説明

抗酸化炎症モジュレーター:C−17においてアミノ改変およびその他の改変を加えたオレアノール酸誘導体

本発明は、本明細書において変形が定義される、下記式を有する新規オレアノール酸誘導体を提供するが、これに限定されるわけではない。そのような化合物を含む薬学的組成物、キットおよび製造品、該化合物を作製するために有用な方法および中間体、ならびに該化合物および組成物を使用する方法も提供される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の式の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
X1およびX2は独立に、水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
Yはヒドロキシ、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、置換アリールオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、またはNR1R2であり、R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロ、もしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は:
存在しないか、もしくは水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;
R6は水素、ヒドロキシまたはオキソであり;
R7は水素またはヒドロキシであり;かつ
R8、R9、R10およびR11はそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である。
【請求項2】
下記としてさらに定義される、請求項1記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
X1およびX2は独立に、水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
YはヒドロキシまたはNR1R2であり、R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロ、もしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は:
存在しないか、もしくは水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;かつ
R6およびR7はそれぞれ独立に水素またはヒドロキシである。
【請求項3】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
X1は水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロ、もしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は:
存在しないか、もしくは水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;かつ
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。
【請求項4】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
X1は水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロ、もしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は:
存在しないか、もしくは水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;かつ
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。
【請求項5】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
X1およびX2は独立に、水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R6およびR7はそれぞれ独立に水素またはヒドロキシである。
【請求項6】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
X1は水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
YはヒドロキシまたはNR1R2であり、R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。
【請求項7】
下記としてさらに定義される、請求項1記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1およびR2は独立に、
水素であるか;または
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、ヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R8、R9、R10およびR11はそれぞれ独立に水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦6)、置換アルキル(C≦6)、アルコキシ(C≦6)または置換アルコキシ(C≦6)である。
【請求項8】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
フルオロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R1およびR2は独立に、
水素であるか;または
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、ヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項9】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
R1およびR2は独立に、
水素であるか;または
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、ヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項10】
下記としてさらに定義される、請求項2記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体:

式中、
R1およびR2は独立に、
水素であるか;または
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、ヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項11】
X1またはX2のいずれかがORbであり、式中Rbが存在しない、請求項1、2および5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項12】
X1がORbであり、かつRbが存在しない、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項13】
X2が水素である、請求項1、2および5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項14】
Yがヒドロキシである、請求項1、2および6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項15】
YがNR1R2である、請求項1、2および6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項16】
R1またはR2が水素である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項17】
R1およびR2がそれぞれ水素である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項18】
R1またはR2がフルオロ基を含む、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項19】
R1またはR2の一方がトリフルオロメチル基を含む、請求項18記載の化合物。
【請求項20】
R1およびR2がそれぞれ独立に水素、アルキル(C≦8)、アリール(C≦10)、アラルキル(C≦10)、ヘテロアリール(C≦10)、ヘテロアラルキル(C≦10)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項21】
R2がアルキル(C≦8)である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項22】
R2がアルキル(C3-12)または置換アルキル(C3-12)である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項23】
R2がアルキル(C≦4)または置換アルキル(C≦4)である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項24】
R2がアルキルスルホニル(C≦8)、アリールスルホニル(C≦8)、アラルキルスルホニル(C≦8)、ヘテロアリールスルホニル(C≦8)、ヘテロアラルキルスルホニル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項25】
R2がアルキルスルホニル(C≦8)または置換アルキルスルホニル(C≦8)である、請求項24記載の化合物。
【請求項26】
R2がアルキルスルホニル(C≦8)である、請求項25記載の化合物。
【請求項27】
R2が置換アルキルスルホニル(C≦8)である、請求項25記載の化合物。
【請求項28】
R2がアリールスルホニル(C≦8)である、請求項24記載の化合物。
【請求項29】
R2がヘテロアリールスルホニル(C≦8)である、請求項24記載の化合物。
【請求項30】
R2がアシル(C≦10)である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項31】
R2が置換アシル(C≦10)である、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項32】
R1'が水素である、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
【請求項33】
R2'がシアノである、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
【請求項34】
R2'が-CF3である、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
【請求項35】
R3が存在しない、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
【請求項36】
R4およびR5が同じである、請求項1、2、3および6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項37】
R4およびR5がそれぞれアルキル(C≦4)である、請求項1、2、3および6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項38】
R4およびR5がそれぞれメチルである、請求項1、2、3および6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項39】
R6およびR7がそれぞれ水素である、請求項1、2および5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項40】
炭素1と炭素2とを連結している結合が二重結合である、請求項1、2および3のいずれか一項記載の化合物。
【請求項41】
炭素9と炭素11とを連結している結合が二重結合である、請求項1、2、5、6および8のいずれか一項記載の化合物。
【請求項42】
炭素9と炭素11とを連結している結合が一重結合である、請求項1、2、5、6および8のいずれか一項記載の化合物。
【請求項43】
炭素12と炭素13とを連結している結合が一重結合である、請求項1、2および5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項44】
炭素13と炭素18とを連結している結合が一重結合である、請求項1、2および5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項45】

