説明

掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

【課題】本発明は、掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【解決手段】掲示物管理装置により実行される掲示物管理方法であって、ウェブブラウザを介して表示されるウェブページの入力欄に入力された情報が、前記ウェブページを提供するウェブサーバに送信されるか否かを判断することと、前記入力された情報の送信後、前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断することと、掲示物を作成したと判断される場合、前記更新されたウェブページを原本ウェブページに設定し、前記原本ウェブページの固有アドレスと前記原本ウェブページの情報及び前記入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納することと、を含むことを特徴とする掲示物管理方法が提案される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、より詳細には、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断し、ユーザが掲示物を作成して登録した場合、登録されたウェブページを自動で認識して、ユーザの掲示物を含むウェブページを持続的にモニタリングすることにより、ユーザの掲示物に対するコメントを自動で追跡することができる掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術の発達と大衆化に伴い、サイバースペースと個人の私生活が益々密接な関連性を有するようになってきた。これにより、多くのユーザがサイバースペースを利用して自分の考え、知識、意見、日常生活の出来事などを記録し、他のユーザと交流することにより、自分の関心事や個性を表現している。また、オフライン媒体からオンライン媒体への情報伝達媒体の移動により、多くのユーザがインターネットを介して情報(記事、専門知識など)を獲得するとともに、情報に対する自分の意見をコメントなどとして掲示物で表現することが一般化されている。
【0003】
多くのウェブサイトのサービスが提供されていることにより、ユーザは多くのウェブサイトのウェブページに掲示物を作成して登録している。しかし、ユーザは、自分が登録した掲示物を確認したり、自分が登録した掲示物にコメントが付されたか否かを確認するためには、当該ウェブサイト毎に直接接続して、自分の掲示物が登録されたウェブページを検索して確認しなければならないという不便さがあった。
【0004】
また、一部のウェブサイトの場合、当該ウェブサイトに登録したユーザの掲示物(掲示物リスト)を統合してユーザに提供し、当該ウェブサイトに登録されたユーザの掲示物に付されたコメントに関する情報を提供するサービスを行っているが、これは、同じウェブサーバによって運営されるウェブサイトのみに限定されるという問題点があった。
【0005】
上述のような問題点を解決するために、他人の文章を読んでその文章に直接コメントを登録する代わりに、自分のブログに文章を登録し、文章の一定部分が他人のコメントとして見えるようにトラックバックピング(trackback ping)を送信する「トラックバック(trackback)」サービスが開発されて提供されているが、このようなトラックバックサービスは、ブログユーザのみ使用可能であり、当該ウェブサイトでトラックバックをサポートする場合に限って使用可能であるという問題点がある。また、一般のユーザにとっては、トラックバックの使用方法が分かりにくいため、広く利用されるようにすることが難しいという問題点がある。
【0006】
また、上述のような問題点を解決するために、韓国特許出願公開第10‐2009‐0066626号明細書(名称:掲示文統合管理方法及びそのための端末機)には、ログインしなくても実名認証が要求される掲示文を作成することができ、掲示文を統合的に管理することができる掲示文統合管理方法及びそのための端末機に関する発明を提案している。しかし、提案された発明は、SSO(Single Sign On)をサポートする統合IDを利用する発明であり、SSOをサポートするウェブサイトのみに適用されるという問題点があり、実質的に統合IDを利用して掲示文を管理するという点で、上述したような一つのウェブサイト内のユーザ掲示物を管理する技術に比べ、向上された効果を期待することが難しいものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国特許出願公開第10‐2009‐0066626号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、ユーザが掲示物を作成したか否かを自動で判断し、ユーザが掲示物を作成して登録する場合、ユーザの掲示物が登録されたウェブページのアドレスを自動で認識して格納することができる掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0009】
本発明が解決しようとする他の課題は、ユーザの掲示物が登録されたウェブページをモニタリングして、ユーザの掲示物にコメントが付されると、これを自動で追跡してユーザに関連情報を提供することができる掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0010】
本発明が解決しようとするさらに他の課題は、ユーザのログインセッションに関わらず、ブラウザのレンダリング情報のみを用いてユーザの掲示物を統合管理することができる掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0011】
本発明が解決しようとするさらに他の課題は、ユーザが掲示物を作成してウェブページに登録すると、ソーシャルネットワーキングサービスを用いて、ユーザが登録した掲示物に関する情報を登録されたユーザの知人に伝えることができる掲示物管理方法、掲示物管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一実施形態によると、掲示物管理装置により実行される掲示物管理方法であって、ウェブブラウザを介して表示されるウェブページの入力欄に入力された情報が、前記ウェブページを提供するウェブサーバに送信されるか否かを判断することと、前記入力された情報の送信後、前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断することと、掲示物を作成したと判断される場合、前記更新されたウェブページを原本ウェブページに設定し、前記原本ウェブページの固有アドレスと前記原本ウェブページの情報及び前記入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納することと、を含むことを特徴とする掲示物管理方法が提供される。
