説明

携帯型広告表示装置、方法及びプログラム

【課題】ユーザの現在の行動態様によってWebページにおける広告の表示態様を切り替えることを実現する。
【解決手段】Webサーバ5から、携帯型広告表示装置1のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信部142と、複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示部12と、加速度を検知する加速度センサ16と、スクリプトプログラムを実行することにより、装置1に、加速度センサ16から加速度を受信する機能と、加速度の変化に基づいてユーザの行動態様の変化を検知する機能と、ユーザの行動態様の変化に応じて、複数の広告の表示態様のうち当該変化した後の所定の行動態様に対応する広告の表示態様に切り替えて表示部12に表示させる機能と、を実行させるスクリプト実行部144と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯型広告表示装置、方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、加速度センサを搭載した携帯端末機が登場している。例えば、歩数計としての機能を付与している携帯端末機が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−300329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、高機能の携帯端末機が普及し、携帯端末機に表示されているWebページを閲覧する際のユーザの行動態様も様々なものになってきている。例えば、ユーザは、歩行中、電車等の乗り物での移動中、あるいは寝ころびながら等様々な行動態様において、携帯端末機でWebページを閲覧している。
【0005】
Webページに表示させる広告には、バナー広告や文字広告等様々な態様があるが、従来のこのような広告は、ユーザの現在の行動態様を考慮せずに表示されている。例えば、歩行中のユーザはじっくり文字を読むことが困難であると考えられるが、このような状況においても、文字広告が表示される場合もあり、従来の広告の表示がユーザにとって最適な態様で行われているとは限らない。
【0006】
本発明は、このような課題を解決し、ユーザの現在の行動態様によってWebページにおける広告の表示態様を切り替えることを実現した携帯型広告表示装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前記目的を達成するため、次に記載する構成を備えている。
【0008】
(1) Webサーバに通信可能に接続される携帯型広告表示装置であって、前記Webサーバから、前記携帯型広告表示装置のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信手段と、前記Webページ受信手段が受信した前記複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示手段と、前記携帯型広告表示装置の加速度を検知する加速度センサ手段と、前記スクリプトプログラムを前記ブラウザが解釈実行することにより、前記携帯型広告表示装置に、前記加速度センサ手段から前記加速度を受信する加速度受信ステップと、前記加速度受信ステップにおいて受信した加速度の変化に基づいて、前記携帯型広告表示装置のユーザの所定の行動態様の変化を検知する行動変化検知ステップと、前記行動変化検知ステップにおいて検出した前記ユーザの所定の行動態様の変化に応じて、前記複数の広告の表示態様のうち、当該変化した後の前記所定の行動態様に対応する前記広告の表示態様に切り替えて前記表示手段に表示させる広告表示切替ステップと、を実行させるスクリプト実行手段と、を備える携帯型広告表示装置。
【0009】
(1)によれば、ブラウザによってスクリプトプログラムを実行することにより、スクリプト実行手段は、加速度センサ手段が検知する加速度に基づいてユーザの行動の変化を検出し、この検出結果に応じて、携帯型広告表示装置の表示手段に表示されるWebページにおける広告を切り替える。これにより、ユーザの現在の行動に応じて、Webページの広告を最適な形式で表示することができる。
【0010】
(2) 前記スクリプトプログラムのうち、前記加速度受信ステップ及び前記行動変化検知ステップを前記携帯型広告表示装置に実行させる第1の部分について、ドメインが同一の前記Webページに共通して使用するために、前記Webサーバから受信した当該第1の部分を記憶するストレージ手段と、前記ストレージ手段が前記スクリプトプログラムの前記第1の部分を記憶している前記ドメインの前記Webページについては、前記第1の部分を前記Webサーバに要求せず、前記広告表示切替ステップを前記携帯型広告表示装置に実行させる第2の部分のみを前記Webサーバに要求するWebページ要求手段と、を更に備える(1)の携帯型広告表示装置。
【0011】