としてさらに定義される、請求項1、2、4、6、11〜14、32〜40、42、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグ、もしくは光学異性体。
【請求項46】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項45記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項47】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15〜17、20、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項48】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項47記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項49】

としてさらに定義される、請求項1、2、4、5、6、8、10〜13、15〜17、20、32〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項50】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項49記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項51】

としてさらに定義される、請求項1〜13、15、16、20〜23、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項52】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項51記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項53】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、24〜26、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項54】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項53記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項55】

としてさらに定義される、請求項1、2、4、5、6、8、10〜13、15、16、24〜26、32〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項56】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項55記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項57】

としてさらに定義される、請求項1〜13、15、16、24〜26、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項58】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項57記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項59】

としてさらに定義される、請求項1〜13、15、16、24〜26、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項60】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項59記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項61】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、18、19、24、25、27、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項62】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項61記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項63】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、24、28、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項64】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項63記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項65】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、24、29、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項66】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項65記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項67】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、30、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項68】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項67記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項69】

としてさらに定義される、請求項10記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項70】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項69記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項71】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、30、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項72】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項71記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項73】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、30、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項74】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項73記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項75】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、30、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項76】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項75記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項77】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、30、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項78】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項77記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項79】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、30、32〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項80】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項79記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項81】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、18、19、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項82】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項81記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項83】

としてさらに定義される、請求項10記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項84】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項83記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項85】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、18、19、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項86】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項85記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項87】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項88】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項87記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項89】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項90】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項89記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項91】

としてさらに定義される、請求項10記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項92】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項91記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項93】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項94】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項93記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項95】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項96】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項95記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項97】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項98】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項97記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項99】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項100】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項99記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項101】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項102】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項101記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項103】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項104】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項103記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項105】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項106】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項105記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項107】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項108】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項107記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項109】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項110】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項109記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項111】

としてさらに定義される、請求項10記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項112】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項111記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項113】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項114】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項113記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項115】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項116】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項115記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項117】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項118】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項117記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項119】

としてさらに定義される、請求項1〜9、11〜13、15、16、31〜41、43および44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項120】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項119記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項121】

としてさらに定義される、請求項2、4、5、6、8、10〜13、15、16、20、22、23、32〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項122】

としてさらに定義される、請求項2、4、5、6、8、10〜13、15、16、30、32〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項123】

としてさらに定義される、請求項2、4、5、6、8、10、11〜13、20〜23、32〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項124】

としてさらに定義される、請求項2、4、5、6、8、10〜13、15、16、18、19、24、25、27、32〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項125】