【0013】
本発明の他の一実施形態によると、ウェブブラウザを介して表示されるウェブページの入力欄に入力された情報が前記ウェブページを提供するウェブサーバに送信されるか否かを判断し、前記入力された情報が送信される場合、前記入力された情報の送信後、前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断する掲示物作成判断部と、掲示物を作成したと判断される場合、前記更新されたウェブページを原本ウェブページに設定し、前記原本ウェブページの固有アドレスと前記原本ウェブページの情報及び前記入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納する掲示物管理部と、を含むことを特徴とする掲示物管理装置が提供される。
【0014】
一方、本発明による掲示物管理方法の各段階を掲示物管理装置上で行うためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【発明の効果】
【0015】
上述したように、本発明によると、ユーザが掲示物を作成したか否かを自動で判断し、ユーザが掲示物を作成して登録する場合、ユーザの掲示物が登録されたウェブページのアドレスを自動で認識して格納することができるという効果がある。
【0016】
また、本発明によると、ユーザの掲示物が登録されたウェブページをモニタリングして、ユーザの掲示物にコメントが付されると、これを自動で追跡してユーザに関連情報を提供することができるという効果がある。
【0017】
また、本発明によると、ユーザのログインセッションに関わらず、ブラウザのレンダリング情報のみを用いてユーザの掲示物を統合管理することができるという効果がある。
【0018】
また、本発明によると、ユーザが掲示物を作成してウェブページに登録すると、ソーシャルネットワークサービスを用いて、ユーザが登録した掲示物に関する情報を、登録されたユーザの知人に伝えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施例による掲示物管理装置及び掲示物管理サーバを含むシステムの全体構成を概略的に図示した図面である。
【図2A】本発明の一実施例による掲示物管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2B】本発明の一実施例による掲示物管理サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例による掲示物作成有無の判断方法の各段階を図示したフローチャートである。
【図4A】本発明の一実施例による掲示物生成有無の判断方法の理解を容易にするための掲示物入力画面の参照図である。
【図4B】本発明の一実施例による掲示物生成有無の判断方法の理解を容易にするための掲示物入力画面の参照図である。
【図4C】本発明の一実施例による掲示物生成有無の判断方法の理解を容易にするための掲示物入力画面の参照図である。
【図5】本発明の一実施例によるコメント追跡方法の各段階を図示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
後述する本発明についての詳細な説明は、本発明が実施可能な特定の実施形態を例として示した添付図面を参照して説明する。これらの実施形態は、当業者が本発明を十分に実施することができるように詳細に説明される。本発明の多様な実施形態は、互いに異なるが、相互に排他的である必要はないことを理解すべきである。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特徴は、一実施形態に関連して本発明の思想及び範囲を外れずに他の実施形態に具現されることができる。また、それぞれの開示された実施形態内の個別構成要素の位置または配置は、本発明の思想及び範囲を外れずに変更されることができることを理解すべきである。従って、後述する詳細な説明は限定的な意味で扱うものでなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならば、その請求の範囲が主張するものと均等な全ての範囲とともに、添付した請求の範囲によってのみ限定される。図面において、類似の参照符号は、様々な側面にわたって同一または類似の機能を示す。
【0021】
以下、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるように、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
[本発明の好ましい実施例]
本発明の実施例において、「掲示物」という用語は、インターネット上のウェブページにユーザが作成して登録する情報であり、掲示板に登録される掲示物、特定掲示物に対するコメント、ブログ投稿など、その種類または名称に関わらず、ユーザが作成して登録する全ての形態の情報を総称する。
【0023】
また、「原本ウェブページ」という用語は、ユーザが掲示物を作成して登録したと判断される時点でのウェブページを意味し、「比較対象ウェブページ」という用語は、原本ウェブページと同一のインターネットアドレスを有するウェブページであり、ユーザが掲示物を作成して登録した後、ユーザの掲示物に対するコメントが発生したか否かを判断するために、掲示物管理装置または掲示物管理サーバにより収集されるウェブページを意味する。
【0024】
また、「ウェブページ情報」という用語は、特定のウェブページを構成するレンダリングされたマークアップ(markup)ファイルを意味する。
【0025】
システムの全体構成
図1は本発明の好ましい一実施例による掲示物管理装置及び掲示物管理サーバを含むシステムの全体構成を概略的に図示した図面である。以下、図1を参照して、本発明によるシステムの全体構成及び機能について詳細に説明する。
【0026】
図1に図示されたように、本発明によるシステムは、掲示物管理装置100と、ネットワーク110と、ウェブサーバ120と、掲示物管理サーバ130と、を含む。
【0027】
