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携帯電子機器、その制御方法及びプログラム
説明

携帯電子機器、その制御方法及びプログラム

【課題】 手間を掛けずにできるだけ詳細なライフログを取る。
【解決手段】 ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段(6)と、前記撮影手段によって生成された撮影画像と位置検出手段(14)で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段(24)と、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段(14゛17)と、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段(25)と、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段(5)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電子機器、その制御方法及びプログラムに関し、詳細には人間の生活を長期間に渡りデジタルデータとして記録する、いわゆる「ライフログ」に用いることができる携帯電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ライフログに関する従来技術としては、たとえば、常時撮影された映像と常時収集された音響とから、映像情報と音響情報とを含む視聴覚情報を生成するとともに、この視聴覚情報に時刻情報を付加してサーバに蓄積する技術(以下、第1の従来技術という)(特許文献1)や、ライフログ用途としての自動撮像を行う撮像装置に関する技術(以下、第2の従来技術という)(特許文献2)などがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−244691号公報
【特許文献2】特開2009−049951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、第1の従来技術は、映像情報と音響情報に時刻情報を付加してサーバに蓄積するものに過ぎず、また、第2の従来技術は、ユーザの脈波情報に基づいて撮像動作設定を行うものに過ぎず、いずれも、映像や音響といった特定のデータの記録しか行うことができないから、詳細なライフログを取ることができないという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、手間を掛けずにできるだけ詳細なライフログを取ることができる携帯電子機器、その制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段と、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段と、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段と、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段とを備えたことを特徴とする携帯電子機器である。
請求項2に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置と、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置の双方を同じ1つの地図上に識別表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器である。
請求項3に記載の発明は、現在日時を取得する日時取得手段を更に備え、前記第1の保存手段は、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置及び前記日時取得手段で取得した現在日時とを関連付けして記録保存し、前記第2の保存手段は、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置及び前記日時取得手段で取得した現在日時とを関連付けして記録保存することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯電子機器である。
請求項4に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置および日時に基づいて、複数の撮影画像の撮影順を示す軌跡を地図上に表示し、または、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置および日時に基づいて、複数のイベントの発生順を示す軌跡を地図上に表示することを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器である。
請求項5に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置および日時と、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置および日時とに基づいて、撮影とイベント発生の前後関係が識別可能となるように、撮影とイベント発生の双方の順を示す軌跡を地図上に表示することを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器である。
請求項6に記載の発明は、さらに、日時範囲を指定する指定手段を備え、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報の中から、この日時範囲指定手段で指定された日時範囲の情報を抽出して地図上に識別表示することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の携帯電子機器である。
請求項7に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲の情報を全て含むように地図の縮尺を決定することを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器である。
請求項8に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲内の日時と関連付けられた撮影画像を全て含むように地図の縮尺を決定した後、この決定した縮尺の地図範囲内の位置と関連付けられたイベントを抽出して、この地図範囲内の撮影位置およびイベント発生位置を識別表示する画像優先表示モードと、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲内の日時と関連付けられたイベントを全て含むように地図の縮尺を決定した後、この決定した縮尺の地図範囲内の位置と関連付けられた撮影画像を抽出して、この地図範囲内のイベント発生位置および撮影位置を識別表示するイベント優先表示モードとを選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器である。
