説明

折畳み/展開可能なサポートフレーム構造

【課題】 折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を提供する。
【解決手段】制限部1、覆蓋部2及びサポートフレーム本体3からなり、該制限部は、床となる所定形状の区域面積を囲む形状とし、該覆蓋部は、組立てた状態で制限部からなる床上に居住空間を形成するシートであって、サポートフレーム本体は、全体を一本、または両側2本の弾力性の有る材質からなる条体っであって、半円断面形の覆蓋部面に沿ってループを描いて支持構造を構成する。
サポートフレーム本体と覆蓋部との組立は、覆蓋部面に沿って縫製された中空結合部内をサポートフレームを挿通することにより組立て、さらに覆蓋部周縁を制限部周縁に結合することにより、図のような断面半円形状に構成する。サポートフレームはループの重なり箇所で縦横に折畳むことにより、コンパクトに収納することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一種のサポートフレーム構造に関する。特に一種の收納及び展開を行うことができるサポートフレーム構造に係る。
【背景技術】
【0002】
家或いは機器等の物質形態を存在させている種々の基本構成において、構造は欠くべからざる要素である。構造がなければ、物質形態を維持することはできず、形態を保持できなけば、物質を形成する真の目的を明確に表現することはできない。よって、もし物質構造がなければ生命或いは無生命の複合を執行することはできない。抵抗力は物体形態を永続させる強度を保護し、すなわち構造と呼ぶ。人類の技術環境において、構造は物体機能を保存する実質パターン(material patterns)である。
構造が技術において担う目的は、物体そのものの重量を制御する他、外界の積載重量(力量)を受け止めることである。これは力学作用においてはベアリング(bearing)と呼ばれる。形態作用の構造システムは、積載重量の状態において決まるため、受ける「自然」力流の規則により厳格に制御される。よって任意の自由形態設計の対象とはなり得ず、テントの形態及び空間等はベアリングメカニズムの結果である。
構造は、テントにおいては形態と空間の主要でかつ唯一の道具である。この機能を備えるため、構造形成は人類物質環境中の基本手段となり、テントの設計を構成する各種影響において、構造は絶対的な規範である。また構造は完全にテントの構造内に隠れ、テントそのものの形態となってしまうため、テント構造設計は設計者の創造意図を具体化し形態、材料及び力量と結合するものである。いかにしてより優れた構造のテントを設計し、しかもその他機能を付加し消費者ニーズに応えるかが、業者が常に掲げる方向であり、またテントの使用率及びシェアを向上させるための努力目標である。
【特許文献1】特開2004−290348号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
発明が解決しようとする課題は、折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を提供し、単一サポートフレーム構造により若干の弧形曲面及び複数の折り重ね端の配列・構造を形成し、これによりサポートフレーム構造は迅速な收納及び展開使用の機能と効果を達成する。
発明が解決しようとするさらなる課題は、折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を提供し、覆蓋部内に組み込まれるサポートフレーム構造により覆蓋部を持ち上げ、これにより覆蓋部内には容置空間及び通風の機能と効果を備える。
発明が解決しようとするさらに次なる課題は折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を提供し、サポートフレーム構造により覆蓋部を弧形曲面形状とし、これにより覆蓋部はさらに立体造型の美観機能と効果を備える。
発明が解決しようとするさらに次なる課題は折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を提供し、サポートフレーム構造により覆蓋部は容置空間を形成し、これにより人員を収容する機能と効果を達成する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため、本発明は下記の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を提供する。
本発明が提供する折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は制限部、覆蓋部及びサポートフレーム本体を含み、
該制限部は所定形状の区域面積を取り囲み形成し、
該覆蓋部は該制限部と相互に連接し、
該サポートフレーム本体は該覆蓋部と相互に連接し、しかも該覆蓋部を該制限部から離し、該サポートフレーム本体はさらに若干の弧形曲面、複数の第一折り重ね端、複数の第二折り重ね端及び複数の接触端を含み、該複数の接触端はそれぞれ該制限部と相互に隣接し接触し、該複数の第一折り重ね端はほぼある長手方向を呈し配列し、該各弧形曲面は同時に該第一折り重ね端と別の弧形曲面により隣接し、しかも該第二折り重ね端とさらに別の弧形曲面により隣接し、若干の弧形曲面により相互に位置を合わせ接触し、こうして該サポートフレーム構造を收納可能とし、
すなわち本発明が提供する別種の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は制限部、覆蓋部、第一サポートフレーム及び第二サポートフレームを含み、
