説明

抗MCP−1抗体、組成物、方法及び使用

エピトープ特異的な抗MCP−1抗体、組成物、方法及び使用
本発明は、特異的エピトープを有する少なくとも1つの新しい抗MCP−1抗体に関するものであり、これには、抗MCP−1抗体、MCP−1、ベクター、宿主細胞、トランスジェニック動物又は植物のうち少なくとも1つをコードする単離核酸、並びにそれらの製造及び使用の方法(治療用組成物、方法及びデバイスが挙げられる)が含まれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの重鎖可変領域及び少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む、少なくとも1つの可変領域を含む少なくとも1つの単離された哺乳類MCP−1抗体であって、配列番号1のアミノ酸4、5、6、7、4〜7、4〜5、4〜6、5〜6、5〜7、6〜7、又は46、47、46〜47、又はこれらの任意の組み合わせを含む少なくとも1つのエピトープに結合する、前記MCP−1抗体。
【請求項2】
少なくとも1つの重鎖可変領域及び少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む、少なくとも1つの可変領域を含む少なくとも1つの単離された哺乳類MCP−1抗体であって、配列番号1のアミノ酸4〜7及び46〜47を含む少なくとも1つのエピトープに結合する、前記MCP−1抗体。
【請求項3】
少なくとも1つの重鎖可変領域及び少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む、少なくとも1つの可変領域を含む請求項1に記載の少なくとも1つの単離された哺乳類MCP−1抗体であって、配列番号27及び28を含む重鎖及び軽鎖可変領域の両方を含む、前記MCP−1抗体。
【請求項4】
少なくとも1つの重鎖可変領域及び少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む請求項1に記載の少なくとも1つの単離哺乳類MCP−1抗体であって、配列番号6、7、9、13、14、及び16の重鎖及び軽鎖相補性決定領域(CDR)アミノ酸配列の全てを含む、前記MCP−1抗体。
【請求項5】
少なくとも1つの重鎖及び少なくとも1つの軽鎖を含む、少なくとも1つの可変領域を含む少なくとも1つの単離哺乳類MCP−1抗体とMCP−1に対して競合的に結合する、請求項1に記載の少なくとも1つの単離された哺乳類MCP−1抗体であって、
配列番号27及び28を含む重鎖及び軽鎖可変領域の両方を含む、前記MCP−1抗体。
【請求項6】
少なくとも1つの重鎖可変領域及び少なくとも1つの軽鎖可変領域を含む、少なくとも1つの単離哺乳類MCP−1抗体とMCP−1に対して競合的に結合する、請求項1に記載の少なくとも1つの単離哺乳類MCP−1抗体であって、配列番号6、7、9、13、14、及び16の重鎖及び軽鎖相補性決定領域(CDR)アミノ酸配列の全てを含む、前記抗体。
【請求項7】
配列番号6、7、9、13、14、及び16のうちの少なくとも1つのアミノ酸配列を有する少なくとも1つの重鎖、又は軽鎖CDRを含む抗体とMCP−1ポリペプチドの同一領域に特異的に結合する、請求項1に記載の少なくとも1つの単離哺乳類MCP−1抗体。
【請求項8】
請求項1に記載のMCP−1抗体であって、少なくとも10-9M、少なくとも10-10M、少なくとも10-11M、又は少なくとも10-12Mから選択される少なくとも1つの親和性でMCP−1と結合する、前記抗体。
【請求項9】
請求項1に記載のMCP−1抗体であって、少なくとも1つのMCP−1ポリペプチドの少なくとも1つの活性を実質的に調節する、前記抗体。
【請求項10】
請求項1に記載の少なくとも1つの単離された哺乳類MCP−1抗体をコードする、単離された核酸。
【請求項11】
請求項10に記載の単離された核酸を含む、単離された核酸のベクター。
【請求項12】
請求項10に記載の単離された核酸を含む、原核又は真核宿主細胞。
【請求項13】
請求項11に記載の宿主細胞であって、COS−1、COS−7、HEK293、BHK21、CHO、BSC−1、Hep G2、653、SP2/0、293、HeLa、YB2/0、骨髄腫、リンパ腫細胞、又はこれらの任意の誘導体、不死化細胞若しくは形質転換細胞から選択される少なくとも1つの前記宿主細胞。
【請求項14】
少なくとも1つのMCP−1抗体を生産する方法であって、前記MCP−1抗体が検出可能な又は回収可能な量で発現するように、インビトロ、インビボ又はインサイチュ条件下で、請求項10に記載の核酸を翻訳することを含む、前記方法。
【請求項15】
少なくとも1つのヒトCDR、及び少なくとも1つの製薬上許容できる担体又は希釈剤を有する、請求項1に記載の少なくとも1つの単離された哺乳類MCP−1を含む組成物。
