説明

振動工具

【課題】先端工具が取り付けられる振動軸の振幅を変化させる。
【解決手段】振動工具10は摺動自在に嵌合する握り部ハウジング11と前側ハウジング12とを有する。握り部ハウジング11には電動モータ13が収容され、電動モータ13には偏心軸17を備えたスピンドル18が固定される。前側ハウジング12に収容される振動軸31には、ブレード35とスイングアーム37とが固定される。スピンドル18の回転運動はスイングアーム37を介して振動軸31の振動運動に変換される。電動モータ13側の駆動ユニット20とスイングアーム37側の振動ユニット40とが離れ、振動軸31の中心軸C3とアーム片39に対する軸受19の接点との距離が離れる場合には(距離L1)、狭い振幅X1で振動軸31が振動する。一方、駆動ユニット20と振動ユニット40とが近づき、振動軸31の中心軸C3とアーム片39に対する軸受19の接点との距離が近づく場合には(距離L2)、広い振幅X2で振動軸31が振動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先端工具が取り付けられる振動軸を備える振動工具に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、木材や石膏ボード等を切断する切断工具として、モータの回転運動をブレードの往復運動に変換するようにした切断工具が開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載される切断工具は、側部に切削刃を備えたブレードを長手方向に往復運動させる切断工具であるが、近年、長手方向の端部に切削刃を備えたブレードを幅方向に往復揺動させるようにした振動工具が開発されている。このような振動工具は、ブレード等が取り付けられる振動軸を備えており、振動軸はモータ動力によって所定角度で往復しながら回動する構造となっている。また、振動軸に取り付けられる先端工具としては、木材、石膏ボート、プラスチック、金属等を切断するブレード、木材、プラスチックおよび金属等を研磨するサンディングパット、床等の付着物や汚れを除去するスクレーパ等が使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−63808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前述した振動工具にあっては、振動軸を一定の角度つまり振幅で往復させる構造となっており、振動軸の振幅を変化させることが不可能であった。例えば、ブレードを振動させて木材を切断する場合において、ブレードを木材に突き当てて位置決めする際には、位置決めを容易にするためブレードを狭い振幅で振動させることが求められる。一方、ブレードによって木材を切断する過程においては、切断速度を確保するためにブレードを広い振幅で振動させることが求められる。このように、先端工具を振動させる振動工具においては、使用状況等に応じて振動軸の振幅を変化させる構造が求められていた。
【0005】
本発明の目的は、先端工具が取り付けられる振動軸の振幅を変化させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の振動工具は、先端に偏心軸が設けられる駆動軸を回転駆動する駆動源を備える駆動ユニットと、前記偏心軸が収容される収容部を一端側に備える揺動アームと、前記揺動アームの他端側に固定される振動軸とを備える振動ユニットとを有し、前記駆動ユニットと前記振動ユニットとは前記駆動軸の軸方向に相対移動自在に連結され、前記駆動ユニット側の偏心軸と前記振動ユニット側の収容部との位置を変化させて前記振動軸の振幅を変化させることを特徴とする。
【0007】
本発明の振動工具は、前記駆動ユニットと前記振動ユニットとの間に、前記駆動ユニットと前記振動ユニットとを離す方向に付勢するバネ部材が設けられることを特徴とする。
【0008】
本発明の振動工具は、前記駆動ユニットと前記振動ユニットとの間隔を固定するロック機構を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の振動工具は、前記偏心軸に内輪が固定される軸受を有し、前記軸受の外輪が前記揺動アームの収容部に摺接することを特徴とする。
【0010】
本発明の振動工具は、前記振動ユニットから突出する前記振動軸の先端部に、先端工具が取り付けられる工具取付部が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、駆動ユニットと振動ユニットとを相対移動自在に連結したので、駆動ユニット側の偏心軸と振動ユニット側の収容部との位置を変化させることができ、振動軸の振幅を変化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施の形態である振動工具を示す断面図である。
【図2】図1の矢印A方向から振動工具の一部を示す断面図である。
【図3】長手方向に縮められた振動工具を示す断面図である。
【図4】(a)は駆動ユニットと振動ユニットとを離した場合のブレードの振動状態を示す説明図である。(b)は駆動ユニットと振動ユニットとを近づけた場合のブレードの振動状態を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である振動工具の一部を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である振動工具の一部を示す断面図である。
