説明

抗菌剤としてのカチオンで置換されたベンゾフラン

処置を必要とする対象における結核菌感染を処置する方法であって、該対象に有効量のカチオンで置換されたベンゾフラン化合物を投与することを含む方法。処置を必要とする対象におけるドノバン・リーシュマニア、ローデシア・トリパノソーマ、クルーズ・トリパノソーマ、および熱帯熱マラリア原虫のような原生動物病原体、およびカンジダ・アルビカンス、アスペルギルス・フミガーツフ、およびクリプトコッカス・ネオフォルマンスのような真菌病原体からの感染を含む、微生物感染の処置法であって、該対象に有効量のカチオンで置換されたベンゾフラン化合物を投与することを含む、方法。新規カチオンで置換されたベンゾフラン化合物の合成法および該新規化合物それら自体。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
処置を必要とする対象における微生物感染を処置する方法であって、該対象に有効量の式(I):
【化1】

nは1から8の整数であり;
pおよびqは互いに独立して0から3の整数であり;
およびXは互いに独立してO、S、およびNRから成る群から選択され、ここでRはH、アルキル、アリール、アルコキシル、およびアリールオキシルから成る群から選択され;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;そして
およびRは互いに独立して:
【化2】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項2】
微生物感染が結核菌感染、ドノバン・リーシュマニア感染、ローデシア・トリパノソーマ感染、クルーズ・トリパノソーマ感染、熱帯熱マラリア原虫感染、カンジダ・アルビカンス感染、アスペルギルス・フミガーツフ感染、およびクリプトコッカス・ネオフォルマンス感染から成る群から選択されるものである、請求項1記載の方法。
【請求項3】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化3】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項1記載の方法。
【請求項4】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化4】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項1記載の方法。
【請求項5】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化5】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項1記載の方法。
【請求項6】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化6】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項1記載の方法。
【請求項7】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化7】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項1記載の方法。
【請求項8】
化合物が:
2−(3−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)プロポキシ)
フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ペンチルオキシ)
フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)プロポキシ)
フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)
ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(3−(4−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;および
2−(4−(5−(4−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン
から成る群から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項9】
式(I)の化合物を薬学的に許容される塩の形で投与する、請求項1記載の方法。
【請求項10】
薬学的に許容される塩が塩酸塩である、請求項9記載の方法。
【請求項11】
処置を必要とする対象における微生物感染を処置する方法であって、該対象に有効量の式(II):
【化8】

〔式中、
pおよびqは0から3の整数であり;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;そして
およびRは互いに独立して:
【化9】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項12】
微生物感染が結核菌感染、ドノバン・リーシュマニア感染、ローデシア・トリパノソーマ感染、クルーズ・トリパノソーマ感染、熱帯熱マラリア原虫感染、カンジダ・アルビカンス感染、アスペルギルス・フミガーツフ感染、およびクリプトコッカス・ネオフォルマンス感染から成る群から選択されるものである、請求項11記載の方法。
【請求項13】
およびRが各々
【化10】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項11記載の方法。
【請求項14】
およびRが各々
【化11】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項11記載の方法。
【請求項15】
およびRが各々
【化12】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項11記載の方法。
【請求項16】
およびRが各々
【化13】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項11記載の方法。
【請求項17】
およびRが各々
【化14】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項11記載の方法。
【請求項18】
およびRが各々
【化15】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
pが1であり;
が−OCHであり;そして
が環Cの7位にある、
請求項11記載の方法。
【請求項19】
およびRが各々
【化16】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
pが1であり;
が−OCHであり;そして
が環Cの7位にある、
請求項11記載の方法。
【請求項20】
化合物が:
2−(4−カルバムイミドイルフェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−カルバムイミドイルフェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−カルバムイミドイルフェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−カルバムイミドイルフェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−カルバムイミドイルフェニル)−7−メトキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)−7−メトキシベンゾフラン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(N−メトキシカルバムイミドイル)フェニル)−N−メトキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−6−カルボキサミジン;および
2−(4−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−6−カルボキサミジン
から成る群から選択される、請求項11記載の方法。
【請求項21】
式(II)の化合物を薬学的に許容される塩の形で投与する、請求項11記載の方法。
【請求項22】
薬学的に許容される塩が塩酸塩である、請求項21記載の方法。
【請求項23】
処置を必要とする対象における微生物感染を処置する方法であって、該対象に有効量の式(III):
【化17】

