説明

携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム,小額振替方法、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステム。

【課題】決済の際、現金、クレジットカードまたはポイントカードなどを持参することなく決済が出来る決済システム、ポイントサービスシステムの提供。オンラインショップで商品などを購入した場合、買主が商品を受取ったら売主に商品の代価が精算されるエスクローサービスシステムを提供する。
【解決手段】
特許文献1に提案されている技術を実現した2次元バーコードリーダ機能が付いたカメラ付き携帯電話50備え、買主はクライアント端末30を用いて売主サーバ10にアクセスし、商品を購入後決済の際、買主は携帯電話50を用いて表示装置40から2次元コード画像を読取り操作のみでポイント利用を含め、決済ができ、また売主は決済完了になったら商品を発送し、買主は商品を受取って受領確認し、配達員は配達携帯端末70で配達伝票80の2次元コード画像を読取り操作を行い、キャリアは預かった代金を売主に精算するエスクローサービスを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリペイド及びポストペイド決済システム,小額振替方法、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステムに関するものであり、決済の際、現金、クレジットカードまたはポイントカードなどを持参することなく決済が出来るプリペイド及びポストペイド決済システム、また携帯電話を用いて小額振替方法、オンラインで商品などを購入した場合、売主は対価の支払済みになったら商品を発送するし、買主は商品が届いたら受領確認し、配達員は配達携帯端末で配達伝票の2次元コード画像を読取り操作を行い、キャリアは預かった支払金を売主に精算することにより、オンラインで安全かつ信頼できる取引が出来るエスクローサービスシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
2次元バーコードリーダ機能が付いたカメラ付き携帯電話が普及され、携帯電話でインターネットにアクセスする際に携帯電話の入力装置でアクセス先のURLを入力することなくアクセス先のURLがある2次元バーコードを撮像して簡単にアクセスすることが可能である。
【0003】
移動通信端末に専用のオペレーティングシステムが採用されて、無線でインターネットにアクセスすることが出来るスマートフォンが普及されている。
【0004】
また、定められたフォーマットの2次元バーコードを2次元バーコードリーダ機能が付いたカメラ付き携帯端末で撮像したらフォーマットに関連付けられたURLに自動アクセスする技術が特許文献1に提案されている。
【0005】
また、特許文献2には決済の際、現金、クレジットカードを持参することなく決済ができる携帯端末を用いた決済方法及び決済システム技術が提案されている。
【0006】
また、非特許文献1には電子マネー決済端末機器の展開と実際に携帯電話に埋め込まれたICチップを使ったおサイフケータイ「登録商標」も普及されている。
【0007】
【特許文献1】特願2010-2202
【特許文献2】PCT / JP2008 / 002072
【非特許文献1】富士時報 Vol.76 No.10 2003
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
決済の際、現金、クレジットカードまたはポイントカードなどを持参することなく決済が出来る携帯電話を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム、また例え親が子供に現金ではなく携帯電話を用いて小遣いをあげる小額振替方法、オンラインショップで商品などを購入した場合、売主は対価の支払済みになったら商品を発送し、買主は商品が届いたら受領確認し、配達員は配達携帯端末で配達伝票の2次元コード画像を読取り操作を行い、キャリアは預かった支払金を売主に精算することにより、オンラインで安全かつ信頼できる取引が出来る携帯電話を用いたエスクローサービスシステムに関する。
【0009】
特許文献2による決済方式を実現するためには特許文献2の請求項8によると買主携帯端末から売主サーバの仲介サイトを介してキャリア決済サーバに接続し、売主サーバの仲介サイトからキャリア決済サーバに接続するためにキャリア決済サイトのURL取得手段が必要し、接続する際にはリダイレクトしてキャリア決済サイトにアクセスする。しかしながらリダイレクトアクセス方法は売主サーバの仲介サイトからクライアントである買主携帯端末にレスポンスして、また自動的にキャリア決済サイトにアクセスになるので、余計な通信トラフィックが発生するし、余計な通信料金がかかる問題点があります。
【0010】
非特許文献1によるとプリペイド型電子マネーまたはおサイフケータイ「登録商標」は、非接触ICカードまたはおサイフケータイ「登録商標」のICチップのような記憶媒体に金銭的価値(バリュー)をデータとしてストアし、それを支払いに利用することなので電子マネーまたはおサイフケータイが盗難や紛失の際には悪用される問題点があるし、おサイフケータイの場合、リモートロック機能が付いている携帯電話もあるが、携帯電話の電源がオフになっているとおサイフケータイの機能を停止することが出来ない問題点もあるし、また機種変更の際にはICチップのような記憶媒体に金銭的価値(バリュー)をデータとしてストアしなければならない。
【0011】
本発明の目的は、決済の際、現金、クレジットカードまたはポイントカードなどを持参することなく決済が出来る携帯端末を用いてプリペイド及びポストペイド決済システム及びポイントサービスシステムを提供する。
【0012】
本発明の目的は、例え、親が子供に現金ではなく携帯端末を用いて小遣いをあげる小額振替方法を提供する。
【0013】
本発明の目的は、オンラインショップで商品などを購入した場合、売主は対価の支払済みになったら商品を発送し、買主は商品が届いたら受領確認し、配達員は配達携帯端末で配達伝票の2次元コード画像を読取り操作を行い、キャリアは預かった支払金を売主に精算することにより、オンラインで安全かつ信頼できる取引が出来る携帯端末を用いてエスクローサービスシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0014】
携帯端末というのは特許文献1に提案されている技術を実現した2次元バーコードリーダ機能が付いたカメラ付き携帯端末であって、定められたフォーマットの2次元コードを撮像したら定まれたフォーマットに関連付けられたURLに自動アクセスする移動通信端末であって、周知の携帯電話、スマートフォン、PDA、PHSである。
【0015】
前記定まれたフォーマットにはヘッダ部とデータ部があり、前記ヘッダ部には少なくともインターネットサイトを特定する識別コードを備えて、前記データ部には少なくともデータの発行者がわかる発行者情報、一回性のトークン、処理区分、データとを備えることを特徴とする。
【0016】
前記携帯端末は定まれたフォーマットに関連付けられたURLに自動アクセスする際には前記データ部の内容を、送信パラメータに設定し、さらに携帯端末の加入者情報を送信パラメータに設定して送信することを特徴とする。
【0017】
買主というのはインターネットを介したオンラインサイト及びモバイルコマースで代価を支払ってから物品、コンテンツ又はサービスを受ける側、店舗等のオフライン環境で代価を払ってから物品、サービスを受ける側である。
【0018】
売主というのはインターネットを介したオンラインサイト及びモバイルコマースで代価をもらってから物品、コンテンツ又はサービスを提供する側、店舗等のオフライン環境で代価をもらってから物品、サービスを提供する側である。
【0019】
配達携帯端末というのは2次元バーコードリーダ機能が付いたカメラ付き携帯端末で無線インターネット網または無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介して配達センターサーバと通信が出来る端末で周知の携帯電話でもいい。
【0020】
