説明

抗菌剤

哺乳動物、特にヒトにおける細菌感染症の処置に有用な、ナフタレン、キノリン、キノキサリンおよびナフチリジン誘導体を、本明細書において開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(I)
[式中:
、ZおよびZは、独立してNまたはCR1aであり;
、ZおよびZは、それぞれCR1aであり;
およびR1aは、各場合で独立して、水素;シアノ;ハロゲン;ヒドロキシ;置換されていない、またはそのいずれも置換されていないか、もしくは1個または2個の(C1−6)アルキル、アシル、(C1−6)アルキルスルホニル、CONH、ヒドロキシ、(C1−6)アルキルチオ、ヘテロシクリルチオ、ヘテロシクリルオキシ、アリールチオ、アリールオキシ、アシルチオ、アシルオキシもしくは(C1−6)アルキルスルホニルオキシによりN置換されている(C1−6)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、ピペリジル、グアニジノもしくはアミジノにより置換されている、(C1−6)アルコキシ;(C1−6)アルキル;(C1−6)アルキルチオ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;ニトロ;アジド;アシル;アシルオキシ;アシルチオ;(C1−6)アルキルスルホニル;(C1−6)アルキルスルホキシド;アリールスルホニル;アリールスルホキシド;または、置換されていないか、もしくは1個または2個の(C1−6)アルキル、アシルもしくは(C1−6)アルキルスルホニル基によりN置換されているアミノ、ピペリジル、グアニジノもしくはアミジノ基であるか;あるいは、RおよびZのR1aが一緒になってエチレンジオキシを形成しており;
Aは、CRまたはNR1b(C=O)であり;
は、水素;ハロゲン;ヒドロキシ;アシルオキシ;または(C1−6)アルコキシであり;
は、水素であり;
nは、各場合で独立して0、1もしくは2であり;
1bは、水素;トリフルオロメチル;(C1−6)アルキル;(C2−6)アルケニル;(C1−6)アルコキシカルボニル;(C1−6)アルキルカルボニル;(C2−6)アルケニルオキシカルボニル;アリール;アラルキル;(C3−8)シクロアルキル;ヘテロアリール;ヘテロアリールアルキル;またはヘテロシクリルであり;
、WおよびWはCRであり;
、R、およびRは、各場合で独立して水素;チオール;(C1−6)アルキルチオ;ハロゲン;トリフルオロメチル;アジド;(C1−6)アルキル;(C2−6)アルケニル;(C1−6)アルコキシカルボニル;(C1−6)アルキルカルボニル;(C2−6)アルケニルカルボニル;(C2−6)アルケニルオキシカルボニル;アリール;アラルキル;アリール;ヘテロアリールアルキル;ヘテロアリール;ヘテロシクリル;ヒドロキシ;アミノ;NR1c1c’;(C1−6)アルキルスルホニル;(C2−6)アルケニルスルホニル;またはそのアミノ基が場合により独立して水素;(C1−6)アルキル;(C2−6)アルケニル;もしくはアラルキルで置換されている(C1−6)アミノスルホニルであり;
は、各場合で独立して水素または(C1−6)アルキルであり;
Xは、O、CRまたはNRであり;
は、水素、(C1−6)アルキルであるか、またはR10と一緒になってYを形成し;
YはCRCH;CHCR;(C=O);CR;CR(C=O);または(C=O)CRであり;
は、水素;ハロゲン;ヒドロキシ;または(C1−6)アルキルであり;
Zは炭素であり;
BはCRまたは(C=O)であり;
10は、水素;(C1−6)アルキルであるか、またはRと一緒になってYを形成し;
11はUR12であり;
Uは、CR;C(=O);またはS(O)であり;
12は、置換されているもしくは置換されていない二環式炭素環系または複素環系(A):
【化2】

(A)
[環(a)および(b)の少なくとも一方は芳香族性であり、それぞれの環は4個までのヘテロ原子を含む]であり;
は、芳香環の一部である場合はCまたはNであるか、または非芳香環の一部である場合にはCR13であり;
は、芳香環または非芳香環の一部である場合はN、NR14、O、S(O)、COまたはCR13であるか、または非芳香環の一部である場合にはさらにCR1516であってよく;
およびXは、独立してNまたはCであり;
は、芳香環または非−芳香環の一部である場合は、その各原子がN、NR14、O、S(O)、COもしくはCR13から独立して選択される原子数0〜4のリンカー基であるか、または非芳香環の一部である場合にはさらにCR1516であってよく;
は、Yの各原子が芳香環または非−芳香環の一部である場合はN、NR14、O、S(O)、COもしくはCR13から独立して選択される原子数2〜6のリンカー基であるか、または非芳香環の一部である場合にはさらにCR1516であってよく;
13、R15およびR16は、各場合で独立して:H;(C1−4)アルキルチオ;ハロ;(C1−4)アルキル;(C2−4)アルケニル;ヒドロキシ;ヒドロキシ(C1−4)アルキル;メルカプト(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシ;トリフルオロメトキシ;ニトロ;シアノ;カルボキシ;アミノまたは置換されていないか、もしくは(C1−4)アルキルにより置換されているアミノカルボニルから選択され;
13は、各場合で独立して、水素;トリフルオロメチル;置換されていないか、もしくはヒドロキシ、カルボキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオ、ハロもしくはトリフルオロメチルにより置換されている(C1−4)アルキル;(C2−4)アルケニル;またはそのアミノ基が(C1−4)アルキルで置換されてもよいアミノカルボニルである:
ただし、ZおよびZがCR1aであり;ZがNであり;XがOまたはCRであり;AがCRである場合、その場合Rはヒドロキシ以外の基である]
で示される化合物、またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物。
【請求項2】
およびZがNであり;かつ
がCR1aであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
およびZがCR1aであり;かつ
がNであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
がOCHであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
1aが、各場合で独立して水素;ハロゲン;またはシアノであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
、ZおよびZのR1aがそれぞれ水素であり;
のR1aがフッ素またはシアノであり;かつ
がOCHであるところの、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
AがCHであり;かつ
(CHのnが1であるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
XがOであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
XがCRであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
XがNRであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
およびRが一緒になってYを形成するところの、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
Yが:CR(C=O);(C=O);または(C=O)CRであるところの、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
Yが:CH(C=O);(C=O);または(C=O)CHであるところの、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
12が:
4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
8−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
5−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−7−イル;
4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
8−フルオロ−4H−[1,4]−ベンゾオキサジン−3−オキソ−6−イル;
4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
7−クロロ−4H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−カルボニトリル−5−イル;または
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イル、
であるところの、請求項12に記載の化合物。
【請求項15】
UがCHであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
UがSOであるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
Uが(C=O)であるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
12が:
4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
8−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
5−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−7−イル;
4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
8−フルオロ−4H−[1,4]−ベンゾオキサジン−3−オキソ−6−イル;
4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
7−クロロ−4H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−カルボニトリル−5−イル;または
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イル、
であるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
がOCHであり;
、ZおよびZのR1aが水素であり;
のR1aが水素、フッ素またはシアノであり;
AがCHであり;
(CHのnが1であり;
が各場合で独立して、水素;ヒドロキシおよびハロゲンよりなる群から選択され;
XがOであり;
BがCHであり;かつ
10が水素であるところの、請求項2に記載の化合物。
【請求項20】
UがCHであるところの、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
Uが(C=O)であるところの、請求項19に記載の化合物。
【請求項22】
UがSOであるところの、請求項19に記載の化合物。
【請求項23】
12が:
4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
8−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
5−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−7−イル;
4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
8−フルオロ−4H−[1,4]−ベンゾオキサジン−3−オキソ−6−イル;
4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
7−クロロ−4H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−カルボニトリル−5−イル;または
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イル、
であるところの、請求項20に記載の化合物。
【請求項24】
のR1aがフッ素またはシアノであるところの、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
が水素であり;かつ
Zの立体化学が(S)であるところの、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
がOCHであり;
、ZおよびZのR1aが水素であり;
のR1aが水素、フッ素またはシアノであり;
AがNR1b(C=O)であり;
(CHのnが0であり;
は、各場合で独立して水素;ヒドロキシおよびハロゲンよりなる群から選択され;
XがOであり;
BがCHであり;かつ
10が水素であるところの、請求項2に記載の化合物。
【請求項27】
UがCHであり;かつ
12が、4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
8−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
5−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−7−イル;
4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
8−フルオロ−4H−[1,4]−ベンゾオキサジン−3−オキソ−6−イル;
4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
7−クロロ−4H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−カルボニトリル−5−イル;または
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルであるところの、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
がOCHであり;
、ZおよびZのR1aが水素であり;
のR1aが水素、フッ素またはシアノであり;
AがCHであり;
(CHのnが1であり;
が、各場合で独立して、水素;ヒドロキシおよびハロゲンよりなる群から選択され;
XがCRであり;
が水素であり;
BがCHであり;かつ
10が水素であるところの、請求項2に記載の化合物。
【請求項29】
12が:
4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
8−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
5−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−7−イル;
4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
8−フルオロ−4H−[1,4]−ベンゾオキサジン−3−オキソ−6−イル;
4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
7−クロロ−4H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−カルボニトリル−5−イル;または
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルであるところの、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
がOCHであり;
、ZおよびZのR1aが水素であり;
のR1aが水素、フッ素またはシアノであり;
AはCHであり;
(CHのnが1であり;
は、各場合で独立して水素;ヒドロキシおよびハロゲンよりなる群から選択され;
XがNRであり;
が水素または(C1−6)アルキルであり;
BがCHであり;かつ
10が水素であるところの、請求項2に記載の化合物。
【請求項31】
UがCHであり;かつ
12が、4H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
8−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル;
5−シアノ−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−7−イル;
4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
8−フルオロ−4H−[1,4]−ベンゾオキサジン−3−オキソ−6−イル;
4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オキソ−6−イル;
7−クロロ−4H−ピリド[3,2−b]オキサジン−3−オキソ−6−イル;
2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−カルボニトリル−5−イル;または
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルであるところの、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
式(I)で示される化合物の調製に有用な式(IV)で示される中間体を調製するための方法であって、以下の工程:
(a)式(II)で示される化合物を式(III)で示される化合物と反応させ、式(IV)を有する有用な中間体を得る工程:
【化3】

[式中:
、R、R、R、Z、Z、Z、Z、Z、n、W、W、W、X、Z、R、BおよびR10は、請求項1の記載と同意義であり;および
X’は、CH=CHまたはA−(CH−Lであり;
AはCRであり;
Lは脱離基であり;かつ
Pは水素またはアミン保護基である]
を含む方法。
【請求項33】
請求項1記載の化合物を調製する方法であって、以下の工程:
(a)式(II)で示される化合物を式(III)で示される化合物と反応させ、式(IV)で示される化合物を得る工程;
(b)式(IV)で示される化合物を式(V)で示される化合物と反応させる工程;
(c)P(この場合、Pは水素ではない)を除去し、式(I)で示される化合物を得る工程;
(d)その医薬上許容される塩または溶媒和物に変換してもよい工程;
あるいは、
(a)式(II)で示される化合物を式(III)で示される化合物と反応させ、式(IV)で示される化合物を得る工程;
(b)P(この場合、Pは水素ではない)を除去する工程;および
(c)工程(b)の産物を式(V)で示される化合物と反応させ、式(I)で示される化合物を得る工程;
(d)その医薬上許容される塩または溶媒和物に変換してもよい工程;
【化4】

[式中:
、R、R、R、Z、Z、Z、Z、Z、n、W、W、W、X、Z、R、B、R10、R12およびUは、請求項1の記載と同意義であり;および
X’は、CH=CHまたはA−(CH−Lであり;
Aは、CRであり;
LおよびL’は、脱離基であり;かつ
Pは水素またはアミン保護基である]
を含む方法。
【請求項34】
化合物が:
a)6−({[(1−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−3−ピペリジニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

b)N−[(1−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−3−ピペリジニル)メチル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−6−スルホンアミド;

c)N−[(1−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−3−ピペリジニル)メチル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−カルボキサミド;

d)6−({[(4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

e)N−[(4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−カルボキサミド;

f)N−[(4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−6−スルホンアミド;

g)6−({[((2R)−4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

h)6−({[((2S)−4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

i)6−({[((2R)−4−{(2R)−2−ヒドロキシ−2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

j)6−({[((2S)−4−{(2R)−2−ヒドロキシ−2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

k)N−メチル−4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−N−[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]−2−モルホリンカルボキサミド;

l)6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

m)6−({[(4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−ピペラジニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

n)6−{[7−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−3−オキソヘキサヒドロイミダゾ[1,5−a]ピラジン−2(3H)−イル]メチル}−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

o)6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;

p)6−(メチルオキシ)−4−{2−[(2S)−2−({[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−4−モルホリニル]エチル}−1,5−ナフチリジン−3−カルボニトリル;

q)6−(メチルオキシ)−4−{2−[(2S)−2−({[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−4−モルホリニル]エチル}−1,5−ナフチリジン−3−カルボニトリル;

r)6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−4−キノリニル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

s)6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−4−キノリニル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;

t)8−フルオロ−6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン;

u)7−クロロ−6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;

v)[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミン;

w)7−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルボニトリル;

x)5−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルボニトリル;

y)6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]−2−ヒドロキシエチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン

z)6−({[((2S)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]−2−ヒドロキシエチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

aa)6−({[((2R)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]−2−ヒドロキシエチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

ab)6−({[((2R)−4−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]−2−ヒドロキシエチル}−2−モルホリニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

ac)6−[(8−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−4−オキソオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

ad)6−[(8−{2−[3−フルオロ−6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−3−オキソオクタヒドロ−2H−ピラジノ[1,2−a]ピラジン−2−イル)メチル]−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

ae)6−({[(4−{2−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]エチル}−2−ピペラジニル)メチル]アミノ}メチル)−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−3(4H)−オン;

af)(2S)−N−[6−(メチルオキシ)−1,5−ナフチリジン−4−イル]−2−({[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−4−モルホリンカルボキサミド;または、
その医薬上許容される塩もしくは溶媒和物であるところの、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
請求項1に記載の化合物および医薬上許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項36】
哺乳動物における細菌感染症を処置する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、請求項1に記載の化合物の有効量を投与することを含む方法。

【公表番号】特表2008−505920(P2008−505920A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−520525(P2007−520525)
【出願日】平成17年7月8日(2005.7.8)
【国際出願番号】PCT/US2005/024221
【国際公開番号】WO2006/014580
【国際公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】