排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法
【課題】 取り扱いが容易で、且つマフラーに傷などを付けることがない排ガス捕集用アタッチメントを提供する。
【解決手段】 車両のマフラー６から排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメント１であって、大径部２ａの一端と小径部２ｂの他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材２と、この弾性部材２の大径部２ａより先端部３ａを挿入し、この先端部３ａが小径部２ｂと隙間なく嵌合する捕集パイプ３を備えた。捕集パイプ３の先端部３ａは、弾性部材２の小径部２ｂから突出することなく小径部２ｂと隙間なく嵌合する。弾性部材２は、耐熱性のゴム材で形成される。
【解決手段】 車両のマフラー６から排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメント１であって、大径部２ａの一端と小径部２ｂの他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材２と、この弾性部材２の大径部２ａより先端部３ａを挿入し、この先端部３ａが小径部２ｂと隙間なく嵌合する捕集パイプ３を備えた。捕集パイプ３の先端部３ａは、弾性部材２の小径部２ｂから突出することなく小径部２ｂと隙間なく嵌合する。弾性部材２は、耐熱性のゴム材で形成される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両のマフラーから排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、車両のマフラーに装着して排ガスを捕集するためのアタッチメントとしては、図４に示すように、側面をテーパ状に形成した中実のゴム部材１００と、このゴム部材１００の中心に設けた貫通孔に隙間なく嵌合した捕集パイプ１０１と、この捕集パイプ１０１に取り付けたクランプ手段１０２からなり、ゴム部材１００をマフラー１０３内に挿入して嵌合した後、クランプ手段１０２とゴム部材１００でマフラー１０３を挟持してマフラー１０３に装着するものが知られている。
【０００３】
また、特許文献１に記載のように、本体部が柔軟な耐熱性材料で製作され、先端部に排気口を設けた二輪自動車用マフラーの外側壁面を包み込むように嵌め入れる開口部を形成すると共に、後端部に排気ガス採取用のプロ−ブの先端部を嵌め入れる穴を設けてなり、本体部の開口部近傍をクリップで止める二輪自動車の排ガス採取用アダプタが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
【特許文献１】特開平１１−２０１８７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、中実のゴム部材１００と捕集パイプ１０１とクランプ手段１０２からなるアタッチメントにおいては、中実のゴム部材１００とクランプ手段１０２を備えているため重量が重く、マフラー１０３への取り付け・取り外しに際して作業者への負担が大きい。また、捕集パイプ１０１がゴム部材１００より突出しているためマフラー１０３への取り付け時にマフラー１０３を傷つけてしまうという不具合が発生する。更に、クランプ手段１０２を備えた構造であるため内径の異なるマフラー１０３に対応できず、機種ごとにアタッチメントを用意しなければならない。
【０００６】
また、特許文献１に記載された技術においては、車体からマフラーが突出していない自動車の場合、本体部でマフラーの外側壁面を包み込むことができないため適用することができない。
【０００７】
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取り扱いが容易で、且つマフラーに傷などを付けることがない排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記課題を解決すべく請求項１に係る発明は、車両のマフラーから排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメントであって、大径部の一端と小径部の他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材と、この弾性部材の大径部より先端部を挿入し、この先端部が前記小径部と隙間なく嵌合する捕集パイプを備えたものである。
【０００９】
前記捕集パイプの先端部は、前記弾性部材の小径部から突出することなく前記小径部と隙間なく嵌合させることができる。また、前記弾性部材は、耐熱性のゴム材で形成することができる。
【００１０】