請求項9に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像の中から指定された条件に合致する撮影画像を抽出した後、この抽出された撮影画像に関連付けられている撮影位置または撮影日時から所定以内のイベント発生位置またはイベント発生日時を有するイベントを抽出し、抽出された撮影画像の撮影位置および抽出されたイベントのイベント発生位置を地図上に識別表示する画像優先表示モードと、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントの中から指定された条件に合致するイベントを抽出した後、この抽出されたイベントに関連付けられているイベント発生位置またはイベント発生日時から所定以内の撮影位置または撮影日時を有する撮影画像を抽出し、抽出されたイベントのイベント発生位置および抽出された撮影画像の撮影位置を地図上に識別表示するイベント優先表示モードとを選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器である。
請求項10に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像を優先して地図上に表示する画像優先表示モード、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントを優先して地図上に表示するイベント優先表示モード、同位置の画像とイベントを表示する画像andイベント表示モード、全ての画像とイベントを表示する画像orイベント表示モードのいずれかのモードで動作することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の携帯電子機器である。
請求項11に記載の発明は、前記地図表示手段は、地図上に、画像の撮影位置またはイベントの発生位置を示すマーカを表示すると共に、任意のマーカを選択すると、そのマーカに対応する画像またはイベントの詳細情報を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の携帯電子機器である。
請求項12に記載の発明は、さらに、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報をアップロードするアップロード手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の携帯電子である。
請求項13に記載の発明は、現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存工程と、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得工程と、前記イベント情報取得工程によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存工程と、前記第1の保存工程と前記第2の保存工程の双方またはいずれか一方で記憶保存された情報を地図上に識別表示する地図表示工程とを含むことを特徴とする、携帯電子機器の制御方法である。
請求項14に記載の発明は、現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段とを備えた携帯電子機器のコンピュータに、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段としての機能を与えることを特徴とするプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、手間を掛けずにできるだけ詳細なライフログを取ることができる携帯電子機器、その制御方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施形態に係る携帯電子機器の構成図である。
【図2】生体情報検出の概念図である。
【図3】イベントデータベース21の概念構造図である。
【図4】地図データベース22の概念構造図である。
【図5】地点名データベース23の概念構造図である。
【図6】写真データ24の概念構造図である。
【図7】ライフログ25の概念構造図である。
【図8】携帯電子機器1をカメラとして用いる場合の動作フローを示す図である。
【図9】携帯電子機器1をライフログレコーダとして用いる場合の動作フローを示す図である。
【図10】画像&ライフログ一括表示処理の動作フローを示す図(1/2)である。
【図11】画像&ライフログ一括表示処理の動作フローを示す図(2/2)である。
【図12】画像&ライフログ一括表示処理における表示例を示す図である。
【図13】ライフログ25の利用概念図である。
【図14】画像&ライフログ転送処理の動作フローを示す図(1/2)である。
【図15】画像&ライフログ転送処理の動作フローを示す図(2/2)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施形態に係る携帯電子機器の構成図である。この図において、携帯電子機器1は、たとえば、カメラ付きの携帯電話機であり、この携帯電子機器1は、コンピュータ2、メモリ3、タッチパネル4付きの表示部5、カメラ部6、通信部7、電話部8、メール部9、ブラウザ部10、操作部11、時計部12、外部I/F部13、位置検出部14、動き検出部15、大気状態検出部16、生体情報検出部17、データベース部18、外部記憶部19などを備えるとともに、さらに図示を略したバッテリ駆動の電源部を備えている。
【0010】
コンピュータ2は、メモリ3に予め格納されている制御プログラムを実行し、この携帯電子機器1の動作を統括制御する。タッチパネル4付きの表示部5は、たとえば、液晶ディスプレイなどの平面表示デバイスであり、コンピュータ2の制御に従い、所要の情報を可視化して表示する。カメラ部6は、たとえば、CMOSやCCDなどの二次元撮像デバイスであり、コンピュータ2の制御に従い、所定画角内の被写体を静止画又は動画で撮像し、その画像データをコンピュータに出力する。通信部7は、所定周波数帯域の無線通信で最寄りの携帯電話基地局と交信し、電話部8を用いて電話データのやりとりを行い、または、メール部9やブラウザ部10を用いてメールなどのインターネットデータのやりとりを行う。電話部8は、電話の発着信及び送受話を行い、メール部9は、メールの作成やメールの送受信及びメールの閲覧などを行い、ブラウザ部10は、インターネット上のウェブコンテンツの閲覧及びウェブサーバからのデータダウンロード並びにウェブサーバへのデータアップロードを行う。
【0011】
操作部11は、携帯電子機器1の操作に必要な各種ボタンを有し、それらのボタン操作に応じた信号を発生してコンピュータ2に出力する。時計部12は、日付け情報と時間情報とを発生する。外部I/F部13は、外部機器(たとえば、パーソナルコンピュータ20)との間のデータのやりとりを仲介する。
【0012】
位置検出部14は、たとえば、GPS衛星からの信号を受信して携帯電子機器1の現在位置を検出する。動き検出部15は、携帯電子機器1の動きに関する情報(三次元の加速度、角速度等)を検出し、大気状態検出部16は、携帯電子機器1の使用環境における温度や湿度及び気圧などの大気状態に関する情報を検出する。生体情報検出部17は、携帯電子機器1の使用者の生体情報(体温や脈拍及び血圧等)を検出する。
【0013】
データベース部18は、イベントデータベース21、地図データベース22及び地点名データベース23を格納し、外部記憶部19は、カメラ部6で撮像された画像データ24を格納すると共に、後述するライフログ25を格納する。外部記憶部19は、不揮発性の大容量記憶要素であって、たとえば、SDカードとすることができる。
【0014】
図2は、生体情報検出の概念図である。既述のとおり、生体情報検出部17は、携帯電子機器1の使用者の生体情報を検出する。一般的に人体の生体情報のうち特に脈拍や血圧などは心臓の鼓動や血流から検出するが、その検出を人体に触れずに行うことは難しい。このため、生体情報検出部17については、図示のように使用者27の胸部に触れるように首からぶら下げる(a)、使用者27の手首に装着する(b)、または、イヤホン型にして使用者27の耳穴に装着する(c)のいずれかの態様とすることが考えられる。これらの場合、生体情報検出部17と携帯電子機器1との間をケーブル28で接続してもよいが、ケーブル28が邪魔になる場合は、両者の間をブルーツース等の近距離無線29でワイヤレス接続してもよい。
【0015】
図3は、イベントデータベース21の概念構造図である。この図に示すように、イベントデータベース21は、イベント種別フィールド21aと、イベント発生条件フィールド21bと、データ内容フィールド21cとを有しており、イベント種別フィールド21aにイベント種別を格納し、イベント発生条件フィールド21bにイベントの発生条件を格納し、データ内容フィールド21cにイベント種別に応じたデータ内容を格納している。
【0016】
ここで、イベント種別の一例として、気象変化イベント、動き変化イベント、生体情報取得イベント、通信イベントを示す。これらのイベント種別は、各々のイベント発生条件に示されているように、たとえば、気象変化イベントは気象変化時(気温や湿度または気圧の変化時)に発生し、また、動き変化イベントは携帯電子機器1の動き(三次元の加速度や角速度)に変化があったときに発生し、また、生体情報取得イベントはタイマーや手動測定による生体情報の取得時に発生し、また、通信イベントは電話の発着信やメールの送受信時に発生する。
【0017】
気象変化イベント発生時のデータ内容は、そのときの大気状態の情報(気温、気圧、湿度等)であるが、さらに、それらの情報から把握される気象の情報(晴天や曇天などの情報)も含むことができる。
【0018】
また、動き変化イベント発生時のデータ内容は、携帯電話機1の動きから把握できる利用者の行動パターンを示す情報、たとえば、歩行中、自転車で移動中、自動車で移動中・・・・)である。これらの行動パターンは、たとえば、携帯電話機1の移動速度が第1閾値以下であれば歩行中と判断し、第1閾値以上かつ第2閾値未満であれば自転車で移動中と判断し、第2閾値以上であれば自動車で移動中と判断することができる。または、それらの判断に加速度の大小や角速度の大小の判断を加えてもよい。一般的に加速度や角速度は、歩行<自転車<自動車の順に大きくなる傾向があるため、加速度や角速度を加味することによって、より正確な行動パターンの判断を行うことができる。
【0019】
また、生体情報取得イベント発生時のデータ内容は、携帯電話機1の使用者の体温や脈拍、血圧であり、通信イベント発生時のデータ内容は、電話やメール、ブラウジングといった通信区分、送信(発信)と受信(着信)の別などである。さらに、通信イベント発生時のデータ内容に、通信や通話の相手の情報を含めてもよい。
【0020】
図4は、地図データベース22の概念構造図である。地図データベース22は、日本全国の広域図から市街地詳細図までの様々な縮尺の地図データを含む、いわゆる電子地図であり、この図では、説明の便宜上、任意縮尺の地図30を一例として示している。この地図30には、任意縮尺内の地図要素(ここでは道路31〜37)とともに、たとえば、携帯電子機器1の使用者の自宅38が予め登録されている。
【0021】
図5は、地点名データベース23の概念構造図である。地点名データベース23は、位置フィールド23aと、地点名フィールド23bとからなり、位置フィールド23aに地図データベース22の位置情報(座標情報)を格納し、地点名フィールド23bに地図データベース22の各地点の名前を格納する。ここでは、説明の便宜上、地図データベース22の座標aの地点名として「自宅」を、また、座標bの地点名として「A地点」、座標cの地点名として「B地点」、座標dの地点名として「C地点」を格納しているものとする。
【0022】
図6は、写真データ24の概念構造図である。写真データ24は、複数の画像ファイルG1、G2、G3、G4、G5・・・・からなり、各々の画像ファイルGi(iは1、2、3、4、5・・・・)は、ファイルの固有名を格納するファイル名部24aと、画像データを格納する画像データ部24bと、その画像の付帯情報(撮影日時や撮影条件等の情報)を格納するExifデータ部24cとを有している。なお、説明の都合上、画像ファイルG1の撮影日時を8月3日8時35分とし、同様に画像ファイルG2の撮影日時を8月3日8時40分、画像ファイルG3の撮影日時を8月3日8時52分、画像ファイルG4の撮影日時を8月3日10時13分、画像ファイルG5の撮影日時を8月3日10時47分とする。
【0023】
図7は、ライフログ25の概念構造図である。この図に示すように、ライフログ25は、イベント発生日時フィールド25aと、イベント発生場所フィールド25bと、イベント種別フィールド25cと、イベント詳細情報フィールド25dとを有しており、イベント発生日時フィールド25aにイベント発生時の日時を格納し、イベント発生場所フィールド25bにイベント発生場所を格納し、イベント種別フィールド25cにイベント種別を格納し、イベント詳細情報フィールド25dにそのイベントの詳細情報を格納する。
なお、撮影日時やイベント発生日時などの日時は、日付または時間のいずれか一方だけであったり、年月を含んでいてもよい。
【0024】
たとえば、図示の例では、先頭のレコードに、8月3日8時35分に身体データ取得イベントが自宅で発生し、そのイベント詳細情報として「体温=36.3度、血圧高/低=123/82、脈拍=87」のデータが格納されている。
また、2番目のレコードに、8月3日8時40分に動き変化イベントが自宅で発生し、そのイベント詳細情報として「歩行中」のデータが格納されている。
また、3番目のレコードに、8月3日8時52分に動き変化イベントがA地点で発生し、そのイベント詳細情報として「自転車で歩行中」のデータが格納されている。
また、4番目のレコードに、8月3日10時13分に通信イベントがB地点で発生し、そのイベント詳細情報として「友人Aからの電子メール受信」のデータが格納されている。
また、5番目のレコードに、8月3日10時47分に気象変化イベントがC地点で発生し、そのイベント詳細情報として「雪、−3℃」のデータが格納されている。
【0025】
次に、作用を説明する。
図8は、携帯電子機器1をカメラとして用いる場合の動作フローを示す図である。なお、この動作フローは、携帯電子機器1のコンピュータ2で実行される制御プログラムの内容を表しており、制御の主体はコンピュータ2である。すなわち、コンピュータ2が以下の処理を実行する。
【0026】
この図に示すように、まず、携帯電子機器1の動作モードがカメラの撮影モードであるか否かを判定する(ステップS10)。そして、撮影モードでなければプログラムを終了するが、撮影モードであれば、シャッタ操作(撮影指示)を判定(ステップS11)するまで待機し、シャッタ操作を判定すると、それに応答して撮影条件の設定(ステップS12)と撮影及び画像の取得(ステップS13)とを行い、さらに、現在位置の取得(ステップS14)と現在日時の取得(ステップS15)とを行い、それらの取得情報(現在位置、現在日時)と撮影条件とをExifデータ部24cに付加した画像ファイルGiを生成し、その画像ファイルGiを写真データ24に追加して外部記憶部19に保存する(ステップS16)。
【0027】
次いで、イベント同時取得モードであるか否かを判定する(ステップS17)。イベント同時取得モードでない場合はステップS10に戻り、イベント同時取得モードである場合は、イベント情報を取得(ステップS18)した後、ステップS10に戻る。
【0028】
図9は、携帯電子機器1をライフログレコーダ(ライフログの記録装置)として用いる場合の動作フローを示す図である。なお、この動作フローも、携帯電子機器1のコンピュータ2で実行される制御プログラムの内容を表しており、制御の主体はコンピュータ2である。すなわち、コンピュータ2が以下の処理を実行する。
【0029】
この図に示すように、まず、携帯電子機器1のライフログレコードが有効になっているか否かを判定する(ステップS20)。そして、有効になっていなければプログラムを終了するが、有効になっていれば、イベント発生を判定(ステップS21)するまで待機し、イベント発生を判定すると、イベント種別の特定(ステップS22)と、イベント種別に応じたイベント詳細情報の取得(ステップS23)とを行い、さらに、現在位置の取得(ステップS24)と現在日時の取得(ステップS25)とを行い、それらの取得情報(イベント種別、イベント詳細情報、現在位置、現在日時)を互いに関連付けしてライフログ25に追加記録する(ステップS26)。
【0030】
次いで、画像同時取得モードであるか否かを判定する(ステップS27)。画像同時取得モードでない場合はステップS20に戻り、画像同時取得モードである場合は、画像を撮影(ステップS28)した後、ステップS20に戻る。
【0031】
図10及び図11は、画像&ライフログ一括表示処理の動作フローを示す図である。なお、この動作フローも、携帯電子機器1のコンピュータ2で実行される制御プログラムの内容を表しており、制御の主体はコンピュータ2である。すなわち、コンピュータ2が以下の処理を実行する。
【0032】
この図に示すように、まず、表示対象となる日付範囲を指定する(ステップS30)。次いで、写真データ24とライフログ25から、指定された日付範囲内の撮影日時またはイベント発生日時を有する画像およびイベントを抽出し(ステップS31)、抽出された画像およびイベントの撮影位置およびイベント発生場所を取得する(ステップS32)。
【0033】
次に、4つの動作モード(画像優先/イベント優先/画像andイベント/画像orイベント)のいずれであるかを判定し(ステップS33)、その判定結果に応じて各モードの処理を実行する。
【0034】
<画像優先>
画像を優先して表示するモードであり、このモードでは、抽出された全ての画像と、これらの画像の撮影日時および撮影場所から所定以内のイベント発生日時およびイベント発生場所を有するイベントを以下の処理対象とする(ステップS34)。
<イベント優先>
イベントを優先して表示するモードであり、このモードでは、抽出された全てのイベントと、これらのイベントのイベント発生日時およびイベント発生場所から所定以内の撮影日時および撮影場所を有する画像を以下の処理対象とする(ステップS35)。
<画像andイベント>
画像とイベントをアンド条件で抽出して表示するモードであり、このモードでは、日時と場所が共通する画像およびイベントを以下の処理対象とする(ステップS36)。
<画像orイベント>
画像とイベントをオア条件で抽出して表示するモードであり、このモードでは、抽出された全ての画像およびイベントを以下の処理対象とする(ステップS37)。
【0035】
次に、全ての撮影位置およびイベント発生場所を含む地図データを取得し(ステップS38)、地図上の各撮影位置およびイベント発生場所にマーカを表示(ステップS39)するとともに、各マーカを撮影日時またはイベント発生日時の順番につないで軌跡を表示する(ステップS40)。
【0036】
図12は、画像&ライフログ一括表示処理における表示例を示す図である。この図において、表示部5には、地図データベース22から読み出された所定縮尺の地図39と、その地図39上のいくつかマーカM1〜M5とが表示されている。動作モードが「画像優先」の場合、マーカM1〜M5は、抽出された全ての画像の撮影日時および撮影場所から所定以内のイベント発生日時およびイベント発生場所を有するイベントに対応する。また、動作モードが「イベント優先」の場合、マーカM1〜M5は、抽出された全てのイベントのイベント発生日時およびイベント発生場所から所定以内の撮影日時および撮影場所を有する画像に対応する。また、動作モードが「画像andイベント」の場合、マーカM1〜M5は、日時と場所が共通する画像およびイベントに対応する。また、動作モードが「画像orイベント」の場合、マーカM1〜M5は、抽出された全ての画像およびイベントに対応する。地図39の縮尺は、これらの各モードにおいて抽出された全ての画像及びイベントを表示できる適切なものとし、また、地図30上のマーカM1〜M5は、画像の撮影順またはイベントの発生順を示す軌跡44で結ぶ。
【0037】
次いで、いずれかのマーカがクリックされたか否かを判定する(ステップS41)。クリックされなかった場合は、検索終了であるか否かを判定し(ステップS46)、終了であればプログラムを終え、終了でなければステップS30に戻る。
【0038】
一方、マーカのクリックが判定された場合は、クリックされたマーカに対応する画像があるか否かを判定し(ステップS42)、その判定結果がYESの場合に、対応する画像および画像の属性データを一時的に表示する(ステップS43)とともに、クリックされたマーカに対応するイベントがあるか否かを判定し(ステップS44)、その判定結果がYESの場合に、対応するイベントの詳細データを一時的に表示して(ステップS45)、検索終了であるか否かを判定し(ステップS46)、終了であればプログラムを終え、終了でなければステップS30に戻る。
【0039】
再び、図12において、今、マーカM4がクリックされたものとすると、このマーカM4に吹き出し40が表示されるとともに、その吹き出し40の内部にマーカM4に対応するサムネイル画像41と、そのサムネイル画像41の詳細データ42(Exifデータ部24cのデータ)及びイベントの詳細データ43とが表示される。この吹き出し40は、任意のマーカ(図ではマーカM4)をクリックして選択している間だけ表示されるようになっており、したがって、マーカM4に対応するサムネイル画像41と、そのサムネイル画像41の詳細データ42などの表示は一時的なものである。
【0040】
なお、ここでは、マーカM4の吹き出し40にサムネイル画像41と、そのサムネイル画像41の詳細データ42(Exifデータ部24cのデータ)及びイベントの詳細データ43とを表示しているが、これは表示の一例を示しているに過ぎない。マーカM4に対応するイベントしかない場合(つまり画像がない場合)は、当然ながらイベントの詳細データ43だけの表示となり、サムネイル画像41と、そのサムネイル画像41の詳細データ42(Exifデータ部24cのデータ)との表示は行われない。あるいは、マーカM4に対応する画像しかない場合(つまりイベントがない場合)も同様に、サムネイル画像41と、そのサムネイル画像41の詳細データ42(Exifデータ部24cのデータ)との表示だけとなり、イベントの詳細データ43の表示は行われない。
【0041】
ここでは、説明の便宜上、図12の5つのマーカM1〜M5と、図7のライフログ25の各レコードのデータとが対応しているものとする。すなわち、M1→8月3日8時35分のイベント、M2→8月3日8時40分のイベント、M3→8月3日8時52分のイベント、M4→8月3日10時13分のイベント、M5→8月3日10時47分のイベントに対応しているものとする。
【0042】
また、同様に、図12の5つのマーカM1〜M5と、図6の写真データ24の各画像ファイルGiとが対応しているものとする。すなわち、M1→8月3日8時35分に撮影された画像ファイルG1、M2→8月3日8時40分に撮影された画像ファイルG2、M3→8月3日8時52分に撮影された画像ファイルG3、M4→8月3日10時13分に撮影された画像ファイルG4、M5→8月3日10時47分に撮影された画像ファイルG5に対応しているものとする。
【0043】
このような対応関係の場合、たとえば、M1をクリックしたときの吹き出し40のサムネイル画像41はG1となり、その詳細データ42としてG1のExifデータが表示される。また、M2をクリックしたときの吹き出し40のサムネイル画像41はG2となり、その詳細データ42としてG2のExifデータが表示される。また、M3をクリックしたときの吹き出し40のサムネイル画像41はG3となり、その詳細データ42としてG3のExifデータが表示される。また、M4をクリックしたときの吹き出し40のサムネイル画像41はG4となり、その詳細データ42としてG4のExifデータが表示される。また、M5をクリックしたときの吹き出し40のサムネイル画像41はG5となり、その詳細データ42としてG5のExifデータが表示される。
【0044】
さらに、吹き出し40内には、上記のExifデータ(詳細データ42)とともに、イベントの詳細データ43も表示される。この詳細データ43は、図3のイベントデータベース21のデータ内容フィールド21cの情報であり、たとえば、M1をクリックしたときには、図3のイベントデータベース21の先頭レコードのデータ内容フィールド21cの情報(気象)が表示され、また、M2をクリックしたときには、図3のイベントデータベース21の2番目レコードのデータ内容フィールド21cの情報(移動の内容)が表示され、また、M3をクリックしたときには、図3のイベントデータベース21の3番目レコードのデータ内容フィールド21cの情報(生体情報)が表示され、また、M4をクリックしたときには、図3のイベントデータベース21の4番目レコードのデータ内容フィールド21cの情報(通信の種別等)が表示される。
【0045】
このように、本実施形態の携帯電子機器1によれば、この携帯電子機器1の使用者の行動に伴って不定期に発生する多種多様なイベント、たとえば、動きの変化イベント、気象の変化イベント、生体情報の取得イベント、通信イベント・・・・等々に応答して、その都度、ライフログ25の記録を行うことができるから、冒頭で説明した第1及び第2の従来技術に比べて、遙かに詳細なライフログを取る(記録する)ことができるという格別な利点が得られる上、さらに、ほとんどのイベントは、使用者の操作によらずに自動で発生するから、使用者の手間を軽減することもできる。
加えて、カメラ部6の撮影機能と、ライフログ25の記録機能(ライフログ機能)と、地図データベース22の表示機能とを連動させることができるので、画像の撮影位置とイベントの発生位置との対応関係を地図上で確認することができ、ライフログの閲覧容易性を向上することができる。
【0046】
なお、上記実施形態では、撮影機能とライフログ機能の両方を1つの携帯電子機器1に内蔵しているが、上記撮影機能に係るカメラ装置と、上記ライフログ機能に係るライフログ記録装置とに分割し、互いに通信を行って情報を連携する機能を双方の機器に設けるようにしてもよい。
また、ライフログ25はスタンドアローンの利用、すなわち、携帯電子機器1それ自体の単独利用であってもよいが、パーソナルコンピュータ20などの外部機器で利用したり、あるいは、インターネットなどのネットワーク環境を活用したオープンな利用スタイルであってもよい。
【0047】
図13は、ライフログ25の利用概念図である。この図において、携帯電子機器1は有線または無線等の通信媒体45を介してパーソナルコンピュータ20に接続されており、さらに、このパーソナルコンピュータ20はインターネットなどのネットワーク46を介して、地図情報サービスやライフログ管理サービスなどを提供するWebサーバ47に接続されている。
【0048】
携帯電子機器1の使用者は、必要な地図情報をWebサーバ47からパーソナルコンピュータ20にダウンロードし、そのダウンロードした地図情報を携帯電子機器1の地図データベース22に格納保存することができる。また、携帯電子機器1の使用者は、必要に応じ、携帯電子機器1のライフログ25をパーソナルコンピュータ20に転送し、このパーソナルコンピュータ20からWebサーバ47にアップロードすることもできる。このとき、たとえば、ブログなどの定型スタイルに編集加工してからアップロードしてもよい。
【0049】
また、Webサーバ47へのライフログ25のアップロードは、パーソナルコンピュータ20を介さずに、携帯電子機器1から直接行うこと(つまり、携帯電子機器1→ネットワーク46→Webサーバ47)も可能である。以下にその動作フローを示す。
【0050】
図14及び図15は、画像&ライフログ転送処理の動作フローを示す図である。なお、この動作フローも、携帯電子機器1のコンピュータ2で実行される制御プログラムの内容を表しており、制御の主体はコンピュータ2である。すなわち、コンピュータ2が以下の処理を実行する。
【0051】
この図に示すように、まず、表示対象となる日付範囲を指定し(ステップS50)、次いで、写真データ24とライフログ25から、指定された日付範囲内の撮影日時またはイベント発生日時を有する画像およびイベントを抽出し(ステップS51)、抽出された画像およびイベントの撮影位置およびイベント発生場所を取得する(ステップS52)。
【0052】
次いで、4つの動作モード(画像優先/イベント優先/画像andイベント/画像orイベント)のいずれであるかの判定を行う(ステップS53)。
<画像優先>
画像を優先するモードであり、このモードでは、抽出された全ての画像と、これらの画像の撮影日時および撮影場所から所定以内のイベント発生日時およびイベント発生場所を有するイベントを以下の処理対象とする(ステップS54)。
<イベント優先>
イベントを優先するモードであり、このモードでは、抽出された全てのイベントと、これらのイベントのイベント発生日時およびイベント発生場所から所定以内の撮影日時および撮影場所を有する画像を以下の処理対象とする(ステップS55)。
<画像andイベント>
画像とイベントをアンド条件で抽出するモードであり、このモードでは、日時と場所が共通する画像およびイベントを以下の処理対象とする(ステップS56)。
<画像orイベント>
画像とイベントをオア条件で抽出するモードであり、このモードでは、抽出された全ての画像およびイベントを以下の処理対象とする(ステップS57)。
【0053】
次に、全ての撮影位置およびイベント発生場所を含む地図範囲を設定し(ステップS58)、地図上の各撮影位置およびイベント発生場所をマーカ表示位置に設定(ステップS59)するとともに、各マーカを撮影日時またはイベント発生日時の順番につなぐ軌跡を設定する(ステップS60)。
【0054】
次いで、設定された情報に基づいて地図表示サービス用のHTMLデータを生成し(ステップS61)、生成されたHTMLデータを地図表示サービス機能を有するWEBサーバ47にアップロード(ステップS62)して、プログラムを終了する。
【0055】
このようにすれば、携帯電子機器1の使用者のライフログ25をWebサーバ47にアップロードしてネットワーク46で公開することができる。
【0056】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本件出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
【0057】
(付記1)
請求項1に記載の発明は、現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段と、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段と、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段と、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段と、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段とを備えたことを特徴とする携帯電子機器である。
(付記2)
請求項2に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置と、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置の双方を同じ1つの地図上に識別表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器である。
(付記3)
請求項3に記載の発明は、現在日時を取得する日時取得手段を更に備え、前記第1の保存手段は、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置及び前記日時取得手段で取得した現在日時とを関連付けして記録保存し、前記第2の保存手段は、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置及び前記日時取得手段で取得した現在日時とを関連付けして記録保存することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯電子機器である。
(付記4)
請求項4に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置および日時に基づいて、複数の撮影画像の撮影順を示す軌跡を地図上に表示し、または、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置および日時に基づいて、複数のイベントの発生順を示す軌跡を地図上に表示することを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器である。
(付記5)
請求項5に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置および日時と、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置および日時とに基づいて、撮影とイベント発生の前後関係が識別可能となるように、撮影とイベント発生の双方の順を示す軌跡を地図上に表示することを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器である。
(付記6)
請求項6に記載の発明は、さらに、日時範囲を指定する指定手段を備え、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報の中から、この日時範囲指定手段で指定された日時範囲の情報を抽出して地図上に識別表示することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の携帯電子機器である。
(付記7)
請求項7に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲の情報を全て含むように地図の縮尺を決定することを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器である。
(付記8)
請求項8に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲内の日時と関連付けられた撮影画像を全て含むように地図の縮尺を決定した後、この決定した縮尺の地図範囲内の位置と関連付けられたイベントを抽出して、この地図範囲内の撮影位置およびイベント発生位置を識別表示する画像優先表示モードと、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲内の日時と関連付けられたイベントを全て含むように地図の縮尺を決定した後、この決定した縮尺の地図範囲内の位置と関連付けられた撮影画像を抽出して、この地図範囲内のイベント発生位置および撮影位置を識別表示するイベント優先表示モードとを選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器である。
(付記9)
請求項9に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像の中から指定された条件に合致する撮影画像を抽出した後、この抽出された撮影画像に関連付けられている撮影位置または撮影日時から所定以内のイベント発生位置またはイベント発生日時を有するイベントを抽出し、抽出された撮影画像の撮影位置および抽出されたイベントのイベント発生位置を地図上に識別表示する画像優先表示モードと、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントの中から指定された条件に合致するイベントを抽出した後、この抽出されたイベントに関連付けられているイベント発生位置またはイベント発生日時から所定以内の撮影位置または撮影日時を有する撮影画像を抽出し、抽出されたイベントのイベント発生位置および抽出された撮影画像の撮影位置を地図上に識別表示するイベント優先表示モードとを選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器である。
(付記10)
請求項10に記載の発明は、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像を優先して地図上に表示する画像優先表示モード、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントを優先して地図上に表示するイベント優先表示モード、同位置の画像とイベントを表示する画像andイベント表示モード、全ての画像とイベントを表示する画像orイベント表示モードのいずれかのモードで動作することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の携帯電子機器である。
(付記11)
請求項11に記載の発明は、前記地図表示手段は、地図上に、画像の撮影位置またはイベントの発生位置を示すマーカを表示すると共に、任意のマーカを選択すると、そのマーカに対応する画像またはイベントの詳細情報を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の携帯電子機器である。
(付記12)
請求項12に記載の発明は、さらに、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報をアップロードするアップロード手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の携帯電子である。
(付記13)
請求項13に記載の発明は、現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存工程と、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得工程と、前記イベント情報取得工程によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存工程と、前記第1の保存工程と前記第2の保存工程の双方またはいずれか一方で記憶保存された情報を地図上に識別表示する地図表示工程とを含むことを特徴とする、携帯電子機器の制御方法である。
(付記14)
請求項14に記載の発明は、現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段とを備えた携帯電子機器のコンピュータに、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段、前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段としての機能を与えることを特徴とするプログラムである。
【符号の説明】
【0058】
2 コンピュータ(地図表示手段)
5 表示部(地図表示手段)
6 カメラ部(撮影手段)
12 時計部(日時取得手段)
14 位置検出部(位置検出手段、イベント情報取得手段)
15 動き検出部(イベント情報取得手段)
16 大気状態検出部(イベント情報取得手段)
17 生体情報検出部(イベント情報取得手段)
24 写真データ(第1の保存手段)
25 ライフログ(第2の保存手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在位置を検出する位置検出手段と、
ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段と、
前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段と、
前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段と、
前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段と、
前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段と
を備えたことを特徴とする携帯電子機器。
【請求項2】
前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置と、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置の双方を同じ1つの地図上に識別表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
【請求項3】
現在日時を取得する日時取得手段を更に備え、
前記第1の保存手段は、前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置及び前記日時取得手段で取得した現在日時とを関連付けして記録保存し、
前記第2の保存手段は、前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置及び前記日時取得手段で取得した現在日時とを関連付けして記録保存することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯電子機器。
【請求項4】
前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置および日時に基づいて、複数の撮影画像の撮影順を示す軌跡を地図上に表示し、または、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置および日時に基づいて、複数のイベントの発生順を示す軌跡を地図上に表示することを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
【請求項5】
前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像に関連付けられた位置および日時と、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントに関連付けられた位置および日時とに基づいて、撮影とイベント発生の前後関係が識別可能となるように、撮影とイベント発生の双方の順を示す軌跡を地図上に表示することを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
【請求項6】
さらに、日時範囲を指定する指定手段を備え、前記地図表示手段は、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報の中から、この日時範囲指定手段で指定された日時範囲の情報を抽出して地図上に識別表示することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の携帯電子機器。
【請求項7】
前記地図表示手段は、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲の情報を全て含むように地図の縮尺を決定することを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
【請求項8】
前記地図表示手段は、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲内の日時と関連付けられた撮影画像を全て含むように地図の縮尺を決定した後、この決定した縮尺の地図範囲内の位置と関連付けられたイベントを抽出して、この地図範囲内の撮影位置およびイベント発生位置を識別表示する画像優先表示モードと、前記日時範囲指定手段で指定された日時範囲内の日時と関連付けられたイベントを全て含むように地図の縮尺を決定した後、この決定した縮尺の地図範囲内の位置と関連付けられた撮影画像を抽出して、この地図範囲内のイベント発生位置および撮影位置を識別表示するイベント優先表示モードとを選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器。
【請求項9】
前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像の中から指定された条件に合致する撮影画像を抽出した後、この抽出された撮影画像に関連付けられている撮影位置または撮影日時から所定以内のイベント発生位置またはイベント発生日時を有するイベントを抽出し、抽出された撮影画像の撮影位置および抽出されたイベントのイベント発生位置を地図上に識別表示する画像優先表示モードと、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントの中から指定された条件に合致するイベントを抽出した後、この抽出されたイベントに関連付けられているイベント発生位置またはイベント発生日時から所定以内の撮影位置または撮影日時を有する撮影画像を抽出し、抽出されたイベントのイベント発生位置および抽出された撮影画像の撮影位置を地図上に識別表示するイベント優先表示モードとを選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器。
【請求項10】
前記地図表示手段は、前記第1の保存手段に記憶保存されている撮影画像を優先して地図上に表示する画像優先表示モード、前記第2の保存手段に記憶保存されているイベントを優先して地図上に表示するイベント優先表示モード、同位置の画像とイベントを表示する画像andイベント表示モード、全ての画像とイベントを表示する画像orイベント表示モードのいずれかのモードで動作することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の携帯電子機器。
【請求項11】
前記地図表示手段は、地図上に、画像の撮影位置またはイベントの発生位置を示すマーカを表示すると共に、任意のマーカを選択すると、そのマーカに対応する画像またはイベントの詳細情報を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の携帯電子機器。
【請求項12】
さらに、前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報をアップロードするアップロード手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の携帯電子機器。
【請求項13】
現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、
前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存工程と、
前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得工程と、
前記イベント情報取得工程によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存工程と、
前記第1の保存工程と前記第2の保存工程の双方またはいずれか一方で記憶保存された情報を地図上に識別表示する地図表示工程と
を含むことを特徴とする、携帯電子機器の制御方法。
【請求項14】
現在位置を検出する位置検出手段と、ユーザ操作に応答して被写体を撮影しその撮影画像を生成する撮影手段とを備えた携帯電子機器のコンピュータに、
前記撮影手段によって生成された撮影画像と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第1の保存手段、
前記ユーザ操作とは非同期で発生するイベントに係るイベント情報を取得するイベント情報取得手段、
前記イベント情報取得手段によって取得されたイベント情報と前記位置検出手段で検出した現在位置とを関連付けして記録保存する第2の保存手段、
前記第1の保存手段と前記第2の保存手段の双方またはいずれか一方に記憶保存されている情報を地図上に識別表示する地図表示手段
としての機能を与えることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−106070(P2013−106070A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−246497(P2011−246497)
【出願日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】