説明

抗酸化組成物

【課題】エトキシキンやBHTに匹敵する抗酸化能を有し、安価であり、食品や化粧品にも使用できるレベルの安全性があり、家畜や家禽の成長に影響を及ぼさない抗酸化組成物を提供すること。
【解決手段】植物油蒸留留出物を有効成分として含有する抗酸化組成物は、食品、飼料、化粧品または農薬に添加することによりこれらの酸化を防止することができる。また、当該抗酸化組成物を添加した飼料を家畜または家禽に給餌することにより、得られる食肉の酸化を抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は抗酸化組成物に関するものであり、詳細には、植物油蒸留留出物を有効成分として含有する抗酸化組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
世界中で広く使用されている飼料用抗酸化剤として、エトキシキン(6-ethoxy-1,2-dihydro-2,2,4-trimethylquinoline)やBHT(butylated hydroxytoluen)が知られている。エトキシキンおよびBHTは、非常に強い抗酸化能を有する合成抗酸化剤であるが、近年、安全性の観点からその使用を疑問視する声が広まっている。しかし、エトキシキンやBHTと同等の抗酸化能を有し、安全かつ安価な抗酸化剤は存在しない。そのため、エトキシキンやBHTに代わる飼料用抗酸化剤の開発が、食糧の安定供給の観点から非常に重要な課題となっている。
【0003】
一方、食品用抗酸化剤としては、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン系抗酸化剤が広く使用されている。しかしながら、ビタミン系抗酸化剤は合成品が多いことから、抗酸化能を有する天然の抗酸化組成物の開発が望まれている。
【0004】
植物油の精製工程における脱臭工程等の蒸留工程で多量に排出される蒸留留出物には、植物ステロール、ビタミンE類、スクワレンなどの不けん化物が含まれていることが知られているが、その含有量が低いため有効利用されておらず廃棄物扱いとなっている。植物油蒸留留出物の利用としては、例えば特許文献1には、植物油蒸留留出物(脱臭スカム油)を飼料に添加して家畜や家禽に与えることにより、畜産物の低コレステロール化を図ることが記載されている。特許文献2には、米糠油抽出物(米油脱臭留出物)を飼料に添加して家禽に与えることにより、トコトリエノール含量が増加した家禽卵が得られることが記載されている。しかし、植物油蒸留留出物が上記公知の抗酸化剤に匹敵する抗酸化能を有していることは知られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平8−308509号公報
【特許文献2】特開2005−323518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、エトキシキンやBHTに匹敵する抗酸化能を有し、安価であり、食品や化粧品にも使用できるレベルの安全性があり、家畜や家禽の成長に影響を及ぼさない抗酸化組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために、以下の各発明を包含する。
[1]植物油蒸留留出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化組成物。
[2]植物油が米油である前記[1]に記載の抗酸化組成物。
[3]食品、飼料、化粧品または農薬用である前記[1]に記載の抗酸化組成物。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかに記載の抗酸化組成物を食品、飼料、化粧品または農薬用に添加することを特徴とする食品、化粧品、農薬または飼料の酸化抑制方法。
[5]前記[1]〜[3]のいずれかに記載の抗酸化組成物を添加した飼料を家畜または家禽に給餌することを特徴とする食肉の酸化抑制方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エトキシキンやBHTに匹敵する抗酸化能を有し、安価であり、安全性が高く、家畜や家禽の成長に影響を及ぼさない抗酸化組成物を提供することができる。本発明の抗酸化組成物を食品、化粧品、農薬または飼料に添加すれば、これらの酸化を抑制することができ、飼料に添加して家畜または家禽に給餌すれば、食肉の酸化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】植物油蒸留留出物のパーム油に対する抗酸化能を、酸価を指標に検討した結果を示す図である。
【図2】植物油蒸留留出物のパーム油に対する抗酸化能を、過酸化物価を指標に検討した結果を示す図である。
