説明

指圧突起を備えたマッサージ器

【課題】 従来のような円周に沿うような方向への刺激ではなく、腟などの内壁に指圧刺激を与えることの出来るようなマッサージ器を提供する。
【解決手段】 ケース1の内部に納められたモータ2の回転軸にカム31が取り付けられており、このカム31の位置に対応するケース壁面に開孔部11が設けられていると共に、この開孔部に、カムの作用部(一般的には突起状の部分)が接触することによって押し出される指圧突起3が填め込まれている、指圧突起3を備えたマッサージ器とした。モータ2の回転軸から出力される回転は円運動であるが、これによってカム31が回転し、このカムの動作がカムの作用部を介して指圧突起3に伝達され、指圧突起3が間欠的に押し出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は単に振動を与えるのみならず、ケースに指圧突起を備えることによって新感覚の指圧を行なうことが出来る、指圧突起を備えたハンディータイプのマッサージ器(感覚鍛練具である)に係り、特に腟のような器官に挿入してこれを内側から指圧するためのマッサージ器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
これまでにも陰茎を模した形状の腟内に挿入するマッサージ器としては、内部にバイブレータを内蔵するものや、単なる棒状のものなど様々なタイプのものが提案されている。この内、腟内に挿入する柔軟な素材から成る挿入部とモータや電池やスイッチを納めたハンドル部とから成るものでは、前記モータの回転軸に延設された緩やかなカーブを有する回転杆が前記挿入部内にあり、前記モータの回転に伴なって首を振るような回転を行ない、これが挿入部にも首振り運動を生じさせるように構成されている。
【0003】
なお前記バイブレータは一般的に偏心重錘を有するモータによって構成されているものであり、このモータに電池とスイッチとが接続されている。また例えば特表2003−514608のように、更に前記モータの動きを細かく制御するためのコントローラが接続されているものがある。
【特許文献1】特表2003−514608
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上述のような単なる棒状のものでは挿入感しか与えることが出来ない。また内部にバイブレータを内蔵するものでは振動刺激しか与えることが出来ない。また上述した腟内に挿入する柔軟な素材から成る挿入部とモータや電池やスイッチを納めたハンドル部とから成るマッサージ器では、前記モータの回転方向への刺激を挿入部を通して腟内壁に伝えることが出来るのであるが、腟内壁に加えられる恰かも円周に沿うような方向のみの刺激だけでは単調なものになりやすく、マッサージの効果も限定的なものに止まると言う問題がある。腟内壁に指圧のような刺激を与えることが出来たら、感覚鍛練効果が高くなることは明白である。
【0005】
そこでこの発明は上述した円周に沿うような方向への刺激ではなく、腟などの内壁に指圧刺激を与えることの出来るような、全く新しいマッサージ器の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、ケースの内部に納められたモータの回転軸にカムが取り付けられており、このカムの位置に対応するケース壁面に開孔部が設けられていると共にこの開孔部にカムの作用部が接触することによって押し出される指圧突起が填め込まれていることを特徴とする、指圧突起を備えたマッサージ器とすることにより達成される。なお上述の柔軟な素材から成る挿入部とモータや電池やスイッチを納めたハンドル部とから成るマッサージ器にこの発明を適用する場合で、回転杆を備えたものでは、この回転杆をカムを取り付ける回転軸としてそのまま利用することが出来る。
【0007】
モータの回転軸から出力される回転は円運動であるが、これによってカムが回転し、このカムの動作がカムの作用部(一般的には突起状の部分)を介して指圧突起に伝達され、指圧突起が間欠的に押し出される。これにより指圧突起が腟などの内壁に対して指圧するような刺激を与えることが可能となり、効果的なマッサージ効果が得られるのである。
【0008】
なおカムの作用部の大きさや形状を変えることで指圧突起による指圧力や指圧パターンに変化を与えることができる。またカムの作用部に押されていない時には指圧突起には力が働いていないが、これをバネなどを介在させることによってカムの作用部に押されていない時には戻るように付勢するように構成することも可能である。また指圧突起の形状や素材の選択に付いては任意である。
【0009】
次に上述したような指圧突起を備えたマッサージ器に於いて、モータの回転軸に複数個のカムが取り付けられており、その各々に対応させて前記開孔部と指圧突起とが設けられているものとすることが出来る。モータの回転軸の長手方向に沿ってカムが並ぶが、これに対応して複数個の指圧突起が並んでいるため、より広い範囲に指圧作用を加えることが出来る。
【0010】
このことに関連して、前記複数個のカムが、その作用部の位置をずらすようにしてモータの回転軸に取り付けられているものとしても良い。例えばカムが2回対称の位置にカムの作用部を備えているものでは、このカムに隣合うカムを作用部の方向が直角となるように配置するのである。するとカムの作用部が回って来た側の指圧突起は押し出される。この時に隣合うカムの側では作用部は指圧突起の位置になく指圧突起に力は加えられないが、この後モータの回転軸が90度回転するとカムの作用部が回って来て指圧突起が押し出されるようになる。従って隣合うカムは間欠的に且つ交互に指圧突起が腟などの内壁に対して指圧するような刺激を与えることになる。
【0011】
また前記複数個のカムの内にその作用部の数の異なるものが取り付けられているものとしても良い。例えばあるカムは3回対称の位置にカムの作用部を備えており、また他のカムは4回対称の位置にカムの作用部を備えている、などとするのである。これにより何れのカムも間欠的にではあるが、しかし指圧突起を押し出すタイミングが異なることになり、部分部分で異なる刺激を与えることが出来るのである。
【0012】
さて請求項1に記載の指圧突起を備えたマッサージ器に於いてケースを覆うための柔軟な素材から成るカバーが掛けられているものとすることが出来る。このカバーにはゴム素材のもの、プラスチック素材のもの、布素材のものなどで柔軟なものが任意に利用可能である。皮膚に触れる指圧突起が前記カバーで覆われているために当たりがソフトなものと成り、効果的なマッサージ作用が得られる。或いは好みのカバーに交換し得るように、カバーをケースに対して着脱自在とするなどもよい。このような構成であるため特にデリケートな腟などの内壁に対してはこのカバーの裏側から指圧するようになる。従ってこのようなカバーを介しての当たりはソフトなものであり、やはり心地良いものである。
【0013】
なおマッサージ器が、モータを納めた腟内に挿入する柔軟な素材から成る挿入部と、電池やスイッチを納めたハンドル部とから成るものでは、この挿入部に前記カバーを掛ける構成が可能である。
【0014】
また請求項1に記載の指圧突起を備えたマッサージ器に於いて、マッサージ器にバイブレータが設けられているものとすることが出来る。前記バイブレータとしては偏心重錘を有するモータに電池とスイッチとが接続されているものなどを例に上げることが出来る。この場合モータの回転により偏心重錘が回転するが、偏心重錘であるが故に振動を発生するのである。これによればバイブレーション(振動刺激)を加えつつこの発明に於ける指圧効果を与えることが可能であり、相乗効果を上げることが出来るのである。
【0015】
なおこのマッサージ器本体から分岐する突出部を設けて、そこにバイブレータを納めた構成とすることが可能である。またこの突出部はこのマッサージ器本体とは別の身体部位をマッサージする目的に使用し得るように構成することが可能である。
【発明の効果】
【0016】
この発明は、腟のような器官に挿入してこれを内側から擦るためのマッサージ器(感覚鍛練具である)のケースに、モータで動作する指圧用の突起が設けられているものとした。これによって身体皮膚、特に腟などの内壁に指圧刺激を加えることが可能となり、新感覚を与えることに成功している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下ではこの発明のいくつかの実施形態を図面を参照しつつ説明するが、この発明はこれ等に限定されるものではない。
【0018】
第1実施形態
図1乃至図3はこの発明の第1実施形態のマッサージ器(感覚鍛練具である)を表したものである。腟のようなトンネル状の器官に挿入可能な形状のケース1の周囲壁部に設けた開孔部から指圧突起が突出しており、ケース1内部に設けたモータを動力に、この指圧突起で腟などの内壁に指圧刺激を加えるものである。
【0019】
このケース1は、その底部に、図示しないコントローラ兼電池ボックスを取り付けることが出来る接続部130が設けられている。この接続部13より先方にはモータ2が納められている。このモータ2のシャフトはギヤボックス21に接続されており、ここで減速された回転力が回転軸22に出力されるように成っている。なおケース1は縦2分割に成型されて成るものであり、これ等を合わせてネジ孔12で止めてケース1が組み立てられている。またモータ2のリード線20は接続部13の部位の隔壁から引き出されて、上述したコントローラ兼電池ボックスに接続されている。電池ボックスには乾電池が収納されている。またコントローラはモータ2の回転数を制御するための、すなわち後述するように指圧突起3に圧力を加えるリズムを制御するためのスライダックを備えている(図示せず)。
【0020】
ケース1内の前記回転軸22の先には、指圧突起3回りの構成を納める隔壁10が形成されている。この隔壁10の間に前記回転軸22に取り付けられたカム30が回転自在に納められている。この実施形態に於けるカム31は楕円形状を呈しており、図2及び図3から明らかなように直径の大きな部分と小さな部分とから成る。従ってこの発明で言うところのカムの作用部とはカム31では直径の大きな部分と言うことになる。またこのカム30に対応させてケース1の周囲壁部の4回対称の位置に開孔部11が形成されており、ここに内側から指圧突起3が挿着されている。この指圧突起3は、指圧突起3よりも幅広の受圧板30を備えているため開孔部11から外へ飛び出すようなことはない。
【0021】
従ってモータ5の回転に伴って回転軸22が回転するとカム31が回転し、カム31の作用部が前記受圧板30を押した時に、指圧突起3が外方向に押し出されることになる。またカム31の作用部が前記受圧板30に作用しなくなった時に、指圧突起3を押し出そうとする力が指圧突起3に働かなくなるのである。このようにして指圧突起3が力を加えられたり解放されたりすることによって、腟などの内壁に指圧刺激を加えることが出来るのである。なおこの実施形態のマッサージ器では、ケース1に図示しないコントローラ兼電池ボックスが取り付けられた後で、鎖線で示すようなシリコン樹脂製のカバー4が掛けられる。従って前記指圧突起3による指圧刺激は、このカバー4を介して腟などの内壁に加えられることになる。
【0022】
図2では4回対称の位置に設けられている4つの指圧突起3に付き、図の左右側の指圧突起3,3にカム31の作用部の力が図の矢印の方向に加わっており、図の上下側の指圧突起にはカム31の作用部の力が加えられていない状態(この状態のカムに符号3’を振った)が表わされている。この後にカム31の回転に伴なって次のような変化が生ずる。すなわちカム31が4分の1回転すると、カム31の作用部が図3で表わした位置に来るが、これによって図の上下側の指圧突起3,3にカム31の作用部の力が図の矢印の方向に加わるようになり、他方で図の左右側の指圧突起にはカム31の作用部の力が加わらない状態(上記同様この状態のカムに符号3’を振った)になるのである。このような一連の動作がモータ5の回転に伴ってリズミカルに繰り返される。
【0023】
この結果このケース1が腟などの器官の内にあれば、力が加えられたり、力が加えられなくなったりする指圧突起3によって、腟の内壁にリズミカルな指圧刺激が与えられることになり、今までにない感覚のマッサージ効果を与えることが出来るのである。
【0024】
第2実施形態
図4はこの発明の第2実施形態のマッサージ器(感覚鍛練具である)を表したものである。腟のようなトンネル状の器官に挿入可能な形状の、ケース1の周囲壁部の4回対称の位置に設けた開孔部から指圧突起が突出しており、ケース1内部に設けたモータを動力にしてこの指圧突起で腟などの内壁に指圧刺激を加えるものであり、上述した第1実施形態の感覚鍛練具に設けられているカム31と指圧突起3との組をケース1の長手方向に3組設けている点に特徴を有するものである。図4(a)は半割りされたケース1の上述の各部品が組み込まれた側を表わしたものであり、(b)はもう片側のケース1を表わしたものであるが、こちらの側には前記モータ2とは別のモータ5が組み込まれている。ここで分解して表わした(a)(b)のケースが互いに組み付けられて1つの感覚鍛練具が完成すると言うわけである。
【0025】
ケース1内に於いて隔壁10は、指圧突起3回りの構成を3組分納めることが出来るように設けられている。そして前記回転軸22には3つのカム30の内の中央の1つが他のカムに比して回転方向に90度回転した状態で取り付けられている。
【0026】
このように構成されていることにより、回転軸22の回転に伴なって4方向3列に配置された指圧突起3がリズミカルに押し出されたり、力が加えられなくなったりする。すなわちケース1の先端部に近い側のカム31の作用部の力が図の左右側の指圧突起3,3に加わった時には、図には現われていない手前側と奥側の指圧突起(3’,3’)にはカム31の作用部の力が加えられていない。これと同様の状態は、ケース1の後端部に近い側の指圧突起に付いても生じている。これに対して中央部分のカム31に関してはカム30が他のカムに比して回転方向に90度回転した状態で取り付けられていることによって、カム31の作用部の力は図には現われていない手前側と奥側との指圧突起に加えられている。従って図の左右側にはカム31の作用部の力が加えられていない指圧突起3’,3’が描かれているのである。
【0027】
従って4方向3列に配置された指圧突起3により、腟の内壁にはより複雑でかつ広範囲な指圧刺激を与え得ることがこの実施形態の特長となっている。これによって今までにない感覚のマッサージ効果を与えることが出来るのである。
【0028】
なお上述したように図4(b)の片側のケース1にはモータ5が納められている。このリード線50は上述したコントローラ兼電池ボックスに接続されている。またモータ5のシャフトには偏心重錘51が取り付けられている。モータ5をON状態にすると、偏心重錘51が回転するシャフトに偏って固定されているために振動を発する。この振動は直接的にはケース1の先端部を震えさせるが、更に前記4方向3列に配置された指圧突起3に及ぶ。従ってモータ5をON状態にすると更に腟の内壁にバイブレーション効果を与えることが出来るのである。
【0029】
第3実施形態
図5はこの発明の第3実施形態のカム6を表わしたものである。上述した第1及び第2実施形態に於けるカム31の形状は、図2及び図3で表わされている通りであるが、このカムの形状を変えることで、指圧突起に加えられる押す力のリズムやパターンを変化させることが可能である。図5のカム6は角丸の三角形状を呈し、中心部分を前記回転軸22に挿して固定するものである。
【0030】
カム6の三角形状は作用部が3回対称の位置に来るようにデザインされている。従って回転軸22が1回転する毎に図示しない指圧突起には、3回作用部が接触して力が加えられ押し出されることになる。
【0031】
第4実施形態
図6はこの発明の第4実施形態のカム60を表わしたものである。このカム60は角丸の十字形状を呈する。カム60は作用部が4回対称の位置に在ることになり、指圧突起には回転軸22が1回転する毎に4回力が加えられることになる。上述した第3実施形態と同様で、指圧突起に加えられる力のリズムが上述した第1実施形態及び第2実施形態のものとは異なる。
【0032】
第5実施形態
図7はこの発明の第5実施形態のカム61を表わしたものである。このものは上述した第3実施形態の三角形状のカムの変形例であって、作用部は3回対称の位置に置かれているものの、3つある作用部の回転軸22からの距離が異なるように設計されているものである。このことは回転軸22を中心とする、鎖線で表わした同心円が3つあることにより了解される。従って回転軸22が1回転する毎に指圧突起3には、等しい間隔で3回作用部が接触するが、指圧突起3を押し出す力には3種類の強弱が付くことになる点に特徴を有する。これにより腟の内壁には異なる強弱の刺激を等間隔で与えることが出来ると言う特長を生ずるのである。なお更に作用部を3回対称の位置からずらして設けることによって、指圧刺激に複雑度を加えることが可能である。
【0033】
ところでこの実施形態の指圧突起3にはコイル状のバネ32が取り付けられている。このバネ32は内部に指圧突起3を通すようにして、前記受圧板30とケース1の内壁との間に納められている。受圧板30がカム61の何れかの作用部に押されるとその力に応じた反発力が発生して指圧突起3を内方に引き戻そうとする。これによって受圧板30からカム61の作用部からの力が取り去られると、指圧突起3は積極的に内方に戻ろうとするのである。
【0034】
第6実施形態
次に図8はこの実施形態のマッサージ器(感覚鍛練具である)を表わしたものである。このものは上述した第2実施形態のマッサージ器のケース1の側面部に、ここから分岐する突出部7が設けられている点に特徴を有する。この突出部7はこのマッサージ器本体とは別の身体部位をマッサージするために設けられている。更に突出部7にはバイブレータが設けられている。すなわち突出部7内にはモータ8が納められており、このモータ8のシャフト80に偏心重錘81が取り付けられている。このモータ8の配線先やスイッチなどの制御部には、上述したコントローラ兼電池ボックスを利用するのが合理的であるが、これには拘らない。
【0035】
モータ8をON状態にすると、偏心重錘81が回転するシャフト80に偏って固定されているために振動を発する。この振動は直接的には突出部7を震えさせるが、ケース1側に及ぶこともある。
【産業上の利用可能性】
【0036】
この発明のマッサージ器の指圧突起は腟などのトンネル状の器官の内壁以外にも、例えば背中などを指圧する目的のものとして使用したり構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】 第1実施形態の分解側面図である。
【図2】 動作状態の説明図である。
【図3】 動作状態の説明図である。
【図4】 第2実施形態の分解側面図である。
【図5】 第3実施形態のカム6の説明図である。
【図6】 第4実施形態のカム60の説明図である。
【図7】 第5実施形態のカム61の説明図である。
【図8】 第6実施形態の説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1 ケース
10 隔壁
11 開孔部
12 ネジ孔
13 接続部
2 モータ
20 リード線
21 ギヤボックス
22 回転軸
3 指圧突起
3’ 指圧突起
30 受圧板
31 カム
32 バネ
4 カバー
5 モータ
50 リード線
51 偏心重錘
6 カム
60 カム
61 カム
7 突出部
8 モータ
80 シャフト
81 偏心重錘

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケースの内部に納められたモータの回転軸にカムが取り付けられており、このカムの位置に対応するケース壁面に開孔部が設けられていると共に、この開孔部にカムの作用部が接触することによって押し出される指圧突起が填め込まれていることを特徴とする、指圧突起を備えたマッサージ器。
【請求項2】
モータの回転軸に複数個のカムが取り付けられており、その各々に対応させて前記開孔部と指圧突起とが設けられている、請求項1に記載の指圧突起を備えたマッサージ器。
【請求項3】
前記複数個のカムが、その作用部の位置をずらすようにしてモータの回転軸に取り付けられている、請求項2に記載の指圧突起を備えたマッサージ器。
【請求項4】
前記複数個のカムの内にその作用部の数の異なるものが取り付けられている、請求項2に記載の指圧突起を備えたマッサージ器。
【請求項5】
ケースを覆うための柔軟な素材から成るカバーが掛けられている、請求項1に記載の指圧突起を備えたマッサージ器。
【請求項6】
このマッサージ器にバイブレータが設けられている、請求項1に記載の指圧突起を備えたマッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−82990(P2007−82990A)
【公開日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−306368(P2005−306368)
【出願日】平成17年9月21日(2005.9.21)
【出願人】(504418383)有限会社メルシー (7)
【Fターム(参考)】