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携帯情報通信端末、携帯情報通信システム、目的地案内方法および目的地案内プログラム
説明

携帯情報通信端末、携帯情報通信システム、目的地案内方法および目的地案内プログラム

【課題】移動経路を設定するだけで、確実にその移動経路に沿ってユーザを目的地まで案内することができる携帯情報通信端末を提供する。
【解決手段】携帯電話100は、携帯電話100を有するユーザの出発地情報と目的地情報の入力を受け付ける情報入力受付部110と、携帯電話100の現在位置を所定の時間間隔で測位して、その現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位部140と、情報入力受付部110によって受け付けられた出発地情報と目的地情報とに基づいて作成された移動経路と、現在位置測位部140によって測位された現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であると判定されたとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知部160と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯情報通信端末、携帯情報通信システム、目的地案内方法および目的地案内プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
目的地到着案内システムおよび携帯端末装置に関するものとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された携帯端末装置は、予め現在地情報を取得した短距離無線通信機能(例えば、Bluetooth:登録商標)を備えている。短距離無線通信機能を備えたこの携帯端末装置は、無線通信機能に対応した基地局と通信し、目的地の情報と基地局の情報とに基づいて抽出される距離情報を取得する。そして、特許文献1に記載された携帯端末装置は、その距離情報に基づいて、利用者に対して目的地への到達度合いを報知する、という特徴を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−244739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この特許文献1に記載された携帯端末装置は、無線基地局を利用して、利用者が現在位置する現在地情報と目的地までの目的地情報とに基づいて距離情報が取得されている。このため、特許文献1に記載された携帯端末装置では、目的地までの距離を段階的に報知するのみであり、利用者が期待する経路に沿って目的地まで確実に近づいているか、あるいは遠ざかっているのかを判断することができなかった。
【0005】
このため、利用者は、特許文献1に記載された携帯端末装置を使って選択した目的地に移動する際、携帯端末装置の表示部を参照し続ける必要があった。なぜなら、利用者が無意識のうちに、経路から外れたときに自動的に経路が再検索されてしまうので、表示部を参照し続けない限り、予め選択した経路に従って目的地まで移動することができないためである。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、移動経路を設定するだけで、確実に設定された移動経路に沿って目的地までユーザを案内することができる携帯情報通信端末、携帯情報通信システム、目的地案内方法および目的案内プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、自機を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手段と、
前記自機の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手段と、
前記情報入力受付手段によって受け付けられた前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて作成された移動経路と、前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知手段と、
を備えることを特徴とする携帯情報通信端末が提供される。
【0008】
本発明によれば、携帯情報通信端末と、前記携帯情報通信端末と通信を行う外部サーバとを備える携帯情報通信システムであって、
出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手段と、
前記携帯情報通信端末の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手段と、
前記情報入力受付手段によって受け付けられた、前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて、移動経路を作成する移動経路作成手段と、
前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置と、前記移動経路作成手段によって作成された前記移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否かを判定する移動経路判定手段と、
前記移動経路判定手段の判定結果に基づいて、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を携帯情報通信端末に出力させる報知手段と、
を備えることを特徴とする携帯情報通信システムが提供される。
【0009】
本発明によれば、自機を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付ステップと、
前記自機の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位ステップと、
前記情報入力受付ステップで受け付けられた、前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて、移動経路を作成する移動経路作成ステップと、
前記現在位置測位ステップで測位された前記現在位置と、前記移動経路作成ステップで作成された移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否か判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知ステップと、