本発明による掲示物管理装置100は、ネットワーク110を介してウェブサーバ120に接続してウェブサーバ120からウェブページの提供を受けて表示し、ユーザの操作によって掲示物が生成されて特定ウェブページに登録されるか否かを判断し、掲示物が生成されて特定ウェブページに登録される場合、ウェブページに関する情報(ウェブページのurlアドレス、ウェブページ情報、生成して登録される掲示物情報)を自動で認識して掲示物作成情報として格納するように構成される。このとき、格納される掲示物作成情報は、後でユーザの掲示物を管理し、コメントを追跡するための基礎情報として活用される。
【0028】
このような本発明の一実施例による掲示物管理装置100は、ネットワーク110を介してウェブサーバ120に接続し、ウェブサーフィンをすることができる一般的な汎用情報通信機器(デスクトップコンピュータ、ノート型パソコン、ワークステーション、パームトップ(palmtop)コンピュータ、個人携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)、ウェブパッド、スマートフォンを含む移動通信端末機などのように、メモリ手段を備え、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタル機器)に、本発明による掲示物管理アプリケーション(掲示物作成判断部及び/または掲示物管理部を含む)が設けられることにより具現される。即ち、一般的なユーザ端末機に本発明による掲示物管理アプリケーションが搭載されることにより、本発明による掲示物管理装置100が構成される。
【0029】
上述したような本発明による掲示物管理装置100の詳細な構成及び機能については、図2Aを参照して後述する。
【0030】
ネットワーク110は、掲示物管理装置100、ウェブサーバ120、掲示物管理サーバ130の間の通信経路として用いられる。このようなネットワーク110は、有線及び無線などのようなその通信形態を問わず構成されることができ、パーソナルエリアネットワーク(PAN;Personal Area Network)、ローカルエリアネットワーク(LAN;Local Area Network)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN;Metropolitan Area Network)、広域ネットワーク(WAN;Wide Area Network)など、多様な通信網で構成されることができる。
【0031】
ウェブサーバ120は、ウェブサイトを運営する一般的なサーバであり、ネットワーク110を介して接続した掲示物管理装置100にウェブページを提供し、掲示物管理装置100から掲示物情報が送信されると、これをウェブページに含んでデータベースに格納するように構成される。また、掲示物管理装置100及び/または掲示物管理サーバ130から特定urlアドレスを有するウェブページ情報要請が送信されると、アドレスを有するウェブページ情報を掲示物管理装置100及び/または掲示物管理サーバ130に送信する。このようなウェブサーバ120は、一般的なウェブサイトの運営サーバとして公知された技術を採択しているため、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0032】
掲示物管理サーバ130は、本発明による掲示物管理アプリケーションを格納しており、接続されたユーザ端末機からの掲示物管理アプリケーションの送信要請に応じて、掲示物管理アプリケーションをユーザ端末機に送信する機能を実行する。勿論、このような掲示物管理アプリケーションは、本発明による掲示物管理サーバ130以外のアプリケーション提供サーバ(不図示)、情報格納媒体(不図示)を介してユーザ端末機に提供されてもよい。
【0033】
また、本発明による掲示物管理サーバ130は、掲示物管理装置100から送信されるユーザの掲示物作成情報を受信して格納し、格納された掲示物作成情報に基づいて、掲示物を含んでいるウェブページをリアルタイムでまたは周期的に追跡することにより、掲示物に対するコメントが登録されたか否かを自動で検出し、掲示物に対するコメントが登録された場合、コメント情報を生成して掲示物を作成したユーザの掲示物管理装置100に送信する機能を実行する。
【0034】
また、本発明による掲示物管理サーバ130は、SNS(Social Networking Service)関連機能をサポートするように構成されてもよい。SNSとは、オンライン上で人間関係を築くために開設されたコミュニティ型のウェブサイトであり、ツイッター(twitter(登録商標))、マイスペース(Myspace(登録商標))、フェイスブック(Facebook(登録商標))、サイワールド(Cyworld(登録商標))、ミートゥデイ(me2day(登録商標))のように、個人メディアとの情報共有などを包括する概念のサービスである。現在、多くの人が他人とコミュニケーションしたり、情報を共有または検索するために、SNSを日常的に利用している。掲示物管理サーバ130は、掲示物管理装置100から送信される掲示物作成情報を用いて、掲示物作成情報を送信した装置のユーザの知人として登録されている他のユーザに掲示物登録情報を送信するように構成されてもよい。このようなSNS機能をサポートする掲示物管理サーバ130は、SNSサービスを直接提供するサーバであってもよく、またはSNSサービスを提供するサーバと連動されたサーバであってもよい。
【0035】
上述の機能を実行する本発明による掲示物管理サーバ130の詳細な構成及び機能については、図2Bを参照して後述する。
【0036】
掲示物管理装置の構成
図2Aは本発明の好ましい一実施例による掲示物管理装置の構成を示すブロック図である。以下、図2Aを参照して、本発明による掲示物管理装置の構成及び機能について詳細に説明する。
【0037】
本発明による掲示物管理装置100は、ユーザが作成した掲示物に関して、大きく二つの機能を実行するように構成されることができる。第一の機能は、掲示物作成有無を判断する機能であり、第二の機能は、掲示物管理機能である。以下、各機能を実行するために導き出された概念を簡略に説明した後、具体的な構成要素について詳細に説明する。
【0038】