【図3】植物油蒸留留出物およびビタミンEの廃食用油に対する抗酸化能を比較した結果を示す図である。
【図4】植物油蒸留留出物添加飼料で飼育した鶏における鶏皮オイルの酸化抑制効果を検討した結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、植物油蒸留留出物を有効成分として含有する抗酸化組成物を提供する。
上述のように、植物油蒸留留出物にはビタミンE類が含まれていることが知られている。例えば、米油の精製工程における脱臭工程で生じる米油蒸留留出物には、約2%の総トコフェロールと約2%の総トコトリエノールが含まれており、ビタミンE含量は約4%である(日本畜産学会報第78巻第2号 p.179-186, 2007)。そして、ビタミンEが抗酸化能を有することは公知である。しかしながら、本発明者らは、廃食用油に米油蒸留留出物を100ppm添加した場合(ビタミンE濃度は約4ppm)、廃食用油にビタミンEを100ppm添加した場合と同等の抗酸化能があることを見出した(実施例3参照)。つまり、本発明者らは、米油蒸留留出物には、自身に内在するビタミンE濃度より約25倍高濃度のビタミンEを単独で添加した場合と同等の抗酸化活性があることを見出し、米油蒸留留出物の抗酸化能は内在するビタミンEのみに基づくものでないことの確信を得て、本発明に至ったものである。
【0011】
植物油蒸留留出物とは、植物油の精製工程における蒸留を伴う工程で発生する留出物を意味する。蒸留方法は特に限定されないが、例えば、分子蒸留(薄膜蒸留)、水蒸気蒸留等を用いることが好ましい。蒸留を伴う工程としては、例えば脱臭工程が挙げられるが、脱臭工程で発生する留出物(「脱臭留出物」、「脱臭スカム油」と称される場合がある。)に限定されるものではない。植物油蒸留留出物は、精製工程において蒸留を伴う工程を行う植物油であれば、いずれの植物油由来の蒸留留出物も取得することができる。なかでも、米油、大豆油、コーン油、綿実油、菜種油由来の蒸留留出物が好ましく、より好ましくは米油蒸留留出物である。
【0012】
植物油蒸留留出物は、植物油の精製工程における蒸留を伴う工程で発生する留出物そのものでもよく、これに対して何らかの処理を行ったものでもよい。例えば、脱酸、脱色、脱臭等の処理を行ったものも、植物油蒸留留出物に含まれる。処理の種類は限定されるものではなく、抗酸化能を有する限りにおいて、植物油の精製工程における蒸留を伴う工程で発生する植物油蒸留留出物に対してどのような処理を行ったものでもよい。
【0013】
植物油蒸留留出物は、通常、酸価が100以下であり、不ケン化物を20〜80質量%程度、ビタミンE類(トコフェロール、トコトリエノール)を2〜8質量%程度含んでいる。脂肪酸組成は、パルミチン酸が24〜30質量%程度、オレイン酸が37〜43質量%程度、リノール酸が26〜32質量%程度、リノレン酸が5質量%以下である。このように、植物油蒸留留出物には有用な生理活性成分が含まれているが、その含有量が低いため有効利用されておらず廃棄物扱いとなっている。それゆえ、本発明の抗酸化組成物は、極めて安価な原料を利用できる点で非常に有利である。
【0014】
本発明の抗酸化組成物は、植物油蒸留留出物のみからなるものでもよいが、食品等に通常使用される公知の担体を用いて製剤化することができる。剤形は特に限定されないが、例えば、液剤、散剤、顆粒剤、丸剤、錠剤等が挙げられる。
【0015】
本発明の抗酸化組成物は、例えば食品、飼料、化粧品、農薬等に添加することにより、これらの酸化による劣化を抑制することができる。特に、本発明の抗酸化組成物は、植物油の精製過程で副生される植物油蒸留留出物を有効成分とするものであるため安全性に問題がなく、かつ極めて安価に製造できるので、エトキシキンやBHTに代わる飼料用抗酸化組成物として非常に有用である。本発明の抗酸化組成物を添加することによる酸化抑制効果は、例えば、本発明の抗酸化組成物を添加したサンプルと添加していなサンプルについて、酸価または過酸化物価を測定し、比較することによって確認することができる。酸価の測定および過酸化物価の測定は、例えば、基準油脂分析試験法、飼料分析法等の公知の方法を用いて行うことができる。
【0016】
本発明の抗酸化組成物を添加する食品は、特に限定されないが、例えば、茶飲料、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料、そば、うどん、中華麺、即席麺等の麺類、飴、キャンディー、ガム、チョコレート、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子、パン等の菓子およびパン類、かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品、加工乳、発酵乳等の乳製品、サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂および油脂加工食品、ソース、たれ等の調味料、カレー、シチュー、丼、お粥、雑炊等のレトルトパウチ食品などを挙げることができる。