としてさらに定義される、請求項2、4、5、6、8、10〜13、15、16、31〜40および42〜44のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項126】
下記からなる群より選択される化合物:
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-8a-アミノ-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル;
N-((4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イル)メタンスルホンアミド;
メチル-(4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イルカルバメート;
エチル-(4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イルカルバメート;
(4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)-8a-アミノ-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b-オクタデカヒドロピセン-2-カルボニトリル;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)アセトアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド;
1-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-3-メチル尿素;
1-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-3-エチル尿素;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)メタンスルホンアミド;
ベンジル-(4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イルカルバメート;
1-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)尿素;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-3,3,3-トリフルオロプロパンアミド;
3-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-1,1-ジメチル尿素;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)ピペリジン-1-カルボキサミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)ベンズアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)アクリルアミド;
アリル-(4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イルカルバメート;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)シクロプロパンスルホンアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)チオフェン-2-スルホンアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキサミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)モルホリン-4-カルボキサミド;
イソプロピル-(4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イルカルバメート;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)エタンスルホンアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-2-フェニルアセトアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)プロピオンアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)ベンゼンスルホンアミド;
(4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)-8a-(ジメチルアミノ)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b-オクタデカヒドロピセン-2-カルボニトリル;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)プロピオルアミド;
N-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-2,2,2-トリフルオロエタンスルホンアミド;
1-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-3-(4-ヒドロキシフェニル)尿素;
1-((4aS,6aR,6bS,8aR,12aS,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b-オクタデカヒドロピセン-4a-イル)-3-フェニル尿素;
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14bR)-8a-ヒドロキシ-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル;
(4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)-8a-イソシアナト-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b-オクタデカヒドロピセン-2-カルボニトリル;
(4aS,6aR,6bR,8aR,13aR,13bR,15aR,15bS)-4a-ヒドロキシ-2,2,6a,6b,9,9,13a-ヘプタメチル-1,2,3,4,4a,5,6,6a,7,8,8a,9,13,13a,13b,14,15a,15b-オクタデカヒドロピセノ[2,3-d]イソキサゾル-15(6bH)-オン;
(4aS,6aR,6bR,8aR,10S,12aR,12bR,14R,14aR,14bS)-10,14-ジヒドロキシ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチルドコサヒドロピセン-4a-カルバルデヒド;
(4aS,6aR,6bR,8aR,10S,12aR,12bR,14R,14aR,14bS)-10,14-ジヒドロキシ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチルドコサヒドロピセン-4a-イルホルマート;
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソドコサヒドロピセン-4a-イルホルマート;
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR,E)-8a-ヒドロキシ-2-(ヒドロキシメチレン)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチルオクタデカヒドロピセン-3,13(4H,6bH)-ジオン;
N-((4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イル)-2,2,2-トリフルオロエタンスルホンアミド;
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-8a-(シアノメチルアミノ)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル;
N-((4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イル)シクロプロパンカルボキサミド;
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-8a-(エチルアミノ)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル;
テトラヒドロフラン-3-イル(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イルカルバメート;
N-((4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イル)アセトアミド;
N-((4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド;
1-((4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イル)-3-メチル尿素;および
メチル(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-イルカルバメート。
【請求項127】
下記の式の化合物、またはその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体:

式中、
X1およびX2は独立に、水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;または
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は:
存在しないか、もしくは水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;または
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;かつ
R6およびR7はそれぞれ独立に水素またはヒドロキシである。
【請求項128】
R1'が水素である、請求項127記載の化合物。
【請求項129】
R2'がシアノである、請求項127記載の化合物。
【請求項130】
R3が存在しない、請求項127記載の化合物。
【請求項131】
X2が水素である、請求項127記載の化合物。
【請求項132】
炭素1と炭素2とを連結している結合が二重結合である、請求項127記載の化合物。
【請求項133】
炭素10と炭素14とを連結している結合が二重結合である、請求項127記載の化合物。
【請求項134】

としてさらに定義される、請求項127記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項135】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項134記載の化合物、またはその塩。
【請求項136】
下記の式の化合物、またはその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体:

式中、
X1は水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;または
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;かつ
R6およびR7はそれぞれ独立に水素またはヒドロキシである。
【請求項137】
X1がORbであり、かつRbが存在しない、請求項127または136記載の化合物。
【請求項138】
R4およびR5がそれぞれ独立にアルキル(C≦4)である、請求項127または136記載の化合物。
【請求項139】
R4およびR5がそれぞれメチルである、請求項138記載の化合物。
【請求項140】
R6およびR7がそれぞれ水素である、請求項127または136記載の化合物。
【請求項141】
炭素12と炭素18とを連結している結合が一重結合である、請求項127または136記載の化合物。
【請求項142】

としてさらに定義される、請求項136記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項143】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項142記載の化合物、またはその塩。
【請求項144】
下記の式の化合物、またはその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体:

式中、
X1は-ORbであり、Rbは水素であり:
ただしRbは、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
Y1はヒドロキシ、-CHO、または-OC(O)Hであり;
R2'は水素または-C(H)(OH)であり;
R3は存在しないか、または水素であり;
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部である。
【請求項145】

としてさらに定義される、請求項144記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項146】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項145記載の化合物、またはその塩。
【請求項147】

としてさらに定義される、請求項144記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項148】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項147記載の化合物、またはその塩。
【請求項149】

としてさらに定義される、請求項144記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項150】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項149記載の化合物、またはその塩。
【請求項151】

としてさらに定義される、請求項144記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、もしくは光学異性体。
【請求項152】