【図7】(a)および(b)は本発明の他の実施の形態である振動工具の一部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である振動工具10を示す断面図である。また、図2は図1の矢印A方向から振動工具10の一部を示す断面図である。図1に示すように、振動工具10は、作業者に把持される握り部ハウジング11と、この握り部ハウジング11の先端部に摺動自在に嵌合する前側ハウジング12とを有している。握り部ハウジング11には駆動源としての電動モータ13が収容されており、電動モータ13は取付ネジ14によって握り部ハウジング11の隔壁部15に固定されている。図1および図2に示すように、電動モータ13のモータ軸(駆動軸)16には、先端に偏心軸17を備えたスピンドル(駆動軸)18が固定されている。図2の拡大図に示すように、スピンドル18(モータ軸16)の中心軸C1と、これに平行となる偏心軸17の中心軸C2とは、距離αだけ離れた状態となっている。すなわち、電動モータ13によってスピンドル18を回転駆動することにより、偏心軸17は半径αの円軌跡に沿って中心軸C1を中心に公転することになる。また、スピンドル18の偏心軸17には、軸受19の内輪19aが嵌合して固定されている。このようなスピンドル18を備える電動モータ13と、これを支持する握り部ハウジング11によって、振動工具10の駆動ユニット20が構成されている。なお、握り部ハウジング11には、振動工具10を起動する際に作業者に操作されるメインスイッチ21、モータ回転数を調整する際に作業者に操作されるスピードコントローラ22、電動モータ13に供給する駆動電流を制御する制御基板23、蓄電池を内部に収容したバッテリパック24が設けられている。
【0014】
また、図1および図2に示すように、前側ハウジング12にはインナケース30が収容されており、インナケース30には振動軸31が一対の軸受32,33によって支持されている。また、前側ハウジング12およびインナケース30から突出する振動軸31の先端部には、固定ネジ34を用いてブレード(先端工具)35が取り付けられる工具取付部36が形成されている。また、振動軸31の基端部には、スピンドル18側に伸びるスイングアーム(揺動アーム)37が固定されている。スイングアーム37は、振動軸31に固定される嵌合部38と、嵌合部38からスピンドル18側に二股に分かれて伸びる一対のアーム片39とを備えている。このアーム片39の内側には、偏心軸17に固定された軸受19の外輪19bが摺動自在に収容されている。すなわち、スイングアーム37に設けられる一対のアーム片39は、偏心軸17を収容する収容部として機能している。このように、スイングアーム37の一端側にはアーム片39が設けられ、スイングアーム37の他端側には嵌合部38が設けられている。このようなスイングアーム37を介して、振動軸31とスピンドル18とは連結されている。そして、スピンドル18の回転運動(偏心軸17の公転運動)は、スイングアーム37を介して、振動軸31およびブレード35を所定角度で往復回動させる振動運動に変換される。このような振動軸31、スイングアーム37、インナケース30および前側ハウジング12によって、振動工具10の振動ユニット40が構成されている。なお、インナケース30にはスピンドル18を支持する軸受41が設けられるが、軸受41に対してスピンドル18は軸方向に移動自在となっている。
【0015】
また、振動ユニット40のインナケース30にはフランジ部42が形成されており、このフランジ部42と握り部ハウジング11の隔壁部15との間にはコイルスプリング(バネ部材)43が装着されている。コイルスプリング43は、フランジ部42と隔壁部15とを引き離す方向、つまり駆動ユニット20と振動ユニット40とを引き離す方向に付勢している。ここで、図3は長手方向に縮められた振動工具10を示す断面図である。前述したように、握り部ハウジング11と前側ハウジング12とは摺動自在に嵌合しており、図3に示すように、振動工具10に対して長手方向に推力が加えられた場合には、コイルスプリング43を圧縮しながら駆動ユニット20と振動ユニット40とは近づくことになる。すなわち、駆動ユニット20と振動ユニット40とはスピンドル18の軸方向に相対移動自在に連結されており、駆動ユニット20や振動ユニット40に加えられる推力の大きさに応じて、駆動ユニット20と振動ユニット40との間隔が変化するようになっている。なお、図3に示した一点鎖線は、駆動ユニット20と振動ユニット40とが離れたときの振動ユニット40のアウトラインを示している。また、コイルスプリング43によって駆動ユニット20と振動ユニット40とは離されているが、前側ハウジング12と握り部ハウジング11との相対移動は図示しない係合部によって規制されており、図1に示す状態が駆動ユニット20および振動ユニット40の最も離れた状態となっている。
【0016】
図4(a)は駆動ユニット20と振動ユニット40とを離した場合のブレード35の振動状態を示す説明図である。また、図4(b)は駆動ユニット20と振動ユニット40とを近づけた場合のブレード35の振動状態を示す説明図である。図4(a)に示すように、駆動ユニット20と振動ユニット40とが離れる場合には、スイングアーム37のアーム片39に摺接する軸受19が、振動軸31から離れる方向に移動することになる。このとき、振動軸31の中心軸C3とアーム片39に対する軸受19の接点との距離はL1となっている。一方、図4(b)に示すように、駆動ユニット20と振動ユニット40とが近づく場合には、スイングアーム37のアーム片39に摺接する軸受19が、振動軸31に近づく方向に移動することになる。このとき、振動軸31の中心軸C3とアーム片39に対する軸受19の接点との距離は、前述したL1よりも短いL2となっている。
【0017】
ここで、図4(a)および(b)に示すように、偏心軸17(軸受19)の振幅は一定であることから、振動軸31の中心軸C3とアーム片39に対する軸受19の接点との距離が離れる場合には(距離L1)、狭い振幅X1で振動軸31およびブレード35が振動することになる。一方、振動軸31の中心軸C3とアーム片39に対する軸受19の接点との距離が近づく場合には(距離L2)、振幅X1よりも広い振幅X2で振動軸31およびブレード35が振動することになる。このように、スイングアーム37と偏心軸17との位置関係を変化させることにより、振動軸31およびブレード35の振幅をX1とX2との間で連続的に変化させることが可能となる。
【0018】
しかも、駆動ユニット20と振動ユニット40との間にはコイルスプリング43が設けられることから、作業状況に応じて自動的にブレード35の振幅を変化させることが可能となる。すなわち、振動工具10に作業負荷が生じていない段階では、駆動ユニット20と振動ユニット40とが離れることから、狭い振幅X1でブレード35を振動させることが可能となる。このように、狭い振幅X1でブレード35を振動させることにより、木材等にブレード35を突き当てる際の位置決めを容易にすることが可能となる。また、狭い振幅X1でブレード35を振動させることにより、振動工具10の安全性を高めることが可能となる。一方、ブレード35が木材等に接触して振動工具10に作業負荷が作用する段階では、作業負荷に応じて駆動ユニット20と振動ユニット40とが近づくことから、ブレード35の振幅がX1からX2に向けて徐々に拡大される。このように、広い振幅X2でブレード35を振動させることにより、木材等を切断する際の切断速度を高めることが可能となる。
【0019】
前述の説明では、作業負荷に応じて駆動ユニット20と振動ユニット40との距離を変化させているが、これに限られることなく、ロック機構を用いて駆動ユニット20と振動ユニット40との間隔を固定しても良い。ここで、図5は本発明の他の実施の形態である振動工具50の一部を示す断面図である。なお、図5において、図2に示す部材と同様の部材については同一の符号を付してその説明を省略する。図5に示すように、握り部ハウジング11には一対の支持ピン51が設けられており、これらの支持ピン51には係合フック52が取り付けられている。また、前側ハウジング12には一対の係合ピン53が設けられており、この係合ピン53に対して握り部ハウジング11の係合フック52を掛けることが可能となっている。このように、支持ピン51、係合フック52および係合ピン53によってロック機構54が構成されている。そして、駆動ユニット20と振動ユニット40とを近づけた状態のもとで、係合フック52を係合ピン53に掛けることにより、振動軸31およびブレード35の振幅が最大となる位置で駆動ユニット20と振動ユニット40とを固定することが可能となる。なお、図示する場合には、振動軸31およびブレード35の振幅が最大となる位置で駆動ユニット20と振動ユニット40とを固定しているが、これに限られることはなく、他の位置で駆動ユニット20と振動ユニット40とを固定しても良い。また、ロック機構54の構造としては図示する構造に限られることはなく、他の構造のロック機構を採用しても良いことはいうまでもない。
【0020】
また、図1に示す場合には、振動ユニット40を構成する前側ハウジング12とインナケース30とが別体に形成されているが、これに限られることはなく、前側ハウジング12とインナケース30とを一体に形成しても良い。ここで、図6は本発明の他の実施の形態である振動工具60の一部を示す断面図である。なお、図6において、図1に示す部材と同様の部材については同一の符号を付してその説明を省略する。図6に示すように、握り部ハウジング11に摺動自在に嵌合する前側ハウジング61には、スイングアーム37を備える振動軸31が支持されている。また、前側ハウジング61にはバネ受け部62が形成されており、このバネ受け部62と握り部ハウジング11の隔壁部15との間にはコイルスプリング43が装着されている。このように、図1の前側ハウジング12とインナケース30とを一体に形成した場合であっても、前述の振動工具10と同様に機能させることが可能となる。
【0021】