請求項４に係る発明は、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の排ガス捕集用アタッチメントのマフラーに対する着脱方法であって、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付ける場合には、弾性部材の小径部をマフラー内に挿入して突き当てた後、更に弾性部材をマフラー内に押圧すると共に捻り、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外す場合には、弾性部材の捻りを戻してマフラーから引き抜くものである。
【発明の効果】
【００１１】
請求項１に係る発明によれば、中空の弾性部材を用いることにより軽量化が図れるので、作業者への負担が軽減され、作業性が向上する。また、マフラーに取り付ける際に、略円錐形状に形成された中空の弾性部材がマフラーに密着しつつ変形するので、全ての機種に対応することが可能になり、コストの削減が図れる。
【００１２】
また、捕集パイプの先端部を弾性部材の小径部から突出させることなく小径部と隙間なく嵌合させれば、マフラーに取り付ける際に、捕集パイプがマフラーを傷付けることがなく、不具合の発生を未然に防止することができる。また、弾性部材を耐熱性のゴム材で形成すれば、耐久性を向上させることができる。
【００１３】
請求項４に係る発明によれば、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付ける場合には、弾性部材の小径部をマフラー内に挿入して突き当てた後、更に弾性部材をマフラー内に押圧すると共に捻ればよいので、容易に排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付けることができる。一方、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外す場合には、弾性部材の捻りを戻してマフラーから引き抜けばよいので、容易に排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明に係る排ガス捕集用アタッチメントの要部断面の側面図
【図２】直管のマフラーに適用した作用説明図
【図３】曲管のマフラーに適用した作用説明図
【図４】従来の排ガス捕集用アタッチメントの要部側面図
【発明を実施するための形態】
【００１５】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係る排ガス捕集用アタッチメント１は、図１に示すように、大径部２ａの一端と小径部２ｂの他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材２と、この弾性部材２の大径部２ａより先端部３ａを挿入し、この先端部３ａが小径部２ｂと隙間なく嵌合する捕集パイプ３を備えている。
【００１６】
また、捕集パイプ３の先端部３ａは、弾性部材２の小径部２ｂから突出することなく小径部２ｂと隙間なく嵌合している。先端部３ａと小径部２ｂは、接着剤を用いて接合させることもできる。更に、弾性部材２は耐熱性のゴム材で形成され、大径部２ａと小径部２ｂをつなぐ側部２ｃは、マフラーへの着脱に際して所望な弾性力と剛性が発揮できる厚みで形成されている。
【００１７】
また、弾性部材２の大径部２ａから突出した捕集パイプ３の後端部３ｂは、ゴム製のジョイント部材４により、排ガス分析装置（不図示）に排ガスを導くホース５に接続されている。このようなゴム製のジョイント部材４によって、排ガス捕集用アタッチメント１は、ホース５に対して捻り自在に接続される。
【００１８】
以上のように構成された本発明に係る排ガス捕集用アタッチメント１の作用及びその着脱方法について説明する。排ガス捕集用アタッチメント１を直管のマフラー６に取り付ける場合には、図２に示すように、先ず作業者がジョイント部材４を把持して、弾性部材２の小径部２ｂを側部２ｃがマフラー６に突き当たるまでマフラー６内に挿入する。
【００１９】
次いで、弾性部材２をマフラー６内に向かって押圧すると共に、ジョイント部材４の捕集パイプ３側を把持して、捕集パイプ３を中心に左方向または右方向に捻る。すると、ゴム製の弾性部材２の捻りにより、側部２ｃは弾性変形しながらマフラー６に強固に密着する。そして、排ガス捕集用アタッチメント１は、弾性部材２の捻りに伴う弾性力により、マフラー６に対して隙間なく容易に取り付けられる。
【００２０】
一方、排ガス捕集用アタッチメント１をマフラー６から取り外す場合には、弾性部材２を把持して弾性部材２の捻りを戻した後に、弾性部材２をマフラー６から引き抜けば、排ガス捕集用アタッチメント１をマフラー６から容易に取り外すことができる。
【００２１】
ここで、捕集パイプ３とホース５は、ゴム製のジョイント部材４によって接続されているので、弾性部材２の捻りに対するホース５の抵抗は、緩和される。従って、弾性部材２の捻り操作は、円滑に行うことができる。