該制限部は所定形状の区域面積を取り囲み形成し、
該覆蓋部は該制限部と相互に連接し、
該第一サポートフレームは少なくとも一個の曲面形状を囲み形成し、しかも該第一サポートフレームは少なくとも二個の第一接触端を備え、該第一サポートフレームと該覆蓋部は相互に連接し、該覆蓋部を該制限部から離し、これにより該第一接触端と該制限部は相互に隣接し接触し、
該第二サポートフレームは該制限部と相互に隣接し接触する少なくとも二個の第二接触端を備え、該第二サポートフレームと該第一サポートフレームは相互に積み重なり、ちょうど若干の弧形曲面、複数の第一折り重ね端及び複数の第二折り重ね端を形成し、該複数の第一折り重ね端はほぼある長手方向を呈し配列し、該各弧形曲面は同時に該第一折り重ね端と別の弧形曲面により隣接し、しかも該第二折り重ね端とさらに別の弧形曲面により隣接し、複数の弧形曲面により相互に位置を合わせ接触し、こうして該サポートフレーム構造を收納可能とすることを特徴とする折畳み/展開可能なサポートフレーム構造である。
【発明の効果】
【0005】
上記のように、本発明は単一サポートフレーム構造により若干の弧形曲面及び複数の折り重ね端の配列構造を形成し、これによりサポートフレーム構造は迅速な收納及び展開使用の機能と効果を達成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第一最適実施例は、立体分解、立体組合せ、正面及び上面構造指示図である図1から図4に示すように、本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は制限部1、覆蓋部2及びサポートフレーム本体3からなる。
該制限部1は、所定形状の区域面積Aを取り囲んで形成する。本発明の最適実施例において、該所定形状は多辺形形状で、矩形形状が最適であるが、六角形或いは楕円形に近似する形状とすることができる。
該制限部1は、平面(図示なし)上に平らに置く底パッド構造であるが、該覆蓋部2の外縁周囲にだけ位置することもでき、少なくとも1本のロープ或いは少なくとも一個の伸縮ベルトにより、該制限部1だけを平面に展開し、これにより該覆蓋部2は該区域面積A上において下縁周囲を拘束されて上方に湾曲突出する構造を形成する。これら構造及び形状の変化は該項技術の習熟者は上記巻明に基づき変化を加え実施可能であるため、本発明の請求範囲を離脱しておらず、本発明の精神及び範囲内にあるが、ここでは詳述しない。
【0007】
該覆蓋部2は、該制限部1と相互に連結する。本発明の最適実施例において、該覆蓋部2は縫製により該制限部1と相互に結合するが、ファスナーによりこれら二者を一緒に結合することもできる。該覆蓋部2は、少なくとも一個の開口21を備え、該開口21は使用者(図示なし)を挿通させ、該覆蓋部2内に出入りさせることができる。図中の該開口21は、該覆蓋部2の片側に位置する。該開口21はまた該覆蓋部2に直接開設することもできるが、ここでは詳述しない。該覆蓋部2は、さらに該サポートフレーム本体3と対応してこれらと相互に連結後、該覆蓋部2を該制限部1から分離して、寝袋、テント、掛け布団或いはボール状の部屋等の構造体を形成することができる。
該サポートフレーム本体3は、さらに弧形曲面34、複数の第一折り重ね端31、複数の第二折り重ね端32及び複数の接触端33を有する。該複数の接触端33はそれぞれ該制限部1と相互に隣接して接触し、該複数の第一折り重ね端31は配列してほぼある長手方向91を形成する。該各弧形曲面34は、同時に該第一折り重ね端31と別の弧形曲面34aにより隣接し、しかも該第二折り重ね端32とさらに別の弧形曲面34bにより隣接する。本発明の最適実施例において、該サポートフレーム本体3 は一体成型或いは多段に連結した構造により製作し、かつ弾力性を備える材質により構成する。本発明の最適な形態は、該サポートフレーム本体3は奇数組の八の字形を呈して該長手方向91に沿って配列し、該覆蓋部2と該制限部1の周縁位置を合わせてセットして、サポートフレームを組立てることにより、該複数の第一折り重ね端31はそれぞれ実質的な最高点を形成し、該第一折り重ね端31と該制限部1の間は高度h1(テント応用例側面図4参照)を形成する。
【0008】
本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を收納する動作の立体構造指示図である図5及び図6に示すように、本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を収納する時には、先ず図中の上端に相当する該複数の第一折り重ね端31を該長手方向91に沿って折りたたみ、両サイドの第二折り重ね端32を相互に重ね、両側の接触端33を相互に接触後、さらに交互に折畳んで該複数の第一折り重ね端31を相互に接触させ、弧形曲面34を相互に重ね合わせる。こうして該サポートフレーム構造を收納するが、折畳む順序としては、先に交互に折畳んで該複数の第一折り重ね端31を相互に接触させ、次に弧形曲面34を相互に位置を重ね合わせて折畳むこともできる。このようにして本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は、收納可能である。
【0009】
本発明最適実施例において、該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造はさらに結合部5を含む。該結合部5は、該サポートフレーム本体3を挿通させ該覆蓋部2上に位置させる。本発明のサポートフレーム構造が結合部を挿通する第一最適実施例の上面動作指示図である図7に合わせて示すように、本発明の最適実施例において、該結合部5は縫合方式により該覆蓋部2上において長手方向91に沿って配列する三個の中空八の字形形状に縫製されるため、該サポートフレーム本体3は三個の第一折り重ね端31、四個の第二折り重ね端32及び六個の接触端33を備える。
