説明

搬送用器具

【課題】 使用後にラベルをラベル貼着部から容易に剥がすことができるとともに、各貼着用突起の付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することができるラベル貼着部を備えた搬送用器具を提供する。
【解決手段】 コンテナ本体11の外面にラベル14を貼着するためのラベル貼着部13を設ける。ラベル貼着部13には複数の貼着用突起15を形成する。各貼着用突起15を断面ほぼ台形状に形成する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば部品工場で製造された部品を収容して、組立工場に搬送する場合等に使用するコンテナや部品を載置して搬送する場合等に使用するパレット等の搬送用器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送用器具としてのコンテナにおいては、コンテナ本体が合成樹脂により形成され、その外面の所定箇所には部品の種類、納入日、部品工場、組立工場等の必要情報をバーコードにて表示したラベルが貼着されている。そして、部品工場からの部品の搬出時、あるいは組立工場での部品の搬入時等において、このラベル上のバーコードが読み取られて、部品の管理等が行われている。また、部品の組立終了後には、コンテナが組立工場から部品工場に搬送され、コンテナ本体の外面からラベルが剥がされてコンテナ本体が洗浄された状態で、新しい情報のバーコードを表示したラベルが貼着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来のコンテナにおいては、コンテナ本体の外面に平坦なラベル貼着部が形成され、裏面に接着剤を塗布したラベルが裏面全体で、このラベル貼着部に貼着されるようになっている。このため、ラベル貼着部からラベルを剥がすのが困難で時間がかかるとともに、ラベル貼着部にラベルの剥し残りかすが生じて、その後の洗浄が面倒になるという問題があった。
【0004】このような問題点に対処するため、コンテナ本体の外面のラベル貼着部に複数の貼着用突起を形成し、ラベル貼着部に対するラベルの貼着力を低減させて、ラベルを剥がしやすくすることも考えられる。しかしながら、このように構成した場合には、ラベルをラベル貼着部から剥がした後に、各貼着用突起の付根部に付着した接着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で洗浄するのが困難であるという問題があった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、使用後にラベルをラベル貼着部から容易に剥がすことができるとともに、各貼着用突起の付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することができるラベル貼着部を備えた搬送用器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、搬送用器具本体の外面にラベルを貼着するためのラベル貼着部を設けた搬送用器具において、前記ラベル貼着部には複数の貼着用突起を形成し、各貼着用突起を断面ほぼ台形状に形成したことを要旨とする。
【0007】この構成によれば、使用後にラベルをラベル貼着部から容易に剥がすことができるとともに、各貼着用突起の付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することが可能になる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の搬送用器具において、ラベルのコーナー部と対応する貼着用突起には、他の貼着用突起よりも大きな貼着面を形成し、前記他の貼着用突起を断面ほぼ台形状に形成したことを要旨とする。
【0009】この構成によれば、小さな貼着面を形成した貼着用突起の付根部にはラベルの接着剤,粘着剤が残り易いが、貼着用突起の付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することが可能になる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の搬送用器具において、前記各貼着用突起の周側面と搬送用器具本体の外面とを、円弧面により接続したことを要旨とする。
【0011】この構成によれば、各貼着用突起の付根部に接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れが付着しにくくなり、各貼着用突起の付根部に付着した汚れはブラシ等で一層簡単に洗浄除去することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に、この発明を搬送用器具としてのコンテナに具体化した第1の実施形態を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、コンテナ本体11は合成樹脂により箱形に形成され、その上面には開口12が設けられている。そして、このコンテナ本体11内には、例えば部品工場で製造された部品等が収容されて、組立工場に搬送される。コンテナ本体11の外側面のほぼ中央にはラベル貼着部13が形成され、このラベル貼着部13には部品の種類、納入日、部品工場、組立工場等の必要情報をバーコードにて表示したラベル14が、その裏面に塗布された接着剤もしくは粘着剤によって貼着される。
