説明

携帯型プリンタ

【課題】ロール紙を効率的に逆送りできる簡易な構成の携帯型プリンタが望まれている。
【解決手段】本発明の一態様によれば、携帯型プリンタは開閉自在のハウジングを備えており、該ハウジングは、ロール状に巻き回されたロール紙を収容するロール紙収容部が形成された第1のハウジング部材と、第1のハウジング部材に対して回動可能に組み付けられる第2のハウジング部材とから構成されている。携帯型プリンタは、ロール紙をロール紙収容部から印字部に向けて、ロール紙供給経路に沿って前進させるように順方向に作動可能であるとともに、ロール紙を後退させるように逆方向に作動可能である、プラテンローラとをさらに備えている。この携帯型プリンタにおいて、プラテンローラが逆方向に作動するときに、後退したロール紙を退避させるロール紙退避溝が、第1のハウジング部材又は第2のハウジング部材に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はロール紙に印字するための印字部を備えた携帯型プリンタに関する。より具体的には、ロール紙の逆送り動作に対応する携帯型プリンタに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯型プリンタは、例えば感熱紙に必要な情報を印字することによって、伝票、整理券等のチケットその他各種ラベルを作成するために使用される(特許文献1参照)。図8は、このような携帯型プリンタにおいて使用されるロール紙100の印字過程を説明する図である。図8(a)は、ロール紙100を携帯型プリンタ(図示せず)にセットしたときの状態を表している。ロール紙100には、必要な情報が印字される印字枠102と、ロール紙100の位置決めのために利用される検出マーク104とが予め印刷されている。この状態から、印字を行うために、ロール紙100が送りローラ(図示せず)によって印字部(図示せず)に向かって順送り方向に前進させられる。二点鎖線で示されたセンサ検出位置において検出マーク104がセンサ(図示せず)によって検出されると(図8(b))、ロール紙100の位置決めが完了し、印字工程が続いて行われる。ここで、図8(c)に示されるように、印字枠102b,102c,・・・には印字されるとしても、ロール紙100が位置決めされた時点で印字部よりも下流側に配置されていた印字枠102aには印字されない場合がある。印字されなかった部分は廃棄するしかないため、操作者に追加の作業を強いるほか、環境保護の観点からも望ましくない。このような問題への対策としては、ロール紙100を順送り方向とは逆方向に後退させることによってロール紙100の位置決めを行うことが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−262669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロール紙を効率的に逆送りできる簡易な構成の携帯型プリンタが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、ロール紙に印字するための印字部を備えた携帯型プリンタであって、前記ロール紙を収容可能な開閉自在のハウジングを備え、該ハウジングは、ロール状に巻き回された前記ロール紙を収容するロール紙収容部が形成された第1のハウジング部材と、前記第1のハウジング部材に対して回動可能に組み付けられる第2のハウジング部材とから構成されており、さらに、前記ロール紙を前記ロール紙収容部から前記印字部に向けて、ロール紙供給経路に沿って前進させるように順方向に作動可能であるとともに、前記ロール紙を後退させるように逆方向に作動可能である、プラテンローラとを備えた携帯型プリンタにおいて、前記プラテンローラが逆方向に作動するときに、後退した前記ロール紙を退避させるロール紙退避溝が、前記第1のハウジング部材又は前記第2のハウジング部材に形成される、携帯型プリンタが提供される。
【0006】
また、上記態様において、前記ロール紙退避溝が、ロール状に巻き回された前記ロール紙の外周縁に沿って形成される構成とすることができる。
【0007】
また、上記態様において、前記ロール紙供給経路が、前記ロール紙退避溝の入口に向かって延在するように傾斜する傾斜部を有する構成とすることができる。
【0008】
また、上記態様において、前記ロール紙退避溝が、前記ロール紙供給経路に対して傾斜するように形成される構成とすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、ロール紙の逆送り動作をより円滑に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯型プリンタの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る携帯型プリンタの概略断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る携帯型プリンタにおいて、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。
