH3、-CH(NH2)CH(CH3)2、-CH(CH2C6H5)NHC(=O)CH2NH2、-CH2CH2NHC(=O)C6H5、および-CH2CH2NHC(=O)CH2C6H5からなるグループから選択される、請求項55に記載の方法。
【請求項58】
式(I)の化合物が式(Ia)の化合物である、請求項50に記載の方法:
【化12】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;そして
R7はアラルキル、置換アラルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、および置換フェニルからなるグループから選択され、ここで前記の置換フェニルはフルオロ-置換フェニル、アルキル-置換フェニル、2-置換フェニル、3-モノ-置換フェニル、2,3-ジ-置換フェニル、および2個のフェニル炭素が合わせてアルキレンで置換されているジ-置換フェニルからなるグループから選択される;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグである。
【請求項59】
R7が4-フルオロフェニル、4-メチルフェニル、3-メチルフェニル、3-メトキシフェニル、2-メトキシフェニル、3,4-メチレンジオキシフェニル、および2,3-ジフルオロフェニルからなるグループから選択される置換フェニルである、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
R7がピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、フラニル、ベンゾフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾイル、チアゾイル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾオキサゾリル、およびベンゾチアゾリルからなるグループから選択されるヘテロアリール基を含むヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールである、請求項58に記載の方法。
【請求項61】
R7がピリジル、チアゾイル、ベンゾオキサゾリル、およびベンゾチアゾリルから選択されるヘテロアリール基を含むヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールである、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
R7が置換ヘテロアリールであり、そのヘテロアリールがNH2、OH、アルキルアミノ、アリールアミノ、ニトロ、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、ペルハロアルコキシ、アラルキル、アシル、アリール、アリールオキシ、および置換アリールからなるグループの内の1個以上で置換されている、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
R7が置換ヘテロアリールであり、そのヘテロアリールがフルオロ、クロロ、ブロモ、メトキシ、メチル、ニトロ、トリフルオロメトキシ、フェニルアミノ、フェニル、およびトリフルオロメチルからなるグループの内の1個以上で置換されている、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
R7がアラルキルまたは置換アラルキルであり、前記のアラルキルまたは置換アラルキルがヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を含む、請求項58に記載の方法。
【請求項65】
R7が窒素を含有するヘテロアリール基を含み、式(Ia)の化合物が式(Ib)、(Ic)、または(Id)の内の1種類の構造を有する、請求項58に記載の方法:
【化13】

【化14】

または
【化15】

ここで:
R1およびR2はそれぞれ独立してH、アルコキシカルボニル、またはアラルコキシカルボニルであり;
R3はアルキルであり;
R4はH、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり;
X1はCHまたはNであり;
X2およびX3はそれぞれO、S、またはNHであり;
R9、R10、R11、R12、R13、およびR14は独立してH、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、N(R15)2、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、ペルハロアルコキシ、アラルキル、置換アラルキル、アラルコキシ、アリール、アリールオキシ、アシルおよび置換アリールからなるグループから選択され;
またはここでR9およびR10は合わせて、もしくはR11およびR12は合わせてアルキレンであり;そして
それぞれのR15は独立してH、アルキル、置換アルキル、アラルキル、置換アラルキル、アリール、および置換アリールからなるグループから選択される;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項66】
その化合物が以下のものからなるグループから選択される、請求項50に記載の方法:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-ピリジン-3-イル)プロピオニルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-4-フルオロベンゾイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-ピリジン-2-カルボキシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-p-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ-フェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3,4-(メチレンジオキシ)フェニル]アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-m-トリルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-アミノチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フルオロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2,3-ジフルオロフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-メトキシフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリダジン-3-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾオキサゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(1H-イミダゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[3(R)-アミノ-3-(4-フルオロフェニル)]プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(チアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ニトロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ベンゾチアゾール-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[2(S)-アミノ-3-フェニル]プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-ブロモピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-フェニルチアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(ピリジン-2-イル)プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-フェニルピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-(フェニルアミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-クロロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(キノリン-8-イル)カルボニルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチル-アミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((3-フルオロフェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチル-アミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)チアゾール-4-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-クロロピリジン-2-イル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(tert-ブチルアミノ)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メチル)ブタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[(2S,3S)-2-アミノ-3-メチル]ペンタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[2(S)-アミノ-3-メチル]ブタノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-ドデカノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-アミノ)-プロパノイルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フェニルアセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-シクロプロピルメチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メチル)ブチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-ドデシルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-イル-メチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ)ベンジルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロ)ベンジルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-メチル)ベンジルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-フェニルエチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-メトキシフェニル)アセチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-[2(S)-アミノプロパノイルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(2-アミノ)アセチルアミノスペクチノマイシン;
またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項67】
その化合物が医薬的に許容できる塩である、請求項50に記載の方法。
【請求項68】
その化合物が塩酸塩または臭化水素酸塩である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
その化合物が経口で、または吸入により投与される、請求項50に記載の方法。
【請求項70】
さらにその対象に追加の療法的化合物を投与することを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項71】
その追加の療法的化合物が抗生物質である、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
その追加の療法的化合物が抗結核療法剤である、請求項70に記載の方法。
【請求項73】
その追加の療法的化合物がイソニアジド、エタンブトール、リファンピシン、カナマイシン、カプレオマイシン、リネゾリド、およびストレプトマイシンからなるグループから選択される、請求項70に記載の方法。
【請求項74】
式(I)の化合物が以下のこと:
(a)感染の危険がある対象におけるマイコバクテリウム・ツベルクローシス感染症;
(b)マイコバクテリウム・ツベルクローシス感染症の再発;および
(c)それらの組み合わせ
の内の1つの発生を防ぐ、または低減するために予防的に投与される、請求項50に記載の方法。
【請求項75】
式(I)の化合物が既存のマイコバクテリウム・ツベルクローシス感染症を処置するために投与される、請求項50に記載の方法。
【請求項76】
式(I)の化合物がマイコバクテリウム・ツベルクローシスの多剤耐性株の感染症を処置するために投与される、請求項50に記載の方法。
【請求項77】
式(I)の化合物が25μg/mL以下のマイコバクテリウム・ツベルクローシスに対する最小阻止濃度(MIC)を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項78】
以下のものからなるグループから選択される化合物:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-シクロプロピルメチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-イル-メチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ)ベンジルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロ)ベンジルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-フェニルエチルアミノスペクチノマイシン;
またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグ。
【請求項79】
それの処置を必要とする対象において細菌感染症を処置する方法であって、その方法がその対象に有効量(amound)の、以下のものからなるグループから選択される化合物またはその医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグを投与することを含む、前記方法:
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-シクロプロピルメチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-イル-メチルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(3-メトキシ)ベンジルアミノスペクチノマイシン;
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-(4-フルオロ)ベンジルアミノスペクチノマイシン;および
3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-2-フェニルエチルアミノスペクチノマイシン。
【請求項80】
請求項79に記載の方法であって、その細菌感染症がエンテロコッカス・フェカーリス感染症であり、その方法が有効量の3’-ジヒドロ-3’-デオキシ-4(R)-フラン-2-イル-メチルアミノスペクチノマイシン、またはそれらの医薬的に許容できる塩もしくはプロドラッグを投与することを含む、前記方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2013−500270(P2013−500270A)
【公表日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−521874(P2012−521874)
【出願日】平成22年7月26日(2010.7.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/043244
【国際公開番号】WO2011/011783
【国際公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【出願人】(512018287)ユニバーシティ オブ テネシー リサーチ ファウンデーション (1)
【Fターム(参考)】