【請求項16】
検出可能な標識又はリポーター、TNF拮抗薬、抗感染薬、循環器(CV)系薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、呼吸器薬、胃腸(GI)管薬、ホルモン薬、体液又は電解質平衡薬、血管系作用薬、抗腫瘍薬、免疫調整薬、眼、耳又は鼻用薬、局所薬、栄養製品、サイトカイン、又はサイトカイン拮抗薬から少なくとも1つ選択された、少なくとも1つの化合物又はポリペプチドを更に含む、請求項15に記載の組成物。
【請求項17】
請求項1に記載の少なくとも1つのMCP−1抗体と特異的に結合する、抗イディオタイプ抗体又は断片。
【請求項18】
細胞、組織、器官又は動物におけるMCP−1関連の状態を診断又は治療するための方法であって、請求項1に記載の少なくとも1つの抗体の有効量を含む組成物を前記細胞、組織、器官又は動物に接触させるか又は投与する方法。
【請求項19】
請求項18に記載の方法であって、前記有効量が、前記細胞、組織、器官又は動物1キログラム当たり0.001〜50mgである、前記方法。
【請求項20】
請求項18に記載の方法であって、前記接触又は前記投与が、非経口、皮下、筋肉内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頚管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺臓内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内、又は経皮から選択される少なくとも1つの方法による、前記方法。
【請求項21】
検出可能な標識又はリポーター、抗感染薬、循環器(CV)系薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、呼吸器薬、胃腸(GI)管薬、ホルモン薬、体液又は電解質平衡薬、血管系作用薬、抗腫瘍薬、免疫調節薬、眼、耳、又は鼻用薬、局所薬、栄養製品、サイトカイン、又はサイトカイン拮抗薬から少なくとも1つ選択された、少なくとも1つの化合物又はポリペプチドの有効量を含む少なくとも1つの組成物を、前記(a)接触又は投与の、前、同時、又は後に投与することを更に含む、請求項18に記載の方法。
【請求項22】
非経口、皮下、筋内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺臓内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、滑液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内又は経皮から選択された少なくとも1つの様式により、前記少なくとも1つのMCP−1抗体を投与又は接触させることに適している、請求項1に記載の少なくとも1つのMCP−1抗体を含む医療デバイス。
【請求項23】
請求項1に記載の少なくとも1つのMCP−1抗体の、溶液又は凍結乾燥形態を含む、包装材及び容器を含む、ヒトの製薬又は診断用途向けの製造品。
【請求項24】
請求項22に記載の製造品であって、前記容器が、非経口、皮下、筋肉内、静脈内、関節内、気管支内、腹内、関節包内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頚管内、胃内、肝内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊髄内、液嚢内、胸郭内、子宮内、膀胱内、病巣内、ボーラス、膣内、直腸、口腔内、舌下、鼻腔内、又は経皮的送達デバイス又はシステムの構成要素である、前記製造品。
【請求項25】
請求項1に記載の1つの単離された哺乳動物MCP−1抗体を生産する方法であって、前記抗体を回収可能な量で発現する能力をもつ宿主細胞若しくはトランスジェニック動物、又はトランスジェニック植物若しくは植物細胞を提供する前記方法。
【請求項26】
請求項25に記載の方法により生産された、少なくとも1つのMCP−1抗体。
【請求項27】
本明細書に記載された任意の発明。

【公表番号】特表2011−517548(P2011−517548A)
【公表日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−515209(P2010−515209)
【出願日】平成20年6月30日(2008.6.30)
【国際出願番号】PCT/US2008/068696
【国際公開番号】WO2009/006359
【国際公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【出願人】(509087759)セントコア・オーソ・バイオテツク・インコーポレーテツド (77)
【Fターム(参考)】