【0017】
本発明の抗酸化組成物を添加する飼料は、特に限定されないが、例えば、ウシ、ウマ、ブタ等の家畜用飼料、ニワトリ等の家禽用飼料、イヌ、ネコ等のペット用飼料、養殖魚用飼料などが挙げられる。
【0018】
本発明の抗酸化組成物を、食品、飼料、化粧品または農薬に添加する場合、その添加量は特に限定されないが、食品、化粧品または農薬に添加する場合は、通常、約0.005〜0.05質量%であり、好ましくは約0.01〜0.03質量%である。飼料に添加する場合は、通常、約0.25〜5.0質量%であり、好ましくは約0.5〜3.0質量%である。
【0019】
本発明者らは、本発明の抗酸化組成物を添加した飼料を鶏に給餌することにより、当該飼料を摂取した鶏から採取した食肉の酸化を抑制できることを見出した。したがって、本発明は、上記本発明の抗酸化組成物を添加した飼料を家畜または家禽に給餌することを特徴とする食肉の酸化抑制方法を提供する。本発明の食肉の酸化抑制方法は、植物油蒸留留出物を添加した飼料を家畜または家禽に給餌する工程を含むものであればよく、通常、家畜または家禽から食肉を採取する工程をさらに含む。
【0020】
植物油蒸留留出物を添加した飼料を家畜または家禽に給餌する期間は特に限定されないが、少なくとも食肉採取前7日間以上給餌することが好ましく、14日間以上給餌することがより好ましい。最も好ましくは、全飼育期間を通して給餌することである。
食肉の酸化が抑制されていることは、例えば、本発明の抗酸化組成物を添加した飼料を給餌した個体から採取した食肉と、本発明の抗酸化組成物を添加していない飼料を給餌した個体から採取した食肉について、一定期間経過後の過酸化物価を測定し、比較することによって確認することができる。過酸化物価の測定は、例えば、基準油脂分析試験法、飼料分析法等の公知の方法を用いて行うことができる。
【実施例】
【0021】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】
〔実施例1:米油蒸留留出物の取得ならびに性状と成分組成〕
米油の精製工程における脱臭工程で発生した米油蒸留留出物を取得した。その性状および成分組成は以下の通りであった。
<酸価、不けん化物>
酸価 77.2(基準油脂分析試験法)
不けん化物 28.5(基準油脂分析試験法)
<ビタミンE類>
総トコフェロール 1.9質量%(HPLC法)
総トコトリエノール 2.1質量%(HPLC法)
<脂肪酸組成>
パルミチン酸(C16:0) 27質量%(GC法)
ステアリン酸(C18:0) 2質量%(GC法)
オレイン酸 (C18:1) 40質量%(GC法)
リノール酸 (C18:2) 29質量%(GC法)
リノレン酸 (C18:3) 2質量%(GC法)
【0023】
〔実施例2:植物油蒸留留出物のパーム油に対する抗酸化能の検討〕
(1)材料
油脂として、パーム油を使用した。植物油蒸留留出物として、米油の精製工程における脱臭工程で発生した蒸留留出物を使用した。既知の抗酸化剤として、エトキシキンおよびBHTを使用した。
【0024】
(2)試験方法
以下の試験区を設定し、酸価および過酸化物価を測定した。
試験区1:パーム油
試験区2:パーム油+エトキシキン 100ppm
試験区3:パーム油+BHT 100ppm
試験区4:パーム油+米油蒸留留出物 100ppm
各試料調製後、ガラス瓶に分注し、60℃で遮光保存し、保存0週目(調製直後)および9週目に酸価、過酸化物価の測定を実施した。酸価、過酸化物価の測定は「飼料分析法・解説2004(飼料分析基準研究会編著)」に記載の方法に準じて行った。
【0025】
酸価の測定結果を図1に示した。図1から明らかなように、9週目において、米油蒸留留出物を添加した試験区4は、試験区1と比較して有意に酸価が減少した。試験区4の酸価減少の程度は、エトキシキン(試験区2)およびBHT(試験区3)と同等であった。この結果から、米油蒸留留出物は、エトキシキンおよびBHTと同程度の抗酸化能を有することが明らかとなった。
【0026】
過酸化物価の測定結果を図2に示した。図2から明らかなように、9週目において、米油蒸留留出物を添加した試験区4は、試験区1と比較して有意に過酸化物価の上昇を抑制した。一方、エトキシキンを添加した試験区2は、試験区1より過酸化物価を上昇させ、BHTを添加した試験区3は、試験区1と差がなかった。この結果から、米油蒸留留出物はエトキシキンおよびBHTより優れた過酸化物価上昇抑制効果、すなわち抗酸化能を有することが明らかとなった。