〔式中、
nは1から8の整数であり;
pおよびqは0から3の整数であり;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;そして
およびRは互いに独立して:
【化18】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
)。〕
の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項24】
微生物感染が結核菌感染、ドノバン・リーシュマニア感染、ローデシア・トリパノソーマ感染、クルーズ・トリパノソーマ感染、熱帯熱マラリア原虫感染、カンジダ・アルビカンス感染、アスペルギルス・フミガーツフ感染、およびクリプトコッカス・ネオフォルマンス感染から成る群から選択されるものである、請求項23記載の方法。
【請求項25】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化19】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項23記載の方法。
【請求項26】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化20】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項23記載の方法。
【請求項27】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化21】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項23記載の方法。
【請求項28】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化22】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項23記載の方法。
【請求項29】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化23】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項23記載の方法。
【請求項30】
化合物が:
2−((4−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)ベンゾフラン−4−カルボキサミジン;
2−((4−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−4−カルボキサミジン;
ビス(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタン;
2−((5−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−((5−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
ビス(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタン;
ビス(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタン;
2−(2−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(2−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(2−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(2−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(3−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(3−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(3−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(3−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(4−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(4−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(4−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(4−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(5−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(5−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(5−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(5−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(5−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(5−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(5−(6−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(5−(6−(N−メトキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−メトキシベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(N−メトキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−メトキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(N−メトキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−メトキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(5−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(5−(N−メトキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−メトキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(5−(5−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;および
2−(5−(5−(N−メトキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−メトキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン
から成る群から選択される、請求項23記載の方法。
【請求項31】
式(III)の化合物を薬学的に許容される塩の形で投与する、請求項23記載の方法。
【請求項32】
薬学的に許容される塩が塩酸塩である、請求項31記載の方法。
【請求項33】
式(I):
【化24】

〔式中、
nは1から8の整数であり;
pおよびqは0から3の整数であり;
およびXは互いに独立してO、S、およびNRから成る群から選択され、ここでRはH、アルキル、アリール、アルコキシル、およびアリールオキシルから成る群から選択され;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;そして
およびRは互いに独立して:
【化25】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物。
【請求項34】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化26】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項33記載の化合物。
【請求項35】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化27】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項33記載の化合物。
【請求項36】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化28】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項33記載の化合物。
【請求項37】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化29】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項33記載の化合物。
【請求項38】
およびXが両方ともOであり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
が環Bの3”位および4”位の一箇所にあり;
nが3から6の整数であり;
およびRが各々
【化30】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Bの1”位および2”位の一箇所にある、
請求項33記載の化合物。
【請求項39】
化合物が:
2−(3−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)プロポキシ)
フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)
ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)
ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(3−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(3−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(3−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(3−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(3−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
プロポキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(4−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(4−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(4−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)ブトキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(5−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(5−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ペンチルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(6−(4−カルバムイミドイルフェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(6−(4−(N−イソプロピルカルバムイミドイル)フェノキシ)ヘキシルオキシ)フェニル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(4−(6−(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)フェノキシ)
ヘキシルオキシ)フェニル)ベンゾフラン−6−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール;
2−(4−(3−(4−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェノキシ)プロポキシ)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;および
2−(4−(5−(4−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)フェノキシ)ペンチルオキシ)フェニル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン
から成る群から選択される、請求項33記載の化合物。
【請求項40】
請求項33記載の化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項41】
塩が塩酸塩である、請求項40記載の薬学的に許容される塩。
【請求項42】
式(II):
【化31】

〔式中、
pおよびqは0から3の整数であり;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;そして
およびRは互いに独立して:
【化32】

式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物。
【請求項43】
およびRが各々
【化33】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項44】
およびRが各々
【化34】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項45】
およびRが各々
【化35】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項46】
およびRが各々
【化36】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項47】
およびRが各々
【化37】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;そして
が環Aの3'位および4'位の一箇所にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項48】
式中、
およびRが各々
【化38】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
pが1であり;
が−OCHであり;そして
が環Cの7位にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項49】
およびRが各々
【化39】