第一の機能に関して、ユーザが掲示物を作成して登録する過程を説明すると、特定サイトのウェブページでユーザが掲示物を作成する場合、ユーザは端末機上に表示されるウェブページを見ながら、ページの入力欄(テキスト入力枠などのフォームオブジェクト)に自分が作成しようとする掲示物の内容を入力した後、登録(submit)ボタンをクリックすると、フォームオブジェクトに入力されたパラメータ(掲示物内容)がウェブページを提供したサーバに送信されて格納される。また、掲示物内容を受信したサーバは、入力された掲示物内容を含んでいる更新されたウェブページ情報を端末機に提供し、端末機のウェブブラウザは、受信された更新されたウェブページ情報をレンダリングして、ユーザが作成した掲示物情報を含んでいるウェブページを端末機上に出力する。本発明による掲示物管理装置100は、上述したような掲示物を作成して登録する過程の特徴を利用して、特定ウェブページの入力欄に入力された情報の送信後、同一のアドレスを有するウェブページが送信された内容を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断するように構成される。
【0039】
第二の機能、特にコメント追跡機能に関して、掲示物管理装置100は、ユーザが掲示物を作成して登録した時点でのウェブページ情報と、ユーザの掲示物に対するコメントが登録された後のウェブページ情報とが異なるという特徴に基づいて、ユーザが掲示物を作成して登録した時点でのウェブページ(原本ウェブページ)情報を格納した後、リアルタイムでまたは周期的に原本ウェブページと同一のアドレスを有するウェブページ(比較対象ウェブページ)情報を収集し、格納された原本ウェブページ情報と比較することにより、コメントの登録有無を追跡するように構成される。
【0040】
上述の機能を実行するために、本発明による掲示物管理装置100は、図2Aに図示されたように、ウェブブラウザ200と、掲示物作成判断部202と、掲示物管理部204と、を含むことができる。
【0041】
掲示物作成判断部202は、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断する機能を実行する構成要素であり、現在のウェブブラウザ200を介して表示されるウェブページの入力欄にユーザの操作によって入力された情報が、ウェブページを提供するウェブサーバ120に送信されるか否かを判断し、入力欄に入力された情報がユーザの操作によってウェブサーバ120に送信される場合、ウェブページの固有アドレス(urlアドレス)、入力された情報、ウェブページ情報を格納するように構成される。
【0042】
また、掲示物作成判断部202は、入力された情報の送信後、ウェブサーバ120から送信される更新されたウェブページ情報を受信し、更新されたウェブページ関連情報と格納されたウェブページ関連情報とを比較する。より具体的には、掲示物作成判断部202は、更新されたウェブページアドレスが格納されたウェブページアドレスと同一であるか否かを比較する。比較の結果、同一でない場合、掲示物作成判断部202は判断を保留し、後で同一のアドレスを有するウェブページに接続すると判断過程を開始する。一方、比較の結果、ウェブページアドレスが同一である場合、掲示物作成判断部202は、ユーザの操作によってウェブサーバ120に送信された前記入力された情報が、更新されたウェブページに含まれているか否かを判断し、更新されたウェブページが入力された情報を含んでいる場合、ユーザが掲示物を作成したと判断して、ウェブページを原本ウェブページに設定し、ユーザ情報(ID、ニックネームなど)、掲示物作成日時、ウェブページの固有アドレス、ウェブページ情報、入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納するように構成される。
【0043】
このとき、実施例の構成によって、上述した掲示物作成判断部202は、ユーザの操作によって予め設定されたウェブサイトが提供するウェブページに対してのみ掲示物の作成有無を判断し、掲示物が作成された場合、掲示物作成情報を生成して格納するように構成されてもよい。この場合、掲示物作成判断部202は、現在表示されているウェブページのアドレスに基づいて予め設定されたウェブサイト情報と比較し、ウェブページが設定されたウェブサイトが提供するウェブページである場合に限って、上述の機能を実行するように構成される。
【0044】
一方、ウェブサイトによって、特定の掲示物の登録が要請されると、掲示物が入力されたウェブページには掲示物のタイトルまたは要約(掲示物の内容が含まれたウェブページへ連結されるハイパーリンクを含む)のみが含まれるように再構成され、入力された掲示物の実質的な内容は他のアドレスを有するウェブページに別に格納するように構成されてもよい。特に、登録が要請された掲示物が特定掲示物に対するコメントである場合、このような方式でウェブサイトが構成されてもよい。本発明による掲示物作成判断部202は、このような場合にも掲示物の作成有無を正確に判断するために、上述したような比較過程で、入力された情報を送信したウェブページのアドレスと更新されたウェブページアドレスとが異なる場合にも、更新されたウェブページが入力された情報を含んでいるか否かをさらに判断するように構成されてもよい。判断の結果、更新されたウェブページが入力された掲示物情報を含んでいる場合、掲示物作成判断部202は、更新されたウェブページを原本ウェブページに設定し、ユーザ情報(ID、ニックネームなど)、掲示物作成日時、ウェブページの固有アドレス、ウェブページ情報、入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納するように構成される。
【0045】
掲示物作成判断部202により生成される掲示物作成情報は、実施例の構成によって、掲示物管理装置100の格納部(不図示)に格納されるように構成されてもよく、または、掲示物管理サーバ130に送信されるように構成されてもよい。即ち、本発明による掲示物管理装置100が、掲示物管理サーバ130と連動されずにそれ自体のみで掲示物の作成有無及びコメント追跡機能を提供するように構成された実施例である場合、掲示物作成判断部202により生成された掲示物作成情報はローカル(掲示物管理装置100)に格納され、後述する掲示物管理部204によって用いられるように構成される。一方、掲示物管理装置100はユーザが掲示物を作成したか否かのみを判断し、コメント追跡を含む掲示物管理機能が掲示物管理装置100に連動された掲示物管理サーバ130により実行されるように構成された実施例である場合、掲示物作成判断部202により生成された掲示物作成情報が掲示物管理サーバ130に送信されるように構成される。
【0046】
