説明

携帯電子機器

【課題】アプリケーションの起動又は実行を外部環境に応じて制御することができる携帯電子機器を実現する。
【解決手段】アプリケーションを保有するアプリケーション保有部と、前記アプリケーション保有部に保有されている所定のアプリケーションの起動を指示する起動指示部と、前記起動指示部での起動指示に応じて前記所定のアプリケーションを起動して実行するアプリ実行部と、周囲の環境を判定する環境判定部と、前記環境判定部により判定される前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合するか否かを判断し、前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合しないと判断した場合に前記所定のアプリケーションの起動又は実行を抑制するアプリ抑制部と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機等のアプリケーションを起動して実行可能な携帯電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電子機器の一例である携帯電話機には、通話機能やメール機能のほかに電話帳機能や電子メール機能や音楽再生機能などの様々な機能が付加されている。そして、これら複数の機能の一部を制限するためのモード設定が可能となっている。例えば、マナーモードが設定されている場合には、着信やアラーム動作などの各種イベントが発生した際の音声による報知機能を停止させられ、ドライブモードが設定されている場合には、通話機能が停止させられる構成となる。
【0003】
また、下記特許文献1には、このモード設定に関して、携帯電話機の位置情報又は移動速度から自動車又は電車などの移動手段を判断し、この判断結果に応じて動作モードを設定する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2003−104187号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示されている従来の技術では、位置情報又は移動速度に基づき判断される移動手段に応じて動作モードが設定され、設定された動作モードにより所定の機能やアプリケーションの実行が一律に規制されるため、不要に動作規制が行われる虞があり、使い勝手が悪いといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、アプリケーションの適正な実行を可能とする携帯電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の携帯電子機器は、アプリケーションを保有するアプリケーション保有部と、前記アプリケーション保有部に保有されている所定のアプリケーションの起動を指示する起動指示部と、前記起動指示部での起動指示に応じて前記所定のアプリケーションを起動して実行するアプリ実行部と、周囲の環境を判定する環境判定部と、前記環境判定部により判定される前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合するか否かを判断し、前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合しないと判断した場合に前記所定のアプリケーションの起動又は実行を抑制するアプリ抑制部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
この発明の携帯電子機器にあっては、周囲の環境に適したアプリケーションの起動又は実行を可能とし、使い勝手を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の携帯端末装置の一例である携帯電話機の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は回路各部を制御する制御部としてのCPU(中央処理装置)である。符号2はCPU1からアクセス可能なデータ記憶部であって、アプリケーションプログラム等が記憶されたROM(リードオンリメモリ)とデータ一時記憶用のRAM(ランダムアクセスメモリ)とから構成されている。なお、データ記憶部2はバッテリバックアップがなされており、携帯電話機の電源がオフされてもRAMに記憶されたデータは保持される。
【0009】
符号3は電話番号や文字等の入力用のテンキー、各種ファンクションキーが設けられた操作部としてのキー入力部、符号4はキー入力部3の操作されたキーを検出し、この検出情報をCPU1へ出力するキー操作検出部である。このキー操作検出部4は、キーが連続して操作(押下)された場合に、連続した操作の間隔を計測するためのタイマを備える。符号5は表示部として液晶表示パネル等からなるディスプレイ、符号6はディスプレイ5への表示を制御する表示制御部である。
【0010】
符号7はアンテナ、符号8はアンテナ7を介して無線信号を送受信し、無線電話回線を確立するための通信制御を行う送受信部である。符号9は、送受信部8により確立された無線電話回線を介して送受されるデータの変換を行うデータ変換部である。CPU1はこのデータ変換部9を介して無線電話回線によるデータ通信(電子メールの送受信等)を行うことが可能である。符号10はデータ変換部9を介して送受される音声データを処理する音声処理部である。符号11は音声処理部10に音声を入力するためのマイク、符号12は音声処理部10から入力された音声を出力するスピーカである。符号13aはカメラ、符号13bはGPS(Global Positioning System)、符号13cは加速度センサである。
【0011】
データ記憶部(アプリケーション保有部)2は、複数のアプリケーションプログラム(以下、アプリ)を記憶して保有しており、CPU(アプリ実行部)1は、キー入力部3からの入力操作や他の制御信号などに応じてデータ記憶部2に記憶されている所定のアプリの起動指示を受付けると、データ記憶部2に記憶されている所定のアプリを読み出して、読み出された所定のアプリを起動して実行する。
【0012】
カメラ13aは、携帯電話機の筐体外面に配置されている撮影用モジュールであり、キー入力部3での撮影操作や他の制御信号に応じて起動信号がCPU1に入力されると、CPU1からの起動指令信号に応じて起動されるとともに撮影指示信号に応じて携帯電話機外部を撮影して外部情報として撮影画像を取得する。カメラ13aにて撮影された撮影画像のデータは、CPU1に送信され、所定の画像処理が行われると共に、必要に応じてデータ記憶部2に記憶される。本実施形態では、CPU1は、カメラ13aにて撮影された撮影画像のデータを分析して、携帯電話機の周囲の状況を判定する機能を有する。
【0013】
GPS13bは、軌道衛星と通信を行い、携帯電話機の現在位置(緯度、経度)に関する情報を取得し、取得した位置情報をCPU1に送信する。CPU1は、受信した位置情報を各種処理に使用するとともに、必要に応じて位置情報をデータ記憶部に記憶する。そして、本実施形態では、CPU1は、GPS13bにて取得された位置情報に基づき、携帯電話機の移動経路を判定する移動経路判定部を有し、同取得された位置情報に基づき携帯電話機の移動速度を検出する移動速度検出部を有し、これら移動経路判定部にて判定される移動経路や移動速度検出部にて検出される移動速度に応じて携帯電話機の移動状態を判定する。なお、本実施形態では、GPS13bを用いて携帯電話機の移動状態を判定する構成としたが、GPS13bからの情報以外に、送受信部8及びアンテナ7を介して通信される基地局からの情報に基づき携帯電話機の位置情報を取得するとともに、この取得された位置情報に基づき携帯電話機の移動状態を判定するようにしてもよい。
【0014】
加速度センサ13cは、従来公知の加速度センサが用いられ、携帯電話機に作用している加速度及び当該加速度から移動速度を検出する。また、この加速度センサ13cは、携帯電話機に作用している振動をも検出可能に構成されている。この加速度センサ13cにて検出された携帯電話機に作用している加速度、速度又は振動のデータはCPU1に出力され、CPU1は、入力された加速度、速度又は振動のデータに基づき携帯電話機の移動状態を検出する。例えば、検出された加速度(速度)が、第1閾値よりも小さい場合には停止状態と判定し、第1閾値よりも大きい第2閾値よりも小さい場合には歩行状態と判定し、第2閾値よりも大きい第3閾値よりも小さい場合には自転車運転状態と判定し、第3閾値よりも大きい第4閾値よりも小さい場合には自動車運転状態と判定し、第4閾値以上の場合には電車乗車状態と判定する。また、検出される振動に応じても、停止状態、歩行状態、自動車乗車状態、電車乗車状態などを判定するようにしても良い。
【0015】
CPU1は、この携帯電話機の移動状態の判定を、GPS13bなどにより取得される位置情報、当該位置情報に基づき判定される移動経路、及び加速度センサ13cにより検出される加速度、移動速度又は振動状態に基づき総合的に判定するようにすれば良い。例えば、加速度又は移動速度が第1閾値以下であっても、位置情報に基づき判定される移動経路が線路上であると判定されると、電車乗車状態と判定され、加速度又は移動速度が第4閾値異常であっても判定される移動経路が幹線道路上であると判定されると自動車運転状態と判定されるようにすればよい。
【0016】
また、CPU1は、このように検出された移動状態とカメラ13aにて撮影された画像に基づき判定される携帯電話機の周囲の状況とから、携帯電話機の外部環境を総合的に判定する。例えば、移動状態が停止状態と判定されている場合であっても、カメラ13aによって撮影された画像に基づき判定される周囲の状況が車両(電車、自動車など)の内部であると判定されると、車両乗車状態と判定する。また、移動状態が自動車運転中と判定されている場合であっても、カメラ13aによって撮影された画像に基づき判定される周囲の状況が車両の後部座席や助手席などの運転席以外の座席であることが判定されると、自動車乗車状態と判定され、運転席の座席であると判定されると自動車運転状態と判定される。なお、この判定は、車両側から発信される座席情報に基づき判定するようにしてもよい。
【0017】
このように、CPU(環境判定部)1は、カメラ13a、GPS13b、及び加速度センサ13cから出力される信号に基づき、移動状態及び周囲の状況を判断して、これらに基づき携帯電話機の外部(周囲)の環境を判定する。
【0018】
次に、データ記憶部2に記憶されているアプリケーションプログラムの実行制御について説明する。
【0019】
CPU1(アプリ抑制部)は、キー入力部3からの入力操作や他の制御信号などに応じて所定のアプリの起動指示を受付けると、データ記憶部2に記憶されている所定のアプリを読み出して、読み出した所定のアプリの起動及び実行を行なう、判定される外部環境に応じてアプリの起動又は実行を制限(抑制)する処理を行なう。
【0020】
データ記憶部2には、図2に示されるように、CPU1にて判定される外部環境に応じて起動又は実行が許容されるアプリケーションプログラムのリスト(処理テーブル)が記憶されている。このリストに基づき、CPU1は、利用環境(周囲の環境)が「静止状態」であると判定した場合には全ての機能(アプリ)の起動及び実行を許容し、「徒歩」状態であると判定した場合には「通話機能」、「音楽機能」、「ナビ機能」などの一部の機能のみを許容し、「自転者」運転状態であると判定した場合には「音楽機能」、「ナビ機能」などの一部の機能のみを許容し、「電車」への乗車状態であると判定した場合には「音楽機能」、「メール機能」、「ゲーム機能」、「テレビ機能」などの一部の機能のみを許容する。「自動車(運転席)」状態、即ち自動車運転状態であると判定した場合には「ナビ機能」のみを許容し、「自動車(助手席)」状態、即ち運転席以外の座席での自動車乗車状態であると判定した場合には全ての機能を許容する。
【0021】
次に、図3に示されるフローチャートを用いてアプリの実行処理について説明する。
CPU1は、全ての機能が実行されていない状態、例えば、通話やメールなどの着信を待ち受けている状態であって、ディスプレイ5に待受け画面(初期画面)が表示されている状態において、このフローチャートに示される処理を開始する。先ず、ステップS1にて、キー入力部3からの入力操作や他の制御信号などに応じて所定のアプリの起動指示を受付けたか否かを判定する。起動指示が入力されていないと判定すると、このステップS1の判定を繰り返し実行する。
【0022】
ステップS1にて、所定のアプリに対する起動指示が入力されて受付けると、ステップS2に進み、外部環境の判定を行なう。このステップS2で判定される外部環境は、上述したように、カメラ13aにより撮影された外部の撮影画像、GPS13bにより取得された位置情報、加速度センサ13cにより検出された携帯電話機に作用している加速度及び携帯電話機の移動速度などから総合的に判断されて、図2に示される処理テーブルの利用環境の何れに該当するかを判定する。
【0023】
次に、ステップS3に進み、ステップS1にて起動指示された所定のアプリとステップS2で判定された外部環境との対比を行い、ステップS4に進む。ステップS4では、ステップS3での対比結果に基づき、起動指示された所定のアプリが図2に示されるテーブルに基づく外部環境に応じて許容されるアプリ(機能)か否かを判定する。この判定により、所定のアプリが判定された外部環境に適合して許容されるアプリと判定されると、ステップS5に進み、当該所定のアプリが起動されて実行される。
【0024】
そして、ステップS7に進み、実行中のアプリに対して終了指示が行なわれたか否かを判定し、終了指示が行なわれていない場合には、ステップS2に戻り、所定のアプリ実行中もステップS2の外部環境の判定、ステップS3の対比、及びステップS4の起動可能(許容)の判定の各処理を繰り返し実行する。ステップS7にて、実行中の所定のアプリに対する終了指示が入力されたと判定すると、本フローに係る処理を終了する。
【0025】
また、ステップS4にて、起動指示された所定のアプリが判定された外部環境に適合しない(許容されない)アプリであると判定されると、ステップS6に進み、携帯電話機のユーザーに対して、外部環境に適合しないアプリのためアプリの起動が不可であることを示すエラー報知を行なう。このエラー報知は、ディスプレイ5へのエラーメッセージの表示による報知、スピーカーからの音声出力による報知、振動発生手段により振動出力による報知などであれば良い。そして、ステップS6でのエラー報知が終了すると、本フローを終了する。
【0026】
なお、ステップS7にて所定のアプリの起動又は実行が抑制されて、エラー報知が行なわれた後に、ステップS2に戻り、ステップS2で判定される外部環境が所定のアプリの起動または実行を許容する外部環境に変化した場合には、所定のアプリが適合する外部環境となったことをユーザーに報知したり、所定のアプリを自動的に起動させて実行するように構成してもよい。この場合、所定のアプリの起動及び実行が好適に行なわれて、使い勝手をより向上させることが機出る。
【0027】
このように、所定のアプリの起動指示が行なわれると、この所定アプリが外部環境に適合しているか否かを判定して、外部環境に適合しないアプリである場合には、当該所定のアプリの起動及び実行が抑制されることとなり、携帯電話機のユーザーの使い勝手を向上させることが出来る。即ち、従来は、ユーザー自身が任意のモードへの切替操作などを行う必要があったが、携帯電話機の外部環境に応じて自動的に外部環境に適合しないアプリの起動又は実行が抑制されるので、使い勝手が良くなることとなる。
【0028】
また、所定のアプリの実行中に外部環境が変化した場合であっても、変化後の外部環境に沿ったアプリの実行及び抑制が行なわれるので、外部環境の変化に応じてユーザーがモード切替などを行なう必要が少なくなるため、使い勝手を更に向上させることが出来る。
【0029】
なお、上述した実施形態では、所定のアプリの起動指示が行なわれた際に、外部環境を判定するとともに両者の対比結果に応じて所定のアプリの起動又は実行を許容又は抑制する構成としたが、何れのアプリも起動していない状態で、所定のアプリの起動しじが行なわれる前に、外部環境の判定を定期的に実行し、この判定された外部環境に適合しないアプリの起動指示を許容しない(抑制する)構成とすることも可能である。
【0030】
なお、上述した実施形態では、携帯電話機を携帯電子機器の一例として説明したが、携帯電話機以外の携帯電子機器にも適用することは可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の実施形態による携帯電話機(携帯電子機器)の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による制御処理に用いられる処理テーブルを示す図である。
【図3】図1に示す携帯電話機が行うアプリ実行処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0032】
1 CPU
2 データ記憶部
3 キー入力部
4 キー操作検出部
5 ディスプレイ
6 表示制御部
7 アンテナ
8 送受信部
9 データ変換部
10 音声処理部
11 マイク
12 スピーカ
13a カメラ
13b GPS
13c 加速度センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションを保有するアプリケーション保有部と、
前記アプリケーション保有部に保有されている所定のアプリケーションの起動を指示する起動指示部と、
前記起動指示部での起動指示に応じて前記所定のアプリケーションを起動して実行するアプリ実行部と、
周囲の環境を判定する環境判定部と、
前記環境判定部により判定される前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合するか否かを判断し、前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合しないと判断した場合に前記所定のアプリケーションの起動又は実行を抑制するアプリ抑制部と、を備える
ことを特徴とする携帯電子機器。
【請求項2】
前記環境判定部は、移動状態に基づき前記周囲の環境を判定し、
前記アプリ抑制部は、前記環境判定部にて前記移動状態に基づき判定される前記周囲の環境に応じて前記所定のアプリケーションの抑制を行なう
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
【請求項3】
前記環境判定部は、取得される外部の情報に基づき前記周囲の環境を判定し、
前記アプリ抑制部は、前記環境判定部にて前記外部情報に基づき判定される前記周囲の環境に応じて前記所定のアプリケーションの抑制を行なう
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
【請求項4】
前記環境判定部は、前記起動指示部により前記所定のアプリケーションの起動が指示されると、前記周囲の環境を判定し、
前記アプリ抑制部は、前記起動指示の後に判定される前記周囲の環境に応じて前記所定のアプリケーションの抑制を行なう
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
【請求項5】
前記抑制部は、前記環境判定部により前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合しないと判定されているときには、前記起動指示部による前記所定のアプリケーションの起動指示を抑制する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
【請求項6】
前記環境判定部は、前記アプリ実行部により前記所定のアプリケーションが実行されている間に前記周囲の環境を判定し、
前記抑制部は、前記所定のアプリケーションが実行されているときに前記環境判定部により判定された前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合しないと判定すると、前記所定のアプリケーションの実行を抑制する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
【請求項7】
前記アプリ抑制部により前記所定のアプリケーションの起動又は実行が抑制されている場合に、前記環境判定部により前記周囲の環境が前記所定のアプリケーションに適合する環境に変化したと判定されると報知する報知手段を有する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−81319(P2010−81319A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−247679(P2008−247679)
【出願日】平成20年9月26日(2008.9.26)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】