【0027】
〔実施例3:植物油蒸留留出物およびビタミンEの抗酸化能の比較〕
(1)材料
廃食用油を使用した。植物油蒸留留出物として、米油の精製工程における脱臭工程で発生した蒸留留出物を使用した。ビタミンEには、飼料用ビタミンEを使用した。既知の抗酸化剤として、エトキシキンを使用した。
【0028】
(2)試験方法
以下の試験区を設定し、CDM試験を実施した。
試験区1:廃食用油
試験区2:廃食用油+エトキシキン 100ppm
試験区3:廃食用油+ビタミンE 100ppm
試験区4:廃食用油+米油蒸留留出物 100ppm
CDM試験は、「2003年版基準油脂分析試験法(社団法人日本油化学会編纂)」に記載の方法に従って実施した。具体的には、自動油脂安定性試験装置ランシマット743型(メトロームジャパン株式会社、日本油化学会制定基準油脂分析試験法2003年版のCDM試験に準拠)を用い、110℃の条件で、CDM試験を実施した。
【0029】
結果を図3に示した。図3から明らかなように、米油蒸留留出物を添加した試験区4は、試験区1と比較して、CDM値の低下を有意に抑制した。試験区4のCDM値の低下抑制の程度は、エトキシキン(試験区2)およびビタミンE(試験区3)と同等であり、米油蒸留留出物は、エトキシキンおよびビタミンEと同程度の抗酸化能を有することが明らかとなった。
ここで、上述のように、米油蒸留留出物には、ビタミンEとして、総トコフェロールおよび総トコトリエノールがそれぞれ約2%含まれている。したがって、ビタミンEを100ppm添加した試験区3と、米油蒸留留出物(ビタミンE含量約4%)を100ppm添加した試験区4のビタミンE量を比較すると、試験区3は試験区4の約25倍量のビタミンEを含有していることになる。しかし、図3から明らかなように、両者の抗酸化能は同等であり、25倍の差はなかった。したがって、米油蒸留留出物の抗酸化能がビタミンEの抗酸化能のみに基づくものでないことが明らかとなった。
【0030】
〔実施例4:植物油蒸留留出物添加飼料で飼育した鶏における鶏皮オイルの酸化抑制効果の検討〕
通常の鶏用飼料に米油蒸留留出物が0.5質量%となるように添加し、20羽の鶏に4週間給餌した。コントロールとして、米油蒸留留出物を添加していない通常の鶏用飼料を、20羽の鶏に4週間給餌した。飼育終了後に鶏から胸肉の皮を採取した。採取した鶏皮を刻んでクロロホルム:メタノール=1:1(v/v)で油分を抽出した。抽出した鶏皮オイルを50℃で保存し、経時的にサンプリングして過酸化物価を測定した。過酸化物価の測定は、実施例1と同様の方法で行った。
【0031】
いずれの群も摂餌量に差はなく、死亡例もなかったことから、米油蒸留留出物の飼料への添加は鶏の成長に影響を与えず、安全面でも問題がないと認められた。
過酸化物価の測定結果を図4に示した。図4から明らかなように、米油蒸留留出物添加飼料で飼育した鶏から抽出した鶏皮オイルは、通常飼料で飼育した鶏から抽出した鶏皮オイルにおける経時的な過酸化物価の上昇を顕著に抑制した。この結果から、米油蒸留留出物添加飼料を給餌することにより、酸化安定性に優れた食肉を生産できることが明らかとなった。
【0032】
なお本発明は上述した各実施形態および実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、本明細書中に記載された学術文献および特許文献の全てが、本明細書中において参考として援用される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物油蒸留留出物を有効成分として含有することを特徴とする抗酸化組成物。
【請求項2】
植物油が米油である請求項1に記載の抗酸化組成物。
【請求項3】
食品、飼料、化粧品または農薬用である請求項1に記載の抗酸化組成物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の抗酸化組成物を食品、飼料、化粧品または農薬用に添加することを特徴とする食品、化粧品、農薬または飼料の酸化抑制方法。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれかに記載の抗酸化組成物を添加した飼料を家畜または家禽に給餌することを特徴とする食肉の酸化抑制方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−153799(P2012−153799A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−14001(P2011−14001)
【出願日】平成23年1月26日(2011.1.26)
【出願人】(591066362)築野食品工業株式会社 (31)
【Fターム(参考)】