掲示物管理部204は、掲示物作成判断部202により生成されて格納された掲示物作成情報に基づいて掲示物管理機能を実行するように構成される。掲示物管理機能は、掲示物リスト提供機能とコメント追跡機能とに分けられる。
【0047】
掲示物管理部204は、掲示物リスト提供機能を実行するために、格納された少なくとも一つ以上の掲示物作成情報に基づいて、現在までユーザが作成した掲示物に関する情報を抽出し、掲示物リストを生成して出力するように構成される。掲示物管理部204により生成されて出力される掲示物リストには、掲示物が含まれたウェブページのアドレス、ウェブページのアドレスに基づいて判断されたウェブページを提供するウェブサイト情報、掲示物作成時点、掲示物内容(または要約)のうち少なくとも一つ以上の情報を含むように構成されてもよい。より好ましくは、掲示物リストに含まれる情報は、ユーザの操作により、ウェブサイト毎に分類されて表示されるように構成されてもよい。また、ユーザの操作により、作成時点に従って昇順または降順に整列されて表示されてもよい。ユーザは、掲示物リストに表示されるウェブページアドレスをクリックすることにより、自分が作成した掲示物が含まれているウェブページを訪れることもできる。
【0048】
また、掲示物管理部204は、コメント追跡機能を実行するために、リアルタイムでまたは周期的に原本ウェブページと同一のアドレスを有する比較対象ウェブページ情報を収集し、格納された原本ウェブページ情報と収集された比較対象ウェブページ情報とを比較するように構成される。比較対象ウェブページ情報は、ユーザが掲示物を登録した後、他のユーザのコメント登録及び/または削除、または管理者の情報登録及び/または削除などの変更がある場合、格納された原本ウェブページの情報と異なることになる。従って、掲示物管理部204は、原本ウェブページ情報と収集された比較対象ウェブページ情報とを比較して、原本ウェブページ情報には含まれていない新規情報が比較対象ウェブページ情報にさらに含まれている場合、追加された新規情報を出力するように構成されることができる。このような追加された新規情報の出力は、別のインターフェースにより実行されてもよく、または上述のような掲示物リストに含まれて出力されてもよい。
【0049】
一方、より好ましくは、本発明による掲示物管理部204は、比較対象ウェブページに追加された新規情報が、ユーザが作成した掲示物に対するコメントであるか否かをさらに判断し、新規情報がコメントに該当する場合に限って、コメント情報を生成して出力するように構成されてもよい。このようなコメント有無の判断は、ユーザが作成した掲示物と新規情報との間の連関度を算出し、算出された連関度に基づいて実行されてもよい。即ち、掲示物管理部204は、算出された両情報の間の連関度が予め設定された値以上である場合、新規情報をユーザが作成した掲示物のコメントであると判断するように構成されてもよい。両情報の連関度の算出及び/または分析は、ウェブページのマークアップ構成を利用して算出及び/または分析することができる。即ち、通常、一つのウェブページに含まれる多数の情報はツリー形態の構造を有しているため、掲示物管理部204は、掲示物情報と追加された新規情報との間の構造を把握して、追加された新規情報が掲示物情報に直接的に連関された下位掲示物に該当する場合、追加された新規情報をユーザの掲示物に対するコメントであると判断するように構成される。また、上述の方法の他に、様々な公知の連関度の算出及び/または分析アルゴリズムのうち一つが採択されて利用されるように構成することができるということは、当業者において自明である。
【0050】
さらに、本発明による掲示物管理部204は、ユーザの操作により、予め登録されたウェブサイト(ウェブサイト内の特定スペースを含む)に対してのみコメント追跡機能を実行するように構成されてもよい。
【0051】
上述したように、本発明による掲示物作成判断部202及び掲示物管理部204は、ウェブブラウザの追加機能モジュールで構成され、ユーザ端末機のウェブブラウザに追加されるように構成されることがより好ましい。
【0052】
掲示物管理サーバの構成
図2Bは本発明の好ましい一実施例による掲示物管理サーバの構成を示すブロック図である。図2Bを参照して、本発明による掲示物管理サーバの構成及び機能について詳細に説明する。
【0053】
図2Bに図示されたように、本発明による掲示物管理サーバ130は、掲示物管理部210と、SNS管理部212と、を含む。掲示物管理部210は、上述したように、掲示物管理装置100が掲示物作成有無の判断及び掲示物作成情報の生成のみを実行し、掲示物に対する管理機能を掲示物管理サーバ130が実行するように構成された実施例において、掲示物管理サーバ130に含まれる構成要素である。
【0054】
掲示物管理部210は、掲示物管理装置100から送信される掲示物作成情報を受信し、受信された掲示物作成情報をデータベース132に格納するように構成される。勿論、このとき、掲示物管理装置100を操作するユーザのログイン情報がともに送信され、掲示物管理部210は、受信されたユーザのログイン情報を用いて掲示物作成情報をユーザ毎に構造化して格納するように構成される。
【0055】
一方、掲示物管理サーバ130に含まれる掲示物管理部210は、上述したような掲示物管理装置100の掲示物管理部204と同一の機能(掲示物リスト提供機能、コメント追跡機能)を実行するように構成されるため、詳細な説明は省略し、掲示物管理サーバ130の特有の構成であるSNS管理部212を中心に説明する。
【0056】
SNS管理部212は、上述のようなSNS連動機能を提供するように構成される。より詳細には、掲示物管理サーバ130に連結されたデータベース132には特定ユーザ情報としてユーザの知人情報が登録されており、SNS管理部212は、掲示物管理装置100から送信される掲示物作成情報及びログイン情報を受信し、受信されたログイン情報に基づいてユーザを識別した後、ユーザの知人情報(掲示物登録情報を提供することができる知人の電子メール情報、ブログ情報、ミートゥデイまたはツイッターまたはフェイスブックなどのマイクロブログ情報、移動通信端末機番号など)を抽出する。また、SNS管理部212は、受信された掲示物作成情報に基づいて、ユーザの登録された知人に提供するための掲示物登録情報を生成する。実施例の構成によっては、このときに生成される掲示物登録情報は、掲示物を作成したユーザ情報(IDまたはニックネームなど)、掲示物情報、掲示物タイトル、掲示物要約情報、掲示物が含まれているウェブページのアドレスのうち少なくとも一つ以上を含むことができる。SNS管理部212は、生成された掲示物登録情報を、抽出された知人情報を参照してユーザの登録された知人に送信する。ここで、知人情報が、ブログ、ミートゥデイ、ツイッター、フェイスブックなどのオンラインスペースである場合、SNS管理部212は、生成された掲示物登録情報をオンラインスペースに送信して登録するように構成されることができる。また、知人情報が電子メール情報である場合、SNS管理部212は、電子メールに生成された掲示物登録情報を送信し、知人情報が移動通信端末機情報である場合、移動通信端末機に生成された掲示物登録情報をメッセージとして送信するように構成されてもよい。
