説明

携帯端末

【課題】携帯端末において、ユーザに水濡れに関する状況を知らせる。
【解決手段】水濡れを検知すると(S1)、タイマーをスタートさせ(S2)、タイマーが9分経過すると、ブザーによる報知を開始させる(S3〜S4)。報知は水濡れの検知が中断するまで継続させる(S5〜S6)。これにより報知に気付いたユーザに、自端末の水場からの退避を期待することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機などの携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯電話機などの携帯端末は、一般に水に弱く、水濡れや水没が故障の原因の一つとなっていたが、近年では、防水機能付きの機種や(特許文献1参照)、水濡れを検出する携帯端末機器(特許文献2参照)が開発されている。
【特許文献1】特開2003-143272号公報
【特許文献2】特開2007-184796号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、防水機能の能力は様々であるが、その能力の説明として、慣習的に「生活防水」、「完全防水」などの用語で説明されることがある。このような用語は、現実にどの程度水に耐えられるのかは一般的なユーザからすると把握しにくい。
「防水」という言葉に過大な期待を抱くユーザであれば、本来の防水能力を超えるような酷な状況下で使用し、携帯端末の短寿命化を招いてしまっているような場合が考えられるし、反対に、携帯端末の水濡れを心配するユーザであれば、必要以上に水濡れを警戒して使用することで、せっかくの防水機能が有効に利用されていない場合も考えられる。
【0004】
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであって、携帯電話機などの携帯端末において、ユーザに水濡れに関する状況を知らせる携帯端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る携帯端末は、自端末の水濡れを検知する検知部と、前記検知部による検知結果に基づいて報知する報知部と前記検知部による水濡れの検知からの時間を計時する計時部とを備え、前記報知部は、計時部により計時された時間が所定時間以上になった場合に、前記報知を行うことを特徴としている。
また、前記計時部は、連続した水濡れ検知の時間を計時し、前記報知部は、前記計時部により計時された連続時間が所定時間を超えると、前記報知を行うとしても構わない。
【0006】
また、前記報知部は、前記検知部による水濡れ検知が無くなるまで、前記報知を継続するとしても構わない。
また、前記報知部は、音、画像、振動、若しくは発光又はこれらの任意の組み合わせにより前記報知を行うとしても構わない。
また、前記画像には、メッセージを含むとしても構わない。
【0007】
また、前記メッセージには自端末の水場からの退避を促す旨のメッセージが含まれるとしても構わない。
【発明の効果】
【0008】
課題を解決するための手段に記載した携帯端末によれば、ユーザに水濡れに関する状況を知らせることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、実施の形態について、携帯端末として携帯電話機を例に挙げて説明する。
図1は、携帯電話機1の正面図である。
携帯電話機1は、防水機能を備えており、おおよそ10分程度は、水濡れに耐用できるものとする。
携帯電話機1は、筐体2、ディスプレイ4、操作キー部6、LED8、水濡れセンサ10a〜10eを備える。
【0010】
筐体2は、各種電子部品などを収納する。
ディスプレイ4は、例えば液晶方式であり、ユーザに対して各種表示を行う。
操作キー部6は、ダイヤルキーなど一般的な携帯電話機が備えるキーにより構成されている。なお、図1では、操作キー部6の位置を点線で囲むだけで各キーの図示は省略している。
【0011】
LED8は、点消灯を行うことで、ユーザに着呼やメール着信などを知らせる。
水濡れセンサ10a〜10eは、端子から構成されている。端子は水が接触すると抵抗値が変動するので、抵抗値をモニターすることで水濡れを検知することができる。
水濡れセンサ10a,10b,10d,10eの4つは、筐体2の角に設けられており、水濡れセンサ10cは、操作キー部6の底面に設置されている。
【0012】
なお、水濡れセンサ10a〜10eとしては、例えば水濡れによる導通状態を検出するセンサである、特開2007-184796に開示されている水濡れセンサを用いることができる。
図2は、携帯電話機1の機能ブロック図である。
携帯電話機1は、表示制御部20,音声制御部22,LED制御部24,報知制御部26,計時部28,検知部30,操作部32,通信部34,放送受信部36を備える。
【0013】
表示制御部20は、ディスプレイ4の表示を制御する。
音声制御部22は、スピーカ12の出力や、ブザー14の振動を制御する。なお、スピーカ12及びブザー14は筐体2に内蔵されている。
LED制御部24は、所定の点灯パターンに従ってLED8の点消灯を制御する。