【0014】図2〜図4に示すように、前記ラベル貼着部13には複数の突条よりなる貼着用突起15が所定の間隔をおいて突出形成されている。これらの貼着用突起15の内で、両側に位置する一対の第1貼着用突起15Aは、他の貼着用突起15B,15Cよりも大きな貼着面15aを有するように幅広に形成されている。また、中央に位置する3つの第2貼着用突起15Bも、残りの複数の第3貼着用突起15Cよりも大きな貼着面15bを有するように幅広に形成されている。
【0015】そして、図2〜図4に示すように、ラベル貼着部13に大きなサイズのラベル14を貼着した場合には、そのラベル14の四隅のコーナ部14aが両第1貼着用突起15Aの大きな貼着面15aに貼着されるようになっている。また、図5に示すように、ラベル貼着部13に小さなサイズのラベル14を貼着した場合には、そのラベル14の四隅のコーナ部14aが一方の第1貼着用突起15A及び第2貼着用突起15Bの大きな貼着面15a,15bに貼着されるようになっている。
【0016】前記各第1貼着用突起15Aの中央には指挿入部16が、円弧状の周縁壁16aにて外側へ開口するように形成されている。図3に示すように、両第1貼着用突起15Aの貼着面15aは外側ほど高くなるように傾斜状に形成され、ラベル貼着部13にラベル14を貼着した状態で、指挿入部16に広い空間を確保するようになっている。そして、コンテナ本体11内に収容した部品の組立等が終了した後、指挿入部16に指を挿入して、ラベル貼着部13に貼着されたラベル14を側端縁から剥がすようになっている。
【0017】図4に示すように、前記各第2貼着用突起15Bは断面台形状に形成されている。また、各第1貼着用突起15Aにおける指挿入部16の周縁壁16a及び各第3貼着用突起15Cは、断面ほぼ半円状に形成されている。そして、第1貼着用突起15A、第2貼着用突起15B及び第3貼着用突起15Cの周側面とコンテナ本体11の外面とのなす角度が、直角を含む鋭角とならないようにほぼ鈍角状、すなわち、断面ほぼ台形状に形成されている。
【0018】次に、前記のように構成されたコンテナの作用を説明する。さて、このコンテナを使用して、例えば部品工場で製造された部品を組立工場に搬送する場合には、部品工場においてコンテナ本体11内に部品が収容される。それとともに、部品の種類、納入日、部品工場、組立工場等の必要情報をバーコードにて表示したラベル14が、コンテナ本体11の外面のラベル貼着部13に貼着される。
【0019】このとき、図2〜図4に示すように、ラベル14の左端部が第1貼着用突起15Aの中央部の基点20に合わせて貼着される。ラベル14のサイズが大きい場合には、そのラベル14が両第1貼着用突起15A間に跨がるように、各貼着用突起15A,15B,15C上に貼着される。このため、ラベル14はラベル貼着部13に対して、裏面全体で貼着されることなく所定の間隔おきに貼着されるとともに、四隅のコーナ部14aにおいては、各第1貼着用突起15Aの大きな貼着面15aに広い貼着面積で貼着される。
【0020】また、図5に示すように、ラベル14のサイズが小さい場合には、ラベル14の左端部を第1貼着用突起15Aの中央部の基点20に合わせて貼着することにより、そのラベル14が一方の第1貼着用突起15Aと第2貼着用突起15Bとの間に跨がるように、各貼着用突起15A,15B,15C上に貼着される。このため、ラベル14はラベル貼着部13に対して、裏面全体で貼着されることなく所定の間隔おきに貼着されるとともに、四隅のコーナ部14aにおいては、第1貼着用突起15A及び第2a貼着用突起15Bの大きな貼着面15a,15bに広い貼着面積で貼着される。
【0021】従って、この状態で部品を収容したコンテナ本体11を、部品工場から組立工場に搬送した場合、その運搬途中においてラベル14がラベル貼着部13から不用意に剥がれ落ちるおそれはない。
【0022】そして、前記部品工場からの部品の搬出時、あるいは組立工場での部品の搬入時等において、このラベル14上のバーコードが読み取られて、部品の管理等が行われる。その後、組立工場においてコンテナ本体11内の部品の組立が終了すると、空になったコンテナ本体11が組立工場から部品工場に搬送され、ラベル貼着部13からラベル14が剥がされるとともに、そのラベル貼着部13を含めてコンテナ本体11がブラシ等により洗浄される。
【0023】この場合、指挿入部16に指を挿入して、ラベル14の側端縁を摘み上げながら、ラベル貼着部13から簡単に剥がすことができる。また、ラベル14がラベル貼着部13に対して、裏面全体で貼着されることなく所定の間隔おきに貼着されているため、ラベル14を剥がす際に大きな引張り力を要したり、剥し残りかすが生じたりすることはない。
【0024】さらに、ラベル貼着部13において、各貼着用突起15A,15B,15Cの周側面とコンテナ本体11の外面とのなす角度が、直角を含む鋭角とならないようにほぼ鈍角状に形成されている。このため、ラベル貼着部13の洗浄時には、各貼着用突起15A,15B,15Cの付根部に付着している接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れが、容易かつ短時間に洗浄除去される。