【００２２】
このように、略円錐形状に形成された中空の弾性部材２の捻り操作により、従来のクランプ手段を必要とせずに、マフラー６に対する排ガス捕集用アタッチメント１の着脱を容易に行うことができる。
【００２３】
また、排ガス捕集用アタッチメント１は、図３に示すように、弾性部材２の小径部２ｂを側部２ｃがマフラー７に突き当たるまでマフラー７内に挿入して弾性部材２を捻ればマフラー７に取り付けることができるので、このような曲管のマフラー７にも対応することができる。
【産業上の利用可能性】
【００２４】
本発明によれば、マフラーに対する着脱が容易で、且つ着脱に際してマフラーを傷付けることがない排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法を提供することができ、作業者への負担軽減と作業性の向上が図れる。
【符号の説明】
【００２５】
１…排ガス捕集用アタッチメント、２…弾性部材、２ａ…大径部、２ｂ…小径部、２ｃ…側部、３…捕集パイプ、３ａ…先端部、３ｂ…後端部、４…ジョイント部材、５…ホース、６…直管のマフラー、７…曲管のマフラー。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両のマフラーから排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、車両のマフラーに装着して排ガスを捕集するためのアタッチメントとしては、図４に示すように、側面をテーパ状に形成した中実のゴム部材１００と、このゴム部材１００の中心に設けた貫通孔に隙間なく嵌合した捕集パイプ１０１と、この捕集パイプ１０１に取り付けたクランプ手段１０２からなり、ゴム部材１００をマフラー１０３内に挿入して嵌合した後、クランプ手段１０２とゴム部材１００でマフラー１０３を挟持してマフラー１０３に装着するものが知られている。
【０００３】
また、特許文献１に記載のように、本体部が柔軟な耐熱性材料で製作され、先端部に排気口を設けた二輪自動車用マフラーの外側壁面を包み込むように嵌め入れる開口部を形成すると共に、後端部に排気ガス採取用のプロ−ブの先端部を嵌め入れる穴を設けてなり、本体部の開口部近傍をクリップで止める二輪自動車の排ガス採取用アダプタが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
【特許文献１】特開平１１−２０１８７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、中実のゴム部材１００と捕集パイプ１０１とクランプ手段１０２からなるアタッチメントにおいては、中実のゴム部材１００とクランプ手段１０２を備えているため重量が重く、マフラー１０３への取り付け・取り外しに際して作業者への負担が大きい。また、捕集パイプ１０１がゴム部材１００より突出しているためマフラー１０３への取り付け時にマフラー１０３を傷つけてしまうという不具合が発生する。更に、クランプ手段１０２を備えた構造であるため内径の異なるマフラー１０３に対応できず、機種ごとにアタッチメントを用意しなければならない。
【０００６】
また、特許文献１に記載された技術においては、車体からマフラーが突出していない自動車の場合、本体部でマフラーの外側壁面を包み込むことができないため適用することができない。
【０００７】
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取り扱いが容易で、且つマフラーに傷などを付けることがない排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記課題を解決すべく請求項１に係る発明は、車両のマフラーから排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメントであって、大径部の一端と小径部の他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材と、この弾性部材の大径部より先端部を挿入し、この先端部が前記小径部と隙間なく嵌合する捕集パイプを備えたものである。
【０００９】
前記捕集パイプの先端部は、前記弾性部材の小径部から突出することなく前記小径部と隙間なく嵌合させることができる。また、前記弾性部材は、耐熱性のゴム材で形成することができる。
【００１０】
請求項４に係る発明は、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の排ガス捕集用アタッチメントのマフラーに対する着脱方法であって、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付ける場合には、弾性部材の小径部をマフラー内に挿入して突き当てた後、更に弾性部材をマフラー内に押圧すると共に捻り、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外す場合には、弾性部材の捻りを戻してマフラーから引き抜くものである。
