携帯電話機及びそれに用いるキャラクタ表示演出方法並びにそのプログラム
【課題】 メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大可能な携帯電話機を提供する。
【解決手段】 キャラクタ演出手段121は電話発信後の終話ボタン押下時、電話着信の際の終話ボタン押下時、不在着信や新着メールあり時、上側筐体と下側筐体とを閉状態から開状態にした時各々のイベント画面でキャラクタの演出を行う。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、発信履歴、発信時の時刻、着信履歴、着信時の時刻、筐体開閉検知機構19による上側筐体と下側筐体とが開状態となった時刻からそれぞれ判断し、決定したキャラクタを表示部16の表示画面に表示する。
【解決手段】 キャラクタ演出手段121は電話発信後の終話ボタン押下時、電話着信の際の終話ボタン押下時、不在着信や新着メールあり時、上側筐体と下側筐体とを閉状態から開状態にした時各々のイベント画面でキャラクタの演出を行う。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、発信履歴、発信時の時刻、着信履歴、着信時の時刻、筐体開閉検知機構19による上側筐体と下側筐体とが開状態となった時刻からそれぞれ判断し、決定したキャラクタを表示部16の表示画面に表示する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話機及びそれに用いるキャラクタ表示演出方法並びにそのプログラムに関し、特に携帯電話機の電源を入れた場合等のイベント画面におけるアニメーション表示に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話機においては、ウェイクアップ時(携帯電話機の電源を入れた時)、着信時、発信時、メール送信時、メール受信時、折り畳み型における上側筐体と下側筐体とを開状態とした時(待ち受け時)等に、上記の各状態毎に設定されたアニメーション表示を行わせることで、それらの状態を一目で把握しやすくするような視覚効果を図っているものがある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
この場合、アニメーション表示としては、著名なキャラクタのアニメーションが採用されたり、あるいはユーザに好印象を与えるようなキャラクタのアニメーションが採用される傾向にある。
【0004】
【非特許文献1】「待受画面を設定する」[NTTドコモ(R)、ムーバN211i取扱説明書、機能解説編、第139頁、2001年11月]
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来の携帯電話機では、ウェイクアップ時、着信時、発信時、メール送信時、メール受信時等の各状態毎にアニメーション表示を設定することで、選択したキャラクタのアニメーションを表示させることが可能となっている。
【0006】
しかしながら、アニメーション表示を変更させる場合にはその都度、設定操作を行わなければならず、各機器毎に搭載されたメモリの容量の制約から、それ程多くのキャラクタを記憶させておくことができず、アニメーション表示が一旦設定されると、毎回、同一パターンのアニメーション表示が実行されることとなる。
【0007】
したがって、従来の携帯電話機では、毎回、異なるパターンのアニメーション表示を実行させようとしても、そのアニメーション表示を実行させる毎に設定操作を必要とし、数多くの種類のアニメーション表示の画像を記憶させるのに、多大なメモリの記憶領域を必要とする。
【0008】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる携帯電話機及びそれに用いるキャラクタ表示演出方法並びにそのプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明による携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を備えている。
【0010】
本発明による他の携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を備えている。
【0011】
本発明によるキャラクタ表示演出方法は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、自端末の各種イベントを検出するステップと、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップとを備えている。
【0012】
本発明による他のキャラクタ表示演出方法は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップを備えている。
【0013】
本発明によるキャラクタ表示演出方法のプログラムは、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、自端末の各種イベントを検出する処理と、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理とを実行させている。
【0014】
本発明による他のキャラクタ表示演出方法のプログラムは、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理を実行させている。
【0015】
すなわち、本発明の携帯電話機は、電話発信後の終話ボタン押下時、電話着信の際の終話ボタン押下時、不在着信や新着メールあり時、上側筐体と下側筐体とを閉状態から開状態にした時各々のイベント画面において、どのようなキャラクタを表示するかを、発信履歴、発信時の時刻、着信履歴、着信時の時刻、筐体開閉検知機構による上側筐体と下側筐体とが開状態となった時刻からそれぞれ判断し、決定したキャラクタを表示部の表示画面に表示するというキャラクタの演出を行っている。
【0016】
より具体的に説明すると、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、発信履歴内に存在する同一番号の数(宛先毎の発信履歴内における発信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、発信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0017】
また、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、着信履歴内に存在する同一番号の数(発信元毎の着信履歴内における着信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、着信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0018】
さらに、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に、筐体開閉検知機構によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことを検知すると、キャラクタを表示し、移動機開時の時刻(分)(奇数または偶数)にてキャラクタの2パターンの何れかに決める。
【0019】
さらにまた、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が筐体開閉検知機構によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことを検知すると、キャラクタ演出を行うが、携帯電話機開時の時刻(分)によってそのキャラクタ表示における表示条件を可変する。
【0020】
一方、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、メール送信時に、現在時刻と、メール送信の成功不成功とに応じて、キャラクタのアニメーション表示を可変する。この場合、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、自端末内に設定した特定日(任意に設定可能)に、専用のアニメーション表示を行わせる。
【0021】
これによって、本発明の携帯電話機では、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることが可能となる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機において、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに対応する履歴情報に応じてキャラクタのアニメーション表示を制御することによって、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができるという効果が得られる。
【0023】
本発明の他の携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機において、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じてキャラクタのアニメーション表示を制御することによって、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1において、折り畳み型携帯電話機1はアンテナ11と、制御部12と、メモリ13と、タイマ14と、キー操作部15と、表示部16と、無線部17と、信号処理部18と、筐体開閉検知機構19と、記録媒体20と、スピーカ21と、マイク22とから構成され、表示部16を搭載する上側筐体(図示せず)と、キー操作部15を搭載する下側筐体(図示せず)とをヒンジ等を用いて開閉自在に接続している。
【0025】
尚、本実施例では折り畳み型携帯電話機1について説明するが、上側筐体と下側筐体との開状態及び閉状態における処理動作を除いて、上側筐体と下側筐体とが一体化された携帯電話機にも適用可能である。
【0026】
アンテナ11は電波の送受信を行い、キー操作部15ではユーザが各種設定や暗証番号の操作、あるいは発着信の操作を行い、表示部16は各種設定や暗証番号の操作、あるいは発着信の操作を行う際の操作メニューを表示する。無線部17は無線関係の処理を行い、信号処理部18は受信信号や送信信号を処理する。スピーカ21は受信した音声を出力し、マイク22は音声を入力する。
【0027】
制御部12はメモリ13とタイマ14とキー操作部15と表示部16と無線部17と信号処理部18とにそれぞれ接続され、それら各部の制御を行う。また、制御部12は上述したウェイクアップ時(携帯電話機の電源を入れた時)、着信時、発信時、メール送信時、メール受信時、折り畳み型における上側筐体と下側筐体とを開状態とした時(待ち受け時)等においてアニメーション表示を行わせるキャラクタ演出手段121を備えている。
【0028】
キャラクタ演出手段121はキャラクタ演出機能がONに設定されている時、特定のイベント画面でキャラクタ及びコメント(メッセージ)を表示し、キャラクタ選択で選択されているキャラクタ[GIF(Graphic Interchamge Format)アニメーション]が表示部16の表示画面(図示せず)に登場するものとする。
【0029】
また、キャラクタ演出手段121はダウンロードされたGIFアニメーションも登場可能としている。さらに、キャラクタ演出手段121はキャラクタ選択で「スタンダード」が選択された場合に動作しないように設定されている。
【0030】
これら上側筐体と下側筐体との開閉動作は筐体開閉検知機構19によって検知される。筐体開閉検知機構19による開閉動作の検知は、例えば磁石を用いて上側筐体と下側筐体との開動作及び閉動作を検知する方法やマイクロスイッチのオン/オフで上側筐体と下側筐体との開動作及び閉動作を検知する方法等を使用して行われる。
【0031】
メモリ13は各種設定内容や暗証番号等を記憶している。タイマ14は制御部12によって起動されると、時間経過をカウントし始め、指定された時間が経過すると制御部12にタイムアップを通知する。記録媒体20は上記の各部の処理を実現するためのプログラム(コンピュータで実行可能なプログラム)を格納しており、制御部12は記録媒体20のプログラムを実行することで、上記の各部を制御する。
【0032】
図2は図1のメモリ13の構成例を示す図である。図2は折り畳み型携帯電話機1において内蔵キャラクタ#1,#2及びダウンロードキャラクタが表示可能な場合の構成を示しているが、内蔵キャラクタを3以上記憶する場合にも、その領域を確保することで、本実施例を適用することは可能である。
【0033】
図2において、メモリ13は内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131と、内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132と、内蔵キャラクタ#2(通常用)の記憶領域133と、内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域134と、ダウンロードキャラクタの記憶領域135とを含んで構成されている。
【0034】
図3は図1の表示部16の表示画面の一例を示す図である。図3において、表示部16の表示画面161には折り畳み型携帯電話機1の状態に応じたメッセージを表示するメッセージ表示エリア(2行分)162と、アニメーションする画像を表示する画像表示エリア163とが設けられている。
【0035】
図4は図1のキャラクタ演出手段121に対する機能設定の構成を示す図である。図4において、キャラクタ演出手段121に対する上述した機能のON/OFFの設定は「画面表示設定」にて行われる。
【0036】
画面表示設定には「待ち受け画面」、「ウェイクアップ」、・・・、「キャラクタ演出」等があり、キャラクタ演出手段121による機能の設定は「キャラクタ演出」で行われる。この「キャラクタ演出」における機能の設定項目は、「OFF」、「キャラクタ」、「ダウンロード」の3項目がある。この「ダウンロード」選択後、メッセージタイプの選択があり、この選択においては「標準」、「男性」、「女性」の中から選択される。
【0037】
図5(a)は図2の内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131の記憶内容を示す図であり、図5(b)は内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132の記憶内容を示す図である。
【0038】
図5(a)において、内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131には画像A「通常時、キャラクタ#1、パターン#1」(A1)と、画像B「通常時、キャラクタ#1、パターン#1」(B2)と、画像C「通常時、キャラクタ#1、パターン#1」(C3)と、画像D「アラート時、キャラクタ#1、パターン#1」(D4)と、画像A「通常時、キャラクタ#1、パターン#2」(A5)と、画像B「通常時、キャラクタ#1、パターン#2」(B6)と、画像C「通常時、キャラクタ#1、パターン#2」(C7)と、画像D「アラート時、キャラクタ#1、パターン#2」(D8)とが格納されている。尚、図示していないが、内蔵キャラクタ#2(通常用)の記憶領域133には内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131と同じタイプのデータが格納されている。
【0039】
