説明

折り畳み式携帯無線機

【課題】落下により外表面に衝撃を受けてもヒンジ部に安定して給電してアンテナ性の向上を図ること。
【解決手段】背面部125と略平行に下部回路基板140が設けられる下部筐体110と、上部回路基板150が設けられる上部筐体120とは導電性を有するヒンジ部130を介して回動自在に連結されている。第1回路基板140とヒンジ部130とは、接続板金160により電気的に接続される。接続板金160は、上部筐体120内に配置され、上部回路基板150に接続する接点部161と、接点部161から延出し、且つ、ヒンジ部130の外周に沿って曲がる曲げ部163と、曲げ部163の延出方向側の部位からヒンジ部130の外周に向かって突出し、当接した状態で付勢するバネ接点部165とを有する。バネ接点部165の付勢方向は、ヒンジ部130の軸部133及び上部回路基板150の双方と垂直な方向と交差する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機等の携帯無線機に関し、特に、ヒンジ部を介して複数の筐体を開閉自在に連結した折り畳み式携帯無線機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機の一種である携帯無線機は、上部筐体と下部筐体とをヒンジ部で連結して開閉自在な構造とし、通話時及びデータ通信時の開いた状態と待ち受け時の閉じた状態との2つの状態を取り得るようにした折り畳み式携帯無線機が広く普及している。
【0003】
折り畳み式携帯無線機は、小型化と多機能化が進んでおり、近年の多機能化のひとつとして、デザイン性向上のためアンテナの内蔵化が進んでいる。
【0004】
アンテナが内蔵された折り畳み式の携帯無線機としては、例えば、特許文献1に示すように、下部筐体内に設けられ、グランド回路を有する回路基板の無線部に接続された給電手段からヒンジ部に給電し、ヒンジ部を無線通信用アンテナとした構造が知られている。
【0005】
特許文献1では、回路基板のアース(グランド)回路とヒンジ部とは、下部筐体内に配置された接続金具を介して接続されている。接続金具は、アース回路に接続された接点部と、回路基板と平行な面から立ち上がり、且つ、付勢方向を回路基板面と垂直な方向としたバネ接点部とを備え、バネ接点部の先端をヒンジ部の外周に当接させることによって、回路基板とヒンジ部と電気的に接続している。
【0006】
この特許文献1では、開き時に上部筐体側のフレーム及び下部筐体の回路基板(詳細にはグランドパターン)を突起物のないアンテナ素子として用いることでダイポール動作する。このダイポール動作するアンテナは、配設される筐体において、高さ制限もなく、アンテナ体積を大きく、つまり、アンテナの実効面積を広くとることが可能となるため、広帯域、高利得なアンテナ性能を容易に得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2009−89204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、折り畳み式携帯無線機では、近年、薄型化、小型化が図られており、折り畳まれる筐体自体の厚みも薄くしたいという要望がある。
【0009】
従来の構造では、バネ接点部は、その付勢方向(ストローク方向)を、回路基板に対して垂直な方向、つまり、外面から垂直な方向にして筐体内に設けられている。このため、薄型化により回路基板と筐体の外面との間隔を狭くした折り畳み式携帯無線機が、折り畳まれた状態で外面側から落下して外面に衝撃を受ける場合に、バネ接点部には付勢方向に直接荷重がかかる。よって、過度の落下による衝撃が極端に大きい場合や、過度の落下によって衝撃を何度も受ける場合にバネ接点部が変形して、ヒンジ部への安定した接点状態を確保できずヒンジ部をアンテナとして安定して用いることができないという虞がある。これに対応するには、メンテナンスによって部品を交換する等の煩雑な作業が必要となる。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、落下により外表面に衝撃を受けてもヒンジ部に安定して給電してアンテナ性の向上を図ることができる折り畳み式携帯無線機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の折り畳み式携帯無線機の一つの態様は、内部に外表面と略平行に第1回路基板が設けられる第1筐体と、内部に第2回路基板が設けられる第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結し、且つ、導電性を有するヒンジ部と、前記第1回路基板と前記ヒンジ部とを電気的に接続する接続板金と、を備え、前記接続板金は、前記第1筐体内に配置され、前記第1回路基板に接続する接点部と、前記接点部から延出し、且つ、前記ヒンジ部の外周に沿って曲がる曲部と、前記曲部の前記延出方向側に設けられ、前記ヒンジ部の外周に向かって突出し、当接した状態で付勢するバネ接点部とを有し、前記バネ接点部の付勢方向は、前記ヒンジ部の軸心及び前記第1回路基板の双方と垂直な方向と交差する構成を採る。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、落下により外表面側から衝撃を受けてもヒンジ部に安定して給電してアンテナ性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の要部構成を示す概略分解斜視図