【0057】
このとき、本発明によるSNS管理部212は、知人情報を参照して掲示物登録情報の登録または送信に一定の制限がある場合(例えば、文字数の制限、テキスト情報に限定など)、掲示物登録情報に含まれる情報の種類をその制限に応じて構成してもよく、または掲示物登録情報を制限に応じて再加工して登録及び送信するように構成してもよい。
【0058】
掲示物作成有無の判断方法の例示
図3は本発明の好ましい一実施例による掲示物作成有無の判断方法の各段階を図示したフローチャートである。図4Aから図4Cは、本発明の好ましい一実施例による掲示物生成有無の判断方法の理解を容易にするための掲示物入力画面の参照図である。以下、図3、図4Aから図4Cを参照して、本発明による掲示物作成有無の判断方法について詳細に説明する。
【0059】
まず、掲示物管理装置100は、ウェブブラウザ200を利用してウェブページを表示する(S300)。このとき、図4Aのようなウェブページが掲示物管理装置100のディスプレイ部に出力される。図4Aはニュースを提供しているウェブページのコメント入力欄を図示した参照図であり、ウェブページのコメント入力欄は、コメントを入力するための「意見内容」入力欄400と、「意見内容」に入力された入力内容をウェブサーバ120に送信するための「登録」ボタン410と、を含んでいる。
【0060】
掲示物管理装置100は、ウェブページを表示した後、ウェブページの入力欄に一定の情報が入力されるか否かを判断する(S302)。図4Bは、図4Aに図示された「意見内容」入力欄400に、ユーザが「いつも謙虚な心でたゆまず努力しているパクチソン、頑張れ!!!」という意見内容を入力した場合の参照図である。この場合、入力欄に情報が入力されたため、掲示物管理装置100は、入力欄に入力された情報がウェブサーバ120に送信されるか否かを持続的に判断する(S304)。この状態でユーザが「登録」ボタン410をクリックすると、入力欄400に入力された意見内容が当該ウェブページを提供するウェブサーバに送信される。
【0061】
入力欄に入力された情報がユーザの操作によってウェブサーバ120に送信されたため、掲示物管理装置100は、当該ウェブページの固有アドレス(urlアドレス)、入力された情報、ウェブページ情報を格納する(S306)。
【0062】
図4A及び図4Bに図示された参照図で、当該ウェブページのアドレスが「http://sports.Media.daum.net/worldsoccer/news/breaking/view.html cateid=100032&newsid=20110719101308691&p=xportsnews」であるため、このアドレスと、入力された情報(いつも謙虚な心でたゆまず努力しているパクチソン、頑張れ!!!)及び当該ウェブページ情報(レンダリングされたマークアップファイル情報)が格納される。
【0063】
入力された情報の送信後、掲示物管理装置100は、ウェブサーバ120から送信される更新されたウェブページ情報を受信して表示する(S308)。
【0064】
掲示物管理装置100は、更新されたウェブページ情報を表示するとともに、S306の段階で格納されたウェブページアドレスと更新されたウェブページアドレスとが同一であるか否かを判断し(S310)、ウェブページアドレスが同一である場合、格納されたウェブページ情報と更新されたウェブページ情報とが異なるか否かを判断して(S312)、ウェブページ情報が異なる場合、更新されたウェブページが入力された情報を含んでいるか否かを判断する(S314)。
【0065】
最終的に、ウェブページアドレスが同一で、ウェブページ情報が異なっており、更新されたウェブページが入力された内容を含んでいる場合、掲示物管理装置100は、ユーザがS302の段階で入力した情報(掲示物情報)を掲示物として作成して登録したものであると判断し、掲示物作成情報を生成して格納する(S316)。
【0066】
図4Cは図4Bで入力された情報が送信された後、ウェブサーバから送信される更新されたウェブページの例示図であり、更新されたウェブページのアドレスは「http://sports.media.daum.net/worldsoccer/news/breaking/view.html cateid=100032&newsid=20110719101308691&p=xportsnews」であって、S306の段階で格納された送信時のウェブページアドレスと同一であり、ユーザが入力した内容、即ち、「いつも謙虚な心でたゆまず努力しているパクチソン、頑張れ!!!」が含まれているため、この場合、掲示物管理装置100は、ユーザによって掲示物の作成が実行されたと判断し、掲示物作成情報を生成して格納する。
【0067】
上述したように、このとき、更新されたウェブページが原本ウェブページに設定され、入力された内容が掲示物内容に設定されて、掲示物作成情報には、ユーザ情報(ID、ニックネームなど)、掲示物作成日時、ウェブページの固有アドレス、ウェブページ情報、入力された情報(掲示物情報)などを含んでもよい。
【0068】
コメント追跡方法の例示
図5は本発明の好ましい一実施例によるコメント追跡方法の各段階を図示したフローチャートである。以下、図5を参照して、本発明による掲示物管理サーバにより実行されるコメント追跡過程を詳細に説明する。
【0069】
まず、掲示物管理サーバ130は、掲示物管理装置100から送信されるユーザ情報(ログイン情報)と掲示物作成情報を受信した後、受信された掲示物作成情報をユーザ情報と連関してデータベース132に格納する(S500)。
【0070】
同時に、掲示物管理サーバ130は、受信されたユーザ情報を参照して、データベース132に格納されているユーザの知人情報を読み出し、受信された掲示物作成情報を利用して掲示物登録情報(掲示物作成情報と同一であってもよく、または掲示物作成情報に含まれた情報の一部であってもよく、または掲示物作成情報に含まれた情報を加工した情報であってもよい)を生成し、読み出された知人情報を利用してユーザの知人に掲示物登録情報を提供する(S502)。