【0025】前記の実施形態によって期待できる効果について、以下に記載する。
・ この実施形態のコンテナにおいては、コンテナ本体11の外面にラベル14を貼着するためのラベル貼着部13が設けられ、そのラベル貼着部13には複数の貼着用突起15が形成されている。そして、各貼着用突起15の周側面とコンテナ本体11の外面とのなす角度が、直角を含む鋭角とならないように形成されている。このため、ラベル14の裏面全体がラベル貼着部13に貼着されることがなくて、使用後にラベル14をラベル貼着部13から容易に剥がすことができる。また、各貼着用突起15の付根部が鈍角状に広く開放されているため、各貼着用突起15の付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することができる。
【0026】・ この実施形態のコンテナにおいては、中央に位置する第2貼着用突起15Bが断面台形状に形成されるとともに、残りの第3貼着用突起15Cが断面ほぼ半円状に形成されている。このため、第2及び第3貼着用突起15B,15Cの形状が簡単で容易に成形することができるとともに、それらの貼着用突起15B,15Cの付根部に付着した汚れを簡単に洗浄除去することができる。
【0027】(第2の実施形態)次に、この発明の第2の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0028】さて、この第2の実施形態においては、図6R>6及び図7に示すように、複数の貼着用突起15の内で、両側に位置する第1貼着用突起15Aのみが、他の第3貼着用突起15Cよりも大きな貼着面15aを有するように幅広に形成されている。また、各第1貼着用突起15Aの貼着面15aは傾斜状に形成されることなく、他の第3貼着用突起15Cと同一高さの平面状に形成されている。
【0029】さらに、この第2の実施形態においては、前記第1貼着用突起15A及び第3貼着用突起15Cが断面ほぼ台形状となるように形成されている。これによって、各貼着用突起15A,15Cの周側面とコンテナ本体11の外面とのなす角度が、直角を含む鋭角とならないようにほぼ鈍角状に形成されている。
【0030】しかも、各第1貼着用突起15Aの中央外面には指挿入部16が円弧凹状に形成され、これらの指挿入部16に対応するように、コンテナ本体11の外面には球面状の凹部17が形成されている。そして、ラベル貼着部13の貼着用突起15A,15C上にラベル14を貼着した状態で、この凹部17によって指挿入部16に広い空間が確保されるようになっている。
【0031】従って、この第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様に、使用後にラベル14をラベル貼着部13から容易に剥がすことができるとともに、各貼着用突起15A,15Cの付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することができる。
【0032】また、この第2の実施形態においては、複数の貼着用突起15A,15Cがそれぞれ断面台形状に形成されている。このため、第1実施形態とほぼ同様に、各貼着用突起15A,15Cの形状が簡単で容易に成形することができるとともに、それらの貼着用突起15A,15Cの付根部の汚れを簡単に洗浄除去することができる。
【0033】(第3の実施形態)次に、この発明の第3の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0034】さて、この第3の実施形態においては、図8R>8に示すように、複数の貼着用突起15が断面ほぼ半円形状に形成されている。そして各貼着用突起15の周側面とコンテナ本体11の外面とが、円弧面18によって滑らかに接続されている。
【0035】従って、この第3の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができる。また、この第3の実施形態においては、各貼着用突起15の周側面とコンテナ本体11の外面とが、円弧面18により接続されている。このため、各貼着用突起15の付根部に接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れが付着しにくいとともに、各貼着用突起15の付根部に付着した汚れをブラシ等で一層簡単に洗浄除去することができる。
【0036】(第4の実施形態)次に、この発明の第4の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0037】さて、この第4の実施形態においては、図9R>9に示すように、複数の貼着用突起15が断面ほぼ台形状に形成されている。そして、各貼着用突起15の周側面とコンテナ本体11の外面とが、円弧面18によって滑らかに接続されている。
【0038】従って、この第4の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができる。また、各貼着用突起15の付根部に円弧面18が形成されているため、前述した第3の実施形態と同様の作用効果を発揮させることもできる。