(2)によれば、例えば、携帯型広告表示装置からWebサーバに最初にWebページを要求した場合において、Webサーバから携帯型広告表示装置に送信されるWebページに含まれているスクリプトプログラムには、加速度受信ステップ及び行動変化検知ステップを実行させる第1の部分と、広告表示切替ステップを実行させる携帯型広告表示装置に実行させる第2の部分が備えられている。ここで、携帯型広告表示装置がWebページを受信した場合に、スクリプトプログラムの第1の部分がストレージ手段に記憶される。そして、スクリプトプログラムを実行することにより、加速度センサ手段が検知する加速度に基づいて、携帯型広告表示装置の表示手段に表示されるWebページにおける広告表示が切り替わる。更に、Webページが表示された状態において、携帯型広告表示装置からWebサーバに同一ドメインのWebページを要求する場合には、第1の部分をWebサーバに要求せず、第2の部分のみをWebサーバに要求する。そして、携帯型広告表示装置がWebサーバからWebページを受信した後に、ストレージ手段に記憶されている第1の部分を実行することにより、加速度センサ手段が検知する加速度に基づいて、携帯型広告表示装置の表示手段に表示されるWebページにおける広告が切り替わり、しかも、最初に受信したWebサーバにおける広告表示態様と異なる表示態様の広告を表示する。このように、同一ドメイン内であれば行動変化検知スクリプトを共通して利用することができるので、毎回Webサーバからダウンロードする必要がなくなる。
【0012】
(3) 前記ストレージ手段は、前記第2の部分を更に記憶し、前記Webページ受信手段が前記第2の部分を前記Webサーバから新たに受信したことに応じて、前記ストレージ手段に記憶した前記第2の部分を前記新たに受信した第2の部分に更新する更新手段と、を更に備える(2)の携帯型広告表示装置。
【0013】
(3)によれば、Webサーバから新たに受信したWebページの広告を、当該広告の内容に応じた表示切替スクリプトに更新することが可能になる。
【0014】
(4) Webサーバに通信可能に接続される携帯型広告表示装置に実行させる方法であって、前記Webサーバから、前記携帯型広告表示装置のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信手段と、前記Webページ受信手段が受信した前記複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示手段と、前記携帯型広告表示装置の加速度を検知する加速度センサ手段とを備える携帯型広告表示装置に、前記スクリプトプログラムを前記ブラウザが解釈実行することにより、前記携帯型広告表示装置に、前記加速度センサ手段から前記加速度を受信する加速度受信ステップと、前記加速度受信ステップが受信した加速度の変化に基づいて、前記携帯型広告表示装置のユーザの所定の行動態様の変化を検知する行動変化検知ステップと、前記行動変化検知ステップにおいて検出した前記ユーザの所定の行動態様の変化に応じて、前記複数の広告の表示態様のうち、当該変化した後の前記所定の行動態様に対応する前記広告の表示態様に切り替えて前記表示手段に表示させる広告表示切替ステップと、を実行させる方法。
【0015】
(4)の方法によれば、(1)の携帯型広告表示装置と同様の効果を奏する。
【0016】
(5) Webサーバに通信可能に接続される携帯型広告表示装置に実行させるプログラムであって、前記Webサーバから、前記携帯型広告表示装置のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信手段と、前記Webページ受信手段が受信した前記複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示手段と、加速度を検知する加速度センサ手段とを備える携帯型広告表示装置に、前記スクリプトプログラムを前記ブラウザが解釈実行することにより、前記加速度センサ手段から前記加速度を受信する加速度受信ステップと、前記加速度受信ステップが受信した加速度の変化に基づいて、前記携帯型広告表示装置のユーザの所定の行動態様の変化を検知する行動変化検知ステップと、前記行動変化検知ステップにおいて検出した前記ユーザの所定の行動態様の変化に応じて、前記複数の広告の表示態様のうち、当該変化した後の前記所定の行動態様に対応する前記広告の表示態様に切り替えて前記表示手段に表示させる広告表示切替ステップと、を実行させるプログラム。
【0017】
(5)のプログラムによれば、(1)の携帯型広告表示装置と同様の効果を奏する。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、ユーザの現在の行動態様によってWebページにおける広告の表示態様を切り替えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の第1実施形態に係る携帯型広告表示装置の機能概要を示す図である。
【図2】スクリプト実行部の機能概要を示す図である。
【図3】行動変化検知スクリプト及び表示切替スクリプトの一例を示す図である。
【図4】図3に示すスクリプトプログラムによる携帯型広告表示装置における広告の表示例を示す図である。