としてさらに定義される化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない、請求項151記載の化合物、またはその塩。
【請求項153】
薬学的に許容される塩の形態である、請求項1〜125、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項154】
塩ではない、請求項1〜125、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項155】
水和物である、請求項1〜125、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項156】
水和物ではない、請求項1〜125、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項157】
溶媒和物である、請求項1〜125、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項158】
溶媒和物ではない、請求項1〜125、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項159】
前記化合物のエステルである、請求項1〜44、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項160】
前記エステルが前記式のヒドロキシ基とビオチンのカルボン酸基との間の縮合反応から生じる、請求項159記載の化合物。
【請求項161】
前記化合物のエステルではない、請求項1〜44、127〜133、136〜141および144のいずれか一項記載の化合物。
【請求項162】
立体異性体の混合物として存在する、請求項1〜45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、71、73、75、77、79、81、85、87、89、93、95、97、99、101、103、105、107、109、113、115、117、119〜125、127-134および136〜142のいずれか一項記載の化合物。
【請求項163】
主に1つの光学異性体として存在する、請求項1〜45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、71、73、75、77、79、81、85、87、89、93、95、97、99、101、103、105、107、109、113、115、117、119〜125、127〜134および136〜142のいずれか一項記載の化合物。
【請求項164】
単一の立体異性体として存在する、請求項1〜45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、71、73、75、77、79、81、85、87、89、93、95、97、99、101、103、105、107、109、113、115、117、119〜125、127〜134および136〜142のいずれか一項記載の化合物。
【請求項165】
マクロファージにおけるIFN-γ誘導性NO産生を阻害するのに有効であり、さらに、0.2μM未満のIC50値を有する、請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物。
【請求項166】
有効成分として請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む、薬学的組成物。
【請求項167】
経口、脂肪内、動脈内、関節内、頭蓋内、皮内、病巣内、筋肉内、鼻腔内、眼内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、直腸内、くも膜下腔内、気管内、腫瘍内、臍帯内、腟内、静脈内、小胞内、硝子体内、リポソーム、局所、粘膜、経口、非経口、直腸、結膜下、皮下、舌下、局所表面、経頬、経皮、膣、クリーム状態で、脂質組成物状態で、カテーテルにより、洗浄により、持続注入により、注入により、吸入により、注射により、局所送達により、局所灌流により、標的細胞の直接浸漬、またはこれらの任意の組み合わせからなる群より選択される経路による投与に適合させた、請求項166記載の薬学的組成物。
【請求項168】
経口送達用に製剤化した、請求項167記載の組成物。
【請求項169】
硬カプセル剤もしくは軟カプセル剤、錠剤、シロップ剤、懸濁剤、カシェ剤、またはエリキシル剤として製剤化した、請求項168記載の組成物。
【請求項170】
前記軟カプセル剤がゼラチンカプセル剤である、請求項169記載の組成物。
【請求項171】
保護コーティングをさらに含む、請求項168記載の組成物。
【請求項172】
吸収を遅延させる物質をさらに含む、請求項168記載の組成物。
【請求項173】
溶解性または分散性を増大させる物質をさらに含む、請求項168記載の組成物。
【請求項174】
前記化合物がリポソーム、油水乳濁液、または水油乳濁液の中に分散している、請求項166記載の薬学的組成物。
【請求項175】
請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を対象に投与する段階を含む、治療法。
【請求項176】
前記対象がヒトである、請求項175記載の方法。
【請求項177】
治療を必要としている対象を特定する段階をさらに含む、請求項175記載の方法。
【請求項178】
対象におけるがんの治療法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項179】
前記がんががん腫、肉腫、リンパ腫、白血病、黒色腫、中皮腫、多発性骨髄腫、または精上皮腫である、請求項178記載の方法。
【請求項180】
前記がんが膀胱、血液、骨、脳、乳房、中枢神経系、結腸、子宮内膜、食道、尿生殖路、頭部、喉頭、肝臓、肺、頸部、卵巣、膵臓、前立腺、脾臓、小腸、大腸、胃、または精巣のがんである、請求項178記載の方法。
【請求項181】
前記対象が霊長類である、請求項178記載の方法。
【請求項182】
前記対象がヒトである、請求項178記載の方法。
【請求項183】
治療を必要としている対象を特定する段階をさらに含む、請求項178記載の方法。
【請求項184】
前記対象ががんの家族歴または患者歴を有する、請求項183記載の方法。
【請求項185】