説明の便のため、以下に該長手方向91に沿って配列する複数の第一折り重ね端31を順番に31a、31b及び31cと定義し、片側の複数の接触端33は順番に33a、33b及び33cと定義し、同様に他の側の複数の接触端33は順番に33d、33e及び33fと定義し、さらに片側の複数の第二折り重ね端32も順番に32a及び32bと定義し、同様に他の側の複数の第二折り重ね端32も順番に32c及び32dと定義し説明する。
該サポートフレーム本体3は、弾性を備えた材質により構成するため、該サポートフレーム本体3は該結合部5の中空部分を挿通可能で、順番に33a、32a、31b、32d、33f、31c、32b、33b、32a、31a、33d、32c、31b、32b、33c、31c、32d、33e、32c、31a、33aを挿通後、該覆蓋部2上において固定される。また該サポートフレーム本体3は二個とすることもでき、それぞれ該結合部5二つの端から進入して形成し、或いは該サポートフレーム本体3は一体成型により製造し、該結合部5は該覆蓋部2上において接着塗布し、こうして該サポートフレーム本体3は接着接合方式により該覆蓋部2上に位置する。
【0010】
本発明のサポートフレーム構造が結合部を挿通する第二最適実施例の上面動作指示図である図8に示すように、本発明最適実施例において、該結合部5aは縫合方式により該覆蓋部2上において縫成長手方向91に沿って配列する四個の中空八の字形形状で、該結合部5aは連続する曲線形状とすることもできる。また非連続の間隔を開けて配列して形成することもできるため、該サポートフレーム本体3は四個の第一折り重ね端31、六個の第二折り重ね端32及び八個の接触端33を備える。
説明の便のため、以下に該長手方向91に配列する複数の第一折り重ね端31を順番に31p、31q、31r及び31sと定義し、片側の複数の接触端33は順番に33p、33q、33r及び33sと定義し、別の片側の複数の接触端33は順番に33t、33u、33v及び33wと定義し、さら片側の複数の第二折り重ね端32も順番に32p、32q及び32rと定義し、他の側の複数の第二折り重ね端32も順番に32s、32t及び32uと定義して説明する。
該サポートフレーム本体3は、弾性を備えた材質により構成するため、該サポートフレーム本体3は該結合部5aの中空部分を挿通可能で、順番に33t、32s、31q、32q、33r、32r、31s、33s、32r、31r、32t、33v、32u、31s、33w、32u、31r、32q、33q、32p、31p、33p、32p、31q、32t、33u、32s、31p、33tを挿通後、該覆蓋部2上において固定される。
また該サポートフレーム本体3は二個或いはさらに多くすることもでき、該サポートフレーム本体3が二個である場合には、内一個のサポートフレーム本体3は順番に33t、32s、31q、32q、33r、32r、31s、33w、32u、31r、32q、33q、32p、31p、33tを挿通し、さらにもう一個のサポートフレーム本体3は順番に33p、31p、32s、33u、32t、31r、32r、33s、31s、31r、33v、32t、31q、32p、33pを挿通する。上記は本発明の最適実施例に過ぎず、本発明実施の範囲を限定することはできない。
【0011】
下記の本発明の他の最適実施例において、大部分の部品は前記実施例と同じ、或いは類似するため、相同の部品は相同の名称及び符号を付し、しかも類似の部品に対しては相同名称で原符号後に別に英文字を加え区別する。
本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第二最適実施例立体、正面及び上面構造指示図である図9から図11に示すように、本最適実施例において、該サポートフレーム本体3aは五個の八の字形に構成し長手方向92に沿って配列する。 五個の第一折り重ね端31、八個の第二折り重ね端32及び十個の接触端33を備える。上記構造により該サポートフレーム本体3aは長手方向92に沿ってその長さはさらに長くなる。
【0012】
図12から図14に示す本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第三最適実施例において、該サポートフレーム本体3bは三個のやや八の字形に構成して長手方向93に沿って配列するが、五個の第一折り重ね端31を備え、四個の第二折り重ね端32及び六個の接触端33を備える。これら数量、構造及び形状の変化は該項技術の習熟者は上記巻明に基づき変化を加え実施可能であるため、本発明の請求範囲を離脱しておらず、本発明の精神及び範囲内にあるとみなす。
【0013】
図15から図17に示す本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第四最適実施例中において、該サポートフレーム本体3cの複数の第二折り重ね端32はそれぞれ実質的な最高点を形成し、しかも該第二折り重ね端32と該制限部1は組立てた状態で相互に高度h4を隔てる。 本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を収納する時には、該複数の第一折り重ね端31を該長手方向94に折り、両側の第二折り重ね端32を相互に接触させ、両側の接触端33も相互に接触後、さらに該複数の第一折り重ね端31を相互に接触させ、こうして若干の弧形曲面34は折畳んで相互に位置を合わせ接触する。こうして該サポートフレーム構造を收納可能とするが、本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造收納方法は、先に該複数の第一折り重ね端31を相互に接触させ、次に若干の弧形曲面34を相互に位置を合わせ接触させることもできる。
