説明

撮像装置、及び、プログラム

【課題】光学的なフィルタが実装されるケースであっても、色再現性の高い撮像画像を得るようにする。
【解決手段】撮像装置1は、ROM9にゲイン補正テーブルメモリ91、個体差補正データメモリ92、光源判定プログラムメモリ93、及び、その他プログラムメモリ94を備える。ゲイン補正テーブルメモリ91は、ズーム値や絞り値に対応させてR成分、及び、B成分に与える補正パラメータを格納し、個体差補正データメモリ92は、基準となる撮像装置と同じ色再現や画質にするため、撮像部5にある撮像素子の個体毎の分光感度特性に応じてR成分、B成分を乗算して調整するための調整値を格納する。そして光源判定時、WBゲイン補正時において、ライブビューモードかキャプチャーモードか、NDフィルタONか、NDフィルタOFFかにより個体差調整値を読み出して光源判定データを修正したり、WBゲイン補正値の取得する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、及び、プログラムに関し、詳細には、撮像される画像における色補正を行う技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、撮像素子の個体毎に存在する分光特性を考慮して色補正を行う技術が知られている。例えば、撮像素子の分光感度特性データを予め記憶するとともに、高域成分を除去するための複数種のLPFを色差信号Cr、Cbに対して備え、分光感度特性データに対応したLPFを読み出して、色差信号Cr、Cbを補正する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
尚、上記の技術には、光学レンズのズーム位置、絞り値、及び、焦点距離等によっても分光感度特性が変わることがあるので、これに対応して補正することも記述されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−043312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の如く、従来より、撮像素子の分光感度特性、更には、光学レンズのズーム位置、及び、絞り値を考慮し、色差信号Cr、Cbを調整する技術が存在する。
しかしながら、近年の撮像装置においては、撮像素子に結像されるまでの光軸上に、減光特性を有するもの等、様々な光学特性を有するフィルタを選択的に実装するケースが考えられ、そのようなケースにおいては、フィルタに応じて色差信号Cr、Cbを補正しなおさなければならないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、光学的なフィルタが実装されるケースであっても、色再現性の高い撮像画像を得るようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、撮像手段と、光学的なフィルタ手段と、このフィルタ手段を前記撮像手段の撮像面に設置された第1の状態と、撮像面を避ける位置に設置する第2の状態とを選択する選択手段と、前記撮像手段の分光感度特性に合わせて、前記第1の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値と前記第2の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値とを記憶する記憶手段と、前記選択手段により前記第1の状態が選択されると前記記憶手段から対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する一方、前記第2の状態が選択されると、前記記憶手段から対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する補正手段と、を備える。
【0007】
また、上記目的を達成するため、請求項2記載の発明は、光学的なフィルタ手段を備えた撮像装置が有するコンピュータを、前記フィルタ手段を前記撮像手段の撮像面に設置された第1の状態と、撮像面を避ける位置に設置する第2の状態のどちらかの選択を検出する選択検出手段、前記撮像手段の分光感度特性に合わせて、前記第1の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値と前記第2の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値とを記憶する記憶手段、この選択検出手段により前記第1の状態が選択されると、予め撮像素子の分光感度特性に合わせて前記第1の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値と前記第2の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値とを記憶するメモリから、対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する一方、前記第2の状態と判別すると、前記メモリから対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する補正手段、として機能させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光学的なフィルタが実装されるケースであっても、色再現性の高い撮像画像を得るようことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明を適用した撮像装置の回路構成を示す図である。