であり;
が環Cの5位および6位の一箇所にあり;
が環Aの3'位および4'位の一箇所にあり;
pが1であり;
が−OCHであり;そして
が環Cの7位にある、
請求項42記載の化合物。
【請求項50】
請求項42記載の化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項51】
塩が塩酸塩である、請求項50記載の薬学的に許容される塩。
【請求項52】
式(III):
【化40】

〔式中、
nは1から8の整数であり;
pおよびqは0から3の整数であり;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;そして
およびRは互いに独立して:
【化41】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物。
【請求項53】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化42】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項52記載の化合物。
【請求項54】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化43】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項52記載の化合物。
【請求項55】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化44】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項52記載の化合物。
【請求項56】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化45】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項52記載の化合物。
【請求項57】
nが1から5の整数であり;
およびRが各々
【化46】

であり;
は、環Cの4位、5位および6位の一箇所にあり;そして
は、環C'の4'位、5'位および6'位の一箇所にある、
請求項52記載の化合物。
【請求項58】
化合物が:
2−((4−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)ベンゾフラン−4−カルボキサミジン;
2−((4−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−4−カルボキサミジン;
ビス(4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタン;
2−((5−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−((5−アミジノベンゾフラン−2−イル)メチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
ビス(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタン;
ビス(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)メタン;
2−(2−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(2−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(2−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(2−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(2−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)エチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(2−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)エチル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(3−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(3−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(3−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(3−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(3−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(4−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(4−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(4−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(4−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(4−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(5−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(5−(5−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(5−(5−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−5−イル)−1H−イミダゾール;
2−(5−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(5−(6−アミジノベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−イソプロピルベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
4,5−ジヒドロ−2−(2−(5−(6−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾル−2−イル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)ベンゾフラン−6−イル)−1H−イミダゾール;
2−(5−(6−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−6−カルボキサミジン;
2−(3−(5−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)プロピル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;
2−(4−(5−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ブチル)−N−ヒドロキシベンゾフラン−5−カルボキサミジン;および
2−(5−(6−(N−メトキシカルバムイミドイル)ベンゾフラン−2−イル)ペンチル)−N−メトキシベンゾフラン−6−カルボキサミジン
から成る群から選択される、請求項52記載の化合物。
【請求項59】
請求項52記載の化合物の薬学的に許容される塩。
【請求項60】
塩が塩酸塩である、請求項59記載の薬学的に許容される塩。
【請求項61】
(a)式(I)の化合物;および
(b)薬学的に許容される担体
を含む、医薬製剤。
【請求項62】
(a)式(II)の化合物;および
(b)薬学的に許容される担体
を含む、医薬製剤。
【請求項63】
(a)式(III)の化合物;および
(b)薬学的に許容される担体
を含む、医薬製剤。
【請求項64】
式(I):
【化47】

〔式中、
nは1から8の整数であり;
pおよびqは0から3の整数であり;
およびXは互いに独立してO、S、およびNRから成る群から選択され、ここでRはH、アルキル、アリール、アルコキシル、およびアリールオキシルから成る群から選択され;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;
およびRは互いに独立して:
【化48】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物の製造法であって:
(a)無水1,4−ジオキサンおよび無水アルキルアルコールを混合して、第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を無水気体酸で飽和させて第二反応混合物を形成させ;
(c)(シアノフェノキシ)アルコキシ)フェニル)ベンゾフランカルボニトリルを第二反応混合物に添加して、ジイミデートを形成させ;
(d)ジイミデートを無水プロトン性溶媒に懸濁して第三反応混合物を形成させ;そして
(e)第三反応混合物をアミンで飽和させて式(I)の化合物を形成させる
ことを含む、方法。
【請求項65】
(シアノフェノキシ)アルコキシ)フェニル)ベンゾフランカルボニトリルを:
(a)ハロゲン化ヒドロキシベンゾニトリルおよびアルコキシベンゾニトリルと金属オキシドを無水非プロトン性溶媒中で根号して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を一定時間撹拌して(アルコキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させ;
(c)(アルコキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを融解させたピリジンヒドロクロライドに添加して(ヒドロキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させ;
(d)(ヒドロキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルと炭酸塩を無水極性非プロトン性溶媒中で混合して第二反応混合物を形成させ;そして
(e)ハロゲン化アルコキシベンゾニトリルを第二反応混合物に添加して(シアノフェノキシ)アルコキシ)フェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項64記載の方法。
【請求項66】
(シアノフェノキシ)アルコキシ)フェニル)ベンゾフランカルボニトリルを:
(a)ハロゲン化ヒドロキシベンゾエートおよびアルコキシベンゾニトリルと金属オキシドを無水非プロトン性溶媒中で混合して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を一定時間撹拌して(アルコキシフェニル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(c)無水NHを無水非極性非プロトン性溶媒に一定時間通し、第二反応混合物を形成させ;
(d)金属アルキルの非極性非プロトン性溶媒中の溶液を第二反応混合物に添加して第三反応混合物を形成させ;
(e)NHを第三反応混合物に一定時間通し、第四反応混合物を形成させ;
(f)(アルコキシフェニル)ベンゾフランカルボキシレートを第四反応混合物に添加して(アルコキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させ;
(g)(アルコキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを融解させたピリジンヒドロクロライドに添加して(ヒドロキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させ;
(h)(ヒドロキシフェニル)ベンゾフランカルボニトリルと炭酸塩を無水極性非プロトン性溶媒中で根号し、第五反応混合物を形成させ;そして
(i)ハロゲン化アルコキシベンゾニトリルを第五反応混合物に添加して(シアノフェノキシ)アルコキシ)フェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項64記載の方法。
【請求項67】
式(II):
【化49】