図5(b)において、内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132には画像A「通常時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(A9)と、画像B「通常時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(B10)と、画像C「通常時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(C11)と、画像D「アラート時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(D12)とが格納されている。尚、図示していないが、内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域134には内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132と同じタイプのデータが格納されている。
【0040】
図6は図2のダウンロードキャラクタの記憶領域135の記憶内容を示す図である。図6において、ダウンロードキャラクタの記憶領域135には画像A「1コマ目」(DL−A)、画像B「2コマ目」(DL−B)、画像C「3コマ目」(DL−C)、画像D「4コマ目」(DL−D)等が格納されている。
【0041】
図7〜図9はそれぞれ図3の表示画面161の表示例を示す図であり、図10(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段121における「発信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図であり、図11(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段121における「着信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図であり、図12(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段121における「不在着信、新着メール」の場合のパターン振り分け条件を示す図である。これら図1〜図12を参照してキャラクタ演出手段121によるキャラクタ演出について説明する。
【0042】
キャラクタ演出手段121は内蔵キャラクタが選択されている場合、図5に示すように、キャラクタ#1用にパターン#1、パターン#2、パターン#3(記念日用)があり、さらにパターンの中には4タイプのキャラクタが用意されている。キャラクタ#2についても、キャラクタ#1と同様に、「3パターン×4タイプ」が用意されている。
【0043】
また、キャラクタ演出手段121は各場面毎にメッセージも表示するようになっており、これらを発着信履歴の件数や携帯電話機上の時刻(タイマ14の時刻)によって変化させて登場させている。
【0044】
キャラクタ演出手段121はダウンロードキャラクタが選択されている場合、ダウンロードしたGIFアニメーションを4分割して使用しており、発着信履歴の件数や携帯電話機上の時刻(タイマ14の時刻)によって変化させて登場させている。
【0045】
キャラクタ演出手段121は、(1)電話発信後の終話ボタン押下時、(2)電話着信の際の終話ボタン押下時、(3)不在着信や新着メールあり時、(4)上側筐体と下側筐体とを閉状態から開状態にした時各々のイベント画面でキャラクタの演出を行う。
【0046】
キャラクタ演出手段121はスケジュール機能で記念日設定に該当する日の場合、特定のキャラクタ[内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132及び内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域134に格納しているキャラクタ]を表示する。
【0047】
キャラクタ演出手段121はそれぞれ、資料の割当表(図10〜図12参照)にしたがったキャラクタ及びメッセージを表示する。このキャラクタ演出はエニーキー押下、5秒タイムアウトでぬけるものとする。
【0048】
キャラクタ演出手段121によってキャラクタが表示されている場合にはメニューボタンやデジットボタンが押下されても、メニュー画面等には移行しない。また、キャラクタ及びコメントは図3に示すような表示位置、つまりメッセージ表示エリア162及び画像表示エリア163に表示される。
【0049】
以下、上記の(1)〜(4)の各イベント画面でのキャラクタの演出各々の表示方法について説明する。以下の説明では各イベント画面でのキャラクタに、図5に示す内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131及び内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132に記憶された画像、図6に示すダウンロードキャラクタの記憶領域135に記憶された画像等を用いるものとする。
【0050】
キャラクタ演出手段121は電話発信後の終話ボタン押下時、待ち受け画面に戻る際に、キャラクタを表示画面161の画像表示エリア163に表示する。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、発信履歴、発信時の時刻から判断する。
【0051】
キャラクタ演出手段121は発信履歴内に存在する同一番号の数(宛先毎の発信履歴内における発信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、発信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0052】
すなわち、図10に示すように、内蔵キャラクタ#1が選択され、通常時であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「A1」、偶数であれば「A5」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「B2」、偶数であれば「B6」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「C3」、偶数であれば「C7」にそれぞれ決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0053】
内蔵キャラクタ#1が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「A9」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「B10」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「C11」に決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0054】
また、内蔵キャラクタ#2が選択され、通常時であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「A13」、偶数であれば「A17」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「B14」、偶数であれば「B18」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「C15」、偶数であれば「C19」にそれぞれ決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0055】
内蔵キャラクタ#2が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「A21」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「B22」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「C23」に決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0056】
さらに、ダウンロードキャラクタが選択されていれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−A」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−B」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−C」に決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0057】
キャラクタ演出手段121は電話着信後の終話ボタン押下時、待ち受け画面に戻る際に、キャラクタを表示画面161の画像表示エリア163に表示する。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、着信履歴、着信時の時刻から判断する。
【0058】
キャラクタ演出手段121は着信履歴内に存在する同一番号の数(発信元毎の着信履歴内における着信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、着信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0059】
この電話着信後の終話ボタン押下時、待ち受け画面に戻る際に、表示画面161の画像表示エリア163に表示されるキャラクタは、図11に示すように、上記の電話発信後のキャラクタ(図10に示すキャラクタ)と同様である。
【0060】
上述したキャラクタ及びメッセージは、図7に示すように、電話発信後及び電話着信後に表示画面161のメッセージ表示エリア162及び画像表示エリア163に表示される。図7において、メッセージとしては、キャラクタとともに、「通話相手の名前又は電話番号」、「通話時間 △△分□□秒でした。」が表示される。この場合、メッセージとしてはキャラクタの種別(「標準」、「男性」、「女性」等に応じた種別の違い等)に応じて語尾変化させたり、あるいは方言を用いたりすることが可能となっている。また、非通知(非通知設定、通知不可、公衆電話)の場合には通話相手の情報を表示せず、通話時間のみを表示させる。
【0061】
尚、上述した電話発信後に待ち受け画面に戻る際、及び電話着信後に待ち受け画面に戻る際にはそれぞれ網側からの情報表示を優先とするため、メッセージ表示、度数表示時、理由表示等の表示を行う場合、キャラクタ演出を行わない。
【0062】
キャラクタ演出手段121は不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に、筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタを表示し、携帯電話機開時の時刻(分)(奇数または偶数)にてキャラクタの2パターンの何れかに決める。但し、キャラクタ演出手段121は上側筐体と下側筐体とが開状態で、不在着信または新着メールがあってもキャラクタを表示しない。
【0063】
すなわち、図12に示すように、内蔵キャラクタ#1が選択され、通常時であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D4」、偶数であれば「D8」にそれぞれ決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D4」、偶数であれば「D8」にそれぞれ決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D4」、偶数であれば「D8」にそれぞれ決定される。
【0064】
内蔵キャラクタ#1が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D12」に決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D12」に決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D12」に決定される。
【0065】
また、内蔵キャラクタ#2が選択され、通常時であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D16」、偶数であれば「D20」にそれぞれ決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D16」、偶数であれば「D20」にそれぞれ決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D16」、偶数であれば「D20」にそれぞれ決定される。
【0066】
内蔵キャラクタ#2が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D24」に決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D24」に決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D24」に決定される。
【0067】
さらに、ダウンロードキャラクタが選択されていれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−D」に決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−D」に決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−D」に決定される。
【0068】
上述したキャラクタ及びメッセージは、図8に示すように、電話発信後及び電話着信後に表示画面161のメッセージ表示エリア162及び画像表示エリア163に表示される。図8において、メッセージとしては、キャラクタとともに、「電話あったよ」、「メール来ているよ」の2つのメッセージのいずれかが表示される。「不在着信あり」、「新着メールあり」の両方の場合には、両方のメッセージを同時に表示する。
【0069】
この場合、メッセージとしてはキャラクタの種別(「標準」、「男性」、「女性」等に応じた種別の違い等)に応じて語尾変化させたり、あるいは方言を用いたり、メッセージ内容を変えたりすることが可能となっている。
【0070】
キャラクタ演出手段121は筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタ演出を行うが、携帯電話機開時の時刻(分)によってそのキャラクタ表示における表示条件が異なる。この場合には、図9に示すように、日時「4月11日 12:34」、メッセージ「お待ちしておりました」、キャラクタが表示される。但し、キャラクタは携帯電話機開時に毎回表示するのではなく、表示しない時間帯も存在する。この表示に関しては分の10の位及び1の位でランダム性を持たしている。
【0071】
上述した各キャラクタ表示時の優先順位は、「不在着信、新着メールがあった時」>「上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化した時」>「通常の開閉時」となり、その優先順位に基づいてキャラクタのアニメーションが行われる。但し、オート表示や優先コール設定時には、上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化した時のキャラクタ演出を行わない。
【0072】
キャラクタ演出手段121はスケジュール機能で記念日設定に該当する日の場合、特定のキャラクタを表示し、ダウンロード指定されていても、記念日には特定の内蔵キャラクタを表示する。
【0073】
また、キャラクタ演出手段121はサウンドモード設定中でもキャラクタ演出を行う。これは5秒間の表示であるためである。キャラクタ演出手段121はバイリンガルモード時に、英語ワーディングのメッセージを表示する。上述したメッセージはブラウザでもキャラクタ演出が行われるので、情報を通知する必要があるために表示される。
【0074】