【図4】本発明の変形例に係る携帯型プリンタにおいて、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。
【図5】本発明の別の変形例に係る携帯型プリンタにおいて、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。
【図6】本発明の別の実施形態に係る携帯型プリンタの概略断面図である。
【図7】本発明の別の実施形態に係る携帯型プリンタにおいて、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。
【図8】ロール紙に印字する過程を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態の携帯型プリンタ10について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る携帯型プリンタ10の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る携帯型プリンタ10の概略断面図である。図1は、携帯型プリンタ10をハウジング12が開放された状態で示している。また、図1は、ロール紙14が取付けられる前の状態における携帯型プリンタ10を示している。図2は、ロール紙14(及びロール体14a)が取付けられた後であってハウジング12が閉塞された状態の携帯型プリンタ10を示している。
【0012】
ハウジング12は、ロール紙14を収容可能な開閉自在のハウジングであり、ハウジング本体16とカバー18とから構成されている。ハウジング本体16は、ロール状に巻き回されたロール紙14、すなわちロール体14aを収容するロール紙収容部20(図2参照)が形成された第1のハウジング部材である。カバー18は、ハウジング本体16に対して回動可能に組み付けられる第2のハウジング部材である。図2から分かるように、カバー18の基端部18aには、ヒンジ部22が形成されている。したがって、カバー18は、このヒンジ部22の回りにハウジング本体16に対して回動可能になっている。カバー18の末端18eの両側の縁部18fは所定の幅を有して延在しており、ハウジング12が閉塞されるときに、これら縁部18fがハウジング本体16の内側面に形成された対応する突起30に係合するようになっている。
【0013】
ハウジング本体16は、底面部16aと、カバー18が取付けられる一縁以外の底面部16aの周縁から概ね鉛直方向上方に延在する周壁16bとから構成され、ロール紙収容部20を内部に画定している。ロール紙収容部20は、ロール軸周りに巻き回されたロール紙14からなる円柱状のロール体14aを収容可能に形成されている。ロール紙収容部20は、側面視にて略半円の輪郭を有する。ロール体14aは、ロール紙収容部20に受動的に回転可能に配置される。ハウジング本体16の少なくとも1つの周壁16bには、ロール紙14の位置決めなどの機能を作動させるための操作ボタン46が設けられている。
【0014】
カバー18は、基端部18aから末端18eまでの間に、側面平板部18b、湾曲板部18c及び頂面平板部18dを有する。側面平板部18bは、ハウジング12が閉塞された状態において基端部18aから概ね鉛直方向に延在する平板部分であり、携帯型プリンタ10の側面を形成する(図2)。湾曲板部18cは側面平板部18bから連続して延在し、ロール体14aの外周縁に沿って湾曲している。頂面平板部18dは、湾曲板部18cから連続して延在し、ハウジング12が閉塞された状態において末端部18eから概ね水平方向に延在する平板部分であり、携帯型プリンタ10の頂面を形成する(図2)。図示されるように、携帯型プリンタ10は、ロール体14aの形状に概ね沿った外形を有しているため、非常に小型でかつ軽量化が可能な構成になっている。
【0015】
図示される実施形態において、頂面平板部18dからハウジング本体16に対向するように突出する上方案内部24が、頂面平板部18dと一体に形成されている。この上方案内部24は、側面視で下面側を短辺とする概ね台形の形状を有している。上方案内部24は、ロール体14aの外周縁に沿って延在する湾曲部24aと、給紙経路28の上面を形成する主部24bとから構成される。上方案内部24に対向する位置において、下方案内部26がハウジング本体16と一体に形成されている。これら上方案内部24と下方案内部26とによって、ロール体14aから延出するロール紙14が供給されるロール紙供給経路である給紙経路28が画定されている。上方案内部24の主部24bには、後述するロール紙退避溝32が、給紙経路28に対して概ね直角の方向にテーパ状に形成されている。
【0016】
給紙経路28の途中には、ロール紙14の検出マーク(図示せず。図8参照)を検出するセンサ34が設けられている。センサ34のさらに下流には、印字部が設けられている。印字部は、プラテンローラ36及び印字ヘッド38から構成される。プラテンローラ36は、カバー18の末端18e近傍のプラテンローラ保持部44によって回転可能に保持されていて、ロール紙14を印字ヘッド38に圧接しながら送り動作できるようになっている。プラテンローラ36は、図示されないプラテンローラ駆動モータによって順方向及び逆方向の両方向に回転可能である。図2において、ロール紙14を前進させる方向である順方向を表す矢印が示されている。プラテンローラ駆動モータは、同じく図示されない内蔵バッテリーによって給電される。