【0071】
一方、上述したように、ユーザの掲示物作成情報が格納されている状態で、掲示物管理サーバ130は、コメント追跡のために管理周期が到来したか否かを判断する(S504)。勿論、コメント追跡がリアルタイムで実行されるように構成された実施例の場合には、管理周期が到来したか否かを判断する必要がないということは当業者において自明である。例えば、管理周期が1日に設定された場合、掲示物管理サーバ130は、毎日1回の設定された時間に、格納された掲示物作成情報に基づいてコメント追跡のための処理を実行する。このような管理周期は、設計またはユーザの必要に応じて変更することができ、より好ましくは、掲示物管理装置100から送信されるユーザの設定情報によって設定または変更されるように構成されてもよい。また、実施例の構成によって、掲示物管理サーバ130は、ユーザの要請が受信される場合に限って、コメント追跡を行うように構成されてもよい。以下、説明の便宜上、管理周期に従ってコメント追跡を行うように構成された実施例を基準として説明するが、これに限定されるものではないということは当業者において自明である。
【0072】
管理周期が到来すると、掲示物管理サーバ130は、データベース132に格納された掲示物作成情報に基づいて比較対象ウェブページ情報を収集し(S506)、収集された比較対象ウェブページ情報と格納された原本ウェブページ情報とを比較する(S508)。
【0073】
掲示物管理サーバ130は、比較対象ウェブページと原本ウェブページとを比較した後、比較対象ウェブページが原本ウェブページに比べ変更された場合(即ち、新規情報が追加されたり、または既存の情報が削除された場合)(S510)、変更された内容が新規情報の追加であるか否かを判断する(S512)。勿論、発明の構成によって、変更された内容自体のみをユーザに提供するように構成されてもよい。
【0074】
判断結果、比較対象ウェブページに新規情報が追加された場合、掲示物管理サーバ130は、追加された新規情報とユーザ作成掲示物との間の連関度を算出して分析し(S514)、分析された連関度に基づいて、新規情報がユーザ掲示物に対するコメントであるか否かを判断して(S516)、新規情報がユーザ掲示物に対するコメントに該当する場合、コメント情報を生成してユーザ端末機またはユーザの移動通信端末機またはユーザの掲示物管理装置100に送信する(S518)。
【0075】
本発明による実施例は、様々なコンピュータ手段によって実行されるプログラム命令の形態に具現され、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録される。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独に、または組み合わせて含むことができる。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計及び構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェアの当業者において公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープなどの磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDなどの光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)などの磁気−光媒体(magneto−optical media)及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令を格納及び実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行されることのできる高級言語コードも含まれる。前記ハードウェア装置は、本発明の動作を行うために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同様である。
【0076】
以上、本発明を具体的な構成要素などの特定事項と限定された実施例及び図面を参照して説明したが、これは本発明のより全体的な理解を容易にするために提供されたものにすぎず、本発明は前記実施例によって限定されず、本発明が属する分野で通常的な知識を有した者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。
【0077】
従って、本発明の思想は前記実施例に限定されて決定されてはならず、添付する特許請求の範囲だけでなく、特許請求の範囲と均等または等価的に変形された全てについて、本発明の思想の範疇に属するといえる。
【符号の説明】
【0078】
100 掲示物管理装置
110 ネットワーク
120 ウェブサーバ
130 掲示物管理サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
掲示物管理装置により実行される掲示物管理方法であって、
ウェブブラウザを介して表示されるウェブページの入力欄に入力された情報が、前記ウェブページを提供するウェブサーバに送信されるか否かを判断することと、
前記入力された情報の送信後、前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断することと、
掲示物を作成したと判断される場合、前記更新されたウェブページを原本ウェブページに設定し、前記原本ウェブページの固有アドレスと前記原本ウェブページ情報及び前記入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納することと、を含むことを特徴とする掲示物管理方法。
【請求項2】
前記入力された情報が前記ウェブサーバに送信されるか否かを判断することは、
前記ウェブページの入力欄に入力された情報が前記ウェブサーバに送信されるか否かを判断することと、
前記入力された情報が前記ウェブサーバに送信される場合、前記ウェブページの固有アドレス、前記入力された情報及び前記ウェブページ情報を格納することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の掲示物管理方法。
【請求項3】
前記ユーザが掲示物を作成したか否かを判断することは、
前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページを受信し、前記更新されたウェブページのアドレスと前記格納された前記ウェブページの固有アドレスとを比較することと、