を含むことを特徴とする目的地案内方法が提供される。
【0010】
本発明によれば、携帯情報通信端末に実行される目的地案内プログラムであって、
自機を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手順と、
前記自機の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手順と、
前記情報入力受付手順によって受け付けられた前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて作成された移動経路と、前記現在位置測位手順によって測位された前記現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知手順と、
を携帯情報通信端末に実行させることを特徴とする目的地案内プログラムが提供される。
【0011】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、報知手段が聴覚的または視覚的な第1の報知出力を行うことにより、利用者は、携帯情報通信端末を見続けなくても、現在位置が移動経路から外れたことを認識することができる。これにより、本発明によれば、移動経路を設定するだけで、確実に設定された移動経路に沿って目的地までユーザを案内することができる携帯情報通信端末、携帯情報通信システム、目的地案内方法および目的案内プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施の形態に係る携帯情報通信システムを模式的に示した概念図である。
【図2】本実施の形態に係る携帯電話の機能を示した機能ブロック図である。
【図3】本実施の形態に係る外部サーバの機能を示した機能ブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る携帯電話の物理的な機能を示したハードウェアブロック図である。
【図5】本実施の形態に係る外部サーバの物理的な機能を示したハードウェアブロック図である。
【図6】本実施の形態に係る携帯情報通信システムの移動経路を決定する全体動作を示したシーケンス図である。
【図7】本実施の形態に係る移動経路作成部が作成した2種類の経路を示したものである。
【図8】本実施の形態において、選択された経路が外部サーバに送信されることを示したものである。
【図9】本実施の形態において、A駅からB市役所に向かう経路に沿った位置情報を携帯電話に送信することを示したものである。
【図10】本実施の形態に係る携帯電話の動作を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0015】
図1は、本実施の形態にかかる携帯情報通信システム500を示した概念図である。図1に示した携帯情報通信システム500は、携帯電話(携帯情報通信端末)100と、位置情報サーバ(外部サーバ)200とが、携帯電話網300を介して通信接続されている。
【0016】
図2は、図1に示した携帯電話100の機能を示した機能ブロック図である。図2の携帯電話100は、携帯電話100を有するユーザの出発地を示す情報(以下、これを出発地情報という。)と目的地を示す情報(以下、これを目的地情報という。)の入力を受け付ける情報入力受付部110と、携帯電話100の現在位置を所定の時間間隔で測位して、その現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位部140と、情報入力受付部110によって受け付けられた出発地情報と目的地情報とに基づいて作成された移動経路と、現在位置測位部140によって測位された現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知部160と、を備えている。
【0017】
ここで、出発地情報(出発地を示す情報)とは、ユーザが移動経路に沿って目的地を目指す際の起点となる地点を意味する。具体的には、駅名や地図に明記される地名、建物などの任意の地でよい。また、後述するように現在地を起点とすることもできる。
【0018】
また、目的地情報(目的地を示す情報)とは、ユーザが移動経路に沿って最終的に到達する終点となる地点を意味する。これは、出発地情報と同様に、駅名や地図に明記される地名、建物などの任意の地でよい。
【0019】
また、現在位置とは、ユーザが現在位置する地点を意味しており、携帯電話100の位置する地点をユーザの現在位置とする。
【0020】
また、移動経路とは、出発地情報と目的地情報から作成される移動経路である。この移動経路は、携帯電話100もしくは位置情報サーバ200のいずれかにおいて作成される。なお、本実施の形態では、携帯電話100は、作成された移動経路を自機内に設定して、ユーザを出発地から目的地まで移動経路から外れないように案内する。
【0021】
また、乖離距離とは、作成された移動経路と、ユーザの現在位置との距離を意味する。この乖離距離は、ユーザの現在位置が移動経路に沿っていることを確認するために計算されるものであり、この乖離距離が第1の閾値未満であるか第1の閾値以上であるかによって、移動経路に沿っているか否かが判断される。
【0022】
また、第1の閾値としては、経路から外れたと判断されないような、例えば、50mや100mなどの距離を規定することができる。この第1の閾値を過小とせず、一定の値とすることにより、道路を挟んで反対側の歩道を歩いたとしても、許容範囲を生成することができる。
【0023】
また、報知部160は、現在位置測位部140によって測位された現在位置が、目的地から所定の到達距離以内に属していると判定されたとき、第1の報知出力と異なる第2の報知出力を行うようにしてもよい。
【0024】
ここで、到達距離以内とは、目的地への到達を客観的に認識できる距離を範囲として規定することができる。この場合、例えば、目的地から半径100m以内に到達したときに、到達距離以内に属していると判定することができる。また、目的地が駅の場合には、ホームや改札口を含む駅そのものに対して、到着したこと示す範囲を到達距離によって判定してもよい。
【0025】
本実施の形態では、携帯電話100は、情報入力受付部110と、現在位置測位部140と、報知部160と、を備えることにより、移動経路と現在位置との乖離距離に基づく第1の報知出力を行うことができるので、本実施の形態を実現することができる。なお、上述した移動経路は、位置情報サーバ200から取得する形態であってもよく、また携帯電話100の内部で作成する形態であってもよい。なお本実施の形態では、位置情報サーバ200から移動経路を取得する形態によって説明する。