図13〜図15は図1のキャラクタ演出手段121による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。これら図1〜図15を参照してキャラクタ演出手段121によるキャラクタ演出について説明する。尚、図13〜図15に示す処理は制御部12が記録媒体20のプログラムを実行することで実現される。
【0075】
キャラクタ演出手段121は発信処理や着信処理が行われたこと、不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に筐体開閉検知機構19にて上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されたこと、通常時に筐体開閉検知機構19にて上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されたこと等が制御部12で検出された時に起動され、下記の演出キャラクタ表示判定処理を実行する。
【0076】
キャラクタ演出手段121は演出キャラクタ表示判定を行う際に、キャラクタ選択の判定を行い(図13ステップS1)、スタンダードが選択されれば、キャラクタ演出表示を無効とする(図13ステップS3)。
【0077】
また、キャラクタ演出手段121はキャラクタが選択されれば、画面表示設定でのキャラクタ演出の判定を行い(図13ステップS2)、OFF設定であれば、キャラクタ演出表示を無効とする(図13ステップS3)。
【0078】
キャラクタ演出手段121は画面表示設定でのキャラクタ演出が内蔵キャラクタであれば、「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」か否かを判定する(図13ステップS4)。
【0079】
キャラクタ演出手段121は「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」でなければ、キャラクタ選択の判定でキャラクタ#1が選択されていれば(図13ステップS5)、キャラクタ演出表示を有効とし(図13ステップS6)、キャラクタ演出画像を通常用キャラクタ#1とし(図13ステップS7)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#1用メッセージとする(図13ステップS8)。
【0080】
キャラクタ演出手段121はキャラクタ選択の判定でキャラクタ#2が選択されていれば(図13ステップS5)、キャラクタ演出表示を有効とし(図13ステップS9)、キャラクタ演出画像を通常用キャラクタ#2とし(図13ステップS10)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#2用メッセージとする(図13ステップS11)。
【0081】
キャラクタ演出手段121は画面表示設定でのキャラクタ演出がオリジナルイメージ[DL(ダウンロード)キャラ]であれば、「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」か否かを判定する(図14ステップS12)。
【0082】
キャラクタ演出手段121は「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」でなければ、キャラクタ演出表示を有効とし(図14ステップS13)、キャラクタ演出画像をダウンロードキャラクタとする(図14ステップS14)。
【0083】
続いて、キャラクタ演出手段121は画面表示設定でのキャラクタ演出オリジナルイメージ用メッセージの判定を行い(図14ステップS15)、パターン#1であれば、キャラクタ演出メッセージをダウンロードキャラクタ用パターン#1とし(図14ステップS16)、パターン#2であれば、キャラクタ演出メッセージをダウンロードキャラクタ用パターン#2とし(図14ステップS17)、パターン#3であれば、キャラクタ演出メッセージをダウンロードキャラクタ用パターン#3とする(図14ステップS18)。
【0084】
キャラクタ演出手段121は上記のステップS4,S12において、「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」であれば、キャラクタ選択の判定でキャラクタ#1と判定されると(図15ステップS19)、キャラクタ演出表示を有効とし(図15ステップS20)、キャラクタ演出画像を記念日用キャラクタ#1とし(図15ステップS21)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#1用メッセージとする(図13ステップS8)。
【0085】
キャラクタ演出手段121はキャラクタ選択の判定でキャラクタ#2と判定されると(図15ステップS19)、キャラクタ演出表示を有効とし(図15ステップS22)、キャラクタ演出画像を記念日用キャラクタ#2とし(図15ステップS23)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#2用メッセージとする(図13ステップS11)。
【0086】
このように、本実施例では、キャラクタ演出手段121が発信履歴内に存在する同一番号の数(宛先毎の発信履歴内における発信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、発信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決めることによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0087】
また、本実施例では、キャラクタ演出手段121が着信履歴内に存在する同一番号の数(発信元毎の着信履歴内における着信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、着信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決めることによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0088】
さらに、本実施例では、キャラクタ演出手段121が不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に、筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタを表示し、移動機開時の時刻(分)(奇数または偶数)にてキャラクタの2パターンの何れかに決めることによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0089】
さらにまた、本実施例では、キャラクタ演出手段121が筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタ演出を行うが、携帯電話機開時の時刻(分)によってそのキャラクタ表示における表示条件を可変することによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0090】
尚、本実施例では折り畳み型携帯電話機1について述べたが、上側筐体と下側筐体とが一体化された携帯電話機、あるいは左右に開閉される折り畳み型携帯電話機等にも適用可能である。また、本実施例では履歴情報と発生時刻との組合わせてキャラクタの決定を行う方法について述べたが、履歴情報のみを基にキャラクタの決定を行っても、発生時刻のみを基にキャラクタの決定を行ってもよく、これに限定されない。
【0091】
図16〜図18は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図16〜図18においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0092】
図16〜図18において、時刻(分)「00」の場合には組合せ番号が「00」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#1」となる。「メッセージ#1」は「早く届くといいね!」が日本語メッセージとして、「Hope the mail will be delivered soon!」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0093】
時刻(分)「01」の場合には組合せ番号が「01」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#2」となる。「メッセージ#2」は「僕もいっぱいお手紙書くんだ!」が日本語メッセージとして、「I’ll write a lot!」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0094】
時刻(分)「02」の場合には組合せ番号が「02」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#3」となる。「メッセージ#3」は「お手紙送ったよ!たのしみだね!」が日本語メッセージとして、「Oh!Can’t wait for the reply!」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0095】
時刻(分)「03」の場合には組合せ番号が「03」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#4」となる。「メッセージ#4」は「ふふふ、誰に送ったの?」が日本語メッセージとして、「Who did you mail to?」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0096】
時刻(分)「04」の場合には組合せ番号が「04」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#5」となる。「メッセージ#5」は「ねえ、どんなこと書いたの?」が日本語メッセージとして、「Oh…what did you write in the mail?」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0097】
時刻(分)「05」の場合には組合せ番号が「05」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#6」となる。「メッセージ#6」は「やあ!ちゃんと送ったよ」が日本語メッセージとして、「I’ve delivered just fine」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0098】
時刻(分)「06」の場合には組合せ番号が「06」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#7」となる。「メッセージ#7」は「うふふふふ、僕もお手紙書こうかな」が日本語メッセージとして、「Hmm…how about writing mail」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0099】
時刻(分)「07」の場合には組合せ番号が「07」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#8」となる。「メッセージ#8」は「お手紙ってたのしいね!」が日本語メッセージとして、「I like writing to my friends」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0100】
時刻(分)「08」の場合には組合せ番号が「08」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#9」となる。「メッセージ#9」は「届いたら喜ぶかなあ?」が日本語メッセージとして、「It’s fun exchanging mails」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0101】
時刻(分)「09」の場合には組合せ番号が「09」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#10」となる。「メッセージ#10」は「僕もお手紙もらいたいなあ」が日本語メッセージとして、「I hope some one will write to me」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0102】
時刻(分)「10」〜「19」の場合には画像のタイプが「キャラ画像A5」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「20」〜「29」の場合には画像のタイプが「キャラ画像B2」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「30」〜「39」の場合には画像のタイプが「キャラ画像B6」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様である。
【0103】
同様に、時刻(分)「40」〜「49」の場合には画像のタイプが「キャラ画像C3」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「50」〜「59」の場合には画像のタイプが「キャラ画像C7」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様である。
【0104】
図19〜図21は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図19〜図21においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0105】
図19〜図21において、時刻(分)「00」の場合には組合せ番号が「00」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。「メッセージ#11」は「あれっ、どうしたんだろう?」が日本語メッセージとして、「Oh dear,what could have gone wrong?」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0106】
時刻(分)「01」の場合には組合せ番号が「01」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#12」となる。「メッセージ#12」は「おや、うまく送れなかったよ」が日本語メッセージとして、「Hm?Something’s wrong」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0107】
時刻(分)「02」の場合には組合せ番号が「02」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#13」となる。「メッセージ#13」は「おかしいな?送れなかったみたいだよ」が日本語メッセージとして、「Hmm… that’s strange」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0108】
時刻(分)「03」の場合には組合せ番号が「03」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。時刻(分)「04」の場合には組合せ番号が「04」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#12」となる。時刻(分)「05」の場合には組合せ番号が「05」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#13」となる。
【0109】