【0014】
本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第五最適実施例の立体分解、立体組合せ、正面及び上面構造指示図である図18から図21に示すように、本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は、制限部1、覆蓋部2、第一サポートフレーム41及び第二サポートフレーム42により構成する。
該制限部1及び該覆蓋部2の構造及び特徴は上記の実施例と同様であるため、ここでは詳述しない。
該第一サポートフレーム41は、少なくとも一個の曲面形状を囲んで形成し、該第一サポートフレーム41は少なくとも二個の第一接触端43を備える。該第一サポートフレーム41と該覆蓋部2を相互に連結して組立てて該覆蓋部2を該制限部1上に立て、これにより該第一接触端43と該制限部1は相互に隣接して接触する。
該第二サポートフレーム42は、該制限部1と相互に隣接して接触する少なくとも二個の第二接触端44を備える。該第二サポートフレーム42は、該第一サポートフレーム41と相互に積み重ねた後、若干の弧形曲面45、複数の第一折り重ね端46及び複数の第二折り重ね端47を形成する。
本発明の最適実施例において、該第二サポートフレーム42と該第一サポートフレーム41は相互に積み重ねて二個の八の字形配列を形成する。
該弧形曲面45は四個で、該第一折り重ね端46及び該第二折り重ね端47はそれぞれ二個である。該複数の第一折り重ね端46はほぼ長手方向95に沿って配列し、該各弧形曲面45は同時に該第一折り重ね端46と別の弧形曲面45cにより隣接し、しかも該第二折り重ね端47とさらに別の弧形曲面45dにより隣接する。
本発明の最適実施例において、該第一サポートフレーム41及び該第二サポートフレーム42は共に一体成型により製作し、かつ弾力性を備える材質により製造する。最適な形態は、該第二サポートフレーム42と該第一サポートフレーム41は相互に組立てた状態で、偶数個の八の字形配列を呈するもので、該覆蓋部2と該制限部1の位置を合わせて配置し、複数の第一接触端43、複数の第二接触端44それぞれと該制限部1の相互隣接して接触した組み立て状態で複数の第一折り重ね端46はそれぞれ構造体の実質的な最高点を形成し、該第一折り重ね端46と該制限部1は高度h5を相互に隔てる。また複数の第二折り重ね端47がそれぞれ実質的な最高点を形成し、該第二折り重ね端47と該制限部1が高度(図示なし)を隔てることもできる。
收納時には、それぞれ複数の第一折り重ね端46を相互に積み重ね、複数の第二折り重ね端47を相互に積み重ね、及び複数の第一接触端43と複数の第二接触端44を相互に積み重ね後、若干の弧形曲面を相互に位置を合わせ接触させ、本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を收納する。
【0015】
本発明の最適実施例において、該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造はさらに結合部5eを有する。該結合部5eは、それぞれ該第一サポートフレーム41及び該第二サポートフレーム42を挿通させ、該覆蓋部2面上に沿って位置させる。本発明の最適実施例において、該結合部5eは縫合方式により該覆蓋部2上において長手方向95に沿って配列する二個の中空八の字形形状に縫製され、或いは該結合部5eを該覆蓋部2上において接着塗布し、該第一サポートフレーム41及び該第二サポートフレーム42は接着接合方式により該覆蓋部2上において位置する。
【0016】
本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第六最適実施例である立体分解、立体組合せ、正面及び上面構造指示図である図22から図25に示すように、本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は制限部1、覆蓋部2、第一サポートフレーム41a及び第二サポートフレーム42aを具える。
該制限部1及び該覆蓋部2の構造及び特徴は上記実施例と同様であるため、ここでは詳述しない。
該第一サポートフレーム41aは、少なくとも一個の第三折り重ね端48を備え、該各第三折り重ね端48は該第一サポートフレーム41aを二曲面形状に形成する。
本発明の最適実施例において、該第一サポートフレーム41aは四個の第一接触端43aを備え、該第一サポートフレーム41aと該覆蓋部2は相互に組立てて、該覆蓋部2を該制限部1上に立ち上げる、こうして該第一接触端43aと該制限部1は相互に隣接して接触する。該第二サポートフレーム42aも少なくとも一個の第四折り重ね端49を備え、該各第四折り重ね端49は該第二サポートフレーム42aを二曲面形状に形成し、該第二サポートフレーム42aも四個の第二接触端44aを備える。該第二サポートフレーム42aと該第一サポートフレーム41aを積み重ね後、若干の弧形曲面45a、複数の第一折り重ね端46a及び複数の第二折り重ね端47aを形成する。