【0026】
また、携帯電話100は、現在位置測位部140によって測位された現在位置と、移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否か判定する移動経路判定部150を更に備えている。
【0027】
移動経路判定部150は、現在位置測位部140によって測位された現在位置と、移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否か判定する。この場合、報知部160は、移動経路判定部150の判定結果に基づいて、第1の報知出力を行うことができる。
【0028】
ここで、報知部160は、聴覚的な報知出力として、スピーカやヘッドセットを介して音声による通知や、触覚的な報知出力として、バイブレータを用いた振動による報知出力を行ってもよい。
【0029】
また、携帯電話100は、移動経路を構成する経路情報を取得する経路情報取得部120を更に備えている。
【0030】
経路情報取得部120は、移動経路を構成する経路情報を取得する。この場合、移動経路判定部150は、現在位置測位部140によって取得された現在位置情報と、経路情報取得部120によって取得された経路情報とに基づいて乖離距離を計算し、その乖離距離が第1の閾値以上であるか否かを判定する。
【0031】
ここで、乖離距離を計算するとは、現在位置情報と経路情報との距離計算をするだけでなく、各種データ処理により、現在位置と移動経路との乖離距離を、第1の閾値と大小判定することを含んでいる。
【0032】
なお、本実施の形態では、移動経路は、経路情報によって構成されている。これは、例えば、移動経路が鉄道、電車またはバスなどの公共機関であってもよく、また、幹線道路を形成する道路であってもよい。したがって、携帯電話100を有するユーザが移動することができる経路であれば、これらに該当する経路を含んでいる。
【0033】
また、携帯電話100は、経路情報を保存する経路情報保存部130を更に備えている。経路情報保存部130は、経路情報取得部120において取得した経路情報を保存することができる。
【0034】
また、携帯電話100は、出発地情報と目的地情報を位置情報サーバ200に送信する端末情報送信部170と、位置情報サーバ200から移動経路や経路情報を受信する経路情報受信部180と、を備えている。
【0035】
図3は、図1に示した位置情報サーバ200の機能を示した機能ブロック図である。図3の位置情報サーバ200は、出発地情報と目的地情報とに基づいて移動経路を作成する移動経路作成部220を備えている。
【0036】
移動経路作成部220は、出発地情報と目的地情報とに基づいて移動経路を作成する。また、移動経路作成部220は、作成された移動経路の経路情報を生成することができる。すなわち、移動経路作成部220は、移動経路を作成したり、或いは経路情報を生成し、サーバ情報送信部230に送出することができる。
【0037】
また、位置情報サーバ200は、携帯電話100から出発地情報と目的地情報とを受信するサーバ情報受信部210と、移動経路を携帯電話100に送信するサーバ情報送信部230とを備えている。
【0038】
サーバ情報送信部230は、移動経路作成部220によって作成された移動経路や経路情報を携帯電話100に送信する。
【0039】
図1に示した携帯電話網300は、携帯電話100と、位置情報サーバ200とを接続して、相互にデータ通信を行うネットワーク網である。
【0040】
図4は、携帯電話100の物理的な機能を示したハードウェアブロック図である。図4に示す携帯電話100は、全体を統括制御するCPU(Central Processing unit)101と、基本プログラムや各種アプリケーションプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)102と、を備えている。また、携帯電話100は、作業領域や記憶領域として記憶可能なRAM(Random Access Memory)103と、ネットワーク網である携帯電話網300に通信接続するモバイル通信インターフェース部104と、を備えている。また、携帯電話100は、スピーカやヘッドセットを介して音声により出力する音声出力部105と、携帯電話100の現在位置を測位する位置情報測位部106と、を備えている。また、携帯電話100は、ユーザによる出発地や目的地の入力を受け付けるキー入力部107と、携帯電話の音声入力として機能するマイク部108と、を備えている。また、CPU101は、バス109を介して、すべての構成要素と接続されている。
【0041】
図5は、位置情報サーバ200の物理的な機能を示したハードウェアブロック図である。図5に示す位置情報サーバ200は、全体を統括制御するCPU201と、基本プログラムや各種アプリケーションプログラムが格納されたROM202と、を備えている。また位置情報サーバ200は、作業領域や記憶領域として記憶可能なRAM203と、各種のデータを格納するデータ格納部204と、携帯電話網300に通信接続するネットワークインターフェース部205と、を備えている。また、位置情報サーバ200は、出発地情報と目的地情報から移動経路を作成するための位置情報管理データベース206を備えている。また、CPU201は、バス207を介して、すべての構成要素と接続されている。
【0042】
なお、位置情報管理データベース206は、出発地情報と目的地情報から移動経路を作成するだけでなく、作成された移動経路から経路情報を生成することもできるデータベースである。
【0043】
なお、本実施の形態では、例えば、移動経路を作成する移動経路作成プログラムは、ROM202に格納されている。CPU201は、ROM202から移動経路作成プログラムをRAM203に読み出して、RAM203で実行することにより、移動経路を作成する機能を実現することができる。
【0044】
また、本実施の形態における各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよい。例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与された携帯電話、コンピュータプログラムにより携帯電話に実現された所定の機能など、またはこれらの任意の組み合わせ等として実現することができる。
【0045】
また、本実施の形態の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はない。すなわち、複数の構成要素が1個のデバイスとして形成されていること、1つの構成要素が複数のデバイスで形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