【図2】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の平面図
【図3】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金の右側面図
【図4】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金の背面図
【図5】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金の正面図
【図6】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金を背面側からみた斜視図
【図7】本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機において接続板金とヒンジ部との接続の説明に供する図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の要部構成を示す概略分解斜視図であり、図2は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の平面図である。
【0016】
図1及び図2に示す折り畳み式携帯無線機100は、表面111にキーなど操作部が配置された下筐体(第2筐体)110と、表示部による表示面121を有する上筐体120(第1筐体)と、下筐体110と上筐体120とを回動自在に連結するヒンジ部130とを備える。折り畳み式携帯無線機(以下、「携帯無線機」という)100では、下筐体110及び上筐体120はヒンジ部130を中心に回動することによって開閉する。下筐体110及び上筐体120を閉じた状態とは、下筐体110と上筐体120とを重ねた状態、つまり、表示部による表示面121と表面(以下、「操作面」ともいう)111とを対向するように折り畳まれた状態である。
【0017】
図1に示すように、下筐体110は、箱状の底面ケース112に、操作面111を有する表面側ケース114を被せて形成され、内部に、グランド回路を有する下部回路基板140が配置されている。
【0018】
下筐体110において、表面側ケース114の一端部(ここでは、基端側端辺部112a)側には、基端側端辺部112aに沿って上方に膨出して形成された中空のヒンジケース部113a、113bが配設されている。
【0019】
このヒンジケース部113a、113は、基端側端辺部112aに所定間隔を空けて配置され、ここでは、基端側端辺部112aの両側部にそれぞれ離間して配置されている。ヒンジケース部113aには、側方から挿入されるヒンジ部130のヒンジ基部131が固定される。なお、ヒンジケース部113a内に挿入されたヒンジ部130の回動筒部132は、上筐体120の筒状のヒンジケース部123の一端側の開口部内に挿入され、このヒンジケース部113a内で嵌合して固定される。
【0020】
ヒンジケース部113a内に配設されたヒンジ基部131には、下部回路基板140のグランド回路に電気的に接続される。
【0021】
また、ヒンジケース部113bには、ヒンジ部130と同径で、且つ、同軸心を有する補助ヒンジ部135が挿入されて固定される。この補助ヒンジ部135においてヒンジケース部113bからヒンジケース部113a側に突出する部位は、上筐体120のヒンジケース部123における他端側の開口部内に回動自在に挿入される。
【0022】
ヒンジ部130は、例えば焼結合金などの導電性を有する材料で形成され、円柱状のヒンジ基部131と、ヒンジ基部131と同径で、且つヒンジ基部131の軸心と同軸心で回動自在に設けられた回動筒部132とを有する。
【0023】
回動筒部132は、ヒンジ基部131に対し、ヒンジ基部131の端面の中央から突出する軸部133(図7参照)を中心に回動自在に取り付けられ、上筐体120のヒンジケース部123に内嵌して固定される。
【0024】
上筐体120は、表示面121が設けられた矩形状の表示面の外縁から側壁が直交して形成されてなる上筐体本体122と、上筐体本体122における枠状の側壁に取り付けられた背面部125とから箱状に形成される。
【0025】
この上筐体120の上筐体本体122における側壁のうち、基端側の側壁(基端側壁)122aに、筒状のヒンジケース部123が、基端側壁122aの長手方向、つまり、横方向に沿って形成されている。
【0026】
このヒンジケース部123には、背面部125側の外周にスリット124が形成され、このスリット124は、背面部125に形成された舌部126により覆われる。舌部126は、背面部125の基端側辺部125bの中央部分から延出し、且つ、ヒンジケース部123の外周に沿って湾曲した側面視円弧状に形成されている。
【0027】
また、上筐体120の内部には、背面125a及び表示面121と略平行に上部回路基板150が配置されるとともに、この上部回路基板150とヒンジ部130とを電位的に接続してヒンジ部130に給電する接続板金160が配設されている。