本発明の最適実施例において、該第二サポートフレーム42aと該第一サポートフレーム41aは積み重ね後、四個の八の字形配列を呈し、該弧形曲面45aは八個で、かつ該第一折り重ね端46a及び該第二折り重ね端47aはそれぞれ四個である。該複数の第一折り重ね端46aはほぼある長手方向96に沿って配列し、該各弧形曲面45aは同時に該第一折り重ね端46aと別の弧形曲面45eにより隣接し、しかも該第二折り重ね端47aとさらに別の弧形曲面45fにより隣接する。該覆蓋部2と該制限部1の相互の位置を合わせてセットし、複数の第一接触端43a、複数の第二接触端44aそれぞれと該制限部1の相互に隣接して接触した状態で、該複数の第一折り重ね端46aは床となる該制限部1に対してそれぞれ実質的な最高点を形成し、該第一折り重ね端46aと該制限部1は高度h6を隔てる。また、該複数の第二折り重ね端47aをそれぞれ実質的な最高点を形成し、該第二折り重ね端47aと該制限部1は高度(図示なし)を隔てることもできる。
收納時には、折畳んでそれぞれ複数の第一折り重ね端46aを相互に積み重ね、複数の第二折り重ね端47a、該第三折り重ね端48と該第四折り重ね端49を相互に積み重ね、及び複数の第一接触端43aと複数の第二接触端44aを相互に積み重ねた後、若干の弧形曲面は相互に位置を合わせ接触し、本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の收納を行う。
【0017】
本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第七最適実施例の立体分解、立体組合せ、正面及び上面構造指示図である図26から図29に示すように、本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は、制限部1、覆蓋部2及び若干のサポートフレーム本体6からなる。
該制限部1及び該覆蓋部2の構造及び特徴は上記の実施例と同様であるため、ここでは詳述しない。
若干の該サポートフレーム本体6は、所定の配列により該覆蓋部2内に設置される。本発明最適実施例において、該サポートフレーム本体6は弾性構成部品で、二端が相互に連接して一体を形成するが、一体成型構造とすることもできる。該サポートフレーム本体6を取り囲んで円形曲面形状を形成し、さらに接触端63を180度回転させた後、該サポートフレーム本体6上に折り重ね端62を形成して、該折り重ね端62両側にはそれぞれ弧形曲面61、61aの八の字構造造型を備える。該サポートフレーム本体6はさらに二接触端63を備え、組立てた状態で該制限部1の外縁周囲と相互に隣接し接触し、該折り重ね端62は実質的な最高点を形成し、該サポートフレーム本体6そのものの弾力により該覆蓋部2を該制限部1から離し高さh7を隔てる。
【0018】
本発明最適実施例において、該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造はさらに結合部5bを有する。
該結合部5bは、該サポートフレーム本体6を挿通して、該覆蓋部2面上に位置させる。該結合部5bは該覆蓋部2面上に設けられ、該覆蓋部2の該制限部1上におけるサポートはさらに有利となり、該結合部5b内と該サポートフレーム本体6外には軟性部品(図示なし)を設置する。上記により単一の該サポートフレーム本体6は二個の該結合部5b間に位置し、こうして若干の該サポートフレーム本体6は所定の配列により該覆蓋部2内に設置される。
該サポートフレーム本体6は、さらに少なくとも一個の定位部品(図示なし)を備え、該定位部品は弾性構成部品で、外力を加えることにより変形を生じることができ、しかも外力を取り去った後は原状を回復する。該定位部品は少なくとも二個の通孔(図示なし)を備え、該定位部品を該折り重ね端62に設置する時、該二個の通孔は共に単一の該サポートフレーム本体6により挿通され、重ね状態を呈し、二個の該弧形曲面61、61aを連接する。
該覆蓋部2に該結合部5bを設置しない場合には、該定位部品64により該サポートフレーム本体6と別のサポートフレーム本体6aをそれぞれ二個の通孔を挿通させるだけで良く、こうして若干の該サポートフレーム本体6は位置決めと結合を行うことができる。
【0019】
該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造を収納する時には、該サポートフレーム本体6の該各弧形曲面61と別の弧形曲面61aを位置を合わせて接触させ、これにより該覆蓋部2は該所定形状長手方向に沿って折曲し、該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造はやや半楕円形を呈した後、さらに該各サポートフレーム本体6により重ねて位置を合わせて接触する。こうして該覆蓋部2は該結合部5b長手方向に沿って折曲し、收納を行う。
また本発明該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の別の收納方法では、先に該各サポートフレーム本体6の位置合わせて接触を行い、これにより該覆蓋部2は該結合部5b長手方向に沿って折曲を行い、さらに該サポートフレーム本体6の該各弧形曲面61と別の弧形曲面61aを位置を合わせて接触させ、これにより該覆蓋部2は該所定形状長手方向に沿って折曲し、収納を行う。
【0020】
本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の第八最適実施例立体分解、立体組合せ、正面及び上面構造指示図である図30から図33に示すように、本発明の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造は制限部1、覆蓋部2及び少なくとも一個のサポートフレーム本体7を含む。
