説明

携帯ゲーム機のカセット紛失防止首掛け紐

【課題】 携帯ゲーム機のカセットに、紐通し用の穴が無く、首からカセットを吊るすことができない為、幼児や小学低学年の子供が携帯ゲーム機を持って外で遊ぶ際に、カセットを複数個ポケットに入れて持ち歩いて、よく紛失してしまう。又、カセットは、小さい為、捜す事が困難である。この様な不都合を解決すること。又、友達同士でカセットを間違えて持ち帰る等のトラブルを防止することも同時に解決すること。
【解決手段】 首掛け紐に接着剤付の部品を取り付けて、携帯ゲーム機のカセットに首掛け紐を取付ける事により、この課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、首掛け紐に関するものであり、首掛け紐の形状に工夫を加える事によって、携帯ゲーム機のカセット(ソフト)の紛失を防止する為のものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、対象物の紐通し穴に首掛け紐を通して、利用されている。この例として、特許文献1に開示されているものがある。
【特許文献1】特開2006−55627号公報
【非特許文献1】特になし。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、携帯ゲーム機のカセットには、紐通し用の穴が無く、首からカセットを吊るす事ができない為、幼児や小学低学年の子供が携帯ゲーム機を持って外で遊ぶ際に、カセットを複数個ポケットに入れて持ち歩いて、よく紛失してしまう。又、カセットは、小さい為、捜す事が困難である。実際に、自分の子供や子供の友達が紛失した時に、紛失しない様、言い聞かせるものの遊びに夢中になっているせいかやはり紛失してしまう。カセットは高価であり痛い出費である。又、友達同士でカセットを間違えて持ち帰る等のトラブルもよく発生している。そこで、紛失、トラブルを防止する為に、カセットに紐通し用の穴が無い不都合を解決する事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決する為の請求項目1の発明は、首掛け紐に接着剤の付いた部品を設けたことを特徴とする、カセットの紛失防止首掛け紐である。カセットの側面に接着して、首掛け紐を取り付けることにより、カセットを紛失することを防止できる。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、カセットに紐通し用の穴が無い為に首掛け紐を取りつけることができないという不都合はおきず、カセットを首から吊るす事ができる。その事により、カセットを身体から離す事が無くなり、紛失することを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は、首掛け紐に接着剤の付いた部品を設けたことを特徴とする、首掛け紐の詳細図である。同図に示すように、接着剤を保護している紙を剥がし、接着剤の付いた面をカセット側面に接合して、カセットを首から吊るす事により、紛失を防止できる。又、接着剤付の部品と取外し可能なジョイントを付けることにより、家で携帯ゲーム機を使用する時は、首掛け紐をはずせる為、邪魔にならない。
【0007】
これら部品の材料は、樹脂、プラスチック、ゴム、繊維、紙、金属等の通常のものでよい。又、形状の長さや厚み等に変更を加えたものとしてもよい。
【実施例】
【0008】
図2は、実際に、首掛け紐をカセットに結合して、カセットを携帯ゲーム機本体に接続して、使用しているイメージ図である。同図に示すように、複数個のカセットを持ち歩く場合は、使用していないカセットをそのままポケットに入れれば、邪魔にならない。
【産業上の利用可能性】
【0009】
本発明に係る首掛け紐は、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】首掛け紐に接着剤の付いた部品を設けたカセット紛失防止の首賭け紐とカセットの全体図ある。
【図2】実際に、首掛け紐をカセットに結合して、カセットを携帯ゲーム機本体に接続して、使用しているイメージ図である。
【符号の説明】
【0011】
1 カセットと結合する接着剤付きの部品
2 接着剤の付いた面
3 接着剤を保護する容易に剥がせる紙
4 接着剤付の部品と取外し可能なジョイント
5 首掛け紐
6 接着剤付の部品と結合する面
7 カセット本体
8 携帯ゲーム機本体へ接続する面
9 カセットと携帯ゲーム機本体の接続部分
10 カセットを使用している方の首掛け紐
11 カセットを使用していない方の首掛け紐
12 携帯ゲーム機本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯ゲーム機のカセットを接着剤で接合する特徴の首掛け紐

【図1】
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【図2】
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