〔式中、
pおよびqは0から3の整数であり;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;
およびRは互いに独立して:
【化50】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の製造法であって:
(a)無水1,4−ジオキサンおよび無水アルキルアルコールを混合して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を無水気体酸で飽和させて第二反応混合物を形成させ;
(c)(シアノフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを第二反応混合物に添加してジイミデートを形成させ;
(d)ジイミデートを無水プロトン性溶媒に懸濁して第三反応混合物を形成させ;そして
(e)第三反応混合物をアミンで飽和して式(II)の化合物を形成させる
ことを含む、方法。
【請求項68】
(シアノフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを:
(a)ハロゲン化ヒドロキシベンゾニトリルおよびアルキニルベンゾニトリルと金属オキシドを無水極性非プロトン性溶媒中で接触させて第一反応混合物を形成させ;そして
(b)第一反応混合物を一定期間撹拌して(シアノフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項67記載の方法。
【請求項69】
(シアノフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを:
(a)ハロゲン化ヒドロキシベンゾエートおよびアルキニルベンゾエートと金属オキシドを無水極性非プロトン性溶媒中で接触させて第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を一定時間撹拌して(アルキル−オキシカルボニルフェニル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(c)無水NHを無水非極性非プロトン性溶媒に一定時間通し、第二反応混合物を形成させ;
(d)金属アルキルの非極性非プロトン性溶媒中の溶液を第二反応混合物に添加して第三反応混合物を形成させ;
(e)NHを第三反応混合物に一定時間通し、第四反応混合物を形成させ;そして
(f)(アルキル−オキシカルボニルフェニル)ベンゾフランカルボキシレートを第四反応混合物に添加して(シアノフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項67記載の方法。
【請求項70】
(シアノフェニル)ベンゾフランカルボニトリルを:
(a)ハロゲン化ヒドロキシアルコキシベンズアルデヒドおよびアルキニルベンゾニトリルと金属オキシドを無水極性非プロトン性溶媒中で接触させて第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を一定時間撹拌して((シアノフェニル)アルコキシ)ベンゾフランカルバルデヒドを形成させ;
(c)((シアノフェニル)アルコキシ)ベンゾフランカルバルデヒドおよびヒドロキシルアミンを融解させたピリジンヒドロクロライドに添加してアルデヒドオキシムを形成させ;そして
(d)ホルムアルデヒドオキシムを酸無水物溶液中で一定時間還流させて((シアノフェニル)アルコキシ)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項67記載の方法。
【請求項71】
式(III):
【化51】

〔式中、
nは1から8の整数であり;
pおよびqは0から3の整数であり;
およびRは互いに独立してアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシル、アリールオキシル、およびアラルキルオキシルから成る群から選択され;
およびRは互いに独立して:
【化52】