【図5】第1実施形態に係る携帯型広告表示装置において、広告表示をする際の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】図5のWebページ表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】図6の行動変化検知スクリプト実行処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】図6の表示切替スクリプト実行処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態に係る携帯型広告表示装置の機能概要を示す図である。
【図10】表示切替スクリプトの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
【0021】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯型広告表示装置1の機能概要を示す図である。携帯型広告表示装置1は、Webサーバ5とネットワークを介して接続され、Webサーバ5から受信するWebページを、画面表示することができる端末である。
【0022】
[機能構成]
本実施形態は、コンピュータ(携帯型広告表示装置1、Webサーバ5)及びその周辺装置に適用される。本実施形態における各部は、コンピュータ及びその周辺装置が備えるハードウェア並びに当該ハードウェアを制御するソフトウェアによって構成される。
【0023】
上記ハードウェアには、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)の他、記憶部、通信装置、表示装置及び入力装置が含まれる。記憶部としては、例えば、メモリ(RAM:Random Access Memory、ROM:Read Only Memory等)、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)及び光ディスク(CD:Compact Disk、DVD:Digital Versatile Disk等)ドライブが挙げられる。通信装置としては、例えば、各種有線及び無線インターフェース装置が挙げられる。表示装置としては、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の各種ディスプレイが挙げられる。入力装置としては、例えば、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボール等)が挙げられる。
【0024】
上記ソフトウェアには、上記ハードウェアを制御するコンピュータ・プログラムやデータが含まれる。コンピュータ・プログラムやデータは、記憶部により記憶され、制御部により適宜実行、参照される。また、コンピュータ・プログラムやデータは、通信回線を介して配布されることも可能であり、CD−ROM等のコンピュータ可読媒体に記録して配布されることも可能である。
【0025】
携帯型広告表示装置1は、図1に示すように、操作者(ユーザ)から直接的な入力を受け付ける操作部11と、この携帯型広告表示装置の機能に関する情報を表示する表示手段としての表示部12と、本実施形態の機能を実行するプログラム(図示省略)等を記憶するとともに、ストレージ手段としての記憶部13と、携帯型広告表示装置1に係る各機能を統括的に制御する制御部14と、Webサーバ5と無線接続を確立して情報の送受信を行う送受信部15と、加速度を検知する加速度センサー手段としての加速度センサ16とを備える。
【0026】
操作部11は、例えば、タッチパネル、キーボード及びポインティング・デバイス(マウス、トラッキングボール等)により実装される。
【0027】
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の各種ディスプレイにより実装される。
【0028】
記憶部13は、上述の各種プログラムの他に、加速度センサ16からの加速度情報に基づいて加速度、携帯型広告表示装置1の傾き等を演算により求めるプログラムや、Webサーバ5から送信されるWebページを表示部12に表示させるためのブラウザアプリケーションを記憶している。
【0029】
制御部14は、ブラウザアプリケーションを実行することにより、Webページ要求部141と、Webページ受信手段としてのWebページ受信部142と、表示手段としてのWedページ表示制御部143と、スクリプト実行部144と、を備える。
【0030】
送受信部15は、携帯型広告表示装置1とネットワークとを無線接続して、携帯型広告表示装置1とWebサーバ5との間でアクセス可能にする。
【0031】
加速度センサ16は、携帯型広告表示装置1本体内に内蔵されており、携帯型広告表示装置1を移動させた際の加速度を検知する。加速度センサ16が検知した加速度情報は、制御部14に送信される。
【0032】
Webページ要求部141は、Webサーバ5に、操作部11の操作によって指定されたWebページの送信を要求する。
【0033】
Webページ受信部142は、Webページ要求部141からの要求に応じてWebサーバ5から送信されたWebページを送受信部15を介して受信して、記憶部13に記憶、展開する。
【0034】
Wedページ表示制御部143は、記憶部13に記憶されたWebページを解析し、表示部12に表示させる制御を行う。
【0035】
スクリプト実行部144は、記憶部13に記憶されたWebページに組み込まれているスクリプトプログラムを実行する。ここで、スクリプトプログラムとは、ブラウザアプリケーションに対して更に機能を追加するためのプログラムであり、ブラウザアプリケーションによって解釈、実行される。
【0036】
Webサーバ5は、スクリプトDB51と、広告DB52と、ページDB53と、ページ生成部54と、Webページ送信部55と、を備える。
【0037】
スクリプトDB51は、Webページに組み込むスクリプトプログラムを記憶している。広告DB52は、携帯型広告表示装置1のユーザの行動態様に対応する複数の表示態様の広告情報を記憶している。例えば、広告DB52は、文字情報が多いテキスト広告や、画像情報が多いバナー広告や動画広告等を記憶している。ページDB53は、Webページの本文情報を記憶している。
【0038】
ページ生成部54は、Webサーバ5がネットワークを介して所定の端末から、Webページ要求を受信した場合に、スクリプトDB51と、広告DB52と、ページDB53から、Webページを作成するために必要な情報を読み出して、Webページ要求に応じたWebページを作成する。
【0039】
Webページ送信部55は、ページ生成部54が生成したWebページを、Webページ要求を送信した携帯型広告表示装置1に送信する。
【0040】
図2は、スクリプト実行部144の機能概要を示す図である。スクリプト実行部144は、第1の部分に相当する行動検知変化スクリプトを実行する行動検知変化スクリプト実行部145と、第2の部分に相当する表示切替スクリプトを実行する表示切替スクリプト実行部146と、を備える。行動検知変化スクリプト及び表示切替スクリプトは、Webサーバ5のスクリプトDB51に記憶されており、Webサーバ5から携帯型広告表示装置1に送信するWebページに組み込まれている。
【0041】
行動検知変化スクリプト実行部145が行動検知変化スクリプトを実行することにより、制御部14は、加速度情報受付部1451、行動変化検知部1452及び表示切替スクリプト呼出部1453としての機能を更に備える。
【0042】
表示切替スクリプト実行部146が表示切替スクリプトを実行することにより、制御部14は、広告表示条件判定部1461及び広告表示切替部1462としての機能を更に備える。
【0043】
加速度情報受付部1451は、加速度センサ16が検知した加速度情報を受け付け、単位時間あたりの加速度センサ16の加速度情報を記憶部13に複数記憶する。
【0044】
行動変化検知部1452は、記憶部13に記憶されている加速度情報と、その1つ前の加速度情報とを比較して、変化があったか否かを検知することにより、ユーザの行動に変化があったか否かを検知する。更に、行動変化検知部1452は、ユーザの行動の変化を検知した場合に現在のユーザの行動態様を判定する。例えば、行動変化検知部1452が最新の加速度情報の波形を解析し、略一定の周期で振幅が大きい波形である場合には、ユーザが携帯型広告表示装置1を携帯しながら歩行していると判定する。振幅の小さい波形である場合には、ユーザが携帯型広告表示装置1を携帯しながら静止していると行動変化検知部1452が判定する。また、微小な振動を含む波形の場合には、ユーザが携帯型広告表示装置1を携帯しながら、例えば電車に乗車していると行動変化検知部1452が判定する。
【0045】
表示切替スクリプト呼出部1453は、行動変化検知部1452がユーザの行動の変化を検知した場合に、記憶部13から表示切替スクリプトを呼び出して、表示切替スクリプトの実行を開始する。
【0046】
広告表示条件判定部1461は、行動変化検知部1452で判定したユーザの現在の行動が、表示切替スクリプトで規定されている広告表示条件の中に含まれているか否かを判定する。具体的には、ユーザの現在の行動が、歩行中又は静止中のいずれかであるか否かを判定する。
【0047】
広告表示切替部1462は、表示部12における現在の広告を、ユーザの現在の行動に対応する広告に切り替える。例えば、行動変化検知部1452が、ユーザの現在の行動が歩行中であると判定した場合には、画像が多いバナー広告を表示し、広告表示条件判定部1461がユーザの現在の行動を静止中であると判定した場合には、バナー広告よりも文字が多い文字広告を表示する。なお、広告表示条件判定部1461において、行動変化検知部1452で判定したユーザの現在の行動が、表示切替スクリプトで規定されている広告表示条件の中に含まれていると判定しない場合には、現在の広告をそのまま表示する。
【0048】
図3は、行動変化検知スクリプト及び表示切替スクリプトの一例である。本実施形態における行動変化検知スクリプト及び表示切替スクリプトは、Webページを構成するhtml文書に組み込まれており、図中Aの部分が行動変化検知スクリプトであり、図中Bの部分が表示切替スクリプトである。
【0049】
行動変化検知スクリプトは、加速度センサ16からの加速度情報を受け付けて、行動変化判定式に基づいて行動に変化があったか否かを判定し、変化があった場合に、行動判定式に基づいて加速度情報から現在の行動を判定するとともに表示切替スクリプトを呼び出して実行するプログラムである。
【0050】
表示切替スクリプトは、行動検知変化スクリプト実行部145においてユーザの行動に変化が検知された場合に、現在表示されている広告を切り替えるプログラムである。第1実施形態の表示切替スクリプトにおいては、図3に示すように、現在の行動が歩行中である場合には第1広告を表示させ、現在の行動が静止中である場合には第2広告を表示させるようにプログラムされている。すなわち、ユーザの行動態様が、歩行状態から静止状態に替わった場合には、表示部12に表示されるWebページの広告が、第1広告から第2広告に切り替わる。
【0051】
図4は、図3に示すスクリプトプログラムによる携帯型広告表示装置1における広告の表示例を示す図である。図4(a)は第1広告70の表示例を示し、図4(b)は第2広告72の表示例を示す。第1広告70は、図4(a)に示すように文字が多く、第2広告72は、図4(b)に示すように絵柄が多く描かれている。
【0052】
ユーザによる操作部11の操作により、携帯型広告表示装置1のWebページ要求部141からサーバ5にWebページ要求が送信されると、Webサーバ5から携帯型広告表示装置1に、Webページ要求に対応するWebページが送信される。このWebページには、本文情報の他に、第1広告70及び第2広告72の情報と、第1広告70と第2広告72との表示切替を行う表示切替スクリプトと、行動検知変化スクリプトとが含まれている。
【0053】
携帯型広告表示装置1がWebページを受信すると、Wedページ表示制御部143が、表示部12にWebページを表示させる制御を行う。これにより、携帯型広告表示装置1がWebサーバ5からWebページを受信した後に、最初に表示部12に表示されるWebページの所定の位置に、デフォルト設定された広告が表示される。
【0054】
例えば、デフォルト設定の広告が図4(a)に示す第1広告70である場合において、ユーザが静止中に携帯型広告表示装置1を操作して、Webサーバ5にWebページ要求を送信すると、最初に、図4(a)に示す第1広告70が表示部12に表示され、行動検知変化スクリプト実行部145が加速度情報の受付を開始する。
【0055】
第1広告70が表示された後、ユーザが歩行を開始した場合には、行動検知変化スクリプト実行部145が、加速度情報の変化に基づいてユーザが静止状態から歩行状態に行動が変化したと判定する。更に、表示切替スクリプト実行部146が、表示部12に表示されている広告を第1広告70から第2広告72に切り替える。これにより、図4(b)に示す第2広告72が表示部12に表示される。そして、ユーザが再び静止した場合には、第1広告70が表示部12に表示される。
【0056】
また、ユーザが歩行中に携帯型広告表示装置1を操作してWebサーバ5にWebページ要求を送信した場合には、行動検知変化スクリプト実行部145が加速度情報の変化を検知しないため、携帯型広告表示装置1の表示部12に第1広告70が表示される。その後、ユーザが歩行を停止すると、行動検知変化スクリプト実行部145が加速度情報の変化を検知して、現在の行動が静止中であると判定するため、携帯型広告表示装置1の表示部12に第1広告70が表示される。そして、ユーザが再び歩行を開始した場合に、行動検知変化スクリプト実行部145が加速度情報の変化を検知して、現在の行動が歩行中であると判定するため、表示部12に表示される広告が、第1広告70から第2広告72に切り替わる。
【0057】
[フローチャート]
続いて、携帯型広告表示装置1における処理の流れについて、図5〜図8を参照しながら説明する。
【0058】
図5は、第1実施形態に係る携帯型広告表示装置1において、広告表示をする際の処理の流れを示すフローチャートである。
【0059】
ステップS100において、制御部14(Webページ要求部141)は、Webページ要求処理を行う。この処理において、制御部14は、Webページ要求をWebサーバ5に送信する。
【0060】
Webサーバ5は、携帯型広告表示装置1からのWebページ要求を受信すると、ページDB53から本文情報を読み出し、広告DB52から広告情報を読み出し、スクリプトDB51から行動変化検知スクリプト及び表示切替スクリプトを読み出して、携帯型広告表示装置1から要求されたWebページを生成する。そして、Webサーバ5は、生成したWebページを携帯型広告表示装置1に送信する。なお、表示切替スクリプトについては、広告DB52から読み出した広告情報に対応する表示切替スクリプトがスクリプトDB51から読み出される。
【0061】
ステップS120において、制御部14(Webページ受信部142)は、Webページ受信処理を行う。この処理において、制御部14は、Webサーバ5から送信されるWebページを受信し、このWebページを記憶部13に記憶、展開する処理を行う。
【0062】
ステップS130において、制御部14(Webページ表示制御部143)は、Webページ解析処理を行う。この処理において、制御部14は、Webページを構成するhtmlコード等を解析する処理を行う。
【0063】
ステップS140において、制御部14(Webページ表示制御部143)は、Webページ表示処理を行う。この処理において、制御部14は、ステップS130における解析結果に基づいて、Webページを表示部12に表示する処理を行う。また、制御部14(スクリプト実行部144)は、この処理と並行して、Webページに組み込まれているスクリプトプログラムを適宜実行する処理を行う。ここで、制御部14(スクリプト実行部144)が実行するスクリプトには、行動変化検知スクリプトが含まれている。なお、Webページ表示処理の詳細については、図6を用いて詳述する。この処理が終了した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
【0064】
図6は、図5のWebページ表示処理の流れを示すフローチャートである。このWebページ表示処理は、図5に示すステップS140の処理において実行されるサブルーチンである。
【0065】
ステップS200において、制御部14(Webページ表示制御部143)は、ステップS130における解析結果に基づいて、表示部12に表示するWebページを構成し、表示部12に表示させるWebページ表示処理を行う。
【0066】
ステップS210において、制御部14は、行動変化検知スクリプト実行処理を行う。行動変化検知スクリプト実行処理については、図7を用いて後述する。
【0067】
ステップS220において、制御部14は、表示切替スクリプト実行処理を行う。表示切替スクリプト実行処理については、図8を用いて後述する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0068】
図7は、図6の行動変化検知スクリプト実行処理の流れを示すフローチャートである。この行動変化検知スクリプト実行処理は、図6に示すステップS210の処理において実行されるサブルーチンである。
【0069】
ステップS300において、制御部14(スクリプト実行部144)は、加速度センサ16から加速度情報を受け付ける加速度情報受付処理を行う。
【0070】
ステップS310において、制御部14は、加速度センサ16からの加速度情報に基づいて、ユーザの行動の変化及び現在の行動を検知する行動変化検知処理を行う。
【0071】
ステップS320において、制御部14は、ステップS310の処理においてユーザの行動の変化を検知した場合には、ステップS330に処理を移し、ユーザの行動の変化を検知しなかった場合には、ステップS300に処理を移す。
【0072】
ステップS330において、制御部14は、記憶部13から表示切替スクリプトを呼び出して実行する処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0073】
図8は、図6の表示切替スクリプト実行処理の流れを示すフローチャートである。この表示切替スクリプト実行処理は、図6に示すステップS220の処理において実行されるサブルーチンである。
【0074】
ステップS400において、制御部14は、現在の行動に対応する広告の有無を判定する処理を行う。制御部14は、現在の行動に対応する広告があると判定した場合に、ステップS410に処理を移す。制御部14は、現在の行動に対応する広告があると判定しない場合に、本サブルーチンを終了する。
【0075】
ステップS410において、制御部14は、現在表示されている広告を、ユーザの現在の行動に対応する広告に切り替える処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
【0076】
以上、第1実施形態によれば、ブラウザアプリケーションによって、行動検知スクリプトを実行することにより、加速度センサが検知する加速度情報に基づいてユーザの行動の変化を検出するとともに、現在の行動を判定する。更に、ユーザの行動の変化を検出した場合に、表示切替スクリプトを実行することにより、携帯型広告表示装置1の表示部12に表示されるWebページにおける広告がユーザの現在の行動を考慮した広告に切り替わる。これにより、ユーザの現在の行動に応じて、Webページにおいて最適な形式で広告を表示することができる。
【0077】
なお、第1実施形態によれば、行動検知スクリプトと表示切替スクリプトとの2つのスクリプトを実行しているが、これらのスクリプトを1つのスクリプトにまとめてもよい。
【0078】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図9、図10を参照しながら説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る携帯型広告表示装置1の構成を示す図である。図9に示す第2実施形態に係る携帯型広告表示装置1は、図1に示す第1実施形態に係る携帯型広告表示装置1に対して、制御部14に、スクリプト更新部147の機能を追加している。なお、図9に示す第2実施形態に係る携帯型広告表示装置1において、図1に示す第1実施形態に係る携帯型広告表示装置1と同一の部材、あるいは同一機能の部材に対して、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0079】
スクリプト更新部147は、Webページ受信部142が表示切替スクリプトをWebサーバ5から新たに受信したことに応じて、ストレージ手段であるWebストレージに記憶されている表示切替スクリプトを新たに受信した表示切替スクリプトに更新する。
【0080】
ここで、WebStorageとは、HTML5のローカルキャッシュ機能である。記憶部13において、Webサーバのドメインに応じて保存領域13aが割り当てられ、この保存領域13aは、例えば、Webストレージのローカルストレージにより実装され、Webサーバのドメインごとに、このドメインに対応する対象スクリプトを記憶する。
【0081】
また、Webページ要求部141は、Webストレージが行動変化スクリプトを記憶しているドメインのWebページについては、行動変化スクリプトWebサーバに要求せず、表示切替スクリプトのみをWebサーバに要求する。具体的には、所定のWebサイトのトップページとなるWebページのURLが「http://www.aaaaa.co.jp/」である場合、このトップページに対して下位階層となるWebページのURLは例えば「http://www.aaaaa.co.jp/a/」というように、トップページのURLのドメイン「www.aaaaa.co.jp」を共通して用いている。そこで、トップページを表示した後に、「www.aaaaa.co.jp」も共通ドメインとして用いているWebページを要求する場合には、行動変化検知スクリプトを要求せずに、表示切替スクリプトを要求する。
【0082】
そして、制御部14は、図5のステップS130に示すWebページ解析処理において、新たに受信したWebページと同一のドメインについて、過去に受信してWebストレージに記憶している行動変化検知スクリプトを読み出して再利用する。また、Webストレージに記憶している表示切替スクリプトについては、新たに受信したWebページに対応する表示切替スクリプトに更新して記憶する。
【0083】
これにより、図6に示すように、ローカルで同一のドメインの新たなWebページが表示された後に、行動変化スクリプト実行処理(ステップS210)、表示切替スクリプト実行処理(ステップS220)が実行され、ユーザの現在の行動に応じて、Webページにおいて最適な形式で広告を表示することができる。
【0084】
図10は、トップページに対して下位階層である同一ドメインのWebページに含まれる表示切替スクリプトの一例である。
【0085】
図10に示す表示切替スクリプトによれば、現在の行動が歩行中の場合には、第1、第2、第4の広告に替えて第3の広告を表示し、現在の行動が静止中の場合には、第1、第3、第4の広告に替えて第2の広告を表示し、現在の行動が電車内で起立の場合には、第1、第2、第3の広告に替えて第4の広告を表示するようにプログラムされている。下位階層のWebページを受信した場合には、Webストレージに記憶されている表示切替スクリプトが図10に示す表示切替スクリプトに更新される。また、行動変化スクリプトについては、図3の図中Aに示すスクリプトが再利用される。
【0086】
具体的には、Webサイトにおいて乗り換え案内のサービスが提供されているとする。ユーザは、乗り換え案内のサービスを利用する場合に、トップページを経由してWebページを表示させる。ところで、ユーザが、携帯型広告表示装置1を用いて電車の乗り換え案内のサービスを利用する際の行動態様としては、駅の近くを歩行している場合、駅の中で静止している場合、電車内の場合等が考えられる。そこで、乗り換え案内のサービスのWebページの広告に、図10に示す表示切替スクリプトを対応させることにより、ユーザの行動の変化、例えば、駅のホームまで歩いてホームの所定位置で静止した場合、電車が到着した直後に歩き出して電車内に移動した場合といった行動変化に応じて広告を切り替えることが可能になる。
【0087】
このように、第2実施形態によれば、図5に示すWebページ解析処理で、新たに受信したWebページと同一のドメインについて、ローカルで過去に受信してWebストレージに記憶している行動変化検知スクリプトがある場合には、その行動変化検知スクリプトを読み出して再利用し、新たに受信したWebページに対応する表示切替スクリプトのみを更新する。これにより、同一ドメイン内であれば行動変化検知スクリプトを共通して利用することにより、毎回Webサーバ1から行動変化検知スクリプトをダウンロードする必要がなくなる。
【0088】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【0089】
本実施形態では、携帯型広告表示装置1というコンピュータを例にとって説明したが、本発明はコンピュータに限られるものではなく、コンピュータが各種機能を実行する方法、コンピュータに各種機能を実行させるためのプログラム及びこのプログラムを記憶した記憶媒体にも適用可能である。
【符号の説明】
【0090】
1 携帯型広告表示装置
5 Webサーバ
11 操作部
12 表示部
13 記憶部
13a 保存領域
14 制御部
15 送受信部
16 加速度センサ
51 スクリプトDB
52 広告DB
53 ページDB
54 ページ生成部
55 Webページ送信部
141 Webページ要求部
142 ページ受信部
143 Webページ表示制御部
144 スクリプト実行部
145 行動検知変化スクリプト実行部
146 表示切替スクリプト実行部
147 スクリプト更新部
1451 加速度情報受付部
1452 行動変化検知部
1453 表示切替スクリプト呼出部
1461 広告表示条件判定部
1462 広告表示切替部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
Webサーバに通信可能に接続される携帯型広告表示装置であって、
前記Webサーバから、前記携帯型広告表示装置のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信手段と、
前記Webページ受信手段が受信した前記複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示手段と、
前記携帯型広告表示装置の加速度を検知する加速度センサ手段と、
前記スクリプトプログラムを前記ブラウザが解釈実行することにより、前記携帯型広告表示装置に、
前記加速度センサ手段から前記加速度を受信する加速度受信ステップと、
前記加速度受信ステップにおいて受信した加速度の変化に基づいて、前記携帯型広告表示装置のユーザの所定の行動態様の変化を検知する行動変化検知ステップと、
前記行動変化検知ステップにおいて検出した前記ユーザの所定の行動態様の変化に応じて、前記複数の広告の表示態様のうち、当該変化した後の前記所定の行動態様に対応する前記広告の表示態様に切り替えて前記表示手段に表示させる広告表示切替ステップと、を実行させるスクリプト実行手段と、を備える携帯型広告表示装置。
【請求項2】
前記スクリプトプログラムのうち、前記加速度受信ステップ及び前記行動変化検知ステップを前記携帯型広告表示装置に実行させる第1の部分について、ドメインが同一の前記Webページに共通して使用するために、前記Webサーバから受信した当該第1の部分を記憶するストレージ手段と、
前記ストレージ手段が前記スクリプトプログラムの前記第1の部分を記憶している前記ドメインの前記Webページについては、前記第1の部分を前記Webサーバに要求せず、前記広告表示切替ステップを前記携帯型広告表示装置に実行させる第2の部分のみを前記Webサーバに要求するWebページ要求手段と、を更に備える請求項1に記載の携帯型広告表示装置。
【請求項3】
前記ストレージ手段は、前記第2の部分を更に記憶し、
前記Webページ受信手段が前記第2の部分を前記Webサーバから新たに受信したことに応じて、前記ストレージ手段に記憶した前記第2の部分を前記新たに受信した第2の部分に更新する更新手段と、を更に備える請求項2に記載の携帯型広告表示装置。
【請求項4】
Webサーバに通信可能に接続される携帯型広告表示装置に実行させる方法であって、
前記Webサーバから、前記携帯型広告表示装置のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信手段と、
前記Webページ受信手段が受信した前記複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示手段と、
加速度を検知する加速度センサ手段とを備える携帯型広告表示装置に、
前記スクリプトプログラムを前記ブラウザが解釈実行することにより、
前記加速度センサ手段から前記加速度を受信する加速度受信ステップと、
前記加速度受信ステップが受信した加速度の変化に基づいて、前記携帯型広告表示装置のユーザの所定の行動態様の変化を検知する行動変化検知ステップと、
前記行動変化検知ステップにおいて検出した前記ユーザの所定の行動態様の変化に応じて、前記複数の広告の表示態様のうち、当該変化した後の前記所定の行動態様に対応する前記広告の表示態様に切り替えて前記表示手段に表示させる広告表示切替ステップと、を実行させる方法。
【請求項5】
Webサーバに通信可能に接続される携帯型広告表示装置に実行させるプログラムであって、
前記Webサーバから、前記携帯型広告表示装置のユーザの行動態様に対応して複数の表示態様を有する広告と、ブラウザにより解釈実行されるスクリプトプログラムとを含む、Webページを受信するWebページ受信手段と、
前記Webページ受信手段が受信した前記複数の表示態様のうち1の表示態様の広告を含むWebページを表示する表示手段と、
加速度を検知する加速度センサ手段とを備える携帯型広告表示装置に、
前記スクリプトプログラムを前記ブラウザが解釈実行することにより、
前記加速度センサ手段から前記加速度を受信する加速度受信ステップと、
前記加速度受信ステップが受信した加速度の変化に基づいて、前記携帯型広告表示装置のユーザの所定の行動態様の変化を検知する行動変化検知ステップと、
前記行動変化検知ステップにおいて検出した前記ユーザの所定の行動態様の変化に応じて、前記複数の広告の表示態様のうち、当該変化した後の前記所定の行動態様に対応する前記広告の表示態様に切り替えて前記表示手段に表示させる広告表示切替ステップと、を実行させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−12813(P2013−12813A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−142664(P2011−142664)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】