【0046】
また、本実施の形態の目的地案内方法を説明するにあたり、複数のステップを順番に記載することがあるが、その記載の順番はステップを実行する順番を必ずしも限定するものではない。このため、本実施の形態にかかる方法を実施するときには、その複数のステップの順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
【0047】
さらに、本実施の形態による目的地案内方法の複数のステップは、個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、あるステップの実行中に他のステップが発生すること、あるステップの実行タイミングと他のステップの実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
【0048】
次に、本実施の形態に係る携帯情報通信システム500の移動経路を決定する全体動作について説明する。
【0049】
図6は、携帯情報通信システム500の移動経路を決定する全体動作を示したシーケンス図である。図6に示す携帯情報通信システム500のシーケンス図では、まず携帯電話100が携帯電話網300に通信接続を開始することにより、接続処理が行われる(ステップS01)。
【0050】
携帯電話網300は、携帯電話100との接続処理によって接続が確立すると、位置情報サーバ200に対して通信接続を開始する。携帯電話網300が位置情報サーバ200と接続処理を行うことにより、位置情報サーバ200は携帯電話網300に接続される(ステップS03)。
【0051】
ユーザは、携帯電話100に設けられたキー入力部107(図4)を用いて、出発地と目的地を入力する(ステップS05)。これにより、携帯電話100を有するユーザの出発地情報と目的地情報の入力を受け付ける。
【0052】
携帯電話100は、端末情報送信部170(図2)から出発地と目的地とを、携帯電話網300を介して位置情報サーバ200に送信する(ステップS07)。なお、このとき携帯電話100は、携帯電話100を識別する端末ID(identification)も併せて送信する。位置情報サーバ200は、携帯電話100から出発地と目的地とを受信すると、受信した出発地と目的地から複数の経路候補(移動経路)を抽出(作成)する(ステップS09)。すなわち、移動経路作成部220(図3)が、受け付けられた出発地情報と目的地情報とに基づいて経路候補を作成する。
【0053】
位置情報サーバ200は、抽出された複数の経路候補を、位置情報サーバ200を介して、端末IDで識別された携帯電話100に返信する(ステップS11)。
【0054】
例えば、図7は、移動経路作成部220が作成した2種類の経路を示したものである。図7では、出発地がA駅であり、目的地がB市役所である。そして、A駅からB市役所へ行くまでに、経路R1と経路R2の2通りの経路候補(すなわち、移動経路)があることを示している。
【0055】
携帯電話100は、携帯電話網300を介して位置情報サーバ200から複数の経路候補を受信し、受信した複数の経路候補の中から、希望の経路(移動経路)を選択する(ステップS13)。携帯電話100は、携帯電話網300を介して位置情報サーバ200に、選択した経路を送信する(ステップS15)。
【0056】
例えば、図8に示すように、ユーザが経路R1を選択した場合、携帯電話100は、選択された経路R1を位置情報サーバ200に送信する。
【0057】
位置情報サーバ200は、携帯電話網300を介して携帯電話100から経路を取得すると、移動経路作成部220が選択された経路を構成する位置情報(経路情報)を算出し、生成する(ステップS17)。位置情報サーバ200は、携帯電話網300を介して携帯電話100に、選択された経路の位置情報を送信する(ステップS19)。
【0058】
例えば、図9に示すように、A駅からB市役所に向かう経路R1において、経路R1に沿った位置情報(P1、P2、・・・PN)を、携帯電話100に送信する。なお、図9では、位置情報を例示として、P1〜P11の11箇所の位置情報によって示しているが、位置情報の数は限定されるものではない。また、位置情報とは、具体的には、緯度や経度によって示される緯度経度情報のことである。
【0059】
携帯電話100は、選択された経路を示す複数の位置情報(これを経路位置情報ということがある。)を受信すると、出発地と目的地と経路位置情報とをユーザメモリであるRAM103(図4)に保存する(ステップS21)。このように、携帯電話100は、A駅からB市役所までの経路R1を構成する位置情報を取得することができる。
【0060】
そして、携帯電話100は、位置情報サーバ200との通信接続を切断するため、携帯電話網300との通信接続を切断する切断処理を行う(ステップS23)。携帯電話網300は、携帯電話100と位置情報サーバ200との通信接続を切断するため、位置情報サーバ200との通信接続を切断する切断処理を行う(ステップS25)。
【0061】
以上説明したように、利用者は、A駅からB市役所までの経路を選択(決定)し、その経路に対応した位置情報(例えば、連続的な位置情報)を携帯電話100のRAM103に保存することができる。
【0062】
次に図9を参照し、複数の位置情報が保存された携帯電話100をユーザが持ち歩き、A駅からB市役所までの移動する際の携帯電話100の動作の一例について説明する。
【0063】
なお、本実施の形態では、出発地から目的地までユーザを案内する目的地案内プログラムをCPU101(図4)がROM102(図4)から読み出して、RAM103(図4)で目的地案内プログラムを実行することを、案内モードという。
【0064】
図10は、A駅からB市役所までの移動する際の携帯電話100の動作を示したフローチャートである。ユーザは、携帯電話100のキー入力部107を操作して、A駅からB市役所までの経路を案内する案内モードを起動させ、案内モードを有効に設定する(ステップS51)。
【0065】
携帯電話100は、案内モードが起動すると、位置情報測位部106を起動させる(ステップS53)。位置情報測位部106は、携帯電話100の現在位置を測位する(ステップS55)。ユーザは、A駅からB市役所に向かいながら、位置情報測位部106は、所定の時間間隔(例えば、30秒間隔など)で現在位置を測位する。
【0066】
すなわち、位置情報測位部106は、携帯電話100の現在位置を所定の時間間隔で測位して、その現在位置の現在位置情報を取得する。