時刻(分)「06」の場合には組合せ番号が「06」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。時刻(分)「07」の場合には組合せ番号が「07」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#12」となる。時刻(分)「08」の場合には組合せ番号が「08」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#13」となる。時刻(分)「09」の場合には組合せ番号が「09」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。
【0110】
時刻(分)「10」〜「19」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D8」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様であり、時刻(分)「20」〜「29」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D4」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様であり、時刻(分)「30」〜「39」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D8」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様である。
【0111】
同様に、時刻(分)「40」〜「49」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D4」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様であり、時刻(分)「50」〜「59」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D8」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様である。
【0112】
図22〜図24は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図22〜図24においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0113】
図22〜図24において、時刻(分)「00」〜「09」の場合には画像のタイプが「キャラ画像A9」になる以外は、上述した図16の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「10」〜「19」の場合には画像のタイプが「キャラ画像B10」になる以外は、図16の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「20」〜「29」の場合には画像のタイプが「キャラ画像C11」になる以外は、図16の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様である。
【0114】
時刻(分)「30」〜「39」の場合、時刻(分)「40」〜「49」の場合、時刻(分)「50」〜「59」の場合にはそれぞれ、上記の時刻(分)「00」〜「09」の場合、時刻(分)「10」〜「19」の場合、時刻(分)「20」〜「29」の場合と同様である。
【0115】
図25〜図27は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図25〜図27においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0116】
図25〜図27において、時刻(分)「00」〜「09」の場合、時刻(分)「10」〜「19」の場合、時刻(分)「20」〜「29」の場合、時刻(分)「30」〜「39」の場合、時刻(分)「40」〜「49」の場合、時刻(分)「50」〜「59」の場合にはそれぞれ、画像のタイプが「キャラ画像D12」になる以外は、上述した図19の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様である。
【0117】
尚、本発明の他の実施例による携帯電話機は、図1〜図3に示す本発明の一実施例による携帯電話機と同様の構成となっているので、これら図1〜図3と図16〜図27とを参照して本発明の他の実施例による携帯電話機の動作について説明する。
【0118】
キャラクタ演出手段121はメール送信終了後に、キャラクタを表示画面161の表示エリア163に表示する。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、メール送信時の時刻及びそのメール送信の成功失敗から判断する。
【0119】
キャラクタ演出手段121は通常時の場合、送信時刻(分)(偶数又は奇数)の10の位にて、2パターンの何れかに決定し、特定日の場合に専用のキャラクタを表示するようにする。また、キャラクタ演出手段121はメール送信の成功失敗の判断も行い、その判断結果にしたがって表示するキャラクタを決定する。
【0120】
キャラクタ演出手段121は送信時刻(分)の1の位にて、キャラクタと一緒に表示するメッセージを決定する。つまり、キャラクタ演出手段121は内蔵キャラクタ#1を選択し、通常時であれば、送信時刻(分)の10の位が奇数で送信成功ならば、キャラ画像A5,B6,C7の何れかを表示し、偶数で送信成功ならば、キャラ画像A1、B2、C3の何れかを表示する。メッセージは送信時刻(分)の1の位に該当するメッセージ#1〜#10を表示する。
【0121】
例えば、「12時34分」にメールを送信し、送信成功の場合には、図17に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像B6」を、メッセージとして「メッセージ#5」を表示する。ちなみに、失敗の場合には、図20に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像D8」を、メッセージとして「メッセージ#12」を表示する。
【0122】
また、特定日に送信していた場合には、成功時に、図23に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像A9」を、メッセージとして「メッセージ#5」を表示し、失敗時に、図26に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像D12」を、メッセージとして「メッセージ#12」を表示する。
【0123】
上記のように、本実施例では、各イベント毎にキャラクタを持っているのではなく、内蔵のキャラクタまたはダウンロードしたキャラクタを各イベント毎にランダムに使用するため、上述した電話の発着信や本体閉→開時だけでなく、メール関係についても、上記のキャラクタが使用可能となる。
【0124】
また、本実施例では、キャラクタの画像データ用に比べると、キャラクタと一緒に表示するメッセージのデータ量が少なくて済むので、メッセージを増やしてさらに複雑化しているように見せることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0125】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメモリの構成例を示す図である。
【図3】図1の表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図4】図1のキャラクタ演出手段に対する機能設定の構成を示す図である。
【図5】(a)は図2の内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域の記憶内容を示す図、(b)は内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域の記憶内容を示す図である。
【図6】図2のダウンロードキャラクタの記憶領域の記憶内容を示す図である。
【図7】図3の表示画面の表示例を示す図である。
【図8】図3の表示画面の表示例を示す図である。
【図9】図3の表示画面の表示例を示す図である。
【図10】(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段における「発信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図である。
【図11】(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段における「着信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図である。
【図12】(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段における「不在着信、新着メール」の場合のパターン振り分け条件を示す図である。
【図13】図1のキャラクタ演出手段による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。
【図14】図1のキャラクタ演出手段による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。
【図15】図1のキャラクタ演出手段による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図17】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図18】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図19】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図20】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図21】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図22】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図23】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図24】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図25】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図26】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図27】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【符号の説明】
【0126】
1 折り畳み型携帯電話機
11 アンテナ
12 制御部
13 メモリ
14 タイマ
15 キー操作部
16 表示部
17 無線部
18 信号処理部
19 筐体開閉検知機構
20 記録媒体
21 スピーカ
22 マイク
131 内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域
132 内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域
133 内蔵キャラクタ#2(通常用)の記憶領域
134 内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域
135 ダウンロードキャラクタの記憶領域
161 表示画面
162 メッセージをメッセージ表示エリア
163 画像表示エリア
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話機及びそれに用いるキャラクタ表示演出方法並びにそのプログラムに関し、特に携帯電話機の電源を入れた場合等のイベント画面におけるアニメーション表示に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話機においては、ウェイクアップ時(携帯電話機の電源を入れた時)、着信時、発信時、メール送信時、メール受信時、折り畳み型における上側筐体と下側筐体とを開状態とした時(待ち受け時)等に、上記の各状態毎に設定されたアニメーション表示を行わせることで、それらの状態を一目で把握しやすくするような視覚効果を図っているものがある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
この場合、アニメーション表示としては、著名なキャラクタのアニメーションが採用されたり、あるいはユーザに好印象を与えるようなキャラクタのアニメーションが採用される傾向にある。
【0004】
【非特許文献1】「待受画面を設定する」[NTTドコモ(R)、ムーバN211i取扱説明書、機能解説編、第139頁、2001年11月]
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来の携帯電話機では、ウェイクアップ時、着信時、発信時、メール送信時、メール受信時等の各状態毎にアニメーション表示を設定することで、選択したキャラクタのアニメーションを表示させることが可能となっている。
【0006】
しかしながら、アニメーション表示を変更させる場合にはその都度、設定操作を行わなければならず、各機器毎に搭載されたメモリの容量の制約から、それ程多くのキャラクタを記憶させておくことができず、アニメーション表示が一旦設定されると、毎回、同一パターンのアニメーション表示が実行されることとなる。
【0007】
したがって、従来の携帯電話機では、毎回、異なるパターンのアニメーション表示を実行させようとしても、そのアニメーション表示を実行させる毎に設定操作を必要とし、数多くの種類のアニメーション表示の画像を記憶させるのに、多大なメモリの記憶領域を必要とする。
【0008】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる携帯電話機及びそれに用いるキャラクタ表示演出方法並びにそのプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明による携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を備えている。
【0010】
本発明による他の携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を備えている。
【0011】
本発明によるキャラクタ表示演出方法は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、自端末の各種イベントを検出するステップと、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップとを備えている。
【0012】
本発明による他のキャラクタ表示演出方法は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップを備えている。
【0013】
本発明によるキャラクタ表示演出方法のプログラムは、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、自端末の各種イベントを検出する処理と、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理とを実行させている。
【0014】
本発明による他のキャラクタ表示演出方法のプログラムは、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理を実行させている。
【0015】