該制限部1及び該覆蓋部2の構造及び特徴は、上記の実施例と同様であるため、ここでは詳述しない。
該サポートフレーム本体7は、放射状配列により該覆蓋部2内に設置する複数の弧形曲面71を含み、該弧形曲面71はほぼ三角形形状を呈し、しかも該各弧形曲面71は折り重ね端72と別の弧形曲面71aにより相互に接触して接続し、接触端73と該制限部1により相互に隣接し接触し、組立てた状態で頂端74は実質的な最高点を形成し、該頂端74と該制限部1は高度h8を隔てる。
【0021】
本発明最適実施例において、該折畳み/展開可能なサポートフレーム構造はさらに結合部5cを有する。
該結合部5cは、該サポートフレーム本体7を挿通させ該覆蓋部2の面に沿って位置させる。本発明最適実施例において、該結合部5cは縫合方式により該覆蓋部2上において六個の三角形が配列する六角形形状に縫製されるため、該サポートフレーム本体7は六個の折り重ね端72、六個の接触端73及び六個の頂端74を備える。説明の便のため、以下に六個の折り重ね端72は順番に72、72a、72b、72c、72d、72eと定義し、相対する六個の接触端73は順番に73、73a、73b、73c、73d、73eと定義し、及び六個の頂端74は順番に74、74a、74b、74c、74d、74eと定義し説明する。
該サポートフレーム本体7は、弾性を備えた材質により製造するため、該サポートフレーム本体7は該結合部5cの中空部分を挿通可能で、順番に73a、72a、74b、72b、73c、72c、74d、72d、73e、72e、74、72、73aを挿通し、しかも別のサポートフレーム本体7aは順番に74a、72a、73b、72b、74c、72c、73d、72d、74e、72e、73、72、74aを挿通する。
また、該結合部5cは該覆蓋部2上において接着し、該サポートフレーム本体7は接着接合方式により該覆蓋部2上において位置することもできる。
上記は本発明の実施例に過ぎず、発明実施の範囲を限定するものではない。寝袋、テント、掛け布団或いはボールの部屋等は皆、本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の最適実施例を利用し変化を加え実施することができるため、本発明特許請求範囲の均等変化と修飾と見なし、すべて本発明特許請求の範囲内に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第一最適実施例の立体構造分解指示図である。
【図2】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第一最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図3】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第一最適実施例の正面構造指示図である。
【図4】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第一最適実施例の上面構造指示図である。
【図5】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の收納を行う最適実施例の第一動作の立体構造指示図である。
【図6】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造の收納を行う最適実施例の第二動作の立体構造指示図である。
【図7】本発明のサポートフレーム構造が結合部を挿通する第一最適実施例の上面動作指示図である。
【図8】本発明のサポートフレーム構造が結合部を挿通する第二最適実施例の上面動作指示図である。
【図9】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第二最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図10】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第二最適実施例の正面構造指示図である。
【図11】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第二最適実施例の上面構造指示図である。
【図12】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第三最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図13】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第三最適実施例の正面構造指示図である。
【図14】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第三最適実施例の上面構造指示図である。
【図15】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第四最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図16】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第四最適実施例の正面構造指示図である。
【図17】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第四最適実施例の上面構造指示図である。
【図18】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第五最適実施例の立体構造分解指示図である。
【図19】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第五最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図20】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第五最適実施例の正面構造指示図である。
【図21】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第五最適実施例の上面構造指示図である。
【図22】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第六最適実施例の立体構造分解指示図である。
【図23】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第六最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図24】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第六最適実施例の正面構造指示図である。
【図25】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第六最適実施例の上面構造指示図である。
【図26】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第七最適実施例の立体構造分解指示図である。
【図27】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第七最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図28】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第七最適実施例の正面構造指示図である。
【図29】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第七最適実施例の上面構造指示図である。
【図30】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第八最適実施例の立体構造分解指示図である。
【図31】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第八最適実施例の立体構造組合せ指示図である。
【図32】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第八最適実施例の正面構造指示図である。
【図33】本発明折畳み/展開可能なサポートフレーム構造第八最適実施例の上面構造指示図である。
【符号の説明】
【0023】
1 制限部
2 覆蓋部
21 開口
3、3a、3b、3c、6、7 サポートフレーム本体
41、41a 第一サポートフレーム
42、42a 第二サポートフレーム
34、34a、34b、45、45a 、45c、45d、45e、45f、61、61a、71、71a 弧形曲面
62、72、72a、72b、72c、72d、72e 折り重ね端
31、31a、31b、31c、31p、31q、31r、31s、46、46a 第一折り重ね端
32、32a、32b、32c、32d、32p、32q、32r 、32s、32t、32u、47、47a 第二折り重ね端
48 第三折り重ね端
49 第四折り重ね端
33、33a、33b、33c、33d、33e、33f、33p、33q、33r、33s 33t、33u、33v、33w、63、73、73a、73b、73c、73d、73e 接触端
43、43a 第一接触端
44、44a 第二接触端
74、74a、74b、74c、74d、74e 頂端
5、5a、5b、5e 結合部
91、92、93、94、95、96 長手方向
h1、h4、h6、h7、h8 高度
A 区域面積

【特許請求の範囲】
【請求項1】
制限部、覆蓋部、サポートフレーム本体により構成し、
該制限部は、床となる区域面積を囲む形状とし、
サポートフレーム本体は、1以上の柔軟な弾力性の有る材質からなる長尺材であって、
該覆蓋部周縁と該制限部周縁とを相互に結合して該覆蓋部により制限部上方を覆う立体的な空間構造を形成するとき、
該覆蓋部の曲面に沿って相互に接する複数のループを形成して支持構造をなし、
かつ、これら複数のループは2つ一組のループの複数組からなり、
各複数組のループは2つのループが中央で相互に接する第一折り重ね端、
隣接する各組のループが相互に接する第二折り重ね端、及び該覆蓋部周縁近傍に接する接触端を形成し、
各ループの接する箇所においてこれら複数のループを重ねて折畳むことを可能とした、ことを特徴とする折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項2】
上記該覆蓋部面の上記ループに沿ってサポートフレームを挿通する結合部を設けて、該サポートフレームを該覆蓋部面に沿って支持するようにし、
上記組立てた状態で該第一折り重ね端を実質的に最高点とし、
上記ループを第一折り重ね端で長さ方向に沿って折畳んで各複数組のループを重ね、さらに複数組のループを第二折り重ね端で折畳んで隣接する接触端で折り重ね可能とした、
ことを特徴とする請求項1記載の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項3】
前記ループを3つ一組として前記複数の第二折り重ね端が実質的な最高点を形成し、これにより該第二折り重ね端と該制限部はある高度を隔て、しかも複数の第二折り重ね端及び複数の接触端により相互に積み重ね、こうして各ループが形成する弧形曲面は相互に位置を合わせ接触する、ことを特徴とする請求項1記載の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項4】
制限部、覆蓋部、第一サポートフレーム、第二サポートフレームにより構成し、
該制限部は、床となる区域面積を囲む形状とし、
各サポートフレームは、柔軟な弾力性の有る材質からなる長尺材であって、
該覆蓋部周縁と該制限部周縁とを相互に結合して該覆蓋部により制限部上方を覆う立体的な空間構造を形成するとき、
該覆蓋部の曲面に沿って相互に接する複数のループを形成して支持構造をなし、
かつ、第一及び第2サポートフレームのループは中央で相互に交差してそれぞれ両側に2つ一組のループを形成し、
各組のループは2つのループが中央で相互に接する第一折り重ね端、
隣接する各組のループが相互に接する第二折り重ね端、及び該覆蓋部周縁近傍に接する接触端を形成し、
該第一折り重ね端により長さ方向に沿って折畳み、さらに第二折り重ね端において
各ループを重ねて折畳むことを可能とした、
ことを特徴とする折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項5】
上記該覆蓋部面の上記ループに沿って上記各サポートフレームを挿通する結合部を設けて、該サポートフレームを該覆蓋部面に沿って支持するようにし、
上記組立てた状態で該第一折り重ね端を実質的に最高点とし、
上記ループを第一折り重ね端で長さ方向に沿って折畳んで各複数組のループを重ね、さらに複数組のループを第二折り重ね端で折畳んで隣接する接触端で折り重ね可能とした、
ことを特徴とする請求項4記載の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項6】
前記第一サポートフレームはさらにひねってループを加え、その交差位置を少なくとも一個の第三折り重ね端とし、該第一サポートフレームにさらにループを加えて二曲面形状に形成し、同様に該第二サポートフレームはさらに少なくとも一個の第四折り重ね端を形成し、そのループにより該各第四折り重ね端は該第二サポートフレームを二曲面形状に形成することを特徴とする請求項4記載の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項7】
制限部、覆蓋部、2以上のサポートフレーム本体により構成し、
該制限部は、床となる区域面積を囲む形状とし、
サポートフレーム本体は、1以上の柔軟な弾力性の有る材質からなる長尺材であって、
該覆蓋部周縁と該制限部周縁とを相互に結合して該覆蓋部により制限部上方を覆う立体的な空間構造を形成するとき、
該覆蓋部の曲面に沿って相互に接する複数のループを形成して支持構造をなし、
かつ、これら複数のループは2つ一組のループの複数組からなり、
各複数組のループは2つのループが中央で相互に接する第一折り重ね端、
隣接する各組のループが相互に接する第二折り重ね端、及び該覆蓋部周縁近傍に接する接触端を形成し、
各ループの接する箇所においてこれら複数のループを重ねて折畳むことを可能とした、ことを特徴とする折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項8】
上記該覆蓋部面の上記ループに沿ってサポートフレームを挿通する結合部を設けて、該サポートフレームを該覆蓋部面に沿って支持するようにし、
該サポートフレームは中央で2つ一組のループを連結する位置決め部品を具え、
上記組立てた状態で該第一折り重ね端を実質的に最高点とし、
上記ループを第一折り重ね端で長さ方向に沿って折畳んで各複数組のループを重ね、さらに複数組のループを第二折り重ね端で折畳んで隣接する接触端で折り重ね可能とした、
ことを特徴とする請求項7記載の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項9】
制限部、覆蓋部、1以上のサポートフレーム本体により構成し、
該制限部は、床となる区域面積を囲む形状とし、
サポートフレーム本体は、柔軟な弾力性の有る材質からなる長尺材であって、
該覆蓋部周縁と該制限部周縁とを相互に結合して該覆蓋部により制限部上方を覆う立体的な空間構造を形成するとき、
複数の弧形曲面を放射状に相互に接して配列された支持構造をなし、
隣接する各組のループが相互に接する折り重ね端、及び該覆蓋部周縁近傍に接する接触端を形成し、弧形曲面頂点を実質的な最高点とした、
ことを特徴とする折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。
【請求項10】
上記該覆蓋部面に沿ってサポートフレームを挿通する結合部を設けて、該サポートフレームが該覆蓋部面を支持するようにした、
ことを特徴とする請求項9記載の折畳み/展開可能なサポートフレーム構造体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2008−169682(P2008−169682A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−126327(P2007−126327)
【出願日】平成19年5月11日(2007.5.11)
【出願人】(505446426)
【Fターム(参考)】