検知部30は、水濡れセンサ10a〜10eを含んで構成され、水濡れを検知する。
【0014】
計時部28は、検知部30の水濡れ検知からの時間を計時するタイマーである。
報知制御部26は、計時部28が計時した時間が一定時間以上となった場合に、音声制御部22または表示制御部20へと報知に関する指示を送って報知を行わせる。
操作部32は、ユーザからキー入力を受け付ける入力インターフェイスであり、操作キー部6を含んで構成されている。
【0015】
通信部34は、通話や、携帯メールなど一般的な携帯電話機が備える通信機能を実現する。
放送受信部36は、放送波を受信してテレビ機能を実現する。
<動作例1>
図3は、携帯電話機1が行う水濡れ報知処理を示すフローチャートである。
【0016】
水濡れ報知処理では、検知部30において水濡れを検知すると(S1:YES)、報知制御部26は、計時部28のタイマーをスタートさせる(S2)。
なお、ステップS1の水濡れ検知の判断は、例えば、水濡れセンサ10a〜10eの端子のいずれかの抵抗値が閾値を下回った場合などに水濡れと判断する。
報知制御部26は、タイマースタート後も、検知部30の状況を監視し、抵抗値が水濡れ検知前の値に戻ったことを判断すれば(S3:「水濡れ検知中断」)、計時部28のタイマーをリセットする(S7)。
【0017】
なお、この報知制御部26による、検知部30の抵抗値が水濡れ検知前に戻ったことを判断する場合には、例えば、この抵抗値が一瞬でも水濡れ検知前の値に戻った場合や、この抵抗値が水濡れ検知前の値に戻った時間が所定時間以上となった場合や、この抵抗値が水濡れ検知前の値に戻った回数が所定回数以上となった場合などを適宜選択して、又はこれらを任意に組み合わせて用いることができる。本実施形態では、検知部30の抵抗値が水濡れ検知前の値に戻ったことを判断する場合は、この抵抗値が一瞬でも水濡れ検知前の値に戻った場合をいうものとする。
【0018】
また、計時部28のタイマーが9分を経過すれば(S3:「タイマー9分経過」)、報知制御部26は、音声制御部22にブザーによる報知の開始を示す指示を送る。指示を受けた音声制御部22は、ブザー14を振動させて報知を開始する(S4)。
ここで、S3においてタイマーの監視時間を9分としたのは、前述のように、本実施形態の携帯電話機1の水濡れ耐用時間が10分であるため、この10分に到達する前の時間の一例として9分を挙げたものである。したがって、本発明では、水濡れを検知して報知するまでの時間として、図3のS3に示されるような9分に限定されるものではなく、本実施形態の携帯電話機1の水濡れ耐用時間がA時間であるとすれば、Bを所定の時間として、A−B時間を水濡れを検知して報知(図3ではブザーによる報知)するまでの時間とすることができる。
【0019】
報知開始後、報知制御部26は、水濡れ検知中断を判断すると(S5:YES)、音声制御部22にブザーによる報知の終了を示す指示を送り、ブザー報知を停止させ(S6)、計時部28のタイマーをリセットする(S7)。なお、S5における水濡れ検知中断の判断は、前述のS3の判断と同様の判断とすることができる。すなわち、報知制御部26による、検知部30の抵抗値が水濡れ検知前に戻ったことを判断する場合には、例えば、この抵抗値が一瞬でも水濡れ検知前の値に戻った場合や、この抵抗値が水濡れ検知前の値に戻った時間が所定時間以上となった場合や、この抵抗値が水濡れ検知前の値に戻った回数が所定回数以上となった場合などを適宜選択して、又はこれらを任意に組み合わせて用いることができる。本実施形態では、検知部30の抵抗値が水濡れ検知前の値に戻ったことを判断する場合は、この抵抗値が一瞬でも水濡れ検知前の値に戻った場合をいうものとする。
【0020】
図4は、図3に示した水濡れ報知処理の具体例を示す図である。
図4(a)は、携帯電話機1のテレビ機能を利用してテレビを視聴しているユーザを示す。ユーザは浴槽40につかっており、ユーザの傍らにある携帯電話機1は水濡れを検知している状態にある。
図4(b)に示すように、水濡れ検知から9分経過すると、携帯電話機1のブザー14が鳴り出す。なお、動作例1においては、図4(b)に示すように、ブザー14による報知に加えて、報知制御部26はテレビ機能を停止させている。テレビ機能を停止させることで、テレビに夢中になっているユーザへも効果的に知らせることができる。
【0021】
このように、水濡れ検知から一定時間経過すると、携帯電話機1が備える機能を停止(中断)させることで、より報知の効果を強化することができる。
もちろん、本発明ではこのように機能を停止する場合に限定されるものではなく機能を停止しない、あるいは機能を一部停止(例えば、ブザー14の音と妨げとならないように、テレビの映像出力はそのままで音声出力だけを停止する。)するとしても良い。
【0022】
なお、停止する機能としては、上記テレビ機能に限らず、携帯電話機が一般に備えるメール機能、ラジオ機能、電卓機能、スケジュール機能などが挙げられる。
図4(c)に示すように、ブザー14の音に気付いたユーザが浴槽40から出て携帯電話機1を水濡れしない場所に移動させると、携帯電話機1は水濡れ検知が中断しブザー14の報知を終了する。