【0017】
印字ヘッド38は、セラミックス等の耐熱性基板に多数の発熱素子を直線状に配置して構成されるサーマルヘッドである。印字ヘッド38は、板ばね40を介してハウジング12内部に形成される排紙経路42の壁部に弾性支持される。プラテンローラ36と印字ヘッド38とは、板ばね40の付勢力によって互いに圧接されるようになっている。なお、本実施形態の携帯型プリンタ10は追加の送りローラを備えていない。携帯型プリンタ10としては、部品点数を極力減らして小形化及び軽量化されたものが好ましく、本実施形態ではプラテンローラ36がロール紙14の送りローラの役割を兼ねている。
【0018】
排紙経路42の出口近傍にはカッター(図示せず)が設けられていて、印字済みのロール紙14が通過するときに、ロール紙14を残りの部分から切除して分離できるようになっている。カッターは、印字済みのロール紙14を操作者が手動で容易に切除できるような弱化部を形成するように構成された弱化部形成手段であってもよい。
【0019】
図3を参照して、携帯型プリンタ10の作用について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る携帯型プリンタ10において、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。矢印で示されるように、プラテンローラ36を図2で示した順方向とは反対方向に回転させると、後退したロール紙14がロール紙退避溝32に進入する。すなわち、ロール体14aを独立して回転駆動させるための駆動手段が設けられていないため、ロール紙14をロール体14aに巻き戻すことはできず、他に行き場がなくなったロール紙14は湾曲しながらロール紙退避溝32に向かって退避するようになる。ロール紙退避溝32は、給紙経路28に対して傾斜している(例えば図示されるように概ね直角をなしている)ため、湾曲に変形したロール紙14は、追加の案内手段を設けることなく、ロール紙退避溝32に容易に進入できる。また、ロール紙退避溝32は、その端部に向かって先細になるようにテーパ状に形成されているため、ロール紙14がロール紙退避溝32に進入しやすくなっている。また、このような構成のロール紙退避溝32によれば、ロール紙14に折り目が形成されることを防止できる。
【0020】
図4は、本発明の変形例に係る携帯型プリンタ50において、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。本変形例に関して、また、以下に述べる他の変形例又は別の実施形態において、図1から図3を参照して説明した内容と重複する事項については適宜説明を省略する。また、複数の実施形態にわたって共通して用いられる同一又は対応する構成要素には同一の参照符号が用いられる。
【0021】
図4に示される携帯型プリンタ50のハウジングは、前述した実施形態と同様に、ハウジング本体52と、カバー54とから構成されているが、カバー54に形成されるロール紙退避溝56の形状が異なっている。すなわち、本変形例の携帯型プリンタ50においては、ロール紙退避溝56が、ロール体14aの外周縁に沿って延在するように形成されている。すなわち、ロール紙退避溝56は、基端部56aにおいて給紙経路58に対して概ね直角に形成されるとともに、末端部56bにおいてロール体14aの外周縁に沿って先細に形成されている。このように、ロール体14aの外周縁に沿ってロール紙退避溝56を形成すると、小型の携帯型プリンタ50であっても十分な長さのロール紙14を退避させられるスペースを確保できる。
【0022】
図5は、本発明の別の変形例に係る携帯型プリンタ60において、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。図5に示される携帯型プリンタ60は、前述した実施形態と同様に、ハウジング本体62と、カバー64とから構成されているが、ハウジング本体62とカバー64との間に形成される給紙経路66と、カバー64に形成されるロール紙退避溝68の形状が異なっている。本実施形態において、ロール紙14が供給される経路である給紙経路66が、ロール紙退避溝68の入口に向かって延在するように傾斜する傾斜部を有している。傾斜部は、センサ34近傍の箇所を始点としてロール紙退避溝68の入口である基端部68aまで連続して延在する。ロール紙退避溝68の末端部68bは、図4に示される実施形態と同様に、ロール紙退避溝68がロール体14aの外周縁に沿って形成されている。本実施形態においては、ロール紙14aの外周縁に沿ってロール紙退避溝68が形成されているので、小型の携帯型プリンタ60であっても十分な長さのロール紙14を退避させられるスペースを確保できる。また、給紙経路66が、ロール紙退避溝68に連続して延在するように、ロール紙退避溝68の基端部68aに向かって傾斜しているため、後退させられたロール紙14がより円滑にロール紙退避溝68へと退避させられるようになっている。
【0023】
図6は、本発明の別の実施形態に係る携帯型プリンタ80の概略断面図である。図7は、この携帯型プリンタ80において、逆送り動作を行った状態を示す概略断面図である。図6及び図7に示される携帯型プリンタ80は、前述した実施形態と同様に、ハウジング本体82と、カバー84とから構成されているが、ロール紙退避溝86がカバー84側ではなくハウジング本体82側に形成されている点で前述した実施形態とは異なる。また、ロール体88aは、前述した実施形態のロール体14aとは逆方向(すなわち時計回り)に巻き回されたロール紙88から構成されている。ロール紙88は、このようなロール体88aから給紙経路90に向かって延在している。この携帯型プリンタ80において、ロール紙88を順送り方向に送ってロール紙88に印字する工程は、前述した他の実施形態と同様である(図6参照)。
【0024】
図7において矢印で示されるように、プラテンローラ36を順送り方向とは反対方向に回転させると、後退したロール紙88がロール紙退避溝86に進入する。すなわち、ロール体88aを独立して回転駆動させるための駆動手段が設けられていないため、ロール紙88をロール体88aに巻き戻すことはできず、他に行き場がなくなったロール紙88は湾曲しながらロール紙退避溝86に向かって退避するようになる。ロール紙退避溝86は、給紙経路90に対して傾斜している(例えば図示されるように概ね直角をなしている)ため、湾曲に変形したロール紙88は、追加の案内手段を設けることなく、ロール紙退避溝86に容易に進入できる。また、ロール紙退避溝86は、その端部に向かって先細になるようにテーパ状に形成されているため、ロール紙88がロール紙退避溝86に進入しやすくなっている。また、この構成によれば、ロール紙88に折り目が形成されることを防止できる。
【0025】
図7のロール紙退避溝86の形状は、図1から図3に示される実施形態のロール紙退避溝32の形状に対応している。図示されないものの、ハウジング本体に形成されるロール紙退避溝を、図4又は図5に示される実施形態のロール紙退避溝56,68に対応する形状にしてもよい。この場合、ハウジング本体側に形成されるロール紙退避溝は、前述したカバー側に形成されるロール紙退避溝を実質的に上下反転させたものであるから、小型の携帯型プリンタに同様に応用でき、十分な長さのロール紙を確実に退避させられるという有利な効果を同様に奏しうる。
【0026】
以上のとおり、本発明の一実施形態によれば、携帯型プリンタのハウジングを構成するハウジング部品(例えばハウジング本体又はカバー)にロール紙退避溝が形成されている。これらロール紙退避溝は、後退させられたロール紙をいったん退避させられるように形成されている。また、本発明の一実施形態によれば、ロール紙がロール紙退避溝内に退避しやすくなるようにロール紙退避溝が形成されているので、追加の案内手段を設けなくても、又はプリンタ本体を大型化しなくても、ロール紙を確実に退避させられる。
【符号の説明】
【0027】
10 携帯型プリンタ
12 ハウジング
14 ロール紙
14a ロール体
16 ハウジング本体
18 カバー
20 ロール紙収容部
24 上方案内部
26 下方案内部
28 給紙経路
32 ロール紙退避溝
34 センサ
36 プラテンローラ
38 印字ヘッド
40 板ばね
42 排紙経路
50 携帯型プリンタ
52 ハウジング本体
54 カバー
56 ロール紙退避溝
58 給紙経路
60 携帯型プリンタ
62 ハウジング本体
64 カバー
66 給紙経路
68 ロール紙退避溝
80 携帯型プリンタ
82 ハウジング本体
84 カバー
86 ロール紙退避溝
88 ロール紙
88a ロール体
90 給紙経路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロール紙に印字するための印字部を備えた携帯型プリンタであって、
前記ロール紙を収容可能な開閉自在のハウジングを備え、該ハウジングは、ロール状に巻き回された前記ロール紙を収容するロール紙収容部が形成された第1のハウジング部材と、前記第1のハウジング部材に対して回動可能に組み付けられる第2のハウジング部材とから構成されており、
さらに、
前記ロール紙を前記ロール紙収容部から前記印字部に向けて、ロール紙供給経路に沿って前進させるように順方向に作動可能であるとともに、前記ロール紙を後退させるように逆方向に作動可能である、プラテンローラとを備えた携帯型プリンタにおいて、
前記プラテンローラが逆方向に作動するときに、後退した前記ロール紙を退避させるロール紙退避溝が、前記第1のハウジング部材又は前記第2のハウジング部材に形成される、携帯型プリンタ。
【請求項2】
前記ロール紙退避溝が、ロール状に巻き回された前記ロール紙の外周縁に沿って形成される、請求項1に記載の携帯型プリンタ。
【請求項3】
前記ロール紙供給経路が、前記ロール紙退避溝の入口に向かって延在するように傾斜する傾斜部を有する、請求項1又は2に記載の携帯型プリンタ。
【請求項4】
前記ロール紙退避溝が、前記ロール紙供給経路に対して傾斜するように形成される、請求項1又は2に記載の携帯型プリンタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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