【0067】
そして、A駅からB市役所に向かう道中において、RAM103に保存された位置情報と、位置情報測位部106によって測位された現在位置との判定を、移動経路判定部150が行う(ステップS57)。
【0068】
すなわち、移動経路判定部150は、ステップS55で測位された現在位置情報と、移動経路を作成する処理にて生成された経路情報との乖離距離が第1の閾値以上か否か判定する。
【0069】
本実施の形態では、移動経路判定部150は、経路情報として離散的に配置された複数点を示す位置情報と、現在位置測位部140によって取得された現在位置情報との乖離距離をそれぞれ計算する。すなわち、移動経路判定部150は、取得された現在位置情報が、離散的に配置された複数点を示す位置情報とのすべての乖離距離が第1の閾値以上であるか否かを判定し、すべての乖離距離が第1の閾値以上の場合に第1の報知出力を行うことができる。
【0070】
例えば、携帯電話100の現在位置が任意の地点Xであったとする。そして、この携帯電話100の地点Xと経路情報(図9参照)との距離を乖離距離として計算する。すなわち、携帯電話100の地点Xと、経路情報P1,P2,・・・PNの各点(図9参照)との乖離距離を計算する。そして、移動経路判定部150は、携帯電話100の地点Xと経路情報(P1〜PN)との乖離距離が、第1の閾値(例えば、100mとする。)以上か否か判定する。
【0071】
ステップS55で測位された現在位置が、RAM103に保存された位置情報に含まれる場合には(ステップS59のYes)、ユーザはA駅からB市役所に向かう経路上にいると判定され、ステップS61へ進む。すなわち、ステップS55で測位された現在位置と、生成された経路情報との乖離距離が第1の閾値未満と判定され、ユーザは選択された経路に沿っているため、ステップS61へ進む。
【0072】
なお、上述の位置情報に含まれるとは、第1の閾値未満であることを含まれる、という。
【0073】
一方、ステップS55で測位された現在位置が、RAM103に保存された位置情報に含まれない場合には(ステップS59のNo)、ユーザはA駅からB市役所に向かう経路上にいないと判定される。すなわち、ステップS55で測位された現在位置と、生成された経路情報との乖離距離が第1の閾値以上と判定され、ユーザは選択された経路に沿っていないことを示している。
【0074】
このため、ステップS59で第1の閾値以上であると判定された場合には、報知部160は聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う。これにより、携帯電話100は、移動経路から外れていることを通知する(ステップS63)。したがって、ユーザは、報知部160によって経路から外れたことを認識することができるので、元の正しい経路に戻ることができる。そして、ステップS55に戻る。
【0075】
ステップS61において、携帯電話100の現在位置が目的地に到達した場合には(ステップS61のYes)、位置情報測位部106を停止する(ステップS65)。報知部160は、ユーザが目的地に到達したことを示す第2の報知出力を行い、ユーザに通知し(ステップS67)、終了する。
【0076】
一方、ステップS61において、携帯電話100の現在位置が目的地に到達していない場合には(ステップS61のNo)、ステップS55に戻り、引き続き、所定の時間間隔で携帯電話100の現在位置を測位する。
【0077】
以上説明したように本実施の形態によれば、携帯電話100は、ユーザが選択した経路(移動経路)を構成する位置情報に基づいて、ユーザを出発地から目的地まで案内することができる。ユーザの現在位置を示す現在位置情報が経路から外れた場合には、経路からユーザが外れたことを通知することができるので、ユーザは携帯電話100の表示部を確認することなく、経路を間違えたことに気付くことができる。
【0078】
本実施の形態によれば、携帯電話100は、ユーザが移動経路を選択するだけで、確実に選択された移動経路に沿ってユーザを目的地まで案内することができる。
【0079】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本実施の形態の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0080】
例えば、本実施の形態では、移動経路判定部150は、現在位置測位部140によって取得された現在位置情報と、経路情報取得部120によって取得された位置情報とに基づいて乖離距離を計算し、その乖離距離が第1の閾値以上であるか否かを判定している。
【0081】
本実施の形態では、これに限定されるものではない。例えば、移動経路判定部150は、隣り合う経路情報(図9参照)を仮想の線で結ぶことにより仮想経路を生成し、現在位置測位部140によって取得された現在位置情報と仮想経路との垂直方向の距離を乖離距離として計算し、判定してもよい。
【0082】
これにより、移動経路判定部150は、現在位置情報によって表示される緯度経度情報と、仮想経路との垂直方向の距離を計算することにより、第1の閾値による判定を行うことができる。
【0083】
なお、経路情報は、第1の閾値の2倍値よりも短い距離の間隔でサンプリングされた位置情報であることが望ましい。したがって、第1の閾値は、経路情報のサンプリングされた間隔の1/2未満の値を、設定するようにしてもよい。
【0084】
また、経路情報は、地点として表示される座標情報ではなく、線形的に示されるベクトルとスカラーによって表示される形態であってもよい。この場合、例えば、移動経路の進行方向に対する成分がベクトルを用いて表示され、その移動量に対する成分がスカラーを用いて表示される。ベクトルとスカラーを用いることにより、所定の時間間隔で測位された現在位置と、その直前に測定された位置情報とから、進行方向に沿った移動ベクトルを生成することができる。また、生成された移動ベクトルに対向する方向にスカラー量を設定することで、移動経路として作成された経路情報との乖離距離を判定することができる。
【0085】
すなわち、携帯電話100は、経路情報取得部120において取得する経路情報により、移動経路の経路ベクトルを生成することができる。一方、現在位置測位部140において所定の時間間隔で現在位置を連続して測位することにより移動ベクトルを生成することができる。したがって、現在位置から生成される移動ベクトルと、経路情報取得部120が取得した経路情報を基に形成される経路ベクトルとを対比することにより、移動経路判定部150は、乖離距離を判定することができる。
【0086】