クライアント端末というのはインターネットを介して売主サーバと通信が出来る端末で周知のパソコンまたはPOSレジスタ端末、ディジタルテレビでもいい。
【0021】
配達センターというのは商品の売主が依頼した商品を買主に配達する配達業者側である。
【0022】
キャリアというのは移動通信サービス事業者で買主が携帯電話を加入する際にクレジットカードまたは銀行口座を連携した課金契約を締結し、売主側が決済代行サービスの申込により審査を行い、審査条件をクリアしたら売主と加盟店契約を締結し、決済代行サービス、ポイントサービス、エスクローサービスを提供する側である。
【0023】
個体識別番号とは携帯電話には、個々の端末を識別するための情報が付与されており、この固体識別番号により携帯電話番号と契約者を特定できる情報である。
【0024】
上記の目的を達成するために、クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システムにあって、前記売主サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記売主のデータベースはトークン情報テーブル、キャリア情報テーブル、取引情報テーブルを備え、クライアント端末から決済処理の要求によりユニークなトークンと取引番号を発行する発行手段と、発行した前記トークンの情報を前記トークン情報テーブルに登録するトークン登録手段と発行した前記取引番号の情報を前記取引情報テーブルに登録する取引情報登録手段と、前記定まれたフォーマットにあわせてデータを作成するデータ作成手段と、データ作成手段により作成したデータに対して2次元コード画像を生成する2次元コード生成手段と、生成した2次元コード画像をリンクした画面をクライアント端末に送信する画面送信手段を備え、またキャリア決済サーバからトークンと決済処理情報を受信したら、アクセス元が有効か否かのアクセス元判定手段と、アクセス元が有効であれば、受信したトークンをキーにトークン情報テーブルを照合し、トークンが有効か否かを判定するトークン判定手段と、トークンが有効であれば、受信した情報で前記取引情報テーブルを更新する取引情報決済更新手段と、受信したトークンを更新するトークン更新手段と、クライアント端末に決済完了を通知するクライアント通知手段、前記キャリア決済サーバに処理結果を通知する結果通知手段、クライアント端末からトークンをパラメータとして処理結果通知要求があって、決済処理とトークン更新が完了になったら少なくとも取引情報を表示する取引感謝画面送信手段とを機能させるプログラムがインストールされている売主サーバを含むことを特徴とする。
【0025】
上記の目的を達成するために、クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたポイントサービスシステムにあって、前記売主サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記売主のデータベースはポイント会員情報テーブル、ポイント情報テーブルを備え、前記キャリア決済サーバから請求額と電話番号を受信したら、ポイント利用後の決済額を計算する決済額計算手段と、前記キャリア決済サーバからトークン、電話番号と決済処理情報を受信したら、発生したポイントを登録するポイント情報登録手段とを機能させるプログラムがインストールされている売主サーバを含むことを特徴とする。
【0026】
上記の目的を達成するために、配達携帯端末から無線通信ネットワークとインターネットを介して配達センターサーバと、配達センターサーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して、キャリア決済サーバと売主サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたエスクローサービスにあって、前記配達センターサーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記配達センターのデータベースはキャリア情報テーブル、配達情報テーブルを備え、配達員が前記配達携帯端末のカメラを用いて配達伝票の2次元コードを撮像して配達センターサーバにアクセルする操作を行うことにより、前記配達センターサーバは前記配達携帯端末からの配達完了のアクセスの際、配達情報登録手段を備え、キャリア決済サーバアクセス手段を機能させるプログラムがインストールされている配達センターサーバを含むことを特徴とする。
【0027】
前記データ作成手段にあって、前記定まれたフォーマットにあわせヘッダ部の識別コードにはキャリア決済サーバのURLを特定するコードをデータ部の発行者情報には売主サーバを特定する加盟店IDをトークンには前記トークン発行手段に生成したトークンを設定し、処理区分にはポイント利用可否と取引種別とエスクロー利用が特定できるコードを設定し、データには請求額を設定することを特徴とする。
【0028】
前記アクセス元判定手段にあって、キャリア決済サーバからトークン、電話番号と決済処理情報を受信したら、リクエストのヘッダ情報からアクセス元の識別情報を取得して、取得した前記アクセス元の識別情報をキーに前記キャリア情報テーブルを照合してアクセス元が有効か否か判定し、アクセス元が不正であれば、取引情報テーブルの更新処理またはトークン情報テーブルの更新処理はできないことを特徴とする。
【0029】
前記トークン判定手段にあって、前記キャリア決済サーバからトークンを含む決済処理情報を受信したら、受信したトークンをキーに前記トークン情報テーブルを照合してトークン発行時刻を取得し、前記キャリア決済サーバから受信した時刻とトークン発行時刻の差が定まった時間の以内(例え60秒)であればトークンは有効であるが定まった時間を越えたらトークンは無効になることを特徴とする。
【0030】
前記決済処理情報にあって、前記キャリア決済サーバから受信するパラメータデータであって、少なくとも決済を行ったキャリアID、決済ID、決済額、プリペイド決済の場合はプリペイド決済の内容を含むことを特徴とする。
【0031】
ポイント情報登録手段にあって、ポイント会員ではない初回の携帯端末を用いた決済の場合、ポイント会員情報テーブルに前記電話番号をキーに簡易会員登録を行いし、ポイント情報テーブルに前記電話番号と前記取引番号をキーに該当する取引に対してのポイントの発生とポイントの利用の内容を登録することを特徴とする。
【0032】
上記の目的を達成するために、クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システムにあって、前記クライアント端末は前記売主サーバから2次元コード画像を表示した画面を受信して表示装置に表示し、トークンをパラメータとして前記売主サーバに非同期通信の処理結果通知要求手段を備え、前記売主サーバから処理結果を受信したら、ユーザが入力操作することなく次画面である取引感謝画面に自動遷移する非同期通信により自動画面遷移手段を機能させるスクリプトが2次元コード画像を表示した画面をクライアント端末の表示装置に表示する際に実行されることを特徴とする。
【0033】
上記の目的を達成するために、クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、配達センターサーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステムにあって、前記キャリア決済サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記キャリア決済サーバのデータベースには加入者情報テーブル、加盟店情報テーブル、加入者決済情報テーブル、プリペイド情報テーブルを備え、携帯端末からのアクセスに基づいてパラメータデータ(少なくとも発行者情報から加盟店ID、トークン、処理区分、請求額、加入者情報から電話番号)を抽出する抽出手段と、前記発行者情報から加盟店IDを特定する値をキーに加盟店情報テーブルを照合して売主サーバURLを取得するURL取得手段と、URL取得が出来たら、携帯端末を特定する固体識別番号取得手段と、前記加入者情報から電話番号を特定する値と固体識別番号をキーに前記加入者情報テーブルを照合して有効な端末か否かを判定する端末認証手段と、前記パラメータの処理区分がポイント利用可の場合、ポイント利用後の決済額取得手段と、決済処理手段により決済を行い。前記売主サーバURL宛に決済処理が正常であることを送信する売主宛通知手段と、前記売主サーバから処理結果を受信したら、決済処理結果画面を作成し携帯端末に処理結果を通知する携帯端末通知手段と、配達センターサーバからのアクセスの際には配達完了登録手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする。