【図2】ROM9に格納されるデータメモリの内容を概念的に示す図である。
【図3】本実施形態における光源判定及びWB補正に関するフローチャートである。
【図4】変形例における光源判定及びWB補正に関するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を具体的に適用した実施形態について詳述する。
図1は、本発明を適用した撮像装置の回路構成を示すものである。同図において、撮像装置1は、装置全体を制御するCPU11を備えており、これを中心に、撮像部5、信号処理部6、画像格納部7、表示部8、ROM9、RAM10、画像処理部12、キー入力部13、レンズ駆動制御部31、及び、NDフィルタ切り換え部41が電気的に接続されている。
また撮像装置1は多段制御可能なズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ2、及び、レンズ2を介して撮像部5に入射される光を所定量減光させる機能を有するNDフィルタ4を備える。
レンズ駆動制御部21は、キー入力部13のズームキー132への操作、及び、シャッターキー133への半押し操作をCPU11が検出することにより、上記ズームレンズやフォーカスレンズの位置を移動させる。
【0011】
NDフィルタ切り換え部41は、キー入力部13への所定の操作、及び、絞り調節キー131への所定の操作をCPU11が検出することにより、NDフィルタ4を撮像部5の撮像面に配置する(NDフィルタON)、また、これとは逆に、NDフィルタ4を撮像部5の撮像面の正面から避ける位置に配置する(NDフィルタOFF)ことを切り換え制御する。
撮像部5はベイヤー配列で構成されるカラーフィルタ、CCDやCMOS等の撮像素子、及び、これを駆動させるドライバとを含む。ドライバはCPU11による制御により、画素毎に蓄えられた電荷をアナログデータで周期的に掃き出す。
【0012】
信号処理部6は、CPU11からの制御信号に従って撮像部5より掃き出されたアナログデータをデジタル化する。また信号処理部6は、デジタル化されたRGBの各色成分のうち、WB(ホワイトバランス)の調整に必要とされるR成分、B成分のゲインを後述の光源判定プログラムの処理結果に基づいて補正するゲイン補正部61を備える。
画像格納部7は画像処理部12にて例えばJPEG形式のフォーマットに圧縮符号化された画像データを格納するメモリである。
表示部8は、CPU11の制御にしたがって、後述のライブビューモードでは撮像部5にて撮像された画像を順次表示すると共に、再生モードでは画像格納部7に格納された画像データを復号して表示する。
ROM9はCPU11が読み出して実行可能なプログラム、及び、参照可能な上記R成分、B成分のゲイン補正パラメータを含む各種データを格納している。
【0013】
図2は、ROM9に格納されるデータメモリの内容を概念的に示す図である。
同図に示すように、ROM9は、ゲイン補正テーブルメモリ91、個体差補正データメモリ92、光源判定プログラムメモリ93、及び、その他プログラムメモリ94を格納する。
ゲイン補正テーブルメモリ91は、レンズ2におけるズームレンズの移動(ズーム値の変化)やフォーカスレンズの移動(絞り値の変化)に伴う光源判定誤りやゲイン調整誤りを回避するため、ズーム値や絞り値に対応させてR成分、及び、B成分に与える補正パラメータを格納している。
【0014】
パラメータの補正強度については、全体的にR成分B成分共にズーム値が望遠側に近づく程各成分が大きくなるように補正パラメータが格納されているが、B成分の方が大きく補正されるよう補正パラメータは調整されている。
また、絞り値についても全体的にR成分B成分共にズーム値が望遠側に近づく程各成分が大きくなるように補正パラメータが格納されているが、これに加え、絞り値が開放側に近づく程R成分を大きく、一方、絞る側に近づく程B成分を大きくするよう調整されている。
尚、これらの値は、撮像部5にある撮像素子の個体差の一つである分光感度特性によっても調整され、格納されている。
【0015】
個体差補正データメモリ92は、基準となる撮像装置と同じ色再現や画質にするため、撮像部5にある撮像素子の個体毎の分光感度特性に応じてR成分、B成分を乗算して調整するための調整値を格納する。
また、個体差補正データメモリ92に格納される調整値は、撮像装置1がライブビューモード時で動作しているのか、またはキャプチャーモード時(シャッターキー133全押し検出による記録動作)で動作しているかによっても異ならせている。
これは、ライブビューモード時とキャプチャーモード時とで撮像部5の動作が異なることに起因するものであり、より具体的には、電荷の掃き出し周期や画素加算処理の有無による影響を回避することが目的である。
【0016】
さらに、個体差補正データメモリ92に格納される調整値は、上述のNDフィルタON時か、またはNDフィルタOFF時かによっても異ならせている。
具体的は、NDフィルタON時とNDフィルタOFF時との両方において、色再現に係る撮像素子の個体差調整値と最終画質に係る基準機調整値とが用意されている。
そして、個体差調整値と基準機調整値とを用いて分光感度特性の個体差を吸収するようにする。
尚、ケースにもよるが、この個体差調整値はNDフィルタON時とNDフィルタOFF時とではNDフィルタOFF時の方の調整値を高く設定している。
【0017】
光源判定プログラムメモリ93は後述する光源判定処理をCPU11に実行させるためのプログラムを格納し、このプログラムは当該撮像装置1の動作時(撮像部5が動作している時)において読み出され、実行される
その他プログラムメモリ94は、当該撮像装置1の回路全体を制御する各種プログラムを格納する。
RAM10は、上記プログラムによる処理実行時、ワークメモリとして機能する。
画像処理部12は、キャプチャーモードにて撮り込まれた画像をJPEG形式の画像データに圧縮符号化処理し、また、画像格納部7に格納された画像データを伸長処理して表示部表示させる。
【0018】
キー入力部13は、ユーザによる操作を検出するためのキーデバイスを実装する。
特に本発明に係る構成として、絞り調節キー131、ズームキー132、及び、シャッターキー133を備える。
絞り調節キー131は主に合焦処理時において機能するキーである。ズームキー132はズームレンズを動作させる際に機能するキーである。シャッターキー133は半押し操作と全押し操作とを検出する機能を有し、ライブビューモード時において半押し操作を検出すると合焦処理を開始し、全押し操作を検出するとライブビューモードからキャプチャーモードにモードを切り替え、撮像された画像を記録する処理を行う。
【0019】
図3は当該撮像装置1が実行する光源判定及びWB補正に関するフローチャートである。
先ず、処理開始以降、CPU11はROM9の光源判定プログラムメモリ93に格納される光源判定プログラムをロードする(ステップS1)。そして、当該撮像装置1の撮像モードがライブビューモードであるか、キャプチャーモードであるかを判断する(ステップS2)。
CPU11が、撮像装置1の撮像モードがライブビューモードであると判断すると、次いで、NDフィルタONかNDフィルタOFFかを判断する(ステップS3)。
【0020】
CPU11が、NDフィルタONであると判断すると(ステップS3→Yes)、ROM9の個体差補正データメモリより、ライブビューモードで且つNDフィルタON時に読み出されるべきR成分とB成分の調整値を読み出す(ステップS4)。
その後、ユーザによるズームキー132の操作検出、絞り調節キー131の操作検出に基づいてズーム値、及び、絞り値を入力し(ステップS5)、ゲイン補正テーブル91より対応するR成分、B成分の補正パラメータを読み出し、このパラメータでR成分、及び、B成分を補正する(ステップS6)。
そしてこの補正された内容を色差信号Cr、Cbに変換し、予め用意されたCr、Cb座標空間に光源判定領域を複数種マッピングしたデータを照合して撮影環境における光源を判定し、判定された光源に対応するWB(ホワイトバランス)ゲイン補正値を取得する(ステップS7)。
【0021】
さらに、このWBゲイン補正値を、ライブビューモードで且つNDフィルタON時の調整値と、ズーム値、絞り値に応じた補正パラメータとで修正し(ステップS8)、この修正されたWB補正値をゲイン補正部61に出力する(ステップS9)。
一方、ステップS3において、CPU11が、NDフィルタOFFであると判断すると(ステップS3→NO)、ROM9の個体差補正データメモリより、ライブビューモードで且つNDフィルタOFF時に読み出されるべきR成分とB成分の調整値を読み出す(ステップS10)。
その後、ユーザによるズームキー132の操作検出、絞り調節キー131の操作検出に基づいてズーム値、及び、絞り値を入力し(ステップS11)、ゲイン補正テーブル91より対応するR成分、B成分の補正パラメータを読み出し、このパラメータでR成分、及び、B成分を補正する(ステップS12)。
【0022】
そしてこの補正された内容を色差信号Cr、Cbに変換し、予め用意されたCr、Cb座標空間に光源判定領域を複数種マッピングしたデータを照合して撮影環境における光源を判定し、判定された光源に対応するWB(ホワイトバランス)ゲイン補正値を取得する(ステップS13)。
さらに、このWBゲイン補正値を、ライブビューモードで且つNDフィルタOFF時の調整値と、ズーム値、絞り値に応じた補正パラメータとで修正し(ステップS14)、この修正されたWB補正値をゲイン補正部61に出力する(ステップS9)。
【0023】
また、ステップS2において、CPU11が、シャッターキー133の全押し操作を検出することにより、撮像装置1の撮像モードがキャプチャーモードであると判断すると、次いで、NDフィルタONかNDフィルタOFFかを判断する(ステップS15)。
そしてCPU11が、NDフィルタONであると判断すると(ステップS15→Yes)、ROM9の個体差補正データメモリより、キャプチャーモードで且つNDフィルタON時に読み出されるべきR成分とB成分の調整値を読み出す(ステップS16)。
その後、ズーム値、及び、絞り値を入力し(ステップS17)、ゲイン補正テーブル91より対応するR成分、B成分の補正パラメータを読み出し、このパラメータでR成分、及び、B成分を補正する(ステップS18)。
【0024】
そしてこの補正された内容を色差信号Cr、Cbに変換し、予め用意されたCr、Cb座標空間に光源判定領域を複数種マッピングしたデータを照合して撮影環境における光源を判定し、判定された光源に対応するWB(ホワイトバランス)ゲイン補正値を取得する(ステップS19)。
さらに、このWBゲイン補正値を、キャプチャーモードで且つNDフィルタON時の調整値と、ズーム値、絞り値に応じた補正パラメータとで修正し(ステップS20)、この修正されたWB補正値をゲイン補正部61に出力する(ステップS9)。
【0025】
さらにまた、ステップS15において、CPU11が、NDフィルタOFFであると判断すると(ステップS15→NO)、ROM9の個体差補正データメモリより、キャプチャーモードで且つNDフィルタOFF時に読み出されるべきR成分とB成分の調整値を読み出す(ステップS21)。
その後、ズーム値、及び、絞り値を入力し(ステップS22)、ゲイン補正テーブル91より対応するR成分、B成分の補正パラメータを読み出し、このパラメータでR成分、及び、B成分を補正する(ステップS23)。
【0026】
そしてこの補正された内容を色差信号Cr、Cbに変換し、予め用意されたCr、Cb座標空間に光源判定領域を複数種マッピングしたデータを照合して撮影環境における光源を判定し、判定された光源に対応するWB(ホワイトバランス)ゲイン補正値を取得する(ステップS24)。
さらに、このWBゲイン補正値を、キャプチャーモードで且つNDフィルタOFF時の調整値と、ズーム値、絞り値に応じた補正パラメータとで修正し(ステップS25)、この修正されたWB補正値をゲイン補正部61に出力する(ステップS9)。
【0027】
従って、本実施形態によれば、ND(減光)フィルタが撮像面の正面に実装されるケースであっても、色再現性の高い撮像画像を得るようことができる。
尚、NDフィルタが実装される撮像装置は、一般的にユーザ操作に基づいてNDフィルタON、NDフィルタOFFを切り換えるよりも、ズームが広角側に移動し絞り絞り値が小さくなることにより強制的にNDフィルタONに切り替える場合が多い。
したがって、図4に示すように、NDフィルタON、NDフィルタOFFの切り換え検出に代えて、絞り値が最小になっていることを契機として(ステップS33、及び、S34)、ライブビューモードでは、ステップS4とステップS10とを切り替え、キャプチャーモードでは、ステップS16とステップS21とを切り替えるようにしても良い。
【0028】
本実施形態においては、本発明を撮像装置に適用した場合を例示したが、これに限ることなく、コンピュータソフトウェアや、ネットワークサーバシステム等、様々なハードウェア、システム、ソフトウェアに適用可能である。
【符号の説明】
【0029】
1 撮像装置
4 NDフィルタ
5 撮像部
6 信号処理部
9 ROM
11 CPU
13 キー入力部
41 NDフィルタ切り換え部
61 ゲイン補正部
91 ゲイン補正テーブルメモリ
92 個体差補正データメモリ
93 光源判定プログラムメモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像手段と、
光学的なフィルタ手段と、
このフィルタ手段を前記撮像手段の撮像面に設置された第1の状態と、撮像面を避ける位置に設置する第2の状態とを選択する選択手段と、
前記撮像手段の分光感度特性に合わせて、前記第1の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値と前記第2の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値とを記憶する記憶手段と、
前記選択手段により前記第1の状態が選択されると前記記憶手段から対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する一方、前記第2の状態が選択されると、前記記憶手段から対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
光学的なフィルタ手段を備えた撮像装置が有するコンピュータを、
前記フィルタ手段を前記撮像手段の撮像面に設置された第1の状態と、撮像面を避ける位置に設置する第2の状態のどちらかの選択を検出する選択検出手段、
前記撮像手段の分光感度特性に合わせて、前記第1の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値と前記第2の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値とを記憶する記憶手段、
この選択検出手段により前記第1の状態が選択されると、予め撮像素子の分光感度特性に合わせて前記第1の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値と前記第2の状態にて撮像された画像信号の色差に係る補正値とを記憶するメモリから、対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する一方、前記第2の状態と判別すると、前記メモリから対応する補正値を読み出して撮像された画像信号を補正する補正手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−176781(P2011−176781A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−41146(P2010−41146)
【出願日】平成22年2月26日(2010.2.26)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】