(式中、
、R、R、およびRは互いに独立してH、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、アミノアルキル、アシルオキシル、アルキルアミノアルキル、およびアルコキシカルボニルから成る群から選択されるか;または
およびRは一体となってC−C10アルキル、C−C10ヒドロキシアルキル、またはC−C10アルキレンである)
から成る群から選択される。〕
の化合物の製造法であって:
(a)無水1,4−ジオキサンおよび無水アルキルアルコールを混合して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を無水気体酸で飽和させて第二反応混合物を形成させ;
(c)ビス−ベンゾフランカルボジニトリルを第二反応混合物に添加してジイミデートを形成させ;
(d)ジイミデートを無水プロトン性溶媒に懸濁して第三反応混合物を形成させ;そして
(e)第三反応混合物をアミンで飽和させて式(III)の化合物を形成させる
ことを含む、方法。
【請求項72】
nが3から8の整数であり、そしてビス−ベンゾフランカルボジニトリルを
(a)ハロゲン化アルキル−ヒドロキシベンゾエートおよびアルカジインと金属ハライドおよびアルキルグアニジンを触媒の存在下無水非プロトン性溶媒と接触させて第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を一定時間撹拌してアルキル−((アルコキシカルボニル)ベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(c)無水NHを無水非極性非プロトン性溶媒に一定時間通し、第二反応混合物を形成させ;
(d)金属アルキルの非極性非プロトン性溶媒中の溶液を第二反応混合物に添加して第三反応混合物を形成させ;
(e)NHを第三反応混合物に一定時間通し、第四反応混合物を形成させ;そして
(f)アルキル−((アルコキシカルボニル)ベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボキシレートを第四反応混合物に添加して((シアノベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項71記載の方法。
【請求項73】
nが3から8の整数であり、そしてビス−ベンゾフランカルボジニトリルを
(a)ハロゲン化アルキル−ヒドロキシベンゾエートおよびアルカジインと金属オキシドを無水非プロトン性溶媒中で接触させて第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を一定時間撹拌してアルキル−((アルコキシカルボニル)ベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(c)無水NHを無水非極性非プロトン性溶媒に一定時間通し、第二反応混合物を形成させ;
(d)金属アルキルの非極性非プロトン性溶媒中の溶液を第二反応混合物に添加して第三反応混合物を形成させ;
(e)NHを第三反応混合物に一定時間通し、第四反応混合物を形成させ;そして
(f)アルキル−((アルコキシカルボニル)ベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボキシレートを第四反応混合物に添加して((シアノベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項71記載の方法。
【請求項74】
nが1であり、そしてビス−ベンゾフランカルボジニトリルを:
(a)ハロゲン化ヒドロキシベンズアルデヒドとジハロゲン化ケトンおよび炭酸塩を非プロトン性溶媒中で接触させて第一反応混合物を形成させ;(b)第一反応混合物を一定時間還流させてビス−ベンゾフランメタノンを形成させ;
(c)金属ハライドを無水非極性非プロトン性溶媒に溶解して第二反応混合物を形成させ;
(d)第二反応混合物を不活性ガス下金属ハイドライドの無水非極性非プロトン性溶媒中懸濁液に添加して第三反応混合物を形成させ;
(e)ビス−ベンゾフランメタノンを第三反応混合物に添加して第四反応混合物を形成させ;
(f)水性酸を第四反応混合物に添加してビス−ベンゾフランメタンを形成させ;
(g)ビス−ベンゾフランメタンおよび金属シアニドを無水キノリン中で混合して第六反応混合物を形成させ;
(h)第六反応混合物を一定時間還流させ;そして
(i)第六反応混合物と水性酸溶液を接触させてビス−ベンゾフランメタンカルボジニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項71記載の方法。
【請求項75】
nが2であり、そしてビス−ベンゾフランカルボジニトリルを:
(a)ハロゲン化アルキル−ヒドロキシベンゾエート混合物とアルキニルアルコールを無水非プロトン性溶媒で混合して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物と金属オキシドを無水非プロトン性溶媒中で接触させてアルキル−(ヒドロキシプロピル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(c)アルキル−(ヒドロキシプロピル)ベンゾフランカルボキシレートを塩化オキサリル、極性非プロトン性溶媒および無水ハロゲン化非プロトン性溶媒の混合物に添加して第二反応混合物を形成させ;
