説明

抽選の当選数計画システム

【課題】抽選参加者の数に関係なく当選数を計画的に決定でき、当選数を管理し、景品在庫の計画を有効に立てることができる抽選の当選数計画システムを提供する。
【解決手段】抽選の当選数計画システムは、抽選条件に係るデータ28と当選パターンに係るデータ27を記憶するメモリ25と、入力データが抽選条件に係るデータを満たすときに抽選を実行し、抽選を実行した時刻が当選パターンに係るデータに含まれる当選条件を満たすときに当選処理を行う抽選実行手段31(CPU24)とを備えるように構成される。抽選実行手段によって抽選を行うとき当選の数を確率的に設定するのではなく、当選パターンに係るデータとして事前に計画的に設定し、これにより当選数を計画的に決定し、当選数を管理する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は抽選の当選数計画システムに関し、特に、イベントで抽選会を行い景品を提供するサービスを行う場合であって景品数が決まっているときに当選数を計画的に決定するのに好適な抽選の当選数計画システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
各種の催し物等のイベントでは、当該イベントに参加し集まった人に対してサービスとして景品を用意して抽選会を行い当選者に対して景品を提供することがある。この種の抽選会では、通常的に、コンピュータを利用した電子的な抽選装置であって、抽選参加者がコンピュータに対してくじ引きの入力操作を行うと、それに基づいて当該コンピュータが抽選実行プログラムを実行して抽選実行手段を実現し、抽選を行う抽選装置が用いられている。この抽選装置では、一般的には、抽選実行プログラムの中に当たりくじの数(当選数)を決める確率が一定の値で設定されている。この一定の値の確率を利用する抽選装置の構成では、当選数は、抽選参加者の人数に応じて決まることになる。抽選参加者の人数が多い場合には当選数が多くなり、人数が少ない場合には当選数が少なくなる。
【0003】
また従来の技術として遊技店における売上利益還元方法等が提案されている(特許文献1を参照)。この方法等では、パチンコ店に設置された各パチンコ台で、売上げの利益を遊技者に還元する方法および装置構成が提案されている。そのためにパチンコ台で当たりを出す比率を売上げ利益に応じて調整し、遊技者に有利になるようにしている。具体的には、当該パチンコ台の動作を制御するコンピュータによって、最初に目標割数(目標とする比率または確率)を設定しておき、パチンコ台の稼働状態の情報と取り込み、当該情報に基づき、遊技者に売上げ利益の一部を還元するように割数を調整する陽にしている。従って当たりくじの数を決める確率は一定ではなく、変えることができるようになっているが、当該確率の変更はパチンコ店の売上げ利益に応じて行われるものであり、抽選参加者の人数に応じて行われるようにしたものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−234235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の抽選装置のシステム構成では、一定値の確率を利用して当選数を決めているので、抽選参加者の人数に応じて当選数が変動することになる。この場合に、景品数が予め決まっているときには、景品が不足したり、あるいは余ってしまうことになる。景品が余ると、在庫管理が大変になる。また抽選参加者の人数に応じて当選数が変動するので、景品の在庫の計画を立てることが難しいことになる。従って、抽選装置のシステム構成において景品数が決まっている場合には、抽選参加者の人数の変化に応じて当選数を適切に管理し、当選数を計画的に決定することが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、抽選参加者の数に関係なく当選数を計画的に決定することができ、当選数を管理し、景品在庫の計画を有効に立てることができる抽選の当選数計画システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る抽選の当選数計画システムは、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
【0008】
第1の抽選の当選数計画システム(請求項1に対応)は、抽選条件に係るデータと当選パターンに係るデータを記憶する記憶手段と、入力データが抽選条件に係るデータを満たすときに抽選を実行し、抽選を実行した時刻が当選パターンに係るデータに含まれる当選条件を満たすときに当選処理を行う抽選実行手段とを備えるように構成される。
【0009】
上記の抽選の当選数計画システムでは、抽選を実行する手段によって抽選を行うとき当選の数を確率的に設定するのではなく、当選パターンに係るデータとして事前に計画的に設定し、これにより当選数を計画的に決定し、当選数を管理する。
【0010】
第2の抽選の当選数計画システム(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、当選条件は事前に設定された当選時間範囲であり、抽選を実行する時刻が当選時間範囲内に含まれるときに当選処理を行うことを特徴とする。
【0011】
第3の抽選の当選数計画システム(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、入力データは、商品販売店舗での買い物で使用された支払い処理済みのICカード内に保存される履歴データであることを特徴とする。