すなわち、本発明の携帯電話機は、電話発信後の終話ボタン押下時、電話着信の際の終話ボタン押下時、不在着信や新着メールあり時、上側筐体と下側筐体とを閉状態から開状態にした時各々のイベント画面において、どのようなキャラクタを表示するかを、発信履歴、発信時の時刻、着信履歴、着信時の時刻、筐体開閉検知機構による上側筐体と下側筐体とが開状態となった時刻からそれぞれ判断し、決定したキャラクタを表示部の表示画面に表示するというキャラクタの演出を行っている。
【0016】
より具体的に説明すると、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、発信履歴内に存在する同一番号の数(宛先毎の発信履歴内における発信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、発信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0017】
また、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、着信履歴内に存在する同一番号の数(発信元毎の着信履歴内における着信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、着信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0018】
さらに、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に、筐体開閉検知機構によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことを検知すると、キャラクタを表示し、移動機開時の時刻(分)(奇数または偶数)にてキャラクタの2パターンの何れかに決める。
【0019】
さらにまた、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が筐体開閉検知機構によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことを検知すると、キャラクタ演出を行うが、携帯電話機開時の時刻(分)によってそのキャラクタ表示における表示条件を可変する。
【0020】
一方、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、メール送信時に、現在時刻と、メール送信の成功不成功とに応じて、キャラクタのアニメーション表示を可変する。この場合、本発明の携帯電話機では、キャラクタ演出手段が、自端末内に設定した特定日(任意に設定可能)に、専用のアニメーション表示を行わせる。
【0021】
これによって、本発明の携帯電話機では、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることが可能となる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機において、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに対応する履歴情報に応じてキャラクタのアニメーション表示を制御することによって、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができるという効果が得られる。
【0023】
本発明の他の携帯電話機は、予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機において、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じてキャラクタのアニメーション表示を制御することによって、メモリにおいて多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1において、折り畳み型携帯電話機1はアンテナ11と、制御部12と、メモリ13と、タイマ14と、キー操作部15と、表示部16と、無線部17と、信号処理部18と、筐体開閉検知機構19と、記録媒体20と、スピーカ21と、マイク22とから構成され、表示部16を搭載する上側筐体(図示せず)と、キー操作部15を搭載する下側筐体(図示せず)とをヒンジ等を用いて開閉自在に接続している。
【0025】
尚、本実施例では折り畳み型携帯電話機1について説明するが、上側筐体と下側筐体との開状態及び閉状態における処理動作を除いて、上側筐体と下側筐体とが一体化された携帯電話機にも適用可能である。
【0026】
アンテナ11は電波の送受信を行い、キー操作部15ではユーザが各種設定や暗証番号の操作、あるいは発着信の操作を行い、表示部16は各種設定や暗証番号の操作、あるいは発着信の操作を行う際の操作メニューを表示する。無線部17は無線関係の処理を行い、信号処理部18は受信信号や送信信号を処理する。スピーカ21は受信した音声を出力し、マイク22は音声を入力する。
【0027】
制御部12はメモリ13とタイマ14とキー操作部15と表示部16と無線部17と信号処理部18とにそれぞれ接続され、それら各部の制御を行う。また、制御部12は上述したウェイクアップ時(携帯電話機の電源を入れた時)、着信時、発信時、メール送信時、メール受信時、折り畳み型における上側筐体と下側筐体とを開状態とした時(待ち受け時)等においてアニメーション表示を行わせるキャラクタ演出手段121を備えている。
【0028】
キャラクタ演出手段121はキャラクタ演出機能がONに設定されている時、特定のイベント画面でキャラクタ及びコメント(メッセージ)を表示し、キャラクタ選択で選択されているキャラクタ[GIF(Graphic Interchamge Format)アニメーション]が表示部16の表示画面(図示せず)に登場するものとする。
【0029】
また、キャラクタ演出手段121はダウンロードされたGIFアニメーションも登場可能としている。さらに、キャラクタ演出手段121はキャラクタ選択で「スタンダード」が選択された場合に動作しないように設定されている。
【0030】
これら上側筐体と下側筐体との開閉動作は筐体開閉検知機構19によって検知される。筐体開閉検知機構19による開閉動作の検知は、例えば磁石を用いて上側筐体と下側筐体との開動作及び閉動作を検知する方法やマイクロスイッチのオン/オフで上側筐体と下側筐体との開動作及び閉動作を検知する方法等を使用して行われる。
【0031】
メモリ13は各種設定内容や暗証番号等を記憶している。タイマ14は制御部12によって起動されると、時間経過をカウントし始め、指定された時間が経過すると制御部12にタイムアップを通知する。記録媒体20は上記の各部の処理を実現するためのプログラム(コンピュータで実行可能なプログラム)を格納しており、制御部12は記録媒体20のプログラムを実行することで、上記の各部を制御する。
【0032】
図2は図1のメモリ13の構成例を示す図である。図2は折り畳み型携帯電話機1において内蔵キャラクタ#1,#2及びダウンロードキャラクタが表示可能な場合の構成を示しているが、内蔵キャラクタを3以上記憶する場合にも、その領域を確保することで、本実施例を適用することは可能である。
【0033】
図2において、メモリ13は内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131と、内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132と、内蔵キャラクタ#2(通常用)の記憶領域133と、内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域134と、ダウンロードキャラクタの記憶領域135とを含んで構成されている。
【0034】
図3は図1の表示部16の表示画面の一例を示す図である。図3において、表示部16の表示画面161には折り畳み型携帯電話機1の状態に応じたメッセージを表示するメッセージ表示エリア(2行分)162と、アニメーションする画像を表示する画像表示エリア163とが設けられている。
【0035】
図4は図1のキャラクタ演出手段121に対する機能設定の構成を示す図である。図4において、キャラクタ演出手段121に対する上述した機能のON/OFFの設定は「画面表示設定」にて行われる。
【0036】
画面表示設定には「待ち受け画面」、「ウェイクアップ」、・・・、「キャラクタ演出」等があり、キャラクタ演出手段121による機能の設定は「キャラクタ演出」で行われる。この「キャラクタ演出」における機能の設定項目は、「OFF」、「キャラクタ」、「ダウンロード」の3項目がある。この「ダウンロード」選択後、メッセージタイプの選択があり、この選択においては「標準」、「男性」、「女性」の中から選択される。
【0037】
図5(a)は図2の内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131の記憶内容を示す図であり、図5(b)は内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132の記憶内容を示す図である。
【0038】
図5(a)において、内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131には画像A「通常時、キャラクタ#1、パターン#1」(A1)と、画像B「通常時、キャラクタ#1、パターン#1」(B2)と、画像C「通常時、キャラクタ#1、パターン#1」(C3)と、画像D「アラート時、キャラクタ#1、パターン#1」(D4)と、画像A「通常時、キャラクタ#1、パターン#2」(A5)と、画像B「通常時、キャラクタ#1、パターン#2」(B6)と、画像C「通常時、キャラクタ#1、パターン#2」(C7)と、画像D「アラート時、キャラクタ#1、パターン#2」(D8)とが格納されている。尚、図示していないが、内蔵キャラクタ#2(通常用)の記憶領域133には内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131と同じタイプのデータが格納されている。
【0039】
図5(b)において、内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132には画像A「通常時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(A9)と、画像B「通常時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(B10)と、画像C「通常時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(C11)と、画像D「アラート時、キャラクタ#1、パターン#3(記念日限定)」(D12)とが格納されている。尚、図示していないが、内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域134には内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132と同じタイプのデータが格納されている。
【0040】
図6は図2のダウンロードキャラクタの記憶領域135の記憶内容を示す図である。図6において、ダウンロードキャラクタの記憶領域135には画像A「1コマ目」(DL−A)、画像B「2コマ目」(DL−B)、画像C「3コマ目」(DL−C)、画像D「4コマ目」(DL−D)等が格納されている。
【0041】
図7〜図9はそれぞれ図3の表示画面161の表示例を示す図であり、図10(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段121における「発信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図であり、図11(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段121における「着信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図であり、図12(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段121における「不在着信、新着メール」の場合のパターン振り分け条件を示す図である。これら図1〜図12を参照してキャラクタ演出手段121によるキャラクタ演出について説明する。
【0042】
キャラクタ演出手段121は内蔵キャラクタが選択されている場合、図5に示すように、キャラクタ#1用にパターン#1、パターン#2、パターン#3(記念日用)があり、さらにパターンの中には4タイプのキャラクタが用意されている。キャラクタ#2についても、キャラクタ#1と同様に、「3パターン×4タイプ」が用意されている。
【0043】
また、キャラクタ演出手段121は各場面毎にメッセージも表示するようになっており、これらを発着信履歴の件数や携帯電話機上の時刻(タイマ14の時刻)によって変化させて登場させている。
【0044】
キャラクタ演出手段121はダウンロードキャラクタが選択されている場合、ダウンロードしたGIFアニメーションを4分割して使用しており、発着信履歴の件数や携帯電話機上の時刻(タイマ14の時刻)によって変化させて登場させている。
【0045】
キャラクタ演出手段121は、(1)電話発信後の終話ボタン押下時、(2)電話着信の際の終話ボタン押下時、(3)不在着信や新着メールあり時、(4)上側筐体と下側筐体とを閉状態から開状態にした時各々のイベント画面でキャラクタの演出を行う。
【0046】
キャラクタ演出手段121はスケジュール機能で記念日設定に該当する日の場合、特定のキャラクタ[内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132及び内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域134に格納しているキャラクタ]を表示する。
【0047】
キャラクタ演出手段121はそれぞれ、資料の割当表(図10〜図12参照)にしたがったキャラクタ及びメッセージを表示する。このキャラクタ演出はエニーキー押下、5秒タイムアウトでぬけるものとする。
【0048】
キャラクタ演出手段121によってキャラクタが表示されている場合にはメニューボタンやデジットボタンが押下されても、メニュー画面等には移行しない。また、キャラクタ及びコメントは図3に示すような表示位置、つまりメッセージ表示エリア162及び画像表示エリア163に表示される。
【0049】
以下、上記の(1)〜(4)の各イベント画面でのキャラクタの演出各々の表示方法について説明する。以下の説明では各イベント画面でのキャラクタに、図5に示す内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域131及び内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域132に記憶された画像、図6に示すダウンロードキャラクタの記憶領域135に記憶された画像等を用いるものとする。
【0050】
キャラクタ演出手段121は電話発信後の終話ボタン押下時、待ち受け画面に戻る際に、キャラクタを表示画面161の画像表示エリア163に表示する。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、発信履歴、発信時の時刻から判断する。
【0051】
キャラクタ演出手段121は発信履歴内に存在する同一番号の数(宛先毎の発信履歴内における発信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、発信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0052】