【0034】
前記決済処理手段において、決済額が定まれた金額以下の小額の場合、プリペイド残高取得手段と、取得したプリペイド残高が不足の場合、プリペイドチャージ手段と、プリペイド残高であるバニューの減算手段を備え、決済額が定まれた金額を越えた場合、ポストペイド決済手段を備え、加盟店の精算口座に入金を行う精算手段を備え、処理が成功したらユニークな決済IDを発行し、加入者決済情報テーブルに決済情報登録手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする。
【0035】
前記プリペイドチャージ手段において、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュールを呼び、チャージ金額はプリペイド残高を含め、定まれた金額を入金処理し、入金が成功したら入金額をプリペイド残高であるバニューに増額する増額手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする。
【0036】
前記ポストペイド決済手段において、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュールを呼び、前記決済額の入金処理を行うポストペイド決済手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする。
【0037】
前記精算手段において、売主である加盟店の精算口座に送金する処理で、買主の決済完了情報がある加入者決済情報テーブルから精算されてないデータを抽出するステップと、抽出したデータの精算区分が通常の場合、または精算区分がエスクローであってかつ配達日の値がある場合は抽出したデータの加盟店IDをキーに前記加盟店情報テーブルを照合し、加盟店の精算口座番号を取得し、キャリアの与信処理機能と連携した与信連携インタフェースモジュールを呼び、キャリア口座から加盟店の精算口座に送金を行い、送金が正常終了したら加入者決済情報テーブルの精算日を更新する加入者決済情報更新手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする。
【0038】
前記精算手段において、前記決済処理時、リアルタイムで実行してもいいし、定まれた時間に一括処理してもよい。
【0039】
売主宛通知手段において、売主宛に送信するパラメータデータはトークン、電話番号、決済処理情報(少なくともキャリアID、決済ID、決済額を含む、プリペイド決済の場合、プリペイド利用情報として支払額と、残額を含む)、配達先情報(少なくとも加入者氏名、加入者住所を含む、但し、取引内容が配達をしない場合、例えば、コンテンツのダウンロードなどの場合、空のデータもいい)を含むことを特徴とする。
【0040】
上記の目的を達成するために、携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと通信可能に構成され、携帯端末を用いた小額振替方法にあって、前記キャリア決済サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記キャリア決済サーバのデータベースには加入者情報テーブル、プリペイド情報テーブルを備え、携帯端末からの小額振替のアクセスの際、パラメータデータから振替先の電話番号と振替金額を抽出するステップと前記端末認証を行うステップと振替先の電話番号がキャリアの加入者かを確認するステップと振替金額が前記プリペイド残高を含め、定まれた金額以下であることを確認するステップを備え、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュールを呼出すステップ、振替金額を入金処理し、入金が成功したら入金額を振替先の電話番号で特定するユーザIDのプリペイド残高に該当するバニューに増額する増額手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする。
【0041】
前記電話番号は一意的な変換でユーザの匿名性を保つことも良い。
【0042】
携帯端末からキャリア決済サーバにアクセスは無線インターネットでもいい。
【0043】
配達携帯端末から配達センターサーバにアクセスは無線インターネットでもいい。
【発明の効果】
【0044】
本発明の携帯端末を用いてプリペイド及びポストペイド決済システム、ポイントサービスシステムによればインターネットを介したオンライン環境の取引、ネットオークション、又はオフライン環境の取引の決済の際、現金、クレジットカードまたはポイントカードなどを持参することなく決済が出来るし、ポイントを利用した決済またはポイントを貯めることもできる。
【0045】
本発明の携帯端末を用いた小額振替方法によれば例え、親が子供に現金ではなく携帯端末を用いて小遣いをあげることもできる。
【0046】
本発明の携帯端末を用いたエスクローサービスシステムによれば携帯端末の持ち主がオンラインショップで商品などを購入した場合、買主は代価を売主の口座ではなくキャリアの口座に入金して預かって置く、売主は対価の支払済みになったら商品を発送し、買主は商品が届いたら受領確認し、配達員は配達携帯端末で配達伝票の2次元コード画像を読取り操作を行い、キャリアは預かった支払金を売主に精算することにより、オンラインで安全かつ信頼できる取引が出来る。
【0047】
本発明の携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム,小額振替方法、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステムによればオンライン環境の取引、又はオフライン環境の取引の決済のため、現金、クレジットカードまたはポイントカードなどを持参が不要なのでクレジットカードの紛失又はクレジットカード関連犯罪も予防できる。さらにおサイフケータイ「登録商標」のICチップのような記憶媒体に金銭的価値(バリュー)をデータとしてストアしなくていいので、ICチップが要らないし、盗難や紛失の際、または機種変更の際にも簡単に手続きが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0048】
本発明の実施の形態を、以下図に基づき説明する。
【0049】
図1は、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム,小額振替方法、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステムの構成図である。
【0050】
図1において、売主サーバ装置10と、キャリア決済サーバ装置20と、クライアント端末30と、表示装置40と、携帯電話50と、配達センターサーバ60と、配達携帯端末70を含む。
【0051】
売主サーバ装置10は、通信部11とインターネット99を介してWebサービスを行うWebサーバ12と業務に必要なデータベース14を管理するデータベースサーバ13とを備える。
【0052】
通信部11は、インターネット99と接続し、インターネット99を介して種々の情報のやりとりを行う。
【0053】
Webサーバ12は、ユニークなトークンと取引番号を発行する発行手段12aと、トークン登録手段12bと、取引情報登録手段12c、データ作成手段12d、2次元コード生成手段12eと、画面送信手段12fと、アクセス元判定手段12gと、トークン判定手段12hと、取引情報決済更新手段12iと、トークン更新手段12jと、クライアント通知手段12kと、結果通知手段12lと、取引感謝画面送信手段12mと、決済額計算手段12nと、ポイント情報登録手段12oと、取引情報配達更新手段12pと、動作プログラム格納部12qを備える。
【0054】