【0012】
第4の抽選の当選数計画システム(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、抽選条件に係るデータと当選パターンに係るデータは抽選のサービスを提供するサービス提供者により事前に用意されることを特徴とする。
【0013】
第5の抽選の当選数計画システム(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、当日における抽選によって余った当選に係るデータは翌日の抽選パターンに係るデータに挿入されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、コンピュータを利用して構成された抽選実行手段によって抽選を行う場合において、当選数を確率的に設定するのではなく、当選を決定する当選パターンに係るデータを事前に作成しメモリに用意しておき、抽選処理時に当該当選パターンに係るデータを使用して当選を決めるようにしたため、当該当選パターンに係るデータに基づき事前に計画的に設定することができ、これにより当選数を計画的に決定することができ、当選数を管理することができ、さらに景品在庫の計画を有効に立てることができるという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る抽選の当選数計画システムの代表的な実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る抽選の当選数計画システムの機能ブロック図である。
【図3】当選パターンの一例を示す図表である。
【図4】本実施形態に係る抽選の当選数計画システムに基づく抽選処理の全体の流れを示すフローチャートである。
【図5】抽選実行手段によって実施される抽選処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】抽選実行手段によって実施される在庫繰越処理の内容を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
【0017】
図1および図2は、本発明に係る抽選の当選数計画システムの代表的な実施形態の構成を示している。この抽選の当選数計画システムでは、一例として、コンビニエンス・ストア等の商品販売店舗11に適用した例を示している。
【0018】
本実施形態に係る抽選の当選数計画システムは、図1に示すように、商品販売店舗11内において、レジ12の近くの箇所にて抽選端末または抽選装置13(以下では「抽選端末13」と記す。)として備えられる。さらに図1に示すように、抽選端末13は、構成要素として、ICカードリーダライタ21と、プリンタ22と、表示装置23と、CPU24と、メモリ25を備えている。CPU24とメモリ25はマイコンにより構成されている。図示例では、抽選端末13はそれのみで完結した個別のスタンドアロン型コンピュータとして構成されているが、ネットワークを介して遠隔の上位の管理コンピュータ(サーバ)に接続され、管理コンピュータの管理下の抽選実行手段に基づいて抽選を実行するように構成することもできる。メモリ25の中には、抽選プログラム26と、当選パターンセットデータ27と、抽選条件セットデータ28が記憶されている。抽選プログラム26に基づく処理内容の詳細は後述される。通常、利用者14は、特定の商品販売店舗11で必要な商品を購入し、その後に商品販売店舗11のレジ12に行って物販に使用できるICカード15を利用して金銭の支払いを行う。このICカード15は、例えば、交通系で利用されている市販のICカードや、その他のお財布携帯であり、支払い決済を行うことができる電子的携帯端末である。本実施形態に係る抽選の当選数計画システムでは、ICカード15を使用した金銭の支払いの際において、当該ICカード15を使って一定額以上の買い物をした場合には抽選を行う権利が与えられるものと仮定している。一定額以上の買い物をしたか否かについては、ICカード15の内蔵メモリに記録された買い物の履歴データ(購入金額等)に基づいて判断される。
【0019】
図2において、上記の抽選プログラム26はCPU24に読み込まれ実行されることにより、抽選実行手段(抽選実行装置)31が実現される。抽選実行手段31は、ICカード入力手段としてのICカードリーダライタ21が利用者14のICカード15内のメモリに記録された履歴データ32を読み取ったときに、当該履歴データ32をICカードリーダライタ21から提供される。そして、抽選実行手段31は当該履歴データ32に基づいて利用者14が抽選を行う権利を有するか否かを判断し、抽選を行う権利を有すると判断した場合には抽選処理を実行する。履歴データ32に基づき抽選を行う権利を有するか否かを判断するときには、複数の抽選条件を含む上記の抽選条件セットデータ28から特定の抽選条件を選択して照合対象として用いる。この抽選条件は、サービス提供者16によって事前に適宜に設定され、メモリ25に記憶されている。また抽選処理を実行するときには、抽選実行手段31は、複数の当選パターンを含む当選パターンセットデータ27から特定の当選パターンを選択し、当該当選パターンを参照して当選時間内であるか否かを判定して抽選を実行する。複数の抽選条件および複数の当選パターンは、抽選を実行するサービス提供者16によって事前に計画されるものである。抽選実行手段31によって実行された抽選処理に基づく抽選結果33は表示装置23の画面に表示され、また当選したときには当選券34に係る情報がプリンタ22に提供され、プリンタ22から当選券34が紙で出力される。抽選の結果、当選した場合には、利用者14は当選券34を得る。利用者14はこの当選券34を景品に交換することができる。
【0020】
図3に上記の当選パターンの一例を示す。当選パターン27aはテーブル形式のデータである。テーブル形式の当選パターン27aにおいて1レコードが1件の当選に当たる。テーブル形式の当選パターン27aにおいて上辺部にレコードに関する複数の項目が記載されている。複数の項目には、「ID」、「景品」、「当選範囲開始時間」、「当選範囲終了時間」、「当選計画時刻」、「カードID」、「当選時刻」が含まれている。
【0021】
「ID」はテーブル形式の当選パターン27aにおいて1レコードを識別するID値である。「景品」は景品の種類(例として1等、2等、3等など)を示している。「当選範囲開始時間」と「当選開始終了時間」は、或る抽選を行う時においてその抽選を開催する期間を示している。この例では、1日毎である。「当選計画時刻」はそのレコードに設定した景品が当選となる時刻を示している。この実施形態に係る抽選の当選数計画システムでは、当選計画時刻から当選範囲終了時間までの間の時間範囲内に抽選を行った利用者が当選するようになっている。「カードID」はそのレコードに設定した景品を当選させた利用者の所持するカードIDを記録する。当該カードIDが記録されていることに基づいて当該レコードは当選済みと判断する。「当選時刻」はそのレコードに設定した景品を当選させた時刻を記録する。
【0022】
図3に示した当選パターン27aによれば、当選数を1日毎に計画する例を示しており、一例として2009年12月23日分、2009年12月24日分、2009年12月25日分の当選数を設定している。この当選パターン27aによれば、当選の発生を「時間範囲」という概念で決定するようにしている。これにより、日々の当選数を制御することが可能となり、抽選参加者数および景品残数(在庫数)に応じて景品が過不足なく処理されるようになっている。
【0023】
次に、図4〜図6のフローチャートを参照して抽選実行手段31で実行される抽選動作の内容について説明する。
【0024】
図4に示したフローチャートを参照して本実施形態に係る抽選の当選数計画システムに基づく抽選処理の全体の流れを説明する。
【0025】
先ず最初のステップS11において複数の当選パターンが作成される。複数の当選パターンはサービス提供者16によって作成され、当選パターンセットデータ27として、図1で示した入力装置29を介して抽選端末13のメモリ25に保存される。抽選端末13において抽選実行手段31によって抽選を行う権利有する利用者14に関して抽選を実行する時にメモリ13に記憶された当選パターンが用いられる。
【0026】
次のステップS12では、抽選のサービスを行う期間内か否かが判断される。当然のことながら、判断ステップS12で「期間外である」(NO)と判断されたときには、抽選端末13の動作は抽選処理を行うことなく終了する。「抽選のサービスを行う期間」は例えば店舗毎のサービス提供者16のビジネス状況(時期に応じた特定なサービスイベント等)に応じて予め任意に定められ、「抽選のサービスを行う期間」に係るデータはメモリ25に保存されている。
【0027】
判断ステップS12で「期間内である」(YES)と判断されたときには、抽選が実行される側に処理が流れ、次の判断ステップS13において商品販売店舗11における営業が終了したか否かが判定される。判断ステップS13で「営業期間内である」(YES)と判断されたときには、さらに次の判断ステップS14で抽選開始要求があるか否かが判断される。判断ステップS13で「営業期間外である」(NO)と判断された場合には在庫繰越の処理(サブルーチン)が実行される(ステップS15)。在庫繰越の処理は、当日の当選が残り、結果として景品が残ったときに、この在庫の景品を翌日の抽選のための景品に含ませるための処理である。データ処理的には、当日の当選に係るデータを翌日の当選パターンに係るデータに挿入する。在庫繰越の処理の内容は図6を参照して後述される。ステップS15が終了すると、また判断ステップS12に戻る。上記において「営業期間」は店舗毎に設定されているので、「営業期間」に係るデータは商品販売店舗11を経営するサービス提供者16によってメモリ25に保存される。
【0028】
判断ステップS14において抽選開始要求がない(NO)の場合には判断ステップS12に戻る。また判断ステップS14において抽選開始要求がある(YES)の場合には抽選処理(サブルーチン)が開始され実行される(ステップS16)。抽選処理(ステップS16)が終了すると、判断ステップS12に戻る。抽選処理のステップS16の内容は図5を参照して詳述される。
【0029】
上記において判断ステップS14での「抽選開始要求」は、ICカードリーダライタ21から送られているICカード15の履歴データに関して、選択された抽選条件と照合して一定額以上の買い物をしたか否かということに基づいて生じる。一定額以上の買い物をしたときには「抽選開始要求」が発生し、そうでないときに「抽選開始要求」は発生しない。
【0030】
図5に示したフローチャートを参照して抽選実行手段31によって実施される抽選処理(ステップS16)の流れを説明する。
サブルーチンとして構成される抽選処理(ステップS16)では、当該処理が開始される初期の時点で、前日で残った景品は繰り越されて今回の抽選処理で使用される当選パターンに組み込まれている。抽選処理の開始後、先ず、判断ステップS21において抽選処理を行う時点が当選時間範囲内か否かを判断する。当選を出す条件は、予め使用された当選パターンにて決められた「当選時間範囲」に基づき設定されているので、判断ステップS21において当該当選パターンを参照することになる。判断ステップS21で当選時間範囲内である(YES)と判断された場合には「当選」の決定処理がなされる(ステップS22)。判断ステップS21で当選時間範囲外である(NO)と判断された場合には「ハズレ」の決定処理がなされる(ステップS23)。「当選」の決定処理(ステップS21)が行われると、その後、前述の当選結果33が表示装置23の画面に表示されかつプリンタ22から前述の当選券34が出力される(ステップS24)。「ハズレ」の決定処理(ステップS22)がなされると、その後、当選結果33が表示装置23の画面に表示される。その後、抽選処理の流れは終了する。当選した利用者14は当選券34を取得することになる。
【0031】
次に図6に示したフローチャートを参照して抽選実行手段31によって実施される在庫繰越処理(ステップS15)の流れを説明する。
この在庫繰越処理では、最初の段階で、「当選」の残りが存在するか否かを判断する(ステップS31)。この抽選方法では、予め、前述した当選パターンに基づいてサービス期間内の各日ごとに景品の個数、すなわち当選数が決められているので、当選数の残りを抽選実行手段31は知ることができる。そこで、判断ステップS31において当選数の残を判断する。判断ステップS31において「当選残」がある(YES)場合には、次の処理ステップS32で翌日の当選パターンに当選残に係るデータをランダムに挿入する。他方、判断ステップS31において「当選残」がない(NO)場合には処理を終了する。
【0032】
上記において、当選パターンで設定される当選計画については、当選出現の期間を例えば1日当たり何時から何時の間に設定したり、当選出現の本数を抽選期間にて何本と設定することが可能である。また当選計画を決める当選パターンに関してはサービス期間の途中で、例えば1日単位、あるいは営業時間単位で、見直して変更するようにも構成することができる。また抽選の当選数計画システム自体に抽選参加者数の変化情報に基づいて学習機能を持たせるように構成することもできる。
【0033】
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明に係る抽選の当選数計画システムは、例えば商品販売店舗において特定のイベントに関連して抽選会を行って景品を提供とするというサービスを行う場合であって景品数が決まっている場合に、抽選における当選の出現を計画的に決定し、抽選参加者数が変動しても当選数を大きく変動しないようにし、当選の出現を管理し、景品在庫の計画を立照ることに利用される。
【符号の説明】
【0035】
11 商品販売店舗
12 レジ
13 抽選端末(抽選装置)
14 利用者
15 ICカード
16 サービス提供者
21 ICカードリーダライタ
22 プリンタ
23 表示装置
24 CPU
25 メモリ
26 抽選プログラム
27 当選パターンセットデータ
27a 当選パターン
28 抽選条件セットデータ
29 入力装置
31 抽選実行手段(抽選実行装置)
32 履歴データ
33 抽選結果
34 当選券

【特許請求の範囲】
【請求項1】
抽選条件に係るデータと当選パターンに係るデータを記憶する記憶手段と、
入力データが前記抽選条件に係るデータを満たすときに抽選を実行し、前記抽選を実行した時刻が前記当選パターンに係るデータに含まれる当選条件を満たすときに当選処理を行う抽選実行手段と、
を備えることを特徴とする抽選の当選数計画システム。
【請求項2】
前記当選条件は事前に設定された当選時間範囲であり、前記抽選を実行する前記時刻が前記当選時間範囲内に含まれるときに前記当選処理を行うことを特徴とする請求項1記載の抽選の当選数計画システム。
【請求項3】
前記入力データは、商品販売店舗での買い物で使用された支払い処理済みのICカード内に保存される履歴データであることを特徴とする請求項1または2記載の抽選の当選数計画システム。
【請求項4】
前記抽選条件に係るデータと前記当選パターンに係るデータは前記抽選のサービスを提供するサービス提供者により事前に用意されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の抽選の当選数計画システム。
【請求項5】
当日における前記抽選によって余った当選に係るデータは翌日の抽選パターンに係るデータに挿入されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の抽選の当選数計画システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−113674(P2012−113674A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−264619(P2010−264619)
【出願日】平成22年11月29日(2010.11.29)
【出願人】(000004651)日本信号株式会社 (720)