【発明の効果】
【００１１】
請求項１に係る発明によれば、中空の弾性部材を用いることにより軽量化が図れるので、作業者への負担が軽減され、作業性が向上する。また、マフラーに取り付ける際に、略円錐形状に形成された中空の弾性部材がマフラーに密着しつつ変形するので、全ての機種に対応することが可能になり、コストの削減が図れる。
【００１２】
また、捕集パイプの先端部を弾性部材の小径部から突出させることなく小径部と隙間なく嵌合させれば、マフラーに取り付ける際に、捕集パイプがマフラーを傷付けることがなく、不具合の発生を未然に防止することができる。また、弾性部材を耐熱性のゴム材で形成すれば、耐久性を向上させることができる。
【００１３】
請求項４に係る発明によれば、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付ける場合には、弾性部材の小径部をマフラー内に挿入して突き当てた後、更に弾性部材をマフラー内に押圧すると共に捻ればよいので、容易に排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付けることができる。一方、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外す場合には、弾性部材の捻りを戻してマフラーから引き抜けばよいので、容易に排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明に係る排ガス捕集用アタッチメントの要部断面の側面図
【図２】直管のマフラーに適用した作用説明図
【図３】曲管のマフラーに適用した作用説明図
【図４】従来の排ガス捕集用アタッチメントの要部側面図
【発明を実施するための形態】
【００１５】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係る排ガス捕集用アタッチメント１は、図１に示すように、大径部２ａの一端と小径部２ｂの他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材２と、この弾性部材２の大径部２ａより先端部３ａを挿入し、この先端部３ａが小径部２ｂと隙間なく嵌合する捕集パイプ３を備えている。
【００１６】
また、捕集パイプ３の先端部３ａは、弾性部材２の小径部２ｂから突出することなく小径部２ｂと隙間なく嵌合している。先端部３ａと小径部２ｂは、接着剤を用いて接合させることもできる。更に、弾性部材２は耐熱性のゴム材で形成され、大径部２ａと小径部２ｂをつなぐ側部２ｃは、マフラーへの着脱に際して所望な弾性力と剛性が発揮できる厚みで形成されている。
【００１７】
また、弾性部材２の大径部２ａから突出した捕集パイプ３の後端部３ｂは、ゴム製のジョイント部材４により、排ガス分析装置（不図示）に排ガスを導くホース５に接続されている。このようなゴム製のジョイント部材４によって、排ガス捕集用アタッチメント１は、ホース５に対して捻り自在に接続される。
【００１８】
以上のように構成された本発明に係る排ガス捕集用アタッチメント１の作用及びその着脱方法について説明する。排ガス捕集用アタッチメント１を直管のマフラー６に取り付ける場合には、図２に示すように、先ず作業者がジョイント部材４を把持して、弾性部材２の小径部２ｂを側部２ｃがマフラー６に突き当たるまでマフラー６内に挿入する。
【００１９】
次いで、弾性部材２をマフラー６内に向かって押圧すると共に、ジョイント部材４の捕集パイプ３側を把持して、捕集パイプ３を中心に左方向または右方向に捻る。すると、ゴム製の弾性部材２の捻りにより、側部２ｃは弾性変形しながらマフラー６に強固に密着する。そして、排ガス捕集用アタッチメント１は、弾性部材２の捻りに伴う弾性力により、マフラー６に対して隙間なく容易に取り付けられる。
【００２０】
一方、排ガス捕集用アタッチメント１をマフラー６から取り外す場合には、弾性部材２を把持して弾性部材２の捻りを戻した後に、弾性部材２をマフラー６から引き抜けば、排ガス捕集用アタッチメント１をマフラー６から容易に取り外すことができる。
【００２１】
ここで、捕集パイプ３とホース５は、ゴム製のジョイント部材４によって接続されているので、弾性部材２の捻りに対するホース５の抵抗は、緩和される。従って、弾性部材２の捻り操作は、円滑に行うことができる。
【００２２】
このように、略円錐形状に形成された中空の弾性部材２の捻り操作により、従来のクランプ手段を必要とせずに、マフラー６に対する排ガス捕集用アタッチメント１の着脱を容易に行うことができる。
【００２３】
また、排ガス捕集用アタッチメント１は、図３に示すように、弾性部材２の小径部２ｂを側部２ｃがマフラー７に突き当たるまでマフラー７内に挿入して弾性部材２を捻ればマフラー７に取り付けることができるので、このような曲管のマフラー７にも対応することができる。