【0023】
以上説明したように、本実施の形態における動作例1によれば、携帯電話機1は、水濡れを9分間検知するとブザーで報知するので、報知に気付いたユーザに対して、自端末を水場から離すことを促すことができる。
また、携帯電話機1が水濡れに耐用できる時間(約10分間)よりも、手前の時間(9分経過)に報知するので、携帯電話機1内部に水が侵入することによる不具合(例えば、筐体2内の電子部品のショートなど)を確実に防止できる。
<動作例2>
動作例1ではブザーによる報知であるのに対して、本動作例2では画像の表示により報知を行う。
【0024】
図5は、携帯電話機1が行う水濡れ報知処理を示すフローチャートである。
水濡れ報知処理では、報知制御部26は、計時部28のタイマーをリセットする(S11)。そして、検知部30において水濡れを検知すると(S12:YES)、報知制御部26は計時部28にタイマーをスタートさせる(S13)。
報知制御部26は、水濡れ検知中断を判断すると(S14:水濡れ検知中断)、S11のタイマーリセットに戻る。
【0025】
なお、S14における水濡れ検知中断の判断は、前述のS3の判断と同様とすることができる。すなわち、報知制御部26による、検知部30の抵抗値が水濡れ検知前に戻ったことを判断する場合には、例えば、この抵抗値が一瞬でも水濡れ検知前の値に戻った場合や、この抵抗値が水濡れ検知前の値に戻った時間が所定時間以上となった場合や、この抵抗値が水濡れ検知前の値に戻った回数が所定回数以上となった場合などを適宜選択して、又はこれらを任意に組み合わせて用いることができる。本実施形態では、検知部30の抵抗値が水濡れ検知前の値に戻ったことを判断する場合は、この抵抗値が一瞬でも水濡れ検知前の値に戻った場合をいうものとする。
【0026】
計時部28のタイマーが3分を経過すれば(S14:小アイコン表示)、報知制御部26は、表示制御部20に小アイコンによる報知を示す指示を送る。指示を受けた表示制御部は、ディスプレイ4の画面の右上に小アイコンを表示する。
図6(a)に小アイコンを表示した画面例を示す。画面50内にはテレビの動画が表示されている領域52があり、領域52の右上には、やや悲しげな顔をした携帯電話機を示す小アイコン54が表示されている。
【0027】
計時部28のタイマーが6分を経過すれば(S14:中アイコン表示)、報知制御部26は、表示制御部20に中アイコンによる報知を示す指示を送る。指示を受けた表示制御部20は、ディスプレイ4の画面の右上に中アイコンを表示する。
図6(b)に中アイコンを表示した画面例を示す。画面60内の、領域6252の右上には、より悲しい顔をした携帯電話機を示す中アイコン64が表示されている。
【0028】
計時部28のタイマーが9分を経過すれば(S14:大アイコン表示)、報知制御部26は、表示制御部20に大アイコンによる報知を示す指示を送る。指示を受けた表示制御部は、ディスプレイ4の画面全体に大アイコンを表示する。
図6(c)に大アイコンを表示した画面例を示す。画面70内には、泣き顔の携帯電話機を示すアイコン72と「水濡れを検知しました。ケータイ電話が故障する恐れがありますので、水場から離してください。」という自端末の水場からの退避を促す旨の内容を含むメッセージ74が表示されている。また、画面50,60とは異なり画面70全体にアイコン72が表示されているので、テレビ機能は使用不可の状態となっている。
【0029】
このように、動作例2によれば、画像の表示により水濡れを報知するので、ユーザが画面に特に注目している状況下(例えば、テレビ機能やメール機能を利用している状況など)で好適に水濡れ状況を知らせることができる。
また、アイコン54,64,72やメッセージ74によって水濡れの危険度を詳細にユーザに知らせることができる。
【0030】
さらに、3分、6分、9分と時間が経過するに連れて報知の程度を段階的により目立たせるため、携帯電話機1の筐体内に迫る水侵入の危機を的確にユーザに知らせることができる。
ここで、上記動作例2では、時間の経過と共に大きさが変化する3つのアイコン54,64,72を表示するとしたが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、タイマーの経過と共に表示される画像の一例としての表示するアイコンの数として、3つに限定するものではなく、少なくとも1以上の数であれば良い。また、タイマーの経過と共に表示される画像の大きさとしても特に限定するものではなく、表示される複数の画像が全て同じ大きさであっても良いし、徐々に大きくなる場合に限定されるものではなく、大きさに統一又は順序がなくても良い。また、タイマーの経過と共に表示される画像としては、上記動作例2に示されるような携帯電話機と顔とを組み合わせた画像のアイコンに限定されるものではなく、たとえば、数字などによる経過時間を示すものであったり、青色、黄色、赤色といったような順序で色が変化していったりするなど、ユーザーに経過時間を認識させるものであれば足り、その画像の形式は特に限定されない。また、タイマーの経過と共に表示される画像の表示位置についても、図6に示される例に限定されるものではなく、その位置は画面内において適宜選択することが出来る。