データベースサーバ13は、データベース14の中にはキャリア情報テーブル14aと、トークン情報テーブル14b、取引情報テーブル14c、ポイント会員情報テーブル14d、ポイント情報テーブル14eを備える。
【0055】
トークン登録手段12bにあって、発行手段12aで発行したトークンをキーにトークン情報テーブル14bに登録する処理である。
【0056】
取引情報登録手段12cにあって、発行手段12aで発行した取引番号発行をキーに取引情報テーブル14cに登録する処理である。
【0057】
データ作成手段12dにあって、携帯端末が解析可能な定まれたフォーマットにあわせヘッダ部の識別コードにはキャリア決済サーバのURLを特定するコードをデータ部の発行者情報には売主サーバを特定する加盟店IDをトークンには前記トークン発行手段に生成したトークンを設定し、処理区分にはポイント利用有無と取引種別とエスクロー利用が特定できるコードを設定し、データには請求額を設定することを設定する処理である。
【0058】
画面送信手段12fは、インターネット99を介してクライアント端末30からアクセスを受け付けた際に、トークンを発行する発行手段12aで売主サーバにユニークなトークンを発行し、データ作成手段12dで携帯電話50が解析できるファーマットのデータを作成し、作成したデータは2次元コード生成手段12eで2次元コードの画像を作成し、作成した画像とトークンを含む画面を作成してアクセス元であるクライアント端末に送信する処理である。
【0059】
アクセス元判定手段12gにあって、インターネット99を介してキャリア決済サーバからトークンを含む処理結果を受信したら、リクエストのヘッダ情報からアクセス元のアドレス情報を取得して、取得した前記アクセス元のアドレス情報をキーに前記キャリア情報テーブル14aを照合して、ヒットしたら有効なアクセスとして判定し、アクセス元が不正であれば、処理は中止することになる。
【0060】
トークン判定手段12hにあって、インターネット99を介してキャリア決済サーバからトークンを含む処理結果を受信したら、受信したトークンをキーに前記トークン情報テーブル14bを照合してトークン発行時刻を取得し、キャリア決済サーバから受信した時点の時刻とトークン発行時刻の差が定まった時間の以内(例え60秒)であればトークンは有効であるが定まった時間を越えたらトークンは無効で処理は中止することになる。
【0061】
取引情報決済更新手段12iにあって、インターネット99を介してキャリア決済サーバからトークンを含む決済処理情報を受信したら、受信したトークンをキーに前記トークン情報テーブル14bを照合して取引番号を取得し、取得した取引番号をキーに取引情報テーブル14cを更新する処理で更新内容は決済処理情報で受信した決済IDと決済額を設定して更新する。
【0062】
トークン更新手段12jにあって、前記アクセス元判定手段12gと、トークン判定手段12hと、取引情報決済更新手段12iの処理が成功したら、前記トークンをキーに前記トークン情報テーブルに更新する。
【0063】
クライアント通知手段12kにあって、売主サーバ側の処理が正常に終了したら、クライアント端末に正常終了を非同期通信で通知する。
【0064】
結果通知手段12lにあって、売主サーバ側の処理結果をキャリアのキャリア決済サーバに通知する処理で、処理結果が成功であれば、成功のステータスをレスポンスする。処理果が失敗であれば、失敗のステータスをレスポンスする。
【0065】
取引感謝画面送信手段12mにあって、クライアント通知手段12kにより、クライアント端末に通知したら、クライアント端末が自動的に行う画面遷移の要求に応答する取引感謝画面の送信処理である。
【0066】
決済額計算手段12nにあって、インターネット99を介してキャリア決済サーバから少なくとも請求額と電話番号をパラメータとしてポイント利用後の決済額の要求があったら、パラメータの電話番号をキーにポイント情報テーブルeを照合に有効なポイント額を取得し、パラメータの請求額から有効なポイン額の差額を返す処理である。
【0067】
ポイント情報登録手段12oにあって、インターネット99を介してキャリア決済サーバから少なくともトークン、電話番号、決済処理情報をパラメータとして受信したら、受信したトークンをキーに前記トークン情報テーブル14bを照合して取引番号を取得し、取得した取引番号をキーに取引情報テーブル14cを照合して、請求額と決済額の差額でポイント利用額の計算と決済額で売主の定まれたルールに従って発生ポイントを取得し、パラメータの電話番号と取引番号をキーにして今回取引の発生ポイントと利用ポイントをポイント情報テーブル14eに登録する処理である。またポイント会員ではない初回の携帯端末を用いた決済の場合、ポイント会員情報テーブルに前記電話番号をキーに簡易会員登録処理である。
【0068】
取引情報配達更新手段12pにあって、インターネット99を介してキャリア決済サーバから少なくとも決済IDをパラメータとして配達完了の通知を受信したら、受信した決済IDをキーに取引情報テーブル14cの配達日を更新する処理である。
【0069】
動作プログラム格納部12qは、Webサーバ12の動作を規定する動作プログラムを格納しているところで、本実施例では、Webサーバ12は動作プログラム格納部12qからプログラムを起動させ、Webサーバ12の定めた機能を実現する。
【0070】
キャリアのキャリア決済サーバ装置20は、キャリアの専用ネットワークである携帯ネットワーク21とインターネットとの通信のためゲートウェイ22と、Webサービスを行うWebサーバ23と決済に必要なデータベース25を管理するデータベースサーバ24とを備える。
【0071】
Webサーバ23は、パラメータデータ抽出手段23a、URL取得手段23b、固体識別番号取得手段23c、端末認証手段23d、決済額取得手段23e、決済処理手段23f、売主宛通知手段23g、携帯端末通知手段23h、配達完了登録手段23i、与信連携インタフェースモジュール23j、動作プログラム格納部23k、配達センター宛結果通知23l、小額振替手段23mを備える。
【0072】
データベースサーバ24は、データベース25の中に加入者情報テーブル25aと加盟店情報テーブル25bと、加入者決済情報テーブル25c、プリペイド情報テーブル25dを備える。
【0073】
パラメータデータ抽出手段23aとは、携帯端末からアクセスした際に、リクエストのパラメータから少なくとも発行者情報から加盟店ID、トークン、処理区分、請求額、加入者情報から電話番号を取得する処理で、取得した加盟店IDをキーに加盟店情報テーブル25bから通知URLを取得する通知URL取得手段23b、固体識別番号取得手段23cにより、リクエストのヘッダから固体識別番号を取得し、取得した個体識別番号をパラメータの電話番号をキーにして加入者情報テーブル25aを照合し、ヒットしたらアクセス元の携帯端末は正常であることを認証する端末認証手段23dを備える。
【0074】
決済額取得手段23eとは、前記パラメータの処理区分がポイント利用の場合、通知URL取得手段23bにより取得した通知URL宛に前記電話番号と請求額をパラメータに設定して決済額を要求し,結果を取得する処理である。
【0075】
決済処理手段23fとは、決済処理100で別途説明する。
【0076】
売主宛通知手段23gとは、決済処理手段23fの処理が成功したら、パラメータとしてトークン、電話番号、決済処理情報(決済ID、キャリアID、決済額)、配送が必要な取引の場合、配送先情報(加入者氏名、加入者住所)を設定して通知URL取得手段23bで取得した通知URL宛に送信する処理である。
【0077】
携帯端末通知手段23hとは、売主宛通知手段23gにより前記売主サーバのURLである前記通知URL宛に送信して、返事として処理結果のステータスを受信したらステータスにあわせ、正常またはエラーの結果をアクセス元である携帯電話50に通知する処理である。
【0078】
配達完了登録手段23iとは、インターネット99を介して配送センター60から少なくとも決済IDをパラメータとして配達完了の通知を受信したら、受信した決済IDをキーに加入者決済情報テーブル25cの配達日を更新する処理である。
【0079】
与信連携インタフェースモジュール23jとは、キャリアとクレジットカード会社又は金融機関との与信処理のビジネスロールを実現するモジュールであって、クレジットカード決済または預金口座振替などを実現する。