【産業上の利用可能性】
【００２４】
本発明によれば、マフラーに対する着脱が容易で、且つ着脱に際してマフラーを傷付けることがない排ガス捕集用アタッチメントとその着脱方法を提供することができ、作業者への負担軽減と作業性の向上が図れる。
【符号の説明】
【００２５】
１…排ガス捕集用アタッチメント、２…弾性部材、２ａ…大径部、２ｂ…小径部、２ｃ…側部、３…捕集パイプ、３ａ…先端部、３ｂ…後端部、４…ジョイント部材、５…ホース、６…直管のマフラー、７…曲管のマフラー。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
車両のマフラーから排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメントであって、大径部の一端と小径部の他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材と、この弾性部材の大径部より先端部を挿入し、この先端部が前記小径部と隙間なく嵌合する捕集パイプを備えたことを特徴とする排ガス捕集用アタッチメント。
【請求項２】
請求項１に記載の排ガス捕集用アタッチメントにおいて、前記捕集パイプの先端部は、前記弾性部材の小径部から突出することなく前記小径部と隙間なく嵌合することを特徴とする排ガス捕集用アタッチメント。
【請求項３】
請求項１又は２に記載の排ガス捕集用アタッチメントにおいて、前記弾性部材は、耐熱性のゴム材からなることを特徴とする排ガス捕集用アタッチメント。
【請求項４】
請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の排ガス捕集用アタッチメントのマフラーに対する着脱方法であって、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付ける場合には、弾性部材の小径部をマフラー内に挿入して突き当てた後、更に弾性部材をマフラー内に押圧すると共に捻り、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外す場合には、弾性部材の捻りを戻してマフラーから引き抜くことを特徴とする排ガス捕集用アタッチメントの着脱方法。
【請求項１】
車両のマフラーから排出される排ガスを捕集するための排ガス捕集用アタッチメントであって、大径部の一端と小径部の他端とから略円錐形状に形成された中空の弾性部材と、この弾性部材の大径部より先端部を挿入し、この先端部が前記小径部と隙間なく嵌合する捕集パイプを備えたことを特徴とする排ガス捕集用アタッチメント。
【請求項２】
請求項１に記載の排ガス捕集用アタッチメントにおいて、前記捕集パイプの先端部は、前記弾性部材の小径部から突出することなく前記小径部と隙間なく嵌合することを特徴とする排ガス捕集用アタッチメント。
【請求項３】
請求項１又は２に記載の排ガス捕集用アタッチメントにおいて、前記弾性部材は、耐熱性のゴム材からなることを特徴とする排ガス捕集用アタッチメント。
【請求項４】
請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の排ガス捕集用アタッチメントのマフラーに対する着脱方法であって、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーに取り付ける場合には、弾性部材の小径部をマフラー内に挿入して突き当てた後、更に弾性部材をマフラー内に押圧すると共に捻り、排ガス捕集用アタッチメントをマフラーから取り外す場合には、弾性部材の捻りを戻してマフラーから引き抜くことを特徴とする排ガス捕集用アタッチメントの着脱方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１２−８３２０５（Ｐ２０１２−８３２０５Ａ）
【公開日】平成２４年４月２６日（２０１２．４．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２２９６１６（Ｐ２０１０−２２９６１６）
【出願日】平成２２年１０月１２日（２０１０．１０．１２）
【出願人】（０００００５３２６）本田技研工業株式会社 (23,863)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年４月２６日（２０１２．４．２６）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１０月１２日（２０１０．１０．１２）
【出願人】（０００００５３２６）本田技研工業株式会社 (23,863)
【Ｆターム（参考）】
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