<補足>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するための各種形態においても実施可能であり、例えば、以下であってもよい。
(1)報知までの時間の決定方法
動作例1では、水濡れの耐用時間を勘案して、報知までの時間を決定する例について説明したが、報知するまでの時間はJISの保護等級を利用して決定することもできる。
【0031】
具体的には、日本工業規格(JIS)の水の侵入に対する保護等級(JIS C 0920)において、ある保護等級の認定試験で30分の水濡れに対する耐用が認定されれば、30分より少し手前の時間(例えば、25分経過)に報知するようにしてもよい。
また、認定試験において実際に検知された水濡れセンサの抵抗値を、水濡れ検知の閾値と設定することで好適な検知を実現できる。
(2)報知手段の変形例
実施の形態の動作例1,2では、音や画像の表示による報知の例について説明したが、報知手段はこれに限らず要はユーザの五感で認識可能な形であればよい。例えば、LED8の発光や筐体2内のバイブレータ(不図示)の振動により報知してもよい。
【0032】
また音と画像の表示との組み合わせなど、上述した報知手段を適宜組み合わせて報知するようにしても構わない。
(3)報知終了の条件
実施の形態の動作例1では、水濡れ検知中断すると同時に報知を終了するとして説明したが、直ちに終了することで、水濡れが解消されたと思ったユーザが再び携帯電話機を水濡れに晒してしまうことも考えられる。
【0033】
そこで、水濡れ検知中断から一定時間(水濡れが完全に乾き切ると推測される時間とする。)経過後に報知を終了するとしてもよい。
(4)水濡れの時間経過で報知する効果
従来の防水機能を備える携帯電話機は、「防水」を過信するユーザにより酷使される傾向にある。これを受けて、過酷な環境に耐えられるように、必要以上に配慮した防水機能の設計がなされていることがある。
【0034】
本実施の形態によれば、メーカー側の耐水保証時間をユーザに対して意識させることができるので、過剰な防水機能の設計を回避することができる。
すなわち、使用する部品を防水用のものではなく通常の部品としたり、防水用の分厚い端末ではなく薄い端末を採用できるなど、防水機能に関する設計に起因するコスト高を抑制できる。
(5)報知条件
実施の形態では、時間に関する条件に基づいて報知を開始するとして説明したが、時間に限らず、例えば、水濡れセンサ10a〜10eの抵抗値が急変した場合など、激しい水濡れに晒されたと推測される場合には直ちに報知しても構わない。あるいは、抵抗値から推測される水濡れの程度に応じて報知までの時間の長短を可変してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】携帯電話機1の正面図
【図2】携帯電話機1の機能ブロック図
【図3】携帯電話機1が行う水濡れ報知処理を示すフローチャート
【図4】図3に示した水濡れ報知処理の具体例を示す図
【図5】携帯電話機1が行う水濡れ報知処理を示すフローチャート
【図6】図5に示した水濡れ報知処理の具体例を示す図
【符号の説明】
【0036】
1 携帯電話機
2 筐体
4 ディスプレイ
6 操作キー部
8 LED
10a〜10e 水濡れセンサ
12 スピーカ
14 ブザー
20 表示制御部
22 音声制御部
26 報知制御部(報知部)
28 計時部
30 検知部
36 放送受信部
40 浴槽
50,60,70 画面
54,64,72 アイコン
74 メッセージ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自端末の水濡れを検知する検知部と、
前記検知部による検知結果に基づいて報知する報知部と
前記検知部による水濡れの検知からの時間を計時する計時部とを備え、
前記報知部は、計時部により計時された時間が所定時間以上になった場合に、前記報知を行う
ことを特徴とする携帯端末。
【請求項2】
前記計時部は、連続した水濡れ検知の時間を計時し、
前記報知部は、前記計時部により計時された連続時間が所定時間を超えると、前記報知を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項3】
前記報知部は、前記検知部による水濡れ検知が無くなるまで、前記報知を継続する
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
【請求項4】
前記報知部は、音、画像、振動、若しくは発光又はこれらの任意の組み合わせにより前記報知を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯端末。
【請求項5】
前記画像には、メッセージを含む請求項4に記載の携帯端末。
【請求項6】
前記メッセージには自端末の水場からの退避を促す旨のメッセージが含まれる
ことを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate