説明

携帯電話用の場所状態表示部

場所データ(114,116)を示して、携帯電話ディスプレイ104を介して携帯電話の現在場所を携帯電話ユーザに表示する方法である。場所情報はアイコンで表示され、定期的に更新される。場所情報を表示するため、携帯電話はその現在位置を決定する(312)。次に、携帯電話は携帯電話の現在位置から所定の距離(314)以内の場所を調べる(316)。次に携帯電話は、携帯電話の現在位置に最も近い場所/場所アイコンの対を選択する(318,320)。次に、この場所アイコンを携帯電話ディスプレイ上に表示する(322)。次に、携帯電話は携帯電話の現在位置の再決定を行う(312)前に所定の期間待ち(328)、そして探索/表示のプロセスを繰り返す。所定の待ち期間と現在位置からの所定の距離とは共にユーザが定義するパラメータであって、ユーザはこれらを随意に変更することができる。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
今日の携帯電話はユーザの経験を強化するよう設計された高度のハードウエアおよびソフトウエアを含む。携帯電話に組み込まれる最新の機能の1つは場所決め技術である。移動体位置決め技術には、全地球測位システム(GPS)や、場所に依存するサービス用のセル・オブ・オリジン(COO)、高度観測時間差(Enhanced Observed Time Differential: E−OTD)、到着時刻(Time Of Arrival: TOA)などの非GPS位置決め技術などがあり、これによりユーザは自分の現在の場所を決定することができる。移動体位置決め情報は種々のアプリケーションに、特に9−1−1サービスに非常に有用である。
【0002】
また移動体位置決め技術は、現在位置情報を表示することによりユーザの携帯電話経験を高めるのに用いることができる。またこの情報は、例えば、ワイヤレス・ビレッジ(wireless village)グループ内の他の人と共用してよい。ワイヤレス・ビレッジは、グループとしてまとまって、グループ内の携帯電話に関する状態データを共用または交換することに同意した個人の緩い結合である。ワイヤレス・ビレッジは、登録した全てのグループ・メンバがアクセスできるようにキャリア・ネットワークで集中化される。
【発明の開示】
【0003】
本発明は、或る携帯電話の現在の概略の場所を表す場所データを、携帯電話ディスプレイを介して携帯電話ユーザに示す方法を記述する。場所情報はアイコンで表示され、定期的に更新される。更に、場所データは必要であれば他の携帯電話またはコンピュータ・ユーザと共用することができる。
場所情報を表示するには、携帯電話はその現在位置を決定できなければならない。これは、携帯電話内で全地球測位システム(GPS)、高度観測時間差(E−OTD)、到着時刻(TOA)、セル・オブ・オリジン(COO)システムを含む任意の方法で達成することができるが、これらに限定されるものではない。
【0004】
現在位置が決定されると、携帯電話はその携帯電話の現在位置から所定の距離以内の場所を調べる。携帯電話は内部および外部のデータベースを探索する。外部データベースは携帯電話ネットワーク上に常駐し、場所アイコンと場所アイコンの基礎的な座標とを含む。携帯電話はこのデータベースに無線データ接続を介してアクセスすることができる。内部データベースは携帯電話内に常駐し、ユーザが定義する場所アイコンと場所アイコン座標とを含む。
【0005】
場所の探索が終わると、携帯電話はその結果を比較して、その携帯電話の現在位置に最も近い場所/場所アイコンの対を選択する。次に、この場所アイコンを携帯電話ディスプレイ上に表示する。
次に、携帯電話はその携帯電話の現在位置の再決定を行う前に所定の期間待ち、そして探索/表示のプロセスを繰り返す。所定の待ち期間と現在位置からの所定の距離とは共にユーザが定義するパラメータであって、ユーザはこれらを随意に変更することができる。
【0006】
追加の機能として、表示されたアイコンを操作して現在位置までの近さを示すことができる。場所の見え方は、携帯電話の現在位置が場所アイコンの下に位置する場所に近い方がより暗く見え、携帯電話の現在位置が場所アイコンの下に位置する場所から遠い方がより明るく見えるようにしてよい。携帯電話がカラー・ディスプレイを備えている場合は、場所アイコンの見え方は、携帯電話の現在位置が場所アイコンの下に位置する場所に近い場合には第1の色に見え、携帯電話の現在位置が場所アイコンの下に位置する場所から遠い場合には第2の色に見えるようにしてよい。
【0007】
文字データをアイコンに添えることにより、場所アイコンに関するユーザの現在位置についてより多くの情報を与えることができる。距離や方向の測定値を含む場所アイコンに関する1次データを、場所アイコンと共に表示することができる。更に、実際の座標データや地図などを含む場所アイコンに関係する2次データを携帯電話上に表示することができる。2次データは場所アイコンを選択することによりアクセスすることができる。これは1次表示データを2次表示データで置き換えることになる。ユーザは2次データを見た後で、1次表示データに容易に切り替えることができる。
【0008】
別の機能は、例えば、ワイヤレス・ビレッジを想定したような場合において、ユーザがグループの一員である他のユーザとこの場所状態を共用できることである。このために、携帯電話は現在位置と場所アイコン・データとをネットワーク・サーバにアップロードして、他の携帯電話ユーザがアクセスできるようにする。携帯電話ネットワーク・サーバがインターネットに接続していれば、コンピュータ・ユーザも場所データにアクセスすることができる。
【実施例】
【0009】
図1は場所アイコンを示す代表的な携帯電話の前面である。携帯電話102は前面が示されている。表示領域104は、携帯電話102の種々の特性および機能に関する状態情報を携帯電話ユーザに与える。表示領域104の左上隅に、音声信号およびデータ信号用の二重信号強度表示部106を示す。信号強度表示部106は携帯電話102と最も近くの基地局との通信の良さをユーザに示す。表示領域104の右上隅は電池強度表示部108で、携帯電話の電池の残留電荷をユーザに示す。表示領域104の左下隅はディジタル・クロック110で、現在の時刻を示す。表示領域104の右下隅は今日の日付112を示す。
【0010】
表示領域104の中央部は場所アイコン114および場所アイコン記述116を示す。この例では場所アイコン114は飛行機で、これは空港を示す。場所アイコン記述116は特定の空港(この例ではRDU空港)を示す。
例示の目的で、種々の他の場所アイコンも示した。これらのアイコンおよび対応する場所記述は携帯電話内またはネットワーク上に記憶される。図1に示すアイコンは全てを含んだリストではない。別のアイコンを携帯電話またはネットワークに追加してよい。ここに示すアイコンは本発明の記述を助けるための単なる代表的な例である。
【0011】
図2は、携帯電話と携帯電話キャリア・ネットワークとの間の通信リンクを示すブロック図である。本発明の機能の1つは携帯電話場所データを「ワイヤレス・ビレッジ」配置内のグループの他のメンバと共用する能力である。ワイヤレス・ビレッジ・グループはPCバディー・リスト(buddy list)と同様である。携帯電話102は基地局210と音声およびデータの接続を確立することができる。基地局210は、ワイヤレス・ビレッジ・サーバ212を含むキャリア・ネットワークとリンクする。ワイヤレス・ビレッジ・サーバ212は携帯電話ユーザをグループにまとめてグループの活動を管理するデータを含む。更に、場所アイコンおよび場所アイコン記述214のデータベースはワイヤレス・ビレッジ・サーバ212からアクセスすることができる。データベース214は地理的な座標システムとリンクする場所アイコンおよび対応する記述を含む。各アイコンは自分の特有の地理的な場所を有する。
【0012】
更に、ワイヤレス・ビレッジ・サーバ212はインターネット216とリンクして、携帯電話だけでなくインターネットを介したアクセスをグループに提供する。ログイン手続きにより安全なアクセスを提供するので、グループ・メンバだけが他のグループ・メンバの場所データにアクセスすることができる。また、グループ・メンバは場所アイコンの機能を使用するまたは使用を見合わせる(opt in or out)ことを随意に選ぶことができる。使用するまたは使用を見合わせる機能は携帯電話ユーザが選択できる各携帯電話内の機能である。
【0013】
図3は場所アイコンを携帯電話上に表示する方法を記述する流れ図である。携帯電話の電源を入れると、ネットワーク・インフラストラクチャ内でワイヤレス・ビレッジ・サーバを介してリンクするグループの他のメンバがその場所データにアクセスできるようにしてよいかどうか、ユーザは携帯電話から指示される。これが使用する/使用を見合わせる機能である(310)。以後、ユーザは随意に使用しまたは使用を見合わせてもよい。この機能は、他の人がそのユーザの場所アイコン・データを見てよいかだけ影響するように設定することができる。希望する場合は、ユーザはグループの他のメンバとデータを共用せずに、常に自分の場所を見るようにしてよい。
【0014】
使用するか使用を見合わせるかを選択した後、携帯電話は位置チェックを行う(312)。すなわち、携帯電話はその内部の位置決定システムにアクセスし、これを用いて携帯電話の現在場所を表す一組の座標を得る。本発明では、携帯電話は、全地球測位システム(GPS)などの1つ以上の位置決めシステムや、場所に依存するサービス用のセル・オブ・オリジン(COO)、高度観測時間差(E−OTD)、到着時刻(TOA)などの非GPS場所技術を備えてよい。
【0015】
場所座標データは一時的に記憶される。場所データに大まかな較正プロセスを行う。これには、ユーザは有効範囲を選択する(314)必要がある。有効範囲は現在場所からの距離測定値である。この距離は場所データを制約するための電話からの範囲を表す。言い換えると、選択された有効範囲より遠い場所を表すアイコンは表示されない。有効範囲の設定はユーザが選択可能なデフォールト値(例えば150メートル(500フィート))を有する。ユーザは有効範囲を800メートル(1/2マイル)、1600メートル(1マイル)、または望ましい任意の他の距離に変更してもよい。有効範囲を管理することにより、ユーザは現在の環境に適応することができる。例えば、ユーザが田園地域にいる場合は、有効範囲を16000メートル(10マイル)に設定してもその範囲内に候補となる場所は多すぎることはないであろう。逆に、ユーザが都市地域にいる場合は、有効範囲を数百メートル(数百フィート)にして、範囲内に場所が多すぎることがないようにしてよい。
【0016】
有効範囲を選択する(314)と、携帯電話は有効範囲内の最も近い場所を探索する。携帯電話は内部データベース(318)および外部データベース(320)を調べてかかる場所を見つける。内部データベース(318)は、ユーザの家、オフィス、友人の家、親戚の家などのより個人的な場所を表す。外部データベース320はネットワーク上に常駐し、空港、陸上標識、街角、教会、学校、病院などの商業的場所を含む。
【0017】
探索により、有効範囲内で見つかる全ての場所が得られる。各場所を比較して、どれが携帯電話の現在の場所に最も近いかを判定し、最も近いものから最も遠いものまで、位置アイコンのリストを生成する。デフォールトでは、最も近い場所とその対応するアイコンを携帯電話のディスプレイ上に表示および/または更新する(322)。しかし、有効範囲内の異なる場所/アイコンをユーザが希望する場合は、かかる場所/アイコンを選択してよい。次に、ユーザは携帯電話に、現在の有効範囲内にいなくなるまでこの場所/アイコンの表示を続けるよう命じてよい。
【0018】
有効範囲内に場所が見つからない場合は、携帯電話はユーザに知らせて、新しい有効範囲を示すよう指示してよい。場所アイコンは場所の簡単な記述(「RDU空港」または「オルバニ小学校」など)も含んでよい。更に、この簡単な記述は「1.5m NW」(これは、場所アイコンがその携帯電話の現在の場所の北西1.5マイルにあることを示す)などの距離および方向データを含んでよい。
【0019】
アイコンが表す場所からその電話までの現在の距離についての視覚的な手掛かり(visual cue)も表示してよい。例えば、アイコンに陰をつけて、実際の場所がアイコンの場所座標に近いときは暗く見えるようにしてよい。逆に、実際の場所がアイコンの場所座標から遠いことを示すのにアイコンの色をいくぶんぼやかしてもよい。その陰はユーザが選択した有効範囲に比例してもよい。有効範囲が1600メートル(1マイル)の場合、現在場所がアイコン場所座標から400メートル(1/4マイル)以内のときはアイコンの陰を暗くしてよい。他方で、現在場所がアイコン場所座標から1200−1600メートル(3/4−1マイル)のときはアイコンの陰を明るくしてよい。携帯電話がカラー表示機能を有する場合は、アイコン場所座標への近さに基づいてアイコンの色を変えてよい。赤いアイコンは近いことを表し、青いアイコンは携帯電話が有効範囲の外側限界に近いことを示してよい。
【0020】
次のステップは使用するか使用を見合わせるかの選択をチェックすることである(324)。ユーザが「使用する」を選んだ場合はワイヤレス・ビレッジ・サーバがユーザの場所アイコンおよびデータで更新される(326)ので、他のグループ・メンバはユーザが現在どこにいるかを判定することができる。ユーザが「使用を見合わせる」を選んだ場合はユーザの場所データはワイヤレス・ビレッジ・サーバに提供されない。
【0021】
このプロセスの最後のステップは、再び現在位置をチェックする(312)前に或る期間待つ(328)ことである。この期間はユーザがデフォールトで設定してもよいし、ユーザが選択してもよい。移動中は、ユーザは自分が目的地にどれだけ近いかを知るために自分の場所をより頻繁に更新したいと思うであろう。待ち期間が終わると、制御は「位置をチェックする」プロセス(312)に戻る。
【0022】
アイコンが携帯電話上に表示されているときは、ユーザはいつでもアイコンを選択または強調表示して、その下に位置する場所に関する追加の情報を受信することができる。例えば、アイコンが学校の場合は、ユーザがこのアイコンを選択すると、正確な座標、ドライブの方向、またはその場所への地図などの情報を含む新しいスクリーンが現れる。この情報はそのデータベース内のアイコンに関連する。
【0023】
本発明のコンピュータ・プログラム要素はハードウエアで、および/またはソフトウエア(ファームウエア、常駐ソフトウエア、マイクロ・コードなど)で実現してよい。本発明はコンピュータ・プログラム製品の形をとってよく、これは命令実行システムによりまたはこれに関して用いるために媒体内に実現される、コンピュータが読み取り可能なプログラム命令または「コード」または「コンピュータ・プログラム」を有するコンピュータが使用可能なまたはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体により実現してよい。この文書の文脈では、コンピュータが使用可能なまたはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、命令実行システム、機器、または装置によりまたはこれに関して用いるためのプログラムを、含み、記憶し、通信し、伝播し、または転送することができる任意の媒体でよい。コンピュータが使用可能なまたはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、半導体のシステム、機器、装置、またはインターネットなどの伝播媒体でよいが、これらに限定されるものではない。コンピュータが使用可能なまたはコンピュータが読み取り可能な媒体は、プログラムが印刷されている紙または他の適当な媒体でもよい。なぜなら、プログラムは、例えば、紙または他の媒体を光でスキャニングすることにより電子的に捕捉され、次に適当な方法でコンパイルされ、解釈され、またはその他の処理をされるからである。ここに記述したコンピュータ・プログラム製品および任意のソフトウエアおよびハードウエアは、例示の実施の形態において本発明の機能を実行するための種々の手段を形成する。
【0024】
本発明の特定の実施の形態について開示した。当業者が容易に認識するように、本発明は他の環境で他のアプリケーションを有してよい。実際のところ、多くの実施の形態および実現が可能である。クレームは本発明の範囲を上に記述した特定の実施の形態に限定するものではない。更に、全ての「のための手段」という用語は要素またはクレームを手段プラス機能(means−plus−function)と読むことを意味し、また「のための手段」という用語を特に用いない要素は全て、クレームが「手段」という語を他の意味で含んでも、手段プラス機能要素とは読まないものとする。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】場所アイコンを示す代表的な携帯電話の前面である。
【図2】携帯電話と携帯電話キャリア・ネットワークとの間の通信リンクを示すブロック図である。
【図3】場所アイコンを携帯電話上に表示する方法を記述する流れ図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
場所データ(114)を示して携帯電話の現在の概略の場所を表示する方法であって、
前記携帯電話の現在位置を決定し(312)、
前記携帯電話の現在位置から所定の距離(314)以内の場所を調べ(316)、
前記携帯電話の現在位置から前記所定の距離以内の場所を表す場所アイコンを表示する(322)、
ことを含む場所データを示す方法。
【請求項2】
前記携帯電話の現在位置を再度決定する(312)前に所定の期間待つ(328)ことを更に含む、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項3】
前記所定の期間を入力するようユーザに指示することを更に含む、請求項2記載の場所データを示す方法。
【請求項4】
前記携帯電話の現在位置からの前記所定の距離を入力するようユーザに指示することを更に含む、請求項3記載の場所データを示す方法。
【請求項5】
前記携帯電話の現在位置と前記場所アイコン114の基礎の位置との間の距離を決定することを更に含む、請求項4記載の場所データを示す方法。
【請求項6】
前記携帯電話の現在位置と前記場所アイコン(114)の基礎の位置との間の距離に基づいて前記場所アイコン(114)の見え方を変えて、場所アイコン(114)が、前記携帯電話の現在位置が場所アイコン(114)の基礎の位置に近い方がより暗く見え、前記携帯電話の現在位置が場所アイコン(114)の基礎の位置から遠い方がより明るく見えるようにすることを更に含む、請求項5記載の場所データを示す方法。
【請求項7】
前記携帯電話の現在位置と前記場所アイコン(114)の基礎の位置との間の距離に基づいて前記場所アイコン(114)の見え方を変えて、場所アイコン(114)が、前記携帯電話の現在位置が場所アイコン(114)の基礎の位置に近いときは第1の色に見え、前記携帯電話の現在位置が場所アイコン(114)の基礎の位置から遠いときは第2の色に見えるようにすることを更に含む、請求項5記載の場所データを示す方法。
【請求項8】
距離および方向の測定値を含む場所アイコン(114)に関する1次データ(116)を表示し、前記1次データは場所アイコン(114)と共に表示されることを更に含む、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項9】
前記携帯電話上に表示される場所アイコン(114)に関する2次データにアクセスして表示し、場所アイコン(114)に関する前記2次データは座標データを含み、また場所アイコン(114)を選択することによりアクセスされることを更に含む、請求項8記載の場所データを示す方法。
【請求項10】
前記携帯電話の現在位置を決定する(312)のに前記携帯電話内の全地球測位システム(GPS)システムを用いる、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項11】
前記携帯電話の現在位置を決定する(312)のに前記携帯電話内の高度観測時間差(E−OTD)システムを用いる、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項12】
前記携帯電話の現在位置を決定する(312)のに前記携帯電話内の到着時刻(TOA)システムを用いる、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項13】
前記携帯電話の現在位置を決定する(312)のに前記携帯電話内のセル・オブ・オリジン(COO)システムを用いる、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項14】
他の携帯電話ユーザがアクセスできるように場所アイコン(114)をネットワーク・サーバに提供することを更に含む、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項15】
場所アイコンと前記場所アイコンの基礎の座標とは前記ネットワーク上に常駐する外部場所アイコン・データベース内に記憶され、前記外部場所アイコン・データベースは前記携帯電話からアクセス可能であって、商業的に供給される場所アイコンと場所アイコン座標(320)とを含む、請求項1記載の場所データを示す方法。
【請求項16】
場所アイコンと前記場所アイコンの基礎の座標とが前記携帯電話内に常駐する内部場所アイコン・データベース内に記憶され、前記内部場所アイコン・データベースはユーザが定義する場所アイコンと場所アイコン座標(318)とを含む、請求項1記載の場所データを示す方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2007−514386(P2007−514386A)
【公表日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−545320(P2006−545320)
【出願日】平成16年7月27日(2004.7.27)
【国際出願番号】PCT/US2004/024120
【国際公開番号】WO2005/062590
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(502087507)ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー (823)
【Fターム(参考)】