説明

携帯できる動体視力及び眼筋の強化用具

【課題】伸縮棒の先に卓球の球を固定することにより、卓球競技のレベルをアップさせるためのコンパクトな携帯できる動体視力及び眼筋を強化する用具を提供する。
【解決手段】卓球の球1を文字・マーク3が書いてある面を正面にして、伸縮棒2の上部に固定し、伸縮棒の先の卓球の球を文字・マークが正面になるように固定する。この伸縮棒の下部を持って振り卓球の球を動かして、顔を動かさずに眼球だけを左右に動かして文字・マークを目で追い、焦点もあわせることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、伸縮棒の先に卓球の球を取り付けた携帯できる動体視力及び眼筋を強化する用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
動体視力・眼筋を強化すると卓球競技のレベルがアップすることが知られているが、卓球競技者は球を打ったり投げたりして空中に飛んでいる球を見ることで眼の訓練をしている。また、動体視力・眼筋を訓練する装置は有るが、どこへでも持ち歩けてどこででも使用できるコンパクトなものではなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような問題点があった。
(イ) 球を空振りした時、打ち損じた時、キャッチできない時は、球を拾いに行かなければならないので訓練が中断してしまう。
(ロ) 球の速さ・球の動く範囲を訓練のレベルに合わせて変えられない。
(ハ) 球に書いてある文字・マークが回転してしまい、常に文字・マークを目で追えない。
(ニ) 眼球だけを動かして訓練すると効果があるが、体・顔を動かしてしまうので、眼筋を強化する効果が薄れる。
(ホ) いつでも、どこででも、したいときに訓練できない。
本発明は、以上のような欠点を解決した、携帯できる動体視力及び眼筋を強化する用具である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
卓球の球(1)を文字・マーク(3)が正面を向くように伸縮棒(2)に固定する。
以上の構成によりなる携帯できる動体視力及び眼筋を強化する用具である。
【発明の効果】
【0005】
(イ) 球が固定されているので、球拾いの都度、訓練を中断することが無い。
(ロ) 文字・マークが正面を向くように球が固定されているので、常に文字・マークを目視できる状態に保てる。
(ハ) 使用する人が自ら球を動かすので、各人のレベルに合った速度で訓練ができる。
(ニ) 伸縮棒を伸ばして使用することにより球の可動範囲が広がり、眼筋をより大きく動かす訓練ができる。
(ホ) 卓球の球そのものを見て訓練するので、卓球競技に生かせる。
(ヘ) コンパクトなので、いつでもどこでも訓練できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
卓球の球(1)を文字・マーク(3)が書いてある面を正面にして、伸縮棒(2)の上部に固定する。
本発明は、以上のような構造で、伸縮棒の下部を持って振り卓球の球を動かして、動体視力及び眼筋の強化に使用する。
(イ) 伸縮棒を立てて伸縮棒の下部を文字・マークが見えるように持って左右に振り卓球の球を左右に動かして、顔を動かさずに眼球だけを左右に動かして文字・マークを目で追う。
(ロ) 伸縮棒を立てて伸縮棒の下部を文字・マークが見えるように持って前後に振り卓球の球を前後に動かして、顔を動かさずに文字・マークを目で追い遠く近くに焦点を合わせる。
(ハ) 伸縮棒の下部を文字・マークが見えるように持って伸縮棒を横にして上下に振り卓球の球を上下に動かして、顔を動かさずに眼球だけを上下に動かして文字・マークを目で追う。
(ニ) 伸縮棒を徐々に伸ばして(イ)(ロ)(ハ)を行い卓球の球の動く範囲を広げていって、より大きく眼球を動かす。
【符号の説明】
【0008】
1 卓球の球
2 伸縮棒
3 文字・マーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮棒の先に卓球の球を取り付けた携帯できる動体視力及び眼筋を強化する用具。

【図1】
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【公開番号】特開2012−11155(P2012−11155A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−163316(P2010−163316)
【出願日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【出願人】(510198723)