前記対象ががんの症状を有する、請求項178記載の方法。
【請求項186】
前記化合物を局所投与する、請求項178記載の方法。
【請求項187】
腫瘍内への直接注射によりまたは腫瘍脈管構造内への注射により、前記化合物を投与する、請求項186記載の方法。
【請求項188】
前記化合物を全身投与する、請求項178記載の方法。
【請求項189】
前記化合物を静脈内、動脈内、筋肉内、腹腔内、皮下または経口投与する、請求項188記載の方法。
【請求項190】
前記薬学的有効量が0.1〜1000mg/kgである、請求項178記載の方法。
【請求項191】
前記薬学的有効量を1日1回用量で投与する、請求項190記載の方法。
【請求項192】
前記薬学的有効量を1日複数回用量で投与する、請求項190記載の方法。
【請求項193】
エクスビボでのパージ(purge)中に腫瘍細胞と接触させることにより前記化合物を投与する、請求項178記載の方法。
【請求項194】
(a)腫瘍細胞において細胞毒性を誘導する段階;
(b)腫瘍細胞を死滅させる段階;
(c)腫瘍細胞においてアポトーシスを誘導する段階;
(d)腫瘍細胞において分化を誘導する段階;または
(e)腫瘍細胞において増殖を阻害する段階
を含む、請求項178記載の方法。
【請求項195】
前記腫瘍細胞が白血病細胞である、請求項194記載の方法。
【請求項196】
前記腫瘍細胞が、膀胱がん細胞、乳がん細胞、肺がん細胞、結腸がん細胞、前立腺がん細胞、肝臓がん細胞、膵臓がん細胞、胃がん細胞、精巣がん細胞、脳がん細胞、卵巣がん細胞、リンパ系がん細胞、皮膚がん細胞、脳がん細胞、骨がん細胞、または軟部組織がん細胞である、請求項194記載の方法。
【請求項197】
第2の薬物の薬学的有効量の投与、放射線療法、遺伝子療法、および手術からなる群より選択される治療をさらに含む、請求項178記載の方法。
【請求項198】
(1)腫瘍細胞を第2の薬物と接触させる前に該腫瘍細胞を前記化合物と接触させる段階、
(2)腫瘍細胞を前記化合物と接触させる前に該腫瘍細胞を第2の薬物と接触させる段階、または
(3)腫瘍細胞を前記化合物および第2の薬物と同時に接触させる段階
をさらに含む、請求項197記載の方法。
【請求項199】
第2の薬物が抗生物質、抗炎症薬、抗新生物薬、抗増殖薬、抗ウイルス薬、免疫調節薬、または免疫抑制薬である、請求項197記載の方法。
【請求項200】
第2の薬物が、アルキル化剤、アンドロゲン受容体調節薬、細胞骨格破壊剤、エストロゲン受容体調節薬、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤、HMG-CoAレダクターゼ阻害剤、プレニル-タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、レチノイド受容体調節薬、トポイソメラーゼ阻害剤、またはチロシンキナーゼ阻害剤である、請求項197記載の方法。
【請求項201】
第2の薬物が5-アザシチジン、5-フルオロウラシル、9-シス-レチノイン酸、アクチノマイシンD、アリトレチノイン、オールトランス-レチノイン酸、アナマイシン、アキシチニブ、ベリノスタット、ベバシズマブ、ベキサロテン、ボスチニブ、ブスルファン、カペシタビン、カルボプラチン、カルムスチン、CD437、セジラニブ、セツキシマブ、クロラムブシル、シスプラチン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、ドセタキセル、ドラスタチン-10、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、エルロチニブ、エトポシド、エトポシド、ゲフィチニブ、ゲムシタビン、ゲムツズマブオゾガマイシン、ヘキサメチルメラミン、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、イリノテカン、イソトレチノイン、イクサベピロン、ラパチニブ、LBH589、ロムスチン、メクロレタミン、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキセート、マイトマイシン、ミトキサントロン、MS-275、ネラチニブ、ニロチニブ、ニトロソ尿素、オキサリプラチン、パクリタキセル、プリカマイシン、プロカルバジン、セマキサニブ、セムスチン、酪酸ナトリウム、フェニル酢酸ナトリウム、ストレプトゾトシン、スベロイルアニリドヒドロキサム酸、スニチニブ、タモキシフェン、テニポシド、チオペタ(thiopeta)、チオグアニン、トポテカン、TRAIL、トラスツズマブ、トレチノイン、トリコスタチンA、バルプロ酸、バルルビシン、バンデタニブ、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、またはビノレルビンである、請求項197記載の方法。
【請求項202】
対象における炎症性成分をともなう疾患を治療または予防する方法であって、対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項203】
炎症性成分をともなう前記疾患が狼蒼または関節リウマチである、請求項202記載の方法。
【請求項204】
炎症性成分をともなう前記疾患が炎症性腸疾患である、請求項202記載の方法。
【請求項205】
前記炎症性腸疾患がクローン病または潰瘍性結腸炎である、請求項204記載の方法。
【請求項206】
炎症性成分をともなう前記疾患が心血管疾患である、請求項202記載の方法。
【請求項207】
炎症性成分をともなう前記疾患が糖尿病である、請求項202記載の方法。
【請求項208】
前記糖尿病が1型糖尿病である、請求項207記載の方法。
【請求項209】
前記糖尿病が2型糖尿病である、請求項207記載の方法。
【請求項210】
糖尿病に随伴する1つまたは複数の合併症も効果的に治療する、請求項207記載の方法。
【請求項211】
前記合併症が、肥満、高血圧、アテローム性動脈硬化症、冠動脈心疾患、卒中、末梢血管疾患、高血圧、腎障害、神経障害、筋壊死、網膜症および代謝症候群(X症候群)からなる群より選択される、請求項210記載の方法。
【請求項212】
炎症性成分をともなう前記疾患が代謝症候群(X症候群)である、請求項202記載の方法。
【請求項213】
炎症性成分をともなう前記疾患が皮膚疾患である、請求項202記載の方法。
【請求項214】