このように、ベクトルとスカラーを用いることにより、移動経路判定部150は、移動ベクトルと経路ベクトルとの方向を検知してズレを換算することにより、経路情報を解析的に解くことができる。また、この場合、画像処理を用いて閾値の判定を行うこともできる。
【0087】
さらに、移動経路判定部150は、現在位置測位部140から取得する現在位置情報に基づいて、現在位置を起点とした第1の閾値の距離が、経路情報取得部120が取得した経路情報と交差するか否かにより、閾値の判定を行う形態であってもよい。
【0088】
この場合、移動経路判定部150は、現在位置に第1の閾値の距離から同心円状に判定すべき範囲を設定し、その同心円状の範囲に経路情報が含まれていれば、移動経路に沿っていると判定することができる。なお、この場合も距離を計算によって算出することに限定されず、画像処理によって閾値の判定をおこなってもよい。
【0089】
また、本実施の形態では、移動経路を作成する際に、情報入力受付部110が、出発地情報と目的地情報を取得するようになっていた。本実施の形態はこれに限らず、情報入力受付部110が、現在位置測位部140で取得された現在位置情報を、出発地情報として受け付ける形態であってもよい。
【0090】
この場合、現在位置測位部140で取得された現在位置情報が、情報入力受付部110で入力された目的地情報とともに、経路情報取得部120または端末情報送信部170に送信される(図2参照)。そして、携帯電話100または位置情報サーバ200において、現在地から目的地までの移動経路を作成することができる。
【0091】
これにより、携帯電話100は、ユーザの現在地を現在位置測位部140によって測位し、出発地とすることができるので、移動経路を作成する精度を向上させることができる。
【0092】
また、本実施の形態では、経路情報受信部180は、位置情報サーバ200から1通りの移動経路を構成する複数の経路位置情報を取得する形態となっていたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。
【0093】
例えば、携帯電話100は、出発地から目的地までの複数通りの移動経路を取得する移動経路取得部(図示せず)を更に備えることができる。この場合、移動経路取得部が、作成された複数通りの移動経路を位置情報サーバ200から取得し、移動経路判定部が、現在位置測位部140によって測位された現在位置と、複数通りの移動経路すべてとの乖離距離が第1の閾値以上か否か判定を行う。そして、報知部160が、移動経路判定部150の判定結果に基づいて、第1の報知出力を行う。また、報知部160は、現在位置測位部140によって測位された現在位置と、複数通りの移動経路のうちのいずれか1つの移動経路との乖離距離が第1の閾値未満になったとき、第1の報知出力を停止することができる。
【0094】
これにより、携帯電話100は、例えば、ユーザが第1の移動経路から外れたとしても、第1の移動経路から外れた後に、第2の移動経路に沿って移動した場合に、ユーザを第2の移動経路にて移動させることができる。本実施の形態では、最初に設定された移動経路から外れると、常に第1の報知出力を継続実施するにとどまらず、当初設定した次善の移動経路で案内することができる。
【0095】
なお、この移動経路取得部は、経路情報受信部180の機能と兼用することができるので、経路情報受信部180に搭載することもできる。
【0096】
また、本実施の形態では、移動経路判定部150が、現在位置測位部140によって測位された現在位置と、移動経路との乖離距離が第1の閾値以上のとき、報知部160が第1の報知出力を行うようになっていた。本実施の形態では、更に、移動経路判定部150が、現在位置と移動経路との乖離距離が第1の閾値より大きな第2の閾値以上であると判定したとき、経路情報取得部120は、測位された現在位置から目的地までの移動経路を作成してもよい。そして、経路情報取得部120は、移動経路を作成し、作成されたその移動経路を構成する経路情報を取得する形態であってもよい。
【0097】
この場合、経路情報取得部120は、経路情報受信部180を用いて位置情報サーバ200から取得した位置情報(経路情報)と、取得した現在位置情報とから新たに移動経路を作成することができ、位置情報(経路情報)を生成することができる。
【0098】
これにより、携帯電話100は、第2の閾値以上であると判定したとき、現在位置から目的地までの移動経路を新たに作成するとともに、移動経路から外れたことを報知して第1の報知出力の機能を損なうことなく、新たな経路にて目的地を目指すことができる。
【0099】
なお、この第2の閾値は、例えば、300mや500mの距離を規定できればよく、ユーザが任意に設定することができる。
【0100】
また、本実施の形態では、携帯電話100を基に説明したが、本実施の形態は、携帯電話100と、その携帯電話100と通信を行う位置情報サーバ200とを備える携帯情報通信システム500であってもよい。この場合、携帯情報通信システム500は、出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付部110と、携帯電話100の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位部140と、を備えている。また、携帯情報通信システム500は、情報入力受付部110によって受け付けられた出発地を示す情報と目的地を示す情報とに基づいて移動経路を作成する移動経路作成部220を備えることができる。また、携帯情報通信システム500は、現在位置測位部140によって測位された現在位置と、移動経路作成部220によって作成された移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否かを判定する移動経路判定部150を備えることができる。また、携帯情報通信システム500は、移動経路判定部150の判定結果に基づいて、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を携帯電話100に出力させる報知部160を備えることができる。
【0101】
この場合、携帯情報通信システム500は、情報入力受付部110と、現在位置測位部140と、移動経路作成部220と、移動経路判定部150と、報知部160とを備えていればよい。すなわち、これらの構成要素は、携帯電話100や位置情報サーバ200が備えていることに限定されるものではなく、携帯情報通信システム500として何処かに備えていればよい。
【0102】