すなわち、図10に示すように、内蔵キャラクタ#1が選択され、通常時であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「A1」、偶数であれば「A5」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「B2」、偶数であれば「B6」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「C3」、偶数であれば「C7」にそれぞれ決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0053】
内蔵キャラクタ#1が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「A9」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「B10」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「C11」に決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0054】
また、内蔵キャラクタ#2が選択され、通常時であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「A13」、偶数であれば「A17」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「B14」、偶数であれば「B18」にそれぞれ決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数であれば「C15」、偶数であれば「C19」にそれぞれ決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0055】
内蔵キャラクタ#2が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「A21」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「B22」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「C23」に決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0056】
さらに、ダウンロードキャラクタが選択されていれば、宛先毎の発信履歴内における発信件数が1〜2件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−A」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が3〜5件の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−B」に決定される。宛先毎の発信履歴内における発信件数が6件以上の場合には、発信時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−C」に決定される。上記の場合には、メッセージがいずれも対応する固定のメッセージとなる。
【0057】
キャラクタ演出手段121は電話着信後の終話ボタン押下時、待ち受け画面に戻る際に、キャラクタを表示画面161の画像表示エリア163に表示する。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、着信履歴、着信時の時刻から判断する。
【0058】
キャラクタ演出手段121は着信履歴内に存在する同一番号の数(発信元毎の着信履歴内における着信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、着信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決める。
【0059】
この電話着信後の終話ボタン押下時、待ち受け画面に戻る際に、表示画面161の画像表示エリア163に表示されるキャラクタは、図11に示すように、上記の電話発信後のキャラクタ(図10に示すキャラクタ)と同様である。
【0060】
上述したキャラクタ及びメッセージは、図7に示すように、電話発信後及び電話着信後に表示画面161のメッセージ表示エリア162及び画像表示エリア163に表示される。図7において、メッセージとしては、キャラクタとともに、「通話相手の名前又は電話番号」、「通話時間 △△分□□秒でした。」が表示される。この場合、メッセージとしてはキャラクタの種別(「標準」、「男性」、「女性」等に応じた種別の違い等)に応じて語尾変化させたり、あるいは方言を用いたりすることが可能となっている。また、非通知(非通知設定、通知不可、公衆電話)の場合には通話相手の情報を表示せず、通話時間のみを表示させる。
【0061】
尚、上述した電話発信後に待ち受け画面に戻る際、及び電話着信後に待ち受け画面に戻る際にはそれぞれ網側からの情報表示を優先とするため、メッセージ表示、度数表示時、理由表示等の表示を行う場合、キャラクタ演出を行わない。
【0062】
キャラクタ演出手段121は不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に、筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタを表示し、携帯電話機開時の時刻(分)(奇数または偶数)にてキャラクタの2パターンの何れかに決める。但し、キャラクタ演出手段121は上側筐体と下側筐体とが開状態で、不在着信または新着メールがあってもキャラクタを表示しない。
【0063】
すなわち、図12に示すように、内蔵キャラクタ#1が選択され、通常時であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D4」、偶数であれば「D8」にそれぞれ決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D4」、偶数であれば「D8」にそれぞれ決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D4」、偶数であれば「D8」にそれぞれ決定される。
【0064】
内蔵キャラクタ#1が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D12」に決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D12」に決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D12」に決定される。
【0065】
また、内蔵キャラクタ#2が選択され、通常時であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D16」、偶数であれば「D20」にそれぞれ決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D16」、偶数であれば「D20」にそれぞれ決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数であれば「D16」、偶数であれば「D20」にそれぞれ決定される。
【0066】
内蔵キャラクタ#2が選択され、スケジュール機能で記念日設定に該当する日であれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D24」に決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D24」に決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「D24」に決定される。
【0067】
さらに、ダウンロードキャラクタが選択されていれば、携帯電話機の状態が「不在着信あり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−D」に決定される。「新着メールあり」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−D」に決定される。「不在着信あり及び新着メールありの両方」の場合には携帯電話機開時の時刻(分)が奇数、偶数に関係なく、「DL−D」に決定される。
【0068】
上述したキャラクタ及びメッセージは、図8に示すように、電話発信後及び電話着信後に表示画面161のメッセージ表示エリア162及び画像表示エリア163に表示される。図8において、メッセージとしては、キャラクタとともに、「電話あったよ」、「メール来ているよ」の2つのメッセージのいずれかが表示される。「不在着信あり」、「新着メールあり」の両方の場合には、両方のメッセージを同時に表示する。
【0069】
この場合、メッセージとしてはキャラクタの種別(「標準」、「男性」、「女性」等に応じた種別の違い等)に応じて語尾変化させたり、あるいは方言を用いたり、メッセージ内容を変えたりすることが可能となっている。
【0070】
キャラクタ演出手段121は筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタ演出を行うが、携帯電話機開時の時刻(分)によってそのキャラクタ表示における表示条件が異なる。この場合には、図9に示すように、日時「4月11日 12:34」、メッセージ「お待ちしておりました」、キャラクタが表示される。但し、キャラクタは携帯電話機開時に毎回表示するのではなく、表示しない時間帯も存在する。この表示に関しては分の10の位及び1の位でランダム性を持たしている。
【0071】
上述した各キャラクタ表示時の優先順位は、「不在着信、新着メールがあった時」>「上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化した時」>「通常の開閉時」となり、その優先順位に基づいてキャラクタのアニメーションが行われる。但し、オート表示や優先コール設定時には、上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化した時のキャラクタ演出を行わない。
【0072】
キャラクタ演出手段121はスケジュール機能で記念日設定に該当する日の場合、特定のキャラクタを表示し、ダウンロード指定されていても、記念日には特定の内蔵キャラクタを表示する。
【0073】
また、キャラクタ演出手段121はサウンドモード設定中でもキャラクタ演出を行う。これは5秒間の表示であるためである。キャラクタ演出手段121はバイリンガルモード時に、英語ワーディングのメッセージを表示する。上述したメッセージはブラウザでもキャラクタ演出が行われるので、情報を通知する必要があるために表示される。
【0074】
図13〜図15は図1のキャラクタ演出手段121による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。これら図1〜図15を参照してキャラクタ演出手段121によるキャラクタ演出について説明する。尚、図13〜図15に示す処理は制御部12が記録媒体20のプログラムを実行することで実現される。
【0075】
キャラクタ演出手段121は発信処理や着信処理が行われたこと、不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に筐体開閉検知機構19にて上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されたこと、通常時に筐体開閉検知機構19にて上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されたこと等が制御部12で検出された時に起動され、下記の演出キャラクタ表示判定処理を実行する。
【0076】
キャラクタ演出手段121は演出キャラクタ表示判定を行う際に、キャラクタ選択の判定を行い(図13ステップS1)、スタンダードが選択されれば、キャラクタ演出表示を無効とする(図13ステップS3)。
【0077】
また、キャラクタ演出手段121はキャラクタが選択されれば、画面表示設定でのキャラクタ演出の判定を行い(図13ステップS2)、OFF設定であれば、キャラクタ演出表示を無効とする(図13ステップS3)。
【0078】
キャラクタ演出手段121は画面表示設定でのキャラクタ演出が内蔵キャラクタであれば、「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」か否かを判定する(図13ステップS4)。
【0079】
キャラクタ演出手段121は「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」でなければ、キャラクタ選択の判定でキャラクタ#1が選択されていれば(図13ステップS5)、キャラクタ演出表示を有効とし(図13ステップS6)、キャラクタ演出画像を通常用キャラクタ#1とし(図13ステップS7)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#1用メッセージとする(図13ステップS8)。
【0080】
キャラクタ演出手段121はキャラクタ選択の判定でキャラクタ#2が選択されていれば(図13ステップS5)、キャラクタ演出表示を有効とし(図13ステップS9)、キャラクタ演出画像を通常用キャラクタ#2とし(図13ステップS10)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#2用メッセージとする(図13ステップS11)。
【0081】
キャラクタ演出手段121は画面表示設定でのキャラクタ演出がオリジナルイメージ[DL(ダウンロード)キャラ]であれば、「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」か否かを判定する(図14ステップS12)。
【0082】
キャラクタ演出手段121は「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」でなければ、キャラクタ演出表示を有効とし(図14ステップS13)、キャラクタ演出画像をダウンロードキャラクタとする(図14ステップS14)。
【0083】
続いて、キャラクタ演出手段121は画面表示設定でのキャラクタ演出オリジナルイメージ用メッセージの判定を行い(図14ステップS15)、パターン#1であれば、キャラクタ演出メッセージをダウンロードキャラクタ用パターン#1とし(図14ステップS16)、パターン#2であれば、キャラクタ演出メッセージをダウンロードキャラクタ用パターン#2とし(図14ステップS17)、パターン#3であれば、キャラクタ演出メッセージをダウンロードキャラクタ用パターン#3とする(図14ステップS18)。
【0084】
キャラクタ演出手段121は上記のステップS4,S12において、「スケジュール機能における記念日設定=移動機の時計の日付」であれば、キャラクタ選択の判定でキャラクタ#1と判定されると(図15ステップS19)、キャラクタ演出表示を有効とし(図15ステップS20)、キャラクタ演出画像を記念日用キャラクタ#1とし(図15ステップS21)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#1用メッセージとする(図13ステップS8)。
【0085】
キャラクタ演出手段121はキャラクタ選択の判定でキャラクタ#2と判定されると(図15ステップS19)、キャラクタ演出表示を有効とし(図15ステップS22)、キャラクタ演出画像を記念日用キャラクタ#2とし(図15ステップS23)、キャラクタ演出メッセージをキャラクタ#2用メッセージとする(図13ステップS11)。
【0086】
このように、本実施例では、キャラクタ演出手段121が発信履歴内に存在する同一番号の数(宛先毎の発信履歴内における発信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、発信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決めることによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0087】