【0080】
動作プログラム格納部23kは、Webサーバ23の動作を規定する動作プログラムを格納しているところで、本実施例では、Webサーバ23は動作プログラム格納部23kからプログラムを起動させ、Webサーバ23の定めた機能を実現する。
【0081】
配達センター宛結果通知23lとは、配達センターから配達完了を受信して、配達完了登録手段23iと売主サーバの取引情報配達更新手段12pの処理の結果をアクセス元である配達センター宛に応答する処理である。
【0082】
小額振替手段23mとは、携帯端末からの小額振替のアクセスの際、パラメータデータから振替先の電話番号と振替金額を抽出するステップと前記端末認証を行うステップと振替先の電話番号がキャリアの加入者かを確認するステップと振替金額が前記プリペイド残高を含め、定まれた金額以下であることを確認するステップを備え、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュール23jを呼出すステップ、振替金額を入金処理し、入金が成功したら入金額を振替先の電話番号で特定するユーザIDのプリペイド残高に該当するバニューに増額する機能を実現する。
【0083】
決済処理100において、プリペイド残高取得手段100aと、プリペイドチャージ手段110と、バニューの減算手段100b、ポストペイド決済手段100c、決済情報登録手段100d、精算手段120を備える。
【0084】
プリペイド残高取得手段100aとは、固体識別番号取得手段23cにより取得した固体識別番号をキーに加入者情報テーブル25aからユーザIDを取得し、取得したユーザIDをキープリペイド情報テーブル25dからバニューの値を取得する処理である。
【0085】
プリペイドチャージ手段110において、チャージ額計算110a,入金処理110b,バニュー増額処理110cを備える。
【0086】
チャージ額計算110aとは、チャージ金額はチャージ可能最大額からプリペイド残高取得手段100aにより取得したプリペイド残高の差額である。
【0087】
入金処理110bとは、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュール23jを呼び、チャージ額計算110aにより計算したチャージ額を入金処理する処理である。
【0088】
バニュー増額処理110cとは、前記取得したユーザIDをキーにしてプリペイド情報テーブル25dに入金処理110bで入金した額をバニューの値に増額する処理である。
【0089】
バニューの減算手段100bとは、前記取得したユーザIDをキーにしてプリペイド情報テーブル25dに決済額をバニューの値に減算する処理である。
【0090】
ポストペイド決済手段100cとは、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュール23jを呼び、決済額を入金処理する処理である。
【0091】
決済情報登録手段100dとは、ユニークな決済IDを発行し、前記取得したユーザIDとパラメータデータ抽出手段23aで抽出した加盟店IDと前記決済IDをキーにして前記決済額と決済日を設定し、精算区分はパラメータデータ抽出手段23aで抽出した処理区分により判定して通常精算かまたはエスクロー決済かを判定して設定して加入者決済情報テーブル25cに新規登録する処理である。
【0092】
精算手段120において、精算対象抽出120a、送金処理120b,加入者決済情報更新手段120cを備える。
【0093】
精算対象抽出120aとは、加入者決済情報テーブル25cから精算日の値がないデータを抽出する処理である。
【0094】
送金処理120bとは、精算対象抽出120aで抽出したデータの精算区分が通常の場合、または精算区分がエスクローであってかつ配達日の値がある場合は抽出したデータの加盟店IDをキーに加盟店情報テーブル25bを照合し、加盟店の精算口座番号を取得し、キャリアの与信処理機能と連携した与信連携インタフェースモジュール23jを呼び、キャリア口座から加盟店の精算口座に決済額を送金する処理である。
【0095】
加入者決済情報更新手段120cとは、送金処理120bが正常終了したら加入者決済情報テーブル25cの精算日を更新する処理である。
【0096】
クライアント端末30は、ユーザが操作するパソコン等の端末であって、周知のウェブブラウザを起動して、インターネットを介して種々の情報のやりとりを行う。
【0097】
クライアント端末30にあって、前記売主サーバに非同期通信の処理結果通知要求手段30aと前記クライアント通知手段12kにより、前記売主サーバから処理結果を受信したら、ユーザが入力操作することなく次画面である取引感謝画面に遷移を要求する自動画面遷移手段30bを備える。処理結果通知要求手段30aと自動画面遷移手段30bは周知のウェブブラウザを起動した後、機能されるスクリプトである。
【0098】
表示装置40は、周知のモニタで2次元コードの画像などを表示する。
【0099】
携帯電話50は、ユーザが操作する携帯電話等の端末であって、無線基地局87と無線通信ネットワーク88と携帯ネットワーク21を介してキャリア決済サーバと種々の情報のやりとりを行う。
【0100】
携帯電話50は、クライアント端末30の表示装置40に表示された2次元コードを読取る操作により、定まれたフォーマットに関連付けられたURLに自動アクセスする機能が動作している携帯端末で自動アクセスする際には前記データ部の内容を、送信パラメータに設定し、さらに携帯端末の加入者情報を送信する。
【0101】
センターサーバ装置60は、通信部61とインターネット99を介してWebサービスを行うWebサーバ62と業務に必要なデータベース64を管理するデータベースサーバ63とを備える。
【0102】
通信部61は、インターネット99と接続し、インターネット99を介して種々の情報のやりとりを行う。
【0103】
Webサーバ62は、配達情報登録手段62a、キャリア決済サーバアクセス手段62b、動作プログラム格納部62cを備える。
【0104】
データベースサーバ63は、データベース64の中にキャリア情報テーブル64aと、配達情報テーブル64bを備える。
【0105】
配達情報登録手段62aとは、配達携帯端末70からアクセスの際、少なくともパラメータとして依頼主ID、キャリアID、決済IDを受信して配達情報テーブル64bに登録する処理である。
【0106】
キャリア決済サーバアクセス手段62bとは、配達携帯端末70からアクセスの際、パラメータからキャリアIDを抽出し、抽出したキャリアIDをキーにしてキャリア情報テーブル64aを照合してキャリア決済サーバのURLを取得し、取得したURL宛にパラメータとして決済IDを設定してアクセスする処理である。
【0107】
動作プログラム格納部62cは、Webサーバ63の動作を規定する動作プログラムを格納しているところで、本実施例では、Webサーバ63は動作プログラム格納部62cからプログラムを起動させ、Webサーバ63の定めた機能を実現する。
【0108】
配達携帯端末70は、配達員が操作する携帯電話等の端末であって、無線基地局87と無線通信ネットワーク88とインターネットを介して配達センターサーバと種々の情報のやりとりを行う。
【0109】
配達携帯端末70は、配達伝票80に印刷された2次元コードを読取る操作により、2次元コードに含まれた依頼主ID、キャリアID、決済IDをパラメータとして設定して配達センターURL宛にアクセスする。
【0110】
配達伝票80は、配達伝票80の2次元コードには少なくとも依頼主ID、キャリアID、決済IDが含まれている。
【0111】
図2は、図1の決済処理手段23fのブロック図である。
【0112】
図3は、図1に示した携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム,ポイントサービスシステムの動作を説明するシーケンス図である。
【0113】
図3のシーケンス図の説明にあって、ユーザはクライアント端末でウェブブラウザを起動して売主サーバにアクセスし、取引を行い、携帯端末を用いた決済を決定し、ポイント使用有無を選択して決済画面を要求する(ステップS1)、クライアント端末からの決済画面要求により、前記Webサーバ12は、トークンと取引番号を発行する発行手段12a、トークン登録手段12b、取引情報登録手段12c、データ作成手段12d、2次元コード生成手段12e、画面送信手段12fが順次実行され(ステップS2)、クライアント端末は画面を受信して表示装置に表示し、前記売主サーバに非同期通信の処理結果通知要求手段30aが実行され(ステップS3)、ユーザは表示装置40に表示された2次元コードを読取る操作を行うと、携帯電話50は定まれたフォーマットに関連付けられたURLに自動アクセスする機能が実行され(ステップS4)、キャリア決済サーバのWebサーバ23は、パラメータデータ抽出手段23a、URL取得手段23b、固体識別番号取得手段23c、端末認証手段23d、処理区分がポイント利用の場合、決済額取得手段23eが順次実行され(ステップS5)、Webサーバ12は、キャリア決済サーバからのポイント利用後の決済額要求に応じて決済額計算手段12nが実行され(ステップS6)、処理区分がポイント非利用の場合は請求額が決済額になるし、決済処理手段23fと売主宛通知手段23gが順次実行され(ステップS7)、Webサーバ12は、アクセス元判定手段12gと、トークン判定手段12hと、取引情報決済更新手段12iと、トークン更新手段12jと、ポイント情報登録手段12o、クライアント通知手段12kと、結果通知手段12lが順次実行され(ステップS8)、クライアント端末は処理結果を受信したら、ユーザが入力操作することなく次画面である取引感謝画面に遷移を要求する自動画面遷移手段30bが実行され(ステップS9)、Webサーバ12は、ステップS9により取引感謝画面送信手段12mが実行され(ステップS10)、Webサーバ23は、売主サーバからの処理結果通知により、携帯電話50に処理結果を知らせる携帯端末通知手段23hが実行され(ステップS11)。
【0114】
図4は、図1に示した携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム, エスクローサービスシステムの動作を説明するシーケンス図である。
【0115】
図4のシーケンス図の説明にあって、配達員は配達携帯端末を用いて配達伝票に印刷されている2次元コードの画像を読取る操作により、配達携帯端末から配達センターサーバにアクセスして、配達完了を通知する(ステップS1)、Webサーバ62は、配達情報登録手段62aとキャリア決済サーバアクセス手段62bが順次実行され(ステップS2)、キャリア決済サーバのWebサーバ23は、配達完了登録手段23iの実行と売主サーバに決済IDをパラメータに設定して配達完了を通知する(ステップS3)、Webサーバ12は、キャリア決済サーバのWebサーバ23から配達完了通知を受信したら取引情報配達更新手段12pの実行とキャリア決済サーバのWebサーバ23に処理結果を応答する(ステップS4)、Webサーバ23は、処理の結果を配達センターサーバに応答する。(ステップS5)
【0116】
図5は、図3シーケンス図のS5、S7、S11の動作を説明するフローチャート図である。
【0117】
図5のフローチャート図の説明にあって、S1においては、パラメータデータ抽出手段23aが実行され。S2においては、URL取得手段23bが実行され、少なくとも通知URLの取得処理を行い、成功か失敗かが判定され、判定結果が否定の場合はS10に移行するが、肯定の場合にはS3に移行する。S3においては、固体識別番号取得手段23cが実行され、携帯電話50の固有の固体識別番号を取得する、S4においては、端末認証手段23dが実行され、ヒットの有無が判定され、ヒットが無の場合S10に移行するが、ヒットが有の場合はS5に移行する。S5においては、S1で取得したパラメータである処理区分が判定され、処理区分がポイント利用の場合はS6に移行するが、処理区分がポイントを利用しない場合はパラメータの請求額は決済額にして決済処理を行うS7に移行する。S6においては、決済額取得手段23eを実行し、決済額を取得する。S7においては、決済関連の一連の処理が実行され、S8においては、一連の処理が正常の場合、結果を売主サーバに送信する売主宛通知手段23gが実行され、S9においては、一連の処理が正常の場合、結果をアクセス元である携帯電話50に通知する携帯端末通知手段23hが実行され、S10においては、エラーが発生した場合にあって、エラーの内容を携帯電話50に応答し、処理を終了する。
【0118】
図6は、図5フローチャート図のS7の動作である決済処理を説明するフローチャート図である。
【0119】
図6のフローチャート図の説明にあって、S1においては、決済額が定まれた金額以下の小額決済かが判定され、小額決済の場合S2に移行するが、決済額が定まれた金額を超えた場合はS6に移行する。S2においては、プリペイド残高取得手段100aが実行され、S3においては、決済額とS2で所得したプリペイド残高の差額が判定され、プリペイド残高が不足の場合、S4に移行するが、プリペイド残高が足りる場合はS5に移行する。S4においては、プリペイドチャージ手段110の一連の処理であるチャージ額計算110a,入金処理110b,バニュー増額処理110cが順次実行され、S5においては、バニューの減算手段100bが実行される。S6においては、ポストペイド決済手段100cが実行される。S7においては、決済情報登録手段100dが実行され、S8においては、精算手段120の一連の処理が実行される。
【0120】
図7は、図6フローチャート図のS8の動作である精算処理を説明するフローチャート図である。
【0121】
図7のフローチャート図の説明にあって、S1おいては、精算対象抽出120aで抽出したデータの精算区分が判定され、精算区分が通常の場合、S3に移行するが、精算区分がエスクローの場合、S2移行する、S2おいては、精算対象抽出120aで抽出したデータの配達日が判定され、配達日の値がある場合、S3に移行するが、配達日の値がない場合は、精算処理を終了する。S3においては、送金処理120bが実行され、S4においては、加入者決済情報更新手段120cが実行される。
【0122】
図8は、図3シーケンス図のS8の動作を説明するフローチャート図である。
【0123】
図8のフローチャート図の説明にあって、S1においては、アクセス元判定手段12gが実行され、アクセス元が不正であればS8に移行するが、正当であればS2に移行する。S2においては、トークン判定手段12hが実行され、トークンが無効の場合はS8に移行するが、有効の場合はS3に移行する。S3においては、ポイント情報登録手段12oが実行され、S4においては、取引情報決済更新手段12iが実行され、S5においては、トークン更新手段12jが実行される。S6においては、結果通知手段12lが実行され、成功のステータスをレスポンスする。 S7においては、クライアント通知手段12kが実行される。S8においては、結果通知手段12lが実行され、失敗のステータスをレスポンスする。
【0124】
図9は、キャリアと携帯電話加入申込みと決済サービス契約の動作を説明するためのフローチャートである。
【0125】
図9のフローチャート図の説明にあって、S1においては、携帯電話加入申込み者(契約者)はキャリア側に契約者情報(氏名・住所・生年月日等)、お支払い方法の指定とお支払い情報を提出することで携帯電話加入と課金契約の申し込みを行い、キャリア側は申込み者の契約者本人確認を行い、利用者の識別に必要な情報を登録したICカードを携帯電話に差し込むことで携帯電話を開通し、キャリアのシステムではユーザIDを発行し、利用者を特定する固体識別番号、携帯電話番号、ユーザIDをデータベースに管理する。
【0126】
S2においては、携帯電話加入者が決済サービスを申し込み、S3においては、パスワードを設定し、キャリア側は加入者情報テーブル25aに少なくとも固体識別番号、ユーザID、ユーザ名、携帯電話番号、パスワード、住所の登録処理を行う。
【0127】
図10は、キャリアと加盟店契約の動作を説明するためのフローチャートである。
【0128】
図10のフローチャート図の説明にあって、S1においては、加盟店申込み者はキャリア側に加盟店情報などを記入した申込書を提出する。S2においては、キャリア側は審査を行い、定また条件をクリアしないと申込は取消になる。S3においては、契約を締結し、加盟店のシステムを構築する。
【0129】
図11から図22のテータベースのテーブルは本発明を説明するためのサンプルである。
図11から図22のテータベースのテーブルのデータは実データではなく例証としてのデータである。
【0130】
図23は、前記データ作成手段12dで作成するデータのファーマットであり、このフォーマットで作成した2次元コードの画像を携帯電話50で読取操作により、キャリア決済サーバに自動アクセスする。
【0131】
以上説明した実施例において、構成図のサーバ装置とサーバのソフトウェアは周知の市販のもので本発明の機能を実現するプログラムを作成し、サーバにロードすることによって実現できる。
【0132】
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0133】
本発明は、オンライン取引の決済、オフライン取引の決済、ポイントサービス、エスクローサービス、小額振替に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0134】
【図1】携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム,小額振替方法、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステムの構成図である。
【図2】図1の決済処理手段23fのブロック図である。
【図3】図1に示した携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム,ポイントサービスシステムの動作を説明するシーケンス図である。
【図4】図1に示した携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム, エスクローサービスシステムの動作を説明するシーケンス図である。
【図5】図3シーケンス図のS5、S7、S11の動作を説明するフローチャート図である。
【図6】図5フローチャート図のS7の動作である決済処理を説明するフローチャート図である。
【図7】図6フローチャート図のS8の動作である精算処理を説明するフローチャート図である。
【図8】図3シーケンス図のS8の動作を説明するフローチャート図である。
【図9】キャリアと携帯電話加入申込みと決済サービス契約の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】キャリアと加盟店契約の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】加入者情報テーブルの構成。
【図12】加盟店情報テーブルの構成。
【図13】加入者決済情報テーブルの構成。
【図14】プリペイド情報テーブルの構成。
【図15】キャリア情報テーブルの構成。
【図16】トークン情報テーブルの構成。
【図17】取引情報テーブルの構成。
【図18】ポイント会員情報テーブルの構成。
【図19】ポイント情報テーブルeの構成。
【図20】配送先情報テーブルの構成。
【図21】配達センター用キャリア情報テーブルの構成。
【図22】配達情報テーブルの構成。
【図23】2次元コード用のデータのファーマット
【符号の説明】
【0135】
10 売主サーバ装置
11 売主サーバ装置の通信部
12 売主サーバのWebサーバ
12a トークンを発行する発行手段
12b トークン登録手段
12c 取引情報登録手段
12d データ作成手段
12e 2次元コード生成手段
12f 画面送信手段
12g アクセス元判定手段
12h トークン判定手段
12i 取引情報決済更新手段
12j トークン更新手段
12k クライアント通知手段
12l 結果通知手段
12m 取引感謝画面送信手段
12n 決済額計算手段
12o ポイント情報登録手段
12p 取引情報配達更新手段
12q 動作プログラム格納部
13 データベースサーバ
14 データベース
14a キャリア情報テーブル
14b トークン情報テーブル
14c 取引情報テーブル
14d ポイント会員情報テーブル
14e ポイント情報テーブル
20 キャリア決済サーバ装置
21 携帯ネットワーク
22 ゲートウェイ
23 キャリア決済サーバのWebサーバ
23a パラメータデータ抽出手段
23b URL取得手段
23c 固体識別番号取得手段
23d 端末認証手段
23e 決済額取得手段
23f 決済処理手段
23g 売主宛通知手段
23h 携帯端末通知手段
23i 配達完了登録手段
23j 与信連携インタフェースモジュール
23k 動作プログラム格納部
23l 配達センター宛結果通知
23m 小額振替手段
24 データベースサーバ
25 データベース
25a 加入者情報テーブル
25b 加盟店情報テーブル
25c 加入者決済情報テーブル
25d プリペイド情報テーブル
30 クライアント端末
30a 非同期通信の処理結果通知要求手段
30b 自動画面遷移手段
40 表示装置
50 カメラ付き携帯端末
60 配達センターサーバ装置
61 配達センターサーバ装置の通信部
62 配達センターサーバのWebサーバ
62a 配達情報登録手段
62b キャリア決済サーバアクセス手段
62c 動作プログラム格納部
63 データベースサーバ
64 データベース
64a キャリア情報テーブル
64b 配達情報テーブル
70 配達携帯端末
80 配達伝票
87 無線基地局
88 無線通信ネットワーク
99 インターネット回線
100 決済処理のブロック図
100a プリペイド残高取得手段
100b バニューの減算手段
100c ポストペイド決済手段
100d 決済情報登録手段
110 プリペイドチャージ手段
110a チャージ額計算
110b 入金処理
110c バニュー増額処理
120 精算手段
120a 精算対象抽出
120b 送金処理
120c 加入者決済情報更新手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システムにあって、前記売主サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記売主のデータベースはトークン情報テーブル、キャリア情報テーブル、取引情報テーブルを備え、クライアント端末から決済処理の要求によりユニークなトークンと取引番号を発行する発行手段と、発行した前記トークンの情報を前記トークン情報テーブルに登録するトークン登録手段と発行した前記取引番号の情報を前記取引情報テーブルに登録する取引情報登録手段と、定まれたフォーマットにあわせてデータを作成するデータ作成手段と、データ作成手段により作成したデータに対して2次元コード画像を生成する2次元コード生成手段と、生成した2次元コード画像をリンクした画面をクライアント端末に送信する画面送信手段を備え、またキャリア決済サーバからトークンと決済処理情報を受信したら、アクセス元が有効か否かのアクセス元判定手段と、アクセス元が有効であれば、受信したトークンをキーにトークン情報テーブルを照合し、トークンが有効か否かを判定するトークン判定手段と、トークンが有効であれば、受信した情報で前記取引情報テーブルを更新する取引情報決済更新手段と、受信したトークンを更新するトークン更新手段と、クライアント端末に決済完了を通知するクライアント通知手段、前記キャリア決済サーバに処理結果を通知する結果通知手段、クライアント端末からトークンをパラメータとして処理結果通知要求があって、決済処理とトークン更新が完了になったら少なくとも取引情報を表示する取引感謝画面送信手段とを機能させるプログラムがインストールされている売主サーバを含むことを特徴とする携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム。
【請求項2】
クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたポイントサービスシステムにあって、前記売主サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記売主のデータベースはポイント会員情報テーブル、ポイント情報テーブルを備え、前記キャリア決済サーバから請求額と電話番号を受信したら、ポイント利用後の決済額を計算する決済額計算手段と、前記キャリア決済サーバからトークン、電話番号と決済処理情報を受信したら、発生したポイントを登録するポイント情報登録手段とを機能させるプログラムがインストールされている売主サーバを含むことを特徴とする携帯端末を用いたポイントサービスシステム。
【請求項3】
クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システムにあって、前記クライアント端末は前記売主サーバから2次元コード画像を表示した画面を受信して表示装置に表示し、トークンをパラメータとして前記売主サーバに非同期通信の処理結果通知要求手段を備え、前記売主サーバから処理結果を受信したら、ユーザが入力操作することなく次画面である取引感謝画面に自動遷移する非同期通信により自動画面遷移手段を機能させるスクリプトが2次元コード画像を表示した画面をクライアント端末の表示装置に表示する際に実行されることを特徴とする携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム。
【請求項4】
配達携帯端末から無線通信ネットワークとインターネットを介して配達センターサーバと、配達センターサーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して、キャリア決済サーバと売主サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたエスクローサービススシステムにあって、前記配達センターサーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記配達センターのデータベースはキャリア情報テーブル、配達情報テーブルを備え、配達員が前記配達携帯端末のカメラを用いて配達伝票の2次元コードを撮像して配達センターサーバにアクセルする操作を行うことにより、前記配達センターサーバは前記配達携帯端末からの配達完了のアクセスの際、配達情報登録手段を備え、キャリア決済サーバアクセス手段を機能させるプログラムがインストールされている配達センターサーバを含むことを特徴とする携帯端末を用いたエスクローサービススシステム。
【請求項5】
クライアント端末からインターネットを介して売主サーバと、また携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと、配達センターサーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して、売主サーバとキャリア決済サーバはインターネットを介して通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステムにあって、前記キャリア決済サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記キャリア決済サーバのデータベースには加入者情報テーブル、加盟店情報テーブル、加入者決済情報テーブル、プリペイド情報テーブルを備え、携帯端末からのアクセスに基づいてパラメータデータ(少なくとも発行者情報から加盟店ID、トークン、処理区分、請求額、加入者情報から電話番号)を抽出する抽出手段と、前記発行者情報から加盟店IDを特定する値をキーに加盟店情報テーブルを照合して売主サーバURLを取得するURL取得手段と、URL取得が出来たら、携帯端末を特定する固体識別番号取得手段と、前記加入者情報から電話番号を特定する値と固体識別番号をキーに前記加入者情報テーブルを照合して有効な端末か否かを判定する端末認証手段と、前記パラメータの処理区分がポイント利用可の場合、ポイント利用後の決済額取得手段と、決済処理手段により決済を行い。前記売主サーバURL宛に決済処理が正常であることを送信する売主宛通知手段と、前記売主サーバから処理結果を受信したら、決済処理結果画面を作成し携帯端末に処理結果を通知する携帯端末通知手段と、配達センターサーバからのアクセスの際には配達完了登録手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステム。
【請求項6】
前記決済処理手段において、決済額が定まれた金額以下の小額の場合、プリペイド残高取得手段と、取得したプリペイド残高が不足の場合、プリペイドチャージ手段と、プリペイド残高であるバニューの減算手段を備え、決済額が定まれた金額を越えた場合、ポストペイド決済手段を備え、加盟店の精算口座に入金を行う精算手段を備え、処理が成功したらユニークな決済IDを発行し、加入者決済情報テーブルに決済情報登録手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする請求項5記載の携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム。
【請求項7】
前記プリペイドチャージ手段において、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュールを呼び、チャージ金額はプリペイド残高を含め、定まれた金額を入金処理し、入金が成功したら入金額をプリペイド残高であるバニューに増額する増額手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする請求項6記載の携帯端末を用いたプリペイド決済システム。
【請求項8】
前記ポストペイド決済手段において、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュールを呼び、前記決済額の入金処理を行うポストペイド決済手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする請求項6記載の携帯端末を用いたポストペイド決済システム。
【請求項9】
前記精算手段において、売主である加盟店の精算口座に送金する処理で、買主の決済完了情報がある加入者決済情報テーブルから精算されてないデータを抽出するステップと、抽出したデータの精算区分が通常の場合、または精算区分がエスクローであってかつ配達日の値がある場合は抽出したデータの加盟店IDをキーに前記加盟店情報テーブルを照合し、加盟店の精算口座番号を取得し、キャリアの与信処理機能と連携した与信連携インタフェースモジュールを呼び、キャリア口座から加盟店の精算口座に送金を行い、送金が正常終了したら加入者決済情報テーブルの精算日を更新する加入者決済情報更新手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする請求項6記載の携帯端末を用いたプリペイド及びポストペイド決済システム、ポイントサービスシステム、エスクローサービスシステム。
【請求項10】
携帯端末から無線通信ネットワークと携帯ネットワークを介してキャリア決済サーバと通信可能に構成され、携帯端末を用いたプリペイド決済システム、小額振替方法にあって、前記キャリア決済サーバは、Webサービスを行うWebサーバとデータベースを備え、前記キャリア決済サーバのデータベースには加入者情報テーブル、プリペイド情報テーブルを備え、携帯端末からの小額振替のアクセスの際、パラメータデータから振替先の電話番号と振替金額を抽出するステップと前記端末認証を行うステップと振替先の電話番号がキャリアの加入者かを確認するステップと振替金額が前記プリペイド残高を含め、定まれた金額以下であることを確認するステップを備え、キャリアの与信処理機能と連携して携帯端末加入者のキャリアと課金契約「クレジットカード又は預金口座振替」に従った方法により、予め備えたキャリア口座に入金処理する与信連携インタフェースモジュールを呼出すステップ、振替金額を入金処理し、入金が成功したら入金額を振替先の電話番号で特定するユーザIDのプリペイド残高に該当するバニューに増額する増額手段を機能させるプログラムがインストールされているキャリア決済サーバを含むことを特徴とする携帯端末を用いたプリペイド決済システム、小額振替方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公開番号】特開2011−141849(P2011−141849A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−3470(P2010−3470)
【出願日】平成22年1月9日(2010.1.9)
【出願人】(707001399)ギルネット株式会社 (7)
【Fターム(参考)】