例えば、携帯電話100は、現在位置測位部140と、報知部160と、を備え、一方、位置情報サーバ200は、情報入力受付部110と、移動経路作成部220と、移動経路判定部150と、を備えることができる。
【0103】
この場合、位置情報サーバ200は、情報入力受付部110を備えることにより、ユーザからの入力を受け付けることができるので、出発地情報と目的地情報を取得することができる。また、位置情報サーバ200は、取得した出発地情報と目的地情報とに基づいて、移動経路作成部220によって移動経路を作成することができる。
【0104】
これに対し、携帯電話100は、現在位置測位部140を備えているので、携帯電話100を有するユーザの現在位置を測位して、現在地情報を取得することができる。そして、携帯電話100は、取得した現在位置情報を、端末IDと併せて位置情報サーバ200へ送信する。
【0105】
位置情報サーバ200は、携帯電話100から現在位置情報と端末IDとを受信すると、受信した現在位置情報と作成された移動経路とに基づいて、乖離距離を算出することができる。また、位置情報サーバ200は、移動経路判定部150を備えているので、算出された乖離距離が第1の閾値以上か否か判定することができる。そして、その乖離距離が第1の閾値以上であった場合には、端末IDが示す携帯電話100に、第1の報知出力を報知部160によって行うことができる。
【0106】
これにより、例えば、携帯電話100を幼い子供等に持たせ、その子供の移動経路を出発地と目的地とから予め作成しておき、その移動経路から外れた場合には、子供に危険を通知するシステムを形成することができる。
【0107】
このように、位置情報サーバ200は、情報入力受付部110と、移動経路作成部220と、移動経路判定部150と、を備えることにより、携帯電話100から現在位置情報を受信するだけで、乖離距離と移動経路の判定を行うことができる。また、携帯電話100は、現在位置測位部140と、報知部160と、を備えるだけで、位置情報サーバ200に設定された移動経路から外れた場合でも、第1の報知出力を行うことができる。
【0108】
また、本実施の形態では、図1〜図5に示した構成により説明してきたが、上述したように、携帯電話100に実行される目的地案内プログラムであってもよい。
【0109】
具体的には、ROM102に格納された目的地案内プログラムは、携帯電話100を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手順を含んでいる。また、その目的地案内プログラムは、携帯電話100の現在位置を所定の時間間隔で測位して、その現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手順を含んでいる。また、その目的地案内プログラムは、情報入力受付手順によって受け付けられた出発地を示す情報と目的地を示す情報とに基づいて作成された移動経路と、現在位置測位手順によって測位された現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であると判定されたとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力をユーザに行う報知手順を含んでいる。
【0110】
また、目的地案内プログラムは、現在位置測位手順によって測位された現在位置と、移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否か判定する経路情報判定手順を更に含むようにしてもよい。この場合、報知手順は、経路情報判定手順の判定結果に基づいて、第1の報知出力を行うことができる。
【0111】
また、目的地案内プログラムは、移動経路を構成する経路情報を取得する経路情報取得手順を更に含むようにしてもよい。この場合、移動経路判定手順は、現在位置測位手順で取得された現在位置情報と、経路情報取得手順で取得された経路情報とに基づいて乖離距離を計算し、その乖離距離が第1の閾値以上であるか否かを判定することができる。
【符号の説明】
【0112】
100 携帯電話
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 モバイル通信インターフェース部
105 音声出力部
106 位置情報測位部
107 キー入力部
108 マイク部
109 バス
110 情報入力受付部
120 経路情報取得部
130 経路情報保存部
140 現在位置測位部
150 移動経路判定部
160 報知部
170 端末情報送信部
180 経路情報受信部
200 外部サーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 データ格納部
205 ネットワークインターフェース部
206 位置情報管理データベース
207 バス
210 サーバ情報受信部
220 移動経路作成部
230 サーバ情報送信部
300 携帯電話網
500 携帯情報通信システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自機を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手段と、
前記自機の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手段と、
前記情報入力受付手段によって受け付けられた前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて作成された移動経路と、前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知手段と、
を備えることを特徴とする携帯情報通信端末。
【請求項2】
前記報知手段は、
前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置が、前記目的地から所定の到達距離以内に属しているとき、前記第1の報知出力と異なる第2の報知出力を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報通信端末。
【請求項3】
前記乖離距離が前記第1の閾値以上か否か判定する移動経路判定手段を更に備え、
前記報知手段は、
前記移動経路判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の報知出力を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報通信端末。
【請求項4】
前記移動経路を構成する経路情報を取得する経路情報取得手段を更に備え、
前記移動経路判定手段は、
前記現在位置測位手段によって取得された前記現在位置情報と、前記経路情報取得手段によって取得された前記経路情報とに基づいて前記乖離距離を計算し、当該乖離距離が前記第1の閾値以上であるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯情報通信端末。
【請求項5】
前記経路情報取得手段は、
前記移動経路上に離散的に配置された複数点を示す位置情報を前記経路情報として取得し、
前記移動経路判定手段は、
取得された前記複数点を示す位置情報と、前記現在位置測位手段によって取得された前記現在位置情報とに基づいて、乖離距離をそれぞれ計算し、すべての当該乖離距離が前記第1の閾値以上であるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の携帯情報通信端末。
【請求項6】
前記情報入力受付手段が、前記現在位置測位手段が取得した前記現在位置情報を、前記出発地を示す情報として受け付ける
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の携帯情報通信端末。
【請求項7】
前記出発地から前記目的地までの複数通りの移動経路を取得する移動経路取得手段を更に備え、
前記移動経路判定手段が、前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置と、前記複数通りの移動経路すべてとの乖離距離が前記第1の閾値以上か否か判定を行い、
前記報知手段が、
当該移動経路判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の報知出力を行うとともに、
前記現在位置測位手段によって測位された現在位置と、前記複数通りの移動経路のうちのいずれかとの乖離距離が前記第1の閾値未満になったとき、前記第1の報知出力を停止する
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯情報通信端末。
【請求項8】
前記移動経路判定手段が、前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置と、前記移動経路との乖離距離が前記第1の閾値より大きな第2の閾値以上であると判定したとき、
前記経路情報取得手段は、
測位された前記現在位置と前記目的地とに基づいて、新たな移動経路を構成する経路情報を取得する
ことを特徴とする請求項4に記載の携帯情報通信端末。
【請求項9】
携帯情報通信端末と、前記携帯情報通信端末と通信を行う外部サーバとを備える携帯情報通信システムであって、
出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手段と、
前記携帯情報通信端末の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手段と、
前記情報入力受付手段によって受け付けられた、前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて、移動経路を作成する移動経路作成手段と、
前記現在位置測位手段によって測位された前記現在位置と、前記移動経路作成手段によって作成された前記移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否かを判定する移動経路判定手段と、
前記移動経路判定手段の判定結果に基づいて、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を携帯情報通信端末に出力させる報知手段と、
を備えることを特徴とする携帯情報通信システム。
【請求項10】
自機を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付ステップと、
前記自機の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位ステップと、
前記情報入力受付ステップで受け付けられた、前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて、移動経路を作成する移動経路作成ステップと、
前記現在位置測位ステップで測位された前記現在位置と、前記移動経路作成ステップで作成された移動経路との乖離距離が第1の閾値以上か否か判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知ステップと、
を含むことを特徴とする目的地案内方法。
【請求項11】
携帯情報通信端末に実行される目的地案内プログラムであって、
自機を有するユーザの出発地を示す情報と目的地を示す情報の入力を受け付ける情報入力受付手順と、
前記自機の現在位置を所定の時間間隔で測位して、当該現在位置の現在位置情報を取得する現在位置測位手順と、
前記情報入力受付手順によって受け付けられた前記出発地を示す情報と前記目的地を示す情報とに基づいて作成された移動経路と、前記現在位置測位手順によって測位された前記現在位置との乖離距離が第1の閾値以上であるとき、聴覚的または触覚的な第1の報知出力を行う報知手順と、
を携帯情報通信端末に実行させることを特徴とする目的地案内プログラム。
【請求項12】
前記現在位置測位手順によって測位された前記現在位置と、前記移動経路との前記乖離距離が前記第1の閾値以上か否か判定する経路情報判定手順を更に備える請求項11に記載の目的地案内プログラムであって、
前記報知手順は、
前記経路情報判定手順の判定結果に基づいて、前記第1の報知出力を行う
ことを特徴とする目的地案内プログラム。
【請求項13】
前記移動経路を構成する経路情報を取得する経路情報取得手順を更に備える請求項11または12に記載の目的地案内プログラムであって、
前記移動経路判定手順は、
前記現在位置測位手順で取得された前記現在位置情報と、前記経路情報取得手順で取得された前記経路情報とに基づいて前記乖離距離を計算し、当該乖離距離が前記第1の閾値以上であるか否かを判定する
ことを特徴とする目的地案内プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−171818(P2010−171818A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−13525(P2009−13525)
【出願日】平成21年1月23日(2009.1.23)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】