【0028】
接続板金160は、上筐体120の背面部125から舌部126に跨るように配置されており、グランド回路を有する上部回路基板150の給電部170に接続する接点部161と、固定部162と、曲げ部(曲部)163と、他端部164に形成されヒンジ部130に接続するバネ接点部165とを有する。
【0029】
図3は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金の右側面図であり、図4は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金の背面図である。また、図5は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金の正面図であり、図6は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の備える接続板金を背面側からみた図である。
【0030】
図3〜図6に示すように、接続板金160は、板金を加工して形成されており、L字状の接点部161の一端から段差を設けた後で延出された細長の本体部分162cを有する固定部162が形成されている。
【0031】
固定部162は、本体部分162cにおいて延在方向に延びる両側部に、固定部162の厚み方向に突出する固定片部162a、162bを有する。固定片部162a、162bは、上筐体120内に形成された図示しない窪みに嵌め込むことで接続板金160自体の位置決めを行う。固定部162は、接点部161側と反対側の端部から接点部161の延長上に延出する延長部162dを有し、この延長部162dの先端には、延長部162dの延出方向と直交する方向に折曲した他端部164が形成されている。なお、接続板金160において、延長部162dの延在方向と直交する方向に張り出す部分は、接続板金160を上筐体120に安定した状態で載置させている。
【0032】
他端部164は、延長部162dに、曲げ部163を介して、延長部162dの延在方向と直交する方向に張り出すように形成されており、接続板金160自体においては、延長部162dと交差する面として形成される。
【0033】
曲げ部163は、ヒンジ部130(回動筒部132)の外周に沿う形状であり、ここでは、舌部126の湾曲に対応して屈曲してなる。なお、曲げ部163は、舌部126の湾曲に対応する形状であればよく、曲げ部163を湾曲形状に形成してもよい。
【0034】
バネ接点部165は、他端部164の一端部を屈曲し、他端部164から立ち上がるように形成され、その付勢方向(ストローク方向)が、他端部164の表面に対して垂直方向となるように他端部164に形成されている。バネ接点部165には、他端部164から斜めに立ち上がる部位の先端部分に、接点165aが形成されている。
【0035】
図7は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機において接続板金とヒンジ部との接続の説明に供する図であり、上筐体のヒンジケース部の側断面図である。
【0036】
延長部162d及び他端部164は、基端側端辺部125b(図2参照)から突出して舌部126上に配置される。加えて、接続板金160の他端部164は、図7に示すように曲げ部163によってヒンジケース部123の外周に沿って配置される。
【0037】
これにより、延長部162d及び他端部164は、舌部126とヒンジケース部123との間で、ヒンジケース部123に内嵌するヒンジ部130の外周に沿って配置されている。
【0038】
ヒンジ部130(詳細にはヒンジ部130の回動筒部132)は、軸部133の外周に回動自在に形成された内筒部134と、内筒部134の外周に配置され、導電性を有する外筒部136とを有する。
【0039】
回動筒部132の外周、すなわち、外筒部136の外周には、回動筒部132自体がヒンジケース部123の軸方向に沿って延在する突条部(凸部)132a、132bが形成されており、上筐体120のヒンジケース部123の内周面に形成された溝部123a、123bと嵌合している。
【0040】
これにより、回動筒部132はヒンジケース部123に位置決めされ、ヒンジケース部123内で軸部133を中心に回動することを規制し、回動筒部132はヒンジケース123と一体的に回動する。
【0041】
なお、接続板金160は、回動筒部132の回動を規制する溝部123aの一側壁部を形成するリブ129によって、上部回路基板150とヒンジ部130とに接続された状態で、上筐体120内に固定される。ここでは、接続板金160は、背面部125の裏面に配置され、リブ129によって、背面部125側に押さえつけられた状態で固定されている。
【0042】
上筐体120内に配置された接続板金160は、延長部162dよりも先端側の他端部164に形成されたバネ接点部165を、ヒンジ部130の軸部よりも離れた位置で、湾曲する舌部126及びヒンジケース部123の間からヒンジケース部123に形成されたスリット124内に挿入している。
【0043】
スリット124内に挿入されたバネ接点部165は、ヒンジケース部123内の回動筒部136を、軸部133の軸心に向かう方向(つまり、ヒンジ部130の半径方向)で押圧して、ヒンジ部130に接触し、導通した状態となっている。詳細には、バネ接点部165は、接点165a(図3及び図5参照)でヒンジ部130の外周を押圧した状態で接触する。なお、図7における破線165sは、接点部165において、ヒンジ部130を押圧しない通常状態の先端部分(図3及び図5に示す接点部165aが形成された部位)を示す。
【0044】
これにより、接続板金160を介してヒンジ部130に電気的に接続される上部回路基板150と、ヒンジ部130にグランド回路が接続される下部回路基板140とは、上筐体120が下筐体110に対して開いた状態ではダイポールアンテナとして動作する。
【0045】
また、バネ接点部165は、曲げ部163によって、バネ接点部165の付勢方向がヒンジ部の軸心に向かう方向(ヒンジ部130の半径方向)となるように、つまり、バネ荷重がヒンジ部130の軸心に向かうように上筐体120に設けられる。これにより安定したバネ荷重を得ることができ、ヒンジ部130と接続板金の接触抵抗を安定することができる。
【0046】
本実施の形態の携帯無線機100によれば、図3に示すように、折り畳まれた状態では、バネ接点部165の付勢方向は、上筐体120の背面部125と略直交する方向よりも、背面部125の長手方向で、且つ、基端側端辺部125a側にズレた方向となる。つまり、バネ接点部165の付勢方向は、下部筐体110及び上部筐体120が折り畳まれた状態の基端側端辺部において、ヒンジ部130の軸部133よりも基端側で、ヒンジ部130の軸心(軸部133)及び上部回路基板150の双方と垂直な方向Aと交差している。
【0047】
このため、携帯無線機100を落下することによって背面部(外表面)125側から矢印方向に荷重がかかる場合でも、バネ接点部165では、その付勢方向で落下による荷重が直接かかることがない。これにより、安定した接点状態を維持し、ヒンジ部130をアンテナとして安定して用いることができる。
【0048】
なお、本実施の形態における接続板金160は、上筐体120における上部回路基板150のグランド回路と、ヒンジ部130とを電気的に接続する構成としたが、これに限らず、下筐体110の下部回路基板140のグランド回路とヒンジ部130とを電気的に接続する構成としてもよい。
【0049】
なお、上記本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り、種々の改変をなすことができ、そして本発明が該改変させたものに及ぶことは当然である。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明に係る折り畳み式携帯無線機は、落下により外表面側から衝撃を受けてもヒンジ部に安定して給電してアンテナ性の向上を図ることができる効果を有し、折り畳み式携帯無線機として有用である。
【符号の説明】
【0051】
100 携帯無線機
110 下筐体
111 操作面
120 上筐体
121 表示面
122 上筐体本体
123 ヒンジケース部
124 スリット
125 背面部
126 舌部
129 リブ
130 ヒンジ部
132 回動筒部
133 軸部
135 ヒンジ部
140 下部回路基板
150 上部回路基板
160 接続板金
161 接点部
162 固定部
163 曲げ部
164 他端部
165 バネ接点部
170 給電部
112a 基端側辺部
113a、113b ヒンジケース部
125b 基端側辺部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に外表面と略平行で第1回路基板が設けられる第1筐体と、内部に第2回路基板が設けられる第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結し、且つ、導電性を有するヒンジ部と、前記第1回路基板と前記ヒンジ部とを電気的に接続する接続板金と、
を備え、
前記接続板金は、
前記第1筐体内に配置され、前記第1回路基板に接続する接点部と、
前記接点部から延出し、且つ、前記ヒンジ部の外周に沿って曲がる曲部と、
前記曲部の前記延出方向側に設けられ、前記ヒンジ部の外周に向かって突出し、当接した状態で付勢するバネ接点部とを有し、
前記バネ接点部の付勢方向は、前記ヒンジ部の軸心及び前記第1回路基板の双方と垂直な方向と交差する、
折り畳み式携帯無線機。
【請求項2】
前記バネ接点部は、前記ヒンジ部の軸心に向かう方向に付勢されている、
請求項1記載の折り畳み式携帯無線機。
【請求項3】
前記第1筐体は、前記ヒンジ部の外周に形成された凸部と係合して、前記ヒンジ部の位置決めを行うリブを備え、
前記接続板金は、前記第1筐体内で前記リブにより固定されている、
請求項1記載の折り畳み式携帯無線機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−166513(P2011−166513A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−27955(P2010−27955)
【出願日】平成22年2月10日(2010.2.10)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】