(d)アルキルアミンを第二反応混合物に添加してアルキル−(ホルミルエチル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(e)アルキル−(ホルミルエチル)ベンゾフランカルボキシレートをジアルキル−ジアゾ−オキソプロピルホスホネートおよび炭酸塩の混合物と無水プロトン性溶媒中で添加してアルキル−(アルキニル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(f)アルキル−(アルキニル)ベンゾフランカルボキシレートをハロゲン化アルキル−ヒドロキシベンゾエートおよび金属オキシドの混合物に無水非プロトン性溶媒中で添加してアルキル−(アルコキシカルボニル)ベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボキシレートを形成させ;
(g)無水NHを無水非極性非プロトン性溶媒に一定時間通し、第三反応混合物を形成させ;
(h)金属アルキルの非極性非プロトン性溶媒中の溶液を第三反応混合物に添加して第四反応混合物を形成させ;
(i)NHを第四反応混合物に一定時間通し、第五反応混合物を形成させ;そして
(j)アルキル−(アルコキシカルボニル)ベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボキシレートを第五反応混合物に添加して((シアノベンゾフラン−2−イル)アルキル)ベンゾフランカルボニトリルを形成させる
ことを含む方法により製造する、請求項71記載の方法。
【請求項76】
式(I)、(II)および(III)のいずれかのビス−アミドキシム化合物の製造法であって:
(a)アルカリ金属アルコラートをNHOH・HClの無水極性非プロトン性溶媒中の溶液に添加して第一反応混合物を形成させ;
(b)ベンゾフランカルボニトリルを第一反応混合物に添加して第二反応混合物を形成させ;
(c)第二反応混合物を一定時間撹拌し;
(d)第二反応混合物を氷水に注いで沈殿を形成させ;
(e)沈殿を濾過し;
(f)沈殿をプロトン性溶媒の混合物で洗浄し;
(g)洗浄した沈殿を乾燥させ;そして
(h)洗浄した沈殿を再結晶してビス−アミドキシムを形成させる
ことを含む、方法。
【請求項77】
式(I)、(II)および(III)のいずれかのビス−アルキルアミドキシムの製造法であって:
(a)水性ヒドロキシド溶液を撹拌しているベンゾフランカルボキサミジンの極性非プロトン性溶媒中の溶液に添加して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を冷却し;
(c)ジアルキルスルフェートを冷却した第一反応混合物に添加して第二反応混合物を形成させ;
(d)第二反応混合物を一定時間撹拌し;
(e)第二反応混合物をプロトン性溶媒で希釈して残渣を形成させ;
(f)残渣を分離し;
(g)残渣を精製し;そして
(h)残渣を水性酸から再結晶してビス−アルキルアミドキシムを形成させる
ことを含む、方法。
【請求項78】
式(III)のビス−アミドキシムの製造法であって:
(a)無水1,4−ジオキサンおよび無水アルキルアルコールを混合して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を無水気体酸で飽和させて第二反応混合物を形成させ;
(c)ビス−ベンゾフランカルボジニトリルを第二反応混合物に添加してジイミデートを形成させ;そして
(d)イミデートとヒドロキシルアミンをアルカリ金属アルコラートのプロトン性溶媒の溶液中で接触させて式(III)のビス−アミドキシムを形成させる
ことを含む、方法。
【請求項79】
式(III)のビス−アミドキシムの製造法であって:
(a)無水1,4−ジオキサンおよび無水アルキルアルコールを混合して第一反応混合物を形成させ;
(b)第一反応混合物を無水気体酸で飽和させて第二反応混合物を形成させ;
(c)ベンゾフランカルボジニトリルを第二反応混合物に添加してイミデートを形成させ;そして
(d)イミデートとアルキルヒドロキシルアミンをアルカリ金属アルコラートのプロトン性溶媒の溶液中で接触させて式(III)ビス−アルキルアミドキシムを形成させる
ことを含む、方法。

【公表番号】特表2007−513175(P2007−513175A)
【公表日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−542797(P2006−542797)
【出願日】平成16年12月6日(2004.12.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/040557
【国際公開番号】WO2005/055935
【国際公開日】平成17年6月23日(2005.6.23)
【出願人】(501345323)ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒル (52)
【氏名又は名称原語表記】THE UNIVERSITY OF NORTH CAROLINA AT CHAPEL HILL
【住所又は居所原語表記】308 Bynum Hall,Campus Box 4105,Chapel Hill,North Carolina 27599−4105, United States of America
【出願人】(506190821)
【氏名又は名称原語表記】Karl WERBOVETZ
【出願人】(506190832)
【氏名又は名称原語表記】Scott Gary FRANZBLAU
【Fターム(参考)】