また、本実施例では、キャラクタ演出手段121が着信履歴内に存在する同一番号の数(発信元毎の着信履歴内における着信件数)にて登場キャラクタの3タイプの何れかに、着信時の時刻(分)(奇数または偶数)にて2パターンの何れかにそれぞれ決めることによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0088】
さらに、本実施例では、キャラクタ演出手段121が不在着信ありの場合及び新着メールありの場合に、筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタを表示し、移動機開時の時刻(分)(奇数または偶数)にてキャラクタの2パターンの何れかに決めることによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0089】
さらにまた、本実施例では、キャラクタ演出手段121が筐体開閉検知機構19によって上側筐体と下側筐体とが閉状態から開状態へ変化したことが検知されると、キャラクタ演出を行うが、携帯電話機開時の時刻(分)によってそのキャラクタ表示における表示条件を可変することによって、メモリ13において多大な記憶領域を占有することなくかつ設定操作を毎回行うことなく、アニメーション表示の表示パターン数を増大させることができる。
【0090】
尚、本実施例では折り畳み型携帯電話機1について述べたが、上側筐体と下側筐体とが一体化された携帯電話機、あるいは左右に開閉される折り畳み型携帯電話機等にも適用可能である。また、本実施例では履歴情報と発生時刻との組合わせてキャラクタの決定を行う方法について述べたが、履歴情報のみを基にキャラクタの決定を行っても、発生時刻のみを基にキャラクタの決定を行ってもよく、これに限定されない。
【0091】
図16〜図18は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図16〜図18においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0092】
図16〜図18において、時刻(分)「00」の場合には組合せ番号が「00」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#1」となる。「メッセージ#1」は「早く届くといいね!」が日本語メッセージとして、「Hope the mail will be delivered soon!」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0093】
時刻(分)「01」の場合には組合せ番号が「01」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#2」となる。「メッセージ#2」は「僕もいっぱいお手紙書くんだ!」が日本語メッセージとして、「I’ll write a lot!」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0094】
時刻(分)「02」の場合には組合せ番号が「02」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#3」となる。「メッセージ#3」は「お手紙送ったよ!たのしみだね!」が日本語メッセージとして、「Oh!Can’t wait for the reply!」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0095】
時刻(分)「03」の場合には組合せ番号が「03」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#4」となる。「メッセージ#4」は「ふふふ、誰に送ったの?」が日本語メッセージとして、「Who did you mail to?」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0096】
時刻(分)「04」の場合には組合せ番号が「04」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#5」となる。「メッセージ#5」は「ねえ、どんなこと書いたの?」が日本語メッセージとして、「Oh…what did you write in the mail?」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0097】
時刻(分)「05」の場合には組合せ番号が「05」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#6」となる。「メッセージ#6」は「やあ!ちゃんと送ったよ」が日本語メッセージとして、「I’ve delivered just fine」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0098】
時刻(分)「06」の場合には組合せ番号が「06」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#7」となる。「メッセージ#7」は「うふふふふ、僕もお手紙書こうかな」が日本語メッセージとして、「Hmm…how about writing mail」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0099】
時刻(分)「07」の場合には組合せ番号が「07」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#8」となる。「メッセージ#8」は「お手紙ってたのしいね!」が日本語メッセージとして、「I like writing to my friends」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0100】
時刻(分)「08」の場合には組合せ番号が「08」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#9」となる。「メッセージ#9」は「届いたら喜ぶかなあ?」が日本語メッセージとして、「It’s fun exchanging mails」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0101】
時刻(分)「09」の場合には組合せ番号が「09」、画像のタイプが「キャラ画像A1」、メッセージのタイプが「メッセージ#10」となる。「メッセージ#10」は「僕もお手紙もらいたいなあ」が日本語メッセージとして、「I hope some one will write to me」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0102】
時刻(分)「10」〜「19」の場合には画像のタイプが「キャラ画像A5」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「20」〜「29」の場合には画像のタイプが「キャラ画像B2」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「30」〜「39」の場合には画像のタイプが「キャラ画像B6」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様である。
【0103】
同様に、時刻(分)「40」〜「49」の場合には画像のタイプが「キャラ画像C3」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「50」〜「59」の場合には画像のタイプが「キャラ画像C7」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様である。
【0104】
図19〜図21は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図19〜図21においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0105】
図19〜図21において、時刻(分)「00」の場合には組合せ番号が「00」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。「メッセージ#11」は「あれっ、どうしたんだろう?」が日本語メッセージとして、「Oh dear,what could have gone wrong?」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0106】
時刻(分)「01」の場合には組合せ番号が「01」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#12」となる。「メッセージ#12」は「おや、うまく送れなかったよ」が日本語メッセージとして、「Hm?Something’s wrong」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0107】
時刻(分)「02」の場合には組合せ番号が「02」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#13」となる。「メッセージ#13」は「おかしいな?送れなかったみたいだよ」が日本語メッセージとして、「Hmm… that’s strange」が英語メッセージとして対応付けられている。
【0108】
時刻(分)「03」の場合には組合せ番号が「03」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。時刻(分)「04」の場合には組合せ番号が「04」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#12」となる。時刻(分)「05」の場合には組合せ番号が「05」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#13」となる。
【0109】
時刻(分)「06」の場合には組合せ番号が「06」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。時刻(分)「07」の場合には組合せ番号が「07」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#12」となる。時刻(分)「08」の場合には組合せ番号が「08」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#13」となる。時刻(分)「09」の場合には組合せ番号が「09」、画像のタイプが「キャラ画像D4」、メッセージのタイプが「メッセージ#11」となる。
【0110】
時刻(分)「10」〜「19」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D8」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様であり、時刻(分)「20」〜「29」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D4」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様であり、時刻(分)「30」〜「39」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D8」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様である。
【0111】
同様に、時刻(分)「40」〜「49」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D4」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様であり、時刻(分)「50」〜「59」の場合には画像のタイプが「キャラ画像D8」になる以外は、時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様である。
【0112】
図22〜図24は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図22〜図24においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0113】
図22〜図24において、時刻(分)「00」〜「09」の場合には画像のタイプが「キャラ画像A9」になる以外は、上述した図16の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「10」〜「19」の場合には画像のタイプが「キャラ画像B10」になる以外は、図16の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様であり、時刻(分)「20」〜「29」の場合には画像のタイプが「キャラ画像C11」になる以外は、図16の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#1〜#10と同様である。
【0114】
時刻(分)「30」〜「39」の場合、時刻(分)「40」〜「49」の場合、時刻(分)「50」〜「59」の場合にはそれぞれ、上記の時刻(分)「00」〜「09」の場合、時刻(分)「10」〜「19」の場合、時刻(分)「20」〜「29」の場合と同様である。
【0115】
図25〜図27は本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。図25〜図27においては、時刻(分)と、画像のタイプと、メッセージのタイプとの組合せ例を示している。
【0116】
図25〜図27において、時刻(分)「00」〜「09」の場合、時刻(分)「10」〜「19」の場合、時刻(分)「20」〜「29」の場合、時刻(分)「30」〜「39」の場合、時刻(分)「40」〜「49」の場合、時刻(分)「50」〜「59」の場合にはそれぞれ、画像のタイプが「キャラ画像D12」になる以外は、上述した図19の時刻(分)「00」〜「09」各々の場合のメッセージ#11〜#13と同様である。
【0117】
尚、本発明の他の実施例による携帯電話機は、図1〜図3に示す本発明の一実施例による携帯電話機と同様の構成となっているので、これら図1〜図3と図16〜図27とを参照して本発明の他の実施例による携帯電話機の動作について説明する。
【0118】
キャラクタ演出手段121はメール送信終了後に、キャラクタを表示画面161の表示エリア163に表示する。キャラクタ演出手段121はどのようなキャラクタを表示するかを、メール送信時の時刻及びそのメール送信の成功失敗から判断する。
【0119】
キャラクタ演出手段121は通常時の場合、送信時刻(分)(偶数又は奇数)の10の位にて、2パターンの何れかに決定し、特定日の場合に専用のキャラクタを表示するようにする。また、キャラクタ演出手段121はメール送信の成功失敗の判断も行い、その判断結果にしたがって表示するキャラクタを決定する。
【0120】
キャラクタ演出手段121は送信時刻(分)の1の位にて、キャラクタと一緒に表示するメッセージを決定する。つまり、キャラクタ演出手段121は内蔵キャラクタ#1を選択し、通常時であれば、送信時刻(分)の10の位が奇数で送信成功ならば、キャラ画像A5,B6,C7の何れかを表示し、偶数で送信成功ならば、キャラ画像A1、B2、C3の何れかを表示する。メッセージは送信時刻(分)の1の位に該当するメッセージ#1〜#10を表示する。
【0121】
例えば、「12時34分」にメールを送信し、送信成功の場合には、図17に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像B6」を、メッセージとして「メッセージ#5」を表示する。ちなみに、失敗の場合には、図20に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像D8」を、メッセージとして「メッセージ#12」を表示する。
【0122】
また、特定日に送信していた場合には、成功時に、図23に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像A9」を、メッセージとして「メッセージ#5」を表示し、失敗時に、図26に示す対応から、キャラクタとして「キャラ画像D12」を、メッセージとして「メッセージ#12」を表示する。
【0123】
上記のように、本実施例では、各イベント毎にキャラクタを持っているのではなく、内蔵のキャラクタまたはダウンロードしたキャラクタを各イベント毎にランダムに使用するため、上述した電話の発着信や本体閉→開時だけでなく、メール関係についても、上記のキャラクタが使用可能となる。
【0124】
また、本実施例では、キャラクタの画像データ用に比べると、キャラクタと一緒に表示するメッセージのデータ量が少なくて済むので、メッセージを増やしてさらに複雑化しているように見せることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0125】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメモリの構成例を示す図である。
【図3】図1の表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図4】図1のキャラクタ演出手段に対する機能設定の構成を示す図である。
【図5】(a)は図2の内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域の記憶内容を示す図、(b)は内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域の記憶内容を示す図である。
【図6】図2のダウンロードキャラクタの記憶領域の記憶内容を示す図である。
【図7】図3の表示画面の表示例を示す図である。
【図8】図3の表示画面の表示例を示す図である。
【図9】図3の表示画面の表示例を示す図である。
【図10】(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段における「発信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図である。
【図11】(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段における「着信→通話→終了時」のパターン振り分け条件を示す図である。
【図12】(a)〜(e)は図1のキャラクタ演出手段における「不在着信、新着メール」の場合のパターン振り分け条件を示す図である。
【図13】図1のキャラクタ演出手段による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。
【図14】図1のキャラクタ演出手段による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。
【図15】図1のキャラクタ演出手段による演出キャラクタ表示判定処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図17】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図18】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図19】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図20】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図21】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタの場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図22】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図23】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図24】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信成功したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図25】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図26】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【図27】本発明の他の実施例による内蔵キャラクタ特定日限定の場合に送信失敗したメール送信時の表示キャラクタ及びメッセージの組合せを示す図である。
【符号の説明】
【0126】
1 折り畳み型携帯電話機
11 アンテナ
12 制御部
13 メモリ
14 タイマ
15 キー操作部
16 表示部
17 無線部
18 信号処理部
19 筐体開閉検知機構
20 記録媒体
21 スピーカ
22 マイク
131 内蔵キャラクタ#1(通常用)の記憶領域
132 内蔵キャラクタ#1(記念日用)の記憶領域
133 内蔵キャラクタ#2(通常用)の記憶領域
134 内蔵キャラクタ#2(記念日用)の記憶領域
135 ダウンロードキャラクタの記憶領域
161 表示画面
162 メッセージをメッセージ表示エリア
163 画像表示エリア
【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【請求項2】
前記キャラクタ演出手段は、前記所定動作の発生時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【請求項3】
前記キャラクタ演出手段は、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機。
【請求項4】
キー操作部を含む第1の筐体と、前記第1の筐体に開閉自在に接続する第2の筐体と、前記第1及び第2の筐体の開閉状態を検知する検知手段とを含み、
前記キャラクタ演出手段は、前記検知手段による前記第1及び第2の筐体における開閉状態の変化の検知結果に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項5】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【請求項6】
前記キャラクタ演出手段は、前記メール送信の時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
【請求項7】
前記キャラクタ演出手段は、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項5または請求項6記載の携帯電話機。
【請求項8】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、自端末の各種イベントを検出するステップと、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップとを有することを特徴とするキャラクタ表示演出方法。
【請求項9】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、前記所定動作の発生時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項8記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項10】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項8または請求項9記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項11】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、キー操作部を含む第1の筐体と、前記第1の筐体に開閉自在に接続する第2の筐体とにおける開閉状態の変化の検知結果に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項12】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップを有することを特徴とするキャラクタ表示演出方法。
【請求項13】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、前記メール送信の時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項12記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項14】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項12または請求項13記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項15】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、自端末の各種イベントを検出する処理と、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理とを実行させるためのプログラム。
【請求項16】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理を実行させるためのプログラム。
【請求項1】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、自端末の各種イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【請求項2】
前記キャラクタ演出手段は、前記所定動作の発生時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【請求項3】
前記キャラクタ演出手段は、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機。
【請求項4】
キー操作部を含む第1の筐体と、前記第1の筐体に開閉自在に接続する第2の筐体と、前記第1及び第2の筐体の開閉状態を検知する検知手段とを含み、
前記キャラクタ演出手段は、前記検知手段による前記第1及び第2の筐体における開閉状態の変化の検知結果に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の携帯電話機。
【請求項5】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するキャラクタ演出手段を有することを特徴とする携帯電話機。
【請求項6】
前記キャラクタ演出手段は、前記メール送信の時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
【請求項7】
前記キャラクタ演出手段は、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項5または請求項6記載の携帯電話機。
【請求項8】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、自端末の各種イベントを検出するステップと、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップとを有することを特徴とするキャラクタ表示演出方法。
【請求項9】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、前記所定動作の発生時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項8記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項10】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項8または請求項9記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項11】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、キー操作部を含む第1の筐体と、前記第1の筐体に開閉自在に接続する第2の筐体とにおける開閉状態の変化の検知結果に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項12】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法であって、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップを有することを特徴とするキャラクタ表示演出方法。
【請求項13】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、前記メール送信の時刻が奇数の場合と偶数の場合とにおいて異なるパターンとなるように前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項12記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項14】
前記キャラクタのアニメーション表示を制御するステップは、スケジュール機能に予め設定された特定の日付情報に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御することを特徴とする請求項12または請求項13記載のキャラクタ表示演出方法。
【請求項15】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、自端末の各種イベントを検出する処理と、前記イベントが検出された時に当該イベントに関連する所定動作の発生時刻とに応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理とを実行させるためのプログラム。
【請求項16】
予め記憶された複数のキャラクタのいずれかをアニメーション表示可能な携帯電話機のキャラクタ表示演出方法のプログラムであって、コンピュータに、メール送信の時刻及び前記メール送信の成功不成功に応じて前記キャラクタのアニメーション表示を制御する処理を実行させるためのプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【公開番号】特開2006−222995(P2006−222995A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−118622(P2006−118622)
【出願日】平成18年4月24日(2006.4.24)
【分割の表示】特願2003−84033(P2003−84033)の分割
【原出願日】平成15年3月26日(2003.3.26)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年4月24日(2006.4.24)
【分割の表示】特願2003−84033(P2003−84033)の分割
【原出願日】平成15年3月26日(2003.3.26)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】
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