また、前述の説明では、握り部ハウジング11と前側ハウジング12とを摺動自在に嵌合させているが、この構造に限られることはなく、振動工具内で電動モータ13を移動させても良い。ここで、図7(a)および(b)は本発明の他の実施の形態である振動工具70の一部を示す断面図である。なお、図7において、図1に示す部材と同様の部材については同一の符号を付してその説明を省略する。図7(a)に示すように、振動工具70には、先端部から後端部にかけて一体となるハウジング71が設けられている。すなわち、振動工具70には、図1に示した握り部ハウジング11と前側ハウジング12とを一体に形成したハウジング71が設けられている。このハウジング71内にはモータ取付板72が移動自在に収容されており、このモータ取付板72には電動モータ13が固定されている。また、モータ取付板72には外部に露出する操作レバー73が固定されており、作業者が操作レバー73をスライドさせることで電動モータ13をスピンドル18の軸方向に移動させることが可能となる。なお、振動工具70においては、電動モータ13、スピンドル18およびモータ取付板72によって駆動ユニット74が構成されている。また、振動軸31、スイングアーム37およびインナケース30によって振動ユニット75が構成されている。
【0022】
図7(a)に示すように、操作レバー73を矢印A方向にスライドさせることにより、駆動ユニット74と振動ユニット75とを離すことができ、狭い振幅でブレード35を振動させることが可能となる。一方、図7(b)に示すように、操作レバー73を矢印B方向にスライドさせることにより、駆動ユニット74と振動ユニット75とを近づけることができ、広い振幅でブレード35を振動させることが可能となる。また、操作レバー73を用いて電動モータ13を移動させる場合には、操作レバー73のスライド位置つまりハウジング71内における電動モータ13の位置を保持するロック機構を設けることが望ましい。
【0023】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図示する振動工具10は、バッテリパック24が装着されるコードレス型の振動工具10であるが、これに限られることはなく、コンセントに電源コードを接続して使用される振動工具に対して本発明を適用しても良い。また、先端工具としては、木材、石膏ボート、プラスチック、金属等を切断するブレード35に限られることはなく、木材、プラスチックおよび金属等を研磨するサンディングパットを先端工具として用いても良く、床等の付着物や汚れを除去するスクレーパを先端工具として用いても良い。さらに、前述の説明では、駆動源として電動モータ13を用いているが、これに限られることはなく、駆動源としてエンジンやエアモータを用いても良い。
【符号の説明】
【0024】
10…振動工具、11…握り部ハウジング、12…前側ハウジング、13…電動モータ(駆動源)、14…取付ネジ、15…隔壁部、16…モータ軸(駆動軸)、17…偏心軸、18…スピンドル(駆動軸)、19…軸受、19a…内輪、19b…外輪、20…駆動ユニット、21…メインスイッチ、22…スピードコントローラ、23…制御基板、24…バッテリパック、30…インナケース、31…振動軸、32…軸受、33…軸受、34…固定ネジ、35…ブレード(先端工具)、36…工具取付部、37…スイングアーム(揺動アーム)、38…嵌合部、39…アーム片(収容部)、40…振動ユニット、41…軸受、42…フランジ部、43…コイルスプリング(バネ部材)、50…振動工具、51…支持ピン、52…係合フック、53…係合ピン、54…ロック機構、60…振動工具、61…前側ハウジング、62…バネ受け部、70…振動工具、71…ハウジング、72…モータ取付板、73…操作レバー、74…駆動ユニット、75…振動ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端に偏心軸が設けられる駆動軸を回転駆動する駆動源を備える駆動ユニットと、
前記偏心軸が収容される収容部を一端側に備える揺動アームと、前記揺動アームの他端側に固定される振動軸とを備える振動ユニットとを有し、
前記駆動ユニットと前記振動ユニットとは前記駆動軸の軸方向に相対移動自在に連結され、前記駆動ユニット側の偏心軸と前記振動ユニット側の収容部との位置を変化させて前記振動軸の振幅を変化させることを特徴とする振動工具。
【請求項2】
前記駆動ユニットと前記振動ユニットとの間に、前記駆動ユニットと前記振動ユニットとを離す方向に付勢するバネ部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の振動工具。
【請求項3】
前記駆動ユニットと前記振動ユニットとの間隔を固定するロック機構を有することを特徴とする請求項1または2記載の振動工具。
【請求項4】
前記偏心軸に内輪が固定される軸受を有し、前記軸受の外輪が前記揺動アームの収容部に摺接することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動工具。
【請求項5】
前記振動ユニットから突出する前記振動軸の先端部に、先端工具が取り付けられる工具取付部が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の振動工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−71373(P2013−71373A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213180(P2011−213180)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(000005094)日立工機株式会社 (1,861)
【Fターム(参考)】