前記更新されたウェブページのアドレスと前記格納された前記ウェブページの固有アドレスとが同一である場合、前記更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを決定することと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の掲示物管理方法。
【請求項4】
前記掲示物作成情報は、前記原本ウェブページの固有アドレスに基づいて、前記ウェブページを提供するウェブサイト毎に分類されて格納されることを特徴とする請求項1に記載の掲示物管理方法。
【請求項5】
前記掲示物作成情報に基づいて、前記原本ウェブページと同一のアドレスを有する比較対象ウェブページ情報を収集し、前記原本ウェブページ情報と前記比較対象ウェブページ情報とを比較して、前記比較対象ウェブページに前記原本ウェブページに含まれていない新規情報が追加されたか否かを判断することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の掲示物管理方法。
【請求項6】
前記新規情報が追加されたか否かを判断することは、
前記掲示物作成情報に含まれた前記原本ウェブページの固有アドレスを利用して前記比較対象ウェブページ情報を収集することと、
前記原本ウェブページ情報と前記比較対象ウェブページ情報とを比較して、前記比較対象ウェブページに前記原本ウェブページに含まれていない新規情報が追加されたか否かを判断することと、
前記比較対象ウェブページに前記原本ウェブページに含まれていない新規情報が追加された場合、前記追加された新規情報を出力することと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の掲示物管理方法。
【請求項7】
前記追加された新規情報を出力することは、前記新規情報が前記ユーザが作成した掲示物に対するコメントであるか否かを判断して、前記新規情報がコメントである場合、コメント情報を生成して出力することを特徴とする請求項6に記載の掲示物管理方法。
【請求項8】
前記追加された新規情報を出力することは、前記新規情報と前記ユーザが作成した掲示物との間の連関度を算出し、算出された連関度に基づいて、前記新規情報が前記ユーザが作成した掲示物に対するコメントであるか否かを判断することを特徴とする請求項7に記載の掲示物管理方法。
【請求項9】
請求項1から8のうち何れか一項に記載の掲示物管理方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項10】
ウェブブラウザを介して表示されるウェブページの入力欄に入力された情報が前記ウェブページを提供するウェブサーバに送信されるか否かを判断し、前記入力された情報が送信される場合、前記入力された情報の送信後、前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを判断する掲示物作成判断部と、
掲示物を作成したと判断される場合、前記更新されたウェブページを原本ウェブページに設定し、前記原本ウェブページの固有アドレスと前記原本ウェブページ情報及び前記入力された情報(掲示物情報)を含む掲示物作成情報を生成して格納する掲示物管理部と、を含むことを特徴とする掲示物管理装置。
【請求項11】
前記掲示物作成判断部は、前記ウェブページの入力欄に入力された情報が前記ウェブサーバに送信されるか否かを判断し、前記入力された情報が前記ウェブサーバに送信される場合、前記ウェブページの固有アドレス、前記入力された情報及び前記ウェブページ情報を格納することを特徴とする請求項10に記載の掲示物管理装置。
【請求項12】
前記掲示物作成判断部は、前記ウェブサーバから送信される更新されたウェブページを受信し、前記更新されたウェブページのアドレスと格納された前記ウェブページの固有アドレスとを比較して、二つのアドレスが同一である場合、前記更新されたウェブページが前記入力された情報を含んでいるか否かに基づいて、ユーザが掲示物を作成したか否かを決定することを特徴とする請求項11に記載の掲示物管理装置。
【請求項13】
前記掲示物作成情報は、前記原本ウェブページの固有アドレスに基づいて、前記ウェブページを提供するウェブサイト毎に分類されて格納されることを特徴とする請求項10に記載の掲示物管理装置。
【請求項14】
前記掲示物管理部は、前記掲示物作成情報に基づいて、前記原本ウェブページと同一のアドレスを有する比較対象ウェブページ情報を収集し、前記原本ウェブページ情報と前記比較対象ウェブページ情報とを比較して、前記比較対象ウェブページに前記原本ウェブページに含まれていない新規情報が追加されたか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の掲示物管理装置。
【請求項15】
前記掲示物管理部は、前記掲示物作成情報に含まれた前記原本ウェブページの固有アドレスを利用して前記比較対象ウェブページ情報を収集し、前記原本ウェブページ情報と前記比較対象ウェブページ情報とを比較して、前記比較対象ウェブページに前記原本ウェブページに含まれていない新規情報が追加されたか否かを判断し、前記比較対象ウェブページに前記原本ウェブページに含まれていない新規情報が追加された場合、前記追加された新規情報を出力することを特徴とする請求項14に記載の掲示物管理装置。
【請求項16】
前記掲示物管理部は、前記新規情報が前記ユーザが作成した掲示物に対するコメントであるか否かを判断し、前記新規情報がコメントである場合、コメント情報を生成して出力することを特徴とする請求項15に記載の掲示物管理装置。
【請求項17】
前記掲示物管理部は、前記新規情報と前記ユーザが作成した掲示物との間の連関度を算出し、算出された連関度に基づいて、前記新規情報が前記ユーザが作成した掲示物に対するコメントであるか否かを判断することを特徴とする請求項16に記載の掲示物管理装置。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−101607(P2013−101607A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−233996(P2012−233996)
【出願日】平成24年10月23日(2012.10.23)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】