前記投与が局所表面または経口である、請求項213記載の方法。
【請求項215】
前記皮膚疾患が乾癬、ざ瘡、またはアトピー性皮膚炎である、請求項213記載の方法。
【請求項216】
対象における心血管疾患を治療または予防する方法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項217】
前記心血管疾患が、アテローム性動脈硬化症、心筋症、先天性心疾患、うっ血性心不全、心筋炎、リウマチ性心疾患、弁疾患、冠動脈疾患、心内膜炎、または心筋梗塞である、請求項216記載の方法。
【請求項218】
第2の薬物の薬学的有効量を投与する段階をさらに含む、請求項216記載の方法。
【請求項219】
第2の薬物が、コレステロール低下薬、抗高脂血症薬、カルシウムチャネル遮断薬、抗高血圧薬、またはHMG-CoAレダクターゼ阻害剤である、請求項218記載の方法。
【請求項220】
第2の薬物が、アムロジピン、アスピリン、エゼチミブ、フェロジピン、ラシジピン、レルカニジピン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニモジピン、ニソルジピンまたはニトレンジピンである、請求項219記載の方法。
【請求項221】
第2の薬物が、アテノロール、ブシンドロール、カルベジロール、クロニジン、ドキサゾシン、インドラミン、ラベタロール、メチルドパ、メトプロロール、ナドロール、オクスプレノロール、フェノキシベンザミン、フェントラミン、ピンドロール、プラゾシン、プロプラノロール、テラゾシン、チモロールまたはトラゾリンである、請求項219記載の方法。
【請求項222】
第2の薬物がスタチンである、請求項218記載の方法。
【請求項223】
前記スタチンが、アトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチンまたはシンバスタチンである、請求項222記載の方法。
【請求項224】
対象における神経変性疾患を治療または予防する方法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項225】
前記神経変性疾患が、パーキンソン病、アルツハイマー病、多発性硬化症(MS)、ハンチントン病および筋萎縮性側索硬化症からなる群より選択される、請求項224記載の方法。
【請求項226】
前記神経変性疾患がアルツハイマー病である、請求項225記載の方法。
【請求項227】
前記神経変性疾患がMSである、請求項225記載の方法。
【請求項228】
前記MSが一次進行型、再発緩解型、二次進行型、または進行再発型である、請求項227記載の方法。
【請求項229】
前記治療が前記対象の脳または脊髄におけるニューロンの脱髄を抑制する、請求項227記載の方法。
【請求項230】
前記治療が炎症性脱髄を抑制する、請求項229記載の方法。
【請求項231】
前記治療が前記対象の脳または脊髄におけるニューロン軸索の離断を抑制する、請求項227記載の方法。
【請求項232】
前記治療が前記対象の脳または脊髄における神経突起の離断を抑制する、請求項227記載の方法。
【請求項233】
前記治療が前記対象の脳または脊髄におけるニューロンのアポトーシスを抑制する、請求項227記載の方法。
【請求項234】
前記治療が前記対象の脳または脊髄におけるニューロン軸索の再ミエリン化を刺激する、請求項227記載の方法。
【請求項235】
MS発作後に損失した機能を前記治療が回復させる、請求項227記載の方法。
【請求項236】
前記治療が新しいMS発作を防止する、請求項227記載の方法。
【請求項237】
前記治療がMS発作によって起こる能力障害を防止する、請求項227記載の方法。
【請求項238】
前記対象が霊長類である、請求項227記載の方法。
【請求項239】
前記霊長類がヒトである、請求項238記載の方法。
【請求項240】
対象におけるiNOS遺伝子の過剰発現を特徴とする障害を治療または予防する方法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項241】
対象の細胞におけるIFN-γ誘導性酸化窒素産生を阻害する方法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項242】
対象におけるCOX-2遺伝子の過剰発現を特徴とする障害を治療または予防する方法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項243】
対象における腎/腎臓疾患(renal/kidnry disease;RKD)の治療法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項244】
前記RKDが毒性傷害に起因する、請求項243記載の方法。
【請求項245】
前記毒性傷害が造影剤または薬物に起因する、請求項244記載の方法。
【請求項246】
前記薬物が化学療法剤である、請求項245記載の方法。
【請求項247】
前記RKDが虚血/再灌流傷害に起因する、請求項243記載の方法。
【請求項248】
前記RKDが糖尿病または高血圧に起因する、請求項243記載の方法。
【請求項249】
前記RKDが自己免疫疾患に起因する、請求項243記載の方法。
【請求項250】
前記RKDが慢性RKDである、請求項243記載の方法。
【請求項251】
前記RKDが急性RKDである、請求項243記載の方法。
【請求項252】
前記対象が透析を受けたことがある、または受けている、請求項243記載の方法。
【請求項253】
前記対象が腎臓移植を受けたことがある、またはその候補者である、請求項243記載の方法。
【請求項254】
前記対象が霊長類である、請求項243記載の方法。
【請求項255】
前記霊長類がヒトである、請求項254記載の方法。
【請求項256】
前記対象がウシ、ウマ、イヌ、ネコ、ブタ、マウス、ラットまたはモルモットである、請求項243記載の方法。
【請求項257】
対象における糸球体濾過速度またはクレアチニンクリアランスを改善する方法であって、該対象に請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物の薬学的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項258】
合成の第一の段階が、下記化合物

のC-17アミノ基の改変を含む、下記として定義される第一の化合物の作製法:

式中、
X1およびX2は独立に、水素、ORb、NRbRc、またはSRbであり、RbおよびRcはそれぞれ独立に、
水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしRbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにRbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
YはNR1R2であり、R1およびR2は独立に、
水素もしくはヒドロキシであるか;あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アシル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、チオアシル(C≦12)、アルキルスルホニル(C≦12)、アルケニルスルホニル(C≦12)、アルキニルスルホニル(C≦12)、アリールスルホニル(C≦12)、アラルキルスルホニル(C≦12)、ヘテロアリールスルホニル(C≦12)、もしくはヘテロアラルキルスルホニル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1'は:
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロ、もしくはアミノであるか;または
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2'は:
シアノ、ヒドロキシ、ハロもしくはアミノであるか;または
アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は:
存在しないか、もしくは水素であるか;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換型であるか;または
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
ただしR3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には存在せず、さらにR3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
R4およびR5はそれぞれ独立にアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;かつ
R6およびR7はそれぞれ独立に水素またはヒドロキシである。
【請求項259】
請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物;ならびに
該化合物を投与すべき疾患状態の指示、該化合物の保存情報、投薬情報、および該化合物の投与方法についての説明からなる群より選択される1つまたは複数の形式の情報を含む、説明書
を含む、キット。
【請求項260】
複数回用量形態の前記化合物を含む、請求項259記載のキット。
【請求項261】
請求項2〜126のいずれか一項記載の化合物;および
包装材料
を含む、製造品。
【請求項262】
前記包装材料が前記化合物を収容するための容器を含む、請求項261記載の製造品。
【請求項263】
前記容器が、前記化合物を投与すべき疾患状態、保存情報、投薬情報、および/または該化合物の投与方法についての説明からなる群の1つまたは複数の要素を示すラベルを含む、請求項262記載の製造品。
【請求項264】
複数回用量形態の前記化合物を含む、請求項261記載の製造品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44A】
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【図44B】
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【図44C】
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【図44D】
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【図45】
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【図46A】
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【図46B】
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【図46C】
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【図46D】
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【図47A】
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【図47B】
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【図47C】
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【図47D】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【公表番号】特表2011−518191(P2011−518191A)
【公表日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−505259(P2011−505259)
【出願日】平成21年4月20日(2009.4.20)
【国際出願番号】PCT/US2009/041172
【国際公開番号】WO2009/129546
【国際公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【出願人】(508354669)リアタ ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】