【0039】(第5の実施形態)次に、この発明の第5の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0040】さて、この第5の実施形態においては、図1010に示すように、複数の貼着用突起15が断面ほぼ台形状に形成されている。そして、各貼着用突起15の周側面とコンテナ本体11の外面とが、円弧面18によって滑らかに接続されている。また、各貼着用突起15の周側面と頂面とも、円弧面19によって滑らかに接続されている。
【0041】従って、この第5の実施形態においても、前述した第1、第3及び第4の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができる。なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
【0042】・ 前記各実施形態において、ラベル貼着部13をコンテナ本体11の外側面の中央上端寄り、上端左より、上端右より等の異なった位置に変更して形成すること。
【0043】・ 前記各実施形態において、ラベル貼着部13に貼着されるラベル14上に、バーコードとは異なった情報を表示すること。
・ 上記各実施形態ではコンテナに具体化したが、部品を載置して搬送する際に使用されるパレットの桁部分に対して上記のラベル貼着部13を設けてもよい。
【0044】次に上記各実施形態から把握できる他の技術的思想について記載する。
・ 前記各貼着用突起を断面円弧状に形成した請求項1に記載のコンテナ。
・ 前記各貼着用突起の周側面と頂面とを、円弧面により接続した請求項1または請求項2に記載のコンテナ。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明によれば、使用後にラベルをラベル貼着部から容易に剥がすことができるとともに、各貼着用突起の付根部に付着した接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れを、ブラシ等で簡単に洗浄除去することができる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、各貼着用突起の形状が簡単で容易に成形することができるとともに、各貼着用突起の付根部に付着した汚れを簡単に洗浄除去することができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、各貼着用突起の付根部に接着剤,粘着剤や塵埃等の汚れが付着しにくいとともに、各貼着用突起の付根部に付着した汚れをブラシ等で一層簡単に洗浄除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すコンテナの斜視図。
【図2】そのコンテナのラベル貼着部を拡大して示す部分正面図。
【図3】図2の3−3線における部分拡大断面図。
【図4】図2の4−4線における部分拡大断面図。
【図5】ラベル貼着部に大きさの異なったラベルを貼着した状態を示す部分正面図。
【図6】この発明の第2の実施形態を示すラベル貼着部の部分正面図。
【図7】図6の7−7線における部分拡大断面図。
【図8】この発明の第3の実施形態を示すラベル貼着部の部分断面図。
【図9】同じく第4の実施形態を示すラベル貼着部の部分断面図。
【図10】同じく第5の実施形態を示すラベル貼着部の部分断面図。
【符号の説明】
11…コンテナ本体、12…開口、13…ラベル貼着部、14…ラベル、15…貼着用突起、15A…第1貼着用突起、15B…第2貼着用突起、15C…第3貼着用突起、15a,15b…貼着面、18…円弧面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 搬送用器具本体の外面にラベルを貼着するためのラベル貼着部を設けた搬送用器具において、前記ラベル貼着部には複数の貼着用突起を形成し、各貼着用突起を断面ほぼ台形状に形成した搬送用器具。
【請求項2】 ラベルのコーナー部と対応する貼着用突起には、他の貼着用突起よりも大きな貼着面を形成し、前記他の貼着用突起を断面ほぼ台形状に形成した請求項1に記載の搬送用器具。
【請求項3】 前記各貼着用突起の周側面と搬送用器具本体の外面とを、円弧面により接続した請求項1または請求項2に記載の搬送用器具。

【図1】
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【図8】
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【図9】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図7】
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【図10】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開平11−348996
【公開日】平成11年(1999)12月21日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平10−153195
【出願日】平成10年(1998)6月2日
【出願人】(000010054